JP4512416B2 - 開閉部材の自動開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿圧着板やADFなど、特に重くてしかも上下方向に開閉する開閉部材を容易に開くことができ、かつ安全に閉じることができる、開閉部材の自動開閉装置に関するものである。
従来、複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材に回動自在に枢着されると共に原稿圧着板を支持する支持部材と、前記取付部材と支持部材の間に介挿されると共に前記原稿圧着板を開く方向に付勢する圧縮コイルバネから成る原稿圧着板の自動開閉装置があった。(例えば、特許文献1参照)
また従来、自動原稿送り装置(ADF)を、複写機本体の側部に設けた回動手段により押し上げる開閉装置があった。(例えば、特許文献2参照)
上記自動原稿送り装置を、複写機本体の側部に設けた回動手段により押し上げるものは、大型で複雑であり、操作性は 著しく悪く、また開閉装置がヒンジと全く別の機構としてあるため、設置性や保守性が悪いばかりでなく、原稿搬送部を 遮断するレイアウトとなるため使用者の取り扱い性能も悪い等の欠点があった。
また、従来の複写機のADFや圧着板を電動式で自動的に開閉するものは、大型かつ高価である等の理由で実現できなかった。
しかし、ユーザの利便性から、例えばトイレの蓋が自動で開閉することが市場で受け入れられたことと、同様に、開閉の都度、ADF等を持上げることから身体的負担を解放させたいニーズはあった。
したがって、小型軽量かつ安価な自動開閉装置の要望は、市場にはあった。
このような中で、従来の複写機の原稿圧着板において、特に自動送り装置(ADF)を搭載するものは重量があり、車椅子に乗った障害者等がこれを持ち上げようとすると、その姿勢上の理由で負担になる等の問題点があった。さらに、1枚の原稿をコピーした場合など、原稿を置き忘れることがあった。
実用新案登録第2589714号公報 特開2004−20804号公報
本発明が解決しようとする課題は、上記問題点を解消することができ、開閉部材を容易にかつ安全に開閉する開閉部材の自動開閉装置を提供することにある。
本発明の開閉部材の自動開閉装置は、 複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着されると共に原稿圧着板等の開閉部材を支持する支持アームと、前記取付部材と支持部材の間に介挿されると共に前記開閉部材を開く方向に付勢する圧縮コイルバネから成る開閉部材の自動開閉装置において、上記取付部材に、遊星歯車を有する増減速回転機構を設け、該増減速回転機構の一端側の高速回転軸にモーターを連結し、上記増減速回転機構の他端側の回転駆動体に低速回転軸を連結し、該低速回転軸と上記ヒンジ軸の間にクラッチ機構を介設し、該ヒンジ軸が上記支持アームの回動に伴って回転するように構成した、ことを特徴とする。また、上記クラッチ機構が、上記開閉部材の重量が上記圧縮コイルバネの付勢力に打ち勝って開閉部材が閉じる方向に回動する際に、上記ヒンジ軸の回転を上記低速回転軸に伝えると共に、開閉部材が開く方向に回動する際には、空転してヒンジ軸の回転を低速回転軸には伝えないように作動するように構成されることを特徴とする。さらに、上記増減速回転機構が、上記低速回転軸と一体的に回転すると共にオルダム継手を有する回転駆動体と、上記取付部材に設置されているギヤブロック内に形成された固定リングギヤに内接しながら転動すると共に前記回転駆動体のオルダム継手と摺動自在に係合する第1遊星ギヤと、該第1遊星ギヤを回転自在に軸支するクランク軸と、前記第1遊星ギヤと偏心して前記クランク軸に回転自在に軸支される第2遊星ギヤと、前記クランク軸に一体的に挿設された上記高速回転軸から構成されることを特徴とするか、あるいは、上記増減速回転機構が、上記低速回転軸と一体的に回転する駆動リングギヤと、該駆動リングギヤに内接しながら転動する小径遊星ギヤと、該小径遊星ギヤと一体に設けられると共に、上記取付部材に設置されているギヤブロック内に形成された固定リングギヤに内接しながら転動する大径遊星ギヤと、これら大小の遊星ギヤを回転自在に保持するキャリアと、上記大径遊星ギヤに噛み合う太陽ギヤと、該太陽ギヤに一体的に挿設された高速回転軸から構成されることを特徴とする。さらにまた、上記増減速回転機構とモーターが、上記取付部材に設置されているギヤブロック内に内蔵されていることを特徴とする。
1)原稿圧着板やADFなど、特に重くてしかも上下方向に開閉する開閉部材を容易に開くことができ、かつ安全に閉じることができる。
2)増減速回転機構とモーターをギヤブロック内に内臓することにより、省スペース、小型軽量化を図ることができる。これにより、従来どおりの、アームとスライダ部に圧縮バネを組み込んだ、手動式のカウンターバランス式のヒンジと兼用できる構造とすることができる。
3)遊星ギアにより増減速比を大きくとることができる構造(本実施例では、約400倍の増減速比)であるため、駆動モーターとして極小トルクの安価な超小型モータを採用することができるため、従来装置に比べて装置全体が小型で省電力化ができる。
4)開閉時の身体的労力軽減を大きく図ることができる。特に、車椅子の障害者には利便性ある。
5)モーターを取り外す構造にした場合、モーターに代えて超小型のダンパ機能を付けた開閉ヒンジとして機能させることが可能な開閉部材とすることもできる。
図1および図2において、Pは原稿圧着板であって、自動開閉装置Hを介して、複写機等の装置本体Mに開閉自在に取り付けられている。上記自動開閉装置Hは、主として、上記装置本体Mに取り付けられている取付部材1と、該取付部材1にヒンジ軸2を介して回動自在に枢着されている支持アーム3と、該支持アーム3の先端部に支持軸4を介して回動自在に枢着されていると共に、上記原稿圧着板Pを取付け固定しているリフトアーム5から、構成されている。
上記支持アーム3内には第1スライダー6および第2スライダー7が長手方向に摺動自在に納められていると共に、これら第1、2スライダー6、7間には圧縮コイルバネ8が介挿されている。第1スライダー6のカムフォロア6aは、上記取付部材1に設置されたカム部9に当接すると共に、第2スライダー7のカムフォロア7aは、上記リフトアーム5の前側板5aに当接している。なお、本発明における自動開閉装置Hは、上記構造に限定するものではなく、例えば、支持軸4およびリフトアーム5を省略し、上記原稿圧着板Pを支持アーム3に取付け固定するように構成する等、従来公知の構造のいずれでもよい。
上記ヒンジ軸2の一端側(図1において手前側)にはセクタギヤ10が取り付けられている。図3に示すように、該セクタギヤ10には、少なくとも所定角度(例えば20°)に亘って歯10aが形成されている。該セクタギヤ10は、クラッチギヤ11を介して伝動ギヤ12を回動させるようになっている。13は低速回転軸である。上記クラッチギヤ11は、上記セクタギヤ10の歯10aに噛み合う歯11aと、該歯11aの内側に形成されたラチェット歯11bと、該ラチェット歯11bに係合するラチェット11cと、該ラチェット11cと共に回転する歯車部11dから構成されている。従って、上記セクタギヤ10が実線矢印方向(原稿圧着板Pが閉じる方向)に回転する時には、ラチェットギヤ11aがラチェット11cと噛み合って実線矢印方向に回転することができるが、セクタギヤ10が破線矢印方向(原稿圧着板Pが開く方向)に回転する時には、ラチェット11cがラチェットギヤ11aから弾性的に逃げて、歯車部11dが空回りするようになっている。なお、本発明のクラッチギヤ11は上記構造に限定するものではなく、一方向には回転力を伝えるが逆方向には空回りする構造であれば、いずれの構造であってもよい。
図4および図5において、14はギヤブロックであって、図1から明らかなように、上記取付部材1に設置されている。本実施例では、該取付部材1の上部に上記カム部9が一体的に形成されているが、別体として構成してもよい。上記ギヤブロック14内には遊星歯車による増減速回転機構が納められている。
上記遊星歯車による増減速回転機構は、主として回転駆動体15と、第1遊星ギヤ16と、第2遊星ギヤ17と、クランク軸18と、高速回転軸19と、固定リングギヤ20から構成されている。上記回転駆動体15は上記低速回転軸13を介して伝動ギヤ12と一体となって回転するようになっている。該回転駆動体15の側面にはオルダム継手15aが付設してあって、上記第1遊星ギヤ16のオルダム継手16aと摺動可能に係合している。第1遊星ギヤ16と第2遊星ギヤ17はクランク軸18に回転可能に取り付けられていると共に、オルダム継手16bおよび17aが摺動可能に係合している。図5(B)からも明らかなように、上記第1遊星ギヤ16は高速回転軸19の回転中心から偏心し、上記固定リングギヤ20に内接しながら転動するように噛み合っている。
上記クランク軸18には高速回転軸19が一体的に取り付けられている。図4に示すように、該高速回転軸19は、上記ギヤブロック14内に取り付け固定されている固定板21の中央穴21aに回転自在に挿通して、モーター22の回転軸22aに連結されている。本実施例では、上記高速回転軸19に係止杆19bを突設して、これにモーター22の回転軸22aに取り付けた連結部材23を係合させることにより連結しているが、連結構造はこれに限定するものではない。
本実施例の装置は以上のように構成されているので、図1に示すような閉じた状態から、上記原稿圧着板Pを手で持ち上げようとすると、直ちに上記モーター22のスイッチがONして上記高速回転軸19を回転させる。このスイッチとしては現在実用化されている光電スイッチでもよい。また 操作部に開閉専用スイッチを設けても良い。ただし、ADFには、複写機本体側との閉状態スイッチまたは光電センサがあるため、その信号を利用してもよい。
上記高速回転軸19が回転すると、クランク軸18を介して第1遊星ギヤ16と第2遊星ギヤ17が固定リングギヤ20内を転動する。この時、高速回転軸19の回転は大幅に減速されて遊星ギヤ16、17に伝えられる。この減速の倍率は、固定リングギヤ20の総歯数や、これと遊星ギヤ16、17の総歯数との差などの条件によって決まり、固定リングギヤ20の総歯数が多いほど、また、ギヤ16、17とギヤ20の歯数の差が小さいほど、減速倍率は大きくなる。以上のコンパクトな遊星歯車による増減速回転機構により、非常に大きな減速回転が得られる。
上記第1遊星ギヤ16と第2遊星ギヤ17の低速回転は、オルダム継手15aやオルダム継手16aおよび回転駆動体15を介して低速回転軸13に伝えられる。低速回転軸13が回転すると、図3に示すように、伝動ギヤ12が実線矢印方向に回転し、さらに、クラッチギヤ11が実線矢印方向に回転する。クラッチギヤ11が実線矢印方向に回転すると、これと一体に回転するラチェット11cがラチェット歯11bを押し、歯11aおよび歯10aを介してセクターギヤ10を破線矢印向、すなわち、原稿圧着板Pを開く方向に押し上げる。原稿圧着板Pが所定角度以上に開くと、セクターギヤ10の歯10aがクラッチギヤ11の歯11cから外れて、モーター22による持ち上げ力が無くなると共に、上記圧縮コイルバネ8の弾発力と原稿圧着板Pの重力が釣り合って、開いた状態が保持される。
一方、原稿圧着板Pが開いた状態から閉じる方向に作動させると、原稿圧着板Pの重力が圧縮コイルバネ8の弾発力に打ち勝って、実線矢印方向への回転が加速しようとする。図3に示すように、原稿圧着板Pの加速力により、これに連動してセクターギヤ10が回転し、その歯10aおよび歯11aを介してクラッチギヤ11が実線矢印方向に回転し、さらに伝動ギヤ12を実線矢印方向に回転せしめる。
図4に示すように、伝動ギヤ12が回転すると、低速回転軸13を介して回転駆動体15が回転駆動される。回転駆動体15が回転すると、オルダム継手15aおよび16aを介して第1遊星ギヤ16が回転する。この回転伝動に際して、回転駆動体15と第1遊星ギヤ16の回転軸心は偏心しているので、オルダム継手15aとオルダム継手16aは相互に摺動しながら回転力を伝える。
図5(B)から明らかなように、固定リングギヤ20の中心に位置する高速回転軸19には、クランク軸18が固定されており、該クランク軸18には第1遊星ギヤ16が回転自在に取り付けられているので、該第1遊星ギヤ16が固定リングギヤ20内を転動すると、クランク軸18が逆方向に増速されて回転する。この増速の倍率は、固定リングギヤ20の総歯数や、これと第1遊星ギヤ16の総歯数との差などの条件によって決まり、固定リングギヤ20の総歯数が多いほど、また、両ギヤ16、20の歯数の差が小さいほど、倍率は大きくなる。第2クランク軸17も高速回転軸19に対して逆方向に偏心し、固定リングギヤ20内を転動する。第1遊星ギヤ16と第2遊星ギヤ17は同方向に同じ速度で回転するが、相互に逆方向に対称的に偏心しているので、オルダム継手16bと17aは相互に摺動状態で係合することになる。以上のコンパクトな遊星歯車による増減速回転機構により、非常に大きな増速回転が得られる。
上記遊星歯車による増減速回転機構により増速回転する高速回転軸19は、図4に示すように、係止杆19bおよび連結部材23を介してモーター22を回転駆動して、その停動トルクにより制動力を受ける。この制動力は、上述の回転伝達経路を逆に辿って、原稿圧着板Pの落下を制動する反力となる。モーター22は、原稿圧着板Pの回転に対して高速で回転するので、モーター22の小さな制動力により、原稿圧着板Pを非常に大きな力で制動できることになる。
図6および図7は、遊星歯車による増減速回転機構の別の実施例を示すもので、駆動リングギヤ25と、小径遊星ギヤ26aと大径遊星ギヤ26bから成る複数(本実施例では4個)の遊星ギヤ26と、該遊星ギヤ26の支軸27と、該支軸27を介して遊星ギヤ26を回転自在に支持するキャリア28と、上記大径遊星ギヤ26bが噛み合って転動する固定リングギヤ29と、該大径遊星ギヤ26bに噛み合う太陽ギヤ30から構成されている。
上記駆動リングギヤ25は、低速回転軸13を介して上記伝動ギヤ12に一体的に取り付けられており、その内歯25aが遊星ギヤ26の小径ギヤ26aに噛み合っている。該小径遊星ギヤ26aと一体的に回転する大径遊星ギヤ26bは、上記固定リングギヤ29と噛み合って転動すると共に、太陽ギヤ30を介して高速回転軸19を回転駆動する。なお、上記小径遊星ギヤ26aは大径遊星ギヤ26bに対して同じ径、あるいは大径としてもよい。
本実施例の増減速回転機構は以上のように構成されているので、上記駆動リングギヤ25は、その内歯25aと噛み合っている第1遊星ギヤ26aを高速で回転駆動せしめる。第1遊星ギヤ26aが回転するとこれと一体の第2遊星ギヤ26bが固定リングギヤ29内を転動しながら回転する。同時に、第2遊星ギヤ26bの回転は太陽ギヤ30を介して高速回転軸19に伝えられる。
本発明における遊星歯車による増減速回転機構は、上記実施例に限定するものではなく、遊星歯車を使用した増減速回転機構であって、コンパクトで高倍率で増速回転し得る構造であればいずれでもよい。
便座のヒンジ部や自動車のリアドアーなど、上下に開閉し、しかも特に重量のある開閉部材に利用できる。
本発明の自動開閉装置は、上記複写機に限定するものではなく、スキャナーの開閉蓋、便座のヒンジ部や自動車のリアドアーなど、上下に開閉し、しかも特に重量のある開閉部材に適用できる。
本発明の原稿圧着板の自動開閉装置の一実施例を示す断面図である。 図1の装置の原稿圧着板を開いた状態の断面図である。 本発明のクラッチギヤを中心にした回転伝達の説明図である。 本発明の遊星歯車による増減速回転機構および増減速回転機構の一実施例を示す断面図である。 図4の遊星歯車による増減速回転機構の分解斜視図である。 本発明の遊星歯車による増減速回転機構および増減速回転機構の別の実施例を示す断面図である。 図6の遊星歯車による増減速回転機構の分解斜視図である。
符号の説明
1 取付部材
2 ヒンジ軸
3 支持アーム
4 支持軸
5 リフトアーム
5a 前側板
6 第1スライダー
6a カムフォロア
7 第2スライダー
7a カムフォロア
8 圧縮コイルバネ
9 カム部
10 セクタギヤ
10a 歯
11 クラッチギヤ
11a 歯
11b ラチェット歯
11c ラチェット
11d 歯車部
12 伝動ギヤ
13 低速回転軸
14 ギヤブロック
15 回転駆動体
15a オルダム継手
16 第1遊星ギヤ
16a オルダム継手
16b オルダム継手
17 第2遊星ギヤ
17a オルダム継手
18 クランク軸
19 高速回転軸
19a フランジ
19b 係止杆
20 固定リングギヤ
21 固定板
21a 中央穴
22 モーター
22a 回転軸
23 連結部材
24 調整ネジ
25 駆動リングギヤ
25a 内歯
26 遊星ギヤ
26a 第1遊星ギヤ
26b 第2遊星ギヤ
27 支軸
28 キャリア
29 固定リングギヤ
30 太陽ギヤ
H 自動開閉装置
M 装置本体
P 原稿圧着板

Claims (5)

  1. 複写機等の装置本体に取り付けられる取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着されると共に原稿圧着板等の開閉部材を支持する支持アームと、前記取付部材と支持部材の間に介挿されると共に前記開閉部材を開く方向に付勢する圧縮コイルバネから成る開閉部材の自動開閉装置において、上記取付部材に、遊星歯車を有する増減速回転機構を設け、該増減速回転機構の一端側の高速回転軸にモーターを連結し、上記増減速回転機構の他端側の回転駆動体に低速回転軸を連結し、該低速回転軸と上記ヒンジ軸の間にクラッチ機構を介設し、該ヒンジ軸が上記支持アームの回動に伴って回転するように構成した、ことを特徴とする開閉部材の自動開閉装置。
  2. 上記クラッチ機構が、上記開閉部材の重量が上記圧縮コイルバネの付勢力に打ち勝って開閉部材が閉じる方向に回動する際に、上記ヒンジ軸の回転を上記低速回転軸に伝えると共に、開閉部材が開く方向に回動する際には、空転してヒンジ軸の回転を低速回転軸には伝えないように作動するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の開閉部材の自動開閉装置。
  3. 上記増減速回転機構が、上記低速回転軸と一体的に回転すると共にオルダム継手を有する回転駆動体と、上記取付部材に設置されているギヤブロック内に形成された固定リングギヤに内接しながら転動すると共に前記回転駆動体のオルダム継手と摺動自在に係合する第1遊星ギヤと、該第1遊星ギヤを回転自在に軸支するクランク軸と、前記第1遊星ギヤと偏心して前記クランク軸に回転自在に軸支される第2遊星ギヤと、前記クランク軸に一体的に挿設された上記高速回転軸から構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉部材の自動開閉装置。
  4. 上記増減速回転機構が、上記低速回転軸と一体的に回転する駆動リングギヤと、該駆動リングギヤに内接しながら転動する小径遊星ギヤと、該小径遊星ギヤと一体に設けられると共に、上記取付部材に設置されているギヤブロック内に形成された固定リングギヤに内接しながら転動する大径遊星ギヤと、これら大小の遊星ギヤを回転自在に保持するキャリアと、上記大径遊星ギヤに噛み合う太陽ギヤと、該太陽ギヤに一体的に挿設された高速回転軸から構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の開閉部材の自動開閉装置。
  5. 上記増減速回転機構とモーターが、上記取付部材に設置されているギヤブロック内に内蔵されていることを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の開閉部材の自動開閉装置。
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