JP4514425B2 - 感熱転写用インク、感熱転写用シート並びにこれを用いた感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写用インク、感熱転写用シート並びにこれを用いた感熱転写記録方法 Download PDF

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Description

本発明は感熱転写記録、特に色素転写型感熱転写記録用に使用される感熱転写用インク、感熱転写記録用シート、並びにこれを用いた感熱転写記録方法に関する。
色素転写型感熱転写記録は、ベースフィルム上に熱移行性の色素を含む色材層を有する感熱転写シートと、色素受容層を表面に有する受像シートとを重ね合わせ、感熱転写シートを加熱することにより感熱転写シート中の色素を受像シートに転写することにより記録を行う記録方法である。本記録方法は、加熱エネルギーの大きさにより色素の転写量を制御して、階調表現を行うことができるため、ビデオプリンターなどのフルカラー画像記録用に応用されている。
このような色素転写型感熱転写記録においては、転写シート及び転写シート用のインキ組成物に用いられる色素が、転写記録のスピード、記録物の画質、保存安定性などに大きな影響を与えることから、この色素の特性が非常に重要であり、このような色素としては、以下のような条件を満たすことが必要である。
1) 熱記録ヘッドの作動条件で容易に昇華及び/又は熱拡散すること。
2) 熱記録ヘッドの作動条件で熱分解しないこと。
3) 色再現上、好ましい色相を有すること。
4) 分子吸光係数が大きいこと。
5) 熱、光、湿気、薬品などに対して安定であること。
6) 合成が容易であること。
7) インク化適性が優れていること。
8) 安全性上問題のないこと。
従来、このような感熱転写記録に用いられる色素のうち、一般式(I)で表されるアリーリデンピラゾロン系色素を、昇華方式の感熱転写記録用の色素として用いることが、知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。また、アリーリデンピラゾロン系色素と特定のジシアノメチン系イエロー色素との併用系及びアリーリデンピラゾロン系色素と特定のピリドンアゾ系イエロー色素との併用系も知られている(特許文献2及び3参照)。
また、一般式(II)で表されるビスピラゾロンメチン系色素を、昇華方式の感熱転写記録用の色素として用いることも知られており、ビスピラゾロンメチン系色素と特定のピラゾロンアゾ系イエロー色素との併用系、ビスピラゾロンメチン系色素と特定のピリドンアゾ系イエロー色素との併用系、ビスピラゾロンメチン系色素と特定のキノフタロン系イエロー色素との併用系、及びビスピラゾロンメチン系色素を含む特定色素との3種類の併用系が記載されている(例えば、特許文献4〜7参照)。
特開平2−3450号公報 特開平4−265792号公報 特開平4−275184号公報 特開平10−864号公報 特開平10−181224号公報 特開平10−203029号公報 特開2000―103174号公報
しかし、上記従来技術のいずれのものであっても、具体的に開示されている色素又は色素混合物では、後述する比較例に示すように、未だ十分な性能を得ることができなかった。このため、記録濃度が高く、記録物の色調が鮮明で、記録物の安定性が高い、感熱転写記録用イエロー色素としての特性に総合的に優れた感熱転写記録用インク及びシートの開発が望まれていた。
本発明は、感熱転写記録用色素に要求される前記の1)〜8)のすべての特性において総合的に優れた性能を有し、特に、記録濃度が高く、記録物の色調が鮮明で、記録物の安定性が高い、感熱転写用インク、感熱転写用シート、並びに感熱転写記録方法を提供することを目的とする。
本発明の感熱転写用インクは、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素と、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素と、媒体とを含有することを特徴とする。
本発明の感熱転写記録用シートは、基材上にアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素と、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素及び結着剤を含む色材層を有することを特徴とする。
本発明の感熱転写記録方法は、このような本発明の感熱転写用シートを用いて感熱転写記録を行う方法であって、記録された画像が、D50光源を用いて2度視野角に設定した場合の、色濃度1.0におけるCIELAB空間でのa*値が−13以上10以下で、b*値が60以上であることを特徴とする。
即ち、本発明者らは、上記目的を達成すべく、感熱転写記録用イエロー色素混合物について詳しく検討を行った結果、下記(A)のアリーリデンピラゾロンメチン骨格を有する色素及び下記(B)のビスピラゾロンメチン骨格を有する色素を組み合わせて用いることにより、記録濃度が高く、記録物の色調が鮮明で、記録物の安定性が高い、従来品に比べて総合的に優れた記録物を得ることができることを見出し、本発明に到達した。
Figure 0004514425
なお、上記式中、点線は無置換又は任意の置換基を有することを表す。
即ち、上記のアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素は感熱転写記録において高感度であるものの、イエロー色素としては赤味を帯びており、色調の点で不十分である。このようなアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素に、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素を組み合わせることで、色調、感度、耐光性等の総合的に優れた色素が得られる。これは、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素が、緑味のイエローの色調を示すことから
、上記アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素の赤味を抑え、且つ感度と、耐光性を維持させることができることによるものである。
本発明の感熱転写用インク及びシートは、感熱転写用イエローインク、感熱転写用イエローシートとして好適であり、色素の最大吸収波長(λmax)が350〜480nmに相
当するものを好適に得ることができる。
本発明によれば、感熱転写記録用色素に要求されるすべての特性において総合的に優れた性能を有し、感度が高く、記録濃度が高く、記録物の色調が鮮明で、記録物の安定性が高い感熱転写記録用色素、感熱転写記録用インク、感熱転写記録用シートとこれを用いた感熱転写記録方法が提供される。
特に、本発明によれば、低エネルギーで高い濃度の鮮明な黄色を呈し、色調もイエロー色として好ましい色相で、耐光性も著しく良好な感熱転写記録物を得ることができ、シアンとの混色で高い濃度で好ましい色調のグリーン色調を得ることができ、更に得られた記録物の耐光性が非常に良好である。
以下に本発明の実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明において用いるアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素について説明する。
なお、以下において、例示した基の好適な炭素数は、当該基が置換基を有する場合は、その置換基の炭素数も含めた合計の炭素数を示す。
本発明で使用されるアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素は、好ましくは、下記一般式(I)で表されるアリーリデンピラゾロン系色素である。なお、下記一般式(I)において、1〜4は環Aの置換基の位置を示す。
Figure 0004514425
一般式(I)中、環Aは任意の置換基を有していても良いベンゼン環、好ましくは、炭素数1〜10の置換されていても良いアルキル基、炭素数1〜10の置換されていてもよいアルコキシ基及びハロゲン原子からなる群より選ばれる置換基で置換されていても良いベンゼン環であり、ベンゼン環が置換基を有する場合、その置換位置は1〜4位(1〜4の位置)のいずれでも良いが、好ましくは3位(3の位置)である。
1及びR2は、それぞれ独立に、水素原子、置換されていても良いアルキル基、アリル基、置換されていてもよいアリール基、又は置換されていてもよいシクロアルキル基を表し、このうち好ましくは、炭素数1〜12の置換基されていてもよいアルキル基、アリル基、炭素数6〜10の置換基されていてもよいアリール基、又は炭素数5〜7の置換されていてもよいシクロアルキル基である。
3は、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、NR910基、置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、置換されていてもよ
いアリール基、又はC(O)NR9A10A基を表し、このうち好ましくは、水素原子、炭
素数1〜10の置換されていてもよいアルキル基、炭素数1〜8のNR910基、炭素数
1〜8の置換されていてもよいアルコキシ基、炭素数2〜9の置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、炭素数6〜10の置換されていてもよいアリール基、又は炭素数3〜9のC(O)NR9A10A基である。
4は、置換されていてもよいアルキル基、又は置換されていてもよいアリール基を表
し、このうち好ましくは、炭素数1〜12の置換されていてもよいアルキル基、又は炭素数6〜10の置換基を有していても良いアリール基である。
ここで、R9、R10、R9A及びR10Aは、それぞれ独立に、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、又は置換されていてもよいアリール基を表し、このうち好ましくは、水素原子、炭素数1〜10の置換されていてもよいアルキル基、又は炭素数6〜10の置換されていてもよいアリール基である。
特に、R1、R2としては、それぞれ独立に、炭素数1〜8の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基が好ましく、R3としては、炭素数1〜4の直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシ基、
炭素数1〜8の直鎖状又は分岐鎖状のジアルキルアミノ基、或いは炭素数2〜9の直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシカルボニル基が好ましく、R4としては、フェノニル基又は置
換基としてハロゲン原子を有するフェニル基が好ましい。
本発明で使用されるビスピラゾロンメチン骨格を有する色素は、好ましくは、下記一般式(II)で表されるビスピラゾロンメチン系色素である。
Figure 0004514425
一般式(II)中、R5及びR6は、それぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、置換されていてもよいアルケニル基、又は置換されていてもよいアリール基を表し、このうち好ましくは、炭素数1〜10の置換されていてもよいアルキル基、炭素数1〜10の置換されていてもよいアルケニル基、又は炭素数6〜10の置換されていてもよいアリール基である。
7及びR8は、それぞれ独立に、置換されていてもよいアルキル基、NR9B10B基、
置換されていてもよいアルコキシ基、置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、置換されていてもよいアリール基、又はC(O)NR9C10C基を表し、このうち好ましく
は、炭素数1〜10の置換されていてもよいアルキル基、炭素数1〜8のNR9B10B
、炭素数1〜8の置換されていてもよいアルコキシ基、炭素数2〜9の置換されていてもよいアルコキシカルボニル基、炭素数6〜10の置換されていてもよいアリール基、又は炭素数3〜9のC(O)NR9C10C基である。
ここで、R9B、R10B、R9C及びR10Cは、それぞれ独立に、水素原子、置換されていてもよいアルキル基、又は置換されていてもよいアリール基を表し、このうち好ましくは、水素原子、炭素数1〜10の置換されていてもよいアルキル基、又は炭素数6〜10の置
換されていてもよいアリール基である。
特に、R5及びR6としては、それぞれ独立に、炭素数1〜8の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基、又は炭素数6〜10のフェニル基又は置換基としてハロゲン原子を有するフェニル基が好ましく、
7及びR8としては、それぞれ独立に、炭素数1〜8の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基が好ましい。
このうち、一般式(II)で表されるビスピラゾロンメチン系色素としては、R5及び
6がフェニル基で、R7及びR8が、メチル基であるものが最も好ましく、この色素はい
わゆるC.I.ソルベントイエロー93として知られている化合物である。
上記一般式(I)及び(II)中のR1〜R10、R9A、R10A、R9B、R10B、R9C、R10C及び環Aの置換基のアルキル基としては、炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基が挙げられ、具体的には、メチル基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ヘキシル基、n−オクチル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられる。
該アルキル基が置換されている場合、置換基としては、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリール基、シアノ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基等が挙げられる。その好ましい具体例としては、次のようなものが挙げられる。
2−エトキシエチル基、2−n―プロポキシエチル基、2−n−ブトキシエチル基、4−i−プロポキシブチル基、3−i−ブトキシプロピル基等のアルコキシ基置換アルキル基;2−クロロエチル基、4−クロロブチル基、トリフルオロメチル基等のハロゲン原子置換アルキル基;シアノエチル基等のシアノ基置換アルキル基;ベンジル基、2−フェニルエチル基、p−クロロベンジル基等のアリール基置換アルキル基;フェノキシメチル基、2−フェノキシエチル基、4−フェノキシブチル基等のアリールオキシ基置換アルキル基;2−メトキシカルボニルエチル基、3−n−ブトキシカルボニルプロピル基、2−アリルオキシカルボニルエチル基等のアルコキシカルボニル基置換もしくはアリルオキシカルボニル基置換アルキル基;2−フェノキシカルボニルエチル基、4−p−クロロフェノキシカルボニルブチル基等のアリールオキシカルボニル基置換アルキル基;2−ベンジルオキシエチル基、4−ベンジルオキシブチル基等のアラルキルオキシ基置換アルキル基;2−アセトキシエチル基、2−ベンゾイルオキシエチル基、4−アセトキシブチル基等のアシルオキシ基置換アルキル基。
これらの中でも置換基を有するアルキル基の炭素数は特に1〜8であることが好ましい。
1〜R10、R9A、R10A、R9B、R10B、R9C及びR10Cのアリール基としては、炭素数1〜8の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子;炭素数1〜4のフルオロアルキル基;及び炭素数1〜8の直鎖状又は分岐鎖状のアルコキシ基等からなる群より選ばれる置換基で置換されていても良いフェニル基が挙げられる。
1及びR2としてのシクロアルキル基としては、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等の炭素数5〜7のシクロアルキル基が挙げらる。
3、R7、R8及び環Aの置換基のアルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、
n−プロポキシ基、i−プロピルオキシ基、n−ブチルオキシ基、i−ブチルオキシ基、t−ブチルオキシ基、n−ヘキシルオキシ基、n−オクチルオキシ基、2−エチルヘキシルオキシ基等の炭素数1〜12、好ましくは炭素数1〜8のアルコキシ基が挙げられる。
アルコキシ基が置換されている場合、置換基としては、ハロゲン原子、アルコキシ基、
アリール基、シアノ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基等が挙げられる。
3、R7及びR8のアルコキシカルボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキ
シカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、i−プロピルオキシカルボニル基、n−ブチルオキシカルボニル基、i−ブチルオキシカルボニル基、t−ブチルオキシカルボニル基、n−ヘキシルオキシカルボニル基、n−オクチルオキシカルボニル基、2−エチルヘキシルオキシカルボニル基等の炭素数2〜12、好ましくは炭素数2〜8のアルコキシカルボニル基が挙げられる。
アルコキシカルボニル基が置換されている場合、置換基としては、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリール基、シアノ基、アリールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アシルオキシ基等が挙げられる。
環Aの置換基のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子、臭素原子等が挙げられえる。
本発明においては、前記骨格構造を有する色素を組み合わせて用いる限りにおいて、本発明の効果を得ることができるが、これらの組み合わせによる本発明の効果を十分に発現させるために、当該骨格部分その他の部分構造も含めて、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素は、分子量として、通常600以下、特に500以下、とりわけ240〜500の範囲であり、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素は、分子量として、通常600以下、特に500以下、とりわけ200〜500の範囲であることが好ましい。
前記一般式(I)及び(II)で表される色素の具体例を、下記表1及び2にそれぞれ例示するが、何らこれらに限定されるものではない。これらの色素は、たとえば、特開平2−3450号公報、特開昭49―114420号公報等に記載された方法に従ってそれぞれ製造することができる。
Figure 0004514425
Figure 0004514425
Figure 0004514425
Figure 0004514425
本発明の感熱転写記録用インク及び感熱転写記録用シートにおいて、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素とビスピラゾロンメチン骨格を有する色素との比率は、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素:ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素 = 1:9〜9:1(重量比)、特に2:8〜8:2、とりわけ3:7〜7:3であることが好ましい。上記範囲を超えてアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素が多くても少なくても、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素と組み合わせて用いることによる本発明の効果を十分に得ることはできない。
本発明の効果を妨げない範囲で、その他のイエロー色素と混合して用いることもできるが、通常、その他のイエロー色素の含有量としては、本発明のアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素とビスピラゾロンメチン骨格を有する色素の合計量を100重量部とした場合に対して、40重量部以下、好ましくは30重量部以下、より好ましくは20重量部以下、更に好ましくは10重量部以下、特に好ましくは5重量部以下である。
SWOP(Specifications Web Offset publications)色目の要求基準を満たすた
めには、上記範囲において適宜比率を選定すればよいが、例えば、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素:ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素=3:7〜5:5(重量比)とするのが好ましい。
本発明の感熱転写用インクは、本発明のアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素とビスピラゾロンメチン骨格を有する色素とを媒体に溶解ないし分散させたものである。
この媒体としては、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、イソブチルアルコールなどのアルコール類、メチルセロソルブ、エチルセロソルブなどのセロソルブ類、トルエン、キシレン、クロロベンゼンなどの芳香族類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、塩化メチレン、クロロホルム、トリクロロエチレンなどの塩素系溶剤、テトラヒドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類、N,Nージメチルホルムアミド、N−メチルピロリドンなどの有機溶剤を挙げることができ、これらは1種を単独で用いても、2種以上を混合して用いても良い。
本発明のインク中には、上記色素及び媒体の他に、必要に応じて有機、無機の非昇華性微粒子、分散剤、帯電防止剤、消泡剤、酸化防止剤、粘度調製剤などの添加剤を添加することができる。
本発明の感熱転写用インクにおいて、色素の合計濃度は、インク100重量部中において、0.5〜20重量部、特に1〜15重量部、とりわけ2〜15重量部とするのが好ましい。また、色素以外の上記のような添加剤の割合は、インク100重量部中において5重量部以下、特に3重量部以下であり、これらの添加剤を添加する場合の下限値としては0.01重量部以上、特に0.5重量部以上であることが好ましい。
本発明の感熱転写用シートは、基材上に、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素とビスピラゾロンメチン骨格を有する色素とを含む色材層を有するものである。なお、この色材層には、本発明の効果を妨げない範囲で、アリーリデンピラゾロン骨格を有する色素、ビスピラゾロンメチン骨格を有する色素以外の別構造のイエロー色素が含まれていても良い。
基材上に色材層を形成する方法は特に限定されないが、通常、色素を結着剤と共に前述の媒体中に溶解或いは微粒子状に分散させることによりインクを調製し、該インクを、基材上に塗布、乾燥する方法が採用される。
ここで使用される結着剤としては、セルロース系、アクリル酸系、澱粉系、エポキシ系などの水溶性樹脂や、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリスチレン、ポリカーボオネート、ポリエーテルスルホン、ポリビニルブチラール、エチルセルロース、アセチルセルロース、ポリエステル、AS樹脂、フェノキシ樹脂などの有機溶剤に可溶性の樹脂を挙げることができ、色材層形成用の感熱転写インク中の結着剤と色素との比率は、通常、結着剤:色素=1:2〜2:1(重量比)の範囲が適当である。なお、結着剤についても1種を単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。
転写シート作成のためのインクを塗布する基材となるベースフィルムとしては、コンデンサー紙、グラシン紙のような薄葉紙、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリアラミドのような耐熱性の良好なプラスチックのフィルムが好適であり、その厚さとしては、通常3〜50μmの範囲が適当である。
上記のベースフィルムのなかでは、ポリエチレンテレフタレートフィルムが機械的強度、耐溶剤性、経済性などを考慮すると特に有利である。しかし、場合によってはポリエチレンテレフタレートフィルムは必ずしも耐熱性が十分でなく、サーマルヘッドの走行性が
不十分であるので、色材層を形成した面とは反対側の面に潤滑剤、滑性の高い耐熱性微粒子、界面活性剤及び結着剤などを含む耐熱性樹脂層を設けることにより、サーマルヘッドの走行性を改良したものを用いることができる。この場合、潤滑剤としては、例えばアミノ変性シリコーン化合物、カルボキシ変性シリコーン化合物等の変性シリコーン化合物が挙げられ、耐熱性微粒子としては、シリカ等の微粒子、結着剤としてはアクリル系樹脂等が挙げられる。この耐熱性樹脂層の厚みは、通常0.1〜50μmの範囲が好適である。
ベースフィルムへのインクの塗布は、グラビアコーター、リバースロールコーター、ロッドコーター、エアドクタコーター等を使用して実施することができ、インクは、色材層の乾燥後の厚さが0.1〜5μmの範囲となるように塗布するのが好ましい。
本発明の感熱転写シートは加熱手段としてサーマルヘッドのみならず赤外線、レーザー光なども利用することができる。また、ベースフィルムそのものに電気を流すことによって発熱する通電発熱フィルムを用いて、通電型染料転写シートとして用いることもできる。
感熱転写記録では、通常、イエロー、マゼンタ、シアンの3色、あるいはクロを加えた4色の転写シートについて熱記録操作を繰り返すことで、カラー印刷が行われる。得られる画像の色相については、CIELAB空間におけるL*値、a*値、b*値で表され、類似の色
濃度及びL*値を有する画像におけるa*値及びb*値から色相を比較することができる。
本発明によれば、カラー画像の色再現上、イエロー色の色相として好ましい色相、即ち、D50光源を用いて、2度視野角に設定した場合の、色濃度1.0におけるa*値が、
−13以上10以下、特に−13以上5以下、b*値が60以上、好ましくは65以上、
特に70以上であるものを達成することができる。なお、この範囲には、印刷工業に用いられるカラープルーフインクの色基準SWOP(Specifications Web Offset Publications)も含まれる。
また、転写濃度も優れており、例えば、本願実施例の方法により記録した場合の色濃度が通常、1.8以上、好ましくは2.0以上である。
さらに、本発明のインクを用いた黄色記録画像(色濃度約1.0)は、キセノンウエザオメーターCi4000(アトラス社製)を用いたブラックパネル温度:58±3℃、40時間照射後の耐光性試験後の記録物の変退色の程度{ΔE(L*,a*,b*)}が10
以下、好ましくは5以下と優れたものであり、また、インドアニリン系のシアン色素、具体的には下記実施例で用いられている構造式(III)で表されるようなインドアニリン系色素を用いたグリーン色記録画像(色濃度約1.0)の耐光性試験結果{ΔE(L*,
a*,b*)}も20以下
、好ましくは15以下とシアン色素との混色時であっても優れた耐光性を有するものである。
本発明の感熱転写用インク及び感熱転写用シートは、感熱転写記録の記録濃度が高く、記録物の色調が鮮明で、記録物の安定性が高い総合的に優れ、特に記録物の耐光性にも優れており、しかも、色素の製造も容易であるため、工業的に有利に製造することができる。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
実施例1
下記配合組成の混合物を超音波洗浄機で30分間処理してインク(Y)及びインク(C)を調製した。
[インク(Y)の配合(重量部)]
No.1―1 の色素 :3.0
No.2−1 の色素 :3.0
フェノキシ樹脂(ユニオンカーバイド社製 「PKHJ」) :10
テトラヒドロフラン :90
[インク(C)の配合(重量部)]
シアン色素(構造式(III)) :8.0
フェノキシ樹脂(ユニオンカーバイド社製 「PKHJ」) :10
テトラヒドロフラン :90
Figure 0004514425
得られたインク(Y)及び(C)をそれぞれワイヤバーを用いてポリエチレンテレフタレートフィルム(6μm厚)上に塗布、乾燥(乾燥膜厚約1μm)して色材層を形成した後、このポリエチレンテレフタレートフィルムの背面にアクリル樹脂(商品名:BR−80;三菱レイヨン(株)製)10重量部、アミノ変性シリコーンオイル(商品名:KF393;信越化学工業(株)製)1重量部、及びトルエン89重量部からなる液を塗布、乾燥(乾燥膜厚約1μm)することにより耐熱性樹脂層を形成して感熱転写シート(Y)及び感熱転写シート(C)を得た。
得られた感熱転写シート(Y)を松下電器産業(株)製プリンタ「NV−MPX5」のVM−MPA50のインクリボンとつなぎ合わせ、VM−MPA50の記録紙に松下電器産業(株)製「NV−MPX5」で階調画像の記録を行ったところ、最高印字濃度が表3に示す色濃度のイエロー色調の記録物が得られた。
また、色濃度1.0で、D50光源を用いて、2度視野角に設定した場合の、CIELAB空間におけるa*値、及びb*値を測定し、結果を表3に示した。
なお、色濃度、CIELAB a*値、b*値は、分光測色計(商品名:SPM−50、グレタグ社製)を用いて測定した。
上記の転写シート(Y),(C)をこの順序で、上記と同様の記録条件で同じ受像体に重ねて転写記録をし、グリーン色調の記録物を得た。
また、得られたイエロー色調記録物及びグリーン色調記録物(色濃度約1.0のもの)の耐光性試験を、キセノンウエザオメーターCi4000(アトラス社製)を用いて実施し(ブラックパネル温度:58±3℃)、40時間照射後の記録物の変退色の程度{ΔE(L*,a*,b*)}を表3に示した。
実施例2〜3
実施例1において、イエロー色素として、表3に示すものを用いたこと以外は同様にして、インクの調製、感熱転写シートの作成、転写記録及び耐光性試験を行い、結果を表4に示した。
比較例1〜9
実施例1において、イエロー色素として、表3に示すものを用いたこと以外は同様にし
て、インクの調製、感熱転写シートの作成、転写記録及び耐光性試験を行い、結果を表4に示した。ここで、色素A〜色素Gの構造は下記に示すとおりである。
色素A(特開平4−265792号公報記載の色素W)
Figure 0004514425
色素B(特開平4−275184号公報記載の色素A)
Figure 0004514425
色素C(特開平10−864号公報記載のC.I.Solvent Yellow 16)
Figure 0004514425
色素D(特開平10−181224号公報記載の色素1−1)
Figure 0004514425
色素E(特開平10−203029号公報記載の構造式(II)で示される色素)
Figure 0004514425
色素F(特開2000−103174号公報記載の色素2−1)
Figure 0004514425
色素G(特開2000−103174号公報記載の色素3−1)
Figure 0004514425
また、比較例2におけるNo.1−2の色素は、特開平2−3450号公報記載のNo.1の色素に相当し、比較例3のNo.2−1の色素は、特開平10−864号公報記載の実施例1で使用されている色素(C.I.Solvent Yellow
93)に相当する。
比較例4は特開平4−265792号公報記載の実施例に使用されている色素の組み合わせに相当し、比較例5は特開平4−275184号公報記載の実施例に使用されている色素の組み合わせに相当し、比較例6は特開平10−864号公報記載の実施例3に使用されている色素の組み合わせに相当し、比較例7は特開平10−181224号公報記載の実施例1に使用されている色素の組み合わせに相当し、比較例8は特開平10−203029号公報の実施例1に使用されている色素の組み合わせに相当し、比較例9は特開2000−103174号公報の実施例1に使用されている色素の組み合わせに相当する。
Figure 0004514425
Figure 0004514425
上記実施例及び比較例の対比からも明らかなように、本発明によれば、a*値及びb*値がバランスして転写濃度の優れている記録物を得ることができることが明らかである。
実施例4
実施例1で用いたインクのかわりに下記方法で調製したインクを用いて、実施例1と同様の方法により転写シートを作製、転写記録及び評価を行った結果、均一な色濃度の記録を得ることができ、また得られた記録物の耐光性は良好であることが確認された。
[インクの配合(重量部)]
No.1―1 の色素 :3.0
No.2−1 の色素 :3.0
AS樹脂(製品名:デンカAS−S;電気化学工業(株)製品):10
トルエン :70
シクロヘキサノン :10

Claims (3)

  1. 式(1−1)又は(1−2)で示されるアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素と、式(2−1)で示されるビスピラゾロンメチン骨格を有する色素と、媒体とを含有し、式(1−1)又は(1−2)で示されるアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素:式(2−1)で示されるビスピラゾロンメチン骨格を有する色素=3:7〜5:5(重量比)であることを特徴とする感熱転写用インク。
    Figure 0004514425
  2. 基材上に式(1−1)又は(1−2)で示されるアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素と式(2−1)で示されるビスピラゾロンメチン骨格を有する色素とを式(1−1)又は式(1−2)で示されるアリーリデンピラゾロン骨格を有する色素:式(2−1)で示されるビスピラゾロンメチン骨格を有する色素=3:7〜5:5(重量比)で含む色材層を有することを特徴とする感熱転写記録用シート。
    Figure 0004514425
  3. 請求項に記載の感熱転写用シートを用いて感熱転写記録を行う方法であって、記録された画像が、D50光源を用いて2度視野角に設定した場合の、色濃度1.0におけるCIELAB空間でのa*値が−13以上10以下で、b*値が60以上であることを特徴とする感熱転写記録方法。
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