JP3101925U - コンクリートブロック搬送・据付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】狭い坑内、水路、道路、鉄道の高架等の場所における施工において狭いスペースを最大限に活用して、大きな駆動力を要することなく、簡易にL型コンクリートブロックの搬送と据付を行うことができるコンクリートブロック搬送・据付装置を提供する。
【解決手段】荷台部1と前部作動部2と、後部駆動部とから構成されるコンクリートブロックの搬送・据付装置であって、前部作動部は、前方走行部21と一個の車輪を備えた昇降補助部22とで構成され、荷台部は、中央基材と取付部材とで構成されており、中央基材の上部には前方走行部及び前記昇降補助部を上下動させる油圧シリンダーが枢支されており、後部駆動部は、二個の後輪と後部横スライドシリンダーと後輪を上下動させる油圧シリンダーと操作部とから構成されており、取付部材110はU字型をなしていて、その立設部には取付溝を備え、またターンバックルと掛止治具を備えた支柱が立設部に枢支されたことを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】荷台部1と前部作動部2と、後部駆動部とから構成されるコンクリートブロックの搬送・据付装置であって、前部作動部は、前方走行部21と一個の車輪を備えた昇降補助部22とで構成され、荷台部は、中央基材と取付部材とで構成されており、中央基材の上部には前方走行部及び前記昇降補助部を上下動させる油圧シリンダーが枢支されており、後部駆動部は、二個の後輪と後部横スライドシリンダーと後輪を上下動させる油圧シリンダーと操作部とから構成されており、取付部材110はU字型をなしていて、その立設部には取付溝を備え、またターンバックルと掛止治具を備えた支柱が立設部に枢支されたことを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本考案は、トラッククレーンが接近できないために施工が困難となる狭小な、坑内、水路、道路、鉄道の高架等の場所においても、コンクリート製品の搬送・据付を行う事ができる装置に関するものである。
従来のコンクリートブロックの据付はトラッククレーンで吊り上げて行っているが狭小な、坑内、道路、鉄道の高架等の場所には接近できないことから特願2002−316036にあるようなコンクリートブロック搬送・据付装置が採用されていた。
しかし、この搬送・据付装置を使用してL型のコンクリートブロックを搬送する場合、L型コンクリートブロックの立ち壁側のみで保持していたが、L型コンクリートブロックの底版寸法が長いL型擁壁などのコンクリートブロックではバランスがとれず搬送ができなかった。
特願2002−316036
しかし、この搬送・据付装置を使用してL型のコンクリートブロックを搬送する場合、L型コンクリートブロックの立ち壁側のみで保持していたが、L型コンクリートブロックの底版寸法が長いL型擁壁などのコンクリートブロックではバランスがとれず搬送ができなかった。
本考案は、このような従来のコンクリートブロック搬送・据付装置の有する問題に鑑みてなされたもので狭い坑内、水路、道路、鉄道の高架等の場所における施工において狭いスペースを最大限に活用して、大きな駆動力を要することなく、簡易にL型コンクリートブロックの搬送と据付を行うことができるコンクリートブロック搬送・据付装置を提供するものである。
本考案は、荷台部と該荷台部前部端に枢支された前部作動部と、前記荷台部の後部に結合された後部駆動部とから構成されるコンクリートブロックの搬送・据付装置であって、前記前部作動部は、一個の車輪と前部横スライドシリンダーを備えた前方走行部と一個の車輪を備えた昇降補助部とで構成され、前記荷台部は、中央基材と取付部材とで構成されており、中央基材の上部には前記前方走行部及び前記昇降補助部をそれぞれ上下動させる油圧シリンダーが枢支されており、前記後部駆動部は、二個の後輪と後部横スライドシリンダーと後輪を上下動させる油圧シリンダーと操作部とから構成されており、前記取付部材は両端部が立設されU字型をなしていて、その立設部には取付溝を備え、またターンバックルと掛止治具を備えた支柱が立設部に枢支されたことを特徴とするコンクリートブロック搬送・据付装置である。
本考案によれば、狭い坑内、水路、道路、鉄道の高架等の場所における施工において狭いスペースを最大限に活用して、大きな駆動力を要することなく、簡易にL型コンクリートブロックの搬送と据付を行うことができる。
以下、本考案のコンクリートブロック搬送・据付装置を図示の実施例に従って説明する。
図1〜図3において、Aは自走式のコンクリートブロック搬送・据付装置であって、荷台部1と、該荷台部1の前端に枢支された前部作動部2と、前記荷台部1の後部に結合された後部駆動部3とで構成されている。
荷台部1は中央基材10で構成されており、中央基材10の先端部の軸には、車輪支持板212と車輪支持板222とが接触しないように位置を異にして枢支されており、荷台部1の上には油圧シリンダー11と油圧シリンダー12、12が位置を異にして枢支されており、さらに油圧シリンダー11、12、12のロッド先端部は車輪支持板212と車輪支持板222とにそれぞれ接触しない位置に枢支されている。車輪支持板212と車輪支持板222の形状および枢支の位置は、車輪211と車輪221とが上下動可能なものとなされている。特に、車輪支持板222の形状は、車輪221が車輪211よりも前方の接触しない位置となるように前方に突出する形状となされている。
中央基材10と直交する取付部材110は、両端部が立設されたU字型をなしていて、その立設部111には取付溝112が形成され、L型コンクリートブロックBの立ち壁側に埋め込まれたインサート15に連結された取付ピン13の頭部を立設部111の取付溝112に掛止するようになされている。
L型コンクリートブロックBの底版の取付は、立設部111にターンバックル113と掛止治具114を連結した支柱115が枢支されており、L型コンクリートブロックBの底版に埋め込まれたインサート16に連結された取付ピン14の頭部に掛止治具114を掛止し、ターンバックル113で支柱115の長さを調整してL型コンクリートブロックBの底版を結合するようになされている。
後部駆動部3は、後輪311を備えた後輪駆動部31と、後輪311を上下動させる油圧シリンダー32と、操作部33とから構成されている。後輪311は安定性を図るために一対の車輪からなっており、これに後輪駆動部31がそれぞれ配設されている。後輪311の上方には、後輪311を上下動させるための油圧シリンダー32が配設されている。
また、後輪駆動部3には、施工場所に応じて荷台部1の横方向を調整するための後部横スライドシリンダー34も備えており、この横方向の変更に応じて前部横スライドシリンダー23をも備えている。
次に、図4にしたがって、図1〜3に示した自走式のコンクリート搬送・据付装置Aを使用し、L型擁壁などのコンクリートブロックを一例とし搬送する手順を説明する。
図4(1)に示すように、本装置Aが搬送するL型コンクリートブロックBに近接した位置にくると、操作部33の操作により油圧シリンダー12を伸長させ、昇降補助部22の車輪221を下降させて、L型コンクリートブロックBの内側の底版上に載せる。次に、油圧シリンダー11を短縮して前方走行部21の車輪211に代わって昇降補助部22の車輪221で荷重を支持させながら後輪311を駆動して装置Aを前進させる。
図4(2)に示すように、前方走行部21の車輪211もL型コンクリートブロックBの内側の底版上に載せ、更に後輪311を駆動して装置Aを前進させる。
図4(3)に示すように、前方走行部21の車輪211がL型コンクリートブロックBの先端まで来たとき、油圧シリンダー12を伸長させて昇降補助部22の車輪221を下降・接地させる。後輪311を駆動して装置Aを更に前進させて、前方走行部21の車輪211をL型コンクリートブロックBの底版上から外れた位置に移動させる。
図4(4)に示すように、油圧シリンダー11を伸長させて前方走行部21の車輪211を下降・接地させる。次に、油圧シリンダー11,12を短縮させて車輪211,221を低下させ、かつ油圧シリンダー32を短縮させて後部駆動部3を低下させて、装置Aの取付部材110の取付溝112とL型コンクリートブロックBの立ち壁に結合した取付ピン13を近接させる。
図4(2)に示すように、前方走行部21の車輪211もL型コンクリートブロックBの内側の底版上に載せ、更に後輪311を駆動して装置Aを前進させる。
図4(3)に示すように、前方走行部21の車輪211がL型コンクリートブロックBの先端まで来たとき、油圧シリンダー12を伸長させて昇降補助部22の車輪221を下降・接地させる。後輪311を駆動して装置Aを更に前進させて、前方走行部21の車輪211をL型コンクリートブロックBの底版上から外れた位置に移動させる。
図4(4)に示すように、油圧シリンダー11を伸長させて前方走行部21の車輪211を下降・接地させる。次に、油圧シリンダー11,12を短縮させて車輪211,221を低下させ、かつ油圧シリンダー32を短縮させて後部駆動部3を低下させて、装置Aの取付部材110の取付溝112とL型コンクリートブロックBの立ち壁に結合した取付ピン13を近接させる。
この後、前部横スライドシリンダー23と後部横スライドシリンダー34を作動させてL型コンクリートブロックBの立ち壁に植設されたインサート15に結合した取付ピン13の頭部を取付溝112に掛止させる。次に、L型コンクリートブロックBの底版に植設されたインサート16に結合した取付ピン14の頭部を掛止治具114に掛止させ、ターンバックル113で支柱115の長さを調整する。
図4(5)に示すように、油圧シリンダー12を短縮し、油圧シリンダー11を伸長させて車輪211のみを起立させ、かつ油圧シリンダー32を伸長させて後部駆動部3を上昇させて、装置Aの荷台部1によりL型コンクリートブロックBを引き上げる。
この後、装置Aを前進させて、所定の位置まで搬送し、同様の操作でL型コンクリートブロックBを据え付ける。
この後、装置Aを前進させて、所定の位置まで搬送し、同様の操作でL型コンクリートブロックBを据え付ける。
A コンクリートブロック搬送・据付装置
B L型コンクリートブロック
1 荷台部
10 中央基材
11,12 油圧シリンダー
110 取付部材
2 前部作動部
21 前方走行部
22 昇降補助部
3 後部駆動部
31 後輪駆動部
32 油圧シリンダー
33 操作部
B L型コンクリートブロック
1 荷台部
10 中央基材
11,12 油圧シリンダー
110 取付部材
2 前部作動部
21 前方走行部
22 昇降補助部
3 後部駆動部
31 後輪駆動部
32 油圧シリンダー
33 操作部
Claims (1)
- 荷台部と該荷台部前部端に枢支された前部作動部と、前記荷台部の後部に結合された後部駆動部とから構成されるコンクリートブロックの搬送・据付装置であって、前記前部作動部は、一個の車輪と前部横スライドシリンダーを備えた前方走行部と一個の車輪を備えた昇降補助部とで構成され、前記荷台部は、中央基材と取付部材とで構成されており、中央基材の上部には前記前方走行部及び前記昇降補助部をそれぞれ上下動させる油圧シリンダーが枢支されており、前記後部駆動部は、二個の後輪と後部横スライドシリンダーと後輪を上下動させる油圧シリンダーと操作部とから構成されており、前記取付部材は両端部が立設されU字型をなしていて、その立設部には取付溝を備え、またターンバックルと掛止治具を備えた支柱が立設部に枢支されたことを特徴とするコンクリートブロック搬送・据付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273540U JP3101925U (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | コンクリートブロック搬送・据付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003273540U JP3101925U (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | コンクリートブロック搬送・据付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3101925U true JP3101925U (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=43255482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003273540U Expired - Lifetime JP3101925U (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | コンクリートブロック搬送・据付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101925U (ja) |
-
2003
- 2003-11-26 JP JP2003273540U patent/JP3101925U/ja not_active Expired - Lifetime
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