JP2006099362A - 設定データ伝送プログラム、設定データ伝送装置、および設定データ伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のデバイスに対して設定データの一括転送を行う際に、個々のデバイスにおける設定変更の有無を確認可能な設定データ伝送プログラム、設定データ伝送装置、および設定データ伝送システムを提供すること。
【解決手段】 PCから複数のデバイスへデバイスの設定に関する設定データを一括送信する際に、設定対象となるデバイスの選択、および、送信する設定データの決定を終えたら(S101〜S103)、送信実行確認ダイアログを表示して、個々のデバイスにおける設定変更の有無を表示する(S105)。そして、利用者が送信指示をしたら(S107:YES)、その後に複数のデバイスに対して設定データの一括転送を行い(S109)、利用者がキャンセル指示した場合は(S105)、設定対象となるデバイスの選択、および、送信する設定データの決定をやり直す。
【選択図】 図7

Description

本発明は、設定データ伝送プログラム、設定データ伝送装置、および設定データ伝送システムに関する。
従来、1つの装置からネットワーク経由で複数の装置へ、設定データを一括送信する技術は知られている(例えば、特許文献1参照。)。
下記特許文献1に記載の技術においては、サーバ装置側で複数のファクシミリ装置に対する設定データを用意し、サーバ装置から複数のファクシミリ装置に対して設定データを一括送信している。このようなシステムであれば、複数のファクシミリ装置に対する設定を個別に行う必要がないので、複数のファクシミリ装置に対する設定変更を容易に実施することができる。
特開平9−149076号公報
しかしながら、上記従来技術では、複数の装置へ設定データを一括送信することはできるものの、その一括送信に伴って各装置の設定内容に実際に変更が加えられるのかどうかを事前に確認することは困難であった。
特に、複数の装置それぞれの設定は、必ずしもすべて同じ設定になっているとは限らないため、例えば、複数の装置へ同じ設定データを一括送信する場合、ある装置では、元の設定データと新たに送信されてくる設定データが相違するものの、別の装置では、元の設定データと新たに送信されてくる設定データが同一になっていることがある。
この場合、実質的な設定データの更新が行われるのは前者だけとなるが、単に複数の装置へ設定データを一括送信するだけの従来技術では、どの装置において実質的な設定データの更新が行われるのか(あるいは更新が行われないのか)を、利用者が簡単に確認することはできない。
そのため、例えば、利用者の誤操作等が原因で、誤った設定データを一括送信したような場合には、予定外の装置で不要な更新が行われたり、予定していた装置で必要な更新が行われなかったりするおそれがあるが、そのような更新状況になることを、利用者が事前に知ることはできなかった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のデバイスに対して設定データの一括転送を行う際に、個々のデバイスにおける設定変更の有無を確認可能な設定データ伝送プログラム、設定データ伝送装置、および設定データ伝送システムを提供することにある。
以下、本発明において採用した特徴的構成について説明する。
本発明の設定データ伝送プログラムは、ネットワークを介して接続されたデバイスに対して、前記ネットワーク経由で設定データを伝送可能で、設定対象となる設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送可能な設定データ伝送処理を、コンピュータに実行させるための設定データ伝送プログラムであって、前記設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する新設定データ決定手順と、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスを選択する設定対象デバイス選択手順と、前記設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記既設定データを取得する既設定データ取得手順と、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データと、前記既設定データ取得手順において取得された前記既設定データとを比較する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれの前記既設定データについて前記新設定データとの比較を行う比較手順と、前記比較手順において得られた比較結果を表示する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記比較結果を表示する比較結果表示手順と、前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者から指示を受けたら、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データを、前記設定対象デバイスに対して伝送する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ前記新設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送する新設定データ伝送手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
この設定データ伝送プログラムに従った処理をコンピュータが実行すると、コンピュータは、まず、新設定データ決定手順において、設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する。この手順における新設定データの決定方法は任意であるが、例えば、利用者が手入力した値を新設定データと決定するといった方法でよく、この場合、あらかじめ新設定データとなり得る初期値を用意しておいて、必要な場合のみ利用者に初期値を手入力で手直しさせ、初期値または手直しした値を新設定データと決定するといった方法にしてもよい。また、新設定データとなり得る複数の候補をあらかじめ用意しておいて、その複数の候補の中から1つ以上を利用者に選択させて、選択された候補を新設定データと決定するといった方法でもよい。あるいは、新設定データとしていくつかの項目がある場合、特定の項目については他の項目との関係で条件判定を行って最適な値や自己矛盾のない値を決定してもよい。新設定データとしていくつかの項目がある場合、上記のような決定方法を任意に混在させても構わない。
また、コンピュータは、設定対象デバイス選択手順において、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の設定対象デバイスを選択する。この手順において選択される設定対象デバイスは、利用者からの指示に従って選択されるものであるが、利用者からの指示としては、特定のデバイスを指定する指示、ネットワーク上に存在するデバイスをサーチして、検出したデバイスを設定対象デバイスとすべき旨の指示などを挙げることができ、これらの指示を併用することもできる。なお、この設定対象デバイス選択手順は、上述の新設定データ決定手順より先に実施しても後に実施しても構わない。
設定対象デバイス選択手順において設定対象デバイスが選択されたら、引き続いて、コンピュータは、既設定データ取得手順において、設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する。この手順では、設定対象デバイスが複数存在する場合、複数の設定対象デバイスそれぞれについて既設定データが取得される。既設定データは、詳しくは後述するが、通常、各デバイスから直接取得されるようになっていればよく、あるいは、デバイスの既設定データを管理するデバイス管理サーバをネットワーク上に設けておくことにより、デバイス管理サーバから間接的に取得されるようになっていてもよい。
以上のような手順によって、新設定データおよび既設定データが確定したら、続いて、コンピュータは、比較手順において、新設定データと既設定データとを比較し、その比較結果を比較結果表示手順において表示する。設定対象デバイスが複数存在する場合、比較手順では、複数の設定対象デバイスそれぞれの既設定データについて新設定データとの比較を行い、比較結果表示手順では、複数の設定対象デバイスそれぞれについて比較結果を表示する。これにより、利用者は、複数の設定対象デバイスそれぞれについて、新設定データと既設定データとが相違するのか否かなど、比較結果を知ることができる。
そして、コンピュータは、比較結果表示手順の後、新設定データ伝送手順において、利用者から指示を受けたら、新設定データを設定対象デバイスに対して伝送する。設定対象デバイスが複数存在する場合、新設定データ伝送手順では、同じ新設定データを複数の設定対象デバイスに対して伝送する。この新設定データ伝送手順において、新設定データを設定対象デバイスに対して伝送するのは、利用者から指示を受けた場合なので、利用者は、比較結果表示手順において表示された比較結果を見た上で、新設定データを設定対象デバイスに対して伝送する旨の指示をコンピュータに与えるべきかどうかを判断でき、そのような指示を与えなければ、新設定データが設定対象デバイスに対して伝送されることはない。
したがって、この設定データ伝送プログラムを利用すれば、ネットワーク上の複数のデバイスに対して新設定データを一括送信することができ、しかも、その一括送信に伴って各デバイスの設定内容に実際に変更が加えられるのかどうかを事前に確認することができる。
特に、複数のデバイスそれぞれの設定は、必ずしもすべて同じ設定になっているとは限らないため、複数のデバイスへ同じ設定データを一括送信する場合、あるデバイスでは、既設定データと新設定データが相違するものの、別のデバイスでは、既設定データと新設定データが同一になっていることがあるが、上記設定データ伝送プログラムを利用すれば、比較結果表示手順において、複数の設定対象デバイスそれぞれについて比較結果を表示するので、どのデバイスにおいて実質的な設定データの更新が行われるのか(あるいは更新が行われないのか)を、利用者が簡単に確認することができる。
したがって、利用者の誤操作等が原因で、誤った設定データを一括送信したような場合に、予定外のデバイスで不要な更新が行われたり、予定していたデバイスで必要な更新が行われなかったりするおそれがあるが、そのような更新状況になることも、比較結果表示手順における表示結果に基づいて、利用者が事前に知ることができるので、そのような誤った設定がなされてしまうのを未然に防ぐことができる。
なお、本発明の設定データ伝送プログラムは、さらに次のような構成を備えていても望ましい。
まず、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記既設定データ取得手順は、前記ネットワークを介して前記設定対象デバイスから前記既設定データを取得する手順であると望ましい。
より具体的な例を挙げれば、設定対象デバイスが簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP:Simple Network Management Protocol)に対応している場合、コンピュータから設定対象デバイスに対してSNMP要求を送信し、その応答として返される既設定データをコンピュータが取得することができる。もちろん、同等の仕組みを実現できればプロトコルそのものは任意なので、SNMP以外のプロトコルであっても構わない。
このような手順を採用すれば、設定対象デバイスから既設定データを直接取得することができるので、既設定データを設定対象デバイス以外から間接的に取得する場合に比べ、間違いなく最新の既設定データを取得することができる。
なお、既設定データを設定対象デバイス以外から間接的に取得するものとしては、次のようなものを考えることができる。例えば、ネットワーク上に存在するデバイスの既設定データを管理するとともに、必要があれば情報提供を行う機能を有するデバイス管理サーバをネットワーク上に設けておき、通常は、デバイス管理サーバが定期的または必要に応じて各デバイスにアクセスし、各デバイスの既設定データを収集する。そして、本発明の設定データ伝送プログラムに従った処理を実行するコンピュータが、既設定データ取得手順において、既設定データを取得する際には、コンピュータが個々のデバイスに問い合わせるのではなく、デバイス管理サーバに対して問い合わせを行い、これにより、ネットワーク上に存在するデバイスの既設定データをデバイス管理サーバから間接的に取得する。このようなデバイス管理サーバを設けた場合、デバイスに対して設定変更がなされた直後は、デバイス管理サーバ側の変更に多少のタイムラグがあるおそれもあるので、この点では、上述の如く設定対象デバイスから既設定データを直接取得する方が望ましい。ただし、デバイス毎に既設定データを取得するためのアクセス方法(プロトコル)が異なるような場合には、デバイス管理サーバを設けることにより、コンピュータが個々のデバイスに対するアクセス方法の相違を意識しなくてもよくなるので、コンピュータの負荷を軽減することが可能であるといった利点はある。
また、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記既設定データ取得手順は、前記設定対象デバイス選択手順を終えることによって前記設定対象デバイスが確定した後、前記比較手順に移行する前に、前記ネットワークを介して前記設定対象デバイスから最新の前記既設定データを取得する手順であると望ましい。
このような手順を採用すれば、例えば、設定対象デバイス選択手順を終える前に、いくつかの設定対象デバイスから既設定データを取得していたとしても、設定対象デバイス選択手順を終えることによって設定対象デバイスが確定した後、比較手順に移行する前には、あらためて設定対象デバイスから最新の既設定データが取得されるので、比較手順に移行する直前に、設定対象デバイスに対する設定変更がなされていたとしても、その設定変更後の既設定データを取得することができ、比較結果表示手順において正しい比較結果を表示することができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、前記既設定データ取得手順が、前記設定対象デバイスから前記既設定データを取得できなかった場合に、その旨を示すエラー情報を表示するエラー情報表示手順をコンピュータに実行させるように構成されていると望ましい。
このような手順を採用すれば、利用者は、設定対象デバイスから既設定データを取得できなかったことを知ることができるので、例えば、設定対象デバイスの電源を投入したり接続状態を確認するなど、新設定データの伝送を行うに当たって問題となる障害を事前に取り除くような対処ができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、利用者からの指示に従って、前記設定対象デバイス選択手順において選択された前記設定対象デバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスの選択を解除する選択解除手順をコンピュータに実行させるように構成されていると望ましい。
このような手順を採用すれば、選択解除手順において、利用者は、設定対象デバイス選択手順において選択済みの設定対象デバイスの中から、1以上の設定対象デバイスの選択を解除することができるので、一旦は選択したものの、不要であると判断したデバイスについては、任意に設定対象から外すことができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記比較結果表示手順は、前記比較結果として、前記既設定データと前記新設定データとでどこが異なるのかを表示可能な手順であると望ましい。
このような手順を採用すれば、利用者は、単に既設定データと新設定データとが相違するということのみではなく、どこが異なるのかを具体的に知ることができるので、所期の設定変更がなされることになるのかどうかを、より正確に知ることができる。なお、この比較結果表示手順においては、既設定データと新設定データとでどこが異なるのかを、最初から画面上に表示しても構わないが、この他にも、まず第1の画面を表示して、第1の画面上に、既設定データと新設定データとが相違するということのみを表示し、続いて利用者の指示があれば第2の画面を表示し、第2の画面上に、既設定データと新設定データとでどこが異なるのかを表示するようにしてもよい。このようにすると、既設定データと新設定データとでどこが異なるのかを表示するに当たって、利用者にとっては第2の画面を表示するための指示を与える手間が増えることにはなるが、単に既設定データと新設定データとが相違するということのみわかればよいケースが多い場合には、情報過多にならないので、通常の簡潔な情報表示と必要な場合の詳細な情報表示とを両立させることができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、利用者からの指示に従って、前記設定対象デバイスの中から、個別設定の対象となる1以上の個別設定対象デバイスを選択する個別設定対象デバイス選択手順と、前記個別設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする個別設定データを決定する個別設定データ決定手順とを、コンピュータに実行させるように構成されていてもよく、この場合、前記新設定データ伝送手順は、前記個別設定対象デバイスに対しては、前記個別設定データ決定手順において決定された前記個別設定データを伝送する一方、前記個別設定対象デバイス以外の前記設定対象デバイスに対しては、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データを伝送する手順とされていると望ましい。
このような手順を採用すれば、設定対象デバイスに対して新設定データを伝送する際に、一部のデバイスだけ例外的に、新設定データとは異なる設定データを送信したい場合でも、そのようなデバイスについては、個別設定対象デバイス選択手順において、個別設定対象デバイスとして選択するとともに、個別設定データ決定手順において、個別設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする個別設定データを決定しておくことにより、新設定データ伝送手順において、個別設定対象デバイスに対しては個別設定データを伝送する一方、個別設定対象デバイス以外の設定対象デバイスに対しては新設定データを伝送することができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1台の代表デバイスを選択する代表デバイス選択手順と、前記代表デバイスに対して既に設定されている代表設定データを取得する代表設定データ取得手順とを、コンピュータに実行させるように構成されていて、前記新設定データ決定手順は、前記代表設定データ取得手順において取得した前記代表設定データを、そのまま前記新設定データと決定するか、利用者からの指示に従って一部を変更して前記新設定データと決定する手順であると望ましい。
このような手順を採用すれば、代表デバイスと同じ設定または代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを設定対象デバイスに対して伝送したい場合に、そのような設定を手入力などで構成しなくても済むので、利便性が高い。
また、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記比較手順、前記比較結果表示手順、および前記新設定データ伝送手順は、前記設定対象デバイス選択手順において利用者が前記代表デバイスを前記設定対象デバイスとして選択しなくても、前記代表デバイスを前記設定対象デバイスの一つとして処理するように構成されていると望ましい。
このような手順を採用すれば、代表デバイス自体も設定データを伝送する対象になるので、例えば、代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを、設定対象デバイスに対して伝送する場合に、代表デバイスにも設定変更を反映させることができる。
あるいは、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記設定対象デバイス選択手順は、前記代表デバイスについても前記設定対象デバイスの一つとして選択可能な手順であり、前記比較手順、前記比較結果表示手順、および前記新設定データ伝送手順は、前記設定対象デバイス選択手順において利用者が前記代表デバイスを前記設定対象デバイスとして選択した場合に、前記代表デバイスを前記設定対象デバイスの一つとして処理するように構成されていても望ましい。
このような手順を採用すれば、設定対象デバイス選択手順において、代表デバイスについても設定対象デバイスの一つとして選択しておくことにより、代表デバイス自体も設定データを伝送する対象になるので、例えば、代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを、設定対象デバイスに対して伝送する場合に、代表デバイスにも設定変更を反映させることができる。しかも、代表デバイスについても設定対象デバイスの一つとして選択するか否かは、利用者からの指示に従って決まるので、代表デバイスに設定データを伝送したくない場合は、そのような選択も簡単に行うことができる。
以上のように代表デバイスへのデータ伝送を行う構成の場合、前記新設定データ決定手順は、前記設定対象デバイスに対して伝送しようとする設定対象デバイス用データと、前記代表デバイスのみに対して伝送しようとする代表デバイス用データとを含む前記新設定データを決定する手順であってもよく、前記新設定データ伝送手順は、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データのうち、前記設定対象デバイス用データを前記設定対象デバイスに対して伝送するとともに、前記代表デバイス用データを前記代表デバイスのみに対して伝送する手順であると望ましい。
より具体的には、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記新設定データ伝送手順は、複数の前記設定対象デバイス共通の設定項目に設定される前記設定対象デバイス用データを前記設定対象デバイスに対して伝送するとともに、前記代表デバイス固有の設定項目に設定される前記代表デバイス用データを前記代表デバイスのみに対して伝送する手順であると望ましい。
このような手順を採用すれば、代表デバイス以外の設定対象デバイスには、設定対象デバイス用データのみを新設定データとして伝送することができ、代表デバイスには、設定対象デバイス用データおよび代表デバイス用データの双方を、設定データとして伝送することができるので、複数の設定対象デバイス共通の設定項目については設定対象デバイス用データ、代表デバイス固有の設定項目については代表デバイス用データとあらかじめ分類しておくことで、複数の設定対象デバイス共通の設定項目と代表デバイス固有の設定項目とを意識して別々に伝送しなくても済む。
また、代表デバイスへのデータ伝送を行う手順としては、前記新設定データ伝送手順とは別に、利用者からの指示を受けて、前記新設定データを前記代表デバイスのみに対して伝送する代表デバイス宛新設定データ伝送手順を、コンピュータに実行させるように構成されていてもよく、前記設定対象デバイスに前記代表デバイスが含まれている場合で、且つ、前記新設定データ伝送手順において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられた場合にのみ、前記代表デバイス宛新設定データ伝送手順をコンピュータに実行させると望ましい。
このような手順を採用すれば、設定対象デバイスに代表デバイスが含まれている場合、新設定データ伝送手順において新設定データが伝送された後に新設定データに変更が加えられたら、コンピュータは、代表デバイス宛新設定データ伝送手順を実行するので、少なくとも代表デバイスについては、設定対象デバイスに対して伝送された新設定データに対して加えられた変更をも反映した最新の新設定データを伝送することができる。
この場合、さらに、前記代表デバイス宛新設定データ伝送手順は、前記設定対象デバイスに前記代表デバイスが含まれている場合で、且つ、前記新設定データ伝送手順において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられた場合にのみ、利用者からの指示を受ける状態となる一方、前記新設定データ伝送手順において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられていない場合には、利用者からの指示を受けない状態となると望ましい。
このような手順を採用すれば、設定対象デバイスに対して伝送された新設定データに対してさらに変更が加えられている場合、利用者からの指示を受ける状態となる一方、そのような変更が加えられていない場合には、利用者からの指示を受けない状態となるので、利用者は、利用者からの指示を受ける状態となったか否かで、設定対象デバイスに対して伝送された新設定データに対してさらに変更が加えられているか否かを判断でき、必要があれば、さらに変更が加えられた最新の新設定データを、代表デバイスに伝送することができる。
一方、以上のように代表デバイスへのデータ伝送を行うものの他、本発明の設定データ伝送プログラムは、前記比較手順、前記比較結果表示手順、および前記新設定データ伝送手順は、前記代表デバイスについては前記設定対象デバイスとして処理しないように構成されていてもよい。
このような手順を採用すれば、代表デバイスについては設定変更をいっさい加えず、且つ、設定対象デバイスについては、代表デバイスと同じ設定または代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを設定対象デバイスに対して伝送したい場合に、確実に代表デバイスの設定を保護することができる。
さらに、本発明の設定データ伝送プログラムは、前記比較結果表示手順において表示された前記比較結果をログとして保存するログ保存手順をコンピュータに実行させるように構成されていても望ましい。
このような手順を採用すれば、後からログを確認することにより、どのデバイスにおいて設定変更がなされたのかを、簡単に確認することができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者からキャンセル指示を受けたら、前記設定対象デバイス選択手順に戻るように構成されていると望ましい。
このような手順を採用すれば、比較結果表示手順において比較結果を表示した後、その比較結果に問題があれば、利用者はキャンセル指示を与えることができ、その場合、設定対象デバイス選択手順からの処理をやり直すことができるので、利用者は簡単にデバイスの再選択を行うことができ、例えば、比較結果に問題があった場合に、設定データ伝送プログラムに基づく処理を一旦終了させざるを得ないものに比べ、操作性が改善される。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者からリフレッシュ指示を受けたら、前記既設定データ取得手順、前記比較手順、および前記比較結果表示手順を再びコンピュータに実行させるように構成されていると望ましい。
このような手順を採用すれば、比較結果表示手順において比較結果を表示した後、例えば、その比較結果からデバイスの電源断が判明すれば、デバイスの電源スイッチをオンにした上で、利用者はリフレッシュ指示を与えることができ、その場合、最初からデバイスの電源スイッチがオンになっていた場合と同等な比較結果を表示することができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムは、前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者からサーチ指示を受けたら、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、前記設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチする手順と、該サーチ手順において検出されたデバイスを前記設定対象デバイスとして選択する手順とをコンピュータに実行させてから、前記既設定データ取得手順、前記比較手順、および前記比較結果表示手順を再びコンピュータに実行させるように構成されていると望ましい。
このような手順を採用すれば、比較結果表示手順において比較結果を表示した後、さらにネットワークを介して接続されたデバイスの中に、設定対象デバイスとなり得るデバイスが存在しそうな場合に、そのようなデバイスを検出することができ、その場合、新たに検出したデバイスについても、最初から選択していたデバイスと同等な比較結果を表示することができる。
また、本発明の設定データ伝送プログラムにおいて、前記設定対象デバイス選択手順は、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、前記設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチするサーチ手順と、利用者が任意に指定したデバイスを追加する追加手順とを有し、前記サーチ手順において検出されたデバイスと前記追加手順において追加されたデバイスを、前記設定対象デバイスとして選択する手順とされていると望ましい。
このような手順を採用すれば、設定対象デバイス選択手順において、デバイスの選択を行うに当たっては、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチすることも、利用者が任意に指定したデバイスを追加することもできるので、例えば、何らかの原因でサーチできなかったデバイスが存在すれば、利用者が任意に指定して追加するようなことも可能となる。
さて次に、本発明の設定データ伝送装置は、ネットワークを介して接続されたデバイスに対して、前記ネットワーク経由で設定データを伝送可能で、設定対象となる設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送可能な設定データ伝送装置であって、前記設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する新設定データ決定手段と、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスを選択する設定対象デバイス選択手段と、前記設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記既設定データを取得する既設定データ取得手段と、前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データと、前記既設定データ取得手段によって取得された前記既設定データとを比較する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれの前記既設定データについて前記新設定データとの比較を行う比較手段と、前記比較手段によって得られた比較結果を表示する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記比較結果を表示する比較結果表示手段と、前記比較結果表示手段によって前記比較結果を表示した後、利用者から指示を受けたら、前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データを、前記設定対象デバイスに対して伝送する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ前記新設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送する新設定データ伝送手段とを備えたことを特徴とする。
このような設定データ伝送装置であれば、先に説明した設定データ伝送プログラムに従った処理を実行するコンピュータと同等な作用、効果を奏する。
すなわち、この設定データ伝送装置において、新設定データ決定手段は、設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する。また、設定対象デバイス選択手段は、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の設定対象デバイスを選択し、設定対象デバイス選択手段によって設定対象デバイスが選択されたら、既設定データ取得手段は、設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する。こうして、新設定データおよび既設定データが確定したら、比較手段は、新設定データと既設定データとを比較し、その比較結果が比較結果表示手段によって表示される。設定対象デバイスが複数存在する場合、比較手段は、複数の設定対象デバイスそれぞれの既設定データについて新設定データとの比較を行い、比較結果表示手段は、複数の設定対象デバイスそれぞれについて比較結果を表示する。これにより、利用者は、複数の設定対象デバイスそれぞれについて、新設定データと既設定データとが相違するのか否かなど、比較結果を知ることができる。
そして、比較結果表示手段が比較結果を表示した後、新設定データ伝送手段は、利用者から指示を受けたら、新設定データを設定対象デバイスに対して伝送する。設定対象デバイスが複数存在する場合、新設定データ伝送手段は、同じ新設定データを複数の設定対象デバイスに対して伝送する。この新設定データ伝送手段が新設定データを設定対象デバイスに対して伝送するのは、利用者から指示を受けた場合なので、利用者は、比較結果表示手段によって表示された比較結果を見た上で、新設定データを設定対象デバイスに対して伝送する旨の指示を新設定データ伝送手段に与えるべきかどうかを判断でき、そのような指示を与えなければ、新設定データが設定対象デバイスに対して伝送されることはない。
したがって、この設定データ伝送装置を利用すれば、ネットワーク上の複数のデバイスに対して新設定データを一括送信することができ、しかも、その一括送信に伴って各デバイスの設定内容に実際に変更が加えられるのかどうかを事前に確認することができる。
特に、複数のデバイスそれぞれの設定は、必ずしもすべて同じ設定になっているとは限らないため、複数のデバイスへ同じ設定データを一括送信する場合、あるデバイスでは、既設定データと新設定データが相違するものの、別のデバイスでは、既設定データと新設定データが同一になっていることがあるが、上記設定データ伝送装置を利用すれば、比較結果表示手段は、複数の設定対象デバイスそれぞれについて比較結果を表示するので、どのデバイスにおいて実質的な設定データの更新が行われるのか(あるいは更新が行われないのか)を、利用者が簡単に確認することができる。
したがって、利用者の誤操作等が原因で、誤った設定データを一括送信したような場合に、予定外のデバイスで不要な更新が行われたり、予定していたデバイスで必要な更新が行われなかったりするおそれがあるが、そのような更新状況になることも、比較結果表示手段の表示する表示結果に基づいて、利用者が事前に知ることができるので、そのような誤った設定がなされてしまうのを未然に防ぐことができる。
なお、以上説明した設定データ伝送装置は、上記設定データ伝送プログラムに従った処理を実行するコンピュータと同等に機能するものなので、設定データ伝送プログラムについて説明した望ましい手順をコンピュータに実行させた場合と同等に機能する手段を、上記設定データ伝送装置において採用できるのはもちろんである。
例えば、本発明の設定データ伝送装置において、前記既設定データ取得手段は、前記ネットワークを介して前記設定対象デバイスから前記既設定データを取得する手段であると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、設定対象デバイスから既設定データを直接取得することができるので、既設定データを設定対象デバイス以外から間接的に取得する場合に比べ、間違いなく最新の既設定データを取得することができる。
また、本発明の設定データ伝送装置において、前記既設定データ取得手段は、前記設定対象デバイス選択手段による選択がなされて前記設定対象デバイスが確定した後、前記比較手段による比較を行う前に、前記ネットワークを介して前記設定対象デバイスから最新の前記既設定データを取得する手段であると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、例えば、設定対象デバイス選択手段による選択が完了、確定する前に、いくつかの設定対象デバイスから既設定データを取得していたとしても、設定対象デバイス選択手段による設定対象デバイスの選択が完了、確定した後、比較手段での比較を行う前には、あらためて設定対象デバイスから最新の既設定データが取得されるので、比較手段での比較を行う直前に、設定対象デバイスに対する設定変更がなされていたとしても、その設定変更後の既設定データを取得することができ、比較結果表示手段は正しい比較結果を表示することができる。
また、本発明の設定データ伝送装置は、前記既設定データ取得手段が、前記設定対象デバイスから前記既設定データを取得できなかった場合に、その旨を示すエラー情報を表示するエラー情報表示手段を備えていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、利用者は、設定対象デバイスから既設定データを取得できなかったことを知ることができるので、例えば、設定対象デバイスの電源を投入したり接続状態を確認するなど、新設定データの伝送を行うに当たって問題となる障害を事前に取り除くような対処ができる。
また、本発明の設定データ伝送装置は、利用者からの指示に従って、前記設定対象デバイス選択手段において選択された前記設定対象デバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスの選択を解除する選択解除手段を備えていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、選択解除手段において、利用者は、設定対象デバイス選択手段において選択済みの設定対象デバイスの中から、1以上の設定対象デバイスの選択を解除することができるので、一旦は選択したものの、不要であると判断したデバイスについては、任意に設定対象から外すことができる。
また、本発明の設定データ伝送装置において、前記比較結果表示手段は、前記比較結果として、前記既設定データと前記新設定データとでどこが異なるのかを表示可能な手段であると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、利用者は、単に既設定データと新設定データとが相違するということのみではなく、どこが異なるのかを具体的に知ることができるので、所期の設定変更がなされることになるのかどうかを、より正確に知ることができる。なお、この比較結果表示手段においては、既設定データと新設定データとでどこが異なるのかを、最初から画面上に表示しても構わないが、この他にも、まず第1の画面を表示して、第1の画面上に、既設定データと新設定データとが相違するということのみを表示し、続いて利用者の指示があれば第2の画面を表示し、第2の画面上に、既設定データと新設定データとでどこが異なるのかを表示するようにしてもよい。このようにすると、既設定データと新設定データとでどこが異なるのかを表示するに当たって、利用者にとっては第2の画面を表示するための指示を与える手間が増えることにはなるが、単に既設定データと新設定データとが相違するということのみわかればよいケースが多い場合には、情報過多にならないので、通常の簡潔な情報表示と必要な場合の詳細な情報表示とを両立させることができる。
また、本発明の設定データ伝送装置は、利用者からの指示に従って、前記設定対象デバイスの中から、個別設定の対象となる1以上の個別設定対象デバイスを選択する個別設定対象デバイス選択手段と、前記個別設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする個別設定データを決定する個別設定データ決定手段とを備えていてもよく、この場合、前記新設定データ伝送手段は、前記個別設定対象デバイスに対しては、前記個別設定データ決定手段において決定された前記個別設定データを伝送する一方、前記個別設定対象デバイス以外の前記設定対象デバイスに対しては、前記新設定データ決定手段において決定された前記新設定データを伝送する手段とされていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、設定対象デバイスに対して新設定データを伝送する際に、一部のデバイスだけ例外的に、新設定データとは異なる設定データを送信したい場合でも、そのようなデバイスについては、個別設定対象デバイス選択手段において、個別設定対象デバイスとして選択するとともに、個別設定データ決定手段において、個別設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする個別設定データを決定しておくことにより、新設定データ伝送手段において、個別設定対象デバイスに対しては個別設定データを伝送する一方、個別設定対象デバイス以外の設定対象デバイスに対しては新設定データを伝送することができる。
また、本発明の設定データ伝送装置は、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1台の代表デバイスを選択する代表デバイス選択手段と、前記代表デバイスに対して既に設定されている代表設定データを取得する代表設定データ取得手段とを備えていて、前記新設定データ決定手段は、前記代表設定データ取得手段において取得した前記代表設定データを、そのまま前記新設定データと決定するか、利用者からの指示に従って一部を変更して前記新設定データと決定する手段であると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、代表デバイスと同じ設定または代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを設定対象デバイスに対して伝送したい場合に、そのような設定を手入力などで構成しなくても済むので、利便性が高い。
また、本発明の設定データ伝送装置において、前記比較手段、前記比較結果表示手段、および前記新設定データ伝送手段は、前記設定対象デバイス選択手段において利用者が前記代表デバイスを前記設定対象デバイスとして選択しなくても、前記代表デバイスを前記設定対象デバイスの一つとして処理するように構成されていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、代表デバイス自体も設定データを伝送する対象になるので、例えば、代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを、設定対象デバイスに対して伝送する場合に、代表デバイスにも設定変更を反映させることができる。
あるいは、本発明の設定データ伝送装置において、前記設定対象デバイス選択手段は、前記代表デバイスについても前記設定対象デバイスの一つとして選択可能な手段であり、前記比較手段、前記比較結果表示手段、および前記新設定データ伝送手段は、前記設定対象デバイス選択手段による選択の際に利用者が前記代表デバイスを前記設定対象デバイスとして選択した場合に、前記代表デバイスを前記設定対象デバイスの一つとして処理するように構成されていても望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、設定対象デバイス選択手段において、代表デバイスについても設定対象デバイスの一つとして選択しておくことにより、代表デバイス自体も設定データを伝送する対象になるので、例えば、代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを、設定対象デバイスに対して伝送する場合に、代表デバイスにも設定変更を反映させることができる。しかも、代表デバイスについても設定対象デバイスの一つとして選択するか否かは、利用者からの指示に従って決まるので、代表デバイスに設定データを伝送したくない場合は、そのような選択も簡単に行うことができる。
以上のように代表デバイスへのデータ伝送を行う構成の場合、前記新設定データ決定手段は、前記設定対象デバイスに対して伝送しようとする設定対象デバイス用データと、前記代表デバイスのみに対して伝送しようとする代表デバイス用データとを含む前記新設定データを決定する手段であってもよく、前記新設定データ伝送手段は、前記新設定データ決定手段において決定された前記新設定データのうち、前記設定対象デバイス用データを前記設定対象デバイスに対して伝送するとともに、前記代表デバイス用データを前記代表デバイスのみに対して伝送する手段であると望ましい。
より具体的には、本発明の設定データ伝送装置において、前記新設定データ伝送手段は、複数の前記設定対象デバイス共通の設定項目に設定される前記設定対象デバイス用データを前記設定対象デバイスに対して伝送するとともに、前記代表デバイス固有の設定項目に設定される前記代表デバイス用データを前記代表デバイスのみに対して伝送する手段であると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、代表デバイス以外の設定対象デバイスには、設定対象デバイス用データのみを新設定データとして伝送することができ、代表デバイスには、設定対象デバイス用データおよび代表デバイス用データの双方を、設定データとして伝送することができるので、複数の設定対象デバイス共通の設定項目については設定対象デバイス用データ、代表デバイス固有の設定項目については代表デバイス用データとあらかじめ分類しておくことで、複数の設定対象デバイス共通の設定項目と代表デバイス固有の設定項目とを意識して別々に伝送しなくても済む。
また、代表デバイスへのデータ伝送を行う手段としては、前記新設定データ伝送手段とは別に、利用者からの指示を受けて、前記新設定データを前記代表デバイスのみに対して伝送する代表デバイス宛新設定データ伝送手段を備えていてもよく、前記設定対象デバイスに前記代表デバイスが含まれている場合で、且つ、前記新設定データ伝送手段において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられた場合にのみ、前記代表デバイス宛新設定データ伝送手段を機能させると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、設定対象デバイスに代表デバイスが含まれている場合、新設定データ伝送手段において新設定データが伝送された後に新設定データに変更が加えられたら、代表デバイス宛新設定データ伝送手段が機能するので、少なくとも代表デバイスについては、設定対象デバイスに対して伝送された新設定データに対して加えられた変更をも反映した最新の新設定データを伝送することができる。
この場合、さらに、前記代表デバイス宛新設定データ伝送手段は、前記設定対象デバイスに前記代表デバイスが含まれている場合で、且つ、前記新設定データ伝送手段において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられた場合にのみ、利用者からの指示を受ける状態となる一方、前記新設定データ伝送手段において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられていない場合には、利用者からの指示を受けない状態となると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、設定対象デバイスに対して伝送された新設定データに対してさらに変更が加えられている場合、利用者からの指示を受ける状態となる一方、そのような変更が加えられていない場合には、利用者からの指示を受けない状態となるので、利用者は、利用者からの指示を受ける状態となったか否かで、設定対象デバイスに対して伝送された新設定データに対してさらに変更が加えられているか否かを判断でき、必要があれば、さらに変更が加えられた最新の新設定データを、代表デバイスに伝送することができる。
一方、以上のように代表デバイスへのデータ伝送を行うものの他、本発明の設定データ伝送装置は、前記比較手段、前記比較結果表示手段、および前記新設定データ伝送手段は、前記代表デバイスについては前記設定対象デバイスとして処理しないように構成されていてもよい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、代表デバイスについては設定変更をいっさい加えず、且つ、設定対象デバイスについては、代表デバイスと同じ設定または代表デバイスの設定の一部を変更した設定データを設定対象デバイスに対して伝送したい場合に、確実に代表デバイスの設定を保護することができる。
さらに、本発明の設定データ伝送装置は、前記比較結果表示手段によって表示された前記比較結果をログとして保存するログ保存手段を備えていても望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、後からログを確認することにより、どのデバイスにおいて設定変更がなされたのかを、簡単に確認することができる。
また、本発明の設定データ伝送装置は、前記比較結果表示手段による前記比較結果の表示の後、利用者からキャンセル指示を受けたら、再び前記設定対象デバイス選択手段が機能するように構成されていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、比較結果表示手段による比較結果の表示の後、その比較結果に問題があれば、利用者はキャンセル指示を与えることができ、その場合、設定対象デバイス選択手段による処理をやり直すことができるので、利用者は簡単にデバイスの再選択を行うことができ、例えば、比較結果に問題があった場合に、設定データ伝送装置に基づく処理を一旦終了させざるを得ないものに比べ、操作性が改善される。
また、本発明の設定データ伝送装置は、前記比較結果表示手段による前記比較結果の表示の後、利用者からリフレッシュ指示を受けたら、再び前記既設定データ取得手段、前記比較手段、および前記比較結果表示手段が機能するように構成されていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、比較結果表示手段による比較結果の表示の後、例えば、その比較結果からデバイスの電源断が判明すれば、デバイスの電源スイッチをオンにした上で、利用者はリフレッシュ指示を与えることができ、その場合、最初からデバイスの電源スイッチがオンになっていた場合と同等な比較結果を表示することができる。
また、本発明の設定データ伝送装置は、前記比較結果表示手段による前記比較結果の表示の後、利用者からサーチ指示を受けたら、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、前記設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチし、検出されたデバイスを前記設定対象デバイスとして選択してから、前記既設定データ取得手段、前記比較手段、および前記比較結果表示手段を再び機能させると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、比較結果表示手段による比較結果の表示の後、さらにネットワークを介して接続されたデバイスの中に、設定対象デバイスとなり得るデバイスが存在しそうな場合に、そのようなデバイスを検出することができ、その場合、新たに検出したデバイスについても、最初から選択していたデバイスと同等な比較結果を表示することができる。
また、本発明の設定データ伝送装置において、前記設定対象デバイス選択手段は、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、前記設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチするサーチ手段と、利用者が任意に指定したデバイスを追加する追加手段とを有し、前記サーチ手段において検出されたデバイスと前記追加手段において追加されたデバイスを、前記設定対象デバイスとして選択する手段とされていると望ましい。
このように構成された設定データ伝送装置によれば、設定対象デバイス選択手段において、デバイスの選択を行うに当たっては、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチすることも、利用者が任意に指定したデバイスを追加することもできるので、例えば、何らかの原因でサーチできなかったデバイスが存在すれば、利用者が任意に指定して追加するようなことも可能となる。
さて、上記設定データ伝送装置で採用した各手段は、単一の装置内にすべてを配置してあってもよいが、複数の装置内に分散させて配置してあってもよく、その場合、第1の装置が備える手段の出力データが第2の装置が備える手段の入力データとなるのであれば、第1の装置で得られた出力データをネットワークを介して第2の装置へと伝送して、そのネットワークシステム全体が、上記設定データ伝送装置と同等に機能するように構成してあればよく、そのように構成したシステムが、本発明の設定データ伝送システムに相当するものとなる。
すなわち、本発明の設定データ伝送システムは、ネットワークを介して接続された複数のデバイスを備えてなり、前記複数のデバイスに対して、前記ネットワーク経由で設定データを伝送可能で、設定対象となる設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送可能な設定データ伝送処理を、前記ネットワーク上の単一のノードが集中処理、または、前記ネットワーク上の複数のノードからなるノード群が分散処理するように構成されている設定データ伝送システムであって、前記単一のノードまたは前記複数のノードからなるノード群が、前記設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する新設定データ決定手段と、利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスを選択する設定対象デバイス選択手段と、前記設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記既設定データを取得する既設定データ取得手段と、前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データと、前記既設定データ取得手段によって取得された前記既設定データとを比較する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれの前記既設定データについて前記新設定データとの比較を行う比較手段と、前記比較手段によって得られた比較結果を表示する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記比較結果を表示する比較結果表示手段と、前記比較結果表示手段によって前記比較結果を表示した後、利用者から指示を受けたら、前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データを、前記設定対象デバイスに対して伝送する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ前記新設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送する新設定データ伝送手段とを備えていることを特徴とする。
このような設定データ伝送システムであれば、ネットワーク上の単一のノードまたは複数のノードからなるノード群が、上述の設定データ伝送装置が備えていた各手段を備えているので、単一のノードが集中処理するか、複数のノードからなるノード群が分散処理を行うことにより、システム全体で上述の設定データ伝送装置と同等の機能を実現でき、上述の設定データ伝送装置と同様な作用、効果を得ることができる。
なお、以上説明した設定データ伝送システムにおいても、上記設定データ伝送装置と同様の望ましい手段を採用できるのはもちろんである。
次に、本発明の実施形態について一例を挙げて説明する。
図1は、本発明の設定データ伝送システムに相当する構成を含むネットワークシステムの概略構成図である。
このネットワークシステムは、複数のパーソナルコンピュータ(以下、PCと略称する)1,1’,1”と、ルータ2と、複数のプリンタ3,4,5と、これらの機器を含む複数のノードを相互に接続するLAN(Local Area Network)7とを備えてなる。
PC1,1’,1”は、本発明でいうコンピュータに相当し、PC1を例に挙げて内部構成を説明すると、周知の通り、CPU101、ROM102、RAM103、キーボードやポインティングデバイスなどで構成される入力部105、表示部106、ハードディスクなどのストレージデバイス107、LAN7に接続するために利用されるネットワークI/F108等を備えている。また、これらのハードウェアを制御するため、PC1には、マルチタスク機能を有するOS(Operating System)が搭載されている。このようなOSの具体例としては、例えば、Windows(登録商標)、Linux(登録商標)、MacOS(登録商標)などを挙げることができる。これら各OSによって提供される各種機能は公知なので、ここでの詳細な説明は省略するが、以下の説明においては、PC1が、Windows(登録商標)によって提供される各種機能を有するとの前提で説明を続ける。PC1が備えるCPU101は、OSのマルチタスク機能により、複数のソフトウェアに基づく処理を時分割で並列に実行することができ、そのような処理の一つとして、後から詳述する設定データ伝送処理を実行するように構成されている。なお、PC1’,1”も、機能的にはPC1とほぼ同様に構成されているものなので、内部構成についての詳細な説明は省略する。
ルータ2は、ルータ2を介して接続された一方のネットワークから他方のネットワークへデータを中継する装置である。
プリンタ3〜5は、本発明でいうデバイスに相当し、プリンタ3を例に挙げて内部構成を説明すると、CPU301、ROM302、RAM303、NVRAM304(Non Volatile RAM)、各種メッセージ等を表示するための表示部306、記録媒体に対して画像を記録する印刷部307、LAN7に接続するために利用されるネットワークI/F308等を備えている。PC1において後述する設定データ伝送処理が実行された際には、PC1がプリンタ3〜5のいずれかから設定データを取得したり、PC1からプリンタ3〜5に対して設定データが伝送されたりする。
本実施形態において、PC1とプリンタ3〜5との間で設定データをやり取りする際には、簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP:Simple Network Management Protocol)が利用され、各プリンタ3〜5には、SNMPにおいて利用される管理情報ベース(MIB;Management Information Base)が設けられている(例えば、プリンタ3の場合は、NVRAM304内のMIB311)。PC1がプリンタ3〜5のいずれかから設定データを取得する際には、PC1がプリンタ3〜5に対してSNMPによるデータ取得要求を発行し、プリンタ3〜5は、PC1からのデータ取得要求に対する応答として、プリンタ3〜5内で管理しているMIB(例えば、プリンタ3の場合はMIB311)内に格納されている設定データをPC1に提供する。また、PC1がプリンタ3〜5のいずれかに対して設定データを送信する際には、PC1がプリンタ3〜5に対して設定データを含む、SNMPによるデータ設定要求を発行し、プリンタ3〜5は、PC1からのデータ設定要求に応じて、プリンタ3〜5内で管理しているMIB(例えば、プリンタ3の場合はMIB311)内に設定データを格納する。
次に、PC1において実行される設定データ伝送処理について説明する。
本実施形態において、設定データ伝送処理としては、大別すると二種類の処理があり、一つは印刷系デバイス(=プリンタやプリンタ機能を有するMFP(Multi-Function Product;マルチファンクションプロダクト);本実施形態ではプリンタ3〜5など)自体の設定に関する処理(以下、第1の設定データ伝送処理という)、もう一つはその印刷系デバイスが備えるNIC(Network Interface Card;図1に例示したプリンタ3の場合、ネットワークI/F308)の設定に関する処理(以下、第2の設定データ伝送処理という)となっている。これら第1,第2の設定データ伝送処理を比較すると、起動のためのUI(ユーザーインターフェース)、設定対象、個々の設定項目などは、両処理で異なっているものの、処理全体の流れについては、一部を除き、両処理でほぼ同様の処理となっている。
そこで、以下の説明では、上記第1,第2の設定データ伝送処理で相違する箇所がある場合にのみ、その相違点について詳述することにし、相違点がない場合は、上記第1,第2の設定データ伝送処理を、特に区別することなく設定データ伝送処理として説明することにする。
まず、第1,第2の設定データ伝送処理それぞれを開始するまでのUIについて説明する。
第1の設定データ伝送処理を開始したい場合、利用者は、まずPC1においてデバイス設定管理ツールを起動する。すると、PC1の表示部には、図2に示すような、デバイス設定管理ツール初期画面11が表示される。このデバイス設定管理ツール初期画面11には、ネットワーク上で検出された印刷系デバイス(プリンタやMFP;本実施形態ではプリンタ3〜5など)が一覧表示される。このデバイス設定管理ツール初期画面11において、1つの印刷系デバイスを代表デバイスとして選択して、図3に示すように、デバイス設定管理ツール初期画面11内にあるメニューバー上で「Control」をクリック(=ポインティングデバイスを使って「Control」をポイントして、ポインティングデバイスが有するボタンを押す操作;以下、単にクリックという)し、そのクリックに伴って表示されるプルダウンメニューの中で、「Configure Printer」をクリックすると、図4に示すような、プリンタ設定機能初期画面13が表示される。このプリンタ設定機能初期画面13は、印刷系デバイス(プリンタやMFP)の設定を行うための画面で、プリンタ設定機能初期画面13内には、デバイス設定管理ツール初期画面11において選択した1つの印刷系デバイスに関し、現在設定されている設定内容などが表示されている。このプリンタ設定機能初期画面13において、図5に示すように、画面内にあるメニューバー上で「Config」をクリックし、そのクリックに伴って表示されるプルダウンメニューの中で、「Send Settings to Printer(s)」をクリックすると、PC1は、第1の設定データ伝送処理を開始することになる。
一方、第2の設定データ伝送処理を開始したい場合、利用者は、まずPC1において上述のデバイス設定管理ツールを起動して、上述のデバイス設定管理ツール初期画面11を表示した後、デバイス設定管理ツール初期画面11(図2参照)において、1つの印刷系デバイスを代表デバイスとして、その代表デバイスをダブルクリックするか、あるいは、その代表デバイスをクリックした上で、デバイス設定管理ツール初期画面11内にあるメニューバー上で「Control」をクリックし、そのクリックに伴って表示されるプルダウンメニューの中で、「Configure Print Server」をクリックすると、図6に示すような、NIC設定ダイアログ15が表示される。このNIC設定ダイアログ15において、画面内の「General」タブにあるSendボタン17をクリックすると、PC1は、第2の設定データ伝送処理を開始することになる。
以下、第1,第2の設定データ伝送処理を開始した後の説明については、特に断りがない限り、両処理を区別することなく設定データ伝送処理として説明を続ける。
設定データ伝送処理を開始すると、PC1は、図7に示すように、まず“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ処理を実行する(S101)。この“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ処理は、詳しくは図8に示すような処理となる。
“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ処理を開始すると、PC1は、図8に示すように、“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21(図9参照)を表示する(S201)。“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21は、図9に示すように、送信対象選択用ラジオボタン23、設定送信種類切り替え指示欄25、デバイスリスト表示欄27、Searchボタン29、Removeボタン31、Addデバイス入力テキストボックス33、Addボタン35、OKボタン37、Cancelボタン39などを備えた画面である。初期表示状態では、送信対象選択用ラジオボタン23は“Current Printer”にセットされ、設定送信種類切り替え指示欄25、デバイスリスト表示欄27、Searchボタン29、Removeボタン31、Addデバイス入力テキストボックス33、Addボタン35は、全てグレーアウト表示(=利用者が操作できないことを示す表示状態;以下同様)となっている。また、処理内容の詳細については後述するが、利用者が送信対象選択用ラジオボタン23を“Multiple Printers”にした場合、図10に示すように、設定送信種類切り替え指示欄25、デバイスリスト表示欄27、Searchボタン29、Addデバイス入力テキストボックス33、Addボタン35のグレーアウト表示は解除される。グレーアウト表示が解除された場合、設定送信種類切り替え指示欄25においては、1:Send all Current Values、2:Send all Update Values、3:Send Current and Update Values、以上3つの選択肢のうち、いずれかを選択できるようになる。さらに、後述する処理の中で、デバイスリスト表示欄27に1以上の印刷系デバイス(以下、単にデバイスという)が表示された(選択状態とされた)場合に、Removeボタン31のグレーアウト表示は解除される。
以上のような“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21を表示したら、続いて、PC1は、“Send Settings to Printer(s)”のデバイスリスト(デバイスリスト表示欄27の内容)を表示する(S203)。初期表示状態では、上述の通り、デバイスリスト表示欄27はグレーアウト表示となっており、実際には表示を行わない(図9参照)。また、後述の処理で、利用者が送信対象選択用ラジオボタン23を“Multiple Printers”にした場合、グレーアウト表示は解除され、デバイスの検索が自動的に実施される。デバイスの検索で検出されたデバイスに関する情報はデバイスリストに登録され、その情報がデバイスリスト表示欄27に表示されることになる(図10参照)。
S203の処理を終えたら、PC1は、“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21のボタンとキーの入力を受け付ける(S205)。ここで、利用者は、PC1の入力部を利用し、送信対象選択用ラジオボタン23の切り替え入力、設定送信種類切り替え指示欄25の切り替え入力、Addデバイス入力テキストボックス33へのアドレス入力、Searchボタン29、Removeボタン31、Addボタン35、OKボタン37、またはCancelボタン39の押下操作などを行うことができる。
そして、S205の処理において、Addデバイス入力テキストボックス33へのアドレス入力が行われていた場合(S207:YES)、Addデバイス入力テキストボックス33への文字列入力に関する処理を行い(S209)、S205の処理へと戻る。
また、S205の処理において、Addデバイス入力テキストボックス33へのアドレス入力ではなく(S207:NO)、Addボタン35が押されていた場合は(S211:YES)、S207の処理にてAddデバイス入力テキストボックス33にアドレスを入力することによって指定されたデバイスについて、デバイスリストに追加する処理を実行する(S213)。このS213の処理は、詳しくは図11に示すような処理となる。
すなわち、PC1は、図11に示すように、まず、Addデバイス入力テキストボックス33に入力されたアドレスを持つデバイスからノード名、ロケーション等の情報を取得する(S301)。ここで、情報の取得に成功した場合は(S303:YES)、デバイスリストにデバイスを追加する(S305)。その結果、デバイスリスト表示欄27には、Addデバイス入力テキストボックス33に入力されたアドレスを持つデバイスについての情報が追加表示される。一方、S301の処理で、情報の取得に失敗した場合は(S303:NO)、通信エラーのメッセージボックスを表示してRetry/Cancelボタンの入力を待つ(S307)。ここで、利用者がRetry/Cancelボタンのいずれかを押下するとS307の処理を抜け、Retryボタンが入力された場合は(S309:Retry)、S301の処理へと戻る。そして、S305の処理を終えるか、S307の処理においてCancelボタンが入力されていた場合は(S309:Cancel)、図11に示した処理を終了し、これにより、図8に示したS213の処理を終えることになるので、S203の処理へと戻る。
また、S205の処理において、Addボタン35が押されたのではなく(S211:NO)、Removeボタン31が押されていた場合は(S215:YES)、デバイスリストから指定デバイスを削除して(S217)、S203の処理へと戻る。削除するデバイスの指定は、Removeボタン31を押す前にデバイスリスト表示欄27において行われ、Removeボタン31を押すと、デバイスリスト表示欄27において指定されていたデバイスが、デバイスリスト表示欄27から削除される。
また、S205の処理において、Removeボタン31が押されたのではなく(S215:NO)、Searchボタン29が押されていた場合は(S219:YES)、ネットワーク上のデバイスの検索を実行し、デバイスリストを更新する(S221)。より具体的には、PC1は、SNMPを利用して、デバイスからの応答を要求するパケットをブロードキャストして、数秒間応答を待つ。ここで、ネットワーク上のデバイスの中に、上記パケットに対する応答を返すことができるデバイスが存在する場合、そのデバイスは応答を返す。また、上記パケットに対する応答を返すことができないデバイスは、受信したパケットを単に破棄する。したがって、PC1は、パケットに対する応答を取得し、この応答を返したデバイスについて、本システムによる設定対象となるデバイスと認識してデバイスリストを更新し、デバイスリスト表示欄27に追加表示する。そして、S221の処理を終えたら、S203の処理へと戻る。なお、このS221の処理では、利用者が望まないデバイスまで追加されることがあるが、その場合は、上述したRemoveボタン31を利用して不要なデバイスについて削除(選択の解除)を行えばよい。
また、S205の処理において、Searchボタン29が押されたのではなく(S215:NO)、送信対象選択用ラジオボタン23および設定送信種類切り替え指示欄25を利用して設定送信種類の切り替え操作が行われた場合は(S223:YES)、設定送信の種類を変更して、その変更に合わせてダイアログ21内のグレーアウト状態等も変更し、ダイアログ21内の再表示を行う(S225)。そして、必要に応じてデバイスの検索とデバイスリストの更新を行う(S227)。このS227の処理は、詳しくは図12に示すような処理となる。
すなわち、PC1は、図12に示すように、まず、送信対象選択用ラジオボタン23で、“Multiple Printers”が選択されていば(S401:YES)、デバイスリスト作成済みでない場合は(S403:NO)、デバイスの検索を行って、新たにデバイスリストを作成し(S405)、既にデバイスリスト作成済みである場合は(S403:YES)、S405の処理をスキップする。そして、設定送信種類切り替え指示欄25において“Send all Current Values”が指定されておらず(S407:NO)、且つ、“Send Current and Update Values”も指定されていない場合(S409:NO)、“Send all Update Values”が指定されていることになるので、デバイスリスト内のカレントデバイス(=第1,第2の設定データ伝送処理それぞれを開始するまでのUIで選択した代表デバイス)を示すエントリを有効とする(S411)。このS411の処理により、デバイスリスト内で有効とされたエントリは、以後、表示や設定送信などの処理を行う際に、処理対象とされることになる。また、設定送信種類切り替え指示欄25において“Send all Current Values”が指定されておらず(S407:NO)、且つ、“Send Current and Update Values”が指定されていた場合(S409:YES)、カレントデバイスに対して未反映の更新設定値があるかどうかをチェックする(S413)。ここで、未反映の更新設定値があれば(S413:YES)、デバイスリスト内のカレントデバイス(=代表デバイス)を示すエントリを有効とし(S411)、未反映の更新設定値がなければ(S413:NO)、デバイスリスト内のカレントデバイス(=代表デバイス)を示すエントリを無効とする(S415)。このS415の処理により、デバイスリスト内で無効とされたエントリは、以後、表示や設定送信などの処理を行う際に、処理対象から除外されることになる。また、設定送信種類切り替え指示欄25において“Send all Current Values”が指定されていれば(S407:YES)、デバイスリスト内のカレントデバイス(=代表デバイス)を示すエントリを無効とする(S415)。一方、S401の処理において、送信対象選択用ラジオボタン23で、“Multiple Printers”が選択されていなければ(S401:NO)、“Current Printer”が選択されていることになるので、デバイスリストを削除する(S417)。こうして図12中にあるS411,S415,S417の処理のいずれかを終えると、図12に示した処理を終え、その結果、図8に示したS227の処理を終えたことになるので、S203の処理へと戻る。
また、S205の処理において、設定送信種類の切り替え操作が行われておらず(S223:NO)、OKボタン37が押された場合(S229:YES)、あるいはCancelボタン39が押された場合は(S229:NO,S231:YES)、“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21の表示を消去する(S233)。OKボタン37は、処理の続行を指示するボタンであり、Cancelボタン39は、処理の中止を指示するボタンであるが、ここで処理続行を指示したか処理中止を指示したかは、後述するS103の処理で参照されることになる。なお、S205の処理において、Cancelボタン39が押されていない場合は(S231:NO)、有効な操作がなされていないことになるので、そのままS205の処理へと戻る。
こうして図8中にあるS233の処理を終えると、図8に示した“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ処理を終了し、その結果、図7に示したS101の処理を終えたことになるので、続いて、PC1は、図7に示した通り、上述のS205の処理においてOKボタン37が押されたのか否かを判断する(S103)。ここで、OKボタン37が押されていなかった場合は(S103:NO)、Cancelボタン39が押されていたことになるので、以降の処理は中止して、そのまま設定データ伝送処理を終えることになる。
一方、OKボタン37が押されていた場合は(S103:YES)、送信実行確認ダイアログ処理を実行する(S105)。この送信実行確認ダイアログ処理は、詳しくは図13に示すような処理となる。
送信実行確認ダイアログ処理を開始すると、PC1は、図13に示すように、送信実行確認ダイアログ41(図14参照)を表示する(S501)。送信実行確認ダイアログ41は、デバイスへ設定データを送信した場合に設定変更がなされるか否かを示す情報や、デバイスが現在通信可能な状態にあるか否かを示す情報などを表示するためのダイアログで、図14に示すように、デバイスリスト表示欄43、Searchボタン45、Refreshボタン47、Removeボタン49、Cancelボタン51、Sendボタン53などを備えた画面となっている。ただし、図14中、デバイスリスト表示欄43内の個々の情報は、後述するS505の処理において表示されることになる。
送信実行確認ダイアログ41を表示したら、続いて、PC1は、デバイスの設定値取得処理を実行する(S503)。このS503の処理は、詳しくは図15に示すような処理となる。
すなわち、PC1は、図15に示すように、まず、設定値取得中デバイスを示す番号を初期化する(S601)。この設定値取得中デバイスを示す番号は、デバイスリスト(=初期値は、先に説明した“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ処理にて生成されたデバイスリスト。ただし、後述の処理で更新されることもあり。)内のエントリを先頭から順に処理するための指標として用いられる変数であり、S601の処理では、例えば、デバイスリスト内の先頭エントリを指し示すため、設定値取得中デバイスを示す番号iがi=1として初期化される。続いて、PC1は、全デバイス処理済みか否かを判断する(S603)。ここでは、例えば、全デバイスがn台ある場合、上述の設定値取得中デバイスを示す番号iがi≦nか否かを判断すればよい。S603の処理で、全デバイス処理済みでないと判断された場合(S603:NO)、設定値取得中デバイスから設定値を取得する(S605)。ここで、設定値取得中デバイスとは、デバイスリスト内にあるn台のデバイスのうち、デバイスリスト中でi番目(iは設定値取得中デバイスを示す番号)のエントリに対応するデバイスのことである。設定値取得中デバイスからの設定値の取得は、具体的には、SNMPプロトコルを利用し、PC1が設定値取得中デバイスに対してデータ取得要求を発行し、設定値取得中デバイスが、PC1からのデータ取得要求に対する応答として、設定値取得中デバイスが内部的に管理しているMIB(例えば、プリンタ3の場合はMIB311)内に格納されている設定データをPC1に提供する。また、各デバイスから設定値を取得する設定項目は、先に説明した“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21の設定送信種類切り替え指示欄25にて選択された設定送信の種類に応じて変わる。具体的には、設定送信の種類が“Send all Current Values”または“Send Current and Update Values”の場合は、全ての設定項目(但し、デバイスで設定可能な全項目ではなく、本設定データ伝送処理での設定対象としてデバイスのモデル毎にあらかじめ決められているいくつかの項目すべて)、“Send all Update Values”の場合は実際に更新する予定になっている設定項目、以上の設定項目について設定値が取得される。PC1では、設定値取得中デバイスから設定値を取得できたか否かを判断し(S607)、設定値を取得できた場合は(S607:YES)、設定値をデバイスリストに(=デバイスリスト内の該当デバイスエントリに)登録する(S609)。このとき、取得した設定値が送信しようとしている設定値と全て一致するなら“Identical”、一部でも相違するなら“Change”、以上いずれかの状態情報も併せてデバイスリストに登録する。また、設定値を取得できなかった場合は(S607:NO)、エラー情報をデバイスリストに(=デバイスリスト内の該当デバイスエントリに)書き込む(S611)。具体的には、上述の状態情報(“Identical”または“Change”)の代わりに、状態情報として“Connection Error”を登録する。そして、S609またはS611いずれかの処理を終えたら、設定取得中デバイスを示す番号を更新して(S613)、S603の処理へと戻る。S613の処理は、例えば、設定値取得中デバイスを示す番号iを1だけカウントアップする処理となる。こうしてS603〜S613の処理を繰り返すと、デバイスリスト内のエントリが順に処理されて最終的に全デバイスが処理されるので、S603の処理において全デバイス処理済みとの判断がなされ(S603:YES)、図15に示した処理を終了し、これにより、図13に示したS503の処理を終えることになる。なお、上記S603〜S613の処理では、1からnまでカウントアップされる変数iを指標として用いたが、デバイスリスト内のデバイスエントリを順に指定する方法は任意であり、たとえばリスト内の各デバイスエントリをメモリ上のアドレス値で指し示すポインタ変数等を使っても構わない。
こうしてS503の処理を終えたら、引き続いて、PC1は、図13に示すように、送信実行確認ダイアログ41のデバイスリストを表示する(S505)。このS505の処理により、図14中のデバイスリスト表示欄43内には、個々のデバイスに関する情報が表示され、各デバイス毎に上述のS609またはS611いずれかの処理でデバイスリストに登録された状態情報(“Identical”/“Change”/“Connection Error”)が表示される。
続いて、PC1は、送信実行確認ダイアログ41のボタン入力を受け付ける(S507)。ここで、利用者は、PC1の入力部を利用し、Searchボタン45、Refreshボタン47、Removeボタン49、Cancelボタン51、またはSendボタン53の押下操作などを行うことができる。
そして、S507の処理において、Removeボタン49が押されていた場合は(S509:YES)、デバイスリストから指定デバイスを削除して(S511)、S505の処理へと戻る。削除するデバイスの指定は、Removeボタン49を押す前にデバイスリスト表示欄43において行われ、Removeボタン49を押すと、デバイスリスト表示欄43において指定されていたデバイスが、デバイスリスト表示欄43から削除される。なお、Removeボタン49は初期表示状態でグレーアウト表示となっているが(図14参照)、図16に示すように、デバイスリスト表示欄43において削除するデバイスが指定された(選択状態とされた)場合に、Removeボタン49のグレーアウト表示は解除される。
また、S507の処理において、Removeボタン49が押されたのではなく(S509:NO)、Refreshボタン47が押されていた場合は(S513:YES)、S503の処理へと戻る。これにより、再びS503のデバイスの設定値取得処理が実行され、デバイスリスト表示欄43内の情報が最新の情報に更新される。
また、S507の処理において、Refreshボタン47が押されたのではなく(S513:NO)、Searchボタン45が押されていた場合は(S515:YES)、ネットワーク上のデバイスの検索を実行し、デバイスリストを作り直す(S517)。より具体的には、PC1は、SNMPを利用して、デバイスからの応答を要求するパケットをブロードキャストして、数秒間応答を待つ。ここで、ネットワーク上のデバイスの中に、上記パケットに対する応答を返すことができるデバイスが存在する場合、そのデバイスは応答を返す。また、上記パケットに対する応答を返すことができないデバイスは、受信したパケットを単に破棄する。したがって、PC1は、パケットに対する応答を取得し、この応答を返したデバイスについて、本システムによる設定対象となるデバイスと認識してデバイスリストを作り直し、デバイスリスト表示欄43内の情報を再表示する。このS517の処理を終えたら、S503の処理へと戻る。なお、このS517の処理では、利用者が望まないデバイスまで追加されることがあるが、その場合は、上述したRemoveボタン49を利用して不要なデバイスについて削除(選択の解除)を行えばよい。
また、S507の処理において、Searchボタン45が押されたのではなく(S515:NO)、Sendボタン53が押されていた場合は(S519:YES)、上述の状態情報(“Identical”/“Change”/“Connection Error”)を含むデバイスリストの内容を、ログファイルとして記録し(S521)、送信実行確認ダイアログ41の表示を消去して(S523)、送信実行確認ダイアログ処理を終了する。
また、S507の処理において、Sendボタン53が押されたのではなく(S519:NO)、Cancelボタン51が押されていた場合は(S527:YES)、送信実行確認ダイアログ41の表示を消去して(S523)、送信実行確認ダイアログ処理を終了する。
つまり、Sendボタン53が押されていた場合、Cancelボタン51が押されていた場合、いずれの場合とも、S523の処理を実行した上で、送信実行確認ダイアログ処理を終了することになるが、Sendボタン53が押されていた場合は、S521の処理が実行されるのに対し、Cancelボタン51が押されていた場合は、S521の処理が実行されないことになる。なお、Sendボタン53は、処理の続行を指示するボタンに相当し、Cancelボタン51は、処理の中止を指示するボタンであるが、ここで処理続行を指示したか処理中止を指示したかは、後述するS107の処理で参照されることになる。
ところで、S507の処理において、Cancelボタン51が押されてたのではなく(S527:NO)、デバイスリスト表示欄43内の1デバイスがダブルクリックされてもいない場合は(S529:NO)、有効な操作がなされていないことになるので、そのままS507の処理へと戻る。一方、デバイスリスト表示欄43内に表示されたデバイスのうち、いずれかがダブルクリックされていた場合(S529:YES)、PC1は、設定変更内容詳細ウィンドウ処理を実行する。
この設定変更内容詳細ウィンドウ処理は、ダブルクリックされた特定のデバイスについて個別設定を行うための処理であり、この設定変更内容詳細ウィンドウ処理の対象とされなかったデバイスについては、代表デバイスと同内容の設定データまたはこの設定データの一部を変更した設定データが、後述する処理の中で送信されるのに対し、この設定変更内容詳細ウィンドウ処理において個別設定が行われた個別設定対象デバイスについては、この設定変更内容詳細ウィンドウ処理内で設定された個別設定データが、後述する処理の中で送信されることになる。この設定変更内容詳細ウィンドウ処理は、詳しくは図17に示すような処理となる。
設定変更内容詳細ウィンドウ処理を開始すると、PC1は、図17に示すように、設定変更内容詳細ウィンドウを表示する(S701)。デバイス本体とデバイスが備えるNICとで設定項目が異なるため、デバイス本体の設定を行う第1の設定データ伝送処理と、デバイスが備えるNICの設定を行う第2の設定データ伝送処理とでは、設定変更内容詳細ウィンドウの表示内容に違いがあり、具体的には、第1の設定データ伝送処理の場合は図18に示すような設定変更内容詳細ウィンドウ55、第2の設定データ伝送処理の場合は図19に示すような設定変更内容詳細ウィンドウ57が表示される。
これら設定変更内容詳細ウィンドウ55,57において、“Item”は、設定値を送信する設定項目、“Current Value”は個別設定対象デバイスから取得した設定値、“Update Value”は設定送信により更新される設定値である。“Update Value”が空欄となっている項目は、“Current Value”と“Update Vaule”が同一であることを示している。また、デバイスリスト表示欄43において、“Connection Error”が表示されているデバイスをダブルクリックした場合も、設定変更内容詳細ウィンドウ55,57は表示されるが、その場合は、“Current Value”、“Update Vaule”ともに空欄となる。なお、これら二種類の設定変更内容詳細ウィンドウ55,57は、設定項目の内容に違いがあるだけで、機能的にはまったく同等なものである。
続いて、PC1は、マウス/キーの入力を受け付ける(S703)。このS703の処理において、設定変更内容詳細ウィンドウ55,57内にある個々の設定項目がダブルクリックされた場合、PC1は、設定値の変更が指示されたものと判断し(S705:YES)、設定値変更処理を実行する(S707)。この設定値変更処理は、詳しくは図20に示すような処理となる。
設定値変更処理を開始すると、PC1は、図20に示すように、設定値変更ダイアログを表示する(S801)。この設定値変更ダイアログは、設定変更内容詳細ウィンドウ55,57内にあるどの設定項目をダブルクリックしたかにより、表示内容の若干異なるものが表示されるが、例えば、設定変更内容詳細ウィンドウ55内にある設定項目“Paper Size”をダブルクリックした場合、図21に示すような、“Paper Size”設定用の設定値変更ダイアログ61が表示される。この設定値変更ダイアログ61は、図21に示すように、設定値選択欄63、OKボタン65、Cancelボタン67などを備えており、これらは設定項目によらず共通となっている。
このような設定値変更ダイアログを表示したら、続いて、PC1は、マウス/キーの入力を受け付ける(S803)。このS803の処理において、設定値選択欄63に表示された設定値のいずれかがクリックされたら、設定値変更入力がなされたと判断し(S805:YES)、その設定値の変更を設定値選択欄63の表示に反映させ(S807)、S803の処理へと戻る。
また、S803の処理において、設定値変更入力がなされたのではなく(S805:NO)、OKボタン65が押されていた場合は(S809:YES)、その設定値変更をデバイスリスト内の対象デバイスを示すエントリに反映する(S811)。これにより、デバイスリスト内にある個別設定対象デバイスのエントリには、個別設定データが登録されることになる。この個別設定データは、個別設定対象デバイス固有の設定であり、他の設定対象デバイスにおいて共通する設定値変更とは別に記憶される。そして、設定値変更ダイアログ61の表示を消去して(S813)、図20に示した設定値変更処理を終了する。
なお、S803の処理において、OKボタン65が押されたのではなく(S809:NO)、Cancelボタン67が押されていた場合は(S815:YES)、上述のS811の処理を実行することなく、上述のS813の処理を実行した上で、設定値変更処理を終了する。また、S803の処理において、Cancelボタン67が押されていない場合は(S815:NO)、有効な操作がなされていないことになるので、そのままS803の処理へと戻る。
以上のようにしてS801〜S813の処理を終えると、図17に示したS707の処理を終えたことになるので、引き続いて、PC1は、S707の処理において設定値が変更されたか否かを判断する(S709)。具体的には、S709の処理では、上述のS803の処理において、OKボタン65が押されたのかCancelボタン67が押されたのかを判断すればよい。そして、S707の処理において設定値が変更されていた場合は(S709:YES)、設定値変更を設定変更内容詳細ウィンドウ55,57に反映し(S711)、S703の処理へと戻り、S707の処理において設定値が変更されていなかった場合は(S709:NO)、上記S711の処理を実行することなく、S703の処理へと戻る。
一方、上記S703の処理において、設定変更内容詳細ウィンドウ55,57内にある個々の設定項目がダブルクリックされていない場合(すなわち、設定値の変更が指示されていない場合)は(S705:NO)、終了指示(例えば、ウィンドウ右上の×ボタンをクリック、Alt+F4キーの押下等)がなされたか否かを判断し(S713)、終了指示がなされていなければ(S713:NO)、有効な操作がなされていないことになるので、そのままS703の処理へと戻る。また、終了指示がなされていれば(S713:YES)、設定変更内容詳細ウィンドウ55,57を消去して(S715)、図17に示した設定変更内容詳細ウィンドウ処理を終了する。
このようにして設定変更内容詳細ウィンドウ処理を終了すると、図13に示したS531の処理を終えたことになるので、この場合、S507の処理へと戻る。
さて、以上説明したように、図13に示したS501〜S531の送信実行確認ダイアログ処理を実行し、その中でSendボタン53またはCancelボタン51が押されて、送信実行確認ダイアログ処理を終了すると、図7に示したS105の処理を終えたことになるので、引き続いてPC1は、上述のS507の処理においてSendボタン53が押されたのか否かを判断する(S107)。ここで、Sendボタン53が押されていなかった場合は(S107:NO)、Cancelボタン51が押されていたことになるので、S101の処理へと戻って、設定データ伝送処理を最初からやり直す。
一方、Sendボタン53が押されていた場合は(S107:YES)、複数デバイス設定一括送信処理を実行する(S109)。この複数デバイス設定一括送信処理は、詳しくは図22に示すような処理となる。
複数デバイス設定一括送信処理を開始すると、PC1は、図22に示すように、送信実行プログレスダイアログ71(図23参照)を表示する(S901)。送信実行プログレスダイアログ71は、処理の進捗状況を表示するためのダイアログで、図23(a)および同図(b)に示すように、プログレスバー表示欄73、Cancelボタン75などを備えた画面となっている。初期状態では、プログレスバー表示欄73は、図23(a)に示すように、プログレスバーが全く表示されていない状態になっている。
送信実行プログレスダイアログ71を表示したら、続いて、PC1は、設定値送信中デバイスを示す番号を初期化する(S903)。この設定値送信中デバイスを示す番号は、デバイスリスト内のエントリを先頭から順に処理するための指標として用いられる変数であり、S903の処理では、例えば、デバイスリスト内の先頭エントリを指し示すため、設定値送信中デバイスを示す番号iがi=1として初期化される。続いて、PC1は、全デバイス処理済みか否かを判断する(S905)。ここでは、例えば、全デバイスがn台(=デバイスリスト内のエントリがn個)ある場合、上述の設定値送信中デバイスを示す番号iがi≦nか否かを判断すればよい。S905の処理で、全デバイス処理済みでないと判断された場合(S905:NO)、上述の設定変更内容詳細ウィンドウ処理(図17参照)で、個別設定がなされたかどうかを判断する(S907)。
ここで、設定変更内容詳細ウィンドウ処理での設定変更がなされていない場合は(S907:NO)、設定送信中デバイス(デバイスリスト中のi番目のデバイス)に、全デバイス共通で更新する設定値(本発明でいう新設定データ)を送信する(S909)。具体的には、カレントデバイス(=第1,第2の設定データ伝送処理それぞれを開始するまでのUIで選択した代表デバイス)から取得した設置値をベースにして、先に説明した“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ21の設定送信種類切り替え指示欄25にて選択された設定送信の種類が、“Send all Current Values”の場合は、カレントデバイスと同じ設定データを送信し、“Send all Update Values”の場合は、カレントデバイスの元の設定データに対して更新が加えられた設定データのみを送信し、“Send Current and Update Values”の場合は、カレントデバイスの元の設定データに対して更新が加えられていない項目はカレントデバイスと同じ設定データ、カレントデバイスの元の設定データに対して更新が加えられている項目は更新後の設定データ、双方を送信する。
一方、設定変更内容詳細ウィンドウ処理での設定変更がなされていた場合は(S907:YES)、設定送信中デバイス(デバイスリスト中のi番目のデバイス)に、設定変更内容詳細ウィンドウ処理で設定された固有の更新設定値(本発明でいう個別設定データ)を送信する(S911)。
S909,S911の処理は、双方ともSNMPプロトコルを利用して実行される。具体的には、SNMPプロトコルを利用し、PC1が設定値送信中デバイスに対してデータセット要求を発行し、設定値送信中デバイスが、PC1からのデータセット要求に応じて、設定値取得中デバイスが内部的に管理しているMIB(例えば、プリンタ3の場合はMIB311)内に設定値を格納する。
続いて、PC1は、設定値送信中デバイスがカレントデバイス(代表デバイス)であるかどうかを判断し(S913)、カレントデバイスである場合は(S913:YES)、カレントデバイスに対してのみ設定すべき設定項目について変更された設定値を送信する(S915)。カレントデバイスに対してのみ設定すべき設定項目は、あらかじめ決められており、例えば、NIC設定の場合であれば、Node Name(NICのノード名)、Password(アドミニストレーターパスワード)、サービスフィルタ設定、IP Address(NICのIPアドレス)、Subnet Mask(NICのサブネットマスク)、Gateway(ゲートウェイ(ルーター)アドレス設定)、IP Config(IP取得方法の設定)、Printer E-mail Address(プリンタ/MFPに割り当てるEメールアドレス)、POP3 Account Name(Eメールサーバーアクセス時のメールボックスアカウント名)、POP3 Account Password(メールボックスアカウントに対応するパスワード)などは、NIC毎に設定すべき設定項目となるので、カレントデバイスに対してのみ設定すべき設定項目と決められている。
続いて、PC1は、Cancelボタンが入力されたか否かを判断し(S917)、Cancelボタンが入力されていなければ(S917:NO)、設定送信が成功したか否かを判断して(S919)、成功していれば(S919:YES)、デバイスリストに設定送信中デバイスへの設定送信OKという情報を書き込み(S921)、成功していなければ(S919:NO)、デバイスリストに設定送信中デバイスへの設定送信NGという情報と失敗理由を書き込む(S923)。
成功/失敗いずれかの情報を書き込んだら、続いて、設定送信中デバイスを示す番号を更新する(S925)。S925の処理は、例えば、設定値送信中デバイスを示す番号iを1だけカウントアップする処理となる。そして、送信実行プログレスダイアログ71(図23参照)のプログレスバー表示欄73に表示されるプログレスバーを更新する(S927)。具体的には、プログレスバー表示欄73に表示されるプログレスバーの長さを、次の計算式:[プログレスバーの長さ]=[プログレスバー表示欄73に表示可能なプログレスバーの最大長]*[終了台数]/[全台数]から求め、求めた長さのプログレスバーをプログレスバー表示欄73に表示する。その結果、例えば、図23(b)に示すように、プログレスバー表示欄73に現在の進捗状況を表す長さのプログレスバーが表示されることになり、その後は、S905の処理へと戻る。こうしてS905〜S927の処理を繰り返すと、デバイスリスト内のエントリが順に処理されて最終的に全デバイスが処理されるので、S905の処理において全デバイス処理済みとの判断がなされることになる(S905:YES)。なお、上記S905〜S927の処理では、1からnまでカウントアップされる変数iを指標として用いたが、デバイスリスト内のデバイスエントリを順に指定する方法は任意であり、たとえばリスト内の各デバイスエントリをメモリ上のアドレス値で指し示すポインタ変数等を使っても構わない。
S905の処理において全デバイス処理済みとの判断がなされた場合(S905:YES)、続いて、PC1は、送信実行プログレスダイアログ71の表示を消去する(S931)。そして、送信実行結果ダイアログ77を表示し(図24参照)、OKボタン81の入力を待つ(S933)。送信実行結果ダイアログ77は、図24に示すように、送信結果表示欄79、OKボタン81などを備えた画面となっている。送信結果表示欄79には、先に説明したS921の処理でデバイスリストに書き込まれた“設定送信OKという情報”、もしくは、先に説明したS923の処理でデバイスリストに書き込まれた“設定送信NGという情報”および失敗理由が表示される。なお、失敗理由としては、例えば、“Connection Error”:デバイスへの接続に失敗し設定が未完了、“Password Incorrect”:パスワードが違うため設定不可能、といったものが表示される。利用者は、送信結果表示欄79の表示内容から更新状況を確認し、必要な対処を行うことができ、送信結果表示欄79の表示が不要となれば、OKボタン81を押すことになる。そして、OKボタン81が押された場合は、送信実行結果ダイアログ77の表示を消去し(S935)、図22に示した複数デバイス設定一括送信処理を終了し、これにより、図7に示したS109の処理を終えたことになるので、設定データ伝送処理全体を終了することになる。なお、上記S917の処理において、Cancelボタンが入力されていれば(S917:YES)、この場合も、送信実行結果ダイアログ77の表示を消去し(S935)、図22に示した複数デバイス設定一括送信処理を終了するので、これにより、図7に示したS109の処理を終えたことになり、設定データ伝送処理全体を終了することになる。
ところで、以上が設定データ伝送処理についての説明であるが、上述の通り、NIC設定の場合、NIC設定ダイアログ15(図6参照)において、画面内の「General」タブにあるSendボタン17をクリックすると、PC1は、第2の設定データ伝送処理を実行することになり、その結果、設定データが伝送されることになるが、NIC設定ダイアログ15自体にも各種設定データの入力欄があり、ここで利用者が設定値を入力すると、その前に第2の設定データ伝送処理で伝送した設定値とは異なる設定値が入力されることもある。そこで、NIC設定ダイアログ表示処理では、図25に示すような処理を行っている。
すなわち、PC1は、まず、NIC設定ダイアログを表示し(S1001)、マウス/キーの入力を受け付ける状態になる(S1003)。
そして、S1003の処理において、OKボタンが押されたか否か(S1005)、Cancelボタンが押されたか否か(S1007)、Sendボタンが押されたか否か(S1009)、以上を順に判断し、Sendボタンが押されていた場合には(S1005:NO,S1007:NO,S1009:YES)、先に説明した第2の設定データ伝送処理(複数デバイス一括設定処理)を実行して、S1003の処理へと戻る。
一方、S1009の処理において、Sendボタンが押されていなかった場合には(S1009:NO)、その他のボタン処理または設定値変更処理などがなされ(S1013)、S1003の処理へと戻る。
このようなS1013の処理が行われているため、S1003の処理において、OKボタンが押されていた場合は(S1005:YES)、NIC設定ダイアログ15自体が備える入力欄に利用者が設定値を入力している可能性があり、その場合は、その設定値についても、S1011の処理とは別に、設定データをカレントデバイス(代表デバイス)に伝送する必要がある。
そこで、PC1は、NIC設定ダイアログ15自体が備える入力欄を対象にして、未反映の設定変更があるか否かを判断し(S1015)、そのような設定変更があった場合は(S1015:YES)、未反映の設定変更をカレントデバイスに送信する(S1017)。そして、NIC設定ダイアログ15の表示を消去して(S1019)、NIC設定ダイアログ表示処理を終了する。なお、S1007の処理において、Cancelボタンが押されていた場合は(S1007:YES)、NIC設定ダイアログ15の表示を消去して(S1019)、NIC設定ダイアログ表示処理を終了する。
以上説明したように、上記設定データ伝送処理によれば、代表デバイスと同じデータもしくはそのデータの一部を変更したデータである新設定データを、ネットワーク上の複数のデバイスに対して一括送信することができ、しかも、その一括送信に伴って各デバイスの設定内容に実際に変更が加えられるのかどうかを、図13に示した送信実行確認ダイアログ41を見て、事前に確認することができる。
特に、複数のデバイスそれぞれの設定は、必ずしもすべて同じ設定になっているとは限らないため、複数のデバイスへ同じ設定データを一括送信する場合、あるデバイスでは、各デバイスの既設定データと上記新設定データが相違するものの、別のデバイスでは、既設定データと新設定データが同一になっていることがあるが、上記設定データ伝送処理では、図13に示した送信実行確認ダイアログ41において、複数の設定対象デバイスそれぞれについて、更新がなされるか否かを表示するので、どのデバイスにおいて実質的な設定データの更新が行われるのか(あるいは更新が行われないのか)を、利用者が簡単に確認することができる。
したがって、利用者の誤操作等が原因で、誤った設定データを一括送信したような場合に、予定外のデバイスで不要な更新が行われたり、予定していたデバイスで必要な更新が行われなかったりするおそれがあるが、そのような更新状況になることも、送信実行確認ダイアログ41内の表示結果に基づいて、利用者が事前に知ることができるので、そのような誤った設定がなされてしまうのを未然に防ぐことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な一実施形態に限定されず、この他にも種々の形態で実施することができる。
例えば、上記実施形態においては、新設定データの元になる設定データをカレントデバイス(代表デバイス)から取得した後、カレントデバイス自体も設定対象デバイスとして選択できるように構成されていたので、カレントデバイスへの設定データ送信が不要な場合には、カレントデバイスの選択をRemoveボタン等を使って解除する必要があったが、一括送信を行う場合に、カレントデバイスについては、あらかじめ設定対象デバイスから除外されるように構成されていてもよい。
具体的には、例えば、図15に示したデバイスの設定値取得処理に対し、図26に示したS604、S615の処理を追加することにより、S605の処理によって設定値取得中デバイスから設定値を取得する前に、設定値取得中デバイスがカレントデバイスであるか否かを判断し(S604)、カレントデバイスであれば(S604:YES)、デバイスリスト内の該当デバイスエントリを無効として(S611)、S605〜S611の処理を実行することなく、S613の処理へと移行する。これにより、デバイスリスト内のカレントデバイスに該当するエントリについては、無効である旨の情報が登録される。
そして、図22に示した複数デバイス設定一括送信処理に対し、図27に示したS906の処理を追加するとともに、S913,S915の処理については削除することにより、S907〜S911の処理によって新設定データないし個別設定データの送信を行う前に、設定値送信中デバイスに該当するデバイスリスト内のエントリが無効であるか否かを判断し(S906)、無効であった場合は(S906:YES)、S907〜S911の処理を実行することなく、S917の処理へと移行する。
その結果、カレントデバイスについては、既設定データの取得処理、および新設定データないし個別設定データの送信処理が、共にスキップされることになるので、カレントデバイスについては、あらかじめ設定対象デバイスから除外されることになる。
また、上記実施形態では、印刷系デバイスの設定を例に挙げて説明したが、本発明は印刷系以外のデバイスに対する設定、例えば、スキャナ、ネットワークカメラなどの画像入力系デバイス、ファクシミリなどの画像通信系デバイス、ネットワークルータ、ネットワークポイントなどの通信経路系デバイス、ネットワークストレージなどの情報サーバ系デバイスなど、複数の装置で共通する設定値が使われる構成であれば利用することができる。
さらに、上記実施形態では、PC1だけが単独で設定データ伝送装置として機能するように構成してあったが、設定データ伝送装置を構成するのに必要な各手段を、複数のノードに分散させて配置してもよい。その場合、あるノードに配された手段の出力データが別のノードに配された手段の入力データとなるのであれば、あるノードで得られた出力データをネットワークを介して別のノードへと伝送して、そのネットワークシステム全体が、上記設定データ伝送装置と同等に機能するように構成する。これにより、ネットワークシステム内に、本発明の設定データ伝送装置と同等に機能する分散処理システム(例えば、図1中のPC1’、PC1”とPC1が分散処理する分散処理システム)を構成することができる。
本発明の設定データ伝送システムを含むネットワークシステムの概略構成図。 デバイス設定管理ツール初期画面の画面構成図。 デバイス設定管理ツール初期画面上での操作を説明するための説明図。 プリンタ設定機能初期画面の画面構成図。 プリンタ設定機能初期画面上での操作を説明するための説明図。 NIC設定ダイアログの画面構成図。 設定データ伝送処理のフローチャート。 “Send Settings to Printer(s)”ダイアログ処理のフローチャート。 “Send Settings to Printer(s)”ダイアログの画面構成図。 “Send Settings to Printer(s)”ダイアログでグレーアウトを解除した状態の画面構成図。 指定されたデバイスをデバイスリストに追加する処理のフローチャート。 デバイスの検索とデバイスリストの更新を行う処理のフローチャート。 送信実行確認ダイアログ処理のフローチャート。 送信実行確認ダイアログの画面構成図。 デバイスの設定値取得処理のフローチャート。 送信実行確認ダイアログでグレーアウトを解除した状態の画面構成図。 設定変更内容詳細ウィンドウ処理のフローチャート。 第1の設定データ伝送処理における設定変更内容詳細ウィンドウの画面構成図。 第2の設定データ伝送処理における設定変更内容詳細ウィンドウの画面構成図。 設定値変更処理のフローチャート。 設定値変更ダイアログの画面構成図。 複数デバイス設定一括送信処理のフローチャート。 送信実行プログレスダイアログの画面構成図。 送信実行結果ダイアログの画面構成図。 NIC設定ダイアログ表示処理のフローチャート。 デバイスの設定値取得処理の変形例のフローチャート。 複数デバイス設定一括送信処理の変形例のフローチャート。
符号の説明
1,1’,1”・・・パーソナルコンピュータ(PC)、2・・・ルータ、3〜5…プリンタ、7・・・LAN、101,301・・・CPU、102,302・・・ROM、103,303・・・RAM、105・・・入力部、106,306・・・表示部、107・・・ストレージデバイス、304・・・NVRAM、307・・・印刷部、108,308・・・ネットワークI/F、311・・・MIB、11・・・デバイス設定管理ツール初期画面、13・・・プリンタ設定機能初期画面、15・・・NIC設定ダイアログ、21・・・“Send Settings to Printer(s)”ダイアログ、41・・・送信実行確認ダイアログ、55,57・・・設定変更内容詳細ウィンドウ、61・・・設定値変更ダイアログ、71・・・送信実行プログレスダイアログ、77・・・送信実行結果ダイアログ。

Claims (22)

  1. ネットワークを介して接続されたデバイスに対して、前記ネットワーク経由で設定データを伝送可能で、設定対象となる設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送可能な設定データ伝送処理を、コンピュータに実行させるための設定データ伝送プログラムであって、
    前記設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する新設定データ決定手順と、
    利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスを選択する設定対象デバイス選択手順と、
    前記設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記既設定データを取得する既設定データ取得手順と、
    前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データと、前記既設定データ取得手順において取得された前記既設定データとを比較する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれの前記既設定データについて前記新設定データとの比較を行う比較手順と、
    前記比較手順において得られた比較結果を表示する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記比較結果を表示する比較結果表示手順と、
    前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者から指示を受けたら、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データを、前記設定対象デバイスに対して伝送する手順であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ前記新設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送する新設定データ伝送手順と
    をコンピュータに実行させるための設定データ伝送プログラム。
  2. 前記既設定データ取得手順は、前記ネットワークを介して前記設定対象デバイスから前記既設定データを取得する手順である
    ことを特徴とする請求項1に記載の設定データ伝送プログラム。
  3. 前記既設定データ取得手順は、前記設定対象デバイス選択手順を終えることによって前記設定対象デバイスが確定した後、前記比較手順に移行する前に、前記ネットワークを介して前記設定対象デバイスから最新の前記既設定データを取得する手順である
    ことを特徴とする請求項2に記載の設定データ伝送プログラム。
  4. 前記既設定データ取得手順が、前記設定対象デバイスから前記既設定データを取得できなかった場合に、その旨を示すエラー情報を表示するエラー情報表示手順
    をコンピュータに実行させるように構成されている請求項2または請求項3に記載の設定データ伝送プログラム。
  5. 利用者からの指示に従って、前記設定対象デバイス選択手順において選択された前記設定対象デバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスの選択を解除する選択解除手順
    をコンピュータに実行させるように構成されている請求項1〜請求項4のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  6. 前記比較結果表示手順は、前記比較結果として、前記既設定データと前記新設定データとでどこが異なるのかを表示可能な手順である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  7. 利用者からの指示に従って、前記設定対象デバイスの中から、個別設定の対象となる1以上の個別設定対象デバイスを選択する個別設定対象デバイス選択手順と、
    前記個別設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする個別設定データを決定する個別設定データ決定手順とを、コンピュータに実行させるように構成されており、
    前記新設定データ伝送手順は、前記個別設定対象デバイスに対しては、前記個別設定データ決定手順において決定された前記個別設定データを伝送する一方、前記個別設定対象デバイス以外の前記設定対象デバイスに対しては、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データを伝送する手順とされている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  8. 利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1台の代表デバイスを選択する代表デバイス選択手順と、
    前記代表デバイスに対して既に設定されている代表設定データを取得する代表設定データ取得手順とを、コンピュータに実行させるように構成されており、
    前記新設定データ決定手順は、前記代表設定データ取得手順において取得した前記代表設定データを、そのまま前記新設定データと決定するか、利用者からの指示に従って一部を変更して前記新設定データと決定する手順である
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  9. 前記比較手順、前記比較結果表示手順、および前記新設定データ伝送手順は、前記設定対象デバイス選択手順において利用者が前記代表デバイスを前記設定対象デバイスとして選択しなくても、前記代表デバイスを前記設定対象デバイスの一つとして処理するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の設定データ伝送プログラム。
  10. 前記設定対象デバイス選択手順は、前記代表デバイスについても前記設定対象デバイスの一つとして選択可能な手順であり、
    前記比較手順、前記比較結果表示手順、および前記新設定データ伝送手順は、前記設定対象デバイス選択手順において利用者が前記代表デバイスを前記設定対象デバイスとして選択した場合に、前記代表デバイスを前記設定対象デバイスの一つとして処理するように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の設定データ伝送プログラム。
  11. 前記新設定データ決定手順は、前記設定対象デバイスに対して伝送しようとする設定対象デバイス用データと、前記代表デバイスのみに対して伝送しようとする代表デバイス用データとを含む前記新設定データを決定する手順であり、
    前記新設定データ伝送手順は、前記新設定データ決定手順において決定された前記新設定データのうち、前記設定対象デバイス用データを前記設定対象デバイスに対して伝送するとともに、前記代表デバイス用データを前記代表デバイスのみに対して伝送する手順である
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載の設定データ伝送プログラム。
  12. 前記新設定データ伝送手順は、複数の前記設定対象デバイス共通の設定項目に設定される前記設定対象デバイス用データを前記設定対象デバイスに対して伝送するとともに、前記代表デバイス固有の設定項目に設定される前記代表デバイス用データを前記代表デバイスのみに対して伝送する手順である
    ことを特徴とする請求項11に記載の設定データ伝送プログラム。
  13. 前記新設定データ伝送手順とは別に、利用者からの指示を受けて、前記新設定データを前記代表デバイスのみに対して伝送する代表デバイス宛新設定データ伝送手順を、コンピュータに実行させるように構成されており、
    前記設定対象デバイスに前記代表デバイスが含まれている場合で、且つ、前記新設定データ伝送手順において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられた場合にのみ、前記代表デバイス宛新設定データ伝送手順をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする請求項8〜請求項12に記載の設定データ伝送プログラム。
  14. 前記代表デバイス宛新設定データ伝送手順は、前記設定対象デバイスに前記代表デバイスが含まれている場合で、且つ、前記新設定データ伝送手順において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられた場合にのみ、利用者からの指示を受ける状態となる一方、前記新設定データ伝送手順において前記新設定データが伝送された後に前記新設定データに変更が加えられていない場合には、利用者からの指示を受けない状態となる
    ことを特徴とする請求項13に記載の設定データ伝送プログラム。
  15. 前記比較手順、前記比較結果表示手順、および前記新設定データ伝送手順は、前記代表デバイスについては前記設定対象デバイスとして処理しないように構成されている
    ことを特徴とする請求項8に記載の設定データ伝送プログラム。
  16. 前記比較結果表示手順において表示された前記比較結果をログとして保存するログ保存手順
    をコンピュータに実行させるように構成されている請求項1〜請求項15のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  17. 前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者からキャンセル指示を受けたら、前記設定対象デバイス選択手順に戻るように構成されている請求項1〜請求項16のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  18. 前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者からリフレッシュ指示を受けたら、前記既設定データ取得手順、前記比較手順、および前記比較結果表示手順を再びコンピュータに実行させるように構成されている請求項1〜請求項17のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  19. 前記比較結果表示手順において前記比較結果を表示した後、利用者からサーチ指示を受けたら、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、前記設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチする手順と、該サーチ手順において検出されたデバイスを前記設定対象デバイスとして選択する手順とをコンピュータに実行させてから、前記既設定データ取得手順、前記比較手順、および前記比較結果表示手順を再びコンピュータに実行させるように構成されている請求項1〜請求項18のいずれかに記載の設定データ伝送プログラム。
  20. 前記設定対象デバイス選択手順は、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、前記設定対象デバイスとなり得るデバイスをサーチするサーチ手順と、利用者が任意に指定したデバイスを追加する追加手順とを有し、前記サーチ手順において検出されたデバイスと前記追加手順において追加されたデバイスを、前記設定対象デバイスとして選択する手順とされている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項19に記載の設定データ伝送プログラム。
  21. ネットワークを介して接続されたデバイスに対して、前記ネットワーク経由で設定データを伝送可能で、設定対象となる設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送可能な設定データ伝送装置であって、
    前記設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する新設定データ決定手段と、
    利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスを選択する設定対象デバイス選択手段と、
    前記設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記既設定データを取得する既設定データ取得手段と、
    前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データと、前記既設定データ取得手段によって取得された前記既設定データとを比較する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれの前記既設定データについて前記新設定データとの比較を行う比較手段と、
    前記比較手段によって得られた比較結果を表示する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記比較結果を表示する比較結果表示手段と、
    前記比較結果表示手段によって前記比較結果を表示した後、利用者から指示を受けたら、前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データを、前記設定対象デバイスに対して伝送する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ前記新設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送する新設定データ伝送手段と
    を備えたことを特徴とする設定データ伝送装置。
  22. ネットワークを介して接続された複数のデバイスを備えてなり、前記複数のデバイスに対して、前記ネットワーク経由で設定データを伝送可能で、設定対象となる設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送可能な設定データ伝送処理を、前記ネットワーク上の単一のノードが集中処理、または、前記ネットワーク上の複数のノードからなるノード群が分散処理するように構成されている設定データ伝送システムであって、
    前記単一のノードまたは前記複数のノードからなるノード群が、
    前記設定対象デバイスに対して、新たに伝送しようとする新設定データを決定する新設定データ決定手段と、
    利用者からの指示に従って、ネットワークを介して接続された複数のデバイスの中から、1以上の前記設定対象デバイスを選択する設定対象デバイス選択手段と、
    前記設定対象デバイスに対して既に設定されている既設定データを取得する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記既設定データを取得する既設定データ取得手段と、
    前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データと、前記既設定データ取得手段によって取得された前記既設定データとを比較する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれの前記既設定データについて前記新設定データとの比較を行う比較手段と、
    前記比較手段によって得られた比較結果を表示する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、複数の前記設定対象デバイスそれぞれについて前記比較結果を表示する比較結果表示手段と、
    前記比較結果表示手段によって前記比較結果を表示した後、利用者から指示を受けたら、前記新設定データ決定手段によって決定された前記新設定データを、前記設定対象デバイスに対して伝送する手段であり、前記設定対象デバイスが複数存在する場合には、同じ前記新設定データを複数の前記設定対象デバイスに対して伝送する新設定データ伝送手段と
    を備えていることを特徴とする設定データ伝送システム。
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