JP6029321B2 - 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年のコピー機、ファクスなどにおいては、高機能化に伴いユーザ設定項目が増えて、ユーザの操作により、設定値を登録する手間も増える傾向にある。そこで一連の設定値の登録を簡単にする技術として、ある装置の設定データを持ち出して、同じ装置または別の装置に登録することを可能にするインポート、エクスポート機能を実装した装置が提供されている。
またさまざまな装置間でサポートする文字コードの違いを吸収するため、文字コードを変換する技術も提案されている。例えば、ホスト装置から送られてくるデータをプリンタで対応しているフォントの文字コードに変換する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−207392号公報
しかしながら、従来の画像形成装置のエクスポート、インポートでは文字コードが画像形成装置間で異なることが十分考慮されていなかった。そのためインポート先の画像形成装置が期待していない文字コードの文字列データがインポートされると、文字を正しく表示させることが出来ず、文字化けなどが発生する可能性があった。
本発明の目的は、文字コードの差異によって生じる文字化けの発生を抑制した画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の画像形成装置は、画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段と、前記データベースに登録された前記設定データをエクスポートする場合に、エクスポートする前記設定データに含まれる前記文字列データの文字コードを、前記データベースに登録されている文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードに変換する変換手段と、前記データベースに登録された設定データに加え、前記変換手段により前記第2文字コードに変換された文字列データをエクスポートするエクスポート手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、文字コードの差異によって生じる文字化けの発生を抑制した画像形成装置を提供することができる。
本実施の形態に係る画像形成装置を含む設定値管理システムを示す図である。 図1における画像形成装置の概略構成を示す図である。 図1における管理対象装置群の画像形成装置の機能構成を示す図である。 図3におけるデバイス設定管理モジュールにより機器設定ファイル用DBから読み出される設定データの一例を示す図である。 図3のデバイス設定管理モジュールにより作成される機器設定ファイルの一例を示す図である。 図2における画像形成装置の言語設定を示す図である。 図2におけるCPUにより実行される機器設定ファイル作成処理の手順を示すフローチャートである。 デバイス設定値管理モジュールにより初期化された機器設定ファイル用DB310を示す図である。 図2におけるCPUにより実行される機器設定ファイルの機器設定ファイル用DBへの登録処理の手順を示すフローチャートである。 機器設定ファイルの一例を示す図である。 図10の登録処理後の機器設定ファイル用DBを示す図である。 図2のLCDパネルに表示された画面の一例を示す図であり、(A)はインポート前の画面を示し、(B)はインポート後の画面を示している。 文字コードが異なる画像形成装置に図10の機器設定ファイルの内容を登録した場合の例を説明するための図であり、(A)は登録前の機器設定ファイル用DBを示し、(B)は登録後の機器設定ファイル用DBを示している。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置を含む設定値管理システム10を示す図である。
図1において、設定値管理システム10は、複数(図では5台)の画像形成装置からなる管理対象装置群205、管理サーバ204、及び端末206,209で構成される。管理対象装置群205の画像形成装置の各々と、管理サーバ204、及び端末206は、ネットワーク203に接続している。また、端末206、及び端末209は、インターネット207に接続している。さらに、複数の画像形成装置は、種々の画像形成装置を表現しており、説明のために画像形成装置201,202を用いる。
まず、画像形成装置201,202は、原稿を読み取ったり、画像を記録媒体などに形成できる。
また画像形成装置201,202は、他の画像形成装置が読み取った画像データや不図示のクライアントコンピュータが生成するPDLデータを、ネットワーク203を介して受信し、出力することもできる。
さらに、画像形成装置201,202が読み取った画像データは、ネットワーク203を介して、不図示のファイルサーバやメールサーバといったさまざまな装置に送信することもできる。
管理サーバ204は、ネットワーク203を介して、管理対象装置群205の画像形成装置と接続され、設定値のエクスポートやインポートを行うための通信を行う。この通信には、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)といった公知のプロトコルを用いられる。
遠隔ユーザ環境の端末206は、管理サーバ204と同様の機能性を有し、上述したようにインターネット207を介して、遠隔保守サービス環境の端末209と接続されている。
これにより、端末209は、遠隔ユーザ環境の端末206を操作し、管理対象装置群205の画像形成装置の設定値をエクスポートさせ、それを記憶したり、端末206に記憶された設定値をインポートすることができる。
また、画像形成装置201,202は、ユーザによる操作により、管理サーバ204を介さず、USBストレージデバイス208に対して設定データをエクスポートし、USBストレージデバイスに記憶した設定データをインポートすることができる。
図2は、図1における画像形成装置201の概略構成を示す図である。
なお、説明のために画像形成装置201を用いるが、図2で説明される構成は基本構成であり、管理対象装置群205の画像形成装置の共通構成となっている。
図2において、画像形成装置201は、メインコントローラ100、サブコントローラ101、操作ボタン103、LCDパネル104、スキャナ105、及びプリンタ106で構成される。
メインコントローラ100は、CPU108、RAM109、操作部インタフェース112、ネットワークインタフェース113、外部シリアルインタフェース、FLASH ROM110、HDD111、及びバスブリッジ116で構成される。これらは、システムバス115により接続される。
CPU108は、メインコントローラ100全体を制御する。RAM109は、CPU108の主メモリ、ワークエリアなどとして用いられるとともに、画像データも記憶される。操作部インタフェース112は、LCDパネル104及び操作ボタンと、メインコントローラ100とのインタフェースである。LCDパネル104は、タッチパネルと一体化されており、情報をユーザに表示するとともに、ユーザによる操作が可能となっている。また、操作ボタン103は、テンキーやスタートキーなどハードボタンで構成される。
ネットワークインタフェース113は、例えばNICなどであり、メインコントローラ100とLAN102とのインタフェースである。これにより、画像形成装置201は、他のネットワーク機器、またはファイルサーバなどとLAN102を介して双方向にデータをやりとりする。
外部シリアルインタフェース114は、本実施の形態ではUSBインタフェースであり、メモリメディアリーダまたはICカードリーダなどの外部装置を接続し、双方向にデータをやりとりする。
本実施の形態では、ネットワークインタフェース113や外部シリアルインタフェース114を介して、インポート、エクスポート時に機器設定ファイルをやりとりする。
FLASH ROM110、及びHDD111は、CPU108により実行されるプログラム、画像データ、画像形成装置201の設定値などが記憶される。本実施の形態においてインポート、エクスポートされる設定値のデータはHDD111に記憶される。
バスブリッジ116は、メインコントローラ100とサブコントローラ101とをバス間で接続する。
サブコントローラ101は、CPU117、RAM118、メモリ画像処理部123、デバイスインタフェース120、スキャナ画像処理部121、プリンタ画像処理部122、及びMODEM125で構成される。これらは、システムバス127により接続される。
CPU117は、サブコントローラ101全体を制御する。RAM118は、CPU117の主メモリ、ワークエリアなどとして用いられるとともに、画像データも記憶される。
メモリ画像処理部123は、RAM118に記憶された画像データに対して画像処理を行い、画像処理された画像データを再びRAM118に記憶する。画像処理には、回転、変倍、色空間変換、グレースケール変換、合成、符号化、復号化などの処理が含まれる。
CPU117は、RAM118に記憶された画像データを、メモリ画像処理部123による画像処理後に、バスブリッジ116を介して、メインコントローラ100のFLASH ROM110またはHDD111に記憶する。
デバイスインタフェース120は、スキャナ105及びプリンタ106とサブコントローラ101とのインタフェースである。スキャナ105、及びプリンタ106は、CPU117との間で、デバイスインタフェース120を介して制御信号などの信号をやり取りする。
スキャナ105は、原稿の画像を読み込み、画像を示す画像データを得て、その画像データは、スキャナ画像処理部121を介して読み取った画像データとしてRAM118に記憶される。このスキャナ105に、オートドキュメントフィーダを装着し、複数枚の原稿を自動的に読み込むようにしてもよい。
プリンタ106は、例えば電子写真方式やインクジェット方式などにより紙などの記録媒体に画像を形成する。CPU117は、バスブリッジ116を介して、メインコントローラ100のFLASH ROM110またはHDD111に記憶されている画像をRAM118に記憶し、プリンタ画像処理部122を経由してプリンタ106に出力する。
スキャナ画像処理部121およびプリンタ画像処理部122は、色空間変換、移動、色調整、濃度制御、遅延量制御などの画僧よりを行う。MODEM125は、公衆回線107に接続し、ファクス送受信に伴う変復調を行う。
図3は、図1における管理対象装置群205の画像形成装置の機能構成を示す図である。
なお、図3は管理対象装置群205のうち、画像形成装置201での機能構成を例にしているが、管理対象装置群205の各々の画像形成装置も同じ機能を備えている。また、画像形成装置201は、ユニコードに対応している。
図3において示される機能は、インポート、エクスポートを実行するためのものとなっている。また、インポートサービスリクエスタ301及びUSBストレージデバイス208は、画像形成装置外の構成である。さらに、イントラネット302は、ネットワーク203の一部である。なお、以下の説明で用いられるDBは、データベースを示している。
また、インポート、またはエクスポートされるデータとして、アドレス帳データ、部門管理データ、機器設定データが含まれる機器設定ファイルを用いる。
まず、インポートに関連する処理を説明する。最初に、ネットワークを介してインポートするネットワークインポートの場合の処理について説明する。
インポートサービスリクエスタ301は、機器設定ファイルを送信する側であり、インポートサービスプロバイダ300は機器設定ファイルを受信する側である。インポートサービスリクエスタ301とインポートサービスプロバイダ300はイントラネット302を介してSOAPメッセージで通信する。
HTTPサーバ303、SOAPサーバ304でリクエストメッセージの解釈をした後、そのメッセージに該当する処理に対応するネットワークインポート部305の機器設定インポートCGI306を起動する。ネットワークインポートモジュール307は、要求を受けて処理する。
SOAPサーバ304は、サービスリクエストにあわせて機器設定インポートCGI306を起動する。起動された機器設定インポートCGI306は、ネットワークインポートモジュール307に、受信した機器設定ファイルをテンポラリ領域320に1次ストアさせる。
1次ストアされた機器設定ファイルは複数のXMLファイルをまとめた圧縮形式で構成されている。この1次ストア完了後に、ネットワークインポートモジュール307はデバイス設定管理モジュール309に2次ストアを要求する。
デバイス設定管理モジュール309は、テンポラリ領域320から圧縮された機器設定ファイルを読み取って解凍処理を行う。解凍処理が成功した場合は、機器設定ファイル用DB310を初期化する。上記テンポラリ領域320、機器設定ファイル用DB310は、HDD111に記憶される。
初期化に成功した場合は、解凍することで得られた機器設定ファイルをパースしながら、得られた設定項目名称の項目を、該当する機器設定ファイル用DB310へ登録する。
デバイス設定管理モジュール309は、制御用設定値インポート処理部313のインポートモジュール321へ、3次ストアを要求する。機器設定ファイルに示される設定データは、この3次ストアにより実際の装置の制御において有効になる。
要求を受けたインポートモジュール321は、機器設定ファイル用DB310から処理対象の設定項目名称に合致する設定データを取得し、制御用の設定管理DB322に登録する。
この設定管理DB322は、HDD111に記憶され、画像形成装置201の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたDBであり、3つのDBで構成される。まず上述したように、機器設定ファイルは、機器設定データ、部門管理データ、及びアドレス帳データの3種類のデータを含んでいる。このうち、機器設定データが登録されるのが機器設定DB315である。部門管理データが登録されるのが部門管理設定DB317である。アドレス帳データが登録されるのがアドレス帳DB319である。
そこで、機器設定インポートモジュール314は、機器設定ファイルに示される設定データのうち、機器設定データのみを対象として、それを1件ずつ読み取って、機器設定DB315に登録する。
部門管理設定インポートモジュール316は、機器設定ファイルに示される設定データのうち、部門管理データのみを読み取って、部門管理設定DB317に登録する。
アドレス帳インポートモジュール318は、機器設定ファイルに示される設定データのうち、アドレス帳データのみを読み取って、アドレス帳DB319に登録する。
次に、USBストレージデバイス208からのインポート処理について説明する。USBインポートモジュール312は、ネットワークインポート部305の代わりに、USBストレージデバイス208からのインポート処理を行う。
USBインポートモジュール312は、USBストレージデバイス208に機器設定ファイルが記憶されていることを検出する。USBインポートモジュール312は、機器設定ファイルをテンポラリ領域320に記憶させた後、デバイス設定管理モジュール309に2次ストアを要求する。これ以降のインポート動作はネットワークインポート処理に準ずる。
次にエクスポートに関連する処理を説明する。最初に、ネットワークを介してエクスポートするネットワークエクスポートの場合の処理について説明する。
イントラネット302を介してインポートサービスプロバイダ300がエクスポート要求を受けると、デバイス設定管理モジュール309にエクスポートファイルの作成を要求する。
エクスポートファイル作成を要求されたデバイス設定管理モジュール309は、インポートモジュール321に、エクスポートする設定データを機器設定ファイル用DB310に記憶させる。
エクスポートする設定データが機器設定ファイル用DB310へインポートモジュール321によって記憶されると、デバイス設定管理モジュール309は、テンポラリ領域320に機器設定ファイルを作成する。
この機器設定ファイルは、機器設定ファイル用DB310へ記憶された設定データをXMLで記述したものである。
デバイス設定管理モジュール309が、機器設定ファイルを圧縮すると、インポートサービスプロバイダ300、イントラネット302を介してエクスポート要求元に機器設定ファイル作成完了を通知する。
その後、イントラネット302を介してインポートサービスプロバイダ300へ機器設定ファイルが要求されると、作成した機器設定ファイルをエクスポート要求元に送信する。
次に、USBストレージデバイス208へのエクスポート処理について説明する。ユーザにより、USBストレージへのエクスポートが要求されると、USBインポートモジュール312は、デバイス設定管理モジュール309にエクスポートを要求する。
以降、ネットワークエクスポートと同様の処理を行い、USBインポートモジュール312が機器設定ファイル作成完了を通知されると、デバイス設定管理モジュール309に機器設定ファイルを要求する。
USBインポートモジュール312は、デバイス設定管理モジュール309から受信した機器設定ファイルをUSBストレージデバイス208に記憶する。このようにして、機器設定ファイルは、USBストレージデバイス208にエクスポートされる。
上記説明では、インポートとエクスポートを同じモジュールで制御したが、インポートとエクスポートを別のモジュールで制御してもよい。
図4は、図3におけるデバイス設定管理モジュール309により機器設定ファイル用DB310から読み出される設定データの一例を示す図である。
図4において、読み出される設定データの項目には、設定値名称、KeyName、Type、Size、Value、及び第2文字コードがある。
設定値名称は、そのデータの名称を示す。KeyNameは、設定値名称を英単語を用いて表現したものである。Typeは、Valueの型を示し、例えばstringは文字列型、intは整数型を意味する。Sizeは、Valueのデータサイズを示している。このうち、特にstringのValueは文字列データである。
また第2文字コードは、変換フラグに対応し、Valueに示される文字列が別の文字コードにも対応すべき設定か否か、すなわち、変換を行うか否かを示している。第2文字コードが「1」の場合は、別の文字コードに変換することを示し、第2文字コードが「0」の場合は、別の文字コードに変換しないことを示している。
このように、設定データには、その設定データ毎にKeyNameが割り当てられている。図4では、デバイス名という画像形成装置の名称を示す設定データに対して、device_name、device_name_utf8という2つのKeyNameが割り当てられている。
また、device_nameは文字列型であり、データの最大サイズが16バイトである。
さらに、device_name_utf8はdevice_nameと同じ名称を示す設定データであるが、device_nameとは文字コードが異なる設定データである。この画像形成装置では、device_name_utf8の文字列データの設定が有効で、device_nameの方は管理情報として用意しているだけである。
実際、device_name_utf8のValueはX'695243E4b880E58FB7E6A99F'という文字列であるが、device_nameのValueは空欄となっている。
図5は、図3のデバイス設定管理モジュール309により作成される機器設定ファイルの一例を示す図である。
図5において、上述したように機器設定ファイルはXMLで記述される。以下、各タグについて説明する。
まず、<lang>は、画像形成装置の言語設定を示している。「jp」は日本語設定である。また、<device_settings>は、機器設定ファイルであることを示している。
さらに、<device_name_utf8 size="32" type="string" >は、図4における、device_name_utf8のデバイス名に対応している。また、図4と同じく、サイズが32バイトで、型が文字列であることも示されている。以下のタグにおいても、図4と同じサイズと型が示されている。
<device_name size="16" type="string" >は、図4における、device_name のデバイス名に対応している。
<device_location_utf8 size="32" type="string" >は、図4における、device_location_utf8のデバイス設置場所に対応している。
<device_location size="16" type="string" >は、図4における、device_location のデバイス設置場所に対応している。
<summer_time_settings size="44" type="binary" >は、図4におけるサマータイム設定に対応している。
<auto_clear_time size="4" type="int" >は、図4におけるオートクリアタイムに対応している。
<fax_receive_mode size="2" type="u16" >は、図4におけるFAX受信モードに対応している。
例えばKeyNameがdevice_name_utf8という設定データは文字列型の32バイトのデータであるが、KeyNameをタグとしたValueで示される文字列データで、sizeやtypeを属性としている。
上述した機器設定ファイルは、エクスポートされたファイルであり、エクスポートする文字列データに、当該文字列データの文字コードを示すコード情報を加えてエクスポートされていることが示されている。ここで、コード情報は、type="string"である場合に、その文字が含まれるタグ内に存在する、device_name、device_name_utf8である。device_nameであれば、第2文字コードであり、device_name_utf8であれば第1文字コードである。
図6は、図2における画像形成装置201の言語設定を示す図である。
図6において、1つの言語に対して、第1及び第2文字コードというように、2種類の文字コードが用意されている。例えば、日本語であれば、第1文字コードはUTF−8であり、第2文字コードはShift−JISとなっている。また、第1文字コードは、いずれの言語設定においてもユニコードである。
このように、異なる文字コードに対応するために、図6に示すような言語設定がされているが、用意される文字コードは2種類以上であってもよい。
図7は、図2におけるCPU108により実行される機器設定ファイル作成処理の手順を示すフローチャートである。
図7に示される機器設定ファイル作成処理はエクスポートの際に行われる処理であり、機器設定ファイル用DB310は、事前にアドレス帳DB319,部門管理設定DB317,機器設定DB315のデータがコピーされている。
また、図5に示される各タグ、<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>、<lang>、<device_settings>は、処理開始とともに機器設定ファイルに書き込まれるものとする。
図7において、デバイス設定管理モジュール309は、機器設定ファイル用DB310からエクスポートされる設定データを1つ読み出す(ステップS401)。こうして順に1つずつ読んでいくので、設定データの数だけループすることとなる。また、全ての設定データが読み出されると、ステップS401で読み出したデータはなかったということとなる。
次いで、読み出したデータがあったか否か判別する(ステップS402)。ステップS402の判別の結果、読み出したデータがなかったときは(ステップS402でNO)、本処理を終了する。終了後、XMLで記述された機器設定ファイルは圧縮処理されることとなる。
一方、ステップS402の判別の結果、読み出したデータがあったときは(ステップS402でYES)、Valueが空か否か判別する(ステップS403)。Valueが空とは、例えば図4におけるdevice_nameのValueのように空欄となっていることである。
ステップS403の判別の結果、Valueが空のときは(ステップS403でYES)、上記ステップS401に戻る。
一方、ステップS403の判別の結果、Valueが空ではないときは(ステップS403でNO)、機器設定ファイルに読み出した設定データを機器設定ファイルに追記する(ステップS404)。
次いで、第2文字コードが「1」であるか否か判別する(ステップS405)。ステップS405の判別の結果、第2文字コードが「1」ではないときは(ステップS405でNO)、上記ステップS401に戻る。
一方、ステップS405の判別の結果、第2文字コードが「1」ではあるときは(ステップS405でYES)、文字コードを変換する(ステップS406)。そして、文字コードが変換された文字列を追記し(ステップS407)、上記ステップS401に戻る。
上記ステップS406の文字コードの変換について説明する。例えば、図4の場合、device_name_utf8の接尾語_utf8を削除したKeyNameのdevice_nameで示される設定データを追記することとなる。
この場合、Valueが空であるため、device_name_utf8のValueから、第2文字コードへ変換した文字列データをdevice_nameのValueとする。
このように、ステップS406は変換手段に対応している。すなわち、ステップS406では、機器設定ファイル用DB310に登録されている文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードの文字列データをエクスポートするときには、第2文字コードに文字列データを変換する。その結果、文字コードの差異によって生じる文字化けの発生を抑制することができる。
より具体的には、ステップS406では、コード情報が第1文字コード(_utf8)を示し、かつ変換フラグが変換を行うことを示しているときに(ステップS405でYES)、文字列データを第2文字コードに変換する。また、ステップS407は、エクスポート手段に対応する。すなわち、ステップS407は、機器設定ファイル用DB310に登録された設定データに加え、第2文字コードに変換された文字列データをエクスポートする。
第2文字コードがいかなるコードであるかは、図6の言語設定によって判断する。図6の場合、日本語の設定であれば、第1文字コードがUTF−8であり、第2文字コードはShift−JISである。
この場合、UTF−8での文字列型のデータX'695243E4b880E58FB7E6A99F'は、Shift−JISに変換されて、X'69524388EA8D868B40'となる。その変換結果が図5では<device_name ...>タグの要素として示されている。
このような処理をすべての設定データを読み終わるまで繰り返して、各設定データに対応したKeyNameをタグとしたXML形式の機器設定ファイルを作成する。
上述した図7の機器設定ファイル作成処理では、ステップS404にて第2文字コードに変換するか否かを、設定データごとに判断したが、エクスポートする前に、ユーザに第2文字コードに変換するか否かを予め選択させてもよい。すなわち、変換フラグが示す内容にかかわらず、変換を行うか否かを設定可能であるようにしてもよい。
その選択結果が第2文字コードに変換しないことであれば、ステップS404では第2文字コードの値(「0」、「1」)にかかわらず、文字コードの変換を行わずステップS401に戻ることとなる。
また各設定データはKeyNameのような固有の文字列に対応付けて管理しているが、ユニークな識別子であればよく、KeyNameのような文字列での管理に限定するものではない。
さらに、図6では、第1文字コードをUTF−8,第2文字コードをShift−JISとしたが、文字コードの組み合わせはこれに限定しなくてもよい。
また機器設定ファイルは、設定データの種類ごとに複数のファイルで構成しても構わない。また機器設定ファイルのフォーマットはXML形式としたが、特定のファイルのフォーマットに限定するものではない。
次に、インポート処理について説明する。本実施の形態では、インポート処理をする際に、まずデバイス設定管理モジュール309は、機器設定ファイル用DB310の初期化を行う。また、インポートする機器設定ファイルが圧縮されていれば、その解凍も行う。
図8は、デバイス設定管理モジュール309により初期化された機器設定ファイル用DB310を示す図である。
同図に示されるように、すべての設定データのValueが空欄で、まだインポートされたデータがないことを示している。この初期化された機器設定ファイル用DB310に機器設定ファイルに示される設定データが登録されることで、インポート処理が行われる。
図9は、図2におけるCPU108により実行される機器設定ファイルの機器設定ファイル用DB310への登録処理の手順を示すフローチャートである。なお、図9の説明では、図10に示される機器設定ファイルが例として用いられる。図10に示されるように、インポートする文字列データには、当該文字列データの文字コードを示すコード情報(device_name_utf8、device_nameなど)が加えられている。
図9において、機器設定ファイルをパースして解析し、<device_settings>以下のインポートする設定データを1つ読み出す(ステップS801)。こうして順に1つずつ読んでいくので、設定データの数だけループすることとなる。また、全ての設定データが読み出されると、ステップS801で読み出したデータはなかったということとなる。
次いで、読み出した設定データがあったか否か判別する(ステップS802)。ステップS802の判別の結果、読み出した設定データがなかったときは(ステップS802でNO)、本処理を終了する。
一方、ステップS802の判別の結果、読み出した設定データがあったときは(ステップS802でYES)、その設定データがインポート対象データか否か判別する(ステップS803)。具体的には、機器設定ファイル用DBにステップS801で読み込んだ設定データのKeyNameがあればインポート対象データとする。例えば、図10の機器設定ファイルにあるsummer_time_settingsが図8の機器設定ファイル用DBにはないので、インポート対象とならない。またdevice_name_utf8は、双方に同じKeyNameがあるためインポート対象となる。
ステップS803の判別の結果、設定データがインポート対象データではないときは(ステップS803でNO)、上記ステップS801に戻る。
一方、ステップS803の判別の結果、設定データがインポート対象データのときは(ステップS803でYES)、設定データの項目が第2文字コードの項目か否か判別する(ステップS804)。例えば、図8の該当するKeyNameにutf8が含まれず、第2文字コードが「1」であるものは第2文字コードの項目と判別する。
ステップS804の判別の結果、設定データの項目が第2文字コードの項目ではないときは(ステップS804でNO)、設定データを機器設定ファイル用DB310へ登録し(ステップS807)、上記ステップS801に戻る。
一方、ステップS804の判別の結果、設定データの項目が第2文字コードの項目のときは(ステップS804でYES)、その項目の第1文字コードに対応する項目に第1文字コードで登録済みか否か判別する(ステップS805)。
具体的には、KeyNameの後ろに_utf8を付加したKeyNameのValueが空か否か判別する。例えば、項目device_locatonの第1文字コードに対応する項目device_locaton_utf8に第1文字コードで登録済みか否か判別する。Valueが空でない場合は、第1文字コードで登録済みと判別することとなる。
ステップS805の判別の結果、第1文字コードで登録済みのときは(ステップS805でYES)、上記ステップS801に戻る。
一方、ステップS805の判別の結果、第1文字コードで登録済みではないときは(ステップS805でYES)、設定データを第1文字コードに変換する(ステップS806)。例えば、<device_location>の設定データであるX'33328EC08CB18EBA'を第1文字コードに変換する。このステップS805は、変換手段に対応する。すなわち、ステップS805は、機器設定ファイル用DB310にインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、機器設定ファイル用DB310に登録される文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2の文字コードのときは、第1文字コードに文字列データを変換する。その結果、文字コードの差異によって生じる文字化けの発生を抑制できる。
より具体的には、インポートする文字列のコード情報が、第2文字コードであり(ステップS804でYES)、かつ第1文字コードに変換された文字列データがインポートされていないときに(ステップS805でNO)、文字列データを第1文字コードに変換する。
次いで、第1文字コードに変換した設定データを機器設定ファイル用DB310へ登録し(ステップS807)、上記ステップS801に戻る。例えば、<device_location>の設定データであるX'33328EC08CB18EBA'を第1文字コードに変換した設定データX'3332E5AE9FE9A893E5AEA4'を登録する。このステップS807は、インポート手段に対応する。すわなち、機器設定ファイル用DB310に、第2の文字コードの文字列データに代えて、変換された文字列データを登録することによりインポートする。
なお、ここでは図10のタグ<lang>から日本語(jp)の設定として、図6に示した言語設定に基づき、第2文字コード(Shift−JIS)から第1文字コード(UTF−8)への変換を行っている。
またステップS804では第2文字コードデータであるかをKeyNameにutf8が含まれているかつ第2文字コードが「1」か否かで判別したが、項目の属性として判別できる情報であれば、どのような形態でも構わないものとする。
図11は、図10の登録処理後の機器設定ファイル用DB310を示す図である。
図11において、device_nameとdevice_locationのValueが空となっているが、これらは第2文字コードが「1」であるので、上記ステップS804で肯定判別され、ステップS807で第2文字コードでの登録が行われないためである。その一方で、device_name _utf8とdevice_locaton_utf8は、ステップS806で第1文字コードに変換されて、ステップS807で第1文字コードでの登録が行われるため、そのValueは空ではない。
図10の登録処理により、機器設定ファイル用DB310への登録が終わると、各インポートモジュール321は、機器設定ファイル用DB310の内容を、それぞれが管理する機器設定DB315に反映させる。
図12は、図2のLCDパネル104に表示された画面の一例を示す図であり、(A)はインポート前の画面を示し、(B)はインポート後の画面を示している。
また、各画面において、「デバイス名」は、device_name_utf8に対応し、「設置場所」は、device_location_utf8に対応している。
(A)では、「デバイス名」及び「設置場所」は、空欄であったが、(B)ではインポートされた文字列が表示されている。
図13は、文字コードが異なる画像形成装置に図10の機器設定ファイルの内容を登録した場合の例を説明するための図であり、(A)は登録前の機器設定ファイル用DB310を示し、(B)は登録後の機器設定ファイル用DB310を示している。
(A)において、項目device_name_utf8及びdevice_location_utf8は存在せず、また第2文字コードも「0」である。
この場合、すべての項目について上記ステップS804で否定判別され、文字コードが変換されることなく、図10と図13(A)で一致するKeyNameの設定データだけが機器設定ファイル用DB310に登録される。
その結果、(B)に示されるように、device_nameとdevice_locationに第2文字コードのまま登録されることとなる。
以上説明した実施の形態では、画像形成装置における一部の設定データについてのインポート、エクスポートについて説明したが、本実施の形態は、画像形成装置における、あらゆる設定データに対して適用可能である。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
10 設定値管理システム
108,117 CPU
109,118 RAM
114 外部シリアルインタフェース
201,202 画像形成装置
205 管理対象装置群
208 USBストレージデバイス
300 インポートサービスプロバイダ
303 HTTPサーバ
304 SOAPサーバ
305 ネットワークインポート部
306 機器設定インポートCGI
307 ネットワークインポートモジュール
309 デバイス設定管理モジュール
310 機器設定ファイル用DB
312 USBインポートモジュール
313 制御用設定値インポート処理部
314 機器設定インポートモジュール
315 機器設定DB
316 部門管理設定インポートモジュール
317 部門管理設定DB
318 アドレス帳インポートモジュール
319 アドレス帳DB
321 インポートモジュール
322 設定管理DB

Claims (15)

  1. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段と、
    前記データベースに登録された前記設定データをエクスポートする場合に、エクスポートする前記設定データに含まれる前記文字列データの文字コードを、前記データベースに登録されている文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードに変換する変換手段と、
    前記データベースに登録された設定データに加え、前記変換手段により前記第2文字コードに変換された文字列データをエクスポートするエクスポート手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記エクスポート手段は、エクスポートする文字列データに、当該文字列データの文字コードを示すコード情報を加えてエクスポートすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記データベースには、登録されている文字列データごとに、当該文字列データの前記コード情報と、前記変換手段による変換を行うか否かを示す変換フラグがさらに登録されており、
    前記変換手段は、前記コード情報が前記第1文字コードを示し、かつ前記変換フラグが変換を行うことを示しているときに、前記文字列データを前記第2文字コードに変換することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記変換フラグが示す内容にかかわらず、前記変換手段により変換を行うか否かを設定可能であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記エクスポート手段は、前記画像形成装置とネットワークを介して接続される端末装置に対して、又は、USBストレージデバイスに対して、前記設定データ及び前記第2文字コードに変換された文字列データをエクスポートすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1文字コードはユニコードであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されるデータベースが記憶された記憶手段と、
    前記データベースにインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、前記データベースに登録される文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードのときは、インポートする前記設定データのうちの前記文字列データの文字コードを前記第1文字コードに変換する変換手段と、
    前記データベースに、前記第2文字コードの文字列データに代えて、前記変換手段により変換された文字列データを登録することによりインポートするインポート手段と
    を有し、
    インポートする文字列データには、当該文字列データの文字コードを示すコード情報が加えられており、
    前記変換手段は、インポートする文字列の前記コード情報が、前記第2文字コードを示し、かつ前記第1文字コードに変換された前記文字列データがインポートされていないときに、前記文字列データを前記第1文字コードに変換することを特徴とする画像形成装置。
  8. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されるデータベースが記憶された記憶手段と、
    前記データベースにインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、前記データベースに登録される文字列データの文字コードであるユニコードとは異なる第2文字コードのときは、インポートする前記設定データのうちの文字列データの文字コードをユニコードに変換する変換手段と、
    前記データベースに、前記第2文字コードの文字列データに代えて、前記変換手段により変換された文字列データを登録することによりインポートするインポート手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記インポート手段は、前記画像形成装置とネットワークを介して接続される端末装置から、又は、USBストレージデバイスから、前記設定データをインポートすることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記データベースに登録された前記設定データをエクスポートする場合に、エクスポートする前記設定データに含まれる前記文字列データの文字コードを、前記データベースに登録されている文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードに変換する変換ステップと、
    前記データベースに登録された設定データに加え、前記変換ステップにより前記第2文字コードに変換された文字列データをエクスポートするエクスポートステップと
    を有することを特徴とする制御方法。
  11. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記データベースにインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、前記データベースに登録される文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードのときは、インポートする前記設定データのうちの前記文字列データの文字コードを前記第1文字コードに変換する変換ステップと、
    前記データベースに、前記第2文字コードの文字列データに代えて、前記変換ステップにより変換された文字列データを登録することによりインポートするインポートステップと
    を有し、
    インポートする文字列データには、当該文字列データの文字コードを示すコード情報が加えられており、
    前記変換ステップは、インポートする文字列の前記コード情報が、前記第2文字コードを示し、かつ前記第1文字コードに変換された前記文字列データがインポートされていないときに、前記文字列データを前記第1文字コードに変換することを特徴とする制御方法。
  12. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記データベースにインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、前記データベースに登録される文字列データの文字コードであるユニコードとは異なる第2文字コードのときは、インポートする前記設定データのうちの文字列データの文字コードをユニコードに変換する変換ステップと、
    前記データベースに、前記第2文字コードの文字列データに代えて、前記変換ステップにより変換された文字列データを登録することによりインポートするインポートステップと
    を有することを特徴とする制御方法
  13. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段を有する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記データベースに登録された前記設定データをエクスポートする場合に、エクスポートする前記設定データに含まれる前記文字列データの文字コードを、前記データベースに登録されている文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードに変換する変換ステップと、
    前記データベースに登録された設定データに加え、前記変換ステップにより前記第2文字コードに変換された文字列データをエクスポートするエクスポートステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  14. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段を有する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記データベースにインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、前記データベースに登録される文字列データの文字コードである第1文字コードとは異なる第2文字コードのときは、インポートする前記設定データのうちの前記文字列データの文字コードを前記第1文字コードに変換する変換ステップと、
    前記データベースに、前記第2文字コードの文字列データに代えて、前記変換ステップにより変換された文字列データを登録することによりインポートするインポートステップと
    を有し、
    インポートする文字列データには、当該文字列データの文字コードを示すコード情報が加えられており、
    前記変換ステップは、インポートする文字列の前記コード情報が、前記第2文字コードを示し、かつ前記第1文字コードに変換された前記文字列データがインポートされていないときに、前記文字列データを前記第1文字コードに変換することを特徴とするプログラム。
  15. 画像形成装置の制御に関する文字列データを含む複数の設定データが登録されたデータベースが記憶された記憶手段を有する画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記制御方法は、
    前記データベースにインポートする設定データのうちの文字列データの文字コードが、前記データベースに登録される文字列データの文字コードであるユニコードとは異なる第2文字コードのときは、インポートする前記設定データのうちの文字列データの文字コードをユニコードに変換する変換ステップと、
    前記データベースに、前記第2文字コードの文字列データに代えて、前記変換ステップにより変換された文字列データを登録することによりインポートするインポートステップと
    を有することを特徴とするプログラム
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