JP7229740B2 - 情報処理システム、制御方法およびコントローラ - Google Patents

情報処理システム、制御方法およびコントローラ Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、制御方法およびコントローラに関する。
従来、画像形成装置の稼働状況を把握して印刷ジョブのスケジューリングや消耗品の管理を行うため、SNMP等のプロトコルを用いて画像形成装置等の各種の管理対象デバイスを管理・監視する機器管理装置が数多く普及している。
ネットワークに接続された管理対象デバイスをSNMPによって管理する機器管理装置は、各管理対象デバイスが持つMIBと呼ばれる管理情報ベースから所望の情報を取得する。これにより、機器管理装置は、管理対象デバイスの機器構成や設定値、消耗品残量、ジョブ履歴等を含む機器情報の確認を行う。MIB(Management Information Base)を構成する管理対象の情報は、オブジェクト識別子(OID:Object IDentifier)と呼ばれる。機器管理装置は所望のOID単位でMIBにアクセスすることで上記の機器管理を行う。また、機器管理装置は、所定の値をOIDに書き込むことによって設定変更やシャットダウン等の機器操作をリモートで行うこともできる。
ジョブ履歴情報を管理するMIBの例としては、RFC(Request For Comment)で規定された標準MIBであるJob Monitoring MIB(JobMIB)が知られている(非特許文献1参照)。JobMIBでは、処理が完了したジョブの情報に加え、デバイスが処理中のアクティブなジョブの情報や状態も取得できる。
一方、POD(Print On Demand)等の商業印刷の分野においては、高機能化および高画質化を目的として、複合機(MFP)等の画像形成装置本体を制御するコントローラとは別に、外部コントローラを接続する構成が普及している。外部コントローラは、印刷ジョブの画像処理および管理を専用に行うコントローラであり、受信した印刷ジョブの解析を行って生成した画像データを、ネットワーク等で接続された画像形成装置に送信して出力指示を行う。これにより、画像形成装置本体では行えないような高画質の画像処理を実現している。また、上記のMIBによる機器情報を管理可能に構成されている外部コントローラも広く知られている。
上記のような画像形成装置に複数のコントローラ(制御装置)が接続されたシステムに対する機器管理装置からの機器情報取得方法については、例えば、特許文献1に示す方法が挙げられる。
特許文献1では、第1制御装置(基本制御装置)において、要求されている機器情報を第1制御装置が記憶しているか判断し、記憶していない場合は第2制御装置である拡張制御装置に要求情報を送信する。そして、第2制御装置が保持している機器情報を第1制御装置に送信し、第1制御装置は受信した拡張制御装置の機器情報を要求元である機器管理装置に応答する。このような構成により、振分機能によって処理要求情報が振り分けされた制御装置が保持する機器情報のみならず、他の制御装置が保持している機器情報をも取得できる。
特開2012-142861
RFC2707 Job Monitoring MIB V1.0
本発明の一例である情報処理システムは、ジョブ処理装置と、ジョブ処理装置に外部接続されるコントローラとを備える。
ジョブ処理装置は、ジョブ処理装置が処理する各ジョブのジョブ情報を第1の管理情報として管理する第1の管理手段と、コントローラからの要求に応じて第1の管理情報をコントローラに送信する送信手段と、を備える。コントローラは、コントローラがジョブ処理装置を用いて出力する各ジョブのジョブ情報を第2の管理情報として管理する第2の管理手段と、ジョブ処理装置に要求を送信し、当該要求に対する応答としてジョブ処理装置から第1の管理情報を取得する取得手段と、取得した第1の管理情報と第2の管理情報とに基づき第3の管理情報を生成する生成手段と、外部装置からジョブ情報の取得要求を受け付けたことに従って、生成された第3の管理情報を外部装置に通知する通知手段と、を備える。
生成手段は、第1の管理情報と第2の管理情報とで重複して管理されているジョブ情報に関して、重複を解消する結合処理を行って第3の管理情報を生成する。
また、第2の管理手段は、ジョブ処理装置に投入するジョブ情報に識別情報を付与し、取得手段が第1の管理情報を取得したときに、識別情報に紐づけされた第1の管理情報に基づいて当該識別情報に対応する第2の管理情報を更新する。
本発明の一例である情報処理システムは、画像処理装置と、画像処理装置に接続されるとともに画像処理装置に対して処理の指示を行うコントローラとを備える。
画像処理装置は、画像処理装置の処理に関する機器情報である第1の機器情報を記憶する第1の記憶部と、第1の機器情報を管理するとともに、コントローラからの要求に応じて第1の機器情報を出力する第1の機器状態管理部と、を備える。コントローラは、コントローラおよび画像処理装置の処理に関する機器情報である第2の機器情報を記憶する第2の記憶部と、第2の機器情報を管理する第2の機器状態管理部と、を備える。
第2の機器状態管理部は、外部の機器管理装置から機器情報の取得要求を受けたときに、画像処理装置から第1の機器情報を取得し、第1の機器情報に含まれるが第2の機器情報には含まれない機器情報を、第2の機器情報にマージして第3の機器情報を生成し、第3の機器情報を機器管理装置に出力する。
本発明の一例である情報処理システムによれば、機器管理装置からの取得要求に対して、複数の制御装置が持つ機器情報を重複なく一元的に管理できる形式で応答することができる。
第1実施形態における情報処理システムの全体構成例を示す図である。 (A)はMFPのハードウェア構成例を示す図であり、(B)は外部コントローラのハードウェア構成例を示す図である。 MFPおよび外部コントローラ等のソフトウェア構成例を示す図である。 (A)~(C)は第1実施形態の機器情報(ジョブ履歴情報)の一例を示す図である。 ジョブ履歴情報の取得要求に対する応答処理の例を示すシーケンス図である。 図5に示す外部コントローラの処理手順を説明するフローチャートである。 図6のS606の処理の詳細を説明するフローチャートである。 (A)~(D)は第2実施形態の機器情報の一例を示す図である。 第2実施形態における外部コントローラの処理手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
<第1実施形態>
(情報処理システムの全体構成)
図1は、本発明の一実施形態における情報処理システムの全体構成例を示す図である。図1において、外部コントローラ101、機器管理装置112およびクライアントPC(Personal Computer)111は、それぞれ有線LAN(Local Area Network)110によって接続されている。機器管理装置112は、MIBによる機器情報の管理を行う。
図1に示す外部コントローラ101は、LANケーブル114を介してMFP(Multifunction Peripheral)100と接続されている。
MFP100は、画像処理装置の一例であって、外部コントローラ101を経由して印刷ジョブや機器情報の取得要求を受け取る。また、MFP100は、外部コントローラ101に対して印刷完了通知や機器情報の応答を返す。また、MFP100は無線LANインターフェースを備え、Wi-FiDirect等によってモバイル端末113から直接印刷指示を受け付けることもできるように構成されている。さらに、MFP100は、スキャナおよびFAXモデムを備え、スキャナやFAXモデムを用いてコピージョブやFAX送受信ジョブの処理もできるように構成されている。
外部コントローラ101は、LAN110を介して接続されているクライアントPC111や他の不図示の端末から印刷ジョブを受信する。外部コントローラ101は、PDL(Page Description Language)等の所定の形式に基づいて印刷ジョブの解析を行って画像データを生成し、LANケーブル114を介してMFP100に画像データを送信する。また、外部コントローラ101は、機器管理装置112からの機器情報の取得要求に応じて、外部コントローラ101自身が保持する機器情報を応答する。一方、外部コントローラ101は、所定の機器情報についてはMFP100に対して取得要求を行い、その応答結果を参照して機器情報を更新した上で応答を返す。
機器管理装置112は、例えばMIBマネージャを備えた機器管理サーバである。機器管理装置112は、LANで接続された外部コントローラ101を含む複数のデバイス(不図示)からMIB形式の機器情報を取得し、機器管理装置112自身の表示部(不図示)に表示することができる。本実施形態における機器情報としては、少なくとも印刷ジョブ履歴を含むものとする。また、外部コントローラ101から取得した印刷ジョブ履歴には、外部コントローラ101を経由してMFP100に入力された印刷ジョブ以外の印刷ジョブも含むものとする。
(MFP100のハードウェア構成)
図2(A)は、MFP100のハードウェア構成例を示す図である。
MFP100は、制御部200と、操作部210と、プリンタエンジン(以下、プリンタとも称する)211、スキャナ212を有する。制御部200は、CPU201、RAM202、ROM203、HDD204、操作部I/F205、プリンタI/F206、スキャナI/F207、有線LAN I/F208、無線LAN I/F209を有する。なお、CPUは、Central Processing Unitの略であり、RAMは、Random access memoryの略である。ROMは、Read Only Memoryの略であり、HDDは、Hard Disk Driveの略である。
CPU201を含む制御部200は、MFP100全体の動作を制御する。CPU201は、ROM203あるいはHDD204に記憶された制御プログラムを読み出して実行し、通信制御や画像処理などの各種制御を行う。RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時領域として用いられる。ROM203およびHDD204は、データ、各種プログラムおよび各種情報テーブルなどを記憶する不揮発性の記憶媒体である。なお、HDD204は、プリントやコピー処理によって生成される画像データや、印刷ジョブ履歴を含む機器情報を一時的に記憶するためにも用いられる。
操作部I/F205は、操作部210と制御部200とを接続する。操作部210は、入力手段および表示手段を兼ねたタッチパネルとして構成されている。したがって、操作部210は、MFP100に対する各種設定を行う設定画面や、機器情報の表示を行う表示装置として機能するとともに、ユーザからの入力を受ける。
プリンタI/F206は、プリンタ211と制御部200とを接続する。プリンタ211は、プリンタI/F206を介して入力された画像データに基づいて、既知の電子写真方式により不図示の給紙カセットから給紙されたシート上に画像形成を行う。
スキャナI/F207は、スキャナ212と制御部200とを接続する。スキャナ212は、載置された原稿を読み取り、画像データを生成する。スキャナ212が生成した画像データは、プリンタ211での印刷、HDD204への記憶、あるいは有線LAN I/F208や無線LAN I/F209を介した外部装置への送信に供される。
また、CPU201は、有線LAN I/F208を介して外部コントローラ101との通信を実現する。さらに、CPU201は、無線LAN I/F209を介してモバイル端末113やその他の無線デバイスとの通信を実現する。
(外部コントローラ101のハードウェア構成)
図2(B)は、外部コントローラ101のハードウェア構成例を示す図である。
外部コントローラ101は、制御部220および操作部227を有する。制御部220は、CPU221、RAM222、ROM223、HDD224、操作部I/F225、有線LAN I/F226,228を有する。なお、図2(B)において、図2(A)のMFP100の同名の要素と同様の要素については詳細な説明を省略し、両者の間で相違する部分を主に説明する。
外部コントローラ101のCPU221は、ROM223あるいはHDD224に記憶された制御プログラムを読み出して実行する。これにより、CPU221は、印刷ジョブの画像処理に加え、MFP100への出力指示や、機器情報取得要求に応答するための通信制御を含む各種制御を実行する。
外部コントローラ101とMFP100との相違としては、外部コントローラ101にはプリンタ211やスキャナ212が接続されないので、これらを接続するI/Fや制御プログラムが存在しない。一方、外部コントローラ101は、有線LAN I/Fを複数備え、有線LAN I/F226を介してMFPと、有線LAN I/F228を介してLAN110とそれぞれ接続される。
なお、外部コントローラ101の操作部227は、入力手段および表示手段を兼ねたタッチパネルとして構成される。しかし、外部コントローラ101に表示部I/Fを別途設けることで、外部コントローラ101が外付けの表示装置を接続可能に構成されていてもよい。
(MFP100の制御部200のソフトウェア構成)
図3は、MFP100および外部コントローラ101等のソフトウェア構成例を示す図である。図3においては、MFP100の制御部200で実行されるソフトウェアの構造と、外部コントローラ101の制御部220で実行されるソフトウェアの構造とをそれぞれブロック図で示している。
MFP100の制御部200で実行されるソフトウェアは、CPU201がROM203またはHDD204に記憶されたプログラムをRAM202に読み込んだ後、プログラムが実行されることで実現される。
制御部200は、操作制御部A301、ジョブ制御部A302、印刷処理部A303、スキャン処理部304、データ記憶部A305、FAX処理部306を有する。また、制御部200は、環境設定部A307、ジョブ履歴管理部A308、入出力制御部A309、機器状態管理部A310を有する。
操作制御部A301は、操作部210にユーザ向けの画面イメージを表示させる。また、操作制御部A301は、ユーザの操作を検知するとともに、画面上に表示したボタン等の画面部品に紐づけられた処理を実行する。
データ記憶部A305は、MFPの他の制御部からの要求に基づき、設定値等のデータをROM203やHDD204、あるいはRAM202の各記憶装置に記憶させる処理、あるいは設定値等のデータを各記憶装置から読み出す処理を行う。例えば、ユーザが何らかの機器設定を変更したい場合、操作部210にユーザが入力した内容を操作制御部A301が検知し、操作制御部A301からの要求でデータ記憶部A305が設定値として記憶装置に記憶させる。
環境設定部A307は、データ記憶部A305によって記憶された設定値に従い、システム起動時や設定変更検出時にIPアドレスなどのネットワーク設定を行う。また、環境設定部A307は、MFP100が備えるプリントやコピー機能のための各種設定を行う。
ジョブ制御部A302は、MFP100が備えるコピー、プリント、ファイル送信などの機能の実行処理を、ジョブという単位で総合的に制御する。
印刷処理部A303は、ジョブ制御部A302からの指示に従い、受信した印刷データを解釈し画像データを生成するPDLインタプリタを備える。印刷処理部A303は、プリンタI/F206を介して紙媒体に画像を印刷することで、画像データを出力する。
スキャン処理部304は、ジョブ制御部A302からの指示に従い、スキャナI/F207を介して、設置された原稿を読み込む。読み込まれた原稿は、スキャン画像としてHDD204に記憶される。
ここで、処理対象がコピー機能の印刷ジョブである場合、印刷処理部A303は、スキャン処理部304が記憶したスキャン画像を読み出して紙媒体に印刷する処理を行う。また、処理対象がFAX機能の受信ジョブである場合、印刷処理部A303は、FAX処理部306が受信した画像データを読み出して紙媒体に印刷する処理を行う。
例えば、コピー機能を実行する場合は操作制御部A301がコピー機能の開始要求を検知し、ジョブ制御部A302にコピーを指示する。ジョブ制御部A302はスキャン処理部304に原稿読み取りを指示し、スキャン画像を取得する。ジョブ制御部A303は印刷処理部A303に印刷を指示し、コピー結果として印刷された紙媒体を出力する。
ジョブ履歴管理部A308は、上記のようにジョブ制御部A302が制御したプリントやコピー等の各ジョブの履歴を管理するために、ジョブ制御部A302からジョブ開始や終了時に受け取る通知に基づいて、ジョブ履歴情報の生成や更新処理を行う。
ここで、ジョブ履歴情報はHDD204に保持される。ジョブ履歴情報は、各印刷ジョブが持つジョブ名称や出力ページ数等のジョブ属性の他、処理開始時刻や終了時刻、ステータス、状態遷移要因などの情報を含む。ジョブ履歴情報のステータスは、処理中/完了等のジョブ状態を示し、ジョブ履歴情報の状態遷移要因は、正常終了/キャンセル操作等のイベントを示す。
本実施形態において制御部200は、外部コントローラ101から入力された印刷ジョブに加え、モバイル端末からWi-Fi経由で投入された印刷ジョブや、コピー、FAX受信等のMFP100が直接入力を受け付けるジョブを管理の対象とする。また、ジョブ履歴に記憶されるジョブの種類としては、上記のジョブ状態が完了を示す実行済のジョブ、上記のジョブ状態が処理中を示すカレントジョブ、印刷キューに投入されて処理開始を待機するホールド中のジョブを含む。
機器状態管理部A310は、機器情報管理を行うネットワークアプリケーションである。例えば、機器状態管理部A310は、外部コントローラ101からの要求に応じて、MFP100の機器構成や消耗品、およびジョブ履歴の情報を収集して出力する。
本実施形態の機器状態管理部A310は、RFC1157に定義されたSNMPプロトコルに従って、機器情報を管理情報ベース(MIB)の形式で管理するSNMPエージェントとして構成されている。SNMPは、Simple Network Management Protocolの略である。ここで、MIBを構成する機器情報のテーブルは、機器状態管理部A310によってRAM202上に記憶される。そして、外部からの取得要求に応じて、要求に該当するOIDを示す機器情報が入出力制御部A309から応答データとして出力される。
一例として、機器状態管理部A310は、“sysDescr”というOIDの取得要求(GetRequest)を受け取ると、MFPの機種名を示す文字列として機器情報テーブル内に記憶されている該当MIB値を取得して応答を返す。なお、上記の“sysDescr”は、RFC1213で規定された機器のシステム名称を示す文字列であり、MIBのツリー構造の位置は“1.3.6.1.2.1.1.1”と表記される。
また、要求された機器情報がジョブ履歴を示すOIDである場合は、機器状態管理部A310は、ジョブ履歴管理部A308に問い合わせて得られたジョブ履歴情報に基づいてMIB形式のジョブ履歴情報(JobMIB)を生成して応答する。JobMIBの具体例については、図4を参照して後述する。
(外部コントローラ101の制御部220のソフトウェア構成)
外部コントローラ101の制御部220で実行されるソフトウェアは、CPU221がROM223またはHDD224に記憶されたプログラムをRAM222に読み込んだ後、プログラムが実行されることで実現される。
図3に示す外部コントローラ101に関し、MFP100と同様の処理を行うソフトウェア要素には同様の名称を付し、名称の末尾に符号Bを付すことで両者を区別する。なお、図3の外部コントローラ101のソフトウェア要素について、MFP100のソフトウェア要素と共通する部分の説明は省略し、両者の間で相違する部分を主に説明する。
制御部220は、操作制御部B321、ジョブ制御部B322、印刷処理部B323、入出力制御部B324、データ記憶部B325、環境設定部B326、ジョブ履歴管理部B327、機器状態管理部B328を有する。
ここで、外部コントローラ101は、PDLによるプリント機能のみを備え、スキャナ機能およびFAX機能を備えていない。そのため、制御部220には、スキャン処理部304、FAX処理部306に対応する要素は存在しない。また、データ記憶部B325には、スキャナ機能およびFAX機能に関連する設定値は記憶されていない。
ジョブ制御部B322は、外部コントローラ101が備える印刷機能の実行処理をジョブ単位で行う。
印刷処理部B323は、MFP100の印刷処理部A303と同様に、ジョブ制御部B322からの指示に従って、受信した印刷データを解釈して画像データを生成するPDLインタプリタを備える。しかし、印刷処理部B323は、入出力制御部B324を経由して生成した画像データをMFP100に出力する点で、印刷処理部A303と異なる。
ジョブ履歴管理部B327は、ジョブ制御部B322が制御した印刷ジョブの履歴を管理する。ジョブ履歴管理部B327は、外部コントローラ101が制御する印刷ジョブのみを管理の対象とする点で、ジョブ履歴管理部A308と異なる。また、ジョブ履歴管理部B327は、画像データのMFP100への出力処理が完了した時点で当該ジョブを完了状態に遷移するように管理する点で、ジョブ履歴管理部A308とは管理が異なる。
機器状態管理部B328は、機器管理装置112からの要求に応じて外部コントローラ101の機器情報をMIB形式で管理するSNMPエージェントである。機器状態管理部B328は、MFP100の機器状態管理部A310と同様に、ジョブ履歴管理部B327に問い合わせて得られたジョブ履歴情報に基づいてMIB形式のジョブ履歴を生成する。加えて、本実施形態の機器状態管理部B328は、MFP100に対してJobMIBの取得要求を行う。そして、機器状態管理部B328は、その取得要求の応答として得られたMIB値を自身が管理するJobMIBに加えることで、MFP100を含む全体のジョブ履歴の取得要求に応答する。
上記のジョブ履歴の取得応答処理の詳細は、図5~図7を用いて後述する。
(機器管理装置112のソフトウェア構成)
また、図3に示す機器状態監視部330は、機器管理装置112上で動作するネットワークアプリケーションである。機器状態監視部330は、外部コントローラ101を含むネットワーク上に接続された機器に対し、SNMPによるMIBの取得や設定を指示し、機器管理を行うMIBマネージャである。
(機器情報の説明)
次に、本実施形態の機器情報(ジョブ履歴情報)を詳細に説明する。
図4は、本実施形態の外部コントローラ101が、機器状態監視部330からの取得要求に応じて生成し、応答するJobMIBの構成例を示している。
MIBによるデータ表現方法は一般的に、特定の属性を示すOIDについて、管理対象となる構成をインデックスとして1つのテーブルを成す構造となる。そのため、ジョブ履歴の一覧情報についても、ある特定のジョブに関する属性を取得するには、複数のOID別のテーブルから、当該ジョブに割り当てられるインデックスによってジョブを特定した上で、所望のジョブ属性を取得する必要がある。
RFC2707で規定されるjobMIBのツリー構成を以下に示す。
Figure 0007229740000001
図4(A)に示すテーブルは、JobMIBによって表現されるジョブ履歴情報のうち、アクティブなジョブを管理するためのテーブルであり、jmGeneralTableの一部を構成する。
図4(A)のテーブル404において、カラム401は現在処理中のアクティブなジョブの数を示すOID(jmGeneralNumberOfActiveJobs)である。テーブル404は、管理対象の単位であるジョブセット毎に割り当てられるインデックス402(jmGeneralJobSetIndex)によってエントリ(行)が分かれる。本実施形態の例では、外部コントローラ101が管理するジョブはjmGeneralJobSetIndex=100(405の上の行)として列挙される。同様に、MFP100が管理するジョブはjmGeneralJobSetIndex=101(405の行)として列挙されるものとする。
そして、各エントリの最後には属性値403が格納されている。図4(A)のテーブル404では、外部コントローラ101が管理するアクティブなジョブ数は2(405の上の行)、MFP100が管理するアクティブなジョブ数は0(405の行)である例を示している。
一般的に、複数のエントリを持つMIBのツリー構造上の属性値は、対象のOIDに続くインデックスによってエントリを階層化し、”=”に続けて属性値を記述することでもテーブル構造を表現できる。例えば、テーブル404の上の行についてはjmGeneralNumberOfActiveJobs.100=2のように表現される。
図4(A)のテーブル406(jmGeneralOldestActiveJobIndex)は、JobMIB内で最も古いアクティブなジョブのインデックス(jmJobIndex)を示すOIDである。
また、図4(A)のテーブル409(jmGeneralNewestActiveJobIndex)は、JobMIB内で最も新しいアクティブなジョブのインデックスを持つOIDである。これらの管理情報についても、管理対象の単位であるジョブセット毎に割り当てられるインデックス402(jmGeneralJobSetIndex)によってエントリが分かれる。
図4(A)では、外部コントローラ101が管理するアクティブなジョブのインデックスは1200(407の行)~1201(410の行)となる例を示している。一方、図4(A)では、MFP100が管理するアクティブなジョブは存在せず、インデックス=0(408、411の行)となる例を示している。
図4(B)は、本実施形態におけるJobMIBに含まれる基本ジョブ属性のテーブルの一例を示す。図4(B)においては、テーブル416のカラム412がジョブ状態(jmJobState)を、テーブル417がジョブのオーナ名(jmJobOwner)の場合をそれぞれ示しており、これらはjmJobTableの一部を構成している。
図4(B)のジョブ属性についても、管理対象の単位であるジョブセット毎に割り当てられるインデックス413(jmGeneralJobSetIndex)によってエントリが分かれる。
図4(B)において、外部コントローラ101が管理するジョブは、jmJobIndex=1200またはjmJobIndex=1201のエントリである(テーブル416の上から1~2行のカラム414参照)。例えば、当該エントリは、ジョブ処理中の場合は“Processing”を示す値を持つ(テーブル416の最上行のカラム415参照)。
同様に、MFP100が処理したジョブは非アクティブなjmJobIndex=100のエントリのみである(テーブル416の最下行のカラム414参照)。例えば、当該エントリは、正常終了を意味する“Completed”に相当する値を持つ(テーブル416の最下行のカラム415参照)。
なお、ジョブのインデックスjmJobIndexは、ジョブ制御部A302またはジョブ制御部B322によって、ジョブ受付番号に基づいて一意となるように割り当てられる。
図4(C)は、その他のジョブ属性として、ジョブ種別を示す属性(jobServiceType)がJobMIBを構成するテーブルの一例を示す。このテーブルは、jmAttributeTableの一部を構成している。
JobMIBにおいては、値の型を示す属性418に続き、ジョブセット419、ジョブを特定するためのインデックス420をエントリとするテーブルで表現される。属性418はjmAttributeValueAsIntegerであり、ジョブセット419はjmGeneralJobSetIndexであり、インデックス420はjmJobIndexである。
カラム422は、一つのジョブについて複数の値を持つ場合に区別するためのインデックス(jmAttributeInstanceIndex)である。カラム422において、ジョブ種別は各ジョブにつき単一の値となるため、jmAttributeInstanceIndexは1固定となる。
ここで、外部コントローラ101は印刷ジョブのみを管理する。そのため、図4(C)において、jmGeneralJobSetIndex=100をエントリに持つジョブ(jmJobIndex=1200およびjmJobIndex=1201)のジョブ種別は、どちらも“print”を示す値を持つ。これらのジョブのジョブ種別は、テーブル424の上から1~2行のカラム423に示される。
一方、図4(C)において、MFP100が管理するジョブについては、コピージョブを意味する”print+scan”に相当する値を持つ例を示している(テーブル424の最下行のカラム423参照)。
ここで、本実施形態におけるMFP100の機器状態管理部A310は、外部コントローラ101からの機器状態の取得要求に対して、ジョブ種別に関わらず管理している全てのジョブに関するジョブ履歴情報を返す。このとき、ジョブセットは外部コントローラ101と区別可能なようにjmGeneralJobSetIndex=101としてジョブ履歴情報を生成する。
そして、外部コントローラ101の機器状態管理部B328は、MFP100から取得した上記のジョブ履歴情報を、自身が管理するジョブ履歴情報(jmGeneralJobSetIndex=100)に追加し、ジョブ履歴情報をマージする。機器状態管理部B328は、機器状態監視部330からの取得要求に対して、上記のようなマージ後のジョブ履歴情報を応答する。このとき、本実施形態の機器状態管理部B328は、MFP100から取得したジョブ履歴情報のうち、ジョブ種別が“print”を示すものを除外する。
(情報処理システムの動作例)
次に、図5~図7を参照しつつ、本実施形態における情報処理システムの動作例を説明する。
図5は、外部コントローラ101およびMFP100が、機器状態監視部330(以下、MIBマネージャとも称する)から受信したジョブ履歴情報の取得要求に対して応答するまでの手順を示したシーケンス図である。
まず、S501において、MIBマネージャ330は、SNMPのGetオペレーションを用いて外部コントローラに対してジョブ履歴情報の取得要求を行う。ここでは、SNMPのGetRequestオペレーションを用いて、MIBマネージャ330が特定のOID単位でジョブ履歴情報を取得する例を示す。しかし、MIBマネージャ330は、GetBulkRequestオペレーションを用いてMIBツリーの辞書順に並ぶ複数のOIDをまとめて取得しても良い。
S502において、外部コントローラ101の機器状態管理部B328は、上記のGetRequestに応答して、MFP100に対してジョブ履歴情報の取得を要求する。すなわち、機器状態管理部B328は、S501での要求と同一のOIDを指定して、接続されているMFP100に対してGetRequest要求を行う。
S503において、MFP100の機器状態管理部A310は、外部コントローラ101からのGetRequestに対して、ジョブ履歴管理部A308からジョブ履歴情報を得る。そして、機器状態管理部A310は、上記のジョブ履歴情報に基づいてMIB形式のジョブ履歴情報を生成するとともに、外部コントローラ101にGetResponseにてジョブ履歴情報の応答を返す。ここで、図4に示したように、MFP100が返すジョブ履歴情報はjmGeneralJobSetIndex=101となるインデックスを持つものとする。
S504において、機器状態管理部B328は、MFP100から上記のGetRequestの応答を受ける。
続いて、S505において、機器状態管理部B328は、外部コントローラ101自身が管理するジョブ履歴情報として、要求されたOIDのMIB情報を生成する。なお、外部コントローラ101が生成するジョブ履歴情報は、図4に示したようにjmGeneralJobSetIndex=100となるインデックスを持つ。
S506において、機器状態管理部B328は、MFP100から取得した上記のMIB情報を、自身が管理するジョブ履歴情報に追加してマージする。そして、機器状態管理部B328は、GetResponseにてMIBマネージャ330に対してマージ後のジョブ履歴情報の応答を返す。
以上の手順により、MIBマネージャ330は、ジョブ履歴情報を受けることができる。以上で、図5の説明を終了する。
図6は、図5で示したシーケンスにおいて、外部コントローラ101が行う処理手順を示したフローチャートである。ここで、図6のフローチャートに示す各処理は、CPU221がROM223またはHDD224に記憶されたプログラムをRAM222に読み込んだ後、プログラムを実行することで実現される。
S601において、機器状態管理部B328は、SNMPによる外部装置からの要求があるまで待機する(S601の判定がNoの場合のループ)。具体的には、外部コントローラ101は、入出力制御部B324が受信したネットワークパケットを解析し、SNMPパケットの要求を受信したとき(S601の判定がYesの場合)に、機器状態管理部B328に処理を依頼する。
S602において、機器状態管理部B328は、受信したパケットがjobMIB配下のMIBの取得要求(ジョブ履歴情報の取得要求)であるかを判定する。MIBの取得要求以外である場合(S602の判定がNoの場合)にはS608に処理が移行し、外部コントローラ101は、他のMIBに対する処理として規定された応答を行い、図6の処理を終了する。
一方、受信したパケットがMIBの取得要求である場合(S602の判定がYesの場合)にはS603に処理が移行する。S603において、機器状態管理部B328は要求された同一のOIDとジョブ種別を示すOIDを指定して、MFP100に対してGetRequest要求を行う。その後、S604に処理が移行する。
S604において、機器状態管理部B328は、上記の要求に対する応答としてMFP100からGetResponseパケット(MFP100のジョブ履歴情報)が得られるまで待機する(S604の判定がNoの場合)。この待機中にS609のタイムアウトの判定が行われる。
S604の待機中に所定の時間を超過した場合(S609の判定がYesの場合)には、S610において外部コントローラ101は外部装置に対してエラーを応答し、図6の処理を終了する。具体的には、S610の処理では、GetResponseオペレーションのパラメータとして、error-status=genErrを設定したパケットを外部コントローラ101が送信する。
S604の待機中に所定の時間を超過していない場合(S609の判定がYesの場合)には、機器状態管理部B328は、MFP100からの応答を待つためにS604の処理に戻る。
外部コントローラ101がMFP100からGetResponseパケットの応答を受け取る(S604の判定がYesの場合)と、S605に処理が移行する。
S605において、機器状態管理部B328は、ジョブ履歴管理部B327に問い合わせて得られたジョブ履歴情報に基づいて、要求されたOIDに対するMIB形式のジョブ履歴情報を生成する。
ここで、要求されたOIDがジョブ状態を示すjmJobStateであれば、生成されるジョブ履歴情報は、図4(B)のテーブル416(符号412~415)に示したような内容となる。
一方、MFP100が生成するジョブ履歴情報には、S605の処理の時点ではジョブ種別が“print”のジョブ情報も含まれている。しかし、要求されたOIDと合わせて取得したジョブ種別の情報に基づいて、後述するS606にてジョブ種別が“print”のジョブは除外される。そして、生成されるジョブ履歴情報は、最終的には図4(B)のテーブル416に示したような内容となる。
続いて、S606において、機器状態管理部B328は、S603の要求に応じて取得したMFP100のジョブ履歴情報を、S605で生成した自身が管理するジョブ履歴情報に追加し、ジョブ履歴情報をマージする。このS606の処理の詳細は、図7を用いて後述する。
そして、S607において、機器状態管理部B328は、外部装置に対してマージ後のジョブ履歴情報(S606)を応答する。その後、図6の処理は終了する。なお、S607において応答するSNMPパケットには、正常終了を示すステータス(error-status=noErr)がセットされる。
以上で、図6の説明を終了する。
図7は、図6に示すS606の詳細を説明したフローチャートである。
図7のフローチャートに示す各処理も、図6の場合と同様に、CPU221がROM223またはHDD224に記憶されたプログラムをRAM222に読み込んだ後、プログラムを実行することで実現される。
S701において、機器状態管理部B328は、MFP100から取得したMIB形式のジョブ履歴情報を1エントリずつ読み出す。そして、機器状態管理部B328は、上記の1エントリ内のjmJobIndexが示すジョブのインデックスを取得する。
S702において、機器状態管理部B328は、ジョブ履歴情報に残りのエントリがあるかを判定する。残りのエントリがない場合(S702の判定がNoの場合)には、図7の処理が終了する。一方、残りのエントリが存在する場合(S702の判定がYesの場合)には、S703に処理が移行する。
S703において、機器状態管理部B328は、図6のS603の要求に対するMFP100からの応答として受信した、ジョブ種別を示すMIB情報(jobServiceType)を参照する。そして、機器状態管理部B328は、上記のジョブ種別を示すMIB情報(jobServiceType)から、S701で取得したjmJobIndexと同一のジョブのジョブ種別を取得する。
S704において、機器状態管理部B328は、取得した上記のジョブ種別が“print”であるかを判定する。ジョブ種別が“print”である場合(S704の判定がYesの場合)にはマージの除外対象として扱い、S701に処理が戻る。したがって、本実施形態においては、ジョブ履歴情報の印刷ジョブに関しては外部コントローラ101側の情報が使用される。
一方、ジョブ種別が“print”以外である場合(S704の判定がNoの場合)には、S705に処理が移行する。
S705において、機器状態管理部B328は、受信したMIB情報を、外部コントローラ101が関与しないコピーやFAXジョブとして、外部コントローラ101が生成したジョブ履歴情報に追加する。これにより、MFP100のジョブ履歴情報と外部コントローラ101のジョブ履歴情報のマージが行われる。その後、S701に処理が戻る。
以上で、図7の説明を終了する。
以上のように、本実施形態の情報処理システムにおいては、複数の制御装置200、220が同一の機器情報をそれぞれで生成・管理する。本実施形態においては、上記の構成および処理手順により、それぞれの制御装置200、220が管理する機器情報をマージして、外部の機器管理装置112に一つの情報として応答することが可能となる。
そのため、機器管理装置112においては、外部コントローラ101およびMFP100のジョブ履歴情報を一元的に管理することが可能となる。
また、本実施形態では、標準MIBであるJobMIBでジョブ履歴情報を一元的に管理できるので、外部コントローラ101やMFP100の提供元が異なるマルチベンダ環境においても上記の機能を提供できるという利点がある。
<第2実施形態の説明>
上記の第1実施形態の構成では、外部コントローラ101が扱わないコピーやFAXのジョブ履歴情報についても、MFP100から受信したジョブ履歴情報をマージすることで外部コントローラ101が取得可能である。しかし、上記の第1実施形態においては、外部コントローラ101のジョブ履歴情報では、印刷ジョブに関してMFP100側の処理状況を反映できていなかった。
そこで、第2実施形態では、外部コントローラ101とMFP100のそれぞれが同一対象のジョブを管理するプリント機能に関し、これらの制御装置の状況を反映可能とする構成について説明する。
なお、第2実施形態および後述する第3実施形態において情報処理システムおよびその要素の基本構成は第1実施形態と同様であるので、重複説明は省略する。
図8は、第2実施形態において外部コントローラ101またはMFP100が生成するJobMIBの構成例を示す図である。図8については図4と相違する部分を主に説明し、第1実施形態と同様の部分の詳細な説明は省略する。
図8(A)は、外部コントローラ101が管理するjmGeneralTableの一部を示している。
図8(A)において符号801~803のカラムは、図4(A)の符号401~403のカラムにそれぞれ相当する。また、図8(A)のテーブル804、806は、図4(A)のテーブル406、409にそれぞれ相当する。ただし、MFP101が生成するプリント以外のジョブ履歴情報については、第1実施形態と同様で良いため図示および説明は省略する。図8(A)では、外部コントローラ101が処理中であるアクティブな印刷ジョブは存在しない例を示している。
図8(B)は、外部コントローラ101が生成するジョブ履歴情報(基本ジョブ属性)の一例を示している。
図8(B)において符号808~811のカラムは、図4(B)の符号412~415のカラムにそれぞれ相当する。図8(B)では、外部コントローラ101からMFP100に当該ジョブ(jmJobIndex=1200、1201)の投入が完了している例を示す。そのため、図8(B)においては、どちらも完了(“Completed”)を示す値がステータスとしてセットされている(テーブル812のカラム811の1~2行参照)。
図8(C)は、外部コントローラ101の取得要求に応じてMFP100が生成するジョブ履歴情報の一例を示している。
図8(C)において符号817のテーブルは、図4(B)の符号416のテーブルの最下行のエントリに相当する。また、図8(C)の符号813~816のカラムは、図4(B)の符号412~415のカラムにそれぞれ相当する。
MFP100で管理される印刷ジョブは外部コントローラ101とは非同期で処理される。そのため、MFP100で管理される印刷ジョブには、外部コントローラ101が認識するjmJobIndexとは異なる値が割り当てられる。
図8(C)では、jmJobIndex=2および3の2つのジョブがジョブ履歴情報として存在している例を示している。テーブル817の上のエントリでは、jmJobIndex=2の印刷ジョブは、MFP100においても完了(“Completed”)である例を示す。また、テーブル817の下のエントリでは、jmJobIndex=3の印刷ジョブは、処理中(“Processing”)である例を示している。
ここで、第2実施形態においては、外部コントローラ101がMFP100に印刷ジョブを投入する際に、外部コントローラ101は印刷ジョブに識別子を割り当てる。この識別子は、外部コントローラ101が管理する印刷ジョブと、MFP100が外部コントローラ101から受信した印刷ジョブとの同一性を判断するために用いられる。
第2実施形態において、MFP100は、外部コントローラ101が印刷ジョブに割り当てた上記の印刷ジョブの識別子をジョブ属性として記憶する。MFP100は、外部コントローラ101からジョブ属性(serverAssignedJobName)の取得を要求された際に、上記の印刷ジョブの識別子を応答する。
図8(C)の符号822で示すエントリでは、MFP100が管理するジョブ(jmJobIndex=2)は、外部コントローラ101が管理する印刷ジョブ(1200)に対応することを示している。同様に、図8(C)の符号823で示すエントリでは、MFP100が管理するジョブ(jmJobIndex=3)は、外部コントローラ101が管理する印刷ジョブ(1201)に対応することを示している。
このように第2実施形態の外部コントローラ101は、上記のserverAssignedJobNameのMIB情報を照会することで、MFP100から得られるジョブ履歴情報と自身が管理するジョブ履歴情報の対応関係を知ることができる。
図8(D)は、外部コントローラ101によって更新されたジョブ履歴情報の一例を示している。
外部コントローラ101は、上記のserverAssignedJobNameのMIB情報に基づいて、図8(B)に示したジョブ状態(jmJobState)のジョブ履歴情報を更新する。これにより、図8(D)に示すジョブ履歴情報が生成される。
図8の例では、外部コントローラ101がjmJobIndex=1200として管理したジョブは、MFP100ではjmJobIndex=2として管理されている。また、MFP100において、当該ジョブのジョブ状態も”Complete”である(図8(C)参照)。そのため、図8(D)のテーブル824に関し、外部コントローラ101は、図8(B)に示すカラム811の上の行に対応するジョブ状態の情報を更新しない。
一方、外部コントローラ101がjmJobIndex=1201として管理したジョブは、MFP100ではjmJobIndex=3として管理されている。MFP100において、当該ジョブのジョブ状態は”Processing”である(図8(C)参照)。そのため、図8(D)のテーブル824に関し、外部コントローラ101は、図8(B)に示すカラム811の下の行に対応するジョブ状態の情報を”Processing”に更新する。
次に、第2実施形態における情報処理システムの動作例を説明する。
第2実施形態の情報処理システムにおいて、MFP100、外部コントローラ101およびMIBマネージャ330の基本的な動作は、図5、図6と同様である。ただし、第2実施形態においては、外部コントローラ101のS606における処理が、第1実施形態の図7に示す処理手順と相違する。
以下、図9を参照しつつ、第2実施形態の外部コントローラ101が行う処理手順を説明する。この図9は、第1実施形態の図7の処理手順に対応するものである。図9の処理のうち、S901~S904、およびS909の各ステップは、図7のS701~S704、およびS705と同様であるため、重複説明を省略する。
図9のS904の判定において、ジョブ種別が“print”である場合(S904の判定がYesの場合)には、S905に処理が移行する。
S905において、機器状態管理部B328は、MFP101からジョブ履歴情報としてさらにserverAssignedJobNameを取得する。
S906において、機器状態管理部B328は、図8の説明で示したように、serverAssignedJobNameのMIB情報から、MFP100が管理するジョブに対応する外部コントローラ101のジョブを検索する。これにより、機器状態管理部B328は、外部コントローラ101におけるjmJobIndexを特定する。
S907において、機器状態管理部B328は、MFP100が管理するジョブと、これに対応する外部コントローラ101のジョブとを比較し、両者のステータスに差異があるか判定する。ステータスに差異がない場合(S907の判定がNoの場合)には、S901に処理が戻る。
一方、ステータスに差異がある場合(S907の判定がYesの場合)には、S908に処理が移行する。
S908において、機器状態管理部B328は、MFP100が管理するジョブのステータスに基づいて、これに対応する外部コントローラ101のジョブのステータスを更新する。その後、S901に処理が戻る。
ここで、S906~S908の処理を、図8の例に基づいて具体的に説明する。
図8(C)のserverAssignedJobNameで示すように、MFP100でjmJobIndex=3として管理されるジョブは、外部コントローラ101のjmJobIndex=1201として管理されるジョブに対応することが分かる。
機器状態管理部B328は、図8(B)に示すテーブルのjmJobIndex=1201のエントリにおけるjmJobStateのジョブ状態(当該エントリのカラム811)を参照する(S906)。そして、機器状態管理部B328は、上記の外部コントローラ101側のジョブ状態が、対応関係にある図8(C)のジョブ状態と差異があるか判定する(S907)。
上記のジョブにおいて、図8(C)のジョブ状態は”Processing”であり、図8(B)のジョブ状態は”Completed”である。この場合、S907の判定はYesとなり、機器状態管理部B328は、外部コントローラ101側のジョブ状態を、図8(D)に示すように”Processing”に更新する(S908)。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、MFP100のジョブ履歴情報と外部コントローラ101のジョブ履歴情報のマージが行われる。
例えば、外部コントローラ101では、MFP100に画像データを出力し終えた時点で管理対象の印刷ジョブは完了となる。しかし、MFP100においては、用紙切れや用紙詰まり(ジャム)、機器故障、消耗品枯渇、印刷データ不正等に起因する各種エラーなど、様々な要因で印刷が期待通りに完了できない場合も想定できる。
この点に関し、第2実施形態においては、MFP100のジョブ履歴情報によって、外部コントローラ101のジョブ履歴情報の状態を更新する。そのため、第2実施形態では、外部コントローラ101とMFP100に跨って管理対象となる印刷ジョブに関し、MFP100側の処理状況が反映されたジョブ履歴情報を機器管理装置330が取得できる。
<第3実施形態の説明>
第1および第2実施形態においては、外部コントローラ101からのジョブ履歴の取得要求に対し、MFP100は印刷ジョブを含む全てのジョブ履歴情報を返している。そして、外部コントローラ101側でジョブ履歴情報を取捨選択している。しかし、本発明はこれに限らずMFP100側でジョブ履歴情報を選択する場合にも適用可能である。
以下、MFP100側でジョブ履歴情報を選択する場合の構成を、第3実施形態として説明する。
第3実施形態において、MFP100の機器状態管理部A310は、外部コントローラ101からの機器状態の取得要求に対して、ジョブ種別が“print”ではないジョブに関するジョブ履歴情報のみを返す。ここで、MFP100は、SNMPのGetRequestを受信した際、送信元のIPアドレスに基づいて外部コントローラ101からの要求であるか否かを判断するように構成すればよい。
一方、第3実施形態の外部コントローラ101において、機器状態管理部B328は、受信したMIB情報を、外部コントローラ101が関与しないコピーやFAXジョブとして、外部コントローラ101が生成したジョブ履歴情報に追加する。これにより、第3実施形態においても、MFP100のジョブ履歴情報と外部コントローラ101のジョブ履歴情報のマージが行われる。このマージ後のジョブ履歴情報は、第1実施形態のものと同様である。
第3実施形態においては、MFP100から受信したジョブ履歴情報を自身が管理するジョブ履歴情報に追加する際、ジョブ種別による追加の要否を判断する処理(図7のS704の判断)が外部コントローラ101で不要となる。
したがって、第3実施形態の構成によると、外部コントローラ101には変更を加えることなく、それぞれの制御装置200、220が管理する機器情報をマージして、外部の機器管理装置330に一つの情報として応答することが可能となる。
ここで、第3実施形態のMFP100は、情報処理システムに外部コントローラ101が接続されているか否かに応じて、出力するジョブ履歴情報を切り替える。具体的には、外部コントローラ101が接続されている場合、MFP100は、上記のようにジョブ種別が“print”ではないジョブに関するジョブ履歴情報のみを返す。一方、外部コントローラ101が接続されていない場合、MFP100は、全てのジョブに関するジョブ履歴情報を返す。
なお、外部コントローラ101が接続されているか否かは、上記のように、SNMPのGetRequestを受信した際、送信元のIPアドレスに基づいてMFP100が判断すればよい。
<実施形態の変形例>
上述の実施形態では、画像処理装置の一例として、印刷、スキャン、FAX等の機能を備えるMFPの例を挙げて説明した。しかし、画像処理装置は、スキャン、FAX等の機能を有しない画像形成装置であってもよい。
上述の実施形態において、MFP100が外部コントローラ101に送信するジョブ履歴情報には、外部コントローラ101を介さずにMFP100に直接投入されたジョブのジョブ履歴情報が含まれていてもよい。上記のジョブとしては、モバイル端末113から無線でMFP100に投入された印刷ジョブや、USB(Universal Serial Bus)等をMFP100に接続してなされたメモリダイレクトプリントの印刷ジョブが挙げられる。上記以外にも、MFP100が複数のネットワークI/Fを有するときに、外部コントローラ101以外から投入したジョブについても同様である。
なお、外部コントローラ101から投入されたジョブか否かは、第2実施形態で示したように、外部コントローラ101がMFP100に印刷ジョブを投入する際に印刷ジョブに対して割り当てる識別子の有無によって判定することが可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
100 MFP
101 外部コントローラ
112 機器管理装置
308 ジョブ履歴管理部A(MFP)
310 機器状態管理部A(MFP)
327 ジョブ履歴管理部B(外部コントローラ)
328 機器状態管理部B(外部コントローラ)
330 MIBマネージャ(機器管理装置)

Claims (12)

  1. ジョブ処理装置と、前記ジョブ処理装置に外部接続されるコントローラとを備える情報処理システムであって、
    前記ジョブ処理装置は、
    前記ジョブ処理装置が処理する各ジョブのジョブ情報を第1の管理情報として管理する第1の管理手段と、
    前記コントローラからの要求に応じて前記第1の管理情報を前記コントローラに送信する送信手段と、を備え、
    前記コントローラは、
    前記コントローラが前記ジョブ処理装置を用いて出力する各ジョブのジョブ情報を第2の管理情報として管理する第2の管理手段と、
    前記ジョブ処理装置に要求を送信し、当該要求に対する応答として前記ジョブ処理装置から前記第1の管理情報を取得する取得手段と、
    前記取得した第1の管理情報と前記第2の管理情報とに基づき第3の管理情報を生成する生成手段と、
    外部装置からジョブ情報の取得要求を受け付けたことに従って、前記生成された第3の管理情報を前記外部装置に通知する通知手段と、を備え、
    前記生成手段は、前記第1の管理情報と前記第2の管理情報とで重複して管理されているジョブ情報に関して、重複を解消する結合処理を行って前記第3の管理情報を生成し、
    前記第2の管理手段は、前記ジョブ処理装置に投入する前記ジョブ情報に識別情報を付与し、前記取得手段が前記第1の管理情報を取得したときに、前記識別情報に紐づけされた前記第1の管理情報に基づいて当該識別情報に対応する前記第2の管理情報を更新する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記取得要求を受け付けた場合に、前記コントローラの前記取得手段は、前記ジョブ処理装置に前記要求を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記結合処理では、前記第1の管理情報と前記第2の管理情報とで重複して管理されていると判断したジョブ情報について、前記第2の管理情報として記憶されているジョブ情報を含め、前記第1の管理情報として記憶されているジョブ情報を含まないように前記第3の管理情報を生成することで重複を解消することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の管理情報及び前記第2の管理情報で管理されるジョブ情報は、ジョブの実行履歴を示すジョブ履歴情報であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  5. 前記ジョブ処理装置は、スキャナとプリンタを有する画像処理装置であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  6. 前記第1の管理手段が管理する第1の管理情報には、コピージョブのジョブ情報、プリントジョブのジョブ情報が少なくとも含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記第1の管理手段が管理する第1の管理情報には、更に、ファクスジョブのジョブ情報又はスキャンジョブのジョブ情報が含まれることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記コントローラは、前記生成手段により生成された前記第3の管理情報を、Job Monitoring MIB形式のデータ集合として管理する第3の管理手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記第1の管理手段は、前記第1の管理情報を前記Job Monitoring MIB形式のデータ集合として管理し、
    前記第2の管理手段は、前記第2の管理情報を前記Job Monitoring MIB形式のデータ集合として管理することを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. ジョブ処理装置と、前記ジョブ処理装置に外部接続されるコントローラとを用いて処理されるジョブの情報を外部装置に通知するための制御方法であって、
    前記ジョブ処理装置は、
    前記ジョブ処理装置が処理する各ジョブのジョブ情報を第1の管理情報として管理する第1の管理工程と、
    前記コントローラからの要求に応じて前記第1の管理情報を前記コントローラに送信する送信工程と、を有し、
    前記コントローラは、
    前記コントローラが前記ジョブ処理装置を用いて出力する各ジョブのジョブ情報を第2の管理情報として管理する第2の管理工程と、
    前記ジョブ処理装置に要求を送信し、当該要求に対する応答として前記ジョブ処理装置から前記第1の管理情報を取得する取得工程と、
    前記取得した第1の管理情報と前記第2の管理情報とに基づき第3の管理情報を生成する生成工程と、
    外部装置からジョブ情報の取得要求を受け付けたことに従って、前記生成された第3の管理情報を前記外部装置に通知する通知工程と、を有し、
    前記生成工程では、前記第1の管理情報と前記第2の管理情報とで重複して管理されているジョブ情報に関して、重複を解消する結合処理を行って前記第3の管理情報を生成し、
    前記第2の管理工程では、前記ジョブ処理装置に投入する前記ジョブ情報に識別情報を付与し、前記取得工程で前記第1の管理情報が取得されるときに、前記識別情報に紐づけされた前記第1の管理情報に基づいて当該識別情報に対応する前記第2の管理情報を更新する
    ことを特徴とする制御方法。
  11. ジョブ処理装置に外部接続されるコントローラであって、
    前記ジョブ処理装置に要求を送信し、当該要求に対する応答として前記ジョブ処理装置が処理する各ジョブのジョブ情報を示す第1の管理情報を取得する取得手段と、
    前記コントローラが前記ジョブ処理装置を用いて出力する各ジョブのジョブ情報を第2の管理情報として管理する管理手段と、
    前記取得した第1の管理情報と前記管理手段が管理する第2の管理情報とに基づき第3の管理情報を生成する生成手段と、
    外部装置からジョブ情報の取得要求を受け付けたことに従って、前記生成された第3の管理情報を前記外部装置に通知する通知手段と、を有し、
    前記生成手段は、前記第1の管理情報と前記第2の管理情報とで重複して管理されているジョブ情報に関して、重複を解消する結合処理を行って前記第3の管理情報を生成し、
    前記管理手段は、前記ジョブ処理装置に投入する前記ジョブ情報に識別情報を付与し、前記取得手段が前記第1の管理情報を取得したときに、前記識別情報に紐づけされた前記第1の管理情報に基づいて当該識別情報に対応する前記第2の管理情報を更新する
    することを特徴とするコントローラ。
  12. 前記取得要求を受け付けた場合に、前記取得手段は、前記ジョブ処理装置に前記要求を送信することを特徴とする請求項11に記載のコントローラ。
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