JP4506732B2 - 情報処理装置、機器設定システム、及びプログラム - Google Patents

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本発明は、機器との通信を行って当該機器の設定を行う情報処理装置、前記機器と前記情報処理装置とによって構成される機器設定システム、及び前記情報処理装置が備える各手段を機能させるためのプログラムに関する。
従来、ネットワークに接続された機器を設定する方法として、設定元となる設定済み機器から設定値を取得して、その設定値を設定先となる別の機器にコピーする技術が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−194628
ところで、上記特許文献1に記載された技術においては、機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目か否かを判断して、異なる設定値を設定すべき設定項目であれば、設定先の設定値を利用者に入力させる一方、同一設定値を設定してもよい設定項目であれば、設定元の設定値を設定先にコピーしていた。
しかし、上記特許文献1には、機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目か否かを、どのような具体的手法で判断するのかについて何ら開示されていない。
また、例えば、設定元と設定先とで、機器の機種やファームウェア・バージョン等に違いがある場合等、設定項目が同じであっても、その設定項目に設定すべき設定値には違いがあることがあり、そのような場合に、設定元の設定値を設定先に単にコピーするようなことをすると、予期しないトラブルを招くことがあった。
より具体的な例を挙げると、例えば、設定元と設定先とで機器の機種やファームウェア・バージョン等に違いがある場合、設定元では設定値として有効な値であっても、設定先では無効な値として扱われることがある。この場合、設定値を単にコピーするようなことをすると、設定先の機器が正しく動作しなくなるおそれがある。
また、例えば、設定元と設定先とで機器の機種やファームウェア・バージョン等に違いがある場合、同一の設定値であっても別の意味が割り当てられていることがある。この場合、設定値を単にコピーするようなことをすると、設定先の機器が予期しない動作をするおそれがある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、設定元機器の設定項目が機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目とされている場合、設定先機器の設定項目が機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目とされている場合、いずれの場合であっても、設定先となる機器を適切な設定にすることができる情報処理装置、前記機器と前記情報処理装置とによって構成される機器設定システム、及び前記情報処理装置が備える各手段を機能させるためのプログラムを提供することにある。
以下、本発明において採用した構成について説明する。
本発明の情報処理装置は、ローカルエリアネットワークを介して複数の機器と通信可能に接続される情報処理装置であって、前記複数の機器のうち、設定元となる第1機器を選択する設定元選択手段と、前記複数の機器のうち、設定先となる第2機器を選択する設定先選択手段と、設定値を設定すべき設定項目と当該設定項目に設定される設定値の仕様とが、関連付けられた情報として含まれる仕様情報を、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについて記憶する記憶手段と、前記第1機器に設定された設定を取得する設定取得手段と、前記記憶手段に記憶された、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについての前記仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる前記設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されているか否かを判断する仕様判断手段と、前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた設定項目に設定される設定値として、前記第2機器に固有の設定値を作成する作成手段と、前記仕様判断手段により否定判断された場合、当該否定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値に基づく設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する一方、前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記作成手段により作成された前記第2機器に固有の設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する設定指示手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成された情報処理装置によれば、第1機器及び第2機器それぞれについての仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されている場合に、第2機器の設定項目に対し、作成手段により作成された第2機器に固有の設定値を設定するようローカルエリアネットワークを介して指示する。
したがって、第1機器又は第2機器のいずれかについて、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目があれば、そのような設定項目に関し、設定元機器の設定値が設定先機器に設定されてしまうのを防止することができる。
なお、以上のような情報処理装置において、仕様情報は、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目であるか否かを判断できるような情報であれば、その具体的な形式などは特に限定されないが、一例を挙げれば、例えば、設定項目の仕様が個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目となっていることを一意に特定可能なID等を仕様情報として採用すればよい。また、仕様情報には、さらに他の情報が含まれていてもよく、例えば、設定項目の仕様が所定のバージョンに対応した設定項目となっていることを一意に特定可能なバージョン番号等を仕様情報として採用してあってもよい。
すなわち、設定情報中に含まれる個々の設定項目毎に、各設定項目の仕様を一意に特定可能なバージョン番号やID等を付与し、そのようなバージョン番号やID等を仕様情報として採用すればよい。
ところで、本発明の情報処理装置は、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値を、そのまま前記第2機器に設定可能か否かを判断する設定可能判断手段と、前記設定可能判断手段により、設定できないと判断された場合、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値を前記第2機器に適応する形式に変換する変換手段と、を備え、前記設定指示手段は、前記設定可能判断手段により、設定できると判断された場合には、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値を前記第2機器に設定するよう指示する一方、前記設定可能判断手段により、設定できないと判断された場合には、前記変換手段によって変換された前記設定値を前記第2機器に設定するよう指示するものであるとよい。
この情報処理装置において、設定可能判断手段は、設定値取得手段によって取得された設定値を、そのまま前記第2機器に設定可能か否かを判断する。この判断の具体的手法は任意であるが、一例を挙げれば、例えば、上記のような仕様情報を参照することにより、設定の仕様が同一となっていれば、第1機器から取得した設定をそのまま第2機器に設定可能との判断ができる。また、設定の仕様が同一となっていなければ、第1機器から取得した設定をそのまま第2機器に設定することはできないとの判断ができる。
そして、情報処理装置は、第1機器から取得した設定をそのまま第2機器に設定できると判断した場合、第1機器から取得した設定を第2機器に設定するよう指示する。その結果、この指示を受けた第2機器では、第1機器から取得された設定がそのまま設定され、第1機器と同等な設定がなされることになる。
一方、情報処理装置は、第1機器から取得した設定をそのまま第2機器に設定することはできないと判断した場合、設定を第2機器に適応する形式に変換する。
より具体的な例を交えて説明すると、例えば、設定の仕様がn通りある場合(nはn≧1なる整数)、第1機器の設定と第2機器の設定は、それぞれn通りある仕様のいずれかとなり、その組み合わせはn×n通りとなる。ただし、このn×n通りの組み合わせの中には、第1機器と第2機器で設定の仕様が同一になり、変換が不要となるケースも含まれる。
したがって、そのような組み合わせを除外したものが、変換を要する組み合わせとなる。そこで、その変換を要する組み合わせについて、情報処理装置は、設定を第2機器に適応する形式に変換することになる。
設定の具体的な変換方法については限定されないが、一例を挙げれば、例えば、変換を要する組み合わせすべてについて、変換規則をあらかじめ用意して情報処理装置に記憶させておけば、この変換規則に従って、第1機器から取得した設定を第2機器に適応する形式に変換できるようになる。
あるいは、別の一例を挙げれば、例えば、変換規則を情報処理装置に記憶させておかなくてもよく、変換対象となる組み合わせが判明した時点で、その組み合わせに対応する変換規則を外部のサーバーに問い合わせて、必要な変換規則をサーバーから取得するようにすれば、取得した変換規則に従って、第1機器から取得した設定を第2機器に適応する形式に変換できるようになる。
つまり、情報処理装置は、変換のために必要な変換規則を如何にして入手するようになっていても構わないが、何らかの具体的手法により変換規則を入手できれば、後は、その変換規則に従って、第1機器から取得した設定を第2機器に適応する形式に変換できるのである。
こうして設定を第2機器に適応する形式に変換できたら、情報処理装置は、変換された設定を第2機器に設定するよう指示する。その結果、この指示を受けた第2機器では、情報処理装置において変換された設定が設定され、第1機器と同等な設定がなされることになる。
したがって、以上説明したような情報処理装置によれば、例えば、第1機器では有効な設定が第2機器では無効となっている場合には、そのような設定をそのままコピーせず、第2機器で設定可能な設定の仕様に合わせ、有効な設定に変換した上で、その設定を第2機器に設定できるので、第2機器を正しく動作させることができる。
また、例えば、第1機器と第2機器とで、同一の設定に別の意味が割り当てられている場合には、そのような設定をそのままコピーせず、第2機器で設定可能な設定の仕様に合わせ、第1機器の設定と同等な意味を持つ別の設定に変換した上で、その設定を第2機器に設定できるので、第2機器が予期しない動作をすることもない。
また、本発明の情報処理装置において、前記設定可能判断手段は、前記仕様情報を参照して、前記第1機器と前記第2機器とで異なるバージョンとなっている設定項目が存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記設定取得手段によって取得された前記設定を、そのまま前記第2機器の設定項目に設定することはできないと判断するとよい。
このように構成された情報処理装置によれば、第1機器と第2機器とで異なるバージョンとなっている設定項目が存在する場合に、設定をそのまま第2機器の設定項目に設定することはできないと判断されるので、第1機器から取得した設定は第2機器に適応する形式に変換される。
したがって、第1機器と第2機器とで異なるバージョンとなっている設定がそのまま第2機器に設定されてしまうことはなく、第2機器では無効な設定値や第2機器では意味が異なる設定値などが設定されてしまうのを未然に防止することができる。
次に、本発明の機器設定システムは、上述した本発明の情報処理装置と、前記第1機器と、前記第2機器からなる機器設定システムであって、前記第1機器は、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記第1機器の設定項目に設定された前記設定及び前記情報処理装置が前記第1機器に対応する前記仕様情報を特定する際に必要となる機器情報を、前記情報処理装置へ送信する第1送信手段を備え、前記第2機器は、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記情報処理装置が前記第2機器に対応する前記仕様情報を特定する際に必要となる機器情報を、前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、前記情報処理装置から前記第2機器に対して設定するよう指示された前記設定を、自己の設定項目に対して設定する設定手段とを備え、前記情報処理装置は、前記第1機器及び前記第2機器それぞれから送信されてくる前記機器情報を参照して、前記記憶手段に記憶された複数の前記仕様情報の中から、前記第1機器及び前記第2機器それぞれに対応する前記仕様情報を選択する仕様情報選択手段を備え、前記仕様判断手段は、前記仕様情報選択手段によって選択された前記仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる前記設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されているか否かを判断することを特徴とする。
この機器設定システムにおいて、機器情報は、第1機器及び第2機器それぞれに対応する仕様情報を判別できるような情報であれば、その具体的な形式などは特に限定されないが、一例を挙げれば、例えば、第1機器及び第2機器それぞれの機種名を表す情報などを、機種情報として採用することができる。この場合、機種毎に異なる仕様情報を選択できるようになる。
あるいは、別の一例を挙げれば、例えば、第1機器及び第2機器それぞれの機種名を表す情報に加え、ファームウェア・バージョンを表すような情報を含んでいてもよく、この場合、機種に加えてファームウェア・バージョンによっても異なる仕様情報を選択できるようになる。
情報処理装置は、上記のような機器情報を参照して、記憶手段に記憶された複数の仕様情報の中から、第1機器及び第2機器それぞれに対応する仕様情報を選択した後、選択された仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されている場合に、第2機器の設定項目に対し、作成手段により作成された第2機器に固有の設定値を設定するようローカルエリアネットワークを介して指示する。
したがって、以上説明したような機器設定システムによれば、第1機器又は第2機器のいずれかについて、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目があれば、そのような設定項目に関し、設定元機器の設定値が設定先機器に設定されてしまうのを防止することができる。
なお、以上説明した機器設定システムが備える情報処理装置は、請求項2又は請求項3に記載の構成を備えていてもよく、この場合、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置について述べた通りの作用、効果を奏するものとなる。
次に、本発明のプログラムは、ローカルエリアネットワークを介して複数の機器と通信可能に接続される情報処理装置を、前記複数の機器のうち、設定元となる第1機器を選択する設定元選択手段と、前記複数の機器のうち、設定先となる第2機器を選択する設定先選択手段と、設定値を設定すべき設定項目と当該設定項目に設定される設定値の仕様とが、関連付けられた情報として含まれる仕様情報を、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについて記憶する記憶手段と、前記第1機器に設定された設定を取得する設定取得手段と、前記記憶手段に記憶された、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについての前記仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる前記設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されているか否かを判断する仕様判断手段と、前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた設定項目に設定される設定値として、前記第2機器に固有の設定値を作成する作成手段と、前記仕様判断手段により否定判断された場合、当該否定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値に基づく設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する一方、前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記作成手段により作成された前記第2機器に固有の設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する設定指示手段として機能させることを特徴とする。
このようなプログラムによれば、ローカルエリアネットワークを介して複数の機器と通信可能に接続される情報処理装置を、請求項1に記載の情報処理装置が備える各手段として機能させることができる。したがって、情報処理装置が、請求項1に記載の情報処理装置について述べた通りの作用、効果を奏するものとなる。
なお、以上説明したプログラムは、さらに、複数の機器と通信可能に接続される情報処理装置を、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置が備える各手段として機能させるプログラムとして構成されていてもよく、この場合、情報処理装置が、請求項2又は請求項3に記載の情報処理装置について述べた通りの作用、効果を奏するものとなる。
次に、本発明の実施形態について、いくつかの具体的な例を挙げて説明する。
(1)第1実施形態
[システム全体の構成]
図1は、本発明の一実施形態として例示する機器設定システムの概略構成図である。
この機器設定システムは、管理用PC(Personal Computer)1と、複数のMFP(Multi Function Product)2〜5とを備えてなり、これらの機器がLAN(Local Area Network)6を介して相互に通信可能となっている。
管理用PC1は、CPU11、ROM12、RAM13、操作部15、表示部16、ハードディスク装置17(HDD17)、LANインターフェース18(LAN I/F18)等を備えている。
CPU11は、ROM12やRAM13に記憶されたプログラムに従って、後述する処理を含む各種処理を実行する装置である。
ROM12は、管理用PC1の電源スイッチを切っても記憶内容を保持している読み出し専用の記憶装置である。
RAM13は、HDD17から読み込まれるOSや各種アプリケーションプログラムを記憶したり、CPU11による演算に伴って発生する各種データを記憶したりすることができる記憶装置である。
操作部15は、利用者が管理用PC1に対する指示を与えたり各種データを入力したりする際に利用される装置で、キーボードや各種ポインティングデバイス(例えば、マウス)等によって構成される。
表示部16は、利用者に対して各種情報を提示するための出力装置で、カラー画像を表示可能な液晶ディスプレイ等によって構成される。
HDD17は、OS、各種アプリケーションプログラム、及び各種データファイルを記憶する装置である。
LAN I/F18は、LAN6側との通信制御を行う装置である。
また、これらのハードウェアを制御するため、管理用PC1には、OS(Operating System)が搭載されている。管理用PC1に搭載されるOSの具体例としては、例えば、Windows(登録商標)、Linux(登録商標)、MacOS(登録商標)などを挙げることができる。なお、これらのOSによって提供される各種機能は公知なので、ここでの詳細な説明は省略するが、以下の説明においては、管理用PC1が、Windows(登録商標)によって提供される各種機能を有するとの前提で説明を続ける。
さらに、本実施形態において、管理用PC1は、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP:Simple Network Management Protocol)に対応しており、SNMPを利用して、各種情報の提供及び取得を行うようになっている。
具体的には、管理用PC1には、SNMPを利用して、ネットワーク上のデバイス(例えば、MFP2〜5)に対して、各デバイス内で管理している管理情報ベース(MIB)内の情報を提供するように要求し、この要求に応じてデバイス側から返される情報を受け取るソフトウェアであるSNMPマネージャーが搭載されている。
MFP2は、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能、ファクシミリ機能、電話機能、電子メール送受信機能などを兼ね備えた複合機で、CPU21、ROM22、RAM23、不揮発性RAM24、操作部25、表示部26、ハードディスク装置27(HDD27)、LANインターフェース28(LAN I/F28)、印刷部31、読取部32、モデム33等を備えている。
CPU21は、ROM22に記憶されたプログラムに従って、MFP2各部に対する制御及び各種演算を実行する装置である。
ROM22は、MFP2を制御するために必要なプログラムやデータを記憶している読み出し専用の記憶装置である。
RAM23は、主にCPU21による演算に伴って発生する各種データを記憶する記憶装置である。
不揮発性RAM24は、MFP2の電源スイッチを切ったときにも、内蔵する電池によって記憶内容を保持するように構成された記憶装置である。本実施形態において、この不揮発性RAM24には、後から詳述する設定情報等が記憶される。
操作部25は、利用者がMFP2に各種指令を与えるために操作する入力装置である。
表示部26は、利用者に対して各種情報を提示するための出力装置で、液晶ディスプレイによって構成されている。
HDD27は、RAM23や不揮発性RAM24だけでは記憶しきれないような比較的大きいサイズのデータを記憶するための装置である。
LAN I/F28は、LAN6側との通信制御を行う装置である。
印刷部31は、プリンタ機能による画像の印刷、ファクシミリ機能による受信画像の印刷、コピー機能によるコピー画像の印刷等を行う際に作動する装置である。
読取部32は、スキャナ機能による画像の読取、ファクシミリ機能による送信画像の読取等を行う際に作動する装置である。
モデム33は、公衆回線を介してファクシミリ画像の送受信を行ったり音声通信を行ったりするための装置である。
また、本実施形態において、MFP2〜5は、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)に対応しており、SNMPを利用して、各種情報の提供及び取得を行うようになっている。具体的には、MFP2〜5には、要求元からの要求に応じて、各MFP2〜5内で管理している管理情報ベース(MIB:Management Information Base)内の情報を、要求元に提供するソフトウェアであるSNMPエージェントが搭載されている。
なお、MFP3〜5は、MFP2と同等なハードウェア及びソフトウェアを備えた装置となっているので、MFP3〜5の内部構成については、図示及び説明を省略する。
以上のように構成された機器設定システムにおいて、管理用PC1は、本発明でいう情報処理装置の一例に相当する。また、MFP2は、本発明でいう第1機器の一例に相当し、MFP3〜5は、本発明でいう第2機器の一例に相当する。
[機器設定システムの動作概要]
次に、上記機器設定システムの動作について、その概要を説明する。なお、ここでは、主に機器設定システム全体の動作について説明し、管理用PC1及び各MFP2〜5それぞれが実行する処理については、後から詳述することにする。
上記機器設定システムにおいて、管理用PC1は、MFP2を設定元、MFP3〜5を設定先として、設定元において設定された設定情報を設定元から取得し、取得した設定情報中の設定値をそのままもしくは変換してから設定先へと送信することにより、その設定を設定先に設定するよう指示する。その結果、設定先であるMFP3〜5において、設定元であるMFP2と同等な設定がなされることになる。
管理用PC1が設定元から取得した設定情報中の設定値を、そのまま設定先へ送信するか、変換してから設定先へと送信するかは、設定元と設定先とで仕様に違いがあるかどうか、あるいは、設定元と設定先とで別の設定値を使用すべき設定になっているかどうかによって決まる。
詳しくは、本実施形態において、MFP2〜5の中には、機種の異なるものが混在しており、さらに、同じ機種であってもファームウェア・バージョンに違いがあるものが混在している。具体的には、図1に併記した通り、MFP2〜4は機種が「HL−x101」、MFP5は機種が「HL−x051」となっており、MFP5だけが他のMFP2〜4とは異なる機種になっている。また、同じ機種であるMFP2〜4の内、MFP2,3は、ファームウェア・バージョンが「1.00」、MFP4はファームウェア・バージョンが「2.00」となっており、MFP4だけが他のMFP2,3とは異なるバージョンになっている。
このように、MFP2〜5には、機種及びファームウェア・バージョンの違いがあるので、各MFP2〜5において設定可能な設定には仕様に違いがある。また、設定情報の中には、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目が含まれている場合もある。そのため、このような仕様の違いがある場合や、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目が含まれている場合に、管理用PC1は、設定元から取得した設定情報中の設定値を、そのまま設定先へ送信せず、変換してから設定先へ送信することになる。
上記のような仕様の違いがあるかどうか、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目が含まれているかどうかは、管理用PC1が仕様情報に基づいて判断する。以下、管理用PC1が備える仕様情報の構成について説明する。
管理用PC1のHDD17には、図2(a)〜同図(c)に例示するような、複数通りの仕様情報が格納されている。図2(a)〜同図(c)に例示した各仕様情報は、それぞれMFPの特定機種及び特定ファームフェア・バージョンに対応する情報となっている。
具体的には、例えば、図2(a)に例示した仕様情報であれば、機種が「HL−x101」、ファームウェア・バージョンが「1.00」の場合に対応する仕様情報となっている。また、図2(b)に例示した仕様情報であれば、機種が「HL−x101」で、ファームウェア・バージョンが「2.00」の場合に対応し、図2(c)に例示した仕様情報であれば、機種が「HL−x051」で、ファームウェア・バージョンが「1.00」の場合に対応する仕様情報となっている。
本実施形態においては、MFP2,3の機種が「HL−x101」、ファームウェア・バージョンが「1.00」なので、図2(a)に例示した仕様情報はMFP2,3に対応する仕様情報ということになる。また同様に、図2(b)に例示した仕様情報はMFP4に対応する仕様情報、図2(c)に例示した仕様情報はMFP5に対応する仕様情報ということになる。
図2(a)〜同図(c)に例示した各仕様情報内には、特定機種及び特定ファームフェア・バージョンのMFPにおいて設定可能な設定項目に関し、複数の設定項目それぞれに対応する複数組の情報が記述されている。この複数組の情報は、各組とも「設定項目名」と「設定値の仕様」を示す情報とを対にしたもので、「設定値の仕様」を示す情報としては、「バージョン番号」又は「*」のいずれかが記述されている。
例えば、図2(a)に例示した仕様情報であれば、仕様情報内には、機種「HL−x101」及びファームウェア・バージョン「1.00」のMFP(本実施形態の場合はMFP2,3)において設定可能な設定項目に関し、複数の設定項目「print enable」、「password」、「network enable」、「ftp enable」、「ftp server」、「ftp path」、…等のそれぞれに対応する複数組の情報が記述されている。
仕様情報内に含まれるこれら複数組の情報は、各組とも「(設定項目名):(設定値の仕様)」という形式で記述され、例えば、設定項目「print enable」に対応する1組の情報であれば、「print enable:1.0」という形式で記述されている。
「設定値の仕様」として記述された「1.0」という数値は、設定項目「print enable」に設定値を設定する際には、設定値を「バージョン1.0」に準拠した形式で設定すべきことを示している。他の設定項目についても、「設定値の仕様」が数値となっている組は、その設定項目に設定値を設定する際に、設定値を数値で示されたバージョンに準拠した形式で設定すべきことを示している。
また、「設定値の仕様」としては、数値の他に「*」が記述されている組もあり、例えば、設定項目「password」に対応する1組の情報であれば、「password:*」という形式で記述されている。この「設定値の仕様」として記述された「*」は、設定項目「password」が「個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目」であることを示している。
以上のような仕様情報は、管理用PC1で対応すべきMFPの機種数と各機種で採用され得るファームウェア・バージョンの数とを考慮して、あらかじめ複数通りの仕様情報が用意される。
そして、管理用PC1は、後述する処理の中で、あるMFPから取得した設定を他のMFPの設定として設定する際に、上記のような仕様情報を参照し、あるMFPからダウンロードした設定を、そのまま他のMFPに設定できるか否かを判断する。
この判断の結果、そのまま設定できる場合はそのまま設定し、そのまま設定できない場合は、必要な変換処理を行った上で、変換後の設定を他のMFPに設定する。
例えば、本実施形態において、MFP2から設定をダウンロードし、MFP3にその設定を設定しようとする場合、MFP2とMFP3は同機種・同バージョンなので、ほとんどの設定項目についてそのまま設定可能であると判断され、変換処理は発生しないことになる。
ただし、設定項目「password」だけは、「設定値の仕様」として「*」が記述されているので、そのまま設定することはできないと判断され、常に変換処理が行われることになる。なお、「password」の変換処理は、例えば、変換前のパスワードとは無関係なパスワードをランダムに発生させて、それを変換後のパスワードとして設定する処理であればよい。
また、MFP2の設定をMFP4へ設定する場合には、設定項目「password」以外に、設定項目「ftp server」、「ftp path」において、バージョンの不一致が生じる。そのため、これらの設定項目については、そのまま設定することはできないと判断され、変換処理が行われることになる。
変換処理の具体的内容は、設定項目毎に異なり、また、どのバージョンからどのバージョンへ変換するのかによっても異なるので、それらを考慮した変換処理プログラム(変換処理用の関数ないしサブルーチン)があらかじめ用意されている。
例えば、設定項目「ftp path」の設定値について、バージョンを「1.1」から「2.0」に変換するのであれば、「バージョン1.1」の設定値を引数として、あらかじめ用意された変換処理用関数“ftp_path_1.1_to_2.0”をコールし、その返り値として「バージョン2.0」に変換された設定値を得るようにすればよい。
なお、本実施形態において、設定項目「ftp path」の設定値は、「バージョン1.1」と「バージョン2.0」とで、利用する文字コード体系が異なっているので、変換処理用関数“ftp_path_1.1_to_2.0”は、例えば、「バージョン1.1」の設定値に含まれる文字コードを、「バージョン2.0」に対応する文字コードに変換する処理を実行する関数とされている。
また、例えば、設定項目「ftp server」の設定値について、バージョンを「1.0」から「2.0」に変換するのであれば、「バージョン1.0」の設定値を引数として、あらかじめ用意された変換処理用関数“ftp_server_1.0_to_2.0”をコールし、その返り値として「バージョン2.0」に変換された設定値を得るようにする。
ただし、本実施形態において、変換処理用関数“ftp_server_1.0_to_2.0”は、引数をそのまま返り値として返す関数とされ、実質的な変換を実行しない。このような変換処理は、設定項目のバージョンが「1.0」から「2.0」に上がっても、設定値に互換性がある場合に採用することができる。一般に、バージョンが上がる場合は過去の互換性を考慮して設計されることが多いので、このような場合は、上記のような変換処理を採用することができる。
さらに、MFP4において設定可能な設定項目には、「ipv6 enable」という設定項目が追加されている。このような場合は、MFP2側に変換前の設定が存在しないので、この設定項目のデフォルトの値を格納する、といた処理を行えばよい。
なお、設定項目のデフォルトの値を格納する以外の処理としては、警告又はエラーを出して必要な設定の入力を利用者に促す、といった処理も考えられるし、設定項目のデフォルトの値を格納した上で、その旨の注意ないし警告を出す、といった処理も考えられる。
さて一方、MFP2の設定をMFP5へ設定する場合には、設定項目「password」以外に、設定項目「ftp path」において、バージョンの不一致が生じている。そのため、これらの設定項目については、そのまま設定することはできないと判断され、変換処理が行われることになる。
本実施形態において、設定項目「ftp path」の設定値は、「バージョン1.1」と「バージョン1.0」とで、ASCII文字以外が利用できるか否かが異なっているので、変換処理用関数“ftp_path_1.1_to_1.0”は、例えば、設定値にASCII文字以外が含まれていた場合はエラーとする処理になっている。このように自動的に変換できないケースについてはエラーとし、利用者に手動で設定してもらうような処理とすればよい。
また、MFP2の設定をMFP5へ設定する場合には、設定項目「network
enable」がなくなっている。このような場合には、警告を出して利用者に確認を求めるなどの処理を行えばよい。
以上のような処理方式により、異なる機種・バージョンのMFP間においても、各設定項目ごとにあらかじめ決められた変換処理を用いて自動的に設定を作り出して、MFP3〜5に対する一括設定を実施できるようになる。
[管理用PCが実行する機器設定処理の詳細]
次に、以上説明したような機器設定システムを実現するために管理用PC1において実行される機器設定処理について、図3〜図8のフローチャートに基づいて説明する。この機器設定処理は、例えば、管理用PC1において利用者が所定の操作を行って、機器設定プログラムを起動した際に実行される処理となる。
機器設定処理を開始すると、管理用PC1は、まず、設定元となるMFPを選択する(S105)。S105の処理では、システム内に存在する複数のMFPの中から、利用者が指定した1つのMFPが選択されることになる。ただし、本実施形態では、利用者がMFP2を設定元として指定する場合を想定して、以下の説明を続ける。このS105の処理は、詳しくは図4に示すような処理となる。
図4に示す処理を開始すると、管理用PC1は、まず、候補となるMFPのリストを取得済みか否かを判断する(S205)。ここで、既に図4に示す処理と同等な処理を実行済みの場合は、取得済みとの判断がなされ(S205:YES)、この場合は、S210の処理へ進む。また、取得済みではないとの判断がなされた場合は(S205:NO)、S210の処理をスキップして、S215の処理へと進む。
S210の処理へと進んだ場合、管理用PC1は、MFPを新規に検索するか否かを判断する(S210)。S210の処理では、S205の処理で取得済みとの判断されたリストについて、リストの取得から所定以上(例えば、5分以上)の時間が経過しているか否かを判断し、所定以上の時間が経過していれば、MFPを新規に検索するとの判断がなされ(S210:YES)、その場合は、S215の処理へと進む。また、MFPを新規には検索しないとの判断がなされた場合は(S210:NO)、S240の処理へと進む。
S210の処理のような判断を行うのは、所定以上の時間が経過している場合は、リスト作成時点でネットワーク上に存在したMFPが既に存在しない状態になっていたり、リスト作成時点でネットワーク上に存在しなかったMFPが存在する状態になっていたりする可能性があるので、MFPを新規に検索し直す方がよいからである。
さて、S205又はS210いずれかの処理から、S215の処理へと進んだ場合、管理用PC1は、MFPを含むネットワーク上のデバイスに対して、MFPが存在するかどうかを問い合わせるためのSNMPパケットをブロードキャストする(S215)。
そして、デバイスからの返信を受信したか否かを判断し(S220)、返信を受信した場合は(S220:YES)、MFPからの返信か否かを判断する(S225)。なお、S225の処理を実行するのは、デバイスからの返信を受信した場合であっても、その返信が必ずしもMFPからの返信であるかどうか保証がないからである。
ここで、MFPからの返信であれば(S225:YES)、そのMFPを候補MFPリストに追加して(S230)、タイムアウトか否かを判断し(S235)、まだタイムアウトでなければ(S235:NO)、S220の処理へと戻る。
また、S220の処理において返信を受信していない場合や(S220:NO)、S225の処理においてMFPからの返信ではなかった場合は(S225:NO)、S230の処理をスキップしてS235の処理へと進むことにより、タイムアウトか否かを判断し(S235)、まだタイムアウトでなければ(S235:NO)、S220の処理へと戻る。
こうしてS220〜S235の処理が繰り返される結果、MFPからの返信を受信するたびにS230の処理が実行されることになり、返信を返したMFPが、候補MFPリストに追加されてゆくことになる。
そして、繰り返し処理を開始してから所定時間(例えば5秒)が経過すると、S235の処理ではタイムアウトに至ったとの判断がなされ(S235:YES)、その場合は、候補MFPリストを画面に表示して(S240)、利用者にMFPを選択させる(S245)。
ここで、利用者は操作部15からの入力操作により、候補MFPリスト内から1つのMFPを選択する操作を実施することができ、ここで選択されたMFPが設定元として選択されたことになる。なお、利用者が候補MFPリスト内から1つのMFPを選択する操作を実施したら、S245の処理を抜け、その結果、図4に示す処理を終了することになる
以上のようにして図4に示す処理を終了すると、図3に示したS105の処理を終了したことになるので、続いて、管理用PC1は、MFPの機種・ファームウェアのバージョンを取得する(S110)。このS110の処理は、詳しくは図5に示すような処理となる。
図5に示す処理を開始すると、管理用PC1は、まず、設定元として選択されたMFPに対し、MFPの機種・ファームウェアのバージョンを問い合わせるSNMPパケットをMFPに送信する(S305)。
そして、設定元MFPからの返信を受信したか否かを判断し(S310)、返信を受信していない場合は(S310:NO)、タイムアウトか否かを判断し(S315)、まだタイムアウトでなければ(S315:NO)、S310の処理へと戻ることにより、S310〜S315の処理を繰り返す。
この繰り返し処理の中で、返信を受信した場合(S310:YES)、管理用PC1は、受信したパケット内に含まれる情報の中から、MFPの機種・ファームウェアのバージョンを抽出して(S320)、図5に示す処理を正常終了する。なお、S310〜S315の処理を繰り返す中で、所定以上(例えば5秒)の時間が経過すると、S315の処理ではタイムアウトに至ったとの判断がなされるので(S315:YES)、その場合は、エラー終了する。
さて、図5に示す処理を正常終了した場合、図3に示したS110の処理を終了したことになるので、続いて、管理用PC1は、S110の処理で取得した機種及びファームウェアのバージョンが、処理対象として扱うことができる対応機種ないし対応ファームウェアであるか否かを判断する(S115)。
ここで、対応機種ないし対応ファームウェアではない場合は(S115:NO)、以降の処理を正常に終了できないものと考えられるので、この時点でエラー終了する。
一方、S115の処理で、対応機種・対応ファームウェアであった場合は(S115:YES)、設定元となるMFPの設定を取得する(S120)。このS120の処理は、詳しくは図6に示すような処理となる。
図6に示す処理を開始すると、管理用PC1は、まず、設定元となるMFPに接続し(S405)、暗号化通信を行う必要があるか否かを判断する(S410)。暗号化通信を行う必要があるか否かの情報は、あらかじめMFP側において設定された情報をMFP側から取得してもよいし、あらかじめ管理用PC1側において設定された情報を管理用PC1側の記憶手段(例えば、HDD17)から読み出してもよいし、これら双方の情報を利用するようにしてもよい。
ここで、暗号化通信を行う必要がある場合は(S410:YES)、暗号鍵の交換処理を行って(S415)、S420の処理へ進む。その結果、S420以降の処理においては、暗号化通信が行われることになる。一方、暗号化通信を行う必要がない場合は(S410:NO)、S415の処理をスキップして、S420の処理へ進む。したがって、この場合は、S420以降の処理において、暗号化通信が行われることはない。
こうしてS420の処理へ進むと、管理用PC1は、MFPとの間で認証(パスワード送信)を行い(S420)、この認証がOKであれば(S425:YES)、MFPに対して設定情報(=複数の設定項目それぞれに設定された設定値)を一括送信するように要求する(S430)。そして、要求に応じたMFPから送信されてくる設定情報を受信した場合には(S435:YES)、図6に示した処理を正常終了する。
なお、S425の処理において、認証がOKではなかった場合(S425:NO)、あるいは、S435の処理において、MFPから送信されてくる設定情報を受信できなかった場合には(S435:NO)、図6に示した処理をエラー終了する。ちなみに、図6においては図示を省略してあるが、S435の処理においても、タイムアウトとなる所定以上の時間が経過するまではS435の判定を繰り返し、その間は直ちにエラー終了しないことはもちろんである。
以上のようにして図6に示す処理を実行した結果、図6に示す処理を正常終了した場合、図3に示したS120の処理を正常終了したことになるので、続いて、管理用PC1は、設定先となるMFPを選択する(S125)。S125の処理は、システム内に存在する複数のMFPの中から、利用者が指定した1つのMFPを選択する処理であり、より具体的な処理手順は、設定元か設定先かという違いを除けば、図4に示した処理と同等な処理手順となる。ただし、図4に示した処理については既に説明したので、ここでの詳細な説明は省略する。なお、本実施形態では、S125の処理において、利用者がMFP3〜5のいずれかを設定先として指定する場合を想定して、以下の説明を続ける。
S125の処理を終えたら、管理用PC1は、MFPの機種・ファームウェアのバージョンを取得する(S130)。このS130の処理は、設定元か設定先かという違いを除けば、詳しくは図5に示した処理と同等な処理手順となる。ただし、図5に示した処理については既に説明したので、ここでの詳細な説明は省略する。
S130の処理を終えたら、管理用PC1は、S130の処理で取得した機種及びファームウェアのバージョンが、処理対象として扱うことができる対応機種ないし対応ファームウェアであるか否かを判断する(S135)。
ここで、対応機種・対応ファームウェアであった場合は(S135:YES)、設定元から取得した設定情報を、設定先MFP用に変換する(S140)。このS140の処理は、詳しくは図7に示すような処理となる。
図7に示す処理を開始すると、管理用PC1は、まず、設定元MFPの設定項目に関する仕様情報(A)を内部的に呼び出し(S505)、設定先MFPの設定項目に関する仕様情報(B)を内部的に呼び出す(S510)。
S505の処理において、例えば、設定元MFPがMFP2であれば、仕様情報(A)としては、図2(a)に示した仕様情報が呼び出されてメモリに読み込まれることになる。また、S510の処理において、例えば、設定先MFPがMFP3であれば、仕様情報(B)としては、図2(a)に示した仕様情報が呼び出されてメモリに読み込まれることになる。同様に、設定先MFPがMFP4であれば、仕様情報(B)としては図2(b)に示した仕様情報が呼び出され、設定先MFPがMFP5であれば、仕様情報(B)としては図2(c)に示した仕様情報が呼び出されることになる。
続いて、管理用PC1は、設定元MFPの設定を解析する(S515)。S515の処理では、S430〜S435の処理によって取得した設定元MFPの設定情報が解析され、複数の設定項目それぞれについて、設定元MFPにおいて設定されていた設定値が抽出されることになる。
こうしてS515の処理を終えたら、以降は、設定元MFPにおいて設定される複数の設定項目それぞれを対象にして、順にS520〜S565の処理が繰り返される。
具体的には、設定元MFPにおいて設定される複数の設定項目の内、まだ処理されていない一つの設定項目について、AとBの仕様を比較する(S520)。
既に説明した通り、図2(a)〜同図(c)に例示した各仕様情報内には、複数の設定項目それぞれに対応する複数組の情報が記述され、この複数組の情報は、各組とも「設定項目名」と「設定値の仕様」を示す情報とを対にしたものとなっている。そして、「設定値の仕様」を示す情報としては、「バージョン番号」又は「*」のいずれかが記述されている。S520の処理では、「設定値の仕様」を示す情報についての比較が行われる。
ここで、S520の処理による比較の結果、仕様情報A、Bともに「*」ではなく(S525:NO)、且つ、A=Bであった場合には、仕様情報A、Bともに同一のバージョン番号になっていることを意味するので、この場合は、設定値の変換が不要なので、設定元の設定内容をそのまま設定先用の設定内容としてコピーして(S535)、S565の処理へと進む。なお、設定元の設定内容は、S535の処理の段階ではまだ設定先に送信されず、S535の処理では、設定元の設定が、設定を編集するために確保された記憶領域にコピーされる。
一方、S520の処理による比較の結果、仕様情報A、Bいずれかが「*」であった場合は(S525:YES)、仕様情報A、Bのいずれかが「個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目」であることを意味する。また、A≠Bであった場合には(S530:NO)、仕様情報A、Bが異なるバージョン番号になっていることを意味する。
したがって、これらの場合には設定値の変換が必要なので、管理用PC1は、対応する変換処理があるか否かを判断する(S540)。具体的には、既に説明したように、変換処理はあらかじめ関数として用意されており、例えば、設定項目「ftp path」の設定値について、バージョンを「1.1」から「2.0」に変換するのであれば、「バージョン1.1」の設定値を引数として、あらかじめ用意された変換処理用関数“ftp_path_1.1_to_2.0”が用意されている。そこで、S540の処理では、用意されている関数のリストをサーチして、必要とする関数が用意されているか否かを確認する。
S540の処理において、対応する変換処理があった場合は(S540:YES)、変換処理に従い設定内容を変換して(S545)、S565の処理へと進む。なお、変換された設定は、S540の処理の段階ではまだ設定先に送信されず、S540の処理では、変換された設定が、設定を編集するために確保された記憶領域に格納される。
一方、S540の処理において、対応する変換処理がなかった場合は(S540:NO)、仕様情報A、BについてA<Bであるか否かを判断する(S550)。本実施形態において、仕様情報A、Bいずれかが「*」であった場合は、S540の処理において肯定判断がなされ、その場合、S550の処理へ移行することはないので、S550の処理に移行した場合、仕様情報A、Bは、必ず異なるバージョン番号となっている。そこで、S550の処理では、これら異なるバージョン番号A,Bの大小関係を比較する。
バージョン番号A,Bの大小関係がA<Bとなっている場合、設定元のバージョン番号よりも設定先のバージョン番号が大きいので、設定先の方がより新しい仕様になっているものと考えられる。この場合、より新しい仕様であれば、古い仕様との互換性を考慮した仕様になっている可能性が高く、古い仕様となっている設定元の設定値を、そのまま設定先にコピーしても問題がないものと期待できる。
そこで、S550の処理においてA<Bである場合は(S550:YES)、設定内容をそのままコピーして(S555)、S565の処理へと進む。ただし、S550の処理では、S535の処理へ移行した場合とは異なり、設定をそのままコピーしても問題がないかどうかを完全に保証することはできない。そのため、S550の処理へ移行した場合は、後述するS145の処理において、警告メッセージを表示するものとする。なお、設定元の設定は、S550の処理の段階ではまだ設定先に送信されず、S550の処理では、設定元の設定が、設定を編集するために確保された記憶領域にコピーされる。
逆に、バージョン番号A,Bの大小関係がA>Bとなっている場合、設定元のバージョン番号よりも設定先のバージョン番号が小さいので、設定先の方がより古い仕様になっているものと考えられる。この場合、古い仕様となっている方は、新しい仕様で拡張された設定内容を考慮した仕様にはなっていない可能性が高く、新しい仕様となっている設定元の設定値を、そのまま設定先にコピーすると、無効な設定値が設定されてしまう等の問題が発生するおそれがある。
そこで、S550の処理においてA<Bでない場合は(S550:NO)、S555の処理のように設定内容をそのままコピーすることはせず、エラーとして(S560)、S565の処理へと進む。なお、S560の処理へと移行した場合は、後述するS145の処理において、エラーメッセージを表示するものとする。
以上のようにして、S535、S545、S555、又はS560いずれかの処理を終え、S565の処理へと進むと、管理用PC1は、次の設定項目があるか否かを判断する(S565)。
ここで、まだ処理対象になっていない設定項目が残っていれば(S565:YES)、S520の処理へと戻ることにより、次の設定項目について、S520〜S565の処理を繰り返す。そして、S520〜S565の処理を繰り返した結果、処理対象になっていない設定項目が無くなれば(S565:NO)、図7に示す処理を終了する。?
さて、以上のようにして図7に示す処理を終了すると、図3に示したS140の処理を終了したことになるので、引き続いて、管理用PC1は、結果(エラー・警告)を表示する(S145)。ここで、利用者は、表示された結果を確認して、その設定内容でOKか、設定中止か、要修正かのいずれかを選択することができる(S150)。
S150の処理において、要修正となった場合は(S150:要修正)、利用者に手動で設定を修正させて(S155)、S150の処理へと戻ることにより、再び、修正後の設定内容でOKか、設定中止か、要修正かのいずれかを選択できる状態になる。
また、S150の処理において、設定内容OKとなった場合は(S150:OK)、設定先へ設定を送信する(S160)。このS160の処理は、詳しくは図8に示すような処理となる。
図8に示す処理を開始すると、管理用PC1は、まず、設定先となるMFPに接続し(S605)、暗号化通信を行う必要があるか否かを判断する(S610)。暗号化通信を行う必要があるか否かの情報は、あらかじめMFP側において設定された情報をMFP側から取得してもよいし、あらかじめ管理用PC1側において設定された情報を管理用PC1側の記憶手段(例えば、HDD17)から読み出してもよいし、これら双方の情報を利用するようにしてもよい。
ここで、暗号化通信を行う必要がある場合は(S610:YES)、暗号鍵の交換処理を行って(S615)、S620の処理へ進む。その結果、S620以降の処理においては、暗号化通信が行われることになる。一方、暗号化通信を行う必要がない場合は(S610:NO)、S615の処理をスキップして、S620の処理へ進む。したがって、この場合は、S620以降の処理において、暗号化通信が行われることはない。
こうしてS620の処理へ進むと、管理用PC1は、MFPとの間で認証(パスワード送信)を行い(S620)、この認証がOKであれば(S625:YES)、MFPに対して、作成した設定情報(複数項目分の設定値)を送信する(S630)。そして、設定情報を受信したMFPから送信されてくる「正常に受信した旨の応答」を管理用PC1側で受信した場合には(S635:YES)、図8に示した処理を正常終了する。
なお、S625の処理において、認証がOKではなかった場合(S625:NO)、あるいは、S635の処理において、MFPから送信されてくる「正常に受信した旨の応答」を受信できなかった場合には(S635:NO)、図8に示した処理をエラー終了する。ちなみに、図8においては図示を省略してあるが、S635の処理においても、タイムアウトとなる所定以上の時間が経過するまではS635の判定を繰り返し、その間は直ちにエラー終了しないことはもちろんである。
以上のようにして図8に示す処理を実行した結果、図8に示す処理を正常終了した場合は、図3に示したS160の処理を正常終了したことになるので、S165の処理へと進む。なお、S115の処理において、対応機種ないし対応ファームウェアではなかった場合(S135:NO)、あるいは、S150の処理において、利用者が設定中止を指示した場合も、S165の処理へと進む。
こうしてS165の処理へと移行すると、管理用PC1は、他のMFPも設定するか否かを判断する(S165)。S165の処理では、利用者による入力操作に基づいて他のMFPも設定するか否かが判断され、他のMFPも設定する場合は(S165:YES)、S125の処理へと戻る。その結果、S165の処理で肯定判断がなされる限り、S125〜S165の処理が繰り返されることになり、その繰り返し回数と同数分のMFPが順に設定先として選ばれて、設定元のMFPと同等な設定が各設定先においてなされることになる。
そして、S125〜S165の処理が1回以上実行された結果、S165の処理において、他のMFPを設定しないと判断された場合は(S165:NO)、図3に示した機器設定処理を終了することになる。
[MFPが実行する処理の詳細]
次に、各MFP2〜5において実行される処理について、図9のフローチャートに基づいて説明する。以下に説明する処理は、各MFP2〜5の電源スイッチをオンにしたときに実行される処理となる。
この処理を開始すると、各MFP2〜5は、まず、ネットワーク受信処理を実行し(S705)、以降、LAN6経由で送信されてくるパケットを受信できる状態になる。そして、LAN6経由で何らかのパケットを受信したかどうかを判断し(S710)、受信していなければ(S710:NO)、S710の処理を繰り返すことにより、何らかのパケットを受信するまで待機する。
この待機状態において、何らかのパケットを受信した場合(S710:YES)、各MFP2〜5は、受信したパケットがSNMPパケットであるか否かを判断する(S715)。
各MFP2〜5は、管理用PC1が上記S215の処理や上記S305の処理を実行した場合に、SNMPパケットを受信するので、S715の処理において、受信したパケットがSNMPパケットであるとの判断がなされる(S715:YES)。
この場合、各MFP2〜5は、管理用PC1側からの要求に応じて返信メッセージを作成する(S720)。この返信メッセージ内には、MFP名、機種名、ファームウェアのバージョン等の情報が含まれている。そして、作成した返信メッセージを管理用PC1宛てに送出して(S725)、S710の処理へと戻り、以降は、再び何らかのパケットを受信するまで待機状態となる。
また、この待機状態において受信したパケットがSNMPパケットではなかった場合は(S715:NO)、設定送信要求又はMFP設定要求のいずれかであるか否かを判断する(S730)。ここで、設定送信要求は、管理用PC1が上記S405の処理を実行したときに設定元となるMFP(本実施形態の場合、MFP2)へ送信してくるパケットである。また、MFP設定要求は、管理用PC1が上記S605の処理を実行したときに設定先となるMFP(本実施形態の場合、MFP3〜5)へ送信してくるパケットである。
S730の処理において、設定送信要求又はMFP設定要求のいずれかであった場合(S730:YES)、各MFP2〜5は、暗号化通信を行う必要があるか否かを判断する(S735)。暗号化通信を行う必要があるか否かの情報は、あらかじめ管理用PC1側において設定された情報を管理用PC1側から取得してもよいし、あらかじめMFP側において設定された情報をMFP側の記憶手段(例えば、不揮発性RAM24)から読み出してもよいし、これら双方の情報を利用するようにしてもよい。
ここで、暗号化通信を行う必要がある場合は(S735:YES)、暗号鍵の交換処理を行って(S740)、S745の処理へ進む。その結果、S745以降の処理においては、暗号化通信が行われることになる。一方、暗号化通信を行う必要がない場合は(S735:NO)、S740の処理をスキップして、S745の処理へ進む。したがって、この場合は、S745以降の処理において、暗号化通信が行われることはない。
こうしてS745の処理へ進むと、各MFP2〜5は、管理用PC1側へパスワード送信要求を送出する(S420)。そして、この要求に応じた管理用PC1側からパスワードが送信されてきた場合には、そのパスワードを受信して(S750:YES)、パスワードによる認証がOKであるか否かを判断する(S755)。
S755の処理において、認証がOKであれば(S755:YES)、引き続いて、管理用PC1側から送信されてくる電文を受信して、その受信電文が設定送信要求であるかMFP設定要求であるかを判断する(S760)。
S760の処理において、受信電文が設定送信要求であった場合(S760:設置送信要求)、自己の設定情報を管理用PC1に対して送信する(S765)。なお、S765の処理を終えたら、S710の処理へと戻り、以降は、再び何らかのパケットを受信するまで待機状態となる。
一方、S760の処理において、受信電文がMFP設定要求であった場合(S760:MFP設定要求)、管理用PC1に対して設定情報の送信を要求し(S770)、その要求に応じた管理用PC1から送信されてくる設定情報を受信した場合には(S775:YES)、受信した設定情報の内容に従ってMFPを設定する(S780)。そして、MFPの設定を終えたら、管理用PC1に対して応答を送出して(S785)、S710の処理へと戻り、以降は、再び何らかのパケットを受信するまで待機状態となる。
なお、S750の処理においてパスワードの受信に失敗した場合(S750:NO)、S755の処理においてパスワード認証に失敗した場合(S755:NO)、あるいは、S775の処理において設定の受信に失敗した場合は(S755:NO)、エラー処理を行って(S790)、S710の処理へと戻る。また、S730の処理において、設定送信要求及びMFP設定要求のいずれでもなかった場合も(S730:NO)、S710の処理へと戻る。ちなみに、設定送信要求及びMFP設定要求のいずれでもなかった場合も(S730:NO)、S710の処理へと戻る前に、必要に応じてさらに何らかの処理を実行する場合もあるが、そのような処理は本発明には関連しない処理となるので、本明細書では説明を省略する。
[効果]
以上説明したような機器設定システムによれば、例えば、設定元のMFP2では有効な設定が設定先のMFP3〜5では無効となっている場合に、そのような設定をそのままコピーせず、S545の処理により、各MFP3〜5において設定可能な設定の仕様に合わせた有効な設定情報に変換した上で、その設定情報を各MFP3〜5に設定できるので、各MFP3〜5を正しく動作させることができる。
また、例えば、設定元のMFP2と設定先のMFP3〜5とで、同一の設定に別の意味が割り当てられている場合には、そのような設定をそのままコピーせず、S545の処理により、各MFP3〜5において設定可能な設定の仕様に合わせ、設定元のMFP2の設定と同等な意味を持つ別の設定に変換した上で、その設定を設定先のMFP3〜5に設定できるので、設定先のMFP3〜5が予期しない動作をすることもない。
また、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべきパスワードのような設定項目が存在する場合には、S525の処理により、設定をそのまま第2機器に設定することはできないと判断され、S545の処理へと移行する。したがって、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目が存在するにもかかわらず、設がそのまま設定先のMFP3〜5に設定されてしまうことはなく、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき設定項目に同一設定値が設定されてしまうのを未然に防止することができる。
さらに、設定元のMFP2と設定先のMFP3〜5とで異なるバージョンとなっている設定項目が存在する場合には、S530の処理により、設定をそのまま設定先のMFP3〜5に設定することはできないと判断され、S545の処理へと移行する。したがって、設定元のMFP2と設定先のMFP3〜5とで異なるバージョンとなっている設定項目が存在するにもかかわらず、設がそのまま設定先のMFP3〜5に設定されてしまうことはなく、設定元のMFP2と設定先のMFP3〜5とで異なるバージョンとなっている設定項目に、設定先のMFP3〜5では無効な設定値や設定先のMFP3〜5では意味が異なる設定値などが設定されてしまうのを未然に防止することができる。
(2)第2実施形態
次に、上記第1実施形態とは、異なる処理手順を採用した実施形態について説明する。ただし、以下に説明する第2実施形態は、管理用PC1における処理手順の内、一部分が上記第1実施形態とは相違するものの、他の部分は上記第1実施形態と同等な実施形態となっている。そこで、以下の説明では、上記第1実施形態との相違点についてのみ詳述することにし、上記第1実施形態との差異がない部分に関しては、その説明を省略することにする。
上記第1実施形態において、管理用PC1は、先に、候補となる複数のMFPの中から利用者に一つのMFPを選択させ(S105又はS125)、その後で、選択された一つのMFPが対応機種及び対応ファームウェア・バージョンとなっているか否かを判断する(S115又はS135)、という手順を採用していた。
これに対し、以下に説明する第2実施形態において、管理用PC1は、候補となる複数のMFPを利用者に提示する前に、各MFPが対応機種及び対応ファームウェア・バージョンとなっているか否かを判断する。そして、その後で、対応機種及び対応ファームウェア・バージョンとなっているMFPのみを候補として利用者に提示する。
より具体的には、第2実施形態においては、上記S105〜S115の処理(あるいは、上記S125〜S135の処理)の代わりに、図10に示すような処理を採用している。以下、図10に示す処理について説明する。
図10に示す処理を開始すると、管理用PC1は、まず、候補となるMFPのリストを取得済みか否かを判断する(S805)。このS805の処理は、上記S205相当の処理である。ここで取得済みとの判断がなされた場合は(S805:YES)、S810の処理へ進む。また、取得済みではないとの判断がなされた場合は(S805:NO)、S810の処理をスキップして、S815の処理へと進む。
S810の処理へと進んだ場合、管理用PC1は、MFPを新規に検索するか否かを判断する(S810)。このS810の処理は、上記S210相当の処理である。MFPを新規に検索するとの判断がなされた場合は(S810:YES)、S815の処理へと進む。また、MFPを新規には検索しないとの判断がなされた場合は(S810:NO)、S845の処理へと進む。
さて、S805又はS810いずれかの処理から、S815の処理へと進んだ場合、管理用PC1は、MFPを含むネットワーク上のデバイスに対して、MFPが存在するかどうかを問い合わせるためのSNMPパケットをブロードキャストする(S815)。このS815の処理は、上記S215相当の処理であるが、さらに、上記S305相当の処理をも兼ねている。すなわち、S815の処理では、MFPが存在するかどうかを問い合わせると同時、存在するMFPに対しては、MFPの機種、ファームウェア・バージョンをも通知するように要求する。
そして、デバイスからの返信を受信したか否かを判断し(S820)、返信を受信した場合は(S820:YES)、MFPからの返信か否かを判断する(S825)。これらS820及びS825の処理は、上記S220及びS225相当の処理である。
ここで、MFPからの返信であれば(S825:YES)、管理用PC1は、S815〜S820の処理によって取得した機種及びファームウェアのバージョンが、処理対象として扱うことができる対応機種ないし対応ファームウェアであるか否かを判断する(S830)。すなわち、先に説明した実施形態においては、S105の処理によって設定元なるMFPを選択した後に、S115の処理によって対応機種ないし対応ファームウェアであるか否かを判断していたが、図10に示した処理では、設定元なるMFPを選択する前の段階で、S830の処理によって対応機種ないし対応ファームウェアであるか否かを判断する。
ここで、対応機種・対応ファームウェアであった場合は(S830:YES)、そのMFPを候補MFPリストに追加する(S835)。このS835の処理は、上記S230相当の処理であるが、上記S230の処理とは異なり、候補MFPリストには、機種名、ファームウェア・バージョンといった情報も格納される。
そして、管理用PC1は、タイムアウトか否かを判断し(S840)、まだタイムアウトでなければ(S840:NO)、S820の処理へと戻る。
なお、S820の処理において返信を受信していない場合(S820:NO)、S825の処理においてMFPからの返信ではなかった場合(S825:NO)、S830の処理において対応機種ないし対応ファームウェアではなかった場合は(S830:NO)、S835の処理をスキップしてS840の処理へと進むことにより、タイムアウトか否かを判断し(S840)、まだタイムアウトでなければ(S840:NO)、S820の処理へと戻る。
こうしてS820〜S840の処理が繰り返される結果、対応機種ないし対応ファームウェアとなっているMFPからの返信を受信するたびにS835の処理が実行されることになり、返信を返した対応機種ないし対応ファームウェアとなっているMFPが、候補MFPリストに追加されてゆくことになる。
そして、繰り返し処理を開始してから所定時間(例えば5秒)が経過すると、S840の処理ではタイムアウトに至ったとの判断がなされ(S840:YES)、その場合は、候補MFPリストを画面に表示して(S845)、利用者にMFPを選択させる(S850)。
なお、これらS840及びS845の処理は、上記S240及びS245の処理に相当するが、上記S240及びS245の処理の段階では、利用者の選択したMFPが、対応機種ないし対応ファームウェアとなっているMFPであるか否かが不明である。そのため、上記S240及びS245の処理の後に、上記S110及びS115の処理を実行することになる。これに対し、上記S840及びS845の処理を実行した場合は、既に上記S830の処理を実行しているので、利用者の選択したMFPは、必ず対応機種ないし対応ファームウェアとなっている。したがって、上記S840及びS845の処理の後には、上記S110及びS115相当の処理を実行する必要がない。
[効果]
以上説明したような機器設定システムによれば、上記第1実施形態のシステムと同等な効果を奏するのに加え、対応機種ないし対応ファームウェアとなっているMFPだけを、利用者に対して候補として提示することができる。したがって、利用者が候補の中からMFPを選択したにもかかわらず、そのMFPが対応機種ではないこと、もしくは、対応ファームウェアとなっていないことが原因で、エラーとなってしまうことがない。また、そのようなエラーが発生しないので、利用者に選択のやり直しを強いるようなこともない。(3)変形例等
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態においては、設定元となる第1機器、設定先となる第2機器に関し、双方ともMFPを例に挙げて説明したが、ネットワーク越しに機器の設定を取得したり、設定を設定するように指令したりすることができる機器であれば、MFP以外の機器を対象にしてもよいことはもちろんである。
具体的な例を挙げれば、プリンタ、FAX、あるいは既に説明したMFPなどの印刷系デバイス、スキャナ、ネットワークカメラ、あるいは既に説明したMFPなどの画像入力系デバイス、ファクシミリ、あるいは既に説明したMFPなどの画像通信系デバイス、ネットワークルータ、ネットワークポイントなどの通信経路系デバイス、ネットワークストレージなどの情報サーバ系デバイスなど、様々なネットワークデバイスを考えることができる。あるいは、ネットワークを介して通信する機能を備えた家電製品(いわゆるネットワーク家電と呼ばれる機器)であってもよく、例えば、ビデオデッキ、HDD/DVDレコーダー、家庭用ゲーム機、ラジオ、洗濯機、衣類乾燥機、電子レンジ、オーブン、冷蔵庫、炊飯器、電気ポット、食器洗い乾燥機、冷房器具、暖房器具、除湿機、加湿器、空気清浄機、照明器具、ミシン、洗浄便座などであってもよい。
また、上記実施形態において、設定元や設定先のMFPは、ネットワーク上に実在する機器であったが、管理用PC1又は他のコンピュータ上で、ソフトウェア処理による仮想デバイスを構成して、その仮想デバイスをネットワーク上の機器として認識するように構成してある場合には、そのような仮想デバイスを設定元や設定先として選択できるようにしてもよい。
このような仮想デバイスを扱うことができれば、例えば、最初に仮想デバイスに対して設定を行っておけば、後は、この仮想デバイスを設定元として設定先となるデバイスに対する設定を実施することができ、その際、設定元となるデバイスは、実在するデバイスを用意しなくてもよい。したがって、設定のたびに設定元となる特定のデバイスを稼働させなくてもよくなる。
あるいは、実在のデバイスを設定元、仮想デバイスを設定先として仮想デバイスの設定を行うことにより、実在するデバイスの設定をバックアップとして仮想デバイスに保存することもできる。
また、上記実施形態において、上記S125の処理では設定先となる一つのMFPを選択し、複数のMFPを設定したい場合には、上記S165の処理で、上記S125の処理へ戻るようになっていたが、上記S125に相当する処理の段階で、設定先となる複数のMFPを選択するようにしてもよい。この場合、S130〜S160の処理は、各処理とも複数のMFPそれぞれに対応する処理としておけばよい。
また、上記実施形態において、上記S215、S305、S815等、パケットの送信が行われる処理に関し、パケット送信のリトライ等については言及しなかったが、パケット送信後に応答がないままタイムアウトとなった場合には、何回かパケットの再送信を行うようにしてもよい。
本発明の一実施形態として例示する機器設定システムの概略構成図。 仕様情報の具体例を例示する説明図。 第1実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理(その1)のフローチャート。 第1実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理(その2)のフローチャート。 第1実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理(その3)のフローチャート。 第1実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理(その4)のフローチャート。 第1実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理(その5)のフローチャート。 第1実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理(その6)のフローチャート。 MFPが実行する処理のフローチャート。 第2実施形態の管理用PCが実行する機器設定処理のフローチャート。
1・・・管理用PC、2〜5・・・MFP、11,21・・・CPU、12,22・・・ROM、13,23・・・RAM、15,25・・・操作部、16,26・・・表示部、17,27・・・ハードディスク装置、18,28・・・LANインターフェース、24・・・不揮発性RAM、31・・・印刷部、32・・・読取部、33・・・モデム。

Claims (5)

  1. ローカルエリアネットワークを介して複数の機器と通信可能に接続される情報処理装置であって、
    前記複数の機器のうち、設定元となる第1機器を選択する設定元選択手段と、
    前記複数の機器のうち、設定先となる第2機器を選択する設定先選択手段と、
    設定値を設定すべき設定項目と当該設定項目に設定される設定値の仕様とが、関連付けられた情報として含まれる仕様情報を、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについて記憶する記憶手段と、
    前記第1機器に設定された設定を取得する設定取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについての前記仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる前記設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されているか否かを判断する仕様判断手段と、
    前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた設定項目に設定される設定値として、前記第2機器に固有の設定値を作成する作成手段と、
    前記仕様判断手段により否定判断された場合、当該否定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値に基づく設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する一方、前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記作成手段により作成された前記第2機器に固有の設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する設定指示手段と、
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定値取得手段によって取得された前記設定値を、そのまま前記第2機器に設定可能か否かを判断する設定可能判断手段と、
    前記設定可能判断手段により、設定できないと判断された場合、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値を前記第2機器に適応する形式に変換する変換手段と、
    を備え、
    前記設定指示手段は、
    前記設定可能判断手段により、設定できると判断された場合には、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値を前記第2機器に設定するよう指示する一方、前記設定可能判断手段により、設定できないと判断された場合には、前記変換手段によって変換された前記設定値を前記第2機器に設定するよう指示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定可能判断手段は、前記仕様情報を参照して、前記第1機器と前記第2機器とで異なるバージョンとなっている設定項目が存在するか否かを判断し、存在する場合には、前記設定取得手段によって取得された前記設定を、そのまま前記第2機器の設定項目に設定することはできないと判断する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の情報処理装置と、前記第1機器と、前記第2機器からなる機器設定システムであって、
    前記第1機器は、
    前記情報処理装置からの要求に応じて、前記第1機器の設定項目に設定された前記設定及び前記情報処理装置が前記第1機器に対応する前記仕様情報を特定する際に必要となる機器情報を、前記情報処理装置へ送信する第1送信手段
    を備え、
    前記第2機器は、
    前記情報処理装置からの要求に応じて、前記情報処理装置が前記第2機器に対応する前記仕様情報を特定する際に必要となる機器情報を、前記情報処理装置へ送信する第2送信手段と、
    前記情報処理装置から前記第2機器に対して設定するよう指示された前記設定を、自己の設定項目に対して設定する設定手段と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記第1機器及び前記第2機器それぞれから送信されてくる前記機器情報を参照して、前記記憶手段に記憶された複数の前記仕様情報の中から、前記第1機器及び前記第2機器それぞれに対応する前記仕様情報を選択する仕様情報選択手段を
    備え、
    前記仕様判断手段は、前記仕様情報選択手段によって選択された前記仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる前記設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されているか否かを判断する
    ことを特徴とする機器設定システム。
  5. ローカルエリアネットワークを介して複数の機器と通信可能に接続される情報処理装置を、
    前記複数の機器のうち、設定元となる第1機器を選択する設定元選択手段と、
    前記複数の機器のうち、設定先となる第2機器を選択する設定先選択手段と、
    設定値を設定すべき設定項目と当該設定項目に設定される設定値の仕様とが、関連付けられた情報として含まれる仕様情報を、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについて記憶する記憶手段と、
    前記第1機器に設定された設定を取得する設定取得手段と、
    前記記憶手段に記憶された、前記第1機器及び前記第2機器それぞれについての前記仕様情報を参照し、少なくともいずれか一方の仕様情報に含まれる前記設定値の仕様として、個々の機器毎に異なる設定値を設定すべき旨を示す情報が設定されているか否かを判断する仕様判断手段と、
    前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた設定項目に設定される設定値として、前記第2機器に固有の設定値を作成する作成手段と、
    前記仕様判断手段により否定判断された場合、当該否定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記設定値取得手段によって取得された前記設定値に基づく設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する一方、前記仕様判断手段により肯定判断された場合、当該肯定判断された設定値の仕様に関連付けられた前記第2機器の設定項目に対し、前記作成手段により作成された前記第2機器に固有の設定値を設定するよう前記ローカルエリアネットワークを介して指示する設定指示手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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