JPS6245247Y2 - - Google Patents

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JPS6245247Y2
JPS6245247Y2 JP1981099173U JP9917381U JPS6245247Y2 JP S6245247 Y2 JPS6245247 Y2 JP S6245247Y2 JP 1981099173 U JP1981099173 U JP 1981099173U JP 9917381 U JP9917381 U JP 9917381U JP S6245247 Y2 JPS6245247 Y2 JP S6245247Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、たとえば金銭の預入れを行なう自動
預金機、自動入出金装置等の入金口を開閉する自
動取引装置の操作口開閉装置に関する。
(従来の技術) 従来、自動取引装置の入金口等の操作口を開閉
する操作口開閉装置にはスライド式のものが多く
採用されている。
一方、自動取引装置においては、顧客との取引
が「可」となつた場合には入金口を閉塞する蓋体
が開いて顧客による紙幣の投入を可能とし、ま
た、顧客の返却要求によつて返却される紙幣ある
いは取引不能と判定された排除紙幣等が返却口に
返却される際に返却口を閉塞する蓋体が開いて顧
客による受取りを可能とする構成になつている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来装置にあつて
は、操作口を閉塞している蓋体が自動的に開かれ
る際に蓋体上に物品が置かれている場合あるいは
故意に押えた場合など蓋体に必要以上の抵抗が加
わつたときの場合にはモータに負荷が加わつて蓋
体作動機構が故障してしまう虞れがある。
本考案は、上記事情にもとづきなされたもの
で、その目的とするところは、操作口を閉塞して
いる蓋体を自動的に開くとき、何らかの原因で蓋
体に抵抗が加わつたとしてもモータに負荷が加わ
らないようにした故障に対する信頼性の高い自動
取引装置の操作口開閉装置を提供しようとするも
のである。
〔考案の構成) (問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、自動
取引装置の操作口を開閉すべく往復動自在に設け
られた蓋体と、この蓋体の往復動作に連動して正
逆両方向に回転し得る回転体と、上記蓋体を常時
開方向に付勢する付勢体と、前記回転体の駆動源
となる正逆両方向に回転可能なモータと、このモ
ータの駆動軸と前記回転体との間に介在され、モ
ータの駆動軸が正方向に回転したときにのみ回転
体に駆動力を伝達して蓋体を上記付勢体の付勢力
に抗して閉方向に移動させるとともに回転体の逆
回転によりロツク状態を解除して付勢体の力を蓋
体に作用させて蓋体を閉方向に移動させ、かつ、
蓋体の方を閉方向に移動させたとき回転体を空回
転させる一方向クラツチとを設けたものである。
(作用) すなわち、本考案は蓋体の往復動作に連動して
正逆両方向に回転し得る回転体と回転体の駆動源
となる正逆両方向に回転可能なモータの駆動軸と
の間に、モータの駆動軸が正方向に回転したとき
にのみ回転体に駆動力を伝達して蓋体を上記付勢
体の付勢力に抗して閉方向に移動させるとともに
回転体の逆回転によりロツク状態を解除して付勢
体の力を蓋体に作用させて蓋体を閉方向に移動さ
せ、かつ、蓋体の方を閉方向に移動させたとき回
転体を空回転させる一方向クラツチを介在させた
から、モータの回転方向を切り換えることにより
蓋体の開閉動作が制御可能となる。また、蓋体を
人為的に閉じた場合および蓋体を自動的に開く際
に蓋体に抵抗が加わつた場合には一方向クラツチ
が空回転状態となつてモータに何ら負荷をかけず
故障に対する信頼性の向上が可能となる。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す一実施例を参照して
説明する。第1図は本発明の操作口開閉装置を入
金口部に採用した自動預出金機の斜視図であり、
図中1は自動預出金機の筐体であり、この筐体1
の前面側に接客部2が形成されている。この接客
部2は筐体1の上下方向ほぼ中央部に形成された
水平操作盤部2aおよびこの水平操作盤2aの後
端縁に沿つて立上がる垂直操作盤2bを有した形
状となつている。
上記水平操作盤部2aにはキーボード3、
CRTデイスプレイ4、および操作口としての返
却口兼用の入金口5が、また、垂直操作盤部2a
にはカード挿入口6、通帳挿入口7、および出金
口8がそれぞれ配置されている。
また、筐体1内には上記カード挿入口6から挿
入されたIDカードの情報を読取るカード読取装
置(図示しない)、通帳挿入口7から挿入された
通帳の磁気ストライブを読取るとともに通帳に取
引内容を記録する通帳読取印字装置(図示しな
い)、出金口8に指定された金額の紙幣を送出す
る出金機構(図示しない)、および入金口5から
投入された紙幣の入金処理を行なう入金機構9が
収容されているがいずれも周知の技術であるため
詳細な説明を省略する。
また、上記水平操作盤部2aの一部を構成する
とともに前記入金口5が形成された操作盤2a′の
裏面側には後述する操作口開閉装置10が配設さ
れており、入金口5は取手11を有した蓋体12
によつて開閉されるようになつている。
つぎに、操作口開閉装置10を第2図〜第5図
を参照して説明する。第2図は水平操作盤部2a
の上面より操作口開閉装置10を見た透視形平面
図であり、入金口5を形成した操作盤2a′を省略
してある。第3図は操作盤2a′を省略しない主要
部の縦断正面図、第4図は同じく主要部を一部切
欠して示す側面図である。また、第5図は入金口
部の縦断側面図である。
まず、第2図および第3図に示すように蓋体1
2の左右両端部上面には軸受ユニツト13a,1
3bが取着されていて、これら軸受ユニツト13
a,13bを介して入金口5の左右両側縁に沿つ
て配設された一対のガイドレール14a,14b
に摺動自在に支持されている。ガイドレール14
a,14bの両端部はそれぞれ操作盤2a′の下面
に固定されたホルダ15,16を介して保持され
ている。また、上記軸受ユニツト13a,13b
は断面コ字状の保持具17と、この保持具17の
上部水平片部17aに形成された位置決めスリツ
ト18,18および下部水平片部17bに形成さ
れた位置決め切欠部19,19にその一部分を係
合させる状態で直列的に保持された2個のスライ
ドベアリング20a,20bをそれぞれ有した構
成となつている。また、上記スライドベアリング
20a,20bは軸受ユニツト13a,13bを
蓋体12に固定すべく取付ねじ21…を締付ける
際に、上部水平片部17aが下方に撓んで上下両
水平片部17a,17bの間隔が狭まることによ
り位置決めスリツト18,18および位置決め切
欠部19,19によつて長さ方向のみならず径方
向の位置決めがなされるようになつている。
また、蓋体12は蓋体作動機構35によつて自
動的に入金口5を開閉すべく前後方向に往復動す
るようになつている。
すなわち、第2図および第4図に示すように操
作盤2a′の裏面には右側のガイドレール14aの
前後両端部近傍に第1、第2の空転プーリ22
a,22b、左側のガイドレール14bの後端部
のやや左側後方に第3の空転プーリ22c、この
第3の空転プーリ22cのやや右側前方に第4の
空転プーリ22d、および左側ガイドレール14
bの前端部近傍に第5の空転プーリ22cがそれ
ぞれ配設されている。また、第5の空転プーリ2
2eのやや左側後方には条体駆動機構56の回転
体としての駆動プーリ23が設けられている。こ
の駆動プーリ23は第3図および第4図に示すよ
うに操作盤2a′の裏面に支持ピン24…を介して
吊持された支持フレーム25に取付けられたモー
タ26によつて駆動されるようになつている。ま
た、駆動プーリ23はモータ26の正逆両方向に
回転駆動可能な駆動軸26aに固着された軸部材
27に一方向回転クラツチ28を介して取付けら
れており、モータ26の駆動軸26aが正方向、
すなわち第2図の状態においてモータ26の駆動
軸26aが時計方向(実線矢印方向)に回転され
たときのみ駆動力が駆動プーリ23に伝達される
ようになつている。
また、第2図に示すように右側の軸受ユニツト
13aの右端面にはベルト固定金具29を介し
て、その端部を挾持する状態で駆動条件としての
平ベルト30の一端面が固定されている。さら
に、この平ベルト30は第2の空転プーリ22
b、第3の空転プーリ22c、駆動プーリ23、
第4の空転プーリ22d、第5の空転プーリ22
e、および第1の空転プーリ22aに順次掛渡し
たのちその他端部が上記ベルト固定金具29によ
つて軸受ユニツト13aに固定されている。
一方、蓋体12の左端部には支持プレート31
が取着されていて、この支持プレート31に形成
された切起し片部31aには上記のように張設さ
れた平ベルト30の中途部、すなわち駆動プーリ
23と第4の空転プーリ22dとの間の左側ガイ
ドシヤフト14bと平行で右側ガイドシヤフト1
4aに沿う平ベルト30の中途部分と同一方向に
走行する部分が固定されている。
また、平ベルト30の第2の空転プーリ22b
と第3の空転プーリ22cとの間の後側平坦部の
右側部分には第2図に示すようにスプリング支持
金具32が取着されていて、左端部を第3の空転
プーリ22cの近傍に垂下するスプリング支持ピ
ン33に掛止した付勢体としての引張スプリング
34の右端部が掛止されており、平ベルト30は
上記蓋体12が後方(開く方向)に移動する方向
に走行するよう常時付勢された状態となつてい
る。
しかして、「入金口閉」の信号によりモータ2
6の駆動軸26aが正方向(時計方向)に回転
し、この駆動力は動力伝達系路に介在させた一方
向回転クラツチ28を介して駆動プーリ23に伝
達され、この駆動プーリ23に掛渡された平ベル
ト30は引張スプリング34の付勢力に抗して第
2図の実線矢印方向に走行する。そして、この平
ベルト30の平行で同方向に沿う部分に左右両端
部が連結された蓋体12が手前側(実線矢印方
向)に移動して入金口5を閉じることになる。
なお、蓋体12が後方に位置し入金口5が開い
た状態にあるとき、顧客が取手13を手前側に引
いた場合には、一方向回転クラツチ28の働きに
より駆動プーリ23が空回転し、蓋体12が軽い
力で移動できるとともにモータ26に負荷が加わ
ることがない。
また、「入金口開」の信号によりモータ26の
駆動軸26aが逆方向(反時計方向)に回転して
駆動プーリ23が空転し、引張スプリング34の
付勢力により平ベルト30が破線矢印方向に走行
する。このとき、モータ26の駆動軸の回転スピ
ードは内蔵した歯車機構により大幅に遅くしてあ
るためモータ26自体に引張スプリング34の付
勢力よりも大きな自己保持力があり、駆動プーリ
23がゆつくり回転する。そして、この駆動プー
リ23の回転スピードで平ベルト30がゆつくり
走行し、蓋体12が奥側(破線矢印方向)に移動
して入金口5を開くことになる。
また、このような構成からなる蓋体作動機構3
5によつて往復動される蓋体12の左側には蓋体
12が入金口5を完全に閉じた状態において、蓋
体12の開放動作を規制する蓋体ロツク機構36
が設けられている。すなわち、第2図および第3
図に示すように蓋体12の左端側に取着された支
持プレート31の下面には枢支ピン37を介して
フツク38が回動自在に取付けられている。この
フツク38はほぼT字状を呈し、蓋体12の移動
方向に沿つて手前側に延出し先端部右側に鈎部3
9を有したフツク本体部38aと、右側に延出す
る位置決め片部38bと、左側に延出する位置検
出用片部38cとを有している。また、このフツ
ク38は位置検出用片部38cの付根部および上
記支持プレート31の下面に突設されたスプリン
グ支持ピン40,41に両端部を掛止した引張ス
プリング42により枢支ピン37を支点として常
時反時計方向、すなわち、位置決め片部38bの
後端面や支持フレーム25の下部水平片部25a
に半固定された偏心ストツパ43に当接する位置
まで付勢されている。一方、支持プレート31の
移動路を挾んで対向する前記支持フレーム25の
上下両水平片部25a,25b間には蓋体12が
入金口5を完全に閉じた状態においてフツク38
の鈎部39と対応する位置にフツク係止ピン44
が設定されている。
そして、蓋体12が入金口5を閉じるべく移動
して完全に入金口5を閉じる少し手前に到達する
とフツク38の鈎部39の先端傾斜面部がフツク
係止ピン44に当接する。この状態でさらに移動
するとフツク38が引張スプリング42の付勢力
に抗して時計方向に回動し、入金口5を完全に閉
じる位置に到達すると鈎部39がフツク係止ピン
44を乗り越え、蓋体12が自動的にロツクされ
ることになる。
また、蓋体12と一体的に往復動する上記フツ
ク38の位置検出用片部38cの移動路両終端部
に対応して、上記位置検出用片部38cの先端部
を検知する第1、第2の光透過型の検出器45
a,45bが配置されている。そして、蓋体12
が手前側に移動して入金口5を閉じた場合は蓋体
ロツク機構36が完全に働いて完全にロツクされ
た状態を第1の検出器45aで検出するようにな
つている。一方、蓋体12が後方に移動して入金
口5を開いた場合は第2の検出器45bで入金口
5が完全に開かれたことを検出するようになつて
いる。
このような蓋体位置検出機構46の上記第1、
第2の検出器45a,45bは図示しない制御部
に接続されており、これら検出器45a,45b
での検知信号は前記蓋体作動機構35のモータ2
6の正逆駆動制御および停止制御に用いられる。
また、前記蓋体ロツク機構36のロツク解除は
支持フレーム25の下面側に設けられたロツク解
除機構47によつて解除される。すなわち、第2
図および第4図に示すように、支持フレーム25
の下部水平片部25bの下面側にはフレーム48
が取着され、このフレーム48の垂直折曲片部4
8aには枢支ピン49を介してロツク解除レバー
50の下端部が枢支されている。ロツク解除レバ
ー50の上端部は上記支持フレーム25の下部水
平片部25bに形成された切欠部(図示しない)
を貫通し、フツク38の位置検出用片部38cの
中途部前面側に交差している。また、ロツク解除
レバー50の中途部にはフレーム48に取付けら
れたプランジヤマグネツト51のプランジヤ51
aに一端部を連結した連杆52の他端部が連結さ
れた状態となつている。しかして、プランジヤマ
グネツト51が動作してプランジヤ51aが引か
れるとこの動きが連杆52を介してロツク解除レ
バー50に伝達され、ロツク解除レバー50は枢
支ピン49を支点として回動する。そして、この
ロツク解除レバー50によりフツク38の位置検
出用片部38cが押され、フツク38が引張スプ
リング42の付勢力に抗して回動して鈎部39が
フツク係止ピン44から外れ、ロツクが解除され
ることになる。
また、蓋体12の開動作は上記ロツク解除機構
47により完全にロツクが解除されたのち、すな
わち前部に配置された検出器45aが「暗」の状
態から「明」の状態になつたのち、蓋体作動機構
35のモータ26が逆方向に回転し始め、後部に
配置された検出器45bが「明」の状態から
「暗」の状態になるまで続けられる。この制御に
よりロツク解除機構47のフツク38とフツク係
止ピン44との間に無理がかからないロツク解除
動作が行なえ、円滑かつ確実にロツクが解除され
る。
また、第5図に示すように蓋体12の取手11
の上端面11aは操作盤2a′の上面よりわずかな
隙間Cだけ凹んでいるため、操作盤2a′の上に顧
客が物品(たとえばハンドバツク)を置いても取
手11はこの下を通過するので機械故障となるこ
とがなくなる。また、取手11は距離lだけ移動
するが、開状態になつたとき、すなわち2点鎖線
で示す位置に到達したとき、この取手11と入金
口5の開口後端面5aとの間には手指挿入用の空
間部53が形成されるようになつており、顧客は
容易に入金口5を閉じるべく蓋体12を手前側に
移動できるようになつている。
また、閉状態になつたとき、すなわち実線で示
す位置にあるとき、この取手11の前端面11b
と入金口5の開口前端面5bとの間54には隙間
がないので顧客に取手11を強引に開方向に押す
ことなどのいたずらを防止できるので安全であ
る。また、操作性でも顧客は取手11に手指を掛
けて引くだけでよく、開動作は自動的に行なわれ
るために低下することがない。
また、取手11の後端面11cは外側(上方)
に行くにつれて大きな隙間を形成するような傾斜
面となつており、蓋体12上に鉛筆等の異物が置
かれた場合にこの傾斜面によつて外側に排除で
き、蓋体12の閉動作を妨げることがない。一
方、入金口5の開口後端面5aも外側(上方)に
行くにつれて大きな隙間を形成するような傾斜面
となつていて、手指を挿入し易い上記空間部53
を形成しているとともに異物の排除効果も有する
ようになつている。
また、入金口5を閉じる際(たとえば自動預出
金機の操作において係員が自動閉の命令を出した
とき、あるいは返却紙幣が入金口5から取除かれ
たと判定された場合等)は顧客が入金口5の開口
前端面5bと取手11の前端面11bとの間に手
を挾む危険があるが、蓋体作動機構35の駆動プ
ーリ23の表面が滑らかであり、手を挾んだ場合
は平ベルト30がスリツプするので顧客の手を強
く挾む必要がなく安全である。
しかして、入金口5が開かれた状態において第
3図に示すように紙幣A…を一括投入して入金機
構9の紙幣一通取込み機構の供給部55に収容
し、こののち入金口5を蓋体12によつて閉じる
ことにより入金処理が自動的に行なわれることに
なる。
なお、上述の一実施例において、本考案を入金
口の開閉用に採用した場合について説明したが、
本考案はこれに限らず他の操作口に採用してもよ
いことを勿論である。
また、駆動条体として平ベルト30を用いた
が、たとえばワイヤ等であつても同様の目的を達
成できる。また、蓋体12の閉動作時に所定値以
上の抵抗が加わつたとき駆動プーリ23と平ベル
ト30との間にスリツプを生じるようにしたが、
モータ26の駆動軸に所定値以上の抵抗が加わつ
たとき空回転するデイテント機構を組込んで駆動
プーリ23への駆動力伝達を遮断するようにして
もよい。
また、自動開の場合、検出器45aによつてロ
ツク解除が行なわれたことを検出した後、セータ
26を駆動するようにしたが、図示しない制御部
においてプランジヤマグネツト51を動作させた
後、所定時間遅らせてモータ26が動作するよう
に制御して蓋体12のロツク解除動作が円滑に行
えるようにしてもよい。
また、蓋体作動機構35を駆動条体30と条体
駆動機構56とから構成したがこれに限るもので
なく、たとえばラツクとピニオン方式を用いて蓋
体12を移動させるようにしてもよい。
その他、本考案は本考案の要旨を変えない範囲
で種々変形実施可能なことは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、蓋体の往復動作
に連動して正逆両方向に回転し得る回転体と回転
体の駆動源となる正逆両方向に回転可能なモータ
の駆動軸との間に、モータの駆動軸が正方向に回
転したときにのみ回転体に駆動力を伝達して蓋体
を上記付勢体の付勢力に抗して閉方向に移動させ
るとともに回転体の逆回転によりロツク状態を解
除して付勢体の力を蓋体に作用させて蓋体を閉方
向に移動させ、かつ、蓋体の方を閉方向に移動さ
せたとき回転体を空回転させる一方向クラツチを
介在させたから、モータの回転方向を切り換える
ことにより蓋体の開閉動作が制御できる。また、
蓋体を人為的に閉じた場合および蓋体を自動的に
開く際に蓋体に抵抗が加わつた場合には一方向ク
ラツチが空回転状態となつてモータに何ら負荷を
かけず故障に対する信頼性の高い自動取引装置の
操作口開閉装置を提供できるといつた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を採用した自動預出
金機の外観斜視図、第2図は操作盤を省略して見
た本考案の一実施例の平面図、第3図は操作盤を
省略しない主要部の縦断正面図、第4図は同じく
主要部を一部切欠して示す側面図、第5図は操作
口と蓋体に取着された取手との位置関係を示す断
面図である。 5……操作口、10……操作口開閉装置、12
……蓋体、26……モータ、28……一方向回転
クラツチ、34……付勢体、35……蓋体駆動機
構、23……回転体(駆動プーリ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動取引装置の操作口を開閉すべく往復動自在
    に設けられた蓋体と、この蓋体の往復動作に連動
    して正逆両方向に回転し得る回転体と、上記蓋体
    を常時開方向に付勢する付勢体と、前記回転体の
    駆動源となる正逆両方向に回転可能なモータと、
    このモータの駆動軸と前記回転体との間に介在さ
    れ、モータの駆動軸が正方向に回転したときにの
    み回転体に駆動力を伝達して蓋体を上記付勢体の
    付勢力に抗して閉方向に移動させるとともに回転
    体の逆回転によりロツク状態を解除して付勢体の
    力を蓋体に作用させて蓋体を閉方向に移動させ、
    かつ、蓋体の方を閉方向に移動させたとき回転体
    を空回転させる一方向クラツチとを具備してなる
    ことを特徴とする自動取引装置の操作口開閉装
    置。
JP9917381U 1981-07-03 1981-07-03 自動取引装置の操作口開閉装置 Granted JPS585166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9917381U JPS585166U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 自動取引装置の操作口開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9917381U JPS585166U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 自動取引装置の操作口開閉装置

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Publication Number Publication Date
JPS585166U JPS585166U (ja) 1983-01-13
JPS6245247Y2 true JPS6245247Y2 (ja) 1987-12-02

Family

ID=29893915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9917381U Granted JPS585166U (ja) 1981-07-03 1981-07-03 自動取引装置の操作口開閉装置

Country Status (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005325523A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Shimonishi Giken Kogyo Kk 開閉部材の自動開閉装置

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JPS51139514A (en) * 1974-06-07 1976-12-01 Sumitomo Metal Ind Ltd Process for producing desulfurizing agents used for steel making

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JP2005325523A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Shimonishi Giken Kogyo Kk 開閉部材の自動開閉装置
JP4512416B2 (ja) * 2004-05-12 2010-07-28 下西技研工業株式会社 開閉部材の自動開閉装置

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