JP2006219857A - 入退室管理方法及び入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は入退室管理方法及びシステムに関し、人の動作を必要とせずかつ認証精度の高い入退室の管理を行なうことができる入退室管理方法及び入退室管理システムを提供することを目的としている。
【解決手段】 人が通過する方向毎に個人ID情報及び持ち物に付されるICタグ情報を読み込む情報読込手段6と、該情報読込手段6で読み込んだ情報を記憶するデータベース8と、チェック時には、前記情報読込手段6から読み込んだ個人情報及びICタグ情報と、前記データベース8に記憶されている情報とを比較する比較手段7と、比較結果を表示する表示手段9とを具備して構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は入退室管理方法及び入退室管理システムに関する。更に詳しくは、持ち物にICタグを装着し、社外出勤時に持ち物のチェックを行ない、その情報を出勤先顧客に送付し、顧客においては、入門、入室時等の身元チェック時に送付された持ち物情報によって本人確認を行なうようにした入退室管理方法及び入退室管理システムに関する。
現在、入門時等の身元チェック時は、社内であればICカードを使用し、そこに含まれる情報による認証を行ない、社外の人であれば、受付の担当者が訪問先確認や身分証明書による確認を行なって認証している。
従来のこの種のシステムとしては、ICカードが鍵に一体に取り付けられており、人が鍵穴に当該鍵を挿入しようとする時に、鍵穴近傍に設けられた読み込み手段により、当該人のID情報を認識するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、ID情報のみならず、人の撮影情報を記憶しておいて、異常の際に前記記憶されている情報を検索できるようにしたシステムが知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2001−109922号公報(段落0011、図1) 特開2004−151934号公報(段落0008〜段落0011、図1)
前述した従来の技術では、所謂成りすましを防ぐことが困難であり、また、概して退出時のチェックが甘く、退出する人がどのような人かはあまりチェックされていない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、人の動作を必要とせずかつ認証精度の高い入退室の管理を行なうことができる入退室管理方法及び入退室管理システムを提供することを目的としている。
(1)請求項1記載の発明は、人が通過する方向毎に個人ID情報及び持ち物に付されるICタグ情報を読み込み、読み込んだ個人ID情報及び個人情報に対応するICタグ情報をデータベースに記憶しておき、チェック時には、個人ID情報とICタグ情報を読み込み、前記データベースに記憶されている情報とを比較し、比較結果を表示部に表示するようにしたことを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、人が通過する方向毎に個人ID情報及び持ち物に付されるICタグ情報を読み込む情報読込手段と、該情報読込手段で読み込んだ情報を記憶するデータベースと、チェック時には、前記情報読込手段から読み込んだ個人情報及びICタグ情報と、前記データベースに記憶されている情報とを比較する比較手段と、比較結果を表示する表示手段とを具備して構成されることを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、前記比較手段は、本人認証を行ない、比較の結果が一致しない時には、人の入室を拒否することを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、前記チェック時において読み込んだ個人ID情報とICタグ情報とを指定先に送信する手段を設けたことを特徴とする。
(5)請求項5記載の発明は、前記指定先においては、情報読込手段により個人ID情報とICタグ情報とを読み込み、読み込んだ情報と予め通知されている情報とを比較して、比較結果に応じて本人認証を行なうことを特徴とする。
(6)請求項6記載の発明は、前記比較において、予め指定された数だけの情報の一致があれば、本人認証とすることを特徴とする。
(7)請求項7記載の発明は、前記ICタグ毎にその重要度を設定し、チェック時に本人との対応が取れない携帯品であり、かつ他人が重要度を設定したものである場合には、その旨が分かるような表示を表示手段に対して行なうことを特徴とする。
(8)請求項8記載の発明は、持ち出し禁止等取り扱いに厳格さが要求される物に、その旨の情報を書き込んだICタグを貼り、本人認証と共にそのような物のタグ情報を受信した時には、所持資格のチェックを行ない、その結果を前記表示手段に表示することを特徴とする。
(1)請求項1記載の発明によれば、人が通過する方向毎に個人ID情報と持ち物に付されるICタグ情報を予め記憶しておき、チェック時に読み取った情報と記憶しておいた情報とを比較することにより、人の動作を必要とせずかつ認証精度の高い入退室の管理を行なうことができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、人が通過する方向毎に個人ID情報と持ち物に付されるICタグ情報を予め記憶しておき、チェック時に読み取った情報と記憶しておいた情報とを比較することにより、人の動作を必要とせずかつ認証精度の高い入退室の管理を行なうことができる。
(3)請求項3記載の発明によれば、前記比較の結果が一致しない時には、当該人の入室を拒否することにより、セキュリティを確保することができる。
(4)請求項4記載の発明によれば、前記チェック時において読み込んだ個人ID情報とICタグ情報とを指定先に送信することで、指定先において訪問者が訪れた場合に、正当な訪問者であるかどうかを判定する基準データとして用いることができる。
(5)請求項5記載の発明によれば、訪問者のID情報とICタグ情報を、予め送信しておいた基準のID情報とICタグ情報と比較することで、正当な本人であるかの本人認証を行なうことができる。
(6)請求項6記載の発明によれば、比較する情報の数が複数ある場合に、比較結果がその全部の比較数に満たない場合でも、予め指定された数だけの一致があれば、本人と認証することで、妥当な本人認証を行なうことができる。
(7)請求項7記載の発明によれば、ICタグ毎にその重要度を設定しておき、比較時に本人との対応がとれず、かつ他人が重要度を設定したものであれば、その旨が分かる表示を表示手段に表示することで、本人認証の可否を当該人に知らせることができる。
(8)請求項8記載の発明によれば、持出禁止等の取り扱いに厳格さが求められている物である場合に、その旨を表示手段に表示して注意を促すことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態例を示す構成図である。図において、1は人、2は人1が持つID情報を記憶したICカード、3は人1が持つ持ち物に貼り付けられたICタグである。該ICタグは1つとは限らず、通常は複数ある場合が多い。例えば、人が持つカバンや、携帯電話等に貼り付けられる。
4はドア、5は該ドア4を開閉するドア開閉部、6はICカード2及びICタグ3の内容を読み込む読込部、7は該読込部6で読み込んだ個人ID情報とICタグ情報とを入力して、入退室管理制御を行なう入退室管理システム、8は読込部6で読み込んだ情報を記憶する記憶部、9は入退室管理システム7から送られてくる情報を表示する表示手段としての表示部である。ドア4の右側が部屋である。このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
先ず、人1が部屋に入る場合の動作について説明する。人1はICカード2を持ち、かつ複数のICタグ3を持っているものとする。人1がドア4に近づくと、読込部6はICカード2から個人のID情報を、ICタグ3から持ち物のICタグ情報を読み込む。読込部6は、読み込んだ情報を入退室管理システム7に送る。該入退室管理システム7は、送られてきた情報を記憶部(データベース)8に記憶する。以上の手続きが終了したら、入退室管理システム7は、ドア開閉部5に制御信号を送り、ドア4を開く。人1は部屋に入ることができる。
次に、部屋を出る時の動作について説明する。人1が部屋を出ようとしてドア4に近づいたものとする。読込部6は、入室の場合と同じようにして人1が持つICカード情報とICタグ情報とを読み込む。読み込んだ情報は、入退室管理システム7に送られる。該入退室管理システム7は、読込部6で読み込んだ情報と、記憶部8に記憶されている当該人に関する情報とを比較する。比較の結果、全ての情報が一致した時には、ドア開閉部5に制御信号を送り、ドア4を開く。
以上、先ず入室する場合について説明したが、先ず退出する場合についても同様に考えることができる。即ち、退出時に人1が持つICカード情報とICタグ情報を読み込んで記憶部8に記憶しておく。そして、人1が外での仕事を終えて戻ってきた場合には、読込部6で人1のICカード情報とICタグ情報とを読み込んで、入退室管理システム7に送り、該入退室管理システム7で記憶部8に記憶されている情報と、読込部6で読み込んだ情報とが一致した場合には、入退室管理システム7はドア開閉部5に制御信号を送り、ドア4を開く。人1はドア4が開くと、入室することができる。このように、この実施の形態例によれば、人が通過する方向毎に個人ID情報と持ち物に付されるICタグ情報を予め記憶しておき、チェック時に読み取った情報と記憶しておいた情報とを比較することにより、人の動作を必要とせずかつ認証精度の高い入退室の管理を行なうことができる。
この場合において、比較結果が一致しない場合には、入退室管理システム7は、ドア開閉部5に制御信号を送り、ドア4を開閉しない。この結果、人1は入室することができず、セキュリティを確保することができる。本発明によれば、人のID情報とICタグ情報双方を比較して人の認証を行なうようにしているので、成りすましを防止することができる。
また、本発明によれば、入退室管理システム7から外部ネットワークに接続することができるようになっている。このようにすれば、人1の情報を読込部6で読み込んだ時、その内容をネットワークを介して指定先に送信しておくことができる。指定先にも図1に示すようなシステムが構築されている場合には、指定先の記憶部8に送信されてきた人1の情報が記憶されるので、当該人1が指定先を訪問した場合、読込部6で読み込んだ情報と、記憶部8に記憶されている情報とを比較し、比較の結果が一致した場合には、入退室管理システム7はドア開閉部5に制御信号を送り、ドア4を開く。人1は指定先の部屋に入ることができる。
若し、この場合に記憶部8に記憶されている情報と、読込部6で読み込んだ情報とが一致しない場合、入退室管理システム7は当該人1ではなく、第三者であると見なし、ドア4を開かないようにする。即ち、前記チェック時において読み込んだ個人ID情報とICタグ情報とを指定先に送信することで、指定先において訪問者が訪れた場合に、正当な訪問者であるかどうかを判定する基準データとして用いることができる。このようにすれば、部屋のセキュリティを確保することができる。
また、本発明によれば、訪問者のID情報とICタグ情報を、予め送信しておいた基準のID情報とICタグ情報と比較することで、正当な本人であるかの本人認証を行なうことができる。
上述の説明では、個人のID情報とICタグ情報が全部一致する場合を例にとって説明したが、本発明は必ずしもこれに限る必要はない。例えば、個人のID情報とICタグ情報とが全部で6個ある場合、その内の例えば4個が一致したら本人であると認証するようにすることができる。このようにすれば、比較する情報の数が複数ある場合に、比較結果がその全部の比較数に満たない場合でも、予め指定された数だけの一致があれば、本人と認証することで、妥当な本人認証を行なうことができる。
また、本発明によれば、情報に優先度を付けておき、最優先の情報と次の2番目に優先度の高い情報が一致したら、本人と認証するような動作を行わせることもできる。また、ICタグ毎にその重要度を設定しておき、比較時に本人との対応がとれず、かつ他人が重要度を設定したものであれば、その旨が分かる表示を表示手段に表示することで、本人認証の可否を当該人に知らせることができる。
また、本発明によれば、持出禁止等の取り扱いに厳格さが求められている物である場合に、その旨を表示手段に表示して注意を促すことができる。
図2は入退室管理システムの構成例を示す図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。このシステムは、同一会社内における動作を示している。図において、7は入退室管理システムを構成する情報収集&認証装置であり、図1の入退室管理システム7に対応している。図において、11は人1が持っているICカードからID情報を読み込むICカードリード部、12はその持ち物に付されているICタグ情報を読み取るICタグリード部である。これらICカードリード部11とタグリード部12で、図1の読込部6を構成している。
8は各種の情報を記憶する記憶部、8aは個人情報を記憶する個人情報記憶部、8bは持ち物情報を記憶する持物情報記憶部である。13は人1から読み取ったID情報及びICタグ情報を、記憶部8に記憶されている情報とを比較して個人の認証を行なうチェック部、9はチェック結果を表示する表示手段としての表示部である。ICカードリード部11、ICタグリード部12及びチェック部13は記憶部8と接続されている。人に関する個人情報は個人情報記憶部8aに記憶され、持ち物情報は持物情報記憶部8bに記憶される。
図3は入退室管理システムの他の構成例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。この構成は、複数の会社間に本発明を適用したものである。即ち、会社1と会社2間で本発明を適用するものである。図において、10は情報収集&認証装置であり、会社に応じて#1と#2が設けられている。それぞれの情報収集&認証装置10において、11はICカードリード部、12はICタグリード部、13はチェック部、14は表示部、8は記憶部、8aは個人情報記憶部、8bは持物情報記憶部である。15は会社1と会社2との間で情報を相互通信するための送受信部、20はこれら相互受信部15と接続されるネットワークである。該ネットワーク20としては、例えばインターネットが用いられる。
以下、記憶部8に記憶される各種のテーブルについて説明する。図4は従業員テーブルの構成例を示す図である。このテーブルは、従業員IDとそれに対応する氏名から構成されている。図5は携帯品テーブルの構成例を示す図である。このテーブルは、従業員ID毎に複数の携帯品が割り付けられている。図6は出勤条件テーブルの構成例を示す図である。このテーブルは、個人ID毎に複数の携帯品が割り付けられている。
図7は出退勤状態テーブルの構成例を示す図である。このテーブルは、従業員IDと状態から構成されている。状態は、1が出勤、2が出張、3が退出である。図8は出張予定テーブルの構成例を示す図である。このテーブルは、従業員ID毎に行先と送信先情報より構成されている。図9は外来者の個人ID毎に、氏名と、複数の携帯品1と、携帯品2と、その状態から構成されている。状態は、0が無効、1が来社予定、2が来社中、3が退出を示す。
図10は管理品テーブルの構成例を示す図である。この管理品テーブルにおいては、タグID毎に物品名、取り扱いレベル、管理部署コード、PJコードから構成されている。図11は取扱レベルの定義例を示す図である。取り扱いレベルの番号が大きくなるにつれて、公開範囲が決められている。図12は従業員テーブルの構成例を示す図で、資格を含んでいる。従業員ID毎に氏名と、職制コードと、資格から構成されている。
図13は資格の定義例を示す図である。このテーブルは、資格コード毎に資格が登録されている。その資格は、例えば一般社員や、課長、部長等である。図14は職制テーブルの構成例を示す図である。このテーブルは、職制コードと職制名から構成されている。
以下、本発明の動作フローチャートを説明する。図15は社内での従業員の入退室チェック方法の一例を示すフローチャートである。先ず、ICカードリード部11とICタグリード部12を用いて個人情報及び携帯品の情報を読み込む(S1)。次に、情報収集&認証装置10は、個人情報があるかどうかチェックする(S2)。個人情報がない場合には、表示部9に警告表示を行なう(S4)。個人情報がある場合には、携帯品のタグ情報を個人に対応付けて記憶部8の持物情報記憶部(携帯品テーブル:図5参照)8bに記憶する(S3)。
図16は社内での従業員の入退室チェック方法の他の例を示すフローチャートである。先ず、従業員カード(例えばICカード)等個人情報及び携帯品のICタグ情報をICカードリード部11及びICタグリード部12で読み込む(S1)。次に、情報収集&認証装置10は、読み込まれた情報の中に個人情報があるかどうかチェックする(S2)。個人情報がない場合には、表示部9に警告表示する(S3)。担当者は、怪しい人が入退室しようとしていることを認識することができる。
次に、読み込まれた情報の中に個人情報がある場合、個人情報に対応する携帯品テーブル(図5参照)を読み込む(S4)。次に、出退勤テーブル(図7参照)を読み込む(S5)。そして、状態が退勤であるか出勤であるかどうかチェックする(S6)。退勤の場合には、出勤時の条件(出退勤条件テーブル:図6参照)。出勤時の場合には、ICタグリード部12で読み込んだ情報と対応する持物情報記憶部8bに記憶されている情報とを比較する(S8)。
情報収集&認証装置10は、ステップS7とS8の場合において、双方の比較の結果が一致するかどうかチェックする(S9)。一致しない場合には、表示部9に条件不一致を表示する(S10)。これにより、担当者は怪しい人が入退室しようとしていることを認識することができる。一致した場合には、表示部9に本人認証完了表示を行なう(S11)。
図17は社外の人を含む入退室チェック方法の一例を示すフローチャートである。情報収集&認証装置10は、出退勤状態テーブル(図7)を参照して出張であるかどうかチェックする(S1)。出張でない場合には、ステップS3にスキップする。出張である場合には、システムに付属している出張ボタンを押す(S2)。次に、従業員カード(ICカード)等個人情報及び携帯品のICタグの読み込みを行なう(S3)。
次に、情報収集&認証装置10は、個人情報があるかどうかチェックする(S4)。個人情報がない場合には、表示部9に未登録の警告表示を行なう(S5)。担当者は、怪しい人が入退室しようとしていることを認識することができる。次に、個人情報がある場合、携帯品のタグ情報を個人に対応付けて記憶部8の持物情報記憶部8bに記憶する(S6)。図5はこのようにして記憶された携帯品テーブルの構成例を示す図である。次に、予め記憶されている管理品テーブル(図10参照)と読み込んだ携帯品のタグ情報とを比較する(S7)。
そして、携帯品が管理品であるかどうかチェックする(S8)。若し、携帯品が管理品でなかった場合には、ステップS11にスキップする。携帯品が管理品であった場合には、所持資格の妥当性を確認する(S9)。ここで、所持資格の妥当性とは、その人が管理されている品物を持ち出す権限を有しているかどうかの判断のことである。所持資格の妥当性は、例えば図11に示す取り扱いレベルに又は、図14に示す職制テーブルに
基づいて行われる。取り扱いレベルは、予めその公開可能な範囲を定義しておく。例えば、図10の時は担当社外秘である。物品に装着されたICタグを読み込む。レベルが0の場合には、公開/汎用である。この場合は公開資料又は汎用品、市販品の場合であり、特にチェックはしない。レベルが1の場合には社外秘であり、社員以外には公開不可なものであり、従業員テーブルに登録された人でない場合は警告を発する。
レベルが2の場合には部外秘であり、同一部署内の範囲で公開可能である。部署外への公開は不可である。処理としては、従業員テーブルを参照し、職制コードと管理部署コード(図14の職制テーブル参照)が一致しない時には警告を発する。レベルが3の場合は、担当者外秘である。この場合は、同じプロジェクトに関係する人以外には公開できない。処理としては、従業員テーブルを参照し、物品のプロジェクトコードと従業員テーブルのプロジェクトコードとを比較して一致しない時は警告を発する。レベルが5の場合は、極秘であり、一切公開不可であり、持ち出し不可である。この場合には、全て警告を発する。判断の結果が不適当であった場合には、情報収集&認証装置10は、表示部9に警告表示(所持資格違反)を行なう(S10)。
ステップS8において、管理品でなかった場合及び管理品であって所持資格が妥当であった場合には、再度出張であるかどうかチェックする(S11)。出張でなかった場合には、処理は終了する。出張であった場合には、出張予定テーブル(図8参照)を参照する(S12)。出張予定テーブルには、行き先が例えば△△株式会社と記憶されいるので、情報収集&認証装置10は、送受信部15からネットワーク20を介して当該行き先の会社に宛てて従業員の個人情報及び携帯品情報を送信する(S13)。
図18は社外の人を含む入退室チェック方法の他の例を示す図である。先ず、該当する人が従業員カードが有るかどうかを認識する(S1)。従業員カードがない場合には、個人情報を別途入力装置から入力する(S2)。従業員カードがある場合には、ICカードリード部11及びICタグリード部12から従業員カード(ICカード)等個人情報及び携帯品のICタグの読み込みを行なう(S3)。
次に、読み込んだ情報の中に個人情報があるかどうかチェックする(S4)。個人情報がなかった場合には、未登録ということで表示部9に警告表示を行ない(S15)、処理を終了する。個人情報がある場合には、タグリードデータを従業員又は個人情報に対応させて記憶する(S5)。この情報を携帯品情報aとする。次に、当該人がその会社の従業員であるかどうかチェックする(S6)。
従業員でなかった場合には、記憶部8内の外来者テーブル(図9参照)から対応する情報を読み出す(S7)。そして、読み出した情報と前記携帯品情報aと比較する(S8)。ステップS6における判定結果が従業員であった場合、情報収集&認証装置10は従業員テーブル(図4又は図12参照)から対応する従業員情報を読み込む(S9)。そして、出退勤状態テーブル(図7参照)を参照して、出勤であるかそれとも帰社であるかをチェックする(S10)。
出勤である場合には、出勤条件テーブル(図6参照)の対応する携帯品情報と携帯品情報aとを比較する(S11)。帰社である場合には、携帯品テーブル(図5参照)の対応する携帯品情報と携帯品情報aとを比較する(S12)。そして、比較の結果が一致するかどうかをチェックする(S13)。一致しない場合には、表示部9に条件不一致表示の警告を行なう(S14)。一致する場合には、本人認証完了を表示部9に表示する(S15)。
図19は社外の人の属性情報受信フローを示す図である。本発明システムは、他のシステムからの訪問者情報を、送受信部15を介して受信すると(S1)、受信した情報を個人情報として外来者テーブル(図9参照)に記憶する(S2)。
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、人の動作を必要とせずかつ認証精度の高い入退室の管理を行なうことができる入退室管理方法及び入退室管理システムを提供することができる。
本発明の一実施の形態例を示す構成図である。 入退室管理システムの構成例を示すブロック図である。 入退室管理システムの他の構成例を示すブロック図である。 従業員テーブルの構成例を示す図である。 携帯品テーブルの構成例を示す図である。 出勤条件テーブルの構成例を示す図である。 出退勤状態テーブルの構成例を示す図である。 出張予定テーブルの構成例を示す図である。 外来者テーブルの構成例を示す図である。 管理品テーブルの構成例を示す図である。 取扱レベルの定義例を示す図である。 従業員テーブルの構成例を示す図である。 資格の定義例を示す図である。 職制テーブルの構成例を示す図である。 社内での従業員の入退室チェック方法の一例を示すフローチャートである。 社内での従業員の入退室チェック方法の他の例を示すフローチャートである。 社外の人を含む入退室チェック方法の一例を示すフローチャートである。 社外の人を含む入退室チェック方法の他の例を示すフローチャートである。 社外の人の属性情報受信フローを示す図である。
符号の説明
1 人
2 ICカード
3 ICタグ
4 ドア
5 ドア開閉部
6 読込部
7 入退室
8 記憶部
9 表示部

Claims (8)

  1. 人が通過する方向毎に個人ID情報及び持ち物に付されるICタグ情報を読み込み、
    読み込んだ個人ID情報及び個人情報に対応するICタグ情報をデータベースに記憶しておき、
    チェック時には、個人ID情報とICタグ情報を読み込み、前記データベースに記憶されている情報とを比較し、
    比較結果を表示部に表示する
    ようにしたことを特徴とする入退室管理方法。
  2. 人が通過する方向毎に個人ID情報及び持ち物に付されるICタグ情報を読み込む情報読込手段と、
    該情報読込手段で読み込んだ情報を記憶するデータベースと、
    チェック時には、前記情報読込手段から読み込んだ個人情報及びICタグ情報と、前記データベースに記憶されている情報とを比較する比較手段と、
    比較結果を表示する表示手段と、
    を具備して構成される入退室管理システム。
  3. 前記比較手段は、本人認証を行ない、比較の結果が一致しない時には、人の入室を拒否することを特徴とする請求項2記載の入退室管理システム。
  4. 前記チェック時において読み込んだ個人ID情報とICタグ情報とを指定先に送信する手段を設けたことを特徴とする請求項2記載の入退室管理システム。
  5. 前記指定先においては、情報読込手段により個人ID情報とICタグ情報とを読み込み、読み込んだ情報と予め通知されている情報とを比較して、比較結果に応じて本人認証を行なうことを特徴とする請求項4記載の入退室管理システム。
  6. 前記比較において、予め指定された数だけの情報の一致があれば、本人認証とすることを特徴とする請求項2又は請求項5記載の入退室管理システム。
  7. 前記ICタグ毎にその重要度を設定し、チェック時に本人との対応が取れない携帯品であり、かつ他人が重要度を設定したものである場合には、その旨が分かるような表示を表示手段に対して行なうことを特徴とする請求項2記載の入退室管理システム。
  8. 持ち出し禁止等取り扱いに厳格さが要求される物に、その旨の情報を書き込んだICタグを貼り、本人認証と共にそのような物のタグ情報を受信した時には、所持資格のチェックを行ない、その結果を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項2記載の入退室管理システム。
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