JP4507354B2 - 車両用液圧ブレーキシステムの制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ブレーキ液圧を発生させる液圧源を備え、マスタシリンダに発生する液圧もブレーキ液圧として使用可能とした車両用液圧ブレーキシステムの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用液圧ブレーキシステムには、車両の高度な挙動制御や軽快なブレーキ操作のフィーリングを実現するために、例えば、特許公報第2590825号に記載されたもののように、ブレーキ液圧を発生させる液圧源を設け、ブレーキ操作部材の操作力を検出するブレーキ操作力検出手段の検出信号に基づいて、液圧源の駆動装置を作動するブレーキシステムが採用されている。
【0003】
上記液圧源駆動式のブレーキシステムでは、ブレーキ操作部材の操作力に応じた液圧を発生するマスタシリンダを、いわゆるマスタシリンダ通路によって開閉弁を介してホイールシリンダと連通し、液圧源が正常に作動しないとき等に開閉弁を開放して、マスタシリンダの液圧をブレーキ液圧として伝達することにより、フェイルセーフ機能を持たせたものが多い。
【0004】
これらの液圧源駆動式のブレーキシステムでは、旧来方式のブレーキシステムのブレーキ操作感覚を運転者に与えるために、模擬的なブレーキ液圧を発生させるストロークシミュレータをマスタシリンダに連通させたものもある。ストロークシミュレータは、マスタシリンダに連通するブレーキ液吸収室を有し、このブレーキ液吸収室に背圧を作用させて、マスタシリンダに模擬的なブレーキ液圧を発生させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の液圧源駆動式ブレーキシステムでは、車両を停止しても、エンジンやモータ等の車両駆動装置をアイドリングする間は、ブレーキシステムの制御が継続して行われる。このため、ブレーキ操作に伴って、液圧源の駆動装置が作動し、車両が停止して回りが静かになったときに、この駆動装置の作動による騒音や振動が気になり、かつ、駆動装置の作動のための電力が無駄となる問題がある。
【0006】
そこで、この発明の課題は、車両停止時に気になる騒音や振動が発生せず、かつ、無駄な電力を消費しない液圧源駆動式車両用液圧ブレーキシステムの制御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この発明は、ブレーキ操作部材のブレーキ操作力に応じた液圧を発生するマスタシリンダと、ホイールシリンダにブレーキ液圧を発生させる液圧源およびその駆動装置と、この液圧源とホイールシリンダとを連通する液体通路と、前記マスタシリンダとホイールシリンダとを開閉弁を介して連通するマスタシリンダ通路と、ホイールシリンダと開閉弁を介して連通するリリーフ通路と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段とを備えている車両用液圧ブレーキシステムに適用され、前記ブレーキ液圧を発生させる液圧源が正常に作動するときには、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を閉鎖し、前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号に基づいて、前記液圧源の駆動装置を作動する車両用液圧ブレーキシステムの制御方法において、車両の停止を検出する車両停止検出手段を設け、この車両停止検出手段が車両の停止を検知したときに、前記液圧源の駆動装置の作動を停止して、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放し、その後、前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号、または別途に設けた前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段の検出信号により前記ブレーキ操作部材の解除を検知したときに、前記リリーフ通路の開閉弁を開ける方法を採用したものである。
【0008】
すなわち、車両が停止したときに、ブレーキシステムの液圧源の駆動装置を停止するとともに、マスタシリンダ通路の開閉弁を開放して、旧来方式のブレーキシステムのようにマスタシリンダとホイールシリンダとを連通して、マスタシリンダ液圧をブレーキ液圧としてホイールシリンダに伝達することにより、気になる騒音や振動を発生させず、かつ、無駄な電力を消費しないようにした。
【0009】
前記マスタシリンダに発生する液圧を検出するマスタシリンダ液圧検出手段と、前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧検出手段とを設け、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放する際に、前記マスタシリンダ液圧検出手段で検出されるマスタシリンダの液圧と、前記ブレーキ液圧検出手段で検出されるブレーキ液圧との液圧差が所定の閾値以下のときに、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放することにより、マスタシリンダ通路の開閉弁の開放に伴うホイールシリンダからマスタシリンダへの急激なブレーキ液の逆流や、マスタシリンダからホイールシリンダへのブレーキ液の急激なブレーキ液の流出をなくし、ブレーキ操作部材にキックバックが生じたり、ブレーキ操作部材が沈み込んだりするのを防止することができる。
【0010】
前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号、または別途に設けた前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段の検出信号により前記ブレーキ操作部材の解除を検知したときに、前記リリーフ通路の開閉弁を開けることにより、ホイールシリンダのブレーキ液をリリーフ通路に逃がし、余分なブレーキ液がマスタシリンダ通路からマスタシリンダに逆流するのを防止することができる。余分なブレーキ液がマスタシリンダに逆流すると、ブレーキ操作解除後にマスタシリンダに残圧が生じ、マスタシリンダのカップシールを損傷する恐れがある。
【0011】
また、この発明は、ブレーキ操作部材のブレーキ操作力に応じた液圧を発生するマスタシリンダと、ホイールシリンダにブレーキ液圧を発生させる液圧源およびその駆動装置と、この液圧源とホイールシリンダとを連通する液体通路と、前記マスタシリンダとホイールシリンダとを開閉弁を介して連通するマスタシリンダ通路と、ホイールシリンダと開閉弁を介して連通するリリーフ通路と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段とを備えている車両用液圧ブレーキシステムに適用され、前記ブレーキ液圧を発生させる液圧源が正常に作動するときには、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を閉鎖し、前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号に基づいて、前記液圧源の駆動装置を作動する車両用液圧ブレーキシステムの制御方法において、車両の停止を検出する車両停止検出手段を設け、前記マスタシリンダに、ブレーキ液吸収室を有するストロークシミュレータを連通し、前記マスタシリンダに発生する液圧を検出するマスタシリンダ液圧検出手段、または前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧検出手段と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段とを設けて、前記車両停止検出手段が車両の停止を検知したときに、前記液圧源の駆動装置の作動を停止して、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放し、その後、前記ブレーキ操作量検出手段の検出信号により前記ブレーキ操作部材の解除に向かう操作を検知したときに、前記リリーフ通路の開閉弁を開け、前記マスタシリンダ液圧検出手段で検出されるマスタシリンダの液圧、または前記ブレーキ液圧検出手段で検出されるブレーキ液圧を、前記ブレーキ操作量検出手段で検出されるブレーキ操作量に対応する所定の液圧とするように、前記リリーフ通路の開閉弁の開度を制御する方法を採用することにより、余分なブレーキ液がマスタシリンダ通路からマスタシリンダに逆流するのを防止するとともに、車両停止後も、走行時と同様のブレーキ操作感覚が得られるようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。図1は、第1の実施形態の制御方法を適用した車両用液圧ブレーキシステムを示す。このブレーキシステムは、液圧源としてのポンプ1と、その駆動装置としてのモータ2を備え、ポンプ1がリザーバタンク3とホイールシリンダ4を連通する液体通路5に組み込まれている。ブレーキ操作部材としてのブレーキペダル6は、ブースタ7を介してマスタシリンダ8に連結され、マスタシリンダ8にはストロークシミュレータ9のブレーキ液吸収室9aが連通されている。また、マスタシリンダ8とホイールシリンダ4とは、開閉弁であるソレノイドバルブ10を介してマスタシリンダ通路11により連通され、ホイールシリンダ4とリザーバタンク3との間には、開閉弁としてのソレノイドバルブ12を組み込んだブレーキ液のリリーフ通路13も設けられている。
【0013】
前記ブレーキペダル6には、その踏み込み量を検出するブレーキ操作量検出手段としてのストロークセンサ14が取り付けられ、マスタシリンダ通路11には、ブレーキ操作力検出手段を兼ねるマスタシリンダ8の液圧PM を検出する圧力センサ15aと、ホイールシリンダ4のブレーキ液圧PW を検出する圧力センサ15bとが取り付けられている。また、車輪(図示省略)の近くには、その回転を検出するセンサ16が取り付けられている。各センサ14、15a、15b、16の検出信号はコントローラ17に入力され、これらの検出信号に基づいて、モータ2および各ソレノイドバルブ10、12が作動されるようになっている。
【0014】
以下に、コントローラ17による車両停止時のブレーキシステムの制御方法を説明する。コントローラ17は、通常の走行状態では、ソレノイドバルブ10を閉鎖して、マスタシリンダ通路11を遮断し、圧力センサ15aで検出されるブレーキ操作力としてのマスタシリンダ液圧PM に基づいて、モータ2とソレノイドバルブ12を作動することにより、ホイールシリンダ4に適当なブレーキ液圧PW を発生させる。ただし、何らかの理由でホイールシリンダ4に供給されるブレーキ液が不足し、コントローラ17が、圧力センサ15bで検出されるブレーキ液圧PW が不十分と検知した場合には、マスタシリンダ通路11のソレノイドバルブ10を開放し、マスタシリンダ液圧PM をホイールシリンダ4に伝達して、十分なブレーキ液圧PW を発生させるようになっている。
【0015】
車両が停止すると、コントローラ17は、センサ16の検出信号により、車両の停止を検知し、モータ2の作動を停止するとともに、各圧力センサ15a、15bでそれぞれ検出されるマスタシリンダ液圧PM とブレーキ液圧PW との液圧差が所定の閾値0.2MPa以下となったときにソレノイドバルブ10を開放し、マスタシリンダ8とホイールシリンダ4を連通させる。したがって、車両が停止して回りが静かになっても、モータ2からの騒音や振動が発生しない。
【0016】
さらに、ブレーキペダル6の踏み込みが緩められると、コントローラ17は、ストロークセンサ14の検出信号により、ブレーキの解除に向かう操作を検知し、ソレノイドバルブ12を開けて、ホイールシリンダ4のブレーキ液をリリーフ通路13に逃がす。
【0017】
このとき、コントローラ17は、ストロークセンサ14で検出されるブレーキペダル6の踏み込みストロークSと、圧力センサ15aで検出されるマスタシリンダ液圧PM に基づいて、ソレノイドバルブ12の開度を制御する。すなわち、図2に実線で示すストロークシミュレータ9の特性曲線(ブレーキペダル6の踏み込みストロークSに対してストロークシミュレータ9が発生させる模擬的なマスタシリンダ液圧PM )に、検出されるマスタシリンダ液圧PM が合致するように、リリーフ通路13に逃がすブレーキ液の量を調整する。マスタシリンダ液圧PM の替わりに、圧力センサ15bで検出されるブレーキ液圧PW を上記特性曲線に合致させるようにしてもよい。なお、ブレーキ操作の解除時にソレノイドバルブ12を開放しない場合は、マスタシリンダ液圧PM は、図2に点線で示すように、ホイールシリンダ4から逆流するブレーキ液の分だけ、前記ストロークシミュレータ9の特性曲線よりも高くなり、ブレーキペダル6の踏み込みストロークSが零となったときに残圧PM0が生じる。
【0018】
したがって、運転者は車両停止後も、走行時と同様のブレーキ操作感覚を得ることができ、かつ、ブレーキ操作解除後にマスタシリンダ8に残圧が生じ、マスタシリンダ8のカップシールを損傷する恐れもない。
【0019】
図3は、第2の実施形態の制御方法を適用した車両用液圧ブレーキシステムを示す。このブレーキシステムは、ブレーキペダル6に、その踏み込み力を検出するブレーキ操作力検出手段としての荷重センサ18が取り付けられ、その検出信号がコントローラ17に入力されるようになっている。その他の部分は、ストロークシミュレータ9とストロークセンサ14がないことを除いて、第1の実施形態に用いたブレーキシステムと同じであるので、図1と同じ符号で表示した。
【0020】
この実施形態におけるコントローラ17によるブレーキシステムの制御方法は、通常の走行状態での制御、および車両が停止したときに、センサ16の検出信号により車両の停止を検知して、モータ2の作動を停止し、各圧力センサ15a、15bでそれぞれ検出されるマスタシリンダ液圧PM とブレーキ液圧PW との液圧差が所定の閾値0.2MPa以下となったときに、ソレノイドバルブ10を開放してマスタシリンダ8とホイールシリンダ4を連通させる制御については、第1の実施形態と同じである。
【0021】
この実施形態では、こののち、ブレーキペダル6の踏み込みが解除されると、コントローラ17は荷重センサ18の検出信号によりブレーキの解除を検知して、ソレノイドバルブ12を開けることにより、マスタシリンダ8に残圧が生じないように、ホイールシリンダ4のブレーキ液をリリーフ通路13に逃がす。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、この発明の車両用液圧ブレーキシステムの制御方法は、車両の停止を検出する車両停止検出手段を設け、この車両停止検出手段が車両の停止を検知したときに、液圧源の駆動装置の作動を停止するとともに、マスタシリンダ通路の開閉弁を開放するようにしたので、車両が停止して回りが静かになっても、気になる騒音や振動が発生せず、かつ、無駄な電力を消費することもない。
【0023】
上記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放する際に、マスタシリンダ液圧検出手段で検出されるマスタシリンダの液圧と、ブレーキ液圧検出手段で検出されるブレーキ液圧との液圧差が所定の閾値以下のときに、マスタシリンダ通路の開閉弁を開放することにより、マスタシリンダ通路の開閉弁の開放に伴うホイールシリンダからマスタシリンダへの急激なブレーキ液の逆流や、マスタシリンダからホイールシリンダへのブレーキ液の急激なブレーキ液の流出をなくし、ブレーキ操作部材にキックバックが生じたり、ブレーキ操作部材が沈み込んだりするのを防止することができる。
【0024】
上記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放する際に、ブレーキ操作力検出手段、または別途に設けたブレーキ操作量検出手段の検出信号によりブレーキ操作部材の解除を検知したときに、リリーフ通路の開閉弁を開けることにより、マスタシリンダに残圧が生じるのを防止することができる。このため、マスタシリンダの残圧によってカップシールを損傷する恐れもなく、マスタシリンダのシールに高価なメカニカルシール等を使う必要もない。
【0025】
また、上記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放する際に、マスタシリンダにブレーキ液吸収室を有するストロークシミュレータを連通する場合は、ブレーキ操作量検出手段を設け、このブレーキ操作量検出手段の検出信号によりブレーキ操作部材の解除に向かう操作を検知して、リリーフ通路の開閉弁を開け、マスタシリンダ液圧検出手段で検出されるマスタシリンダの液圧、またはブレーキ液圧検出手段で検出されるブレーキ液圧を、ブレーキ操作量検出手段で検出されるブレーキ操作量に対応する所定の液圧とするように、リリーフ通路の開閉弁の開度を制御することにより、上記カップシールの損傷を防止するとともに、車両停止後も、走行時と同様のブレーキ操作感覚が得られるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の制御方法を適用したブレーキシステムを示す回路図
【図2】図1のブレーキシステムにおける車両停止後のブレーキペダル踏み込みストロークとマスタシリンダ液圧との関係を示すグラフ
【図3】第2の実施形態の制御方法を適用したブレーキシステムを示す回路図
【符号の説明】
1 ポンプ
2 モータ
3 リザーバタンク
4 ホイールシリンダ
5 液体通路
6 ブレーキペダル
7 ブースタ
8 マスタシリンダ
9 ストロークシミュレータ
9a ブレーキ液吸収室
10 ソレノイドバルブ
11 マスタシリンダ通路
12 ソレノイドバルブ
13 リリーフ通路
14 ストロークセンサ
15a、15b 圧力センサ
16 センサ
17 コントローラ
18 荷重センサ
Claims (3)
- ブレーキ操作部材のブレーキ操作力に応じた液圧を発生するマスタシリンダと、ホイールシリンダにブレーキ液圧を発生させる液圧源およびその駆動装置と、この液圧源とホイールシリンダとを連通する液体通路と、前記マスタシリンダとホイールシリンダとを開閉弁を介して連通するマスタシリンダ通路と、ホイールシリンダと開閉弁を介して連通するリリーフ通路と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段とを備えている車両用液圧ブレーキシステムに適用され、前記ブレーキ液圧を発生させる液圧源が正常に作動するときには、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を閉鎖し、前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号に基づいて、前記液圧源の駆動装置を作動する車両用液圧ブレーキシステムの制御方法において、車両の停止を検出する車両停止検出手段を設け、この車両停止検出手段が車両の停止を検知したときに、前記液圧源の駆動装置の作動を停止して、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放し、その後、前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号、または別途に設けた前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段の検出信号により前記ブレーキ操作部材の解除を検知したときに、前記リリーフ通路の開閉弁を開けることを特徴とする車両用液圧ブレーキシステムの制御方法。
- ブレーキ操作部材のブレーキ操作力に応じた液圧を発生するマスタシリンダと、ホイールシリンダにブレーキ液圧を発生させる液圧源およびその駆動装置と、この液圧源とホイールシリンダとを連通する液体通路と、前記マスタシリンダとホイールシリンダとを開閉弁を介して連通するマスタシリンダ通路と、ホイールシリンダと開閉弁を介して連通するリリーフ通路と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作力を検出するブレーキ操作力検出手段とを備えている車両用液圧ブレーキシステムに適用され、前記ブレーキ液圧を発生させる液圧源が正常に作動するときには、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を閉鎖し、前記ブレーキ操作力検出手段の検出信号に基づいて、前記液圧源の駆動装置を作動する車両用液圧ブレーキシステムの制御方法において、車両の停止を検出する車両停止検出手段を設け、前記マスタシリンダに、ブレーキ液吸収室を有するストロークシミュレータを連通し、前記マスタシリンダに発生する液圧を検出するマスタシリンダ液圧検出手段、または前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧検出手段と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作量を検出するブレーキ操作量検出手段とを設けて、前記車両停止検出手段が車両の停止を検知したときに、前記液圧源の駆動装置の作動を停止して、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放し、その後、前記ブレーキ操作量検出手段の検出信号により前記ブレーキ操作部材の解除に向かう操作を検知したときに、前記リリーフ通路の開閉弁を開け、前記マスタシリンダ液圧検出手段で検出されるマスタシリンダの液圧、または前記ブレーキ液圧検出手段で検出されるブレーキ液圧を、前記ブレーキ操作量検出手段で検出されるブレーキ操作量に対応する所定の液圧とするように、前記リリーフ通路の開閉弁の開度を制御することを特徴とする車両用液圧ブレーキシステムの制御方法。
- 前記マスタシリンダに発生する液圧を検出するマスタシリンダ液圧検出手段と、前記ホイールシリンダのブレーキ液圧を検出するブレーキ液圧検出手段とを設け、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放する際に、前記マスタシリンダ液圧検出手段で検出されるマスタシリンダの液圧と、前記ブレーキ液圧検出手段で検出されるブレーキ液圧との液圧差が所定の閾値以下のときに、前記マスタシリンダ通路の開閉弁を開放するようにした請求項1または2に記載の車両用液圧ブレーキシステムの制御方法。
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