JP4855099B2 - セル型製氷機 - Google Patents

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本発明は、下向きに開口するセルの周壁を冷媒で冷却し、セルに向かって製氷水を噴出供給しながら角氷を生成するセル型製氷機に関し、なかでもそのセルに向かって製氷水を噴出供給する給水トレー構造に関する。
給水トレーの給排水構造に関する本出願人の公知文献に、特許文献1がある。ただし、そこでの各給排水溝は給水トレーの傾斜に沿って縦一列に直線状に配置してある。本発明の課題に関する公知文献の一つに、特許文献2がある。
特開2006−017401(段落番号0015、0032) 特開平6−265247号公報
特許文献1にも示されるように、セル型製氷機は、下向きに開口する一群のセル14を備えた製氷ケース6を氷点以下に冷却し、その下面を塞ぐように対向配置した給水トレー8のノズル孔から各セル14に向かって製氷水を噴射し、セル14内に角氷を生成させる。その後、給水トレー8を傾けて製氷ケース6の下面側を開放する。製氷ケース6を加熱して生成した角氷を自重で落下させ、製氷室2内に収容するように構成されている。
このとき製氷ケース6で生成する各角氷は、下端面が薄氷で一連に連なった状態で生成される。ばらばらに生成するよりも一体に生成した方が、全角氷の重量が作用して製氷ケース6から角氷が剥離し易くなり、確実に離氷させることができるからである。そして製氷ケース6から剥離した一塊の角氷(角氷塊K)は、そのまま下向きに傾斜した給水トレー8の上に落下して給水トレー8の上壁面を滑り落ち、製氷室2内に落下する。その際の衝撃によって薄氷が粉砕し、角氷塊Kが個々の角氷にばらけるようになっている。
ところが、まれではあるが、剥離した角氷塊Kが給水トレー8の上面を滑り落ちる際、給水トレー8の上壁面に引っ掛かって製氷室2に落下しない場合がある。そこで、本出願人が原因を詳細に検討したところ、次のことが判明した。すなわち、図4に示すように、生成した角氷塊Kの下面には、各給排水溝mに対応して微小な突起tが形成され、角氷塊Kが給水トレー8上を滑り落ちる際に、これら突起tが給排水溝mに嵌り込んで引っ掛かるのである。
更に詳しく説明すると、そこでの給排水溝mは、図7に示すように一個のノズル孔125と、ノズル孔125を挟んで対向配置された一対の戻り孔126とで構成されており、ノズル孔125と戻り孔126との間には溝状の排水凹部127が形成されている。そして製氷時には、排水凹部127および戻り孔126が対向していた角氷塊Kの下面に突起tが形成される。なかでも戻り孔126側に大きな突起が形成されるのである。各排水凹部127は、その長手方向の中心軸が給水トレー8の傾斜に沿って直線状に配置されているため、角氷塊Kが製氷ケース6から剥離して給水トレー8上に落下すると、図7に示すように、角氷塊Kに形成された突起tと各排水凹部127とが給水トレー8の傾斜方向に沿って一部重なる。給水トレー8は傾いているため、角氷塊Kに形成された突起tが、その突起tが形成された排水凹部127の真上には位置しないが、傾動先端23側の隣接する排水凹部127と重なるのである。その結果、落下して滑落速度に勢いがつく間もなく突起tが排水凹部127に嵌り込み、引っ掛かってしまうのである。
このように、給水トレー上に氷が引っ掛かることは、再度製氷姿勢に給水トレーが復帰する際に氷を噛み込んで機材の損傷を招くおそれがあるため、まれとはいえ放置できない問題であった。また、氷の引っ掛かりを予防するために、離氷時には離氷用の水を給水トレーの上面に供給しているが、供給した水はそのまま排水するだけであるため、多量の水が無駄になっていた。
この点、先の引用文献2では、突起が生じる凹みの角氷側の開口寸法を絞って、給水トレーが傾動する際に突起が折れるようにし、角氷塊の下面から突起を無くすことで角氷塊を円滑に滑落させるように工夫している。しかしながら、必ずしも突起が折れるとは限らないため、確実性に欠けるし、開口寸法を絞ることは、排水性にも影響する。
そこで本発明の目的は、比較的簡単な変更でもって、氷の噛み込みによる故障の発生を飛躍的に減少させることができ、経済性および耐久性が格段に向上するセル型製氷機を提供することにある。本発明の目的は、本来の製氷機能を損なうことなく、落下した角氷塊が給水トレーに引っ掛かるのをより効果的に防止できる給水トレーを備えたセル型製氷機を提供することにある。
本発明に係るセル型製氷機は、製氷室2の内部に、格子状に縦横に配列されて、下向きに開口する一群のセル14を備えた製氷ケース6と、製氷ケース6の下面側に対向配置されて、片側の傾動軸22を中心に上下に傾動可能に支持される給水トレー8と、製氷水を貯留する水タンク9と、水タンク9内の製氷水を給水トレー8に加圧送給するポンプ12と、製氷ケース6の下面を塞ぐ製氷姿勢と、製氷ケース6の下面を開放して下り傾斜状に配置される離氷姿勢との間に、給水トレー8を傾動変位させる姿勢切り替え機構とを備えている。給水トレー8の上壁面には、セル14に向かって製氷水を噴出供給するノズル孔25と、氷結しなかった水を水タンク9内へ戻す戻り孔26とを有する一群の給排水溝Mが設けられている。これら給排水溝Mは、各セル14に一つの給排水溝Mが対応するように、給水トレー8の上壁面に配置されている。ノズル孔25の開口中心と戻り孔26の開口中心とで規定される一つの給排水溝Mの伸び方向と、該一つの給排水溝Mと給水トレー8の傾斜方向において隣接する他の給排水溝Mの伸び方向とが異なる方向となるように、給排水溝Mが形成されている。
給水トレー8の傾斜方向に伸びて、給排水溝Mのノズル孔25の孔中心を通る仮想線を規定したとき、一つの給排水溝Mの仮想線と、該一つの給排水溝Mと給水トレー8の傾斜方向において隣接する他の給排水溝Mの仮想線とが、該給水トレー8の傾斜方向と直交する方向において異なる位置にあるように、給排水溝Mが配置されている。
図1に示すように、給水トレー8の上壁面に縦横に整列して配置された給排水溝Mのうち、給水トレー8の傾斜方向に沿う各列の給排水溝Mにおいて、少なくとも隣接する各給排水溝Mをずらして配置することで、角氷塊Kが給水トレー8に引っ掛かるのを効果的に防止することができる。すなわち、図5に示すように、かかる給水トレー8によれば、製氷時において角氷塊Kの下面に形成される突起Tの位置も、各給排水溝Mに対応して隣接する突起Tごとにずれた位置に形成される。そして、離氷時に傾斜した給水トレー8上に落下する角氷塊Kは、給水トレー8が傾斜した分だけ、傾動先端23側に位置ずれして落下するが、このとき、隣接する給排水溝Mどうしをずらして配置してあるため、角氷塊Kの下面に形成された突起Tと給排水溝Mとが重なる確率は極めて小さくなる。しかも、落下後に角氷塊Kが給水トレー8を滑落する際にも、少なくとも隣接する一個のセル14分の距離だけは、各突起Tと各給排水溝Mとがぴったりと重なり合うことがないため、滑落速度に勢いがついてよりいっそう突起Tが給排水溝Mに嵌り込み難くなる。
各列の給排水溝Mを、図1および図5に示すように、折れ線状に配列してあると、給水トレー8のトレー本体17のみを変更するだけで済み、水路枠体18などの関連部材をそのまま利用できるため、極めて簡単かつ低コストで実施できる。隣接する給排水溝Mが列基準線Lに対してそれぞれ逆向きになるため、突起Tと給排水溝Mの重なる確率を極めて小さくできる。
各給排水溝Mの列基準線Lに対する傾斜角度θを、10度〜45度の範囲に設定してあると、突起Tが給排水溝Mに嵌り込んでも接触抵抗が小さいため、滑落の勢いを妨げることがなく、それだけ引っ掛かりを防ぐことができる。
各列の給排水溝Mを千鳥状に配列してあると、少なくとも隣接する給排水溝Mの位置が異なるため、落下した角氷塊Kの突起Tと給排水溝Mとの重なりをなくすことができ、よりいっそう引っ掛かりを防止することができる。
(実施例) 図1ないし図6に本発明に係るセル型製氷機の一例を示す。図2は製氷機内部を正面から示したものであり、製氷機は断熱材で囲まれる角箱状の本体ケース1を有し、本体ケース1の内部は前面が開口する製氷室2と、機械室3とにそれぞれ上下に区分されている。製氷室2の前面開口にはドア(図示せず)が取り付けられており、上開きに開閉可能となっている。機械室3の内部に圧縮機や凝縮器などの冷凍機器が収容されている。そして製氷室2の上部に配置されているのが、氷をつくるための製氷ユニットFである。
図2ないし図4に示すように、製氷ユニットFは、製氷室2の上端寄りに固定したユニットベース5を基本構造体にして構成されており、ユニットベース5の下面に固定される製氷ケース6と、製氷ケース6の下面側に対向配置される給水トレー8と、給水トレー8の下側に給水トレー8と一体に固定されて製氷水を貯留する水タンク9と、給水トレー8および水タンク9の下方に配置されて余剰な製氷水や離氷時の洗浄水などを流下案内する排水パン10と、水タンク9内の製氷水を給水トレー8に加圧送給するポンプ12と、給水トレー8および水タンク9を上下方向に傾動操作する姿勢切り換え機構と、離氷水の供給等を行う給水管13とで構成されている。
図4において製氷ケース6は、下向きに開口する熱伝導性に優れた金属製の四角皿状の容器からなり、その内部に下向きに開口する一群のセル14が縦横格子状に区画されている。製氷ケース6の上面には、製氷過程では冷媒を循環送給して製氷ケース6を氷点以下にまで冷却し、離氷過程ではホットガスを循環送給して製氷ケース6を加熱する熱交配管15が密着配置してある。ちなみにここでのセル14の縦横寸法は30mm角とした。
給水トレー8は、下向きに開口する四角トレー状のトレー本体17と、トレー本体17の上壁内面に一体に固定される水路枠体18とで構成されている。トレー本体17と水路枠体18の樹形状の水路枠19とで製氷水を循環送給する給水路20が形成されている(図1参照)。トレー本体17の下面には、水タンク9が一体に締結固定されており、図4において、トレー本体17の左側端には、プレス金具からなる傾動アーム21が固定されている。傾動アーム21の上端は、傾動軸22を介してユニットベース5に軸支されており、この傾動軸22を中心に、給水トレー8および水タンク9は上下に傾動可能となっている。水タンク9は、傾動先端23側へ向かって登り傾斜する角皿状のプラスチック成形品からなり、傾動先端23側の周壁下面には水タンク9内の余剰水を排出する排水口24が形成されている。
図1および図5においてトレー本体17の上壁面には、各セル14に対応する位置に、一群の給排水溝Mが縦横に整列した状態で設けられている。各給排水溝Mは、製氷水を噴出供給するノズル孔25と、ノズル孔25を挟んで対向配置される一対の戻り孔26と、ノズル孔25から戻り孔26に向かって下り傾斜した断面コ字上の溝からなる排水凹部27とで構成されている。ノズル孔25は給水路20に連通し、戻り孔26は水路枠19の枠外部分に連通している。具体的には、ノズル孔25の開口径は1.5mm、戻り孔26の開口径は3mmである。各排水凹部27の長さ寸法は8mmで、幅寸法はノズル孔25側が4mmであり、3mmの戻り孔26側に向かって幅が狭くなっている。各給排水溝M間の距離はセル14の縦横寸法と同じく30mmである。かかる構成であれば、従来の製氷機に対してトレー本体17の変更だけで実施できるため、極めて経済的である。
給水トレー8の傾斜方向に沿う各列の各給排水溝Mは、図1に示すように、列基準線Lに対してそれぞれ互い違いに逆向きに傾斜する折れ線状に配列してある。各給排水溝Mの傾斜角度θは10度〜45度の範囲に設定するのが好ましい。45度を越えると、突起Tが給排水溝Mに嵌りこんだ際の接触抵抗が大きくなって、角氷塊Kが引っ掛かり易くなるため、45度までに設定するのが好ましい。なお、下限は、給排水溝Mと突起Tとの重なり具合を考慮して設定すればよく、通常は10度以上に設定すれば足りる。ここでは30度に設定した。
傾動アーム21側の水タンク9下面の片隅部には凹部が形成されており、この凹部内にポンプ12が配設されている。ポンプ12は、傾動アーム21の下面に固定したブラケットに装着されていて、その吸込み口は水タンク9に連通し、吐出口は給水トレー8の給水路20に連通している。水タンク9の下方の排水パン10は、水タンク9内の余剰な製氷水と、給水トレー8から流下する洗浄水などを受け止めて機外へ排水し、製氷室2への水の滴下を防止して、製氷室2内に貯留した角氷がくっつき合うのを防いでいる。
給水トレー8が製氷ケース6の下面を塞ぐ製氷姿勢と、給水トレー8が製氷ケース6の下面を開放して下り傾斜状に配置される離氷姿勢とに、給水トレー8および水タンク9を傾動変位させるために、姿勢切り換え機構が設けられている。図2ないし図3に示すように、姿勢切り換え機構は、給水トレー8の傾動先端23に臨む状態でユニットベース5に固定されるモータ(図示せず)と、一対の駆動アーム28と、給水トレー8に固定した一対のばね受ピン30と各駆動アーム28との間に掛け止め装着された一対の引っ張りコイル形のばね31などで構成されている。
図3において時計の文字盤を位置基準とするとき、駆動アーム28の先端が12時の位置にあるときは(実線状態)、給水トレー8および水タンク9は略水平の製氷姿勢に維持された状態にある。駆動アーム28が反時計回転方向へ回動して、その先端が概ね7時の位置にあるとき(想像線で示す状態)、給水トレー8および水タンク9は傾動軸22まわりに自重で下方に傾いて傾斜状態の離氷姿勢に切り換わる。この状態から、モータで駆動アーム28を12時の位置まで回動させることにより、給水トレー8および水タンク9は製氷姿勢に復帰する。
給水トレー8の上方の製氷ケース6と傾動アーム21との間の空間には、管壁の一定間隔おきに散水口が開口する給水管13が配置されている。給水管13は電磁弁32を介して水道配管に接続されており、電磁弁32の開閉により、トレー本体17の上壁上面に送水可能となっている。
製氷過程では、給水管13から新規な製氷水が給水トレー8の上面に供給され、戻り孔26を介して水タンク9内に必要量が貯留される。熱交配管15に冷媒を循環送給して製氷ケース6を冷却しながら、ポンプ12を起動して水タンク9内の製氷水を給水路20へ加圧送給し、ノズル孔25からセル14内へ噴出して製氷する。氷結しなかった水は排水凹部27および戻り孔26を介して水タンク9内に戻る。製氷過程の給水トレー8は、図3に示すように製氷ケース6の下面を塞ぐ製氷姿勢にある。このとき、製氷ケース6の下面と給水トレー8の上壁面との間には僅かな隙間が設けてあるので、この隙間の存在によって各角氷は、薄氷によって一体に連なる。図4および図5に示すように、薄氷で連なった角氷塊Kの下面には突起Tが形成されるが、本発明の給水トレー8であれば、その突起Tも給排水溝Mに対応して隣接する突起Tごとそれぞれ互い違いに逆向きのずれた位置に形成される。
離氷過程では、熱交配管15にホットガスを送給して製氷ケース6を加熱して角氷塊Kの剥離を促進する。製氷ケース6を加熱して所定時間が経過した状態で、姿勢切り換え機構を操作することにより、図4に示すように給水トレー8および水タンク9を下り傾斜状の離氷姿勢に切り換える。同時に、電磁弁32を切り換えて給水管13から離氷用の水を給水トレー8の上面に供給する。ただし、その供給量は僅かな量でよい。
これにより、図4に示すごとく、角氷塊Kは製氷ケース6から剥離して給水トレー8の上壁面の上に落下する。このとき、給水トレー8が傾斜した分だけ、角氷塊Kは傾斜下端側に落下するため、角氷塊Kの下面の突起Tが、同じ配置の給排水溝Mにぴったりと嵌り込むことはない。しかも隣接する給排水溝Mは逆向きにずらして配置してあるため、突起Tと給排水溝Mとが重なる確率は極めて小さい(図5参照)。したがって落下した角氷塊Kは、引っ掛かることなくそのまま給水トレー8上を滑落し始める。少なくとも一個のセル分の距離は引っ掛かるおそれがないため、滑落速度に勢いがつく。滑落速度に勢いがつく結果、傾動先端23側のさらに下方に同じ配置の給排水溝Mが形成してあっても、嵌り込むことなく滑り落ち、安定して製氷室2に角氷塊Kを落下させることができる。最後は給水トレー8の上壁に付着した氷屑を給水管13から供給する離氷水で洗い流し、排水パン10を介して機外へ排出して離氷過程は終了する。一連の離氷動作が終了すると、給水トレー8および水タンク9は製氷姿勢に復帰する。以後は製氷過程と離氷過程とを交互に行って角氷塊Kを連続的に生成する。
(別実施例) 図6に、本発明に係る製氷機の給水トレー8の別実施例を示す。図6(a)〜(d)は、いずれも、給水トレー8の傾斜方向に沿う各列中の一列の給排水溝Mを示したものである。対応する製氷ケース6のセル14の配置と共に示した。図6の(a)は、給排水溝Mの長手方向が給水トレー8の傾斜方向と一致する従来の配置と、給排水溝Mの長手方向を交互に逆向きに傾ける折れ線状の配置とを一つ置きに形成した。図6の(b)は、給排水溝Mの長手方向を傾斜方向に沿って形成するとともに、少なくとも隣接する各給排水溝Mの位置を傾動軸22方向に任意にずらして形成した。図6の(c)は、給排水溝Mの長手方向を傾斜方向に沿って形成するとともに、給排水溝Mを千鳥状にずらして配列した。図6の(d)は、給排水溝Mを折れ線状かつ千鳥状にずらして配列した。
給水トレーの平面図である。 セル型製氷機を示す縦断正面図である。 製氷ユニットの正面図である。 製氷ユニットの縦断正面図である。 図4のA−A方向から見た実施例の給排水溝と角氷塊の突起との関係を示す図である。 給排水溝の別実施例を示す平面図である。 図4のA−A方向から見た従来の給排水溝と角氷塊の突起との関係を示す図である。
符号の説明
2 製氷室
6 製氷ケース
8 給水トレー
9 水タンク
12 ポンプ
14 セル
25 ノズル孔
26 戻り孔
M 給排水溝
L 列基準線
θ 傾斜角度

Claims (2)

  1. 製氷室(2)の内部に、
    格子状に縦横に配列されて、下向きに開口する一群のセル(14)を備えた製氷ケース(6)と、
    製氷ケース(6)の下面側に対向配置されて、片側の傾動軸(22)を中心に上下に傾動可能に支持される給水トレー(8)と、
    製氷水を貯留する水タンク(9)と、
    水タンク(9)内の製氷水を給水トレー(8)に加圧送給するポンプ(12)と、
    製氷ケース(6)の下面を塞ぐ製氷姿勢と、製氷ケース(6)の下面を開放して下り傾斜状に配置される離氷姿勢との間で、給水トレー(8)を傾動変位させる姿勢切り替え機構とを備えており、
    給水トレー(8)の上壁面には、セル(14)に向かって製氷水を噴出供給するノズル孔(25)と、氷結しなかった水を水タンク(9)内へ戻す戻り孔(26)とを有する一群の給排水溝(M)が設けられており、
    これら給排水溝(M)は、各セル(14)に一つの給排水溝(M)が対応するように、給水トレー(8)の上壁面に配置されており、
    ノズル孔(25)の開口中心と戻り孔(26)の開口中心とで規定される一つの給排水溝(M)の伸び方向と、該一つの給排水溝(M)と給水トレー(8)の傾斜方向において隣接する他の給排水溝(M)の伸び方向とが異なる方向となるように、給排水溝(M)が形成されていることを特徴とするセル型製氷機。
  2. 製氷室(2)の内部に、
    格子状に縦横に配列されて、下向きに開口する一群のセル(14)を備えた製氷ケース(6)と、
    製氷ケース(6)の下面側に対向配置されて、片側の傾動軸(22)を中心に上下に傾動可能に支持される給水トレー(8)と、
    製氷水を貯留する水タンク(9)と、
    水タンク(9)内の製氷水を給水トレー(8)に加圧送給するポンプ(12)と、
    製氷ケース(6)の下面を塞ぐ製氷姿勢と、製氷ケース(6)の下面を開放して下り傾斜状に配置される離氷姿勢との間で、給水トレー(8)を傾動変位させる姿勢切り替え機構とを備えており、
    給水トレー(8)の上壁面には、セル(14)に向かって製氷水を噴出供給するノズル孔(25)と、氷結しなかった水を水タンク(9)内へ戻す戻り孔(26)とを有する一群の給排水溝(M)が設けられており、
    これら給排水溝(M)は、各セル(14)に一つの給排水溝(M)が対応するように、給水トレー(8)の上壁面に配置されており、
    給水トレー(8)の傾斜方向に伸びて、給排水溝(M)のノズル孔(25)の孔中心を通る仮想線を規定したとき、一つの給排水溝(M)の仮想線と、該一つの給排水溝(M)と給水トレー(8)の傾斜方向において隣接する他の給排水溝(M)の仮想線とが、該給水トレー(8)の傾斜方向と直交する方向において異なる位置にあるように、給排水溝(M)が配置されていることを特徴とするセル型製氷機
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