JP2019008660A - カーシェアリング管理システム - Google Patents

カーシェアリング管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019008660A
JP2019008660A JP2017125457A JP2017125457A JP2019008660A JP 2019008660 A JP2019008660 A JP 2019008660A JP 2017125457 A JP2017125457 A JP 2017125457A JP 2017125457 A JP2017125457 A JP 2017125457A JP 2019008660 A JP2019008660 A JP 2019008660A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
unit
maintenance
reserved
plan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017125457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6869822B2 (ja
Inventor
聡 朝枝
Satoshi Asaeda
聡 朝枝
圭佑 井村
Keisuke Imura
圭佑 井村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2017125457A priority Critical patent/JP6869822B2/ja
Publication of JP2019008660A publication Critical patent/JP2019008660A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6869822B2 publication Critical patent/JP6869822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】効率的にカーシェアリング事業を行い得るカーシェアリング管理システムを提供する。【解決手段】カーシェアリング管理システム100は、予約車両の利用計画を作成する計画作成部432と、予約車両のメンテナンス終了前に、予約車両の車両状態に応じたメンテナンス予定時間に関する情報を取得するメンテナンス情報取得部433と、取得されたメンテナンス予定時間に関する情報と作成された利用計画とに基づいて代替車両の要否を判定する代車要否判定部434と、代替車両が必要と判定されると、複数の事業体が保有する複数の共有車両の中から代替車両を検索する車両検索部435と、検索された代替車両を新たな予約車両として利用計画を変更する計画変更部436とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、カーシェアリング事業を効率的に行い得るカーシェアリング管理システムに関する。
カーシェアリング事業においては、運転技術や運転態様が異なる様々なユーザが種々の目的で共通の車両を利用する。したがって、常にユーザに良好な状態で車両を貸し出すことが可能となるように車両の貸出の前、すなわち、車両が所定の駐車スペースに返却されてから次の利用に供されるまでの空き時間に、車両のメンテナンスが行われることが好ましい。この点に関し、従来より、ディーラがアクセス可能なサーバにメンテナンス情報を履歴形式で記憶し、ディーラ側でその情報を参照することで、車両のメンテナンスを適宜行うようにしたシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−117076号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のシステムは、車両が駐車スペースに返却される度にメンテナンスを行うものではないため、次に車両を利用するユーザに正常状態で車両を貸し出すことができるとは限らず、ユーザに損害を与えるおそれがある。
一方、車両が駐車スペースに返却される度にメンテナンスを行う場合、カーシェアリング事業を効率的に行うためには、メンテナンスが終了してから車両予約の受付を開始するのではなく、予め所定のメンテナンス時間を確保した上で、メンテナンス終了予定時刻以降の車両予約を随時受け付けることが好ましい。しかしながら、実際のメンテナンス時間は個々の車両状態に応じて定まるため、メンテナンス終了時刻がメンテナンス終了予定時刻を超えるおそれがあり、その場合には、既に受け付けられた予約の対応に支障を来たすおそれがある。
本発明の一態様は、地理的所定範囲内に点在する複数の事業体であって、それぞれがカーシェアリングに供される共用車両を保有するとともに、共用車両のメンテナンスを行うメンテナンス拠点と共用車両が駐車されるステーションとを有する複数の事業体を含む組織体系の下で行われるカーシェアリング事業を管理するカーシェアリング管理システムであって、共有車両の利用予約の申し込みを受け付ける予約受付部と、予約受付部により受け付けられた予約車両の利用開始時刻よりも前に実行されるメンテナンス計画を含む予約車両の利用計画を作成する計画作成部と、予約車両のメンテナンス終了前に、予約車両の車両状態に応じたメンテナンス予定時間に関する情報を取得するメンテナンス情報取得部と、メンテナンス情報取得部により取得されたメンテナンス予定時間に関する情報と、計画作成部により作成された利用計画とに基づいて、代替車両の要否を判定する代車要否判定部と、代車要否判定部により代替車両が必要と判定されると、複数の事業体が保有する複数の共有車両の中から代替車両を検索する車両検索部と、車両検索部により検索された代替車両を新たな予約車両として利用計画を変更する計画変更部と、を備える。
本発明によれば、予約車両のメンテナンス時間が延びたとしても、代替車両の手配により予約の対応に支障を来たすことなく、効率的にカーシェアリング事業を行うことができる。
本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システムが適用される組織体系を示すイメージ図。 図1の複数の事業体の地理的配置を示す図。 本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システムの全体構成を示すブロック図。 カーシェアリング事業に用いられる車両の利用計画の一例を示す図。 図3のサーバ装置の演算部で実行される処理の一例を示すフローチャート。 本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システムの主要な動作の一例を説明する図。 本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システムの主要な動作の他の例を説明する図。
以下、図1〜図6Bを参照して本発明の一実施形態について説明する。レンタカー事業は、対面での車両の貸出を行うのに対し、カーシェアリング事業は、予め登録したICカードを用いて無人での車両の貸出を行う。本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システムは、車両の販売やメンテナンス(点検、整備)を行う販売店(カーディーラ)等の事業体が主体となってカーシェアリング事業を行う場合に適したシステムとして構成される。事業体の敷地内には、事業体が保有し、カーシェアリング事業に供される車両(共用車両)が駐車される。このような共有車両が駐車される場所をステーションと呼ぶ。
事業体の敷地内には、ステーションだけでなく、事業体に属する作業員が共有車両をメンテナンスするメンテナンス拠点も設けられる。ステーションは、例えばメンテナンス拠点と同一の敷地内、あるいは塀や道路等を隔てて互いに隣り合う敷地内に設けられる。なお、メンテナンス拠点からステーションまでの距離が所定距離内である等、メンテナンス拠点の近傍にステーションが設けられるのであれば、メンテナンス拠点と同一または隣接する敷地以外にステーションが設けられてもよい。
ユーザが共用車両を使用するとき、ステーションが共用車両の出発地および返却地となる。共有車両は、例えばステーションに返却される度に、作業員によってメンテナンス拠点に移送され、メンテナンス拠点においてメンテナンスが行われる。すなわち、カーシェアリング事業においては、運転技術や運転態様が異なる様々なユーザが種々の目的で共有車両を運転する。したがって、常に共有車両を良好な状態でユーザに貸し出すために、共有車両の貸出前、すなわち共有車両がステーションに返却されてから次の予約者に貸し出すまでの合間に、共有車両のメンテナンスが行われる。
図1は、本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システムが適用される組織体系を示すイメージ図である。図1に示すように、組織体系は、最上位の第1階層、第1階層よりも下位の第2階層、および第2階層よりも下位の第3階層に分類される。第3階層は、複数の事業体(例えば車両の販売店であるA店、B店、C店、D店)により構成される。
図2は、複数の事業体A店〜D店の地理的配置を示す図である。図2に示すように、複数の事業体A店〜D店のうち、A店およびB店は、第1範囲AR1内に点在し、C店およびD店は、第1範囲AR1に隣接する第2範囲AR2内に点在する。なお、各範囲AR1,AR2に含まれる第3階層の事業体の数は1つでもよく、3つ以上でもよい。図2では、第1範囲AR1と第2範囲AR2とが隣接する範囲として示されるが、互いに離れていてもよい。図2において、C1〜C7は、互いに同一車種の共有車両であり、A店は車両C1〜C3を、B店は車両C4を、C店は車両C5,C6を、D店は車両C7を、それぞれ保有する。
図1に示すように、第2階層は、第3階層の複数の事業体A店,B店およびC店,D店の業務を管理する事業体(例えば車両の販売会社であるE社およびF社)により構成される。E社は、第1範囲AR1内に点在するA店およびB店を管理し、F社は、第2範囲AR2内に点在するC店およびD店を管理する。なお、第2階層の事業体の数は1つでもよく、3つ以上でもよい。E社およびF社は、例えば第1範囲AR1内および第2範囲AR2内にそれぞれ位置する。
第1階層は、複数の事業体E社およびF社の業務を管理する事業体(例えば車両の製造メーカーであるG社)により構成される。G社は、例えばユーザからの電話やメール等に応答するコールセンタを有する。G社とE社およびF社との関係は、例えば親会社と子会社との関係に相当する。なお、第1階層の事業体の数は2つ以上でもよい。第1階層の上位にさらなる事業体があってもよい。
このような組織体系の下、本実施形態では、第3階層の事業体が保有する車両C1〜C7がカーシェアリング事業のための共用車両として用いられる。なお、共用車両には、カーシェアリング事業のみに用いられるカーシェアリング専用の車両だけではなく、試乗車等、他の目的に用いる車両を含めることもできる。第3階層の事業体だけでなく、第2階層または第1階層の事業体が保有する車両の一部を、カーシェアリング事業のための共用車両として用いることもできる。
図3は、本発明の実施形態に係るカーシェアリング管理システム100の全体構成を示すブロック図である。図3に示すように、カーシェアリング管理システム100は、第1階層〜第3階層の各事業体に設けられた事業体端末1と、各事業体が保有する車両C1〜C7に設けられた車載端末2と、車両C1〜C7を利用する顧客(ユーザ)が有するユーザ端末3と、サーバ装置4とを有する。
事業体端末1と車載端末2とユーザ端末3とサーバ装置4とは、無線通信網、インターネット網、電話回線網などの通信ネットワーク5に接続される。図3には、便宜上、事業体端末1と車載端末2とユーザ端末3とがそれぞれ1つずつ示されるが、これらの端末1〜3は実際にはそれぞれ複数設けられる。また、図3では、単一のサーバ装置4が示されるが、図3のサーバ装置4に示す機能を、複数のサーバ装置に分散させてもよい。通信径路の少なくとも一部は、無線でなく有線であってもよい。
事業体端末1は、各事業体に設けられたパーソナルコンピュータと、各事業体の従事者(社員)により操作される携帯無線端末とを含む。事業体端末1は、通信部11と、入出力部12と、演算部13と、記憶部14と、を有する。
通信部11は、通信ネットワーク5を介してサーバ装置4と無線通信可能に構成される。通信部11は、事業体の社員を識別する社員IDとともに、車両C1〜C7の利用情報とメンテナンス情報とをサーバ装置4に送信する。
入出力部12は、いわゆるヒューマンインターフェース(HMI)であり、ユーザが操作可能なキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル、プリンタ等を有する。各事業体の従事者(社員)は、入出力部12を介して車両C1〜C7の各種情報を入力することができるとともに、代替車両の手配に関する情報を取得することができる。社員により入力されるメンテナンス情報には、メンテナンスが終了するまでに要すると予想される時間(メンテナンス予定時間)が含まれる。メンテナンス予定時間は、ステーションに返却された車両C1〜C7をメンテナンス拠点において社員(作業員)が実際にメンテナンスを開始した後、その社員自身によって判断される時間であり、メンテナンス予定時間に基づいてサーバ装置4で代替車両の要否が判断される。なお、メンテナンス予定時間の代わりに、メンテナンスの予定終了時刻を、社員により入力されるメンテナンス情報としてもよい。
演算部13はCPU(プロセッサ)を有し、入出力部12を介して入力された信号、通信部11を介して事業体端末1の外部から受信した信号、および記憶部14に記憶されたデータ等に基づいて所定の処理を実行し、通信部11と、入出力部12と、記憶部14とに制御信号を出力する。演算部13での処理により、自己が属する事業体が保有する車両が代替車両として用いられるか否かが、入出力部12(例えばモニタ)を介して社員に報知される。
演算部13は、サーバ装置4から車両の各種情報(車両情報)を取得する車両情報取得部13aを有する。取得する車両情報は、各事業体に属する車両の情報、およびその事業体よりも下位の事業体に属する車両の情報である。例えば第3階層の事業体A店は、A店に属する車両C1〜C3の情報を取得することができ、第2階層の事業体E社は、A店およびB店に属する車両C1〜C4の情報を取得することができ、第1階層の事業体G社は、A店〜D店に属する車両C1〜C7の情報を取得することができる。演算部13は、これらの車両情報を社員が認識可能な態様で入出力部12に出力(例えば表示)させることができる。
記憶部14は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部14には、演算部13が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。
車載端末2は、例えば車載ナビゲーション装置を含んで構成される。車載端末2は、通信部21と、入出力部22と、ロック機構23と、センサ群24と、演算部25と、記憶部26と、を有する。
通信部21は、通信ネットワーク5を介してサーバ装置4と無線通信可能に構成される。通信部21は、車両C1〜C7を識別する車両IDとともに、車両C1〜C7の現在位置情報を示す信号およびセンサ群24からの信号を、所定時間毎にサーバ装置4に送信する。
入出力部22は、ユーザが操作可能な各種スイッチやボタン、マイク、スピーカ、モニタ等を有する。この他、入出力部22は、ユーザが有する認証カードからユーザ情報を読み取るカードリーダ22aを有する。認証カードには、例えば集積回路(IC)が組み込まれてユーザの個人情報が格納された運転免許証(ICカード免許証)が用いられる。カードリーダ22aは、車両外部から近づけられた認証カードを認識可能なように、車両C1〜C7の所定部位(例えばリアウインドの下方)に設けられる。
ロック機構23は、ドアロックアクチュエータ(例えば電動モータ)を有し、ドアロックアクチュエータの駆動により、ドアロックを解錠または施錠する。すなわち、ドアロックアクチュエータは演算部25から解錠信号が出力されると、ドアロックを解錠し、施錠信号が出力されると、ドアロックを施錠する。
センサ群24は、各車両C1〜C7に搭載され、車両状態を検出する各種センサを含む。例えば、車両の位置を検出するGPSセンサ、車速を検出する車速センサ、車両の角速度を検出するジャイロセンサ、車両に作用する加速度を検出する加速度センサ、走行距離を検出する走行距離センサ、残燃料量を検出する残燃料検出センサ、残バッテリ容量を検出する残バッテリ容量検出センサなどがセンサ群24に含まれる。
演算部25はCPUを有し、入出力部22を介して入力された信号、センサ群24で検出された信号、通信部21を介して車載端末の外部から受信した信号、および記憶部26に記憶されたデータに基づいて所定の処理を実行し、車両C1〜C7の各部のアクチュエータ、入出力部22、および記憶部26に制御信号を出力する。演算部25は、さらに通信部21に制御信号を出力し、車載端末2とサーバ装置4との間の信号の送受信を制御する。例えば、演算部25は、カードリーダ22aを介して読み取ったユーザ情報を、通信部21を介してサーバ装置4に送信する。サーバ装置4は、受信したユーザ情報に対応する予約情報の有無を判定し、対応する予約情報があれば演算部25に解錠指令を送信し、対応する予約情報がなければ施錠信号を送信する。演算部25は、解錠指令を受信すると解錠信号を、施錠指令を受信すると施錠信号を、それぞれドアロックアクチュエータに出力する。
記憶部26は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部26には、演算部25が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。
ユーザ端末3は、ユーザにより操作されるパーソナルコンピュータや、スマートフォンに代表される携帯無線端末等により構成される。ユーザ端末3は、通信部31と、入出力部32と、演算部33と、記憶部34と、を有する。
通信部31は、通信ネットワーク5を介してサーバ装置4と無線通信可能に構成される。通信部31は、ユーザを識別するユーザIDとともに、車両C1〜C7の予約申し込みやキャンセル等を指令する信号をサーバ装置4に送信する。
入出力部32は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。ユーザは、入出力部32を介してユーザ情報の入力や、車両予約の申し込み、変更、キャンセル等の指令を入力することができる。ユーザ情報には、ユーザの住所、氏名、連絡先、免許証番号、決済に必要な情報(例えばクレジットカード番号)等が含まれる。ユーザは、ユーザ情報を入力して会員登録した後に、共用車両の利用が可能となる。
車両予約の申し込み時には、車種、利用するステーション、および車両の利用日時(利用開始日時と利用終了日時)がユーザにより指令される。このとき、サーバ装置4(車両検索部435)は、指令された車種、ステーション、利用日時のいずれかまたは全ての条件を満たす予約可能な車両を検索するとともに、検索された車両の情報をユーザ端末3に送信する。この車両情報は入出力部32に表示される。表示された車両の中から入出力部32を介してユーザが所望の車両を選択すると、あるいは表示された車両をユーザが承諾すると、車両予約が確定する。
演算部33はCPUを有し、入出力部32を介して入力された信号、通信部31を介してユーザ端末3の外部から受信した信号、および記憶部34に記憶されたデータに基づいて所定の処理を実行し、通信部31と入出力部32と記憶部34とに制御信号を出力する。演算部33での処理により、ユーザは入出力部32(モニタなど)を介して予約車両の変更や確認を行うことができる。
記憶部34は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部34には、演算部33が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。
サーバ装置4は、例えば第1階層の事業体G社に設けられる。クラウド上で仮想サーバ機能を利用して、サーバ装置4を構成することもできる。サーバ装置4は、通信部41と、入出力部42と、演算部43と、記憶部44と、を有する。
通信部41は、通信ネットワーク5を介して事業体端末1、車載端末2およびユーザ端末3とそれぞれ無線通信可能に構成される。入出力部42は、例えばキーボード、マウス、モニタ、タッチパネル等を有する。演算部43はCPUを有し、入出力部42を介して入力された信号、通信部41を介してサーバ装置4の外部から受信した信号、および記憶部44に記憶されたデータに基づいて所定の処理を実行し、入出力部42や記憶部44に制御信号を出力する。演算部43の機能的構成は後述する。
記憶部44は、図示しない揮発性または不揮発性メモリを有する。記憶部44には、演算部43が実行する各種のプログラムや、各種のデータが記憶される。記憶部44は、メモリが担う機能的構成として車両データベース441と、ユーザデータベース442と、社員データベース443とを有する。
車両データベース441は、各車両C1〜C7が属する事業体、各車両C1〜C7の車種、年式、車体番号、車両番号、走行距離、メンテナンス履歴、稼働率等の車両状態や車両特性を表す車両情報と、各車両C1〜C7の利用計画とを記憶する。利用計画には、各車両C1〜C7の過去、現在および未来の時系列の予約情報と、予約情報の合間に既に実行された車両C1〜C7のメンテナンスの実績と、現在実行中あるいは将来実行される予定のメンテナンス計画とが含まれる。
図4は、車両C1の利用計画の一例を示す図である。図4では、時点t0〜t1(実線矢印)にユーザによる予約が組み込まれ、その後、時点t1〜t2(点線矢印)に車両のメンテナンス計画が組み込まれ、さらにその後、時点t3〜t4(実線矢印)に、再びユーザによる予約が組み込まれている。利用計画は、予約の申し込み、変更、取消、およびメンテナンスの実行、メンテナンス計画の変更に応じて更新される。
ユーザデータベース442は、ユーザ端末3(入出力部32)を介して入力された各ユーザのユーザID,住所,氏名,連絡先,免許証番号等のユーザ情報、および各ユーザの車両C1〜C7の利用履歴情報等を記憶する。
社員データベース443は、各社員の社員ID,住所,氏名,連絡先等の社員情報を記憶する。社員情報には、各社員がどの事業体に属するかの所属先情報も含まれる。社員情報は、特定の事業体端末1(例えばG社の事業体端末)でのみ入力可能とすることができる。
演算部43は、プロセッサが担う機能的構成として、予約受付部431と、計画作成部432と、メンテナンス情報取得部433と、代車要否判定部434と、車両検索部435と、計画変更部436と、出力部437とを有する。
予約受付部431は、ユーザ端末3(入出力部32)を介してユーザにより入力された車両の利用予約の申し込みを受け付ける。具体的には、演算部43(車両検索部435)が、車両の利用日時、車種、利用する事業体等、ユーザにより入力された予約条件に合致する予約可能な車両の一覧を車両データベース441から検索してユーザ端末3に送信した後、通信部41が、送信された車両一覧の中からユーザにより選択された車両あるいはユーザにより承諾された車両の情報を受信する。予約受付部431は、これを予約車両として利用予約の申し込みを受け付ける。
計画作成部432は、共用車両の現在および将来の利用計画を作成し、利用計画を車両データベース441に登録する。より具体的には、予約受付部431により受け付けられた予約車両の利用計画を作成し、これを車両データベース441に登録する。利用計画には、予約車両の利用開始日時および利用終了日時と、利用開始日時よりも前に実行されるメンテナンス計画とが含まれる。例えば図4に示すように、ユーザにより予約された車両C1の利用開始時刻t3および利用終了時刻t4と、時点t3よりも前の時点t1〜t2に予定されるメンテナンス計画とが利用計画に含まれる。なお、本実施形態では、車両C1がステーションに返却された直後、すなわち車両C1の利用終了時刻t1を起点として計画作成部432がメンテナンス計画を組み込む。車両がステーションに返却されてから所定時間後にメンテナンス計画が組み込まれるようにしてもよい。
メンテナンス計画は、予め標準的なメンテナンス時間を考慮して作成される。すなわち、計画作成部432は、予約車両の利用終了時刻t1をメンテナンス開始時刻(予定時刻)とするとともに、そこから予め定めた標準的なメンテナンス時間ΔT0が経過した時点t2をメンテナンス終了時刻(予定時刻)として、メンテナンス計画を作成する。標準メンテナンス時間ΔT0は、実際の作業時間、ステーションとメンテナンス拠点との間の車両C1の移動時間、および所定の予備的時間を含む。なお、予備的時間は、作業時間に多少のばらつきが生じる点を考慮して定められるものであり、車両の利用効率を高める観点からは、予備的時間は短い方が好ましい。
メンテナンス拠点の作業員は、車両のメンテナンス開始後、できる限り速やかに実際の車両状態をチェックする。そして、メンテナンス終了までに要するメンテナンス予定時間を予測し、そのメンテナンス予定時間あるいはメンテナンスの予定終了時刻等のメンテナンス情報を事業体端末1の入出力部12を介して入力する。作業員は、メンテナンス予定時間を数値で入力するのではなく、例えば入出力部12(モニタ)に表示された複数のメンテナンス予定時間の候補の中から1つを選択し、これによりメンテナンス予定時間を入力してもよい。メンテナンス情報取得部433は、このように入出力部12を介して作業員により入力されたメンテナンス情報を取得する。
なお、メンテナンス予定時間が標準メンテナンス時間ΔT0以下のとき、作業員はメンテナンス予定時間の入力を省略してもよい。例えば、事業体端末1は、作業員によるメンテナンス予定時間の入力が所定時間以上ないとき、メンテナンス予定時間が標準メンテナンス時間ΔT0であるとの情報をサーバ装置4に送信してもよい。あるいは、作業員によるメンテナンス予定時間の入力がないことにより、サーバ装置4がメンテナンス開始時刻から所定時間メンテナンス時間に関する信号を受信しないとき、例えばサーバ装置4の内部処理によりメンテナンス情報取得部433が、メンテナンス予定時間が標準メンテナンス時間ΔT0であるとの情報を取得するようにしてもよい。
代車要否判定部434は、メンテナンス情報取得部433により取得されたメンテナンス情報と、計画作成部432により作成された利用計画とに基づいて、代替車両の要否を判定する。具体的には、代車要否判定部434は、メンテナンスの予定終了時刻と予約車両の利用開始時刻との先後に応じて車両の要否を判定する。例えば図4に示すように、メンテナンス開始後に判断されたメンテナンス予定時間がΔT1であり、メンテナンスの予定終了時刻が利用開始時刻t3よりも後であるとき、予約車両C1を利用開始時刻t3に貸し出すことができないため、代車要否判定部434は、代替車両を必要と判定する。一方、メンテナンス予定時間が標準メンテナンス時間ΔT0であるとき、メンテナンスの予定終了時刻が利用開始時刻t3よりも後でないため、代車要否判定部434は、代替車両を不要と判定する。
車両検索部435は、例えばメンテナンス予定時間が図4に示すΔT1で、代車要否判定部434により予約車両C1の代替車両が必要と判定されると、車両データベース441を参照して代替車両を検索する。すなわち、予約車両C1と同一車種の車両C2〜C7の中から代替車両を検索する。代替車両は、既にメンテナンスが完了し、かつ、予約車両C1の利用時間t3〜t4内に未だ予約が入っていない車両の中から検索される。
計画変更部436は、車両検索部435により検索された代替車両を新たな予約車両として利用計画を変更する。複数の代替車両が検索されたときには、予約車両と代替車両との地理的近接性に基づいてそれらの優先順位を決定し、優先順位の最も高い代替車両を予約車両として利用計画を変更する。具体的には、代替車両を有する複数の事業体(ステーション)が存在するとき、同一の地理的範囲内の事業体が代替車両を有するならば、第1に、その代替車両を優先する。同一の地理的範囲内に複数の代替車両が存在するとき、第2に、これらの代替車両を有する各事業体と予約車両を有する事業体との間の距離や両者間の移動時間が短いものほど優先順位を高くする。計画変更部436は、車両検索部435により検索され、優先順位の最も高い代替車両を、新たな予約車両として仮予約する。その後、仮予約された車両がユーザにより承諾されると、代替車両の予約を確定する。
出力部437は、計画変更部436により変更された利用計画に含まれる新たな予約車両の情報(仮予約された代替車両の情報)を、通信部41を介してユーザ端末3に送信する。この情報を受信したユーザは、入出力部32を介して予約車両の変更を承諾するか否かを指令する。このユーザによる指令は、利用計画の変更に対する承諾または非承諾を含む応答信号としてサーバ装置4に送信される。このとき、通信部41が承諾の応答信号を受信すると、利用計画の変更が確定し、計画変更部436は代替車両を本予約して車両データベース441を更新する。
出力部437は、利用計画の変更が確定した後、さらに利用計画の変更情報を少なくとも関連する事業体の事業体端末1に送信する。すなわち、元の予約車両を有する事業体の事業体端末1と、新たな予約車両を有する事業体の事業体端末1とに、利用計画の変更情報を送信する。この変更情報には、新たな予約車両を有する事業体の作業員に対する指令、すなわち、新たな予約車両を所定時刻(例えば利用開始時刻)までに所定ステーションへと移送すべき旨の指令が含まれる。なお、元の予約車両と新たな予約車両とが同一の事業体に属する場合には、新たな予約車両は元の予約車両と同一のステーションに位置するため、新たな予約車両を移送する必要はない。この場合には、作業員に対する車両の移送指令を利用計画の変更情報に含める必要はない。
図5は、予めサーバ装置4の記憶部44に記憶されたプログラムに従い、演算部43で実行される処理の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、例えばユーザ端末3を介してユーザにより入力された共有車両の利用予約の申し込みの指令を、通信部41を介して受信すると開始され、所定時間毎に繰り返される。
まず、ステップS1で、予約受付部431での処理により、共有車両の利用予約の申し込みを受け付ける。次いで、ステップS2で、計画作成部432での処理により、予約車両の利用計画を作成する。この利用計画には、予約車両の利用開始時刻(例えば図4のt3)よりも前に実行されるメンテナンス計画(例えば図4のt1〜t2)が含まれる。
次いで、ステップS3で、メンテナンス情報取得部433での処理により、事業体端末1から予約車両のメンテナンス情報、すなわちメンテナンス予定時間に関する情報を取得したか否かを判定する。この情報は、予約車両のメンテナンスが開始されたときに、入出力部12を介して作業員により入力されて、通信部41を介して受信された情報である。ステップS3は肯定されるまで繰り返され、ステップS3で肯定されるとステップS4に進む。
ステップS4では、代車要否判定部434での処理により、メンテナンス終了予定時刻が予約車両の利用開始時刻(例えば図4のt3)よりも後か否かを判定し、これにより代替車両が必要か否かを判定する。ステップS4で肯定されると、ステップS5に進み、否定されると、利用計画を変更する必要がないため、処理を終了する。
ステップS5では、車両検索部435での処理により、複数の事業体が保有する複数の共有車両の中から、予約車両と同一車種の代替車両を検索する。代替車両は、既にメンテナンスが完了し、かつ、予約車両の利用時間(例えば図4のt3〜t4)内に未だ予約が入っていない空き車両の中から検索される。
次いで、ステップS6で、計画変更部436での処理により、ステップS5で検索された代替車両を新たな予約車両として仮予約する。特に、ステップS5で複数の代替車両が検索された場合には、複数の代替車両に優先順位をつけて、優先順位の最も高い代替車両を新たな予約車両として仮予約する。優先順位は、予約車両が存在するステーションと代替車両が存在するステーションとが図2の同一範囲AR1,AR2内にあるか否か、および予約車両が存在するステーションと代替車両が存在するステーションとの地理的近接性を考慮して決定する。
次いで、ステップS7で、出力部437での処理により、ステップS6で仮予約された代替車両の情報を、通信部41を介してユーザ端末3に送信する。次いで、ステップS8で、例えば計画変更部436での処理により、仮予約した代替車両を新たな予約車両として承諾するか否かのユーザ端末3からの信号(応答信号)を、通信部41を介して受信したか否かを判定する。ステップS8は肯定されるまで繰り返され、ステップS8で肯定されるとステップS9に進む。
ステップS9では、計画変更部436での処理により、通信部41を介して受信した応答信号が承諾の信号であるか否かを判定する。ステップS9で否定されるとステップS6に戻り、検索された複数の代替車両のうち、前回の処理で最も優先順位の高いとされた代替車両の優先順位を繰り下げ、かつ、2番目に優先順位の高いとされた代替車両の優先順位を繰り上げる。すなわち、代替車両の優先順位を変更する。そして、最も優先順位の高くなった代替車両を新たな予約車両として仮予約し、ステップS9で肯定されるまで、同様の処理を繰り返す。ステップS9で肯定されるとステップS10に進む。
ステップS10では、計画変更部436での処理により、仮予約した代替車両を本予約して利用計画の変更を確定し、車両データベース441を更新する。次いで、ステップS11で、出力部437での処理により、計画変更に関連する車両を有する事業体の事業体端末1、つまり元の予約車両(メンテナンス中の車両)を有する事業体の事業体端末1と、新たな予約車両を有する事業体の事業体端末1とに、利用計画の変更の情報を送信し、処理を終了する。
本実施形態に係るカーシェアリング管理システムの主要な動作をより具体的に説明する。図6A,図6Bは、車両C1〜C7の利用計画の一例を示す図である。なお、図6A,図6Bには、互いに異なる利用計画のパターンが示される。
まず、図6Aの例について説明する。図6Aの時点t1で、A店の作業員により予約車両C1のメンテナンスが開始され、メンテナンス予定時間ΔT1が標準メンテナンス時間ΔT0を超え、メンテナンスの予定終了時刻が予約車両C1の利用開始時刻t3よりも後になったと仮定する。このとき、演算部43により代替車両が必要と判定され(ステップS4)、図6Aの例では、既にメンテナンスが完了し、かつ、時点t3〜t4において予約が入っていない空き車両C3,C4,C5,C7が代替車両として検索される(ステップS5)。
図2に示すように、予約車両C1から車両C3,C4,C5,C7までの各距離を比較すると、車両C3は車両C1と同一の事業体A店に属することから、車両C3までの距離が最も短い。したがって、代替車両としての車両C3の優先順位が最も高い。次いで、車両C5,C4,C7の順に予約車両C1からの距離が長くなるが(L2<L1<L3)、車両C4は車両C1と同一の地理的範囲AR1に存在するのに対し、車両C5は車両C7とは異なる地理的範囲AR2に存在する。このため、車両C4が2番目に優先順位が高く、以降の優先順位は車両C5,C7の順となる。
以上より、図6Aに示すように、優先順位の最も高い車両C3は、新たな予約車両として仮予約される(ステップS6)。この予約車両の変更がユーザにより承諾されると、車両C3の予約が確定し(ステップS10)、利用計画の変更情報がA店の事業体端末1に送信される(ステップS11)。このとき、元の予約車両C1の予約が取り消される。なお、車両C3への予約の変更がユーザにより承諾されないときは、次に優先順位の高い車両C4の優先順位が繰り上がり、車両C4が仮予約される。
次に、図6Bの例について説明する。図6Bの例では、代替車両が必要と判定されたとき(ステップS4)、既にメンテナンスが完了し、かつ、時刻t3〜t4の範囲において予約が入っていない空き車両C4,C5,C7が代替車両として検索される(ステップS5)。このとき、車両C4,C5,C7の中では車両C4の優先順位が最も高いため、車両C4が新たな予約車両として仮予約され(ステップS6)、ユーザにより予約車両の変更が承諾されると、車両C4の予約が確定する(ステップS10)。
その後、利用計画の変更情報が車両C4を有するB店の事業体端末1に送信される(ステップS11)。この変更情報には、事業体B店の作業員が遅くとも利用開始時刻t3までに車両C4をA店のステーションに移送すべき指令が含まれる。なお、事業体A店の事業体端末1に送信される変更情報に、事業体A店の作業員に対し事業体B店まで車両C4を取りに行かせるような指令を含めてもよい。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)本実施形態のカーシェアリング管理システム100は、地理的所定範囲AR1,AR2内に点在する複数の事業体であって、それぞれがカーシェアリングに供される車両C1〜C7を保有するとともに、車両C1〜C7のメンテナンスを行うメンテナンス拠点と車両C1〜C7が駐車されるステーションとを有する複数の事業体を含む組織体系の下で行われるカーシェアリング事業を管理するものである(図1,2)。このカーシェアリング管理システム100は、車両の利用予約の申し込みを受け付ける予約受付部431と、予約受付部431により受け付けられた予約車両(例えば車両C1)の利用開始時刻(例えば図4のt3)よりも前に実行されるメンテナンス計画(例えば図4のt1〜t2)を含む予約車両C1の利用計画を作成する計画作成部432と、予約車両C1のメンテナンス終了前に、予約車両C1の車両状態に応じたメンテナンス予定時間ΔT0,ΔT1に関する情報を取得するメンテナンス情報取得部433と、メンテナンス情報取得部433により取得されたメンテナンス予定時間ΔT0,ΔT1に関する情報と、計画作成部432により作成された利用計画とに基づいて、メンテナンス終了時刻が車両C1の利用開始時刻(例えば図4のt3)よりも後か否かにより、代替車両の要否を判定する代車要否判定部434と、代車要否判定部434により代替車両が必要と判定されると、複数の事業体が保有する複数の車両C2〜C7の中から代替車両を検索する車両検索部435と、車両検索部435により検索された代替車両を新たな予約車両として利用計画を変更する計画変更部436と、を備える(図3)。
このような構成により、例えば予約車両C1のメンテナンス時間が標準メンテナンス時間ΔT0よりも長くなって、次の利用開始時刻t3までにメンテナンスが終了しない状況であるとき、予約車両C1の代替車両を容易に準備することができる。このため、メンテナンス時間が当初の見込みよりも長くかかったとしても、ユーザは支障なく共用車両を利用することができ、共用車両の空き時間を短縮した効率的なカーシェアリング事業を行うことができる。また、共用車両の返却の度にメンテナンスを行うように利用計画を作成するので、常に良好な状態で共用車両をカーシェアリングに供することができる。すなわち、本実施形態のカーシェアリング管理システム100は、地理的所定範囲AR1,AR2内に点在し、メンテナンス拠点を有するカーディラー等の事業体が主体となって行うので、車両のメンテナンスを容易に行うことができるとともに、代替車両の手配も容易である。
(2)カーシェアリング管理システム100は、計画変更部436により変更された利用計画に含まれる新たな予約車両の情報を出力し、通信部41を介して当該情報をユーザに報知する出力部437をさらに備える(図3)。これにより予約車両の変更に関する情報をユーザは認識することができる。
(3)カーシェアリング管理システム100は、出力部437からの情報出力によりユーザに予約車両の変更に関する情報を報知したときに、ユーザ端末3から送信された応答信号、すなわち予約車両の変更に対する承諾または非承諾を含むユーザの指令による応答信号を受信する通信部41をさらに備える(図3)。計画変更部436は、通信部41により承諾の応答信号が受信されることを条件として、利用計画を変更(変更を確定)する。このようにユーザの承諾を条件として予約車両の変更を行うことで、ユーザの意思を尊重した予約車両の変更が可能である。
(4)車両検索部435は、予約受付部431により利用予約が受け付けられた予約車両C1と同一車種の車両C2〜C7の中から代替車両を検索する。これにより、予約車両の変更を行ってもユーザに不利益を与える可能性は小さく、予約車両を適切に変更することができる。
(5)計画変更部436は、車両検索部435により予約車両C1と同一車種の複数の代替車両C2〜C7が検索されると、予約車両C1が駐車されたステーションから複数の代替車両C2〜C7それぞれが駐車されたステーションまでの地理的近接性に基づいて、複数の代替車両C2〜C7の優先順位を決定し、優先順位の最も高い代替車両を予約車両として利用計画を変更する(図2)。これにより代替車両を効率よく予約車両C1と同一のステーションに手配することができる。
(6)カーシェアリング管理システム100は、車両C1〜C7を利用する予定のユーザが有し、予約受付部431により受け付けられる利用予約を申し込むための入出力部32を有するユーザ端末3と、複数の事業体がそれぞれ有し、メンテナンス情報取得部433により取得されるメンテナンス予定時間に関する情報が事業体の社員により入力される入出力部12をそれぞれが有する複数の事業体端末1と、複数の事業体端末1およびユーザ端末3と通信可能に接続され、上述の予約受付部431と、計画作成部432と、メンテナンス情報取得部433と、代車要否判定部434と、車両検索部435と、計画変更部436とを有するサーバ装置4と、を備える。このように事業体端末1とユーザ端末3とサーバ装置4とを含んでカーシェアリング管理システム100を構成することで、カーシェアリング事業を効率よく行うことができる。
(7)複数の事業体は、車両C1〜C3を有する事業体A店と、車両C1〜C3と同一車種の車両C4を有する事業体B店と、事業体A店およびB店の業務を管理する事業体Eと、を含む(図1,2)。事業体A店が有する事業体端末1は、車両C1〜C3の車両情報を取得する車両情報取得部13aを有し、事業体B店が有する事業体端末1は、車両C4の車両情報を取得する車両情報取得部13aを有し、事業体E社が有する事業体端末1は、車両C1〜C3および車両C4の車両情報を取得する車両情報取得部13aを有する。これにより、事業体が有する車両情報がその事業体と同列の他の事業体に取得されることを防止することができる。また、上位の事業体は下位の事業体が有する車両情報を取得することができ、取得した車両情報に基づいて車両を適切に管理することができる。
なお、上記実施形態では、予約車両の変更に関する情報を出力部437から出力してユーザに報知するようにしたが、コールセンタから変更の情報をユーザに報知するようにしてもよい。また、新たな予約車両と元の予約車両とが同一車種であれば、ユーザにとって不利益は少ないため、この場合には予約車両の変更に関する情報をユーザ端末3に出力せずに、計画変更部436が予約車両を変更するようにしてもよい。この場合には、計画変更部436により変更された利用計画に含まれる新たな予約車両の情報をユーザに報知する報知部としての出力部437を省略することができる。また、予約車両の変更に対する承諾または非承諾を含むユーザの指令による応答信号を受信する受信部としての通信部41を省略することもできる。
上記実施形態では、車両検索部435が予約車両と同一車種の代替車両を検索するようにしたが、同一車種だけでなくあるいは同一車種に代えて類似車種の代替車両を検索するようにしてもよい。上記実施形態では、車両検索部435で複数の代替車両が検索されたときに、計画変更部436は、予約車両が位置するステーション(第1ステーション)と代替車両が位置するステーション(第2ステーション)との地理的近接性に基づいて複数の代替車両の優先順位を決定した。ここで、地理的近接性とは、第1ステーションと第2ステーションとの間の直線距離の短さや、第2ステーションから第1ステーションまでの移動時間の短さを意味する。
上記実施形態では、ユーザ端末3の入出力部32を介して予約受付部431により受け付けられる利用予約の申し込みを行うようにしたが、申し込み部の構成はこれに限らない。コールセンタを経由して利用予約の申し込みが行われるようにしてもよい。上記実施形態では、事業体端末1の入出力部12を介してメンテナンス予定時間に関する情報が入力されるようにしたが、メンテナンス入力部の構成はこれに限らない。例えば、メンテナンスの開始時刻から所定時間が経過したにも拘らずメンテナンス予定時間に関する情報が事業体端末1から出力されないとき、メンテナンス予定時間が標準メンテナンス時間ΔT0を超えないとの情報をメンテナンス情報取得部が取得するようにしてもよい。
上記実施形態では、例えば、第1共有車両としての車両C1〜C3を有する事業体A店(第1事業体)と、第2共有車両としての車両C4を有する事業体B店(第2事業体)と、これら事業体を管理する事業体E社(第3事業体)とを含んで複数の事業体を構成するようにしたが、第1事業体〜第3事業体の構成は上述したものに限らない。また、事業体A店の車両情報取得部13a(第1車両情報取得部)と、事業体B店の車両情報取得部13a(第2車両情報取得部)と、事業体E社の車両情報取得部13a(第3車両情報取得部)とで、それぞれ異なる車両情報を取得するようにしたが、第1車両情報取得部〜第3車両情報取得部の構成も上述したものに限らない。
上記実施形態では、事業体端末1と車載端末2とユーザ端末3とサーバ装置4とでカーシェアリング管理システム100を構成し、サーバ装置4が、予約受付部431と計画作成部432とメンテナンス情報取得部433と代車要否判定部434と車両検索部435と計画変更部436とを備えて、カーシェアリング管理システムの主たる機能を担うようにしたが、これらの機能の一部あるいは全部をサーバ装置以外(例えば事業体端末)に備えるようにしてもよい。
上記実施形態は、車両の販売やメンテナンス等を行う販売店を事業体としてカーシェアリング事業を行う場合について説明したが、本発明のカーシェアリング管理システムは、このような販売店だけでなく他の事業体(例えばガソリンスタンドを運営する事業体等)がカーシェアリング事業を行う場合にも同様に適用することができる。カーシェアリング管理システムが適用される組織体系は、3階層ではなく上位層および下位層の2階層でもよく、4階層以上でもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 事業体端末、2 車載端末、3 ユーザ端末、4 サーバ装置、12 入出力部、13a 車両情報取得部、32 入出力部、41 通信部、100 カーシェアリング管理システム、431 予約受付部、432 計画作成部、433 メンテナンス情報取得部、434 代車要否判定部、435 車両検索部、436 計画変更部、437 出力部

Claims (7)

  1. 地理的所定範囲内に点在する複数の事業体であって、それぞれがカーシェアリングに供される共用車両を保有するとともに、共用車両のメンテナンスを行うメンテナンス拠点と共用車両が駐車されるステーションとを有する複数の事業体を含む組織体系の下で行われるカーシェアリング事業を管理するカーシェアリング管理システムであって、
    共有車両の利用予約の申し込みを受け付ける予約受付部と、
    前記予約受付部により受け付けられた予約車両の利用開始時刻よりも前に実行されるメンテナンス計画を含む前記予約車両の利用計画を作成する計画作成部と、
    前記予約車両のメンテナンス終了前に、前記予約車両の車両状態に応じたメンテナンス予定時間に関する情報を取得するメンテナンス情報取得部と、
    前記メンテナンス情報取得部により取得された前記メンテナンス予定時間に関する情報と、前記計画作成部により作成された前記利用計画とに基づいて、代替車両の要否を判定する代車要否判定部と、
    前記代車要否判定部により代替車両が必要と判定されると、前記複数の事業体が保有する複数の共有車両の中から代替車両を検索する車両検索部と、
    前記車両検索部により検索された代替車両を新たな予約車両として前記利用計画を変更する計画変更部と、を備えることを特徴とするカーシェアリング管理システム。
  2. 請求項1に記載のカーシェアリング管理システムにおいて、
    前記計画変更部により変更された利用計画に含まれる新たな予約車両の情報をユーザに報知する報知部をさらに備えることを特徴とするカーシェアリング管理システム。
  3. 請求項2に記載のカーシェアリング管理システムにおいて、
    前記報知部により報知された予約車両の変更に対する承諾または非承諾を含むユーザの指令による応答信号を受信する受信部をさらに備え、
    前記計画変更部は、前記受信部により承諾の応答信号が受信されることを条件として、前記利用計画を変更することを特徴とするカーシェアリング管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のカーシェアリング管理システムにおいて、
    前記車両検索部は、前記予約受付部により利用予約が受け付けられた前記予約車両と同一車種または類似車種の共有車両の中から代替車両を検索することを特徴とするカーシェアリング管理システム。
  5. 請求項4に記載のカーシェアリング管理システムにおいて、
    前記計画変更部は、前記車両検索部により前記予約車両と同一車種または類似車種の複数の代替車両が検索されると、前記予約車両が駐車された第1ステーションから前記複数の代替車両それぞれが駐車された第2ステーションまでの地理的近接性に基づいて、前記複数の代替車両の優先順位を決定し、優先順位の最も高い代替車両を予約車両として前記利用計画を変更することを特徴とするカーシェアリング管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のカーシェアリング管理システムにおいて、
    共有車両を利用する予定のユーザが有するユーザ端末であって、前記予約受付部により受け付けられる利用予約の申し込み部を有するユーザ端末と、
    前記複数の事業体がそれぞれ有する複数の事業体端末であって、それぞれが前記メンテナンス情報取得部により取得されるメンテナンス予定時間に関する情報が事業体の従事者により入力されるメンテナンス入力部を有する複数の事業体端末と、
    前記複数の事業体端末および前記ユーザ端末と通信可能に接続されたサーバ装置であって、前記予約受付部と、前記計画作成部と、前記メンテナンス情報取得部と、前記代車要否判定部と、前記車両検索部と、前記計画変更部とを有するサーバ装置と、を備えることを特徴とするカーシェアリング管理システム。
  7. 請求項6に記載のカーシェアリング管理システムにおいて、
    前記複数の事業体は、第1共用車両を有する第1事業体と、前記第1共用車両と同一車種または類似車種の第2共用車両を有する第2事業体と、前記第1事業体および前記第2事業体の業務を管理する第3事業体と、を含み、
    前記第1事業体が有する前記事業体端末は、前記第1共用車両の車両情報を取得する第1車両情報取得部を有し、
    前記第2事業体が有する前記事業体端末は、前記第2共用車両の車両情報を取得する第2車両情報取得部を有し、
    前記第3事業体が有する前記事業体端末は、前記第1共用車両および前記第2共有車両の車両情報を取得する第3車両情報取得部を有することを特徴とするカーシェアリング管理システム。
JP2017125457A 2017-06-27 2017-06-27 カーシェアリング管理システム Active JP6869822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125457A JP6869822B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 カーシェアリング管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125457A JP6869822B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 カーシェアリング管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019008660A true JP2019008660A (ja) 2019-01-17
JP6869822B2 JP6869822B2 (ja) 2021-05-12

Family

ID=65026986

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017125457A Active JP6869822B2 (ja) 2017-06-27 2017-06-27 カーシェアリング管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6869822B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020135695A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 本田技研工業株式会社 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法
JP2020135696A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 本田技研工業株式会社 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法
CN111915035A (zh) * 2019-05-09 2020-11-10 阿尔派株式会社 共享车管理装置、共享车管理系统以及共享车管理方法
JP2021026361A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 車両予約管理装置
JP2021047603A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 本田技研工業株式会社 注意喚起装置および注意喚起システム
WO2023190433A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 本田技研工業株式会社 管理システム及び管理方法
JP7505417B2 (ja) 2021-02-17 2024-06-25 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215739A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Nissan Motor Co Ltd 共同利用車両の利用予約システム
JP2013069226A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Nissan Motor Co Ltd 配車装置および配車方法
WO2015053123A1 (ja) * 2013-10-10 2015-04-16 日産自動車株式会社 車両管理システム及び車両管理方法
KR20150053847A (ko) * 2013-11-08 2015-05-19 주식회사 티모넷 무선통신을 이용한 실시간 차량 제어 시스템 및 그 방법
JP2017016450A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 本田技研工業株式会社 車両貸出しシステム、車両貸出し方法及び管理サーバ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002215739A (ja) * 2001-01-18 2002-08-02 Nissan Motor Co Ltd 共同利用車両の利用予約システム
JP2013069226A (ja) * 2011-09-26 2013-04-18 Nissan Motor Co Ltd 配車装置および配車方法
WO2015053123A1 (ja) * 2013-10-10 2015-04-16 日産自動車株式会社 車両管理システム及び車両管理方法
US20160246303A1 (en) * 2013-10-10 2016-08-25 Nissan Motor Co., Ltd. Vehicle management system and vehicle management method
KR20150053847A (ko) * 2013-11-08 2015-05-19 주식회사 티모넷 무선통신을 이용한 실시간 차량 제어 시스템 및 그 방법
JP2017016450A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 本田技研工業株式会社 車両貸出しシステム、車両貸出し方法及び管理サーバ

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020135695A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 本田技研工業株式会社 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法
JP2020135696A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 本田技研工業株式会社 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法
JP7285654B2 (ja) 2019-02-25 2023-06-02 本田技研工業株式会社 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法
JP7285653B2 (ja) 2019-02-25 2023-06-02 本田技研工業株式会社 車両管理サーバ、車両管理システムおよび車両管理方法
CN111915035A (zh) * 2019-05-09 2020-11-10 阿尔派株式会社 共享车管理装置、共享车管理系统以及共享车管理方法
JP2021026361A (ja) * 2019-08-01 2021-02-22 トヨタ自動車株式会社 車両予約管理装置
JP7153201B2 (ja) 2019-08-01 2022-10-14 トヨタ自動車株式会社 車両予約管理装置
JP2021047603A (ja) * 2019-09-18 2021-03-25 本田技研工業株式会社 注意喚起装置および注意喚起システム
JP7043469B2 (ja) 2019-09-18 2022-03-29 本田技研工業株式会社 注意喚起装置および注意喚起システム
JP7505417B2 (ja) 2021-02-17 2024-06-25 トヨタ自動車株式会社 情報処理装置、プログラム及び情報処理方法
WO2023190433A1 (ja) * 2022-03-30 2023-10-05 本田技研工業株式会社 管理システム及び管理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6869822B2 (ja) 2021-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6869822B2 (ja) カーシェアリング管理システム
JP6841729B2 (ja) 車両管理システム
JP4679286B2 (ja) レンタカーの管理システム、管理方法、会社サーバ、及びプログラム
JP6208273B2 (ja) 相乗り支援システム、相乗り支援方法、及び、相乗り支援装置
JP7542208B2 (ja) 情報処理方法及び情報処理システム
JP6358583B2 (ja) 車両管理サーバ、およびコンピュータプログラム
JP7064306B2 (ja) 車両制御装置及び車両制御方法
CN108076043A (zh) 用于交通工具维修的虚拟密钥
KR101006599B1 (ko) 회사 또는 기관을 위한 통합 차량 관리 시스템 및 이를 위한 차량 관리 방법
JP2019148928A (ja) レンタルサイクル運営システム及びプログラム
JP6778152B2 (ja) カーシェアリング管理システム
US20200134765A1 (en) Information processing device, information processing method and storage medium
JP2003044979A (ja) 車両共同利用システム
US20200132481A1 (en) Information providing device, information providing system, information providing method, and recording medium
JP7044002B2 (ja) 車両予約システム、車両予約方法およびプログラム
JP2020112956A (ja) 車両貸出管理装置
JP7126897B2 (ja) サーバ、充電スタンド案内システム、充電スタンド案内方法、及びプログラム
TWI802816B (zh) 資訊處理系統、資訊處理方法、電動車輛、儲存媒體及由資訊處理裝置所執行之程式
JP2019144938A (ja) サーバ装置、車両及びサービス提供システム
KR102227244B1 (ko) 카쉐어링 서비스 제공 시스템
KR20220152972A (ko) 통합 교통 서비스 제공 시스템 및 방법
CN114330786A (zh) 基于自动驾驶的车辆预约方法、装置、设备及存储介质
JP2019185334A (ja) 情報処理装置、相乗り提案方法及びプログラム
CN113284295A (zh) 用于租赁车辆的方法、电子设备和计算机存储介质
JP2002197208A (ja) 店舗契約駐車場の予約システム、方法および記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201006

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6869822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150