JP6652297B2 - 情報処理装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents

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本発明は、クライアントの設定値を管理する情報処理装置等に関する。
近年、複合機等のクライアントの設定値を、ネットワーク接続されたサーバ等の情報処理装置に保存して一元管理する設定値管理システムが開発されている。例えば、特許文献1には、サーバ上の設定値の値を変更すると、変更後の値が複合機に通知され、複合機内の設定値の値も変更されるシステムが開示されている。特許文献1に記載のシステムでは、複合機内の設定値の値を変更すると、サーバ上の設定値の値も変更される。特許文献1に記載のサーバは、設定値ごとの値情報を保持している設定値データベースに加えて、設定値ごとの初期値、値域、適応機種/バージョン、設定値の表示条件等の仕様情報を保持している。特許文献1に記載のシステムでは、設定値をサーバに導入するために用いる仕様情報(設定値の値域や初期値等)は、クライアントとの通信により、クライアントからサーバが取得する。
特許文献2には、設定値の管理システムにおいて、複合機等の装置そのものをサーバとして利用する構成が開示されている。また従来、ある複合機に設定されている設定値を他の複合機に導入するための技術が知られている。
特許文献3には、ある複合機から他の複合機に設定値を入力する際に、当該他の複合機の機器識別情報に応じて、当該他の複合機に入力された設定値を反映させるレベルを決定することが開示されている。機器識別情報には、機種管理番号、機体管理番号、ファームウェアバージョン、仕向け情報、ユーザ編集情報、アクセサリ接続情報、及び、ライセンス情報などの情報が含まれる。
特開2015−121989号公報 特開2010−283618号公報 特開2012−226662号公報
特許文献1や特許文献2に示される設定値の管理システムにおけるサーバに設定値を入力する際に、特許文献3に示される方法を用いて、他の装置の設定値をサーバに導入(インポート)することが考えられる。しかしながら、サーバにクライアントが1台も接続されていない場合、従来のシステムではサーバに仕様情報が登録されていない。このようなサーバに、他の装置の設定値をインポートしようとしても、設定値データを仕様情報と突き合わせることができない。従って、他の装置の設定値をサーバにインポートできないという問題がある。
本発明の目的は、クライアントと接続されていない場合であっても、取得した設定値と自装置に記憶されている仕様情報とに基づいて、クライアントの設定値を適切に更新することである。
上記目的を達成するために本発明は、情報処理装置であって、クライアントの第1の設定値を保持する保持手段と、更新要求を受けたことに応じて、前記保持手段に保持されている前記第1の設定値を、前記第1の設定値の設定可能範囲を示す情報を含む第1の仕様情報と前記更新要求で取得された設定値とに基づいて更新する更新手段と、を有し、前記更新手段は、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されている場合は、保持されている前記第1の仕様情報に基づいて前記第1の設定値を更新し、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されていない場合において、クライアントとして動作するために用いられる第2の設定値と前記第2の設定値の設定可能範囲を示す情報を含む第2の仕様情報とを管理するクライアントアプリケーションを前記情報処理装置が有しているときは、前記クライアントアプリケーションから、前記第2の仕様情報を前記第1の仕様情報として取得することを特徴とする。
本発明によれば、クライアントと接続されていない場合であっても、取得した設定値と自装置に記憶されている仕様情報とに基づいて、クライアントの設定値を適切に更新することができる。
情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示す図である。 複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバが一体型構成の場合の情報処理システムの構成を示す図である。 管理データの構成を示すブロック図である。 サーバが別体型構成である場合のソフトウェア構成モジュールを示すブロック図である。 サーバが一体型構成である場合のソフトウェア構成モジュールを示すブロック図である。 設定値仕様情報の取得処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置を含む情報処理システムの構成を示す図である。本実施の形態では、クライアントとして複合機110(110a、110b)を例示する。サーバとしてパーソナルコンピュータ(PC)等のサーバ120を例示する。図1に示す例では、サーバ120は設定値管理サーバである。複合機110の数は問わない。以降、複数の複合機110の各々を区別しない場合は、単に複合機110と記す。ネットワーク100には、複合機110、サーバ120、操作端末130、設定値仕様管理サーバ140が接続されている。
ところで、本実施の形態では、サーバ120の構成として、「別体型構成」と「一体型構成」の双方を考える。まず、別体型構成は、サーバ120が複合機110とは別体に構成され、クライアントとしての機能を有さず専ら設定値管理サーバとして機能する構成である。一体型構成は、サーバ120が実質的に複合機110内に構築され、クライアントとしての機能を有すると同時に設定値管理サーバとしての機能も有する構成である。一体型構成の場合は、サーバ120はいわゆるデバイスサーバである。一体型構成の場合のサーバ120は、外観上は複合機110と変わりないので、ユーザからは複合機と呼称されることがあるが、呼称は問わない。別体型構成については、主に図1〜図3、図6で説明する。一体型構成については、主に図4、図7で説明する。
サーバ120は、複合機110の設定値を管理しており、サーバ120上で保持する設定値を各複合機110に反映させる機能を持つ。複合機110は、サーバ120に対するクライアントとして機能する。サーバ120及び複合機110は、ウェブアプリケーションを搭載しており、操作端末130からウェブブラウザ等でサーバ120及び複合機110にアクセスすることができる。操作端末130のユーザは、サーバ120や複合機110で管理されるデータをファイルとして出力したり、他の設定値管理サーバや複合機から出力したファイルを入力したりするほか、サーバ120が持つデータを編集することができる。設定値仕様管理サーバ140は、ネットワーク100を通してサーバ120へ設定値仕様情報を送信する機能を持つ。サーバ120、複合機110、設定値仕様管理サーバ140の構成の詳細は後述する。
複合機110は複数種類の機能(コピー、FAX等)を実現する画像形成装置等の機器であり、内部にそれらの機能の実行時に利用する設定値を記憶している。複合機110は、設定値に変更があった場合は、サーバ120にネットワーク100を介して変更情報を通知する。また、サーバ120上で管理データ401(図6で詳述する)の変更情報を受信した際には、複合機110は自身の設定値を変更する。なお、設定値によっては、複合機110aと複合機110bとの間のように、複数の複合機間で値の同期が行われるものも存在する。それらの設定値に関しては、サーバ120上の管理データ401に変更があった場合は、各々の複合機110に設定値の変更情報が通知される。また、いずれかの複合機110の設定値に変更があった場合は、まず、サーバ120に変更情報が通知され、その後、サーバ120経由で他の複合機110に変更情報が通知される。
図1に示す構成では、サーバ120は、設定値管理サービス500を有している。設定値管理サービス500は管理データ401を保持し、管理している。管理データ401には、設定値仕様管理DB(データベース)410、共通設定値管理DB412及び個別設定値管理DB414が含まれる(図5で後述)。設定値管理サービス500は、クライアントの設定値(DB412、DB414)と第1の仕様情報(DB410)とを管理するためのサーバアプリケーションである。図1に示す構成ではまた、各複合機110は、複合機ファームウェア510を有している。複合機ファームウェア510は、クライアントとして動作するために用いられる設定値(設定値DB517)と第2の仕様情報(設定値仕様情報515)とを管理するためのクライアントアプリケーションである。外部装置である設定値仕様管理サーバ140は、第3の仕様情報(設定値仕様マスターDB520)を保持する。
別体型構成(図1)では、サーバ120は、複合機ファームウェア510を有さないが、一体型構成(図4)では、サーバ120は、設定値管理サービス500だけでなく複合機ファームウェア510も有する。
まず、図2、図3で、別体型構成(図1)における複合機110、サーバ120の構成を説明する。図2は、複合機110のハードウェア構成を示すブロック図である。複合機110は、コントローラユニット200、操作部220、スキャナ230及びプリンタ240を含む。コントローラユニット200には、タッチパネルを有する操作部220が接続されるとともに、画像入力デバイスであるスキャナ230や画像出力デバイスであるプリンタ240が接続される。コントローラユニット200は、CPU202を有する。CPU202は、ROM206に格納されているブートプログラムによりOS(OperatingSystem)を立ち上げる。OSはROM206に格納されている。コントローラユニット200は、このOS上で、HDD(Hard Disk Drive)205に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。CPU202の作業領域としてはRAM203が用いられる。HDD205は、上記アプリケーションプログラムや各種データを格納する。
CPU202には、システムバス210を介して、ROM206、RAM203のほか、操作部I/F201、デバイスI/F204、ネットワークI/F207、画像処理部208が接続される。操作部I/F201は、操作部220とのインタフェースである。操作部I/F201は、操作部220に表示するための各種データ等の情報を送出したり、ユーザにより入力された情報をCPU202に送出したりする。デバイスI/F204は、スキャナ230及びプリンタ240を接続し、データや制御信号の入出力を行う。ネットワークI/F207は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。画像処理部208は、スキャナ230からの入力画像処理やプリンタ240への出力画像処理のほか、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの処理を行う。
図3は、サーバ120の構成を示すブロック図である。サーバ120は、コントローラユニット300、操作部320を含んでいる。コントローラユニット300は、各ユニット間を接続するためのシステムバス310を有する。CPU302に対し、システムバス310を介して、操作部I/F301、RAM303、HDD305、ROM306及びネットワークI/F307が接続される。CPU302は、ROM306に格納されているブートプログラムによりOSを立ち上げる。OSはROM306に格納されている。CPU302は、このOS上でHDD305に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。CPU302の作業領域としてはRAM303が用いられる。HDD305は、上記アプリケーションプログラムと複合機110の設定値等を格納する。操作部I/F301は、マウス、キーボード等から成る操作部320とのインタフェースであり、操作部320によってユーザにより入力された情報をCPU302に送出する。また、ネットワークI/F307は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。
図4は、情報処理装置であるサーバ120が一体型構成の場合の情報処理システムの構成を示す図である。図4において、図1に示すものと同じ構成要素には同じ符号を付してある。このシステムでは、サーバ120の機能が1つの複合機110上に配置されていて、サーバ120をクライアントの1つと見なせば、システムにおいて、単体のハード構成としての設定値管理サーバは存在しない。一方、サーバ120を、クライアント機能を併有する設定値管理サーバ、すなわち、デバイスサーバと見なすこともできる。サーバ120が設定値仕様情報を取得する処理に関すれば、図4のシステム構成においては、設定値仕様管理サーバ140は存在しなくてもよい。
一体型構成のサーバ120は、複合機110の機能として、コントローラユニット200(図2)及び操作部220を有しているため、コントローラユニット300(図3)及び操作部320は必要ない。従って、一体型構成のサーバ120においては、操作部I/F301、CPU302、RAM303、HDD305の代わりに、それぞれ、操作部I/F201、CPU202、RAM203、HDD205が用いられることとする。さらに、ROM306、ネットワークI/F307、操作部320の代わりに、それぞれ、ROM206、ネットワークI/F207、操作部220が用いられることとする。
図5は、サーバ120により管理される管理データ401の構成を示すブロック図である。管理データ401は、設定値仕様管理DB410、設定値編集用表示リソースDB411、共通設定値管理DB412、登録デバイス管理DB413、個別設定値管理DB414及びデバイス構成情報管理DB415を含む。DB410〜DB412、DB414、DB415の具体例は表を用いて後述する。
概略を述べると、設定値仕様管理DB410は、インポートデータを受け付けて管理データ401に反映させる際に参照されるデータベースである。設定値仕様管理DB410は、同期開始後には管理データ401に保持されているが、同期開始前等のように、管理データ401に保持されていない状態もあり得る。共通設定値管理DB412は、サーバ120によって設定値が管理される複合機110の全てで共通に使用される設定値を管理するデータベースであり、複数のデバイス(クライアント)で共有する設定値を保持する。登録デバイス管理DB413は、サーバ120で設定値を管理する複合機110の個体の個体識別子を保持し、登録されるデバイスを管理するためのデータベースである。個別設定値管理DB414は、複合機110の各々で値が異なる設定値を管理するデータベースであり、個別のデバイスに採用されるデータを保持する。デバイス構成情報管理DB415は、複合機110の個体のデバイス構成情報を格納し管理するためのデータベースである。設定値編集用表示リソースDB411は、対象のデータの表示名をユーザに提示するための情報を保持するデータベースである。
サーバ120は、その機能の1つとして、複合機110の設定値をリアルタイムに同期することができる。サーバ120の持つ管理データ401に変更があった場合は、各複合機110にネットワーク100を介して変更情報を通知する。また、複合機110から設定値の変更情報を受信した際には、サーバ120自身の管理データ401の値を変更する。
図6は、サーバ120が別体型構成である場合のサーバ120、複合機110、サーバ120、設定値仕様管理サーバ140及び操作端末130におけるソフトウェア構成モジュールを示すブロック図である。図6では複合機110は代表して1つだけ示してある。
設定値管理サービス500は、サーバ120のCPU302によりROM306から呼び出されて実行されることにより実現される。設定値管理サービス500には、管理データ401を編集するサーバDB管理モジュール501が含まれ、全てのデータはこのサーバDB管理モジュール501を介して編集される。同期制御サーバモジュール502は、ネットワーク100を利用してクライアントからのデータ取得要求や変更要求を受け、サーバDB管理モジュール501に対して読み書きの指示を行う。設定値管理サービス500にはさらに、入出力モジュール503、仕様DB取得モジュール504が含まれる。
一方、複合機110が備える各機能部は、複合機110のCPU202がROM206に格納された複合機ファームウェア510を読み出して実行することにより実現される。複合機ファームウェア510には、設定値DB517が配置され、設定値管理モジュール511を介して設定値DB517の読み書きが行われる。図6では割愛しているが、複合機110上で動作する全てのアプリケーションプログラムはこの設定値管理モジュール511を利用して設定値DB517のデータにアクセスする。
同期制御クライアントモジュール513は、ネットワーク100を介して設定値管理サービス500の同期制御サーバモジュール502と通信する。同期制御クライアントモジュール513は主に、定期的なポーリングによりサーバ120側のDB変更を複合機110側へ取り込む動作、及び、複合機110側の設定値DB517の更新をサーバ120側のDBに反映させるための動作を行う。設定値DB517の変更を管理データ401に反映させる一連の動作、及び、管理データ401の変更を検知してそれを設定値DB517に反映させる一連の動作が、本実施の形態における同期制御と位置付けられる。
複合機ファームウェア510にはさらに、入出力モジュール514、設定値仕様情報515及び構成情報管理モジュール516が含まれる。構成情報管理モジュール516は、複合機ファームウェア510の動作する複合機110に接続されたフィニッシャやサイドペーパーデッキ等のアクセサリ(いずれも図示せず)の情報を読み取り、その情報を設定値管理モジュール511へ通知する。すると、設定値管理モジュール511は、その情報を設定値DB517に保存する。
操作端末130は操作端末機能530を有する。操作端末機能530は、操作端末130の不図示のCPUによりROMから呼び出されて実行されることにより実現される。操作端末130上で実行される操作端末機能530には、サーバアクセスモジュール531及び複合機アクセスモジュール532が含まれる。サーバアクセスモジュール531及び複合機アクセスモジュール532は、例えば、ウェブブラウザ等の一般的なネットワークサーバへのアクセスツールである。サーバアクセスモジュール531は、ユーザからの操作を受けて設定値管理サービス500にアクセスし、サーバ120の入出力モジュール503の機能性を利用してユーザの指示によるデータの入出力オペレーションを実施する。複合機アクセスモジュール532は、ユーザからの操作を受けて複合機ファームウェア510にアクセスし、複合機110の入出力モジュール514の機能性を利用してユーザの指示によるデータの入出力オペレーションを実施する。
サーバ120の入出力モジュール503は、操作端末130から送付されたインポートデータを元に、サーバDB管理モジュール501を介して、管理データ401のうち共通設定値管理DB412、個別設定値管理DB414等を更新する。入出力モジュール503はまた、サーバDB管理モジュール501を介して、管理データ401のうち共通設定値管理DB412、個別設定値管理DB414等から取得したデータを元にエクスポートデータを生成する。そして入出力モジュール503は、エクスポートデータを操作端末機能530へ送信する。入出力モジュール503はさらに、サーバDB管理モジュール501を介して管理データ401のうち共通設定値管理DB412、個別設定値管理DB414等を更新する。
複合機110の入出力モジュール514は、操作端末130から送付されたインポートデータを元に設定値DB517を更新する。入出力モジュール514はまた、設定値DB517から取得したデータを元にエクスポートデータを生成し、ネットワーク100を通じて外部へ送信する。その送信先は、操作端末機能530でもあってもよいし、ファイルサーバであってもよい。
設定値仕様管理サーバ140は、設定値仕様管理サービス141を有する。設定値仕様管理サービス141は、設定値仕様管理サーバ140の不図示のCPUによりROMから呼び出されて実行されることにより実現される。設定値仕様管理サービス141には、設定値仕様マスターDB520、表示リソースマスターDB521及び仕様DB配信モジュール522が含まれる。サーバ120が別体型構成である場合、サーバ120は、自身が設定値仕様情報を保持していない場合があり、その場合、外部装置から設定値仕様情報を取得する必要がある。仕様DB取得モジュール504は、設定値仕様情報を外部装置である設定値仕様管理サーバ140から取得する場合、仕様DB配信モジュール522に設定値仕様情報の取得要求を送信する。すると、仕様DB配信モジュール522は、設定値仕様マスターDB520と表示リソースマスターDB521とから必要な情報を取得し、それを設定値仕様情報として仕様DB取得モジュール504へ送信する。サーバDB管理モジュール501は、仕様DB取得モジュール504が仕様DB配信モジュール522から受けた設定値仕様情報を、設定値仕様管理DB410に登録する。
図7は、サーバ120が一体型構成(図4)である場合のサーバ120、複合機110、サーバ120及び操作端末130におけるソフトウェア構成モジュールを示すブロック図である。図7では、設定値仕様管理サーバ140の図示は省略されている。図7では、図5に示すものと同じ構成要素に同じ符号を付し、構成や動作が図5に示すものと共通する構成要素については説明を省略する。
サーバ120は、設定値管理サービス500及び複合機ファームウェア510の両方を保持する形態(デバイスサーバ)となっている。具体的には、1つの複合機110(例えば、複合機110a)に設定値管理サービス500が配置されたものがサーバ120となっている。他の複合機110(例えば、複合機110b)は、単独でネットワーク100を通じてサーバ120に接続される。図7に示す構成では、サーバ120のハードウェア構成は図3に示した構成ではなく、図2に示した構成となる。設定値仕様情報515はHDD205に保存される。また、設定値管理サービス500及び複合機ファームウェア510は、CPU202がROM206から読み出して実行することにより実現される。
図7に示すように、サーバ120がデバイスサーバである場合、同期制御クライアントモジュール513は、設定値管理サービス500との初期接続時に、設定値仕様情報515をネットワーク100を通して設定値管理サービス500へ送信する。設定値管理サービス500は、受け取った設定値仕様情報515のデータを設定値仕様情報として管理データ401の設定値仕様管理DB410に登録する。管理データ401に設定値仕様情報が登録されていない場合は、仕様DB取得モジュール504は、自身の設定値仕様情報515から設定値仕様情報を取得する。そしてサーバDB管理モジュール501は、仕様DB取得モジュール504が取得した設定値仕様情報を設定値仕様管理DB410に登録する。
なお、一体型構成のサーバ120が1つのクライアントとして機能する場合の動作は、図6で説明した複合機110の動作と同様である。また、一体型構成のサーバ120が設定値管理サーバとして機能する場合における、サーバ120と他の複合機110との間の動作は、図6で説明したサーバ120と複合機110との間の動作と同様である。
次に、各データストレージの内部イメージについて表を用いて説明する。表1は、管理データ401内の設定値仕様管理DB410のデータ内容を示している。
設定値仕様管理DB410は、サーバDB管理モジュール501により管理される設定値仕様情報である。設定値仕様管理DB410には、キー識別子、キー表示リソースID、データ型、初期値、値域、値表示リソースID及びアクティベート条件が格納されている。キー識別子は、管理される設定値名(キー)を特定するための情報である。データ型はデータの形式である。値域は、取り得る値の範囲を示す情報であり、通常、最小値から最大値までの範囲を有する。例えば、設定値名「濃度補正」に対して、データ型として「uRange」が保持され、値域として最小値0及び最大値4が保持される。あるいは、設定値名「ジョブ履歴の表示」に対して、データ型として「Bool」が保持され、値域として最小値0及び最大値1が保持される。設定値の設定可能範囲を示す情報には、データ型及び値域が含まれる。従って、設定可能範囲は数値に限定されない。また、設定可能範囲は実質的に範囲のない1つの値である場合もある。
値表示リソースIDは、設定値名を表示するのに必要な表示リソース及び、選択肢を表示する場合のリソースを特定する情報である。アクティベート条件には、値表示リソースIDで特定される項目をデバイス上でアクティベートさせるための表示条件が格納されている。なお、初期値とは別個に、固定値の情報を設定値仕様管理DB410に設けてもよい。
設定値仕様管理DB410は、ユーザが操作端末130のサーバアクセスモジュール531によってサーバ120の設定値の更新を要求(インポート要求)したとき、入出力モジュール503が送信されたインポートデータを反映させる際に参照される。更新要求の値域やデータ型の指定が設定可能範囲を外れた場合には設定値は更新されず、指定された値が範囲外の値であることがユーザに通知される。
なお、変更要求に係る値域やデータ型の指定が設定可能範囲を外れた場合であっても、丸め処理等の所定のルールで設定値の更新が実施されるようにしてもよい。例えば、設定可能範囲内で、変更要求で取得された設定値に最も近い値、または予め定められた固定値に更新するようにしてもよい。例えば、「濃度補正」の設定可能な値域(0〜4)に対して、変更要求で「5」が指定された場合に、濃度補正の値を「4」に更新してもよい。予め定められた固定値として設定値仕様管理DB410内の初期値を採用してもよい。複合機110の機種やファームウェアバージョンによってキー識別子の数、値域または表示文言情報等が異なることが一般的であるため、設定値仕様管理DB410は、機種やファームウェアバージョンにより異なった構成になり得る。
ところで、設定値仕様管理サーバ140内の設定値仕様マスターDB520には、市場に販売済みの全ての機種及びファームウェアバージョン毎に関連付けられた情報であって設定値仕様管理DB410と同様のものが一元的に管理されている。設定値仕様マスターDB520には、新機種や新ファームウェアバージョンがリリースされるたびに新規に登録される。
表2は、設定値編集用表示リソースDB411に格納されるデータを表している。DB411には、DB410内に格納されていたリソースIDに紐づく実際の表示文言情報が言語ごとに格納されている。ここでは表示文言情報の例として日本語と英語のみを記載しているが、保持される言語は問わず、言語数も問わない。表示文言情報は、ユーザがサーバアクセスモジュール531によってサーバ120の設定値を更新する際や、インポートまたはエクスポートする際に、対象のデータの表示名をユーザに提示するために使用される。
ところで、設定値仕様管理サーバ140内の表示リソースマスターDB521には、市場に販売済みの全ての機種及びファームウェアバージョンが具備するID情報が登録されている。新しい文言を含んだファームウェアバージョンが登場する場合や新しい言語の文言情報が準備された場合には表示リソースマスターDB521は更新される。
表3は、共通設定値管理DB412に格納されるデータを表している。共通設定値管理DB412には、キー識別子と、キー識別子に対応する値とが格納される。このキー識別子は、設定値仕様管理DB410のキー識別子と同一の体系をもつ識別子である。共通設定値管理DB412には、サーバ120に管理される複数の複合機110の全てで共通に使用される設定値が格納される。
表4は、個別設定値管理DB414に格納されるデータを表している。個別設定値管理DB414は複合機110の各々に対応して存在する。個別設定値管理DB414には、キー識別子と、キー識別子に対応する値とが格納される。このキー識別子は、設定値仕様管理DB410のキー識別子と同一の体系をもつ識別子である。個別設定値管理DB414には、サーバ120によって管理される複数の複合機110の各々で値が異なり得る設定値が格納される。
表5は、デバイス構成情報管理DB415で管理される複合機110の個体毎のデバイス構成情報の内容を表している。デバイス構成情報管理DB415はデバイス構成情報を複数格納・管理するデータベースである。デバイス構成情報は、属性情報として、複合機110の個体を識別する個体識別子、機種名、ファームウェアのバージョン、利用可能な機能を表すライセンス情報などを含む。なお、機種名、ファームウェアのバージョン、ライセンス等は、設定値仕様管理DB410に格納されているアクティベート条件と同一の体系を持つ。
登録デバイス管理DB413には、サーバ120で管理される複合機110の個体の個体識別子を格納される。サーバ120は、管理データ401の各データベースを利用して、管理対象の複合機110の各々で、異なる設定値、管理対象の複合機110の全てで共通の設定値、及び、各設定値そのもののメタデータを一括管理することが可能である。
表6は、複合機ファームウェア510内の設定値DB517の構成の一例を表している。設定値DB517は、複合機110で使用される設定値が格納されるデータベースであり、HDD205に格納される。設定値DB517に格納される設定値には、設定値を識別するためのキー識別子、設定値の値(現在値)等の要素が含まれる。これらの要素は管理データ401で管理されているものと同一の体系で管理されるものである。サーバ120もしくは複合機110において設定値が変更された場合には、設定値DB517のデータのうち少なくともキー識別子及び値を通信することにより設定値が同期される。適切に同期された後には、共通設定値管理DB412(表3)及び個別設定値管理DB414(表4)に格納された値と設定値DB517の値とは一致する。
図8は、設定値仕様情報の取得処理のフローチャートである。この処理は、サーバ機能(設定値管理サービス500)が配置された環境に応じてサーバDB管理モジュール501が適切な取得先から設定値仕様情報を取得するための処理である。この処理は、CPU302(一体型構成の場合はCPU202)がROM306(一体型構成の場合はROM206)に格納されたプログラムを実行することで実現される。この処理の開始にあたって、設定値管理サービス500は、サーバ120が別体型構成なのか一体型構成なのかを認識していない場合がある。設定値管理サービス500または設定値管理サービス500内のモジュールを処理の主体として説明する。
図8の処理は、初期接続のタイミングで開始される。このほか、図8の処理は、複合機ファームウェア510(一体型構成の場合はサーバ120内の複合機ファームウェア510も含む)からネットワーク100を介して設定値管理サービス500に設定値の変更情報が通知されたタイミングで開始される。あるいは、図8の処理は、ネットワーク100を通じて、操作端末130の操作端末機能530から入出力モジュール503を介して設定値管理サービス500へデータのインポート要求が行われたタイミングで開始される。
まずステップS801では、サーバDB管理モジュール501(以下、モジュール501と略記することもある)は、設定値仕様情報を管理データ401の設定値仕様管理DB410から取得できるか否かを判別する。なお、管理データ401における、設定値仕様情報を取得する先のデータベースとして設定値仕様管理DB410を例示するが、取得する先のデータベースは設定値編集用表示リソースDB411であってもよい。サーバ120が複合機110とデータの同期を既に開始している場合には、複合機110の設定値仕様情報515がサーバ120の設定値仕様管理DB410に登録されているため、設定値仕様情報を取得できる。この場合、処理はステップS807へ移行する。
一方、設定値仕様情報を設定値仕様管理DB410から取得できない場合は、モジュール501は、処理をステップS802に進める。例えば、操作端末130から入出力モジュール503を介してデータのインポートが行われた場合、設定値仕様情報を取得し、入力されたデータのチェック(突き合わせ)を行う必要がある。しかし、サーバ120が複合機110とデータの同期を開始していない状態では、設定値仕様管理DB410に設定値仕様情報が登録されておらず、何らかの手法により設定値仕様情報を取得する必要がある。そこで、ステップS802へ処理が移行する。
ステップS802では、モジュール501は、設定値管理サービス500が複合機110上に配置されているか否かを判別する。この判別は、サーバ120が一体型構成(デバイスサーバ)であるか否かの判別と同義である。サーバ120が複合機ファームウェア510を記憶している場合には、サーバ120が一体型構成のデバイスサーバであると判別される。ステップS802の判別の結果、設定値管理サービス500が複合機110上に配置されている(サーバ120がデバイスサーバである)場合、処理はステップS804に進む。一方、設定値管理サービス500が複合機110上に配置されていない(サーバ120がデバイスサーバでない)場合、処理はステップS803に進む。
ステップS803では、モジュール501は、設定値管理サービス500が、設定値管理サーバとしてのサーバ120上に配置されているか否かを判別する。この判別は、サーバ120が別体型構成で、例えばサーバ120がPCサーバ等として構成されているか否かの判別と同義である。サーバ120が複合機ファームウェア510を記憶していない場合には、サーバ120が別体型構成の設定値管理サーバであると判別される。ステップS803の判別の結果、設定値管理サービス500が、サーバ120上に配置されている(サーバ120が設定値管理サーバである)場合、処理はステップS805に進む。一方、設定値管理サービス500が、サーバ120上に配置されている(サーバ120が設定値管理サーバでない)場合、処理はステップS806に進む。
ここで、ステップS802、S803において、設定値管理サービス500がどのような環境に配置されているかの判定方法に限定はない。しかし一例として、設定値管理サービス500が動作するオペレーションシステム(OS)のシステムプロパティを取得して判定する方法や、コンフィグレーションファイル(コンフィグファイル)に記載されている値を読み込んで判定する方法などがある。より詳細には、例えばシステムプロパティから判定する場合は、サーバソフトウェアが、OS側で用意されている標準ライブラリ関数を呼び出し、OSのシステム名(例えば、Linux、Windows等;登録商標)を取得して判定できる。そして、取得したシステム名が特定のものであれば、サーバのソフトウェアの動作する複合機またはサーバであると判定される。コンフィグファイルから判定する場合、サーバソフトウェアを動作させる環境を示す文字列(iR-ADV、C5030、Windows Server 2008R2等;登録商標)を記載したコンフィグファイルを予め環境に配置しておく。そして、配置したコンフィグファイルから取得した文字列が特定の文字列であれば、サーバのソフトウェアの動作する複合機またはサーバであると判定される。
ステップS804では、設定値管理サービス500が複合機110上に配置されているため(図7)、仕様DB取得モジュール504は、自デバイスのHDD205内にある設定値仕様情報515から設定値仕様情報を取得する。そしてモジュール501は、取得された設定値仕様情報を設定値仕様管理DB410に登録する。その後、処理はステップS807に移行する。ステップS805では、設定値管理サービス500はサーバ120上に配置されている(図6)。この場合、仕様DB取得モジュール504は、設定値仕様管理サーバ140へ設定値仕様情報の取得要求を送信し、それに対する応答として、設定値仕様管理サービス141の仕様DB配信モジュール522から設定値仕様情報を取得する。そしてモジュール501は、仕様DB配信モジュール522から取得された設定値仕様情報を設定値仕様管理DB410に登録する。その後、処理はステップS807に移行する。
ステップS806では、設定値仕様情報を取得できる取得先が存在しないことから、モジュール501はエラーを通知し、図8の処理を終了させる。実際の運用では、設定値管理サービス500は複合機110上かサーバ120上に配置されるため、この処理に移行することは想定されない。ステップS807では、モジュール501は、設定値仕様管理DB410から設定値仕様情報を取得し、図8の処理を終了させる。
その後、上述したように、モジュール501は、変更要求で取得された設定値が取得した設定値仕様情報で規定される設定可能範囲内であれば、管理する設定値を、取得された設定値に更新する。このようにして、設定値管理サービス500がクライアントである複合機110と同期を開始していない場合であっても、設定値管理サービス500が配置された環境に応じて適切な取得先から設定値仕様情報が取得される。そして、設定値仕様情報を参照して適切に設定値を更新できる。
本実施の形態によれば、サーバDB管理モジュール501は、設定値仕様管理DB410(第1の仕様情報)を保持している場合は、設定値仕様情報を設定値仕様管理DB410から取得する。しかし、モジュール501は、設定値仕様管理DB410を保持しておらず且つ、設定値仕様情報515(第2の仕様情報)を記憶している場合は、設定値仕様情報515から設定値仕様情報を取得し、設定値仕様管理DB410に登録する。そして、モジュール501は、管理する設定値を、変更要求で取得された設定値と、取得した設定値仕様情報に基づいて決定する。これにより、クライアント(複合機110)と接続されていない場合であっても、取得した設定値と自装置に記憶されている設定値仕様情報とに基づいて、管理する設定値を決定することができる。
また、モジュール501は、設定値仕様管理DB410を保持しておらず且つ、設定値仕様情報515を記憶していない場合は、設定値仕様管理サーバ140の設定値仕様マスターDB520(第3の仕様情報)から設定値仕様情報を取得する。そして設定値仕様情報が設定値仕様管理DB410に登録される。これにより、自装置に設定値仕様情報が記憶されていなくても、取得した設定値と外部装置から取得される設定値仕様情報とに基づき、管理する設定値を決定することができる。
また、設定値管理サービス500は、自身が配置された環境を判定し、環境に応じて設定値仕様情報の適切な取得先を選択するので、設定値管理サービス500が適用される装置に自由度がある。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
410 設定値仕様管理DB
412 共通設定値管理DB
414 個別設定値管理DB
500 設定値管理サービス
501 サーバDB管理モジュール
503 入出力モジュール
515 設定値仕様情報
517 設定値DB

Claims (13)

  1. 情報処理装置であって、
    クライアントの第1の設定値を保持する保持手段と、
    更新要求を受けたことに応じて、前記保持手段に保持されている前記第1の設定値を、前記第1の設定値の設定可能範囲を示す情報を含む第1の仕様情報と前記更新要求で取得された設定値とに基づいて更新する更新手段と、を有し、
    前記更新手段は、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されている場合は、保持されている前記第1の仕様情報に基づいて前記第1の設定値を更新し、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されていない場合において、クライアントとして動作するために用いられる第2の設定値と前記第2の設定値の設定可能範囲を示す情報を含む第2の仕様情報とを管理するクライアントアプリケーションを前記情報処理装置が有しているときは、前記クライアントアプリケーションから、前記第2の仕様情報を前記第1の仕様情報として取得することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記更新手段は、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されていない場合において、前記クライアントアプリケーションを前記情報処理装置が有していないときは、前記第1の仕様情報を外部装置から取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記更新手段は、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲内である場合は、前記第1の設定値を前記取得された設定値に更新することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記更新手段は、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲を外れた場合は、前記第1の設定値を更新しないことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記更新手段は、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲を外れた場合は、前記第1の設定値を、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲内で、前記取得された設定値に最も近い値に更新することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記更新手段は、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲を外れた場合は、前記第1の設定値を、予め定められた固定値に更新することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  7. クライアントの第1の設定値を保持する保持手段を有する情報処理装置の制御方法であって、
    更新要求を受けたことに応じて、前記保持手段に保持されている前記第1の設定値を、前記第1の設定値の設定可能範囲を示す情報を含む第1の仕様情報と前記更新要求で取得された設定値とに基づいて更新する更新ステップを有し、
    前記更新ステップは、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されている場合は、保持されている前記第1の仕様情報に基づいて前記第1の設定値を更新し、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されていない場合において、クライアントとして動作するために用いられる第2の設定値と前記第2の設定値の設定可能範囲を示す情報を含む第2の仕様情報とを管理するクライアントアプリケーションを前記情報処理装置が有しているときは、前記クライアントアプリケーションから、前記第2の仕様情報を前記第1の仕様情報として取得することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. 前記更新ステップは、前記第1の仕様情報が前記情報処理装置に保持されていない場合において、前記クライアントアプリケーションを前記情報処理装置が有していないときは、前記第1の仕様情報を外部装置から取得することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 前記更新ステップは、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲内である場合は、前記第1の設定値を前記取得された設定値に更新することを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 前記更新ステップは、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲を外れた場合は、前記第1の設定値を更新しないことを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 前記更新ステップは、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲を外れた場合は、前記第1の設定値を、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲内で、前記取得された設定値に最も近い値に更新することを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記更新ステップは、前記更新要求で取得された設定値が、前記第1の仕様情報で示される設定可能範囲を外れた場合は、前記第1の設定値を、予め定められた固定値に更新することを特徴とする請求項7または8に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 請求項7〜12のいずれか1項に記載の情報処理装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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