JP4518230B2 - トンネル内での重量物設置方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速搬送車両及び低速搬送車両を用いたトンネル内での重量物設置方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
トンネルには、コンクリート塊の脱落を防止するため、定期的に内壁部の補強等の改修工事が施される。改修工事の期間中においても、トンネル内を一般車両が通行できるようにしておく必要があるため、改修工事の準備工程として、上下を逆にした溝形の重量物の一例であるプロテクタをトンネルの近くの仮置き場からトンネル内に搬入し、複数接続して設置していた。プロテクタを設置することによって、プロテクタの上方や側方でトンネルの内壁部の補強工事を行うことができ、一方、プロテクタの内部には、一般車両や通行人が通過できる通路を形成することができた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のプロテクタは重量が大きい(約50〜70t)ため、ドーリ等の重量物専用の低速搬送車両を利用した場合には、仮置き場がトンネルから離れた地点にある場合には、仮置き場からトンネルまで輸送するのに長時間がかかっていた。また、プロテクタの仮置き場からトンネルまでの間の搬送路が、交通混雑の激しい地域にある場合には、ドーリ等の低速搬送車両には通行が許可されない場合もあった。
このため、牽引車に接続されたトレーラ等の高速搬送車両を用いてプロテクタを仮置き場からトンネル内に輸送していたが、トレーラ等からの積み卸しには、場所が狭いためにクレーンを使用することができなかった。このため、熟練した運転者が前進と後退を繰り返しながら慎重に時間をかけてトレーラの位置合わせを行い、ジャッキ等の昇降手段を用いてプロテクタを順次設置していたので、作業時間が非常に長時間になっていた。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、重量物の輸送及び設置を効率よく行い、工期を短縮することができるトンネル内での重量物設置方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係るトンネル内での重量物設置方法は、車両が通過可能な空間部を備えた逆溝形状の重量物を、トンネル内に搬送して所定の設置位置に据え付ける方法であって、
前記重量物の仮置き場で、前記重量物の前記空間部に高速搬送車両の荷台を挿入し、該荷台に設けられた昇降手段で前記重量物を上昇させ、前記トンネル内又は前記トンネル外の出入口近傍に設けた載せ替え位置に搬入する輸送工程と、
前記設置位置の手前の前記載せ替え位置で、前記高速搬送車両の前記昇降手段で前記重量物を下降させ、該重量物を前記載せ替え位置に載置し、前記高速搬送車両を前記トンネル外へ退出させる仮載置工程と、
昇降機構付きの低速搬送車両を前記トンネル外に設けられた待機位置から前記載せ替え位置まで走行させ、前記昇降機構を用いて前記重量物を上昇させ、前記設置位置に移動させて設置する位置合わせ工程とを有する。
【0005】
重量物には、例えば、溝形のプロテクタを用いることができる。重量物の仮置き場では、工場から運搬された板状物、又は小形のプロテクタを接続して、輸送車両の大きさに合わせて大形化することができる。
高速搬送車両には、例えば、牽引車両及び牽引車両に接続されたトレーラを用いることができる。また、昇降手段には、例えば、油圧ジャッキ等を使用することができる。
載せ替え位置は、設置位置の手前であればよく、特に位置精度を規定しないことが好ましく、かかる構成によって、重量物を迅速に輸送し、積み降ろすことができる。
低速搬送車両は、車両の向きと進行方向を任意に設定でき、且つ、昇降機構を備えたドーリ等の重量物搬送台車を用いることができる。低速搬送車両を用いるので、重量物の位置決めを短時間で確実に精度よく行うことができる。
低速搬送車両の待機位置は、例えば、トンネルの出入口付近の道路に隣接して設けることができ、設置位置までの移動時間を短縮することができる
重量物を高速搬送車両から低速搬送車両に載せ替えるので、一般道を高速に搬送できると共に、位置合わせを迅速に行うことができ、重量物の輸送及び設置を効率よく行い、工期を短縮することができる。
【0006】
ここで、前記位置合わせ工程の後に、前記低速搬送車両を前記待機位置まで戻し、他の重量物に対し、前記輸送工程、前記仮載置工程、及び前記位置合わせ工程を適用し、既に据え付けられた前記重量物に接続して前記他の重量物を設置することも可能である。
高速搬送車両は、低速搬送車両が位置合わせ工程を行っている間に重量物の仮置き場に移動して、仮置き場からトンネル内に重量物を輸送することができる。低速搬送車両は、高速搬送車両がトンネルに到着するまでに待機位置に戻しておくことが好ましいが、仮置き場までの距離によっては、高速搬送車両が先にトンネルに到着する場合もある。
かかる構成によって、低速搬送車両及び高速搬送車両の移動待ち時間を少なくして、重量物を効率よく設置することができる。
【0007】
また、前記トンネルの内部で、且つ前記重量物の少なくとも一方側の側部に、一般車両が通行可能な通路を形成することも可能である。
かかる構成によって、重量物をトンネル内に輸送して設置しているときでも、重量物の外側のトンネル内に一般車両を通行させることができ、渋滞を緩和することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るトンネル内での重量物設置方法は、内側に空間部10を備えた逆溝形状の重量物の一例であるプロテクタ11を、トンネル12内に搬送して所定の設置位置に据え付ける方法である。以下、詳しく説明する。
まず、本実施の形態に適用されるプロテクタ11について説明する。
プロテクタ11は、2つの溝形部材11a(図2参照)をトンネル12の長手方向に接続して形成されている。溝形部材11aは、トンネル12の幅方向に断面視して両側に立設する壁部材13、14及び壁部材14の上端に傾斜した接続部材15を介して接続された水平な天井部材16を備え、壁部材13、14及び天井部材16は、棒材を格子状に接続して形成されている。また、天井部材16の上面には、平板状の載置部材15aが設けられている。
溝形部材11aはトンネル12の長手方向の長さが、例えば4〜8m、幅が、例えば5〜8mに形成されているので、プロテクタ11のトンネル12の長手方向の長さは、8〜16mに形成される。
【0009】
なお、プロテクタ11の一方側の壁部材13の外側には、その下方位置を歩行者14aが歩くことができる上下を逆にした逆L字形の歩道プロテクタ12aを設けることも可能である。
プロテクタ11の壁部材13、14は、トンネル12内に道路に平行に設けられた棒状の基礎架台17、18上に設置される。
トンネル12の内部で、且つプロテクタ11の少なくとも一方側(図1においては左側)には、大型ブレーカ39や図示しない一般車両が通行可能な通路22が形成されている。
また、プロテクタ11の空間部10は、図2に示す高速搬送車両の一例である架台付き搬送車21や、図3に示す低速搬送車両の一例である重量物搬送台車19や、図示しないその他の一般車両が通過可能となっている。
本実施の形態においては、通路22に1車線を確保し、空間部10内に2車線を形成している。
【0010】
次に、図2(A)、(B)を参照して、架台付き搬送車21について説明する。架台付き搬送車21は、牽引車23と、トレーラ24を有し、トレーラ24の荷台25上には、昇降手段の一例である複数の油圧ジャッキ26を2段に組み込んだ昇降架台27が設けられている。
各油圧ジャッキ26のストロークは、例えば50〜200mmで、昇降架台27の上端位置は、最下点から上方に100〜400mmのレベルまで上昇してプロテクタ11を持ち上げることができる。
次に、図3(A)、(B)を参照して、重量物搬送台車19について説明する。重量物搬送台車19は、独立して旋回可能な複数の車輪28と、複数の前記車輪28に設けられて載置台29を昇降させる昇降機構30を有し、載置台29の上部には、複数(本実施の形態では3個)のスペーサ架台31が設けられている。重量物搬送台車19は、プロテクタ11を上昇させ、任意の方向に向きを変えて正確に移動することができる。
【0011】
続いて、図1〜図5を参照して、本発明の一実施の形態に係るトンネル内での重量物設置方法の手順について説明する。
図4において、トンネル12の出入口付近には、道路に隣接して重量物搬送台車19の待機位置33が設けられている。また、プロテクタ11の仮置き場32は、トンネル12から離れた位置に道路に隣接して設けられ、仮置き場32とトンネル12の間には、図示しない交通混雑地帯がある。
(組立工程)
プロテクタ11は、図4に示す仮置き場32に運搬されて多数載置されている溝形部材11aを2台、両側の壁部材13、14と天井部材16を接続して組み立てられる。
(輸送工程)
プロテクタ11の輸送を行う前には、図4、図5に示すように既設のプロテクタ35の空間部10内は、一般車両が通行可能になっている。プロテクタ11の輸送を行うときには、既設のプロテクタ35内の通行を禁止し、既設のプロテクタ35の側方に形成された通路22を利用し、一般車両を交互通行させる。
まず、プロテクタ11の仮置き場32で、図2に示すように、プロテクタ11の空間部10に架台付き搬送車21の荷台25を挿入する。
【0012】
次いで、荷台25に設けられた昇降架台27でプロテクタ11を上昇させる。
昇降架台27の油圧ジャッキ26を1段ずつ作動させて、昇降架台27を、例えば200mm上昇させると、昇降架台27がプロテクタ11に当接して、プロテクタ11は約170mm程度上昇する。なお、トレーラ24へのプロテクタ11の載置は、仮置き場32に配置された図示しないクレーン車を用いて行ってもよい。
そして、架台付き搬送車21を運転して、道路を通過してトンネル12内にプロテクタ11を搬入する。
仮置き場32からトンネル12までは、交通混雑が激しい道路を通過するので、この工程は交通量が少なくなる夜間に行うことが望ましい。
重量物搬送台車19よりスピードの速い架台付き搬送車21を用いるので、移動時間を短くすることができ、道路の混雑も軽減することができる。
【0013】
(仮載置工程)
トンネル12内には、プロテクタ11、他のプロテクタ35の幅に合わせた基礎架台17、18を予め敷設しておく。
図5(A)に示すように、プロテクタ11の設置位置(図5(D)に示す位置)の手前側(後側)の載せ替え位置で、架台付き搬送車21を停止させ、昇降架台27を下降させ、プロテクタ11を載せ替え位置の基礎架台17、18上に載置する。
そして、図5(B)に示すように、架台付き搬送車21を奥側(前側)に移動させ、トンネル12外へ退出させる。
図4に示すように、架台付き搬送車21は、トンネル12の外部の十分広い場所でUターンをして、トンネル12内のプロテクタ11の側方に設けられた通路22を通過して仮置き場32に戻る。
【0014】
(位置合わせ工程)
図4に示すように、仮載置工程において、架台付き搬送車21が、トンネル12の後側の道路に隣接して配置された重量物搬送台車19の待機位置33より前側に移動した後、重量物搬送台車19をトンネル12外に設けられた待機位置33から載せ替え位置まで走行させる。重量物搬送台車19は、架台付き搬送車21より遅いので、架台付き搬送車21がプロテクタ11を載せ替え位置に載置し、前方に移動した後に、載せ替え位置に到着する。
かかる方法によって、プロテクタ11の載せ替えによる時間のロスを最小限に抑えることができる。
次に、図5(C)に示すように、重量物搬送台車19をプロテクタ11の空間部10に挿入して、昇降機構30を用いてプロテクタ11を上昇させる。そして、図5(D)に示すように、重量物搬送台車19を運転してプロテクタ11を設置位置に移動させて位置合わせを行い、昇降機構30を用いてプロテクタ11を下降させ基礎架台17、18上に設置する。
重量物搬送台車19の車輪28は、独立して旋回可能なので、重量物搬送台車19に支持されたプロテクタ11は、向きと位置を簡単に修正でき、迅速かつ正確に設置することができる。
【0015】
位置合わせ工程が終了した後には、重量物搬送台車19を待機位置33まで戻す。架台付き搬送車21は、この間に仮置き場32に戻って図4に示す他のプロテクタ34を輸送することができる。他のプロテクタ34に対し輸送工程、仮載置工程、及び位置合わせ工程を適用し、既に据え付けられたプロテクタ11に接続して他のプロテクタ34を設置することができる。
かかる方法によって、プロテクタ11の輸送による時間のロスを最小限に抑えることができる。
【0016】
プロテクタ11をトンネル12内に搬入した後には、トンネル12の補修工事を行う。
図1に示すように、図示しないボーリング機械でトンネル12の内壁部に所定深さの穿孔を行い、長さが、例えば、2〜5mのロックボルト40を取付け、また、内壁部の内部に樹脂を注入し固化させて補強を行う。
載置部材15aの上面には、カッタローダ36及びトラクターショベル37を配置し、トンネル12の内壁部のコンクリート層の劣化部分をはつり、除去して、トンネル12外に搬出する。また、道路を部分的に拡幅する場合には、大型ブレーカ39でトンネル12内の側部のコンクリート及びモルタルを解体し、シープローダ38で道路を転圧する。
なお、通路22の上方位置のトンネル12の内壁部の補修を行うときには、各プロテクタ11、34、35を重量物搬送台車19で持ち上げ、これを通路22側に移動して再度設置することができる。この場合には、各プロテクタ11、34、35の通路22とは逆側に図示しない他の通路が形成される。
【0017】
以上、本発明に係る実施の形態について説明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、トンネル12内が狭く、プロテクタ11と内壁部との間の隙間が小さいときには、プロテクタ11の載せ替え位置をトンネル12外の出入口近傍に設け、トンネル12内のプロテクタ11の搬送を重量物搬送台車19で行うことによって、トンネル12とプロテクタ11の接触を避けることができる。
【0018】
【発明の効果】
請求項1〜3記載のトンネル内での重量物設置方法においては、重量物を高速搬送車両から低速搬送車両に載せ替えるので、一般道を高速に搬送できると共に、位置合わせを迅速に行うことができ、重量物の輸送及び設置を効率よく行い、工期を短縮することができる。
特に、請求項2記載のトンネル内での重量物設置方法においては、位置合わせ工程の後に、低速搬送車両を待機位置まで戻し、他の重量物に対し、輸送工程、仮載置工程、及び位置合わせ工程を適用し、既に据え付けられた重量物に接続して他の重量物を設置するので、複数の重量物を連続して設置することができる。また、高速搬送車両は、低速搬送車両が位置合わせ工程を行っている間に重量物の仮置き場に移動して、仮置き場からトンネル内に重量物を輸送することができるので、低速搬送車両及び高速搬送車両の移動待ち時間を少なくして、重量物を効率よく設置することができる。
そして、請求項3記載のトンネル内での重量物設置方法においては、重量物の少なくとも一方側の側部に、一般車両が通行可能な通路を形成するので、重量物をトンネル内に輸送して設置しているときでも、重量物の外側のトンネル内に一般車両を通行させることができ、渋滞を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るトンネル内での重量物設置方法に使用されるプロテクタの設置状態を示す正断面図である。
【図2】(A)、(B)は、それぞれ同トンネル内での重量物設置方法に使用されるプロテクタを搬送する架台付き搬送車の側面図と背面図である。
【図3】(A)、(B)は、それぞれ同トンネル内での重量物設置方法に使用されるプロテクタを搬送する重量物搬送台車の側面図と背面図である。
【図4】同トンネル内での重量物設置方法に使用されるプロテクタの搬送状態を示す説明図である。
【図5】(A)〜(D)は、それぞれ同トンネル内での重量物設置方法のトンネル内での手順を示す説明図である。
【符号の説明】
10:空間部、11:プロテクタ、11a:溝形部材、12:トンネル、12a:歩道プロテクタ、13、14:壁部材、14a:歩行者、15:接続部材、15a:載置部材、16:天井部材、17、18:基礎架台、19:重量物搬送台車(低速搬送車両)、21:架台付き搬送車(高速搬送車両)、22:通路、23:牽引車、24:トレーラ、25:荷台、26:油圧ジャッキ(昇降手段)、27:昇降架台、28:車輪、29:載置台、30:昇降機構、31:スペーサ架台、32:仮置き場、33:待機位置、34:他のプロテクタ、35:既設のプロテクタ、36:カッタローダ、37:トラクターショベル、38:シープローダ、39:大型ブレーカ、40:ロックボルト

Claims (3)

  1. 車両が通過可能な空間部を備えた逆溝形状の重量物を、トンネル内に搬送して所定の設置位置に据え付ける方法であって、
    前記重量物の仮置き場で、前記重量物の前記空間部に高速搬送車両の荷台を挿入し、該荷台に設けられた昇降手段で前記重量物を上昇させ、前記トンネル内又は前記トンネル外の出入口近傍に設けた載せ替え位置に搬入する輸送工程と、
    前記設置位置の手前の前記載せ替え位置で、前記高速搬送車両の前記昇降手段で前記重量物を下降させ、該重量物を前記載せ替え位置に載置し、前記高速搬送車両を前記トンネル外へ退出させる仮載置工程と、
    昇降機構付きの低速搬送車両を前記トンネル外に設けられた待機位置から前記載せ替え位置まで走行させ、前記昇降機構を用いて前記重量物を上昇させ、前記設置位置に移動させて設置する位置合わせ工程とを有することを特徴とするトンネル内での重量物設置方法。
  2. 請求項1記載のトンネル内での重量物設置方法において、前記位置合わせ工程の後に、前記低速搬送車両を前記待機位置まで戻し、他の重量物に対し、前記輸送工程、前記仮載置工程、及び前記位置合わせ工程を適用し、既に据え付けられた前記重量物に接続して前記他の重量物を設置することを特徴とするトンネル内での重量物設置方法。
  3. 請求項1又は2記載のトンネル内での重量物設置方法において、前記トンネルの内部で、且つ前記重量物の少なくとも一方側の側部には、一般車両が通行可能な通路が形成されていることを特徴とするトンネル内での重量物設置方法。
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