JP5998655B2 - 処理装置、ファームウェアの更新方法、更新プログラム、記録媒体、及び、ファームウェア更新システム - Google Patents

処理装置、ファームウェアの更新方法、更新プログラム、記録媒体、及び、ファームウェア更新システム Download PDF

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Description

本発明は、ファームウェアの更新を行う、処理装置、ファームウェアの更新方法、更新プログラム、記録媒体、及び、ファームウェア更新システムに関する。
複合機等の処理装置は、ネットワーク上のファームウェア提供サーバからファームウェアを取得して、ファームウェアの更新(アップデート)を行う機能を備えている。一般的なファームウェアの更新の場合、更新前のファームウェアで使用していた設定情報は、更新後のファームウェアにおいてもそのまま使用できる場合が多い。即ち、ファームウェアの更新の前後で、設定情報に互換性がある。
しかしながら、例えば、通常のファームウェア(以下「通常ファームウェア」という)とは別に、特殊なファームウェア(以下「特殊ファームウェア」という)を使用する場合がある。この場合、ファームウェア提供サーバから特殊ファームウェアを取得してファームウェアの更新を行ったときに、特殊ファームウェアにおいては、更新前の設定情報が使用できない(或いは、一部しか使用できない)ことがある。即ち、特殊ファームウェアを用いる場合、ファームウェアの更新の前後で設定情報に互換性がない場合がある。
また、特殊ファームウェアは、一時的にのみ使用される場合が多くあり(例えば、通常と異なる仕様を試しに使用する場合等)、特殊ファームウェアを一定期間使用した後、処理装置のファームウェアを更新前の通常ファームウェアに戻したいという要望がある。この場合、通常ファームウェアのファームウェアデータ(ファームウェア自体のデータ)はファームウェア提供サーバから取得することができるが、更新前の通常ファームウェアで使用していた設定情報を復元することはできない。更新前の通常ファームウェアで使用していた設定情報を復元するためには、予めファームウェアの更新の前に設定情報をバックアップしておく必要がある。また、更新前の通常ファームウェアに戻す場合、更新前の通常ファームウェアの識別情報(例えば、バージョン情報等)をバックアップしておく必要がある。しかしながら、処理装置内に設定情報やファームウェアの識別情報をバックアップする場合には、処理装置内にバックアップのための記憶領域を確保する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1には、ファームウェアの設定情報を外部のバックアップ装置にアップロードしておき、必要に応じて設定情報をダウンロードすることが記載されている。また、特許文献2には、ファームウェアの更新時に、ファームウェアの識別情報を外部の管理サーバにアップロードすることが記載されている。
特開平9−325904号公報 特開2009−230399号公報
更新前の通常ファームウェアに復元する際には、更新前のファームウェアの設定情報と、ファームウェアの識別情報とが互いに対応している必要がある。即ち、設定情報及びファームウェアの識別情報のうち一方のみが書き換えられてしまうことを防止する必要がある。例えば、ファームウェア識別情報が書き換えられた場合、ファームウェアの識別情報の内容と設定情報とが対応しなくなり、設定情報が使用できない恐れがある。ここで、設定情報が対応しない場合とは、ファームウェアの識別情報に対応するファームウェアデータによって設定情報が使用できなくなることを言う。
例えば、特許文献1及び2では、ファームウェアの識別情報と設定情報との管理の方法について詳細には記載されていない。従って、ファームウェアの識別情報及び設定情報のうち一方のみが書き換えられてしまい、更新前のファームウェアに戻したときに設定情報が使用できず、ファームウェアの復元ができない恐れがある。
そこで、本発明は、処理装置における記憶容量の増加を防止しつつ、より確実に、元のファームウェア及び設定情報に戻すことができる処理装置、ファームウェアの更新方法、更新プログラム、記録媒体、及び、ファームウェア更新システムを提供することを目的とする。
本発明の処理装置は、更新前情報送信部と、更新前情報受信部と、特定操作受付部と、送信要求部と、ファームウェア受信部と、ファームウェア更新部と、情報を表示する表示部とを備える。更新前情報送信部は、ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する。更新前情報受信部は、ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、サーバから更新前ファームウェア識別情報を受信する。更に、更新前情報受信部は、更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報をサーバから受信する。特定操作受付部は、更新前情報受信部で受信された更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける。更に、特定操作受付部は、更新前ファームウェア識別情報と共に日時情報を表示部に表示させ、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける。送信要求部は、特定操作受付部によって受け付けられた元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、サーバに対して要求する。ファームウェア受信部は、サーバから送信された、更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを受信する。ファームウェア更新部は、ファームウェア受信部で受信された更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行う。
本発明のファームウェアの更新方法は、処理装置で行われるファームウェアの更新方法であって、更新前情報送信ステップと、特定操作受付ステップと、送信要求ステップと、ファームウェア受信ステップと、ファームウェア更新ステップとを含む。更新前情報送信ステップでは、ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する。更新前情報受信ステップでは、ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報をサーバから受信する。特定操作受付ステップでは、情報を表示する表示部に更新前ファームウェア識別情報と共に日時情報を表示させ、更新前情報受信ステップで受信された更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける。送信要求ステップでは、特定操作受付ステップにおいて受け付けられた元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、サーバに対して要求する。ファームウェア受信ステップでは、サーバから送信された、更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを受信する。ファームウェア更新ステップでは、ファームウェア受信ステップにおいて受信された更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行う。
本発明の更新プログラムは、ファームウェアの更新が行われるように処理装置を動作させる更新プログラムであって、処理装置を、更新前情報送信部、更新前情報受信部、特定操作受付部、送信要求部、ファームウェア受信部、及び、ファームウェア更新部として動作させる。更新前情報送信部は、ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する。更新前情報受信部は、ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報をサーバから受信する。特定操作受付部は、情報を表示する表示部に更新前ファームウェア識別情報と共に日時情報を表示させ、更新前情報受信部で受信された更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける。送信要求部は、特定操作受付部によって受け付けられた元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、サーバに対して要求する。ファームウェア受信部は、サーバから送信された、更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを受信する。ファームウェア更新部は、ファームウェア受信部で受信された更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行う。
本発明のファームウェア更新システムは、ネットワークによって互いに接続される処理装置及びサーバを備える。処理装置は、更新前情報送信部と、更新前情報受信部と、特定操作受付部と、送信要求部と、ファームウェア受信部と、ファームウェア更新部と、情報を表示する表示部とを備える。更新前情報送信部は、ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する。更新前情報受信部は、ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、サーバから更新前ファームウェア識別情報を受信する。更に、更新前情報受信部は、更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報をサーバから受信する。特定操作受付部は、更新前情報受信部で受信された更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける。更に、特定操作受付部は、更新前ファームウェア識別情報と共に日時情報を表示部に表示させ、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける。送信要求部は、特定操作受付部によって受け付けられた元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、サーバに対して要求する。ファームウェア受信部は、サーバから送信された、更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを受信する。ファームウェア更新部は、ファームウェア受信部で受信された更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行う。また、サーバは、情報記憶部と、ファームウェア識別情報送信部と、ファームウェア送信部とを備える。情報記憶部は、更新前情報送信部によって送信された更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報を互いに対応付けて記憶すると共に、ファームウェアの識別情報に対応付けされたファームウェアデータを記憶する。ファームウェア識別情報送信部は、処理装置においてファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、情報記憶部に記憶された更新前ファームウェア識別情報を処理装置に送信する。ファームウェア送信部は、送信要求部からの要求に基づいて、元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを情報記憶部から抽出し、抽出した更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを処理装置に送信する。
これらの発明によれば、ファームウェアの更新の前に、処理装置から更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報がサーバに送信されるので、サーバは、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報を互いに対応付けて一緒に記憶することが可能となる。これにより、更新前ファームウェア識別情報と更新前ファームウェア設定情報とが対応しなくなることが防止され、より確実に、元のファームウェア及び設定情報に戻すことができる。
また、処理装置は、元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、サーバに対して要求する。これにより、処理装置は、更新前ファームウェア識別情報と共に予めサーバへ送信された更新前ファームウェア設定情報と、ファームウェアデータとをサーバから受信することができる。このように、ファームウェアの更新の際に、処理装置内に、更新前ファームウェア識別情報、更新前ファームウェア設定情報、及び、ファームウェアデータを記憶しておく必要がないので、処理装置における記憶容量の増加を防止することができる。
例えば、更新前のファームウェアの識別情報が同じであっても、同じファームウェアに複数回更新されている場合には、更新毎にファームウェアの設定情報が異なる場合がある。このような場合であっても、更新前ファームウェア識別情報と共に日時情報を表示部に表示させ、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付けることで、より適切に、ユーザが望むファームウェア及び設定情報に処理装置の状態を戻すことができる。
上記の処理装置において、更新前情報送信部は、当該処理装置の識別情報を、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報と共にサーバに送信し、更新前情報受信部は、更新前のファームウェアに戻す際に、処理装置の識別情報をサーバに送信し、処理装置の識別情報をサーバに送信した後でサーバから送信された更新前ファームウェア識別情報を受信することが好ましい。この場合には、サーバにおいて、処理装置の識別情報毎に更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報を管理することができる。
上記の更新プログラムを、記録媒体に記録してもよい。この場合には、上述の更新プログラムを記録した記録媒体を得ることができる。
本発明によれば、処理装置における記憶容量の増加を防止しつつ、より確実に、元のファームウェア及び設定情報に戻すことができる。
本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの全体構成を示す図である。 ファームウェアの更新処理の流れを示す図である。 タッチパネル式ディスプレイの表示画面例を示す図である。 ファームウェアを元に戻す場合の処理の流れを示す図である。 更新プログラム及び更新プログラムが格納された記録媒体を示す図である。
以下、本発明に係る処理装置、ファームウェア更新システム及びファームウェアの更新方法を適用したネットワークシステムの好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[ネットワークシステムの全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るネットワークシステムの全体構成を示す図である。図1に示されるように、ネットワークシステム(ファームウェア更新システム)1は、処理装置としてのMFP(Multi Function Peripheral)2及び3と、ファームウェア提供サーバ(サーバ)4と、PC(Personal Computer)5とを含んで構成される。MFP2及び3、ファームウェア提供サーバ4、及び、PC5は、LAN(Local Area Network)6によって互いに通信可能に接続されている。一例として、MFP2、MFP3及びPC5は、オフィス等に設置され、ファームウェア提供サーバ4はオフィス以外の他の場所に設置される。
MFP2及び3は、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能、及びプリンタ機能等の様々な機能を有する多機能装置である。ファームウェア提供サーバ4は、MFP2及び3がファームウェアの更新を行う際のファームウェアデータ(ファームウェア自体のデータ)等をMFP2及び3にそれぞれ提供するものである。
PC5は、オフィスの社員等のユーザが使用する端末装置である。PC5は、MFP2及び3におけるスキャン機能によって読み取られた画像データや、ファクシミリ機能によって受信された画像データ等を、LAN6を介して取得することができる。また、PC5は、MFP2及び3のプリンタ機能を利用して文書等の印刷を行うことができる。
なお、図1では、MFPを2台(MFP2及びMFP3)、PCを1台(PC5)のみ示したが、MFP2及び3、PC5を設ける台数はこれに限定されない。
以下では、MFP2及び3において、ファームウェアの更新を行う構成の詳細について説明する。ここで、ファームウェアの更新を行う場合とは、通常ファームウェアから特殊ファームウェアに更新を行う場合、及び、特殊ファームウェアから特殊ファームウェアに更新を行う場合が含まれる。また、ファームウェアを元に戻す場合とは、特殊ファームウェアから元の通常ファームウェアに戻す場合、及び、特殊ファームウェアから元の特殊ファームウェアに戻す場合が含まれる。ここでの特殊ファームウェアとして、例えば、特殊なユーザ向けに通常ファームウェアをカスタマイズしたファームウェアや、仕向け(国、販売先)が異なり仕様が通常ファームウェアとは異なるファームウェア等が挙げられる。また、特殊ファームウェアは通常ファームウェアとは異なる特殊なものであり、通常ファームウェアと特殊ファームウェアとの間、及び、特殊ファームウェアと特殊ファームウェアとの間では、設定情報の互換性がないものとする。
[MFPの構成]
MFP2及び3の構成について詳しく説明する。MFP2及び3は、同一の構成を有している。このため、図1においてMFP3の構成の図示を省略するとともに、MFP3の構成の詳細な説明を省略する。以下では、MFP2を代表させて構成の詳細を説明する。
MFP2は、制御部20と、操作部21と、タッチパネル式ディスプレイ(表示部)22と、スキャナ部23と、プリンタ部24と、ファクシミリ部25と、LANインタフェース26と、記憶部27とを含んで構成される。
操作部21は、MFP2に対する各種の指示を入力するハードウェアキー等で構成される。タッチパネル式ディスプレイ22は、MFP2に関する情報、及び各種の操作メニューを表示する。ユーザは、操作部21及びタッチパネル式ディスプレイ22を利用して、MFP2の各種操作を行うことができる。
スキャナ部23は、スキャナ機能を実現するものであり、オートドキュメントフィーダ(図示省略)にセットされた原稿、或いはフラットベッドスキャナ(図示省略)のガラス板上にセットされた原稿を読み取る。プリンタ部24は、プリンタ機能を実現するものであり、ファクシミリ部25が受信したFAX受信データやPC5から入力された文書データ等を印刷する。ファクシミリ部25は、ファクシミリ機能を実現するものであり、公衆回線網(図示省略)を介したファクシミリ通信を行う。
LANインタフェース26は、LAN6を介して接続されるファームウェア提供サーバ4及びPC5との間で、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)等のプロトコルを利用してデータの送受信を行う。
記憶部27は、MFP2が現在使用しているファームウェアを識別するファームウェア識別情報、ファームウェアデータ、ファームウェアの現在の設定情報を示すファームウェア設定情報、及び、MFP2の識別情報等を記憶する。ここでは、ファームウェア識別情報として、バージョン情報を用いるものとする。また、ファームウェア設定情報とは、ファームウェアの実行時に使用される設定情報であって、ファームウェアインストール後にユーザによって設定された情報である。ファームウェア設定情報には、MFP2を動作させるための装置全体(ユーザ共通)の設定情報と、ユーザ毎に異なる内容となるユーザ個別の設定情報とが含まれる。装置全体の設定情報として、例えば、MFP2のIPアドレス又は音設定を挙げることができる。また、ユーザ個別の設定情報として、例えば、宛先表、MFP使用者のユーザ情報又はコピー設定を挙げることができる。
制御部20は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を有しており、ファームウェアの更新処理等を行う。制御部20は、ファームウェア一覧要求部200と、特殊ファームウェア情報受信部201と、更新前情報送信部202と、更新前情報受信部203と、特定操作受付部204と、送信要求部205と、ファームウェア受信部206と、ファームウェア更新部207とを含んで構成される。
まず、ファームウェアの更新を行う場合における制御部20の各部の機能について説明する。ファームウェア一覧要求部200は、ファームウェアの更新指示がユーザによって行われた場合、ファームウェア提供サーバ4に対して特殊ファームウェア情報の一覧の送信要求を行う。
特殊ファームウェア情報受信部201は、ファームウェア一覧要求部200の送信要求に応じてファームウェア提供サーバ4から送信された特殊ファームウェア情報の一覧を受信する。この特殊ファームウェア情報には、特殊ファームウェアの識別情報が1又は複数含まれる。
更新前情報送信部202は、記憶部27を参照し、現在のファームウェア識別情報を更新前ファームウェア識別情報としてファームウェア提供サーバ4に送信すると共に、現在のファームウェアの設定情報を更新前ファームウェア設定情報としてファームウェア提供サーバ4に送信する。
また、更新前情報送信部202は、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報をファームウェア提供サーバ4に送信するときに、ユーザによってファームウェアの更新指示が行われたときの日時情報も併せてファームウェア提供サーバ4に送信する。なお、本実施形態では、更新前情報送信部202がファームウェア提供サーバ4へ日時情報を送信するものとしたが、更新前情報送信部202から日時情報を送信せず、ファームウェア提供サーバ4側において、日時情報(例えば、更新前ファームウェア設定情報をファームウェア提供サーバ4が受信したときの日時に関する情報等)を付加することもできる。
更に、更新前情報送信部202は、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報をファームウェア提供サーバ4に送信するときに、記憶部27を参照し、MFP2の識別情報も併せてファームウェア提供サーバ4に送信する。
特定操作受付部204は、特殊ファームウェア情報受信部201で受信された特殊ファームウェア情報の一覧に基づき、更新する特殊ファームウェアを特定するためのユーザによる選択操作を受け付ける。具体的には、特定操作受付部204は、特殊ファームウェア情報の一覧、即ち、特殊ファームウェアの識別情報の一覧をタッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示(後述の図3(c)参照)させ、ユーザによって行われる、更新する特殊ファームウェアの選択操作を受け付ける。このユーザによる選択操作は、タッチパネル式ディスプレイ22或いは操作部21を通じて行うことができる。
送信要求部205は、特定操作受付部204で受け付けられた、更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータの送信要求を、ファームウェア提供サーバ4に行う。
ファームウェア受信部206は、ファームウェア提供サーバ4から送信された、更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータを受信する。
ファームウェア更新部207は、ファームウェア受信部206で受信された更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータを用いてMFP2のファームウェアの更新処理を行う。
次に、ファームウェアを元に戻す場合における制御部20の各部の機能について説明する。ファームウェア一覧要求部200は、特殊ファームウェアに更新された後、元のファームウェアへ戻す指示がユーザによってされた場合、ファームウェア提供サーバ4に対して以前に使用していたファームウェア情報の一覧の送信要求を行う。
また、ファームウェア一覧要求部200は、以前に使用していたファームウェア情報の一覧の送信要求を行うときに、記憶部27を参照し、MFP2の識別情報も併せてファームウェア提供サーバ4に送信する。
更新前情報受信部203は、ファームウェア一覧要求部200の送信要求に応じて送信された、以前に使用していたファームウェア情報の一覧を受信する。この以前に使用していたファームウェア情報には、ファームウェアを更新する処理において、更新前情報送信部202によって送信された更新前ファームウェア識別情報及び日時情報が1又は複数含まれる。
特定操作受付部204は、更新前情報受信部203で受信された、以前に使用していたファームウェア情報の一覧に基づき、元に戻すファームウェアを特定するためのユーザによる選択操作を受け付ける。具体的には、特定操作受付部204は、更新前ファームウェア識別情報及び日時情報を、タッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示(後述の図3(d)参照)させ、ユーザによる元に戻すファームウェアの選択操作を受け付ける。このユーザによる選択操作は、タッチパネル式ディスプレイ22或いは操作部21を通じて行うことができる。
送信要求部205は、特定操作受付部204で受け付けられた元に戻すファームウェアの識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信要求を、ファームウェア提供サーバ4に行う。
ファームウェア受信部206は、ファームウェア提供サーバ4から送信された、元に戻すファームウェアの識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを受信する。
ファームウェア更新部207は、ファームウェア受信部206で受信されたファームウェアデータ及び更新前ファームウェア設定情報を用いてMFP2のファームウェアの更新処理及び設定情報の更新処理を行う。
[ファームウェア提供サーバの構成]
ファームウェア提供サーバ4の構成について詳しく説明する。ファームウェア提供サーバ4は、制御部40と、記憶部(更新前情報記憶部)41と、LANインタフェース42とを含んで構成される。
記憶部41は、MFP2から一緒に送信された、更新前ファームウェア識別情報、更新前ファームウェア設定情報、日時情報、及び、MFP2の識別情報を互いに対応付けされた状態で記憶する。また、記憶部41は、通常ファームウェアのファームウェアデータ、及び、特殊ファームウェアのファームウェアデータを、それぞれのファームウェアの識別情報と対応付けされた状態で記憶する。
LANインタフェース42は、LAN6を介して接続されるMFP2及び3との間で、TCP/IP等のプロトコルを利用してデータの送受信を行う。
制御部40は、CPU、RAM等を有しており、MFP2及び3がファームウェアの更新処理を行う際にファームウェアデータ等を提供する処理を行う。制御部40は、ファームウェア一覧送信部(ファームウェア識別情報送信部)400と、更新前情報受信部401と、ファームウェア送信部402とを含んで構成される。
まず、MFP2及び3がファームウェアの更新を行う場合における制御部40の各部の機能について説明する。ここでは、MFP2がファームウェアの更新を行う場合について説明する。MFP3がファームウェアの更新を行う場合も、MFP2がファームウェアの更新を行う場合と同じである。
ファームウェア一覧送信部400は、MFP2のファームウェア一覧要求部200から特殊ファームウェア情報の一覧の送信要求がされた場合、記憶部41を参照し、記憶部41に記憶されている1又は複数の特殊ファームウェアの識別情報をMFP2に送信する。
更新前情報受信部401は、MFP2の更新前情報送信部202によって、更新前ファームウェア識別情報と、更新前ファームウェア設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とが併せて送信された場合、これらの情報を受信すると共に、これらの情報を互いに対応付けて記憶部41に記憶させる。
ファームウェア送信部402は、MFP2の送信要求部205から要求された、更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータを記憶部41から抽出し、抽出したファームウェアデータをMFP2に送信する。
次に、MFP2及びMFP3がファームウェアを元に戻す場合の制御部40の各部の機能について説明する。ここでは、MFP2がファームウェアを元に戻す場合について説明する。MFP3がファームウェアを元に戻す場合も、MFP2がファームウェアを元に戻す場合と同じである。
ファームウェア一覧送信部400は、MFP2のファームウェア一覧要求部200によって、以前に使用していたファームウェア情報の一覧の送信要求が行われた場合、記憶部41を参照し、記憶部41において互いに対応付けて記憶されている更新前ファームウェア識別情報と、日時情報とを抽出し、抽出した情報をMFP2に送信する。なお、記憶部41に記憶されている更新前ファームウェア識別情報、及び、日時情報にはMFP2の識別情報が対応付けられている。このため、ファームウェア一覧送信部400は、記憶部41に記憶された情報のうち、ファームウェア情報の一覧の送信要求を行ったMFP2の識別情報が対応付けられた各情報を抽出することができる。
ここで、MFP2のファームウェアが複数回更新されている場合、記憶部41には、更新の毎に、更新前ファームウェア識別情報及び日時情報等が対応付けられた情報が記憶される。ファームウェア一覧送信部400は、対応付けられた更新前ファームウェア識別情報及び日時情報を複数抽出し、MFP2に送信する。この複数抽出された情報には、通常ファームウェアについての更新前ファームウェア識別情報及び日時情報の情報と、特殊ファームウェアについての更新前ファームウェア識別情報及び日時情報とが含まれている。
ファームウェア送信部402は、MFP2の特定操作受付部204によって、更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信要求がされた場合、記憶部41から要求された更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータを抽出し、抽出したこれらの情報をMFP2に送信する。
[ファームウェアの更新処理の流れ]
次に、図1に示すMFP2がファームウェアの更新を行う場合における各部の処理の流れについて説明する。ここでは、MFP2を例に説明するが、MFP3がファームウェアの更新処理を行う場合もMFP2と同じである。図2は、ファームウェアの更新処理の流れを示す図である。図3(a)〜図3(d)は、タッチパネル式ディスプレイ22の表示画面例を示す図である。
なお、ファームウェアの更新前の状態(現在の状態)において、MFP2は、通常ファームウェアを使用しているものとする。ファームウェアの更新処理は、MFP2を使用するユーザ(或いはMFP2の保守を行う作業者等)によって、MFP2に対して通常ファームウェアから特殊ファームウェアへのアップデート指示が行われることにより開始される。
例えば、ユーザは、図3(a)に示す画像がタッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示されている場合、特殊ファームウェアのアップデートに関する処理の開始を指示するためのボタンB11を選択する。そして、ユーザは、次に表示される画面(図3(b)に示す表示画面)から、新たな特殊ファームウェアへの更新処理の開始を指示するためのボタンB21を選択する。このボタンの選択は、例えば、MFP2の操作部21やタッチパネル式ディスプレイ22を操作することによって行われる。以下、タッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示される他のボタンを選択する場合も、MFP2の操作部21やタッチパネル式ディスプレイ22を操作することによって行われるものとする。
MFP2の操作部21又はタッチパネル式ディスプレイ22によって、ユーザによるアップデート指示が受け付けられる(ステップS101)。アップデート指示が受け付けられると、MFP2のファームウェア一覧要求部200は、ファームウェア提供サーバ4に対して特殊ファームウェア情報の一覧の送信要求を行う(ステップS102)。
ファームウェア提供サーバ4のファームウェア一覧送信部400は、MFP2からの送信要求に応じて、記憶部41に記憶されている1又は複数の特殊ファームウェアの識別情報をMFP2に送信する(ステップS103)。そして、MFP2の特殊ファームウェア情報受信部201は、MFP2から送信された特殊ファームウェア情報の一覧を受信する。
次に、MFP2の特定操作受付部204は、特殊ファームウェア情報受信部201で受信された特殊ファームウェア情報に含まれる特殊ファームウェアの識別情報をタッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示させ(図3(c)参照)、ユーザによって行われる、更新する特殊ファームウェアの選択操作を受け付ける(ステップS104)。図3(c)に示す表示画面例では、識別情報が「Ver.B」の特殊ファームウェアにファームウェアを更新するためのボタンB31と、識別情報が「Ver.C」の特殊ファームウェアにファームウェアを更新するためのボタンB32とが表示されている。ユーザは、タッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示された特殊ファームウェアの識別情報に基づいて、更新を行う特殊ファームウェアを選択する。
特定操作受付部204によって、更新する特殊ファームウェアの選択操作が受け付けられると、MFP2の更新前情報送信部202は、更新前ファームウェア識別情報と、更新前ファームウェア設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とを併せてファームウェア提供サーバ4に送信する(ステップS105:更新前情報送信ステップ)。
MFP2の更新前情報受信部401は、MFP2から併せて送信された更新前ファームウェア識別情報と、更新前ファームウェア設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とを互いに対応付けて記憶部41に記憶させる(ステップS106)。
そして、MFP2の送信要求部205は、特定操作受付部204で受け付けられた、更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータの送信要求を、ファームウェア提供サーバ4に行う(ステップS107)。ファームウェア提供サーバ4のファームウェア送信部402は、MFP2からの要求に応じて、更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータをMFP2に送信する(ステップS108)。
そして、MFP2のファームウェア受信部206により、ファームウェア提供サーバ4から送信された、更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータが受信されると、ファームウェア更新部207は、受信された更新する特殊ファームウェアのファームウェアデータを用いてMFP2のファームウェアの更新処理を行う。
以上の処理により、MFP2のファームウェアが通常ファームウェアから特殊ファームウェアに更新される。また、このファームウェアの更新の前に、更新前ファームウェア識別情報と、更新前ファームウェア設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とがMFP2からファームウェア提供サーバ4に送信される。これにより、ファームウェア提供サーバ4において、更新前ファームウェア識別情報と、更新前ファームウェア設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とを互いに対応付けて記憶することができる。
また、上記では、通常ファームウェアから特殊ファームウェアへファームウェアの更新を行う場合について説明したが、特殊ファームウェアから他の種類の特殊ファームウェアへファームウェアの更新を行う場合であっても、上記と同じ処理によって行うことができる。この場合、図2のステップS105において、更新前の特殊ファームウェアの識別情報と、更新前の特殊ファームウェアの設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とがMFP2からファームウェア提供サーバ4へ送信される。そして図2のステップS106において、更新前の特殊ファームウェアの識別情報と、更新前の特殊ファームウェアの設定情報と、日時情報と、MFP2の識別情報とが互いに対応付けされて記憶部41に記憶される。このように、更新前のファームウェアが通常ファームウェア及び特殊ファームウェアのいずれの場合であっても、更新前のファームウェアの識別情報及び設定情報等をファームウェア提供サーバ4の記憶部41に記憶させることができる。
[ファームウェアを元に戻す処理の流れ]
次に、図1に示すMFP2がファームウェアを元に戻す場合における各部の処理の流れについて説明する。ここでは、MFP2のファームウェアを元に戻す場合を例に説明するが、MFP3がファームウェアを元に戻す場合もMFP2と同じである。図4は、ファームウェアを元に戻す場合の処理の流れを示す図である。
なお、ファームウェアを元に戻す前の状態(現在の状態)において、MFP2は、特殊ファームウェアを使用しているものとする。ファームウェアを元に戻す際に、特殊ファームウェアから通常ファームウェアにファームウェアを戻してもよく、特殊ファームウェアから特殊ファームウェアにファームウェアを戻してもよい。
ファームウェアを元に戻す処理は、MFP2を使用するユーザ(或いはMFP2の保守を行う作業者等)により、MFP2に対してファームウェアを元に戻す指示(リストア指示)が行われることにより開始される。
例えば、ユーザは、図3(a)に示す画像がタッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示されている場合、特殊ファームウェアのアップデートに関する処理の開始を指示するためのボタンB11を選択する。そして、ユーザは、次に表示される画面(図3(b)に示す表示画面)から、更新前のファームウェア(旧ファームウェア)に戻す処理の開始を指示するためのボタンB22を選択する。
MFP2の操作部21又はタッチパネル式ディスプレイ22によって、ユーザによるファームウェアを元に戻す指示が受け付けられる(ステップS201)。ファームウェアを元に戻す指示が受け付けられると、MFP2のファームウェア一覧要求部200は、ファームウェア提供サーバ4に対して以前に使用していたファームウェア情報の一覧の送信要求を行う(ステップS202)。
ファームウェア提供サーバ4のファームウェア一覧送信部400は、MFP2からの送信要求に応じて、記憶部41において互いに対応付けて記憶されている更新前ファームウェア識別情報と、日時情報とを1又は複数抽出し、抽出した情報をMFP2に送信する(ステップS203)。そして、MFP2の更新前情報受信部203は、MFP2から送信された、以前に使用していたファームウェア情報の一覧を受信する(ステップS204:更新前情報受信ステップ)。
次に、MFP2の特定操作受付部204は、更新前情報受信部203で受信された、以前に使用していたファームウェア情報に含まれる更新前ファームウェア識別情報及び日時情報をタッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示させ(図3(d)参照)、ユーザによって行われる、元に戻すファームウェアの選択操作を受け付ける(ステップS205:特定操作受付ステップ)。
図3(d)に示す表示画面例では、元に戻すファームウェアを選択するためのボタンB41,B42,B43及びB44が表示されている。ボタンB41は、元に戻すファームウェアとして、識別情報が「Ver.1.0」であり日時情報が20XX年01月01日の通常ファームウェアを選択するためのものである。ボタンB42は、元に戻すファームウェアとして、識別情報が「Ver.1.0」であり日時情報が20XX年01月10日の通常ファームウェアを選択するためのものである。ボタンB43は、元に戻すファームウェアとして、識別情報が「Ver.1.1」であり日時情報が20XX年01月15日の通常ファームウェアを選択するためのものである。ボタンB44は、元に戻すファームウェアとして、識別情報が「Ver.A」であり日時情報が20XX年01月17日の特殊ファームウェアを選択するためのものである。
このように、タッチパネル式ディスプレイ22の表示画面には、元に戻すファームウェアを選択するためのボタンが複数表示される。これらのボタンには、識別情報が同じであっても更新指示が行われた日時情報が異なるファームウェアを選択するためのボタン、通常ファームウェアを選択するためのボタン、及び、特殊ファームウェアを選択するためのボタンが含まれる。これによりユーザは、元に戻すMFP2のファームウェア及び設定情報として、過去の複数の時点の状態の中から所望する状態を選択することができる。
特定操作受付部204によって、元に戻すファームウェアが受け付けられると、MFP2の送信要求部205は、特定操作受付部204で受け付けられた元に戻すファームウェアの識別情報に対応するファームウェアデータの送信要求を、ファームウェア提供サーバ4に行う(ステップS206:送信要求ステップ)。ファームウェア提供サーバ4のファームウェア送信部402は、MFP2からの要求に応じて、ファームウェアデータをMFP2に送信する(ステップS207)。MFP2のファームウェア受信部206は、送信されたファームウェアデータを受信する(ステップS208:ファームウェア受信ステップ)。
また、MFP2の送信要求部205は、特定操作受付部204で受け付けられた元に戻すファームウェアの識別情報に対応するファームウェアの設定情報の送信要求を、ファームウェア提供サーバ4に行う(ステップS209:送信要求ステップ)。ファームウェア提供サーバ4のファームウェア送信部402は、MFP2からの要求に応じて、ファームウェアの設定情報をMFP2に送信する(ステップS210)。MFP2のファームウェア受信部206は、送信されたファームウェアの設定情報を受信する(ステップS211:ファームウェア受信ステップ)。
そして、MFP2のファームウェア更新部207は、受信されたファームウェアデータを用いてMFP2のファームウェアの更新を行い(ステップS212:ファームウェア更新ステップ)、更に設定情報の更新を行う(ステップS213:ファームウェア更新ステップ)。
以上の処理により、設定情報の互換性がない、特殊ファームウェアから通常ファームウェア、及び、特殊ファームウェアから特殊ファームウェアへのいずれの更新を行う場合であっても、ファームウェア及び設定情報を元の状態に戻すことができる。
本実施形態は以上のように構成され、ファームウェアの更新の前に、MFP2及び3から更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報がファームウェア提供サーバ4に送信される。これにより、ファームウェア提供サーバ4は、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報を互いに対応付けて一緒に記憶することが可能となる。従って、更新前ファームウェア識別情報と更新前ファームウェア設定情報とが対応しなくなることが防止され、より確実に、元のファームウェア及び設定情報に戻すことができる。
また、MFP2及び3は、元に戻すファームウェアの更新前ファームウェア識別情報に対応する更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、ファームウェア提供サーバ4に対して要求する。これにより、MFP2及び3は、更新前ファームウェア識別情報と共に予めファームウェア提供サーバ4へ送信された更新前ファームウェア設定情報と、ファームウェアデータとをファームウェア提供サーバ4から受信することができる。このように、ファームウェアの更新の際に、MFP2及び3内に更新前ファームウェア識別情報、更新前ファームウェア設定情報、及び、ファームウェアデータを記憶しておく必要がないので、MFP2及び3における記憶容量の増加を防止することができる。
MFP2及び3の更新前情報送信部202は、自身のMFPの識別情報を、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報と共にサーバに送信する。これにより、ファームウェア提供サーバ4において、処理装置2及び3の識別情報毎に、更新前ファームウェア識別情報及び更新前ファームウェア設定情報を管理することができる。
ファームウェアを元に戻す処理において、特定操作受付部204は、元に戻すファームウェアの識別情報を表示する際に、日時情報も併せて表示する。例えば、更新前のファームウェアの識別情報が同じであっても、同じファームウェアに複数回更新されている場合には、更新毎にファームウェアの設定情報が異なる場合がある。このような場合であっても、更新前ファームウェア識別情報と共に日時情報をタッチパネル式ディスプレイ22の表示画面に表示させ、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付けることで、より適切に、ユーザが望むファームウェア及び設定情報にMFP2及び3の状態を戻すことができる。
次に、MFP2及び3に、ファームウェアの更新処理及びファームウェアを元に戻す処理を実行させるための更新プログラムについて説明する。図5は、更新プログラム及び更新プログラムが格納された記録媒体を示す図である。図5に示すように、更新プログラム120は、MFP2及び3の記憶装置に格納されてアクセスされる、或いは、MFP2及び3が読み取り可能な記録媒体100に形成されたプログラム格納領域110内に格納されてアクセスされる。
更新プログラム120は、更新前情報送信モジュール121と、更新前情報受信モジュール122と、特定操作受付モジュール123と、送信要求モジュール124と、ファームウェア受信モジュール125と、ファームウェア更新モジュール126とを含んで構成される。
更新前情報送信モジュール121を実行させることにより実現される機能は、上したMFP2及び3の更新前情報送信部202の機能と同様である。更新前情報受信モジュール122を実行させることにより実現される機能は、上したMFP2及び3の更新前情報受信部203の機能と同様である。特定操作受付モジュール123を実行させることにより実現される機能は、上したMFP2及び3の特定操作受付部204の機能と同様である。送信要求モジュール124を実行させることにより実現される機能は、上したMFP2及び3の送信要求部205の機能と同様である。ファームウェア受信モジュール125を実行させることにより実現される機能は、上したMFP2及び3のファームウェア受信部206の機能と同様である。ファームウェア更新モジュール126を実行させることにより実現される機能は、上したMFP2及び3のファームウェア更新部207の機能と同様である。
なお、更新プログラム120は、その一部若しくは全部が、通信回線等の伝送媒体を介して伝送され、MFP2及び3により受信されて記録(インストールを含む)される構成としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、図1に示すように、MFP2の各機能部が一つのユニットとしてまとめて配置されている構成を説明したが、例えば、MFP2の制御部20と、制御部20以外の操作部21等を含むユニットとを別々のユニットとしてもよい。この場合、制御部20を含むユニットと、制御部20以外の操作部21等を含むユニットとをLAN6を介して接続する構成であってもよい。
また、MFP2及び3のファームウェアの更新を行う場合を例に説明したが、MFP2及び3に限定されず、他の処理装置のファームウェアの更新を行う場合であっても、本発明を適用することができる。
また、実施形態では、ファームウェアの種類として、通常ファームウェアと特殊ファームウェアと挙げて説明したが、何れか一方の種類のファームウェアのみを用いる構成であってもよい。
1…ネットワークシステム(ファームウェア更新システム)、2,3…MFP(処理装置)、4…ファームウェア提供サーバ(サーバ)、41…記憶部(更新前情報記憶部)、202…更新前情報送信部、203…更新前情報受信部、204…特定操作受付部、205…送信要求部、206…ファームウェア受信部、207…ファームウェア更新部、400…ファームウェア一覧送信部(ファームウェア識別情報送信部)、402…ファームウェア送信部。

Claims (6)

  1. ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、前記更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する更新前情報送信部と、
    ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、前記サーバから前記更新前ファームウェア識別情報を受信する更新前情報受信部と、
    前記更新前情報受信部で受信された前記更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける特定操作受付部と、
    前記特定操作受付部によって受け付けられた元に戻すファームウェアの前記更新前ファームウェア識別情報に対応する前記更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、前記サーバに対して要求する送信要求部と、
    前記サーバから送信された、前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータを受信するファームウェア受信部と、
    前記ファームウェア受信部で受信された前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行うファームウェア更新部と、
    情報を表示する表示部と、を備え、
    前記更新前情報受信部は、前記更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報を前記サーバから受信し、
    前記特定操作受付部は、前記更新前ファームウェア識別情報と共に前記日時情報を前記表示部に表示させ、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける、処理装置。
  2. 前記更新前情報送信部は、当該処理装置の識別情報を、前記更新前ファームウェア識別情報及び前記更新前ファームウェア設定情報と共に前記サーバに送信し、
    前記更新前情報受信部は、更新前のファームウェアに戻す際に、前記処理装置の識別情報を前記サーバに送信し、前記処理装置の識別情報を前記サーバに送信した後で前記サーバから送信された前記更新前ファームウェア識別情報を受信する、
    請求項1に記載の処理装置。
  3. 処理装置で行われるファームウェアの更新方法であって、
    ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、前記更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する更新前情報送信ステップと、
    ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、前記更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報を前記サーバから受信する更新前情報受信ステップと、
    情報を表示する表示部に前記更新前ファームウェア識別情報と共に前記日時情報を表示させ、前記更新前情報受信ステップで受信された前記更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける特定操作受付ステップと、
    前記特定操作受付ステップにおいて受け付けられた元に戻すファームウェアの前記更新前ファームウェア識別情報に対応する前記更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、前記サーバに対して要求する送信要求ステップと、
    前記サーバから送信された、前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータを受信するファームウェア受信ステップと、
    前記ファームウェア受信ステップにおいて受信された前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行うファームウェア更新ステップと、
    を含むファームウェアの更新方法。
  4. ファームウェアの更新が行われるように処理装置を動作させる更新プログラムであって、
    ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、前記更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する更新前情報送信部、
    ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、前記更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報を前記サーバから受信する更新前情報受信部、
    情報を表示する表示部に前記更新前ファームウェア識別情報と共に前記日時情報を表示させ、前記更新前情報受信部で受信された前記更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける特定操作受付部、
    前記特定操作受付部によって受け付けられた元に戻すファームウェアの前記更新前ファームウェア識別情報に対応する前記更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、前記サーバに対して要求する送信要求部、
    前記サーバから送信された、前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータを受信するファームウェア受信部、及び、
    前記ファームウェア受信部で受信された前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行うファームウェア更新部、
    として前記処理装置を動作させる更新プログラム。
  5. 請求項に記載の更新プログラムが記録された、記録媒体。
  6. ネットワークによって互いに接続される処理装置及びサーバを備えるファームウェア更新システムであって、
    前記処理装置は、
    ファームウェアの更新の前に、更新前のファームウェアの識別情報を示す更新前ファームウェア識別情報、及び、前記更新前のファームウェアの設定情報を示す更新前ファームウェア設定情報をサーバに送信する更新前情報送信部と、
    ファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、前記サーバから前記更新前ファームウェア識別情報を受信する更新前情報受信部と、
    前記更新前情報受信部で受信された前記更新前ファームウェア識別情報に基づいて、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付ける特定操作受付部と、
    前記特定操作受付部によって受け付けられた元に戻すファームウェアの前記更新前ファームウェア識別情報に対応する前記更新前ファームウェア設定情報及びファームウェアデータの送信を、前記サーバに対して要求する送信要求部と、
    前記サーバから送信された、前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータを受信するファームウェア受信部と、
    前記ファームウェア受信部で受信された前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータに基づいて、ファームウェアの更新を行うファームウェア更新部と、
    情報を表示する表示部と、を備え、
    前記更新前情報受信部は、前記更新前ファームウェア識別情報と共に、ファームウェアの更新の指示が行われたときの日時情報を前記サーバから受信し、
    前記特定操作受付部は、前記更新前ファームウェア識別情報と共に前記日時情報を前記表示部に表示させ、元に戻すファームウェアを特定するための操作を受け付け、
    前記サーバは、
    前記更新前情報送信部によって送信された前記更新前ファームウェア識別情報及び前記更新前ファームウェア設定情報を互いに対応付けて記憶すると共に、ファームウェアの識別情報に対応付けされたファームウェアデータを記憶する情報記憶部と、
    前記処理装置においてファームウェアが更新された後、更新前のファームウェアに戻す際に、前記情報記憶部に記憶された前記更新前ファームウェア識別情報を前記処理装置に送信するファームウェア識別情報送信部と、
    前記送信要求部からの要求に基づいて、元に戻すファームウェアの前記更新前ファームウェア識別情報に対応する前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータを前記情報記憶部から抽出し、抽出した前記更新前ファームウェア設定情報及び前記ファームウェアデータを前記処理装置に送信するファームウェア送信部と、
    を備える、
    ファームウェア更新システム。
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