JP4518849B2 - セル方式の製氷機 - Google Patents

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    • F25CPRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
    • F25C2500/00Problems to be solved
    • F25C2500/06Spillage or flooding of water

Description

本発明は、下向きに開口するセルの周壁を冷媒で冷却し、セルに向かって製氷水を噴出供給しながら角氷を生成するセル方式の製氷機に関し、水タンクから排水パンへの排水構造に改良を加えたものである。
セル方式の製氷機は、例えば特許文献1に公知である。そこでは、V字状に傾く一対の傾斜壁で水タンクのタンク底壁を構成している。タンク底壁は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁と、緩やかな傾斜角度を持つ傾斜先端側の第2底壁とで構成して、製氷過程が終了した状態においても、両底壁の内隅部分に製氷水の一部が残るようにし、ポンプの空転を防止している。第2底壁の先端は排水口になっており、その下面側に第2底壁の下面側へ回り込む壁で排水路を形成してある。
製氷終了時点で水タンクの底に残った製氷水は、不純物を多く含んでおり、氷の白濁の原因となるため、水タンクの下方に設けた排水パンを介して機外へ排出する。同時に、給水トレーの上面に付着の屑氷を洗い流す洗浄水も、先の製氷水とともに排水パンを介して機外へ排出する。製氷水や洗浄水などを排出するとき、排水が製氷室へ飛び散ると、製氷室に貯留した角氷に付着してその一部を融解させたり、あるいは角氷で冷やされて隣接する氷どうしを結着してしまう。こうした、飛散排水による角氷の融解や角氷どうしの結着を防ぐために、特許文献1の製氷機では、排水パンの底壁内面に、廃棄水やオーバーフロー水を受け止める山形の突起や傾斜面を設けて、排水パン内で水が飛び散るのを防止している。
本発明では、水タンク内に残った製氷水や洗浄水を、水タンクの周側壁に開口した排水口から排水するが、この種の排水構造は特許文献2に認められる。そこでは水皿の傾動先端壁の手前に堰を構成する仕切壁を設け、傾動先端壁と仕切壁との間に排水路を区画し、その底壁を一方の周側壁へ向かって下り傾斜させ、傾斜下端に開口した排水口から余剰水を排水タンクへ放出できるようにしている。なお、この製氷機では、水平支持した水皿に製氷水を貯留しておき、製氷水に浸漬した製氷突起の周囲に氷を成長させる、いわば静水製氷方式の製氷機であって、製氷水をセルに向かって噴出供給しながら製氷を行うセル方式(動水製氷方式)の製氷機とは製氷形態が異なる。
特開2000−193348号公報(段落番号0017、図1) 実開平10−238914号公報(段落番号0013、図1)
セル方式の製氷機においては、排水の飛散を防止しながら、離氷サイクル時間を短縮することが求められるが、両者を満足することは難しい。セル方式の製氷機においては、水タンクを一定速度で下方傾動しながら排水するので、タンク内に残った製氷水が流下し始めるのと同時に、製氷水の大半が傾斜先端壁に向かって一気に流下する。そのため、流勢の強い排水が傾斜先端壁から飛び出しやすく、排水の飛散防止構造が複雑になり勝ちとなる。水タンクの傾動速度を遅くすると、排水量が急増するのを抑止できるが、離氷サイクル時間が長引くのを避けられない。特許文献1においては、排水パンに山形の突起や傾斜面などの飛散防止構造を付加しているが、その分だけコストが高く付く不利もある。
特許文献2の排水構造によれば、水皿の傾斜下端寄りに仕切壁を設けて、傾動先端壁と仕切壁との間に排水路を区画しているので、水皿を下降傾動するとき、第2底壁に沿って流下する廃棄水が傾動先端壁に直接衝突するのを仕切壁で防止できる。しかし、静水製氷方式では、水平支持した水皿に製氷水を貯留して製氷を行うので、水皿内の余剰製氷水を完全に排出するには毎回、水皿を水平姿勢形から垂直姿勢を越える位置まで下降傾動させる必要があり、水皿の排水動作が大きい分だけ離氷サイクル時間が長引いてしまう。製氷室内における水皿の動作空間が大きい分だけ、製氷室における有効貯氷量が小さくなる不具合もある。
本発明の目的は、製氷室への排水飛散を防止しながら、水タンク内の製氷水や洗浄水を確実に排水できるセル方式の製氷機を提供することにある。本発明の目的は、水タンクの排水構造を改良することにより、より小さな傾斜角度で排水を開始でき、水タンクの傾斜角度が増加するのに応じて排水量が急増するのを抑止し、排水の飛散を確実に防止できるセル方式の製氷機を提供することにある。本発明の目的は、水タンクの構造を改良するだけの比較的簡単な構造変更で、排水飛散を確実に防止できるセル方式の製氷機を提供することにある。
本発明の製氷機は、製氷室2の内部に、下向きに開口する一群のセル17を備えた製氷ケース10と、製氷ケース10の下面側に対向配置されて、各セル17に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー11と、製氷水を貯留する水タンク12と、水タンク12から排出される余剰製氷水および洗浄水を受け止める排水パン13とを含む製氷ユニットを備えている。給水トレー11と水タンク12とは、給水トレー11が製氷ケース10の下面に対向する製氷姿勢と、給水トレー11が製氷ケース10から分離して下降傾動する離氷姿勢との間で上下傾動できるよう支持する。水タンク12は、底壁38と、底壁38の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁39と、傾動基端側の第2周壁40と、第1、第2の両周壁39・40を繋ぐ第3周壁41および第4周壁42とを一体に備えた上向きに開口する皿状容器になっている。底壁38と第1周壁39との隅部に臨む、第3周壁41には、水タンク12内の余剰製氷水および離氷時の洗浄水をタンク外へ排出する排水口44が開口しており、排水口44の外面に水タンク12の傾動基端側へ向かって下り傾斜する排水樋45が形成されている。水タンク12の底壁38は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁51と、底壁38の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁52とで形成されている。水タンク12の底壁38と第1周壁39との間には、排水口44へ向かって下り傾斜する導水壁46が形成されている。導水壁46が、その傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されている。導水壁46が、第1の頂点46aが第1周壁39と第2周壁42との隅部に位置し、第2の頂点46bが第2底壁52と第1周壁39との隅部に位置し、第3の頂点46cが第2底壁52と第4周壁42との隅部に位置する、三角形状に形成されている。
本発明の製氷機は、製氷室2の内部に、下向きに開口する一群のセル17を備えた製氷ケース10と、製氷ケース10の下面側に対向配置されて、各セル17に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー11と、製氷水を貯留する水タンク12と、水タンク12から排出される余剰製氷水および洗浄水を受け止める排水パン13とを含む製氷ユニットとを備えている。給水トレー11と水タンク12とは、給水トレー11が製氷ケース10の下面に対向する製氷姿勢と、給水トレー11が製氷ケース10から分離して下降傾動する離氷姿勢との間で上下傾動できるよう支持されている。水タンク12は、底壁38と、底壁38の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁39と、傾動基端側の第2周壁40と、第1、第2の両周壁39・40を繋ぐ第3周壁41および第4周壁42とを一体に備えた上向きに開口する皿状容器である。底壁38と第1周壁39との隅部に臨む、第3周壁41に、水タンク12内の余剰製氷水および離氷時の洗浄水をタンク外へ排出する排水口44が開口している。排水口44の外面には、水タンク12の傾動基端側へ向かって下り傾斜する排水樋45が形成されている。水タンク12の底壁38は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁51と、底壁38の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁52とで形成されている。水タンク12の底壁38と第1周壁39との間に、排水口44へ向かって下り傾斜する導水壁46が形成されている導水壁46が、その傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されている。導水壁46は、第1導水壁61と第2導水壁62とからなり、第1導水壁61が、第1の頂点が第1周壁39と第2周壁42との隅部に位置し、第2の頂点が第2底壁52と第1周壁39との隅部に位置し、第3の頂点が第4周壁42の面上に位置する、三角形状に形成されている。第2導水壁62が、第1の頂点が第2底壁52と第4周壁42との隅部に位置し、第2の頂点が、第2底壁52と第1周壁39との隅部に位置し、第3の頂点が第4周壁42の面上に位置する、三角形状に形成されており、第2導水壁62の第2の頂点および第3の頂点は、第1導水壁61の第2の頂点および第3の頂点と一致しており、導水壁46が断面ヘ字状に形成されていることを特徴とする
また本発明の製氷機は、製氷室2の内部に、下向きに開口する一群のセル17を備えた製氷ケース10と、製氷ケース10の下面側に対向配置されて、各セル17に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー11と、製氷水を貯留する水タンク12と、水タンク12から排出される余剰製氷水および洗浄水を受け止める排水パン13とを含む製氷ユニットとを備えている。給水トレー11と水タンク12とは、給水トレー11が製氷ケース10の下面に対向する製氷姿勢と、給水トレー11が製氷ケース10から分離して下降傾動する離氷姿勢との間で上下傾動できるよう支持されている。水タンク12は、底壁38と、底壁38の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁39と、傾動基端側の第2周壁40と、第1、第2の両周壁39・40を繋ぐ第3周壁41および第4周壁42とを一体に備えた上向きに開口する皿状容器である。底壁38と第1周壁39との隅部に臨む、第3周壁41に、水タンク12内の余剰製氷水および離氷時の洗浄水をタンク外へ排出する排水口44が開口している。排水口44の外面には、水タンク12の傾動基端側へ向かって下り傾斜する排水樋45が形成されている水タンク12の底壁38は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁51と、底壁38の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁52とで形成されている。水タンク12の底壁38と第1周壁39との間に、排水口44へ向かって下り傾斜する導水壁46が形成されている。導水壁46が、その傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されている。導水壁46が、第1導水壁61と第2導水壁62とからなり、第1導水壁61が、第1の頂点が第1周壁39と第2周壁42との隅部に位置し、第2の頂点が第2底壁52と第1周壁39との隅部に位置し、第3の頂点が第2底壁52の面上に位置する、三角形状に形成されている。第2導水壁62が、第1の頂点が、第1周壁39と第2周壁42との隅部に位置し、第2の頂点が、第2底壁52と第4周壁42との隅部に位置し、第3の頂点が第2底壁52の面上に位置する、三角形状に形成されている。第2導水壁62の第1の頂点および第3の頂点は、第1導水壁61の第1の頂点および第3の頂点と一致しており、導水壁46が断面ヘ字状に形成されていることを特徴とする。
導水壁46の傾斜下端が、排水口44から所定量離れて設けられている。
本発明では、底壁38と、底壁38の周縁に立設される第1〜第4周壁39〜42などで、水タンク12を上向きに開口する皿形容器状に形成し、その第3周壁41と第4周壁42とのいずれか一方に排水口44を開口し、排水口44の外面に排水を排水パン13へ流下させる排水樋45を形成した。さらに、水タンク12の底壁38と第1周壁39との間には、排水口44へ向かって下り傾斜する導水壁46を形成して、水タンク12を下降傾動してタンク内の残留水を排出するとき、残留水の大半を導水壁46で排水口44へ向かって強制的に流動案内し、排水口44に達した残留水を排水樋45で反転案内して排水パン13へ排出するので、水タンク12内の残留水の全てを確実に排水できる。
残留水の全てを排水口44に集約し、排水樋45で反転案内することにより、水タンク12の底壁38に沿って流下する残留水の勢いを弱めながら排水するので、製氷室2へ排水が飛散するのを防止しながら、水タンク12内の残留水を確実に排水できる。
タンク内部に導水壁46を設けることにより、水タンク12が傾動するときのタンク内の水位上昇を、導水壁46の分だけ早くすることができる。このことは、水タンク12の傾動角度が小さい状態で、タンク内の残留水の排水を開始できることを意味しており、排水の開始タイミングが早くなるほど、水タンク12がさらに傾動した時の残留水の量を減少できる。その結果、排水口44に流れ込む残留水の量と、タンクの傾動に伴う排水の増加率とを小さくして、排水開始から排水完了に至る間の、排水口44における排水通過量の変動を小さくして、タンク内の残留水をより穏やかに排出できる。これにより、水が製氷室2内に飛散するのを確実に防止しながら、確実に残留水を排水できるので、水タンク12の傾動速度を速くしても、水の飛散を伴うこともなく支障なく排水でき、離氷サイクル時間の短縮に寄与できる。水タンク12の内部に導水壁46を付加するだけの比較的簡単な構造変更で、排水飛散を確実に防止できるので、排水飛散防止構造に要するコストを最小限化できる利点もある。
導水壁46が、傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されていると、水タンク12が傾動するときの、タンク内水位の上昇率が緩やかになるので、水タンク12の傾動角度が増加するときに、残留水が排水口44に勢いよく集中するのを防止して、排水口44の周辺部分で水が飛散するのをよく防止できる。
導水壁46の傾斜下端が、排水口44から所定量離れた位置に設けられていると、導水壁46で強制的に流動案内される残留水の領域を排水口44からある程度離すことができ、その分だけ残留水が排水口44へ向かって集中するのを緩和できる。これにより、タンク内の残留水が排水口44から流下し始めるときに、排水水量が急激に増加するのを抑止して水の飛散をさらに確実に防止できる。
排水口44が水タンク12のオーバーフロー穴を兼ねていると、オーバーフロー管などを別途設ける必要がないので、その分だけ水タンク12の構造を簡素化し、製氷ユニットの低コスト化を実現できる。
(実施例) 図1ないし図9は本発明に係るセル方式の製氷機の実施例を示す。図2において製氷機は縦長角箱状の本体ケース1を有し、断熱壁で囲まれる本体ケース1の内部が、その大半を占める上側の製氷室2と、ケース下部の機械室3とに区分されて、製氷室2の前面開口を図外の上開き型ドアで開閉できる。機械室3の内部には、圧縮機5、凝縮器6などの冷凍機器を収容してある。製氷室2の内部は、製氷室2に固定配置した排水パン13で上下に区分されており、上側の区画に製氷ユニットを配置し、下側の区画に製氷ユニットで生成した角氷が貯留される。
図3および図4において製氷ユニットは、製氷室2の上端寄りに固定したユニットベース9を基本構造体にして構成してあり、ユニットベース9の下面に固定される製氷ケース10と、製氷ケース10の下面側に対向配置されて、各セル17に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー11と、製氷水を貯留する水タンク12と、余剰製氷水や離氷時の洗浄水などを流下案内する排水パン13と、水タンク12内の製氷水を給水トレー11に加圧送給するポンプ14と、給水トレー11および水タンク12を上下に傾動操作する姿勢切り換え機構と、水タンク12に製氷水を供給し、あるいは離氷水を供給する給水管15とを含む。
図3において製氷ケース10は、下向きに開口する四角皿状の容器からなり、その内部に下向きに開口する一群のセル17を区画形成してある。各セル17は、金属板材を格子状に組んで構成する。製氷ケース10の上面には、製氷ケース10を氷点以下にまで冷却する冷媒配管18を密着配置してある。離氷過程では冷媒配管17にホットガスを送給して製氷ケース10を加熱し、セル17と角氷との分離を促進する。
給水トレー11は、下向きに開口するトレー本体20と、トレー本体20の上壁内面に接着固定されて、トレー本体20と協同して通水路Rを形成する水路枠21とで構成されている。トレー本体20の下面には水タンク12を一体に締結固定するが、両者を一体化した状態において、後述する水タンク12の第1周壁39とトレー本体20との間には、洗浄水を水タンク12へ落としこむための隙間Eが確保されている(図3および図7参照)。
図7においてトレー本体20の上壁には、製氷水をセル17内へ噴出供給するノズル穴22と、ノズル穴22を挟んで対向配置される一対の戻り穴23と、ノズル穴22の開口周縁と戻り穴23の下端寄りとを下り傾斜状に繋ぐ排水凹部24とが形成してある。ノズル穴22は水路枠21で区画される通水路Rに連通しており、戻り穴23は水路枠21の枠外部分に貫通状に形成した。排水凹部24は、製氷過程が終了するまでの間、氷塊に衝突して氷結しなかった製氷水を戻り穴23へ確実に流下させて、角氷が白濁するのを防ぐために設けてある。
図3および図5においてトレー本体20の側端には、プレス金具からなる揺動アーム25を固定してあり、揺動アーム25の上端をユニットベース9で一対のピン26を介して軸支することにより、給水トレー11と水タンク12とは製氷姿勢と離氷姿勢とに揺動変位できる。
給水トレー11および水タンク12を製氷姿勢と離氷姿勢とに切り換え操作するための姿勢切り換え機構を有する。図5および図6において姿勢切り換え機構は、給水トレー11の揺動先端に臨む状態でユニットベース9に固定されるモーター30および減速機31と、減速機31の出力軸に固定される一対の駆動アーム32と、給水トレー11に固定した一対のばね受ピン33と、各駆動アーム32との間に掛け止め装着される一対の引っ張りコイル形のばね34とで構成されている。
時計の文字盤を位置基準にして、図2に示すように駆動アーム32の先端が12時の位置にあるときは、給水トレー11および水タンク12は製氷姿勢に維持される。製氷姿勢から駆動アーム32が反時計回転方向へ回動して、その先端が図5に示すように、概ね7時の位置に達すると、給水トレー11および水タンク12はピン26まわりに自重で下降揺動して離氷姿勢に切り換わる。この状態から、駆動アーム32を12時の位置まで回動させると、給水トレー11および水タンク12はピン26まわりに上昇揺動して製氷姿勢に復帰する。
給水管15は、給水トレー11の上方において、製氷ケース10と揺動アーム25との間の空間に配置されており、その管壁には一定間隔置きに給水口が開口している。給水管15は電磁弁35(図3参照)と通水管を介して水道に接続する。電磁弁35を開閉することにより、トレー本体20の上壁に向かって製氷水を供給し、あるいは離氷用の洗浄水を供給できる。
図1および図3において水タンク12は、底壁38と、底壁38の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁39と、傾動基端側の第2周壁40と、第1、第2の両周壁39・40を繋ぐ第3周壁41および第4周壁42とを一体に備えた、上向きに開口する角皿状のプラスチック成形品からなる。
水タンク12の傾動基端側の下隅には凹部27を形成してあり、この凹部27内にポンプ14を配置する。図3に示すように、ポンプ14は揺動アーム25の下面に固定したブラケット28に装着されて、その吸込み口14aが水タンク12の最深部に連通しており、吐出口14bが給水トレー11の通水路Rに連通している。
製氷過程が終了した時点でタンク内に残る余剰製氷水や、離氷時の洗浄水をタンク外へ排出するために、底壁38と第1周壁39との隅部に臨む第3周壁41に排水口44を開口し、排水口44の外面に排水樋45を形成した。さらに、底壁38と第1周壁39との間には、排水口44へ向かって下り傾斜する導水壁46を形成した。水タンク12の容積は先の凹部27を設けた分だけ減少するが、この容積減少を補うために第3周壁41の外面に、タンク内部と連通する増槽部47が膨出形成されている。水タンク12は、排水樋45および増槽部47が製氷室2の内奥壁に面する状態で装着する。
図3に示すように、水タンク12の底壁38は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁51と、底壁38の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁52とで形成する。先の排水口44は、第2底壁52の傾動先端に臨む第1周壁39の前部に台形状に開口している。排水樋45は、第2底壁52と同じ向きに下り傾斜する樋底壁53と、第1周壁39と協同して樋底壁53の周囲を囲む樋周壁54とで構成する。図7に示すように、樋底壁53の傾斜角度は、第2底壁52の傾斜角度より大きく設定した。
図1および図8に示すように、導水壁46は第4周壁42の側から排水口44へ向かって先すぼまり状、具体的には直角三角形状に形成し、その直角頂部46aを第1周壁39と第4周壁42との隅部に位置させ、第2の頂部46bを第2底壁52と第1周壁39との隅部で、排水口44の近傍手前に位置させ、第3の頂部46cを第2底壁52と第4周壁42との隅部に位置させてある。このように、第2の頂部46bを排水口44の近傍手前に位置させたのは、タンク内の残留水が排水口44から流下し始めるとき、製氷水の大半が排水口44へ向かって集中するのを緩和し、排水水量が急激に増加するのを抑止するためである。
水タンク12内における各頂部の高さは、直角頂部46aが最も高い位置にあり、第2の頂部46b、第3の頂部46cの順に低くなる。これにより、導水壁46は直角頂部46aから、第2の頂部46b、および第3の頂部46cへ向かって下り傾斜する。なお、第4周壁42と平行な垂直面で導水壁46を切断したときの壁断面は、図7に示すように第2底壁へ向かって下り傾斜するが、この傾斜面の傾斜角度は、先の樋底壁53の傾斜角度と概ね一致する。
上記のように導水壁46を傾斜させることにより、図9に示すように水タンク12を離氷姿勢にしたとき、第2底壁52を第1周壁39の基端へ向かって下り傾斜させ、さらに導水壁46を排水口44へ向かって下り傾斜させて、水タンク12内の製氷水を全て確実に排水することができる。このとき、排水樋45の樋底壁53は、排水パン13の底壁56と同じ角度で下り傾斜しているので、排水口44に達した排水の全てを排水パン13へ排出できる。
排水パン13は浅い角皿状のプラスチック成形品からなり、その底壁56の大半が排水穴57側へ向かって下り傾斜している。図8に示すように、排水穴57は排水パン13の内奥隅寄りに形成してあり、その下部に連結した配水管58を介して、排水パン13で受けた排水を機外へ排出する(図2参照)。離氷姿勢になった水タンク12の外郭線は、排水パン13の内部に収まるので、水タンク12や給水トレー11から水が滴り落ちることがあっても、排水パン13で受け止めることができる。
製氷過程では、給水管15から新規な製氷水が給水トレー11の上面に供給される。製氷水は、戻り穴23を介して水タンク12へ流下し、必要量がタンク内に貯留される。なお排水口44は、水タンク12のオーバーフロー穴を兼ねていて、余分に供給された製氷水は排水口44から排出される。
冷媒配管18に冷媒を循環送給して製氷ケース10を冷却しながら、ポンプ14を起動して水タンク12内の製氷水を通水路Rへ加圧送給し、ノズル穴22からセル17内へ噴出させて角氷を生成する。製氷が完了したら、冷媒配管18への冷媒送給と、ポンプ14による水送給とを停止して、離氷過程へ移行する。このとき、水タンク12内には塩素などの不純物を含む製氷水が残っている。その水位を図3に想像線で示す。
離氷過程では、冷媒配管18にホットガスを送給して製氷ケース10を加熱し、セル17の周壁と角氷との界面を融解させることにより、角氷の分離を促進する。製氷ケース10を加熱して所定時間が経過した状態で、姿勢切り換え機構のモーター30を作動させて、駆動アーム32を反時計回転方向へ回動変位させて、給水トレー11および水タンク12を、下り傾斜状の離氷姿勢に切り換える。同時に、電磁弁35(図5参照)を切り換えて給水管15から離氷用の洗浄水を給水トレー11の上面に供給する。
これにより、角氷は各セル17から抜け出し、給水トレー11の上壁に案内されて滑り落ち、製氷室2に貯留される。給水トレー11の上壁に付着した氷屑は、給水管15から供給される洗浄水で洗い流され、洗浄水とともに隙間Eから水タンク12内へ流下する。洗浄水の一部は、戻り穴23から水タンク12へ落下する。
給水トレー11および水タンク12はゆっくりと下降傾動して、やがて離氷姿勢に切り換わる。水タンク12の傾動によって、タンク内の水位が第2底壁52と第一周壁39との隅部に達すると、排水の一部は導水壁46に受け止められる。そのときの導水壁46における水位は、例えば図1に想像線で示すようになる。タンク内に残った水量を一定とすると、水タンク12が傾動するときのタンク内の水位上昇は、導水壁46を設けた分だけ早くなる。そのため、水タンク12の傾動角度が小さい状態で、タンク内の残留水の排水を開始できる。
このように排水の開始タイミングが早くなると、水タンク12がさらに傾動した時の残留水の量が減るので、排水口44に流れ込む排水量と、タンクの傾動に伴う排水の増加率とが小さくなる。その結果、排水開始から排水完了に至る間の、排水口44における排水通過量の変動幅を小さくして、タンク内に残った製氷水や洗浄水を穏やかに排出できることになる。
排水口44を通過した排水は、樋周壁54で反転案内されて、樋底壁53に沿って流下し、排水パン13の幅方向中央へ向かって放出される。そのため、排水樋45から放出される排水が、排水パン13の周囲壁に衝突することはすることはなく、上記のように、製氷水や洗浄水を穏やかに排出できることも相俟って、排水の飛散を確実に防止できる。これにより、製氷室2に貯留されている角氷どうしが、給水トレー11から滴り落ちた水によって再氷結するのを確実に防止できる。第2底壁52に沿って流下してきたタンク内の水は、導水壁44で強制的に排水口44の側へ流下案内して、タンク内の排水を完全に排出できるのは既に説明したとおりである。
一連の離氷動作が終了したら、給水トレー11および水タンク12を製氷姿勢に復帰させて、トレー本体20の上壁を製氷ケース10の下面と対向させる。以後は、製氷過程と離氷過程とを交互に行って角氷を連続的に生成する。
導水壁46は図10に示すように構成することができる。図10(a)では、それぞれ三角形状に形成した第1導水壁61と第2導水壁62とで導水壁46を構成して、導水壁46の断面形状をへ字状に形成した。
図10(b)の導水壁46も同様に、2個の導水壁61・62で断面へ字状に形成するが、第1導水壁61の傾斜下端側に三角形の底辺を位置させた点が、図10(a)の導水壁46とは異なる。この場合も、導水壁46の全体は排水口44へ向かって先すぼまり状に形成してある。
前記導水壁46は直角三角形である必要はなく、排水口44へ向かって先すぼまり形状であればよい。第2の頂点46bと第3の頂点46cを結ぶ線は、部分円弧や湾曲線、あるいは折れ線で形成してあってもよい。導水壁46は2次元平面で形成する必要はなく、3次元平面、例えば上凸状の壁面で形成することができる。必要があれば、導水壁46の傾斜下端を排水口44の入り口、あるいは樋底壁53の傾斜上端に位置させることができる。増槽部47は省略することができる。水タンクの平面形状は四角形である必要はない。
水タンクの斜視図である。 製氷機の縦断正面図である。 製氷ユニットの縦断正面図である。 図3におけるA−A線断面図である。 給水トレーおよび水タンクを離氷姿勢に切り換えた状態の正面図である。 姿勢切り換え機構を示す側面図である。 給水トレーにおける給排水構造を示す縦断正面図である。 水タンクの横断平面図である。 排水時の水タンクを示す縦断面図である。 導水壁のそれぞれ別実施例を示す概略斜視図である。
符号の説明
2 製氷室
10 製氷ケース
11 給水トレー
12 水タンク
13 排水パン
17 セル
38 底壁
39 第1周壁
40 第2周壁
41 第3周壁
42 第4周壁
44 排水口
45 排水樋
46 導水壁

Claims (4)

  1. 製氷室(2)の内部に、下向きに開口する一群のセル(17)を備えた製氷ケース(10)と、製氷ケース(10)の下面側に対向配置されて、各セル(17)に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー(11)と、製氷水を貯留する水タンク(12)と、水タンク(12)から排出される余剰製氷水および洗浄水を受け止める排水パン(13)とを含む製氷ユニットが設けられており、
    給水トレー(11)と水タンク(12)とは、給水トレー(11)が製氷ケース(10)の下面に対向する製氷姿勢と、給水トレー(11)が製氷ケース(10)から分離して下降傾動する離氷姿勢との間で上下傾動できるよう支持されており、
    水タンク(12)は、底壁(38)と、底壁(38)の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁(39)と、傾動基端側の第2周壁(40)と、第1、第2の両周壁(39・40)を繋ぐ第3周壁(41)および第4周壁(42)とを一体に備えた上向きに開口する皿状容器であり、
    底壁(38)と第1周壁(39)との隅部に臨む、第3周壁(41)に、水タンク(12)内の余剰製氷水および離氷時の洗浄水をタンク外へ排出する排水口(44)が開口しており、
    排水口(44)の外面には、水タンク(12)の傾動基端側へ向かって下り傾斜する排水樋(45)が形成されており、
    水タンク(12)の底壁(38)は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁(51)と、底壁(38)の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁(52)とで形成されており、
    水タンク(12)の底壁(38)と第1周壁(39)との間に、排水口(44)へ向かって下り傾斜する導水壁(46)が形成されており、
    導水壁(46)が、その傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されており、
    導水壁(46)が、第1の頂点(46a)が第1周壁(39)と第2周壁(42)との隅部に位置し、第2の頂点(46b)が第2底壁(52)と第1周壁(39)との隅部に位置し、第3の頂点(46c)が第2底壁(52)と第4周壁(42)との隅部に位置する、三角形状に形成されていることを特徴とするセル方式の製氷機。
  2. 製氷室(2)の内部に、下向きに開口する一群のセル(17)を備えた製氷ケース(10)と、製氷ケース(10)の下面側に対向配置されて、各セル(17)に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー(11)と、製氷水を貯留する水タンク(12)と、水タンク(12)から排出される余剰製氷水および洗浄水を受け止める排水パン(13)とを含む製氷ユニットが設けられており、
    給水トレー(11)と水タンク(12)とは、給水トレー(11)が製氷ケース(10)の下面に対向する製氷姿勢と、給水トレー(11)が製氷ケース(10)から分離して下降傾動する離氷姿勢との間で上下傾動できるよう支持されており、
    水タンク(12)は、底壁(38)と、底壁(38)の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁(39)と、傾動基端側の第2周壁(40)と、第1、第2の両周壁(39・40)を繋ぐ第3周壁(41)および第4周壁(42)とを一体に備えた上向きに開口する皿状容器であり、
    底壁(38)と第1周壁(39)との隅部に臨む、第3周壁(41)に、水タンク(12)内の余剰製氷水および離氷時の洗浄水をタンク外へ排出する排水口(44)が開口しており、
    排水口(44)の外面には、水タンク(12)の傾動基端側へ向かって下り傾斜する排水樋(45)が形成されており、
    水タンク(12)の底壁(38)は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁(51)と、底壁(38)の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁(52)とで形成されており、
    水タンク(12)の底壁(38)と第1周壁(39)との間に、排水口(44)へ向かって下り傾斜する導水壁(46)が形成されており、
    導水壁(46)が、その傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されており、
    導水壁(46)が、第1導水壁(61)と第2導水壁(62)とからなり、
    第1導水壁(61)が、第1の頂点が第1周壁(39)と第2周壁(42)との隅部に位置し、第2の頂点が第2底壁(52)と第1周壁(39)との隅部に位置し、第3の頂点が第4周壁(42)の面上に位置する、三角形状に形成されており、
    第2導水壁(62)が、第1の頂点が第2底壁(52)と第4周壁(42)との隅部に位置し、第2の頂点が、第2底壁(52)と第1周壁(39)との隅部に位置し、第3の頂点が第4周壁(42)の面上に位置する、三角形状に形成されており、
    第2導水壁(62)の第2の頂点および第3の頂点は、第1導水壁(61)の第2の頂点および第3の頂点と一致しており、導水壁(46)が断面ヘ字状に形成されていることを特徴とするセル方式の製氷機。
  3. 製氷室(2)の内部に、下向きに開口する一群のセル(17)を備えた製氷ケース(10)と、製氷ケース(10)の下面側に対向配置されて、各セル(17)に向かって製氷水を噴出供給する給水トレー(11)と、製氷水を貯留する水タンク(12)と、水タンク(12)から排出される余剰製氷水および洗浄水を受け止める排水パン(13)とを含む製氷ユニットが設けられており、
    給水トレー(11)と水タンク(12)とは、給水トレー(11)が製氷ケース(10)の下面に対向する製氷姿勢と、給水トレー(11)が製氷ケース(10)から分離して下降傾動する離氷姿勢との間で上下傾動できるよう支持されており、
    水タンク(12)は、底壁(38)と、底壁(38)の周縁に立設される傾動先端側の第1周壁(39)と、傾動基端側の第2周壁(40)と、第1、第2の両周壁(39・40)を繋ぐ第3周壁(41)および第4周壁(42)とを一体に備えた上向きに開口する皿状容器であり、
    底壁(38)と第1周壁(39)との隅部に臨む、第3周壁(41)に、水タンク(12)内の余剰製氷水および離氷時の洗浄水をタンク外へ排出する排水口(44)が開口しており、
    排水口(44)の外面には、水タンク(12)の傾動基端側へ向かって下り傾斜する排水樋(45)が形成されており、
    水タンク(12)の底壁(38)は、傾斜角度が大きな傾斜基端側の第1底壁(51)と、底壁(38)の殆どを占める傾斜角度が緩やかな傾斜先端側の第2底壁(52)とで形成されており、
    水タンク(12)の底壁(38)と第1周壁(39)との間に、排水口(44)へ向かって下り傾斜する導水壁(46)が形成されており、
    導水壁(46)が、その傾斜上端側から傾斜下端側へ向かって先すぼまり状に形成されており、
    導水壁(46)が、第1導水壁(61)と第2導水壁(62)とからなり、
    第1導水壁(61)が、第1の頂点が第1周壁(39)と第2周壁(42)との隅部に位置し、第2の頂点が第2底壁(52)と第1周壁(39)との隅部に位置し、第3の頂点が第2底壁(52)の面上に位置する、三角形状に形成されており、
    第2導水壁(62)が、第1の頂点が、第1周壁(39)と第2周壁(42)との隅部に位置し、第2の頂点が、第2底壁(52)と第4周壁(42)との隅部に位置し、第3の頂点が第2底壁(52)の面上に位置する、三角形状に形成されており、
    第2導水壁(62)の第1の頂点および第3の頂点は、第1導水壁(61)の第1の頂点および第3の頂点と一致しており、導水壁(46)が断面ヘ字状に形成されていることを特徴とするセル方式の製氷機。
  4. 導水壁(46)の傾斜下端が、排水口(44)から所定量離れている請求項1乃至3のいずれかに記載のセル方式の製氷機。
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