JP2015204524A - システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、ジョブ処理装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】サーバー/クライアント間で通信しながら処理を行うシステムにおいて、機器の状態等によっては、リクエストに対する結果の通知が正常に行えない場合がある。【解決手段】情報処理装置であって、指定された情報に基づいてジョブ処理装置がジョブを実行する際に用いるジョブファイルを生成し記憶部に格納する手段と、前記ジョブ処理装置に対し前記ジョブの実行を要求する手段と、前記ジョブ処理装置から前記ジョブの実行結果を受信する手段と、前記ジョブの実行結果を受信できない場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を参照してジョブの実行結果を判定する手段とを有し、前記ジョブファイルのファイル名は、前記ジョブ処理装置が前記情報処理装置に前記ジョブの実行結果を送信できない場合に前記ジョブ処理装置により変更される。【選択図】 図15A
Description
本発明は、システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、ジョブ処理装置およびその制御方法、並びにプログラムに関する。
従来、ジョブ処理装置とサーバーとが通信しながら処理を行うものがある。例えば、特許文献1では、印刷データの印刷に関して統一的な操作性を提供するために、画像形成装置のメーカーや機種の違いに跨って、統一された操作で印刷リクエストをWEBブラウザから送信し、結果を表示する技術を開示している。
しかし、先行技術では、画像形成装置がWEBブラウザからリクエストされた印刷に関する処理結果を通知する手段が1つしか無いため、画像形成装置が、処理結果を通知できないことが生じうる。その場合、WEBブラウザ側では処理結果を取得できず、表示することができない。例えば、WEBブラウザからリクエストを行った後で、画像形成装置からレスポンスを返す前に、WEBブラウザが終了してしまうと、画像形成装置は、結果をWEBブラウザに返すことができなくなる。その結果、WEBブラウザを再起動しても、先にリクエストした結果を確認することができなくなる。
このように、処理のリクエストを行った後にその処理結果を取得できない場合が存在し、確実に処理結果を取得する方法が求められている。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を有する。すなわち、第一のサーバー、第二のサーバー、及びジョブ処理装置を含むシステムであって、前記第一のサーバーは、要求元からの要求に基づいて処理の情報を含むファイルを生成し、記憶部に格納する手段を有し、前記第二のサーバーは、前記記憶部に前記ファイルが格納されたことに応じて、当該ファイルを用いて前記ジョブ処理装置にて用いられるジョブファイルを生成し、前記記憶部に格納する生成手段と、前記ジョブ処理装置に対し、前記ジョブファイルを用いたジョブの実行を要求する要求手段と、前記ジョブ処理装置から前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信する受信手段と、を有し、前記ジョブ処理装置は、前記第二のサーバーから前記ジョブの実行の要求を受信したことに応じて、前記記憶部に格納されたジョブファイルを用いて当該ジョブを実行する実行手段と、前記実行手段による前記ジョブの実行結果を前記第二のサーバーに送信する送信手段と、前記送信手段による前記ジョブの実行結果の送信が失敗した場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を変更する変更手段とを有する。
本発明により、リスエストに対応するレスポンスを直接受け付けることができない状況でも、そのレスポンスに関する情報を取得することができる。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るFAX文書を管理する装置を組み込むシステムの全体の構成例を示す。本システムにおいて、複数の拠点が各種ネットワーク(通信網)に接続されて構成される。本システムは、1つ以上の顧客(本実施形態では2つの顧客101、102)と、1つ以上の商社支店(本実施形態では2つの商社支店103、104)、商社本店105、1つ以上のメーカー(本実施形態では2つのメーカー106、107)により構成される。顧客101、102、商社支店103、104、メーカー106、107は、公衆回線125に接続可能な環境にある。なお、本実施形態では、商社本店105を公衆回線125に接続させていないが、接続させる構成としてもよい。
商社支店103、104、商社本店105はそれぞれ、インターネット124に接続しており、互いに通信可能である。顧客101には、FAX装置108が存在し、公衆回線125に接続している。顧客102には、FAX装置109が存在し、公衆回線125に接続している。商社支店103には、MFP111、PC110が存在し、LAN112に接続している。また、MFP111、PC110は、インターネット124にも接続している。さらに、MFP111は、公衆回線125に接続している。ここで、ジョブ処理装置としてMFP(Multi Function Peripheral)を用いた例を示しているが、これに限定するものではなく、FAXに関する通信機能を備えた画像形成装置であってもよい。
商社支店104には、MFP113、PC114が存在し、LAN115に接続している。また、MFP113、PC114は、インターネット124にも接続している。更に、MFP113は、公衆回線125に接続している。商社本店105には、基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119、データベース(DB)117、ファイルサーバー123が存在している。基幹システム116は、各商社支店の受発注データを管理する。文書サーバー119は、FAX送信等に用いられる文書データを格納する。DB117は、FAX送信ジョブの状態などを管理するデータの保存場所である。ファイルサーバー123は、FAXジョブファイルなどを保存する管理部として機能する。また、各装置は、商社本店105内に設けられたLAN120に接続し、互いに通信可能である。また、基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119、DB117、ファイルサーバー123は、インターネット124にも接続している。なお、本実施形態では、各種サーバーは、その機能に応じて異なる装置にて構成する例を示しているが、これに限定するものではない。例えば、各種サーバーを物理的に一台の装置にて実現してもよく、また、1つの機能を複数の装置にて分散して実現してもよい。なお、本明細書において、便宜上、基幹システム116を第一のサーバー、FAXサーバー118を第二のサーバーとも記載する。
DB117は、基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119からLAN120経由でアクセスされる。本実施形態において、DB117を各装置から独立させた構成としているが、基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119、ファイルサーバー123それぞれの中、または、いずれか1つの中に配置してもよい。また、DB117は、インターネット124を介して接続可能であれば、商社本店105外の領域に配置してもよい。さらに、図1においては、DB117を1つ記載しているが、役割に応じて複数のDBが存在してもよい。
メーカー106には、FAX装置121が存在している。メーカー107には、FAX装置122が存在している。また、メーカー106、107のFAX装置はそれぞれ、公衆回線125に接続している。
次に、本システムを構成する各装置について、個別に説明する。FAX装置108、109、121、122は、公衆回線125を介して、FAX画像の送受信を行う。なお、FAXが送受信可能な装置であれば、FAX装置はMFPであっても、PCであっても構わない。PC110、114は、インターネット124に接続可能であり、内部に備えられたWEBブラウザを介して、基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119が提供するユーザインタフェース(以下、UI)を利用可能である。また、PC110、114は、各種アプリケーションプログラムを追加でインストールして利用する事も可能である。なお、ここでは詳述しないが、MFP111、113がWEBブラウザを備え、そのWEBブラウザから基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119が提供するUIを利用する事も可能である。さらに、PC110、114の代わりに、インターネット124に接続可能なモバイル端末を用いて、そのモバイル端末が備えるWEBブラウザを介して、基幹システム116、FAXサーバー118、文書サーバー119が提供するUIを利用する事も可能である。
MFP111、113は、公衆回線125を通じて、FAXを送受信する。また、MFP111、113は、受信したFAX画像の蓄積、MFP111、113自身での印刷も可能である。さらに、MFP111、113からは、インターネット124上に公開されているFAXサーバー118に対し、FAXデータを送信する機能を備える。このFAXデータの送信においては、予め決められたルールや設定に従い、FAXサーバー118の適当なフォルダに対して送信を行う。なお、この機能は、MFP111、113のファームウェアにより提供されても、MFP111、113に追加でインストールされて動作するプログラムによって提供されてもよい。
本実施形態では、MFP111、113は、公衆回線125を通じてFAXの送受信を行っている。しかし、FAXの通信相手となるFAX装置がインターネット124に接続しており、且つFAX送受信のためのプロトコルに対応していれば、これらを用いてインターネット124を介したFAXの送受信も可能である。なお、MFP111、113は、FAX送受信機能、インターネット124上に公開されているFAXサーバー118に対するFAXデータの送信機能があれば、MFP以外の装置でも構わない。また、FAX送受信機能およびFAXデータの送信機能は、他の装置と連携して実現されてもよい。
基幹システム116は、顧客101、102から商社支店103、104が受けた注文に関連する一連の受注情報、各顧客情報、各メーカー情報、各支店の担当者情報等を一元管理している。FAXサーバー118は、MFP111、113から転送されたFAX文書に基づいて、図8にて説明する処理フローを実現する。文書サーバー119は、FAXサーバー118で処理した各種文書データを保管するストレージを備える。
[ハードウェア構成]
(MFP)
図2は、本実施形態に係る画像形成装置であるMFP111のハードウェア構成の例を示す。MFP113も同様の構成であるとし、ここではMFP111を用いて説明する。CPU202を含む制御部201は、MFP111全体の動作を制御する。CPU202は、ROM203に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。この制御プログラムは、後述のコントローラ制御部402として機能するためのプログラムを含む。RAM204は、記憶部であり、CPU202の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
(MFP)
図2は、本実施形態に係る画像形成装置であるMFP111のハードウェア構成の例を示す。MFP113も同様の構成であるとし、ここではMFP111を用いて説明する。CPU202を含む制御部201は、MFP111全体の動作を制御する。CPU202は、ROM203に記憶された制御プログラムを読み出して読取制御や送信制御などの各種制御を行う。この制御プログラムは、後述のコントローラ制御部402として機能するためのプログラムを含む。RAM204は、記憶部であり、CPU202の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD205は、記憶部であり、画像データや各種プログラム、或いは各種情報テーブルを記憶する。操作部I/F206は、操作部212と制御部201とを接続する。操作部212には、タッチパネル機能を有する液晶表示部(不図示)や、キーボード(不図示)などが備えられている。後述するMFP111のWEBブラウザ404、アプリケーション409、410は、API403、仮想マシンAPI406を呼び出し、コントローラ制御部402に処理を依頼することにより操作画面を操作部212の液晶表示部(不図示)に表示する。
プリンタI/F207は、プリンタ213と制御部201とを接続する。印刷対象となる画像データは、プリンタI/F207を介して制御部201からプリンタ213へ転送され、プリンタ213において紙等の記録媒体上に印刷される。後述するMFP111のWEBブラウザ404、アプリケーション409、410は、API403、仮想マシンAPI406を呼び出し、コントローラ制御部402に処理を依頼することによって印刷処理を実行する。
スキャナI/F208は、スキャナ214と制御部201とを接続する。スキャナ214は、原稿の画像を読み取って画像データを生成し、スキャナI/F208を介して制御部201に入力する。後述するMFP111のWEBブラウザ404、アプリケーション409、410は、API403、仮想マシンAPI406を呼び出し、コントローラ制御部402に処理を依頼することによりスキャン処理を実行し、画像データを受信する。
アクセサリI/F209は、フィニッシャ215と制御部201とを接続する。図2では、接続するアクセサリの代表としてフィニッシャ215を示したが、他のアクセサリを1または複数接続する事も可能である。アクセサリとしては例えば、パンチ穴を空けるパンチャ、ステープルを行うステープラ、製本を行う製本ユニット、出力物のソートを行うソータ等がある。モデムI/F210は、モデム216と制御部201(MFP111)とを接続する。モデム216は、公衆回線125に接続し、外部からのFAXの受信、および、外部へのFAXの送信を行う。
ネットワークI/F211は、制御部201(MFP111)をLAN112に接続する。ネットワークI/F211は、LAN112上の外部装置に画像データや情報を送信したり、LAN112上の外部装置から各種情報を受信したりする。なお、本実施形態において、FAX装置108、109、121、122も、アクセサリI/F209、フィニッシャ215、ネットワークI/F211を除く部分は、MFP111と同じハードウェア構成であるものとする。
(FAXサーバー)
図3は、情報処理装置であるFAXサーバー118のハードウェア構成の例を示す。CPU302を含む制御部301は、FAXサーバー118全体の動作を制御する。CPU302は、ROM303に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM304は、記憶部であり、CPU302の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD305は、記憶部であり、画像データや各種プログラムあるいは後述する各種情報テーブルを記憶する。ネットワークI/F306は、制御部301(FAXサーバー118)をLAN120に接続する。ネットワークI/F306は、LAN120上の他の装置との間で各種情報を送受信する。なお、本実施形態において、基幹システム116、文書サーバー119、ファイルサーバー123もFAXサーバー118同じハードウェア構成であるものとする。
図3は、情報処理装置であるFAXサーバー118のハードウェア構成の例を示す。CPU302を含む制御部301は、FAXサーバー118全体の動作を制御する。CPU302は、ROM303に記憶された制御プログラムを読み出して各種制御処理を実行する。RAM304は、記憶部であり、CPU302の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD305は、記憶部であり、画像データや各種プログラムあるいは後述する各種情報テーブルを記憶する。ネットワークI/F306は、制御部301(FAXサーバー118)をLAN120に接続する。ネットワークI/F306は、LAN120上の他の装置との間で各種情報を送受信する。なお、本実施形態において、基幹システム116、文書サーバー119、ファイルサーバー123もFAXサーバー118同じハードウェア構成であるものとする。
[ソフトウェア構成]
図4は、本実施形態に係るMFP111のソフトウェア構成の例を示す。なお、MFP113も同様の構成とし、ここではMFP111を用いて説明する。
図4は、本実施形態に係るMFP111のソフトウェア構成の例を示す。なお、MFP113も同様の構成とし、ここではMFP111を用いて説明する。
OS(オペレーティングシステム)401は、MFP111全体を制御する実行環境である。一般的にOS401はMFP111の各種機能をリアルタイムに制御可能なリアルタイムOSの各モジュール、CPU202に命令してクリティカルに複写機のオプション装置、拡張カードを含む各機能を制御することが可能なライブラリ群から構成される。更に、OS401は、その上位で動作するアプリケーションに対して、インターフェース・コマンドを提供するモジュール群を含む。
コントローラ制御部402は、OS401上で動作し、スキャナ214、プリンタ213など制御するモジュールにより構成される。API403は、各種アプリケーションからの命令の入力に応答して、コントローラ制御部402にアクセスするための処理とネットワークI/F211を介してネットワークに接続された機器等に制御コマンドを送る機能を有する。
Webブラウザ404は、OS401上で動作するアプリケーションの1つであるブラウザである。Webブラウザ404は、API403を使用しコントローラ制御部402に各種処理を依頼する。仮想マシン405は、特定のアプリケーションを実行するために最適化された実行環境であり、例えば、Java(登録商標)の仮想マシンなどにより実現される。
仮想マシンAPI406は、仮想マシン405上のアプリケーションがOS401上で動作するコントローラ制御部402にアクセスするためのAPIである。本実施形態では、仮想マシンAPI406h、API403を呼び出すための変換モジュールの機能を有する。なお、本実施形態においては、アプリケーションとして、アプリケーション409、410を用いて説明するが、Webブラウザ404のようなアプリケーションであっても構わない。
フレームワーク407は、仮想マシン405上のアプリケーションを統括的に制御する機能を有するモジュールである。アプリケーション管理アプリケーション408は、仮想マシン405上の他のアプリケーションを管理するためのアプリケーションであり、フレームワーク407と協調し、アプリケーション409、410のダウンロード、アップロード、消去、無効化を行う。
アプリケーション409、410は、仮想マシン405上で動作するアプリケーションであり、仮想マシンAPI406を使用し、コントローラ制御部402に各種処理を依頼する。本実施形態において、アプリケーション409が、MFP111が受信したFAX画像を、FAXサーバー118に対し送信するものとして説明する。また、アプリケーション410が、各種FAX処理を行うFAX送信アプリケーションとして動作する例を説明する。
リソース管理部411は、仮想マシン405が使用する資源を管理し、OS401上で動作する。リソース管理部411は、仮想マシン405自身、仮想マシンAPI406、フレームワーク407、或いはOS401上の全アプリケーションがメモリ等のリソース資源を使用する際、予め決められた以上の資源が使用できないように制限する。例えば、操作部212に画面を表示するアプリケーションについて、予め決められたアプリケーション上限数を超えた場合には、UI表示を行うことができない、などの制限を行う。
図5は、アプリケーション409の構成例を示す。これらのモジュールはMFP111のHDD205もしくはROM203に格納され、CPU202が実行する。なお、MFP113も同様の構成とし、ここではMFP111を用いて説明する。
UI制御部501は、MFP111が処理を行うための設定をユーザに促すためのUIを表示する。例えば、スキャン処理を行う際には、UI制御部501は、MFP111自体が生成可能なスキャンデータに対する設定を行うためのUIを表示する。また、印刷処理を行う際には、UI制御部501は、MFP111自体が印刷可能なデータの取得に関する設定を行うためのUIを表示する。また、UI制御部501は、WEBブラウザ連携部505からの依頼により、アプリケーション409、410の画面を操作部212に表示するといった制御を行う。
スキャン処理制御部502は、UI制御部501での設定内容に従って、設定内容がMFP111自体の処理能力と整合しているかを考慮した処理を行う。印刷処理制御部503は、UI制御部501での設定内容に従って、設定内容がMFP111自体の処理能力と整合しているかを考慮した処理を行う。通信部504は、FAXサーバー118と通信し、データの送受信や、FTP(File Transfer Protocol)、SMB(Server Message Block)、WebDAV等のプロトコルに従って、ファイルの送受信を行う処理を行う。
WEBブラウザ連携部505は、MFP111のWEBブラウザ404と通信し、WEBブラウザ404の呼び出しや、WEBブラウザ404からの操作終了の通知を受け取る等の処理を行う。WEBブラウザ連携部505は、WEBブラウザ404から操作終了の通知を受け取った場合、アプリケーション409、410の画面を操作部212に表示するようUI制御部501に依頼する。
図6は、FAXサーバー118におけるモジュールとMFP111におけるFAX送信アプリケーション410のモジュールの構成例を示す。これらのモジュールはFAXサーバー118とMFP111のHDD205もしくはROM203に格納され、CPU202が実行する。
図6(a)は、FAXサーバー118のモジュールの構成例を示す。ファイル処理モジュール610は、ファイルサーバー123から発注情報ファイル2000(図10)の取得、FAXジョブファイル1331、1411、1511(図9)の取得と配置を行う。また、ファイル処理モジュール610は、ファイルサーバー123がFAXサーバー118の管理下にファイルを配置したことを検知する。
DB処理モジュール611は、DB117の送信ジョブ管理テーブル3000、システム管理ログ管理テーブル3100からレコードの登録と参照を行う。更に、DB処理モジュール611は、支店管理テーブル3200、担当者管理テーブル3300、デバイス管理テーブル3400に対しレコードの参照を行う。発注情報処理モジュール620は、発注情報ファイル2000から発注情報を取得する。帳票処理モジュール621は、発注情報処理モジュール620が取得した発注情報とQRコード(登録商標)処理モジュール622が作成したQRコードとから、発注帳票データ6000の生成を行う。QRコード処理モジュール622は、発注情報処理モジュール620が取得した受注IDからQRコードを生成する。なお、QRコードの生成方法については、周知の技術を用いるものとし、ここでの詳細な説明は省略する。
FAXジョブ処理モジュール623は、帳票処理モジュール621が生成した発注帳票データ6000からFAXジョブファイル1311を生成し、FAX送信アプリケーション410にFAXジョブファイルの送信要求をする。更にFAXジョブ処理モジュール623は、ジョブファイルの生成および送信要求の結果を、送信ジョブ管理テーブル3000およびシステム管理ログ管理テーブル3100に対し、登録もしくは変更する。FAX送信確認処理モジュール624は、FAX送信アプリケーション410から受信したFAX送信結果を確認したり、FAXジョブファイル1411、1511のファイル名からFAX送信結果を確認したりする。また、FAX送信確認処理モジュール624は、FAX送信結果を確認するためのタイマー設定、解除およびタイマーイベントの検知を行う。システム管理ログ処理モジュール625は、PC110からシステム管理ログビューア5000経由でリクエストされたシステム管理ログを、DB117のシステム管理ログ管理テーブル3100から取得し、システム管理ログビューア5000に返す。
図6(b)は、MFP111におけるFAX送信アプリケーション410のモジュールの構成例を示す。FAX処理モジュール630は、FAXサーバー118からFAX送信リクエストを受信したら、ファイルサーバー123よりFAXジョブファイル1331を取得し、FAX送信を行う。結果通知処理モジュール631は、FAX送信結果を受信したことに起因して、FAXサーバー118に通知したり、ファイルサーバー123のFAXジョブファイル1411、1511のファイル名を変更して結果を通知したりする。
図7は、FAXサーバー118において処理プログラムを実行する際、処理プログラムをRAM304上にロードした際のメモリマップの構造例を示す。また、MFP111において処理プログラムを実行する際、処理プログラムをRAM204上にロードした際のメモリマップの構造例を示す。なお、MFP113でも同様の構成とし、ここではMFP111を用いて説明する。
メモリマップは、基本I/Oプログラム701、システム・プログラム702、各種処理プログラム703、エリア704、ワークエリア705で構成される。基本I/Oプログラム701は、入出力を司る。システム・プログラム702は、各種処理プログラム703に動作環境を提供する。各種処理プログラム703は、本実施形態に係る処理プログラムを含む様々な処理プログラムである。エリア704は、関連データを格納する。ワークエリア705は、各種処理プログラム703が動作する際に一時的に利用される。なお、容量の制約により701〜705として利用する領域が足りない場合、FAXサーバー118ではHDD305をRAM304の領域の一部として扱っても良く、MFP111ではHDD205をRAM204の領域の一部として扱ってもよい。
[処理の流れ]
(ワークフロー)
図8は、FAX装置から注文をする顧客101、商社支店103、商社本店105、メーカー106のワークフローを示す。
(ワークフロー)
図8は、FAX装置から注文をする顧客101、商社支店103、商社本店105、メーカー106のワークフローを示す。
WF800において、顧客101は、FAX装置108を用いて、商社支店103に対して注文FAXを送信する。商社支店103では、MFP111がFAXを受信する。
WF801において、MFP111は、予め指定された設定に従い、商社本店105のファイルサーバー123に対して受信したFAXデータを転送する。この時、MFP111は、画像データのまま送信する事も、PDF(Portable Document Format)に変換して送る事も、或いはテキストデータに変換して送る事も可能である。本実施形態では、MFP111は、FAXデータをファイルサーバー123に転送するが、その転送先はファイルサーバー123内に限らず、FAXサーバー118が管理可能な領域な共有領域であればどこでも構わない。
WF802において、商社支店103の担当者は、PC110を用いてファイルサーバー123に格納されたFAXデータを閲覧する。WF803において、商社支店103の担当者は、基幹システム116に対して任意の注文情報を入力する。基幹システム116に入力する方法は、WEBブラウザに表示されたUIを介して行われても良く、その方法は問わない。
WF804において、基幹システム116は、要求元としての商社支店103の担当者から注文情報が入力されると、その注文情報に基づいて発注情報ファイル2000を出力し、FAXサーバー118に送付する。ここでの送付方法は、ファイルサーバー123経由でも良いし、WEBサービスでも良いし、その方法は問わない。WF805において、FAXサーバー118は、基幹システム116から受信した発注情報ファイル2000に基づいて発注帳票データ6000を出力し、商社支店103のMFP111に通知する。
WF806において、商社支店103のMFP111は、FAXサーバー118から受信した発注帳票データ6000をメーカー106のFAX装置121に送信する。WF807において、メーカー106の担当者は、発注帳票データ6000に納期回答を記載した上で、FAX装置121を介して商社支店103MFP111に送信する。WF808において、商社支店103のMFP111は、予め指定された設定に従い、商社本店105のファイルサーバー123に対して、メーカー106から受信したFAXデータ(納期回答を含む注文帳票データ)を転送する。
WF809において、商社支店103の担当者は、PC110を用いてファイルサーバー123に格納されたFAXデータ(納期回答を含む注文帳票データ)を閲覧し、FAXデータに対して更に納期回答を付与(更新)する。WF810において、商社支店103の担当者は、納期回答を付与(更新)したFAXデータをPC110からMFP111に送信する。
WF811において、商社支店103のMFP111は、納期回答が付与されたFAXデータを顧客101のFAX装置108に送信する。WF812において、商社本店105のFAXサーバー118は、WF800、WF806、WF807、WF811で顧客101もしくはメーカー106との間で送受信したFAXデータをファイルサーバー123から取得する。WF813において、FAXサーバー118は、取得したFAXデータを文書サーバー119に格納する。
以下、図9〜図15を用いて本実施形態に係る特徴の詳細(WF804〜WF805)を説明する。
(フォルダ構成)
図9は、ファイルサーバー123におけるフォルダおよびファイルの構成例を示す。なお、各種データをファイルサーバー123以外で管理する場合には、その管理先の構成が以下のようなものとなる。
図9は、ファイルサーバー123におけるフォルダおよびファイルの構成例を示す。なお、各種データをファイルサーバー123以外で管理する場合には、その管理先の構成が以下のようなものとなる。
図9(a)は、FAXデータを管理するフォルダおよびファイル構成の例を示す。FAXサーバーROOTフォルダ1100以下に位置するフォルダは、PC110、MFP111、FAXサーバー118より参照および更新可能なように構成される。FAXサーバーROOTフォルダ1100は、LIBフォルダ1200、DEVフォルダ1300を配下に保持する。LIBフォルダ1200は、PC110およびFAXサーバー118より参照および更新される。LIBフォルダ1200は、配下に支店Xフォルダ1210を配下に保持する。支店Xフォルダ1210は、支店Xで管理するデータが格納されるフォルダである。支店Xフォルダ1210は、担当フォルダ1220を配下に保持する。
担当フォルダ1220は、担当者を管理するフォルダである。担当フォルダ1220は、Yamadaフォルダ1230を管理する。Yamadaフォルダ1230は、支店Xで管理される担当者、本例では「山田(Yamada)」が管理するフォルダである。Yamadaフォルダ1230は、メーカーAに送信したFAXデータのFAXジョブファイル1231を管理する。
DEVフォルダ1300は、MFP111およびFAXサーバー118より参照および更新される。DEVフォルダ1300は、配下に支店Xフォルダ1310を配下に保持する。支店Xフォルダ1310は、支店Xで管理するフォルダである。支店Xフォルダ1310は、DEVICEフォルダ1320を配下に保持する。DEVICEフォルダ1320は、支店Xで管理しているMFP111がFAXデータを送信する際に使用するフォルダである。DEVICEフォルダ1320は、配下に送信フォルダ1330を保持する。送信フォルダ1330は、MFP111がFAXデータを送信する際に参照するフォルダである。また、送信フォルダ1330は、FAXサーバー118が送信データを配置するフォルダでもある。送信フォルダ1330は、配下にFAXジョブファイル1331を管理する。FAXジョブファイル1331は、FAX送信を行うためのファイルである。本実施形態では、ジョブファイルになるが、画像データでも良いし、ファイル形式は特に問わない。
図9(b)は、FAXデータ送信が成功した場合において、その結果をFAXサーバー118に通知できない場合に、ファイル名で結果を保持する例である。FAXジョブファイル1411は、ファイル名に送信成功を示す「OK」をファイル名の先頭に付与した例である。
図9(c)は、FAXデータ送信が失敗した場合において、その結果をFAXサーバー118に通知できない場合に、ファイル名で結果を保持する例である。FAXジョブファイル1511は、ファイル名に送信失敗を示す「NG」をファイル名の先頭に付与した例である。
なお、図9(b)(c)において、FAXデータ送信が成功/失敗した場合を示しているが、FAX機能以外の処理を対象とする場合には、その処理の成功/失敗した場合に対応することとなる。
(ファイル構成)
図10は、発注情報ファイル2000の構成例を示す。発注情報ファイル2000は、基幹システム116が出力するデータであり、FAXサーバー118が参照する。発注情報ファイル2000は、発注ID2010、相手先2011、相手先電話番号2012、担当者2013、支店2014、デバイス2015、品番2016、個数2017、品名2018、および単価2019を含む。発注情報ファイル2000の処理詳細については後述する。本実施形態では、発注情報ファイル2000は、CSV(Comma Separated Values)形式のファイルであるが、XML(Extensible Markup Language)ファイルなどの形式でもよく、FAXサーバー118が認識可能なファイルであれば形式は問わない。
図10は、発注情報ファイル2000の構成例を示す。発注情報ファイル2000は、基幹システム116が出力するデータであり、FAXサーバー118が参照する。発注情報ファイル2000は、発注ID2010、相手先2011、相手先電話番号2012、担当者2013、支店2014、デバイス2015、品番2016、個数2017、品名2018、および単価2019を含む。発注情報ファイル2000の処理詳細については後述する。本実施形態では、発注情報ファイル2000は、CSV(Comma Separated Values)形式のファイルであるが、XML(Extensible Markup Language)ファイルなどの形式でもよく、FAXサーバー118が認識可能なファイルであれば形式は問わない。
(テーブル構成)
図11は、商社本店105に配置されるDB117に記憶されるデータテーブルの構成例を示す。各IDは、要素を一意に識別するための識別情報である。なお、各テーブルを用いた処理の詳細については後述する。
図11は、商社本店105に配置されるDB117に記憶されるデータテーブルの構成例を示す。各IDは、要素を一意に識別するための識別情報である。なお、各テーブルを用いた処理の詳細については後述する。
図11(a)は、送信ジョブ管理テーブル3000の構成例を示す。送信ジョブ管理テーブル3000は、FAXサーバー118から参照および更新可能なように構成される。送信ジョブ管理テーブル3000は、ジョブID3010、FAXジョブファイル名3011、送信ステータス3012、支店ID3013、担当者ID3014、作成日時3015、および更新日時3016を含む。
図11(b)は、システム管理ログ管理テーブル3100の構成例を示す。システム管理ログ管理テーブル3100は、FAXサーバー118から参照および更新可能なように構成される。システム管理ログ管理テーブル3100は、日時3110、処理3111、処理詳細3112、支店ID3113、担当者ID3114、デバイスID3115、受注ID3116、格納フォルダ3117、文書名3118、相手先3119、相手先電話番号3120、ステータス3121、詳細3122、作成日時3123、および更新日時3124を含む。
図11(c)は、支店管理テーブル3200の構成例を示す。支店管理テーブル3200は、FAXサーバー118から参照可能なように構成される。支店管理テーブル3200は、支店ID3210、支店名3211、支店フォルダ名3212、受信フォルダ名3213、デフォルト振分フォルダ名3214、支店管理者名3215、支店管理者メールアドレス3216、作成日時3217、および更新日時3218を含む。
図11(d)は、担当者管理テーブル3300の構成例を示す。担当者管理テーブル3300は、FAXサーバー118から参照可能なように構成される。担当者管理テーブル3300は、担当者ID3310、担当者名3311、受信済文書格納フォルダ名3312、送信済文書格納フォルダ名3313、支店ID3314、デバイスID3315、基幹システム内の名称3316、作成日時3317、および更新日時3318を含む。
図11(e)は、デバイス管理テーブル3400の構成例を示す。デバイス管理テーブル3400は、FAXサーバー118から参照可能なように構成される。デバイス管理テーブル3400は、支店ID3410、デバイスID3411、デバイス名3412、デバイスフォルダ3413、アドレス3414、作成日時3415、および更新日時3416を含む。
図12は、ジョブ管理テーブル4000の構成例を示す。ジョブ管理テーブル4000は、FAX送信アプリケーション410から参照および更新可能なように構成される。ジョブ管理テーブル4000は、ジョブID4010、ジョブファイルパス4011、およびリクエスト元4012を含む。ジョブ管理テーブル4000の処理詳細については後述する。なお、ジョブ管理テーブル4000は、FAX送信アプリケーション410が参照可能なMFP111内のメモリにファイルとして保持されてもよいし、商社本店105内のDB117で管理されてもよく、その方法は問わない。
(UI構成)
図13は、システム管理ログビューア5000の構成例を示す。システム管理ログビューア5000は、システム管理ログ管理テーブル3100に保持されているシステム管理ログを閲覧する際にその内容を表示するための画面として提示され、商社支店の担当者などにより用いられる。本実施形態では、PC110のWEBブラウザから閲覧しているが、WEBブラウザ以外で表示しても良いし、また、UIの表示方法も特にこれに限定するものではない。
図13は、システム管理ログビューア5000の構成例を示す。システム管理ログビューア5000は、システム管理ログ管理テーブル3100に保持されているシステム管理ログを閲覧する際にその内容を表示するための画面として提示され、商社支店の担当者などにより用いられる。本実施形態では、PC110のWEBブラウザから閲覧しているが、WEBブラウザ以外で表示しても良いし、また、UIの表示方法も特にこれに限定するものではない。
(出力データ)
図14は、出力データとしての発注帳票データ6000の構成例を示す。これは、基幹システム116が出力する発注情報ファイル2000を基に作成するFAXデータの例である。本実施形態では、発注帳票データ6000の項目として、発注日、受信ID、合計金額、品番、品名、個数、単価、希望納期、QRコードを付与した例を示すが、これに限定するものではなく、また、形式については問わない。
図14は、出力データとしての発注帳票データ6000の構成例を示す。これは、基幹システム116が出力する発注情報ファイル2000を基に作成するFAXデータの例である。本実施形態では、発注帳票データ6000の項目として、発注日、受信ID、合計金額、品番、品名、個数、単価、希望納期、QRコードを付与した例を示すが、これに限定するものではなく、また、形式については問わない。
(処理シーケンス)
ここで、基幹システム116が出力する発注情報ファイル2000を基に、FAX送信し、支店Xの担当者が送信完了を確認するまでの本実施形態に係る処理シーケンスを、図15A〜図15Dを用いて説明する。
ここで、基幹システム116が出力する発注情報ファイル2000を基に、FAX送信し、支店Xの担当者が送信完了を確認するまでの本実施形態に係る処理シーケンスを、図15A〜図15Dを用いて説明する。
図15Aのシーケンスは、基幹システム116が発注情報ファイル2000を出力し、MFP111のFAX送信アプリケーション410がFAX送信するまでの処理を示す(図8のWF804〜WF806)。
基幹システム116にPC110からデータが入力された場合(図8のWF803)、そのタイミングで基幹システム116は、発注情報ファイル2000をファイルサーバー123に配置する(S101)。このとき、FAXサーバー118は、ファイルサーバー123に発注情報ファイル2000が配置されたことをイベントで検知するものとする(S102)。本例では、支店管理テーブル3200において、支店ID「BID_0001」のレコード、担当者管理テーブル3300担当者ID「CID_0001」のレコード、デバイス管理テーブル3400にデバイスID「DID_0001」のレコードが記録済みとなる。
発注情報ファイル配置イベントを検知すると、FAXサーバー118のファイル処理モジュール610は、ファイルサーバー123から発注情報ファイル2000を取得する(S103〜S104)。
FAXサーバー118の発注情報処理モジュール620は、取得した発注情報ファイル2000から、受注ID「OID_0001」、相手先「メーカーA」、相手先電話番号「03−1111−XXX」、担当者「山田」、支店「支店X」、デバイス「支店X_A」、品番「PARTS_0001」、個数「10」、品名「パーツ1」、単価「1000」を取得する(S105)。
FAXサーバー118のQRコード処理モジュール622は、取得した受注IDからQRコードデータを生成する(S106)。FAXサーバー118の帳票処理モジュール621は、生成したQRコードデータ、相手先、受注ID、品番、品名、個数、単価から発注帳票データ6000を生成する(S107)。
FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、生成した発注帳票データ6000と相手先電話番号からFAXジョブファイルを生成する(S108)。ここでのジョブファイル名は、受注ID「OID_0001」、相手先「メーカーA」と処理日から「OID_0001_メーカーA_20131214.prn」とする。
FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、DB処理モジュール611を介して、支店管理テーブル3200から支店「支店X」をキーとして、支店ID「BID_0001」を取得する。更に、FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、デバイス管理テーブル3400から支店IDとデバイス名「支店X_A」をキーとして、デバイスID「DID_0001」、デバイスフォルダ「DEVICE」、およびアドレス「192.168.1.1」を取得する(S109〜S110)。
FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、ファイル処理モジュール610を介して、支店「支店X」とデバイスフォルダ「DEVICE」をキーとして、送信フォルダ1330の配下にFAXジョブファイル1331を配置する(S111)。
FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、DB処理モジュール611を介して送信ジョブ管理テーブル3000にジョブID「JID_0001」のレコードを登録し、送信ステータスを「作成済」にする(S112)。また、FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、システム管理ログ管理テーブル3100にも処理詳細の値が「文書作成」のレコードを登録する。
FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、アドレス「192.168.1.1」を送信先として、MFP111のFAX送信アプリケーション410に、ジョブID「JID_0001」、FAXジョブファイル「DEV¥支店X¥DEVICE¥OID_0001_メーカーA_20131214.prn」をパラメータとして付与してFAX送信リクエストを送信する(S113)。MFP111のFAX処理モジュール630は、FAXサーバー118からFAX送信リクエストを正常に受信できた場合、FAXサーバー118にその旨を返信する(S114)。
FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、DB処理モジュール611を介して送信ジョブ管理テーブル3000にジョブID「JID_0001」のレコードの送信ステータスを「送信中」にする。また、FAXサーバー118のFAXジョブ処理モジュール623は、システム管理ログ管理テーブル3100にも処理詳細の値が「送信要求」のレコードを登録する(S115)。
FAXサーバー118のFAX送信確認処理モジュール624は、ジョブID「JID_0001」をパラメータとしてFAX送信確認用のタイマーを設定する(S116)。ここでの計時手段としてのタイマーにより、ジョブファイルを生成してから経過した時間を計測し管理する。このタイマーに設定された時間間隔に応じて定期的にFAX送信が行われたか否かの確認が実行される。本実施形態では、タイマーのパラメータとしてジョブID「JID_0001」を設定しているが、送信ジョブ管理テーブル3000の送信ステータスが「送信中」のものを処理対象としても良く、その方法は問わない。
MFP111のFAX処理モジュール630は、受信したFAX送信リクエストのパラメータに基づき、ファイルサーバー123からFAXジョブファイル1331を取得する(S117〜S118)。MFP111のFAX処理モジュール630は、パラメータにジョブID「JID_0001」を付与して、取得したFAXジョブファイル1331をジョブ投入してFAX送信を行う(S119)。MFP111のFAX処理モジュール630は、リクエストのパラメータである、ジョブID「JID_0001」、FAXジョブファイル「DEV¥支店X¥DEVICE¥OID_0001_メーカーA_20131214.prn」とリクエスト情報から相手先IPアドレスを取得し、ジョブ管理テーブル4000にジョブID「JID_0001」のレコードを登録する(S120)。
図15Bは、MFP111のFAX送信アプリケーション410がFAX送信した後、正常にFAX送信を行えた結果をFAXサーバー118に直接通知するフローチャートである。FAX送信結果イベントのパラメータとして、送信したジョブIDを取得する可能なことが前提である。本実施形態では、MFP111のFAX送信アプリケーション410が、送信結果イベントを検知してFAX送信結果を取得するが、ジョブ履歴を定期的に確認して送信結果を取得するようにしても良い。
送信結果イベントを検知すると(S201)、MFP111の結果通知処理モジュール631は、取得したパラメータのジョブID「JID_0001」をキーとして、ジョブ管理テーブル4000から送信元IPアドレス「192.168.1.2」を取得する。更に、MFP111の結果通知処理モジュール631は、送信結果イベントにて得られた送信結果をFAXサーバー118に送信する(S202)。
FAXサーバー118のFAX送信確認処理モジュール624は、DB処理モジュール611を介して送信ジョブ管理テーブル3000のジョブID「JID_0001」のレコードの送信ステータスを「送信済」にする(S203)。また、FAX送信確認処理モジュール624は、システム管理ログ管理テーブル3100にも処理詳細の値が「結果」となるレコードを登録する。FAX送信確認処理モジュール624は、FAX送信確認用のタイマーを解除する(S204)。FAX送信確認処理モジュール624は、ファイル処理モジュール610を介して、ファイルサーバー123のFAX送信ジョブファイルを削除する(S205)。
図15Cは、MFP111のFAX送信アプリケーション410がFAX送信した結果を直接通知できない場合に、ファイルサーバー123を経由してFAXサーバー118に通知するフローチャートである。FAX送信結果を取得する手段は、図15Bのフローチャートと同じである。
送信結果イベントを検知すると(S301)、MFP111の結果通知処理モジュール631は、取得したパラメータのジョブID「JID_0001」をキーとして、ジョブ管理テーブル4000から送信元IPアドレス「192.168.1.2」を取得する。更に、結果通知処理モジュール631は、送信結果イベントにて得られた送信結果をFAXサーバー118に送信する(S302)。ここでFAXサーバー118に通知できないことを検知した場合、結果通知処理モジュール631は、ファイルサーバー123のFAXジョブファイル1331を、図9(b)に示すFAXジョブファイル1411のようにファイル名「OK_OID_0001_メーカーA_20131214.prn」に変更する(S303)。送信結果イベントにおいてFAX送信に失敗していた場合には、結果通知処理モジュール631は、図9(c)に示すFAXジョブファイル1511のようにファイル名「NG_OID_0001_メーカーA_20131214.prn」に変更する(S303)。なお、本実施形態では、ファイル名に送信結果を設定しているが、ファイル名以外の属性や別のファイルなどに情報を保持しても良く、その方法は問わない。
FAXサーバー118のFAX送信確認処理モジュール624は、図15AのS116で設定したタイマーイベントを検知した場合(S304)、イベントパラメータのジョブID「JID_0001」をキーとして、DB処理モジュール611を介してFAXジョブファイル名「DEV¥支店X¥DEVICE¥OID_0001_メーカーA_20131214.prn」を取得する。FAX送信確認処理モジュール624は、取得したFAXジョブファイル名をキーとして、ファイル処理モジュール610を介して、ファイルサーバー123から該当するFAXジョブファイル1411、1511のファイル名を取得する(S305)。
FAXサーバー118のFAX送信確認処理モジュール624は、取得したジョブファイル名から先頭に「OK」があれば送信成功、「NG」があれば送信失敗のように送信結果を判定する(S306)。FAX送信確認処理モジュール624は、DB処理モジュール611を介して送信ジョブ管理テーブル3000にジョブID「JID_0001」のレコードの送信ステータスを「送信済」にする。また、FAX送信確認処理モジュール624は、システム管理ログ管理テーブル3100にも処理詳細の値が「結果」のレコードを登録する(S307)。FAX送信確認処理モジュール624は、FAX送信確認用のタイマーを解除する(S308)。FAX送信確認処理モジュール624は、ファイル処理モジュール610を介して、ファイルサーバー123のFAXジョブファイル1411、1511を削除する(S309)。
図15Dは、商社支店103の担当者が、PC110を用い、FAX送信状況を確認するフローチャートである。本実施形態では、PC110に備えられたWEBブラウザを起動してシステム管理ログ情報を取得しているが、専用のアプリケーションでも良く、その閲覧の方法は問わない。
商社支店103の担当者は、PC110のWEBブラウザを起動して、FAXサーバー118にシステム管理ログ情報の取得を行う(S401)。FAXサーバー118のシステム管理ログ処理モジュール625は、DB処理モジュール611を介して、システム管理ログ管理テーブル3100より全てのレコード情報を取得する(S402〜S403)。
FAXサーバー118のシステム管理ログ処理モジュール625は、取得したシステム管理ログ情報をPC110のWEBブラウザに返す(S404)。PC110のWEBブラウザは、システム管理ログをシステム管理ログビューア5000のようにWEBブラウザ上に表示する(S405)。本実施形態では、全てのシステム管理ログ情報を取得したが、WEBブラウザで取得する条件を指定しても良いし、また、文書名などをキーとしてソートした状態で表示しても良く、その方法は問わない。
図16Aおよび図16Bは、図15Bおよび図15Cにおいて、FAXサーバー118とMFP111のFAX送信アプリケーション410のそれぞれが送信確認を行う本実施形態のフローチャートである。
図16Aは、MFP111のFAX送信アプリケーション410がFAX送信をし、FAX送信を行った結果をFAXサーバー118に通知する処理を示す。ここで、FAX送信結果イベントのパラメータとして、送信したジョブIDを取得するものとする。本実施形態では、イベントを検知してFAX送信結果を取得するが、ジョブ履歴を定期的に確認して送信結果を取得するようにしても良い。
結果通知処理モジュール631は、MFP111から送信結果を受信したか否かを確認する(S501)。送信結果を受信していない場合(S501にてNO)、結果通知処理モジュール631は再度、送信結果を受信したかを確認する。
結果通知処理モジュール631は、送信結果を受信した場合(S501にてYES)、取得したパラメータのジョブID「JID_0001」をキーとして、ジョブ管理テーブル4000から送信元IPアドレス「192.168.1.2」を取得し、送信結果をFAXサーバー118に送信する(S502)。結果通知処理モジュール631は、送信結果をFAXサーバー118に通知できたか確認する(S503)。通知が成功した場合(S503にてYES)、本処理フローを終了する。
FAXサーバー118の異常終了などにより通知結果をFAXサーバー118に直接通知できない場合(S503にてNO)、結果通知処理モジュール631は、取得したパラメータのジョブID「JID_0001」をキーとして、ジョブ管理テーブル4000からジョブファイルパス「DEV¥支店X¥DEVICE¥OID_0001_メーカーA_20131214.prn」を取得する。結果通知処理モジュール631は、ジョブファイルパスからファイルサーバー123にあるFAXジョブファイル1331を、FAX送信成功の場合にはFAXジョブファイル1411のファイル名に、FAX送信失敗の場合にはFAXジョブファイル1511のファイル名に変更する(S504)。その後、本処理フローを終了する。
図16Bは、FAXサーバー118がFAX送信アプリケーション410からのFAX送信結果通知、およびファイルサーバー123のFAXジョブファイルのファイル名からFAX送信結果を取得するフローチャートである。
FAX送信確認処理モジュール624は、送信結果を受信したか否かを確認する(S601)。送信結果を受信しなかった場合(S601にてNO)、FAX送信確認処理モジュール624は、FAX送信確認用タイマーのタイムアウトが発生しているか確認する(S602)。タイムアウトが発生していない場合(S602にてNO)、FAX送信確認処理モジュール624は、S601へ戻り、送信結果を受信したか否かを再度確認する。
タイムアウトが発生している場合(S602にてYES)、FAX送信確認処理モジュール624は、タイムアウトイベントパラメータのジョブID「JID_0001」をキーとして、DB処理モジュール611を介してFAXジョブファイル名「DEV¥支店X¥DEVICE¥OID_0001_メーカーA_20131214.prn」を取得する。FAX送信確認処理モジュール624は、取得したFAXジョブファイル名をキーとして、ファイル処理モジュール610を介して、ファイルサーバー123から該当するFAXジョブファイル1411、1511のファイル名を取得する(S603)。
FAX送信確認処理モジュール624は、取得したジョブファイル名から先頭に「OK」があれば送信成功、「NG」があれば送信失敗、FAXジョブファイル1331と同じファイル名であれば送信結果が「無し」として、送信結果を確認する(S604)。
送信結果が「無し」であると判定した場合(S605にてNO)、FAX送信確認処理モジュール624は、S601に戻り、再度送信結果を受信したか否かを確認する。
送信結果を受信した場合(S601にてYES)、または、FAXジョブファイル名を確認しFAX送信結果を取得した場合(S605にてYES)、FAX送信確認処理モジュール624は、DB処理モジュール611を介して送信ジョブ管理テーブル3000にジョブID「JID_0001」のレコードの送信ステータスを「送信済」にする。また、FAX送信確認処理モジュール624は、システム管理ログ管理テーブル3100にも処理詳細の値が「結果」のレコードを登録する(S606)。
FAX送信確認処理モジュール624は、FAX送信確認用のタイマーを解除する(S607)。FAX送信確認処理モジュール624は、DB処理モジュール611を介してFAXジョブファイル名「DEV¥支店X¥DEVICE¥OID_0001_メーカーA_20131214.prn」を取得する。FAX送信確認処理モジュール624は、取得したFAXジョブファイルからファイル処理モジュール610を介して、ファイルサーバー123のFAX送信ジョブファイルを削除する(S608)。その後、処理フローを終了する。
以上、本願発明により、リスエストに対応するレスポンスを直接受け付けることができない状況でも、そのレスポンスに関する情報(処理状況)を確実に取得することができる。
なお、本実施形態では、MFPが行う処理としてFAX送信を対象とした例を用いて説明した。しかし、これに限定するものではなく、要求に応じて処理を行い、その処理の実行結果を通知する構成であれば他の処理であってもよい。
<その他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
FAX装置 108、PC 110、MFP 111、基幹システム 116、データベース 117、FAXサーバー 118、文書サーバー 119、ファイルサーバー123
Claims (14)
- 第一のサーバー、第二のサーバー、及びジョブ処理装置を含むシステムであって、
前記第一のサーバーは、
要求元からの要求に基づいて処理の情報を含むファイルを生成し、記憶部に格納する手段を有し、
前記第二のサーバーは、
前記記憶部に前記ファイルが格納されたことに応じて、当該ファイルを用いて前記ジョブ処理装置にて用いられるジョブファイルを生成し、前記記憶部に格納する生成手段と、
前記ジョブ処理装置に対し、前記ジョブファイルを用いたジョブの実行を要求する要求手段と、
前記ジョブ処理装置から前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信する受信手段と、
を有し、
前記ジョブ処理装置は、
前記第二のサーバーから前記ジョブの実行の要求を受信したことに応じて、前記記憶部に格納されたジョブファイルを用いて当該ジョブを実行する実行手段と、
前記実行手段による前記ジョブの実行結果を前記第二のサーバーに送信する送信手段と、
前記送信手段による前記ジョブの実行結果の送信が失敗した場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を変更する変更手段と
を有することを特徴とするシステム。 - 前記第二のサーバーは、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名に基づいてジョブの実行結果を判定する判定手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。
- 前記第二のサーバーは、前記生成手段にてジョブファイルを生成して前記記憶部に格納してから経過した時間を計測する計時手段を更に有し、
前記判定手段は、前記計時手段にて計測した時間に基づいて、定期的に前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を確認することを特徴とする請求項2に記載のシステム。 - 前記判定手段は、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名が変更されている場合、前記計時手段による時間の計測を解除し、当該ジョブファイルを削除することを特徴とする請求項3に記載のシステム。
- 前記第二のサーバーは、前記ジョブの実行結果を表示する画面を提示する手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシステム。
- 前記変更手段は、前記ジョブファイルのファイル名に、
前記ジョブ処理装置でのジョブの実行の成功、且つ、前記送信手段による送信の失敗、
前記ジョブ処理装置でのジョブの実行の失敗、且つ、前記送信手段による送信の失敗、
のいずれかを示す旨の情報を含めることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシステム。 - 前記ジョブは、FAX送信のジョブであり、
前記ジョブ処理装置は、FAX機能を備える装置であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシステム。 - ジョブ処理装置に接続された情報処理装置であって、
指定された情報に基づいて前記ジョブ処理装置がジョブを実行する際に用いるジョブファイルを生成し、記憶部に格納する生成手段と、
前記ジョブ処理装置に対し、前記ジョブファイルを用いたジョブの実行を要求する要求手段と、
前記ジョブ処理装置から前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信する受信手段と、
前記受信手段にて前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信できない場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を参照してジョブの実行結果を判定する判定手段と、
を有し、
前記ジョブファイルのファイル名は、前記ジョブ処理装置が前記情報処理装置に前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を送信できない場合に前記ジョブ処理装置により変更されることを特徴とする情報処理装置。 - ジョブの実行の要求を受信したことに応じて、記憶部に格納された当該ジョブに対応するジョブファイルを用いて当該ジョブを実行する実行手段と、
前記実行手段による実行結果を前記ジョブの要求元に送信する送信手段と、
前記送信手段による実行結果の送信が失敗した場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を変更する変更手段と
を有することを特徴とするジョブ処理装置。 - 第一のサーバー、第二のサーバー、及びジョブ処理装置を含むシステムにおける制御方法であって、
前記第一のサーバーにおいて、
要求元からの要求に基づいて処理の情報を含むファイルを生成し、記憶部に格納する工程を有し、
前記第二のサーバーにおいて、
前記記憶部に前記ファイルが格納されたことに応じて、当該ファイルを用いて前記ジョブ処理装置にて用いられるジョブファイルを生成し、前記記憶部に格納する工程と、
前記ジョブ処理装置に対し、前記ジョブファイルを用いたジョブの実行を要求する工程と、
前記ジョブ処理装置から前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信する工程と、
を有し、
前記ジョブ処理装置において、
前記第二のサーバーから前記ジョブの実行の要求を受信したことに応じて、前記記憶部に格納されたジョブファイルを用いて当該ジョブを実行する工程と、
前記ジョブの実行結果を前記第二のサーバーに送信する工程と、
前記ジョブの実行結果の送信が失敗した場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を変更する工程と
を有することを特徴とするシステムの制御方法。 - ジョブ処理装置にネットワークを介して接続された情報処理装置の制御方法であって、
指定された情報に基づいて前記ジョブ処理装置がジョブを実行する際に用いるジョブファイルを生成し、記憶部に格納する生成工程と、
前記ジョブ処理装置に対し、前記ジョブファイルを用いたジョブの実行を要求する要求工程と、
前記ジョブ処理装置から前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信する受信工程と、
前記受信工程にて前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を受信できない場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を参照してジョブの実行結果を判定する判定工程と、
を有し、
前記ジョブファイルのファイル名は、前記ジョブ処理装置が前記情報処理装置に前記ジョブの実行の要求に対する実行結果を送信できない場合に前記ジョブ処理装置により変更されることを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - ジョブの実行の要求を受信したことに応じて、記憶部に格納された当該ジョブに対応するジョブファイルを用いて当該ジョブを実行する実行工程と、
前記実行工程における前記ジョブの実行結果を前記ジョブの要求元に送信する送信工程と、
前記送信工程における前記ジョブの実行結果の送信が失敗した場合、前記記憶部に格納されたジョブファイルのファイル名を変更する変更工程と
を有することを特徴とするジョブ処理装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項8に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項9に記載のジョブ処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014083103A JP2015204524A (ja) | 2014-04-14 | 2014-04-14 | システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、ジョブ処理装置およびその制御方法、並びにプログラム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Family
ID=54597746
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2015204524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020202501A (ja) * | 2019-06-11 | 2020-12-17 | 富士ゼロックス株式会社 | 送信装置及びプログラム |
US11647128B2 (en) * | 2020-09-25 | 2023-05-09 | Ricoh Company, Ltd. | Management apparatus, management system, and recording medium |
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2014
- 2014-04-14 JP JP2014083103A patent/JP2015204524A/ja active Pending
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