JP2007312335A - 画像送信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像処理装置とFAXサーバとの間に中間サーバを介在させた場合にも、送信結果やアドレス帳データなどをFAXサーバから画像処理装置へ提供できる画像送信システムを提供する。
【解決手段】画像処理装置10から所望の送信先へ画像データを送信するときは画像ファイル51と宛先情報を含む属性ファイル52とを第1のサーバ30に送信して記憶させ(P1)、第2のサーバ40は第1のサーバからこれらのファイル51、52を取得し(P2)、該当の送信先へファクシミリ送信する(P3)。第2のサーバは、送信結果を示す履歴ファイル53を作成して第1のサーバに送信して記憶させ(P5)、画像処理装置は履歴ファイルを第1のサーバから情報を取得する(P6)。同様にアドレス帳データについてもP5、P6のルートで第2のサーバから画像処理装置へ提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを送信する画像送信システムに係わり、特に、サーバを介して画像データが送信される画像送信システムに関する。
近年、公衆回線を利用したファクシミリ装置などのように送信端末から受信端末へ画像データを直接送信する代わりに、ネットワーク上にサーバを配置し、該サーバを経由して画像データを受信端末へ送信するようにした画像送信システムが登場している。
従来から使用されている、送信端末から受信端末へ直接送信する通信形態においては、送信の成功/失敗を送信端末側で直接認識することが可能であったが、サーバを介在させるシステムの場合、送信の成否に関する情報を送信者に通知するには、別途の通知経路が必要になる。そこで、たとえば、画像データと共にその送達確認用の電子メールアドレスを送信し、送達確認通知を該電子メールアドレスが示す宛先へ電子メールで通知するようにしたシステムがある(特許文献1参照)。
また、クライアント・サーバ型のファクシミリシステムにおいては、通常、サーバ側に電話帳を登録しておき、該電話帳をクライアント端末から参照して送信先を指定することが行なわれる(たとえば、特許文献2参照。)。
さらに近年は、従来のクライアント・サーバ型のファクシミリシステムのほかに、クライアントとFAXサーバとの間にさらに中間サーバを設けて、セキュリティの向上などを図るようにしたシステムがある。このシステムでは、クライアントは中間サーバに画像ファイルとその送信先情報などを含む属性ファイルとを送信し、FAXサーバは中間サーバから画像ファイルおよび属性ファイルを取得し、その属性ファイルで指定された送信先へ画像データをファクシミリ送信するようになっている。
特開2003−271527号公報 特開平7−58898号公報
中間サーバを介在させるシステムであっても、電子メールを利用すれば、送信の結果などを送信者に通知することができる。しかしながら、電子メールで通知するためには、送信者がパーソナルコンピュータなどを所持して電子メールを受信できる環境にあることを要するので、そのような環境にないユーザには、送信の結果を通知することができなかった。
また、従来のクライアント・サーバ型のファクシミリシステムにおいては、サーバに保存されている電話帳をクライアントから参照して利用できたが、中間サーバを配するシステムの場合、クライアントとFAXサーバとは直接通信しないので、FAXサーバに保存されている電話帳をクライアントから参照して利用することはできない。このため、送信先のアドレス情報をユーザが覚えておき、送信時にそのアドレス情報を入力するなどの手間を要することとなり、使い勝手がよくないという問題があった。
このように、中間サーバを介在させる場合には、送信結果や電話帳データなどの情報をFAXサーバからクライアントへ提供することが難しく、送信端末から受信端末へ直接画像データを送信する場合と同じような使い勝手、すなわち、送信元の装置において送信結果を直ぐに確認できたり、登録した電話帳を利用して送信先を指定したりするなどの操作性を得ることができないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、クライアントとサーバとの間に中間サーバを介在させた場合にも、送信に関する各種の情報をサーバからクライアントへ提供することのできる画像送信システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
(1)画像処理装置と、第1のサーバと、第2のサーバとを備え、前記画像処理装置から所望の送信先へ画像データを送信する際に、前記画像データを含む画像ファイルと前記送信先のアドレス情報を含む属性ファイルとを前記第1のサーバに送信し、前記第1のサーバは前記画像処理装置から送信されてきた前記画像ファイルと前記属性ファイルとを記憶し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバに記憶されている前記画像ファイルと前記属性ファイルとを取得し、前記属性ファイルに含まれる前記アドレス情報が示す送信先に対して前記画像データを送信するように構成された画像送信システムにおいて、
前記第2のサーバは、前記画像データの送信に関する情報を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した前記送信に関する情報を前記第1のサーバに送信する送信手段とを有し、
前記第1のサーバは、前記送信手段から送信されてきた前記送信に関する情報を記憶する記憶手段を有し、
前記画像処理装置は、前記第1のサーバの前記記憶手段に記憶されている前記送信に関する情報を入手する入手手段を有する
ことを特徴とする画像送信システム。
上記発明では、第2のサーバで作成された送信に関する情報は、第2のサーバから第1のサーバへ送信されて第1のサーバに保存され、画像処理装置は該第1のサーバに保存されている送信に関する情報をポーリング受信などで取得する。これにより、第1のサーバ(中間サーバ)を設けた場合でも、第2のサーバで作成された情報を画像処理装置へ提供することができる。送信に関する情報は、第2のサーバ側にあって画像処理装置で利用し得る情報であればなんでもよい。
(2)画像処理装置と、第1のサーバと、第2のサーバとを備え、前記画像処理装置から所望の送信先へ画像データを送信する際に、前記画像データを含む画像ファイルと前記送信先のアドレス情報を含む属性ファイルとを前記第1のサーバに送信し、前記第1のサーバは前記画像処理装置から送信されてきた前記画像ファイルと前記属性ファイルとを記憶し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバに記憶されている前記画像ファイルと前記属性ファイルとを取得し、前記属性ファイルに含まれる前記アドレス情報が示す送信先に対して前記画像データを送信するように構成された画像送信システムにおいて、
管理端末をさらに設け、
前記第2のサーバは、前記画像データの送信に関する情報を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した前記送信に関する情報を前記第1のサーバに送信する送信手段とを有し、
前記第1のサーバは、前記送信手段から送信されてきた前記送信に関する情報を記憶する記憶手段を有し、
前記管理端末は、前記第1のサーバの前記記憶手段に記憶されている前記送信に関する情報を入手する入手手段と、前記入手手段で入手した前記送信に関する情報を前記画像処理装置に転送する転送手段とを有する
ことを特徴とする画像送信システム。
上記発明では、第2のサーバで作成された送信に関する情報は、第2のサーバから第1のサーバへ送信されて第1のサーバに保存され、管理端末は第1のサーバに保存されている送信に関する情報をポーリング受信などで入手し、該入手した送信に関する情報を画像処理装置に転送する。これにより、第1のサーバ(中間サーバ)を設けた場合でも、第2のサーバで作成された情報を画像処理装置へ提供することができる。
(3)前記送信に関する情報は、前記画像ファイルの送信に関する履歴情報である
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の画像送信システム。
上記発明では、送信の実行/未実行、送信の結果など、画像ファイルの送信に関する履歴情報が第2のサーバから第1のサーバを介してもしくは第1のサーバおよび管理端末を介して画像処理装置へ提供される。
(4)前記作成手段は、前記画像ファイルの送信完了時に、前記送信に関する情報を作成する
ことを特徴とする(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の画像送信システム。
上記発明では、属性ファイルで指定された送信先への画像ファイルの送信完了時に、その送信の結果を示す情報が生成され、該情報が第2のサーバから、第1のサーバを介してもしくは第1のサーバおよび管理端末を介して、画像処理装置へ提供される。
(5)前記入手手段は、前記画像処理装置が前記画像ファイルと前記属性ファイルとを前記第1のサーバに送信してから所定時間の経過後に情報取得処理を実行する
ことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の画像送信システム
上記発明では、たとえば、第1のサーバを介して第2のサーバへ依頼した画像ファイルの送信を第2のサーバが実行し、その送信に関する情報などが第2のサーバから第1のサーバへ送信された頃に、画像処理装置から情報取得処理が実行されるように所定時間を設定する。
(6)前記送信に関する情報とは、前記第2のサーバで記憶されている、送信先のアドレス情報が登録されたアドレス帳データである
ことを特徴とする(1)または(2)に記載の画像送信システム。
上記発明では、第2のサーバに記憶されているアドレス帳データが第2のサーバから、第1のサーバを介してもしくは第1のサーバおよび管理端末を介して、画像処理装置へ提供される。
(7)前記画像処理装置は、アドレス帳データを記憶するためのアドレス記憶手段と、該アドレス記憶手段の記憶内容を書き換える書換手段とを備え、
前記書換手段は、前記送信に関する情報として前記第2のサーバから入手したアドレス帳データで前記アドレス記憶手段に記憶されているアドレス帳データを更新する
ことを特徴とする(6)に記載の画像送信システム。
上記発明では、アドレス記憶手段の記憶内容は、第2のサーバから入手したアドレス帳データで更新され書き換えられる。
(8)前記画像処理装置は、前記アドレス記憶手段に記憶されている前記アドレス帳データの中から画像データの送信先を指定するための送信先指定手段をさらに有する
ことを特徴とする(7)に記載の画像送信システム。
(9)前記画像処理装置は、ユーザ認証手段を備え、
前記書換手段は、前記ユーザ認証手段によってユーザが認証された認証状態にあるときは、前記第2のサーバから入手した前記アドレス帳データの中で前記認証されたユーザに関連付けされている送信先のアドレス情報を前記アドレス記憶手段に上書きし、
前記認証されたユーザに対する認証状態が終了したときは、前記アドレス記憶手段に記憶させた前記認証されたユーザに関連付けされている送信先のアドレス情報を消去もしくは使用禁止にする
ことを特徴とする(7)または(8)に記載の画像送信システム。
上記発明では、特定のユーザが認証されている状態においては、第2のサーバから入手したアドレス帳データのうち、該認証されたユーザに関連付けされている送信先のアドレス情報が利用可能になる。そして、該認証されたユーザに対する認証状態が終了すると、そのユーザに関連付けされている送信先のアドレス情報は消去等されて使用できなくなる。これにより、使用可能な送信先をユーザ別に管理することができる。
本発明に係わる画像送信システムによれば、画像処理装置と第2のサーバとの間に第1のサーバが介在するシステム構成においても、第2のサーバ側に存する送信に関する情報(履歴情報やアドレス帳データなど)を、第2のサーバから画像処理装置へ提供することができるので、第2のサーバと画像処理装置との連携性が高まり、画像処理装置から送信先の端末へ直接画像データを送信する場合と同様の使い勝手を実現することができる。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる画像送信システム8の全体構成を示している。画像送信システム8は、画像処理装置10と、第1のサーバ30と、第2のサーバ40とをネットワーク2を介して接続して構成される。
ネットワーク2は、LAN(Local Area Network)やインターネットなどからなる。画像処理装置10は、画像データを送信する機能を備えた装置であり、ファクシミリ装置のほか、原稿のコピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能など多様な機能を備えた複合機などが該当する。画像処理装置10は画像送信システム8に複数台接続されてもよい。
画像送信システム8では、画像処理装置10から所望の送信先へ画像データを送信する際に、まず、画像データを含む画像ファイル51と送信先のアドレス情報などを含む属性ファイル52とを画像処理装置10から第1のサーバ30へ送信する(図1、P1)。第1のサーバ30は画像処理装置10から送信されてきた画像ファイル51と属性ファイル52とを記憶し、第2のサーバ40は第1のサーバ30に記憶されている画像ファイル51と属性ファイル52とを取得する(P2)。そして、第2のサーバ40は第1のサーバ30から入手した画像ファイル51に含まれる画像データを、対応する属性ファイル52が示す送信先端末3に対して送信(P3)するようになっている。なお、第2のサーバ40が画像データを送信する際に使用する通信プロトコルによっては、画像ファイルの形態で画像データを送信しても構わない。
第1のサーバ30は、画像処理装置10と第2のサーバ40との中間に配置され、画像処理装置10と第2のサーバ40との間で受け渡しされるデータを途中で一時保管するためのサーバであり、一時保管するデータを記憶するための記憶手段31を備えている。第1のサーバ30は、たとえば、FTP(File Transfer Protocol)サーバであり、記憶手段31としての大容量不揮発記憶装置(ハードディスク装置など)や通信機能を備えたコンピュータ装置で構成される。
第2のサーバ40は、送信依頼を受けた画像ファイル51(画像データ)を各種のファクシミリ手順(ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication sector)で規定するT.30やT.37など)や、インターネット(T.38)を使用して、送信先端末3へ配信する機能を備えた装置(所謂、FAXサーバ)である。
第2のサーバ40は、依頼された画像データの送信状況や送信結果等の履歴情報を含む履歴ファイル53を作成したり、送信先のアドレス情報がまとめて登録されたアドレス帳データをアドレス帳ファイル54にファイル化する処理などを行なう作成手段41の機能を有する。また、作成手段41で作成された履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54などの画像データの送信に関する情報を第1のサーバ30へ送信する送信手段42としての機能を備えている。
画像送信システム8では、履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54を第2のサーバ40から第1のサーバ30に送信して記憶しておき(P5)、画像処理装置10がこれらのファイルル53、54を第1のサーバ30から取得して入手(P6)することにより、第2のサーバ40から画像処理装置10へ各種の情報を受け渡すようになっている。
図2は、画像処理装置10の電気的構成を示している。画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、操作表示部14と、アドレス記憶手段15と、読取部16と、画像形成部17と、通信部18と、記憶部19と、画像処理部21とをバス22に接続して構成される。
CPU11は、当該画像処理装置10の動作を統括制御する機能を果たす。ROM12は、各種プログラムが予め記憶された読み出し専用のメモリである。RAM13は、CPU11がROM12に格納されたプログラムを実行する際に各種のデータを一時格納するワークメモリや画像データを記憶する画像メモリとして使用される。
操作表示部14は、液晶ディスプレイなどの表示装置と、液晶ディスプレイの画面上に敷設されたタッチパネルや操作スイッチなどで構成されており、設定画面、操作画面などユーザインターフェイス用の各種画面を表示したり、ユーザから各種の操作を受け付けたりする機能を果たす。また、画像データの送信先となる送信先端末3を指定するための送信先指定手段14aとしても機能する。
アドレス記憶手段15は、アドレス帳データを記憶するための不揮発メモリである。アドレス帳データに登録されるアドレス情報には、たとえば、送信先毎にその送信先の名称、通信方式(T.30かT.37かなど)、電話番号・IPアドレス・電子メールアドレスなどの宛先情報、当該アドレス情報の登録ユーザ名や使用許可区分(誰でも使用できるか特定のユーザのみ使用可能かなど)が登録される。
読取部16は、原稿画像を光学的に読み取って対応する画像データを出力する機能を果たす。読取部16は、ラインイメージセンサなどで構成される。
画像形成部17は、画像データに応じた画像を記録紙上に形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有する、電子写真プロセスを用いたレーザープリンタとして構成されている。
通信部18は、ネットワーク2を通じて第1のサーバ30やその他の外部装置と各種のデータを送受信する機能を果たす。
記憶部19は、読取部16で読み取って得た画像データなどを保存する記憶装置であり、たとえば、ハードディスク装置などの大容量・不揮発の記憶装置が使用される。
画像処理部21は、画像データに拡大、縮小、回転、圧縮・伸張などの各種の処理を施す機能を果たす。
CPU11は、ROM12に格納されている所定のプログラムを実行することで、入手手段11a、ユーザ認証手段11b、書換手段11cとしての機能を果たす。
入手手段11aは、通信部18を制御することにより、第1のサーバ30の記憶手段31に記憶されている送信に関する情報(履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54など)を取得して入手する機能を果たす。
ユーザ認証手段11bは、画像処理装置10を操作しようとするユーザの使用権を認証する機能を果たす。ここでは、ユーザ名とパスワードとの入力を求め、これらを予め登録してある認証データと照合することでユーザの認証とユーザの特定を行なうようになっている。ユーザ認証は、画像処理装置10の内部で認証処理を行なうほか、外部の認証サーバに問い合わせて行なってもかまわない。
書換手段11cは、アドレス記憶手段15の記憶内容を、第1のサーバ30から入手したアドレス帳ファイル54で更新したり、消去したりする機能を果たす。
次に、画像送信システム8の各部が行なう処理の流れについて説明する。
図3は、画像データを送信する際に画像処理装置10が行なう処理の流れを示している。読取部16に原稿がセットされると、画像処理装置10は原稿の送信に関する各種設定を行なうための設定画面を操作表示部14に表示し(ステップS101)、ユーザから各種の設定を受け付ける(ステップS102)。設定内容としては、たとえば、送信先、使用する第1のサーバ30の指定(第1のサーバ30が複数存在する場合)、読み取りや送信の解像度、課金設定、読み込み方式、各種応用機能などがある。
その後、スタートボタンが押下されると(ステップS103)、上記設定に従ってジョブを投入する(ステップS104)。これより、原稿画像の読み取り動作が開始される。画像処理装置10は、読み取った画像データをファイル化した画像ファイル51と、先の設定内容を記した属性ファイル52とを作成し(ステップS105)、これらのファイル51、52を第1のサーバ30へ送信して(ステップS106)処理を終了する(エンド)。
属性ファイル52には、上記設定内容の中の少なくとも送信先のアドレス情報が含まれる。上記設定内容のすべてを属性ファイル52に含めてもよい。なお、属性ファイル52と画像ファイル51とを関連付けするための情報(属性ファイル52のファイル名など)や画像ファイル51のファイル形式、画像処理装置10のメーカーや機種を示す情報などを属性ファイル52に含めてもよい。
図4は、第2のサーバ40が行なう処理の流れを示している。第2のサーバ40は、設定された時刻あるいは設定された周期時間毎に第1のサーバ30をポーリングし(ステップS201)、画像ファイル51とこれに関連付けされた属性ファイル52との両方が揃っている場合に(ステップS202;Y)、その画像ファイル51と属性ファイル52とを第1のサーバ30から取得する(ステップS203)。なお、ポーリング受信のタイミングについては上記のような設定に基づくもの以外に、ユーザによる任意のタイミングのファイル取得指示に基づくものであってもよい。
なお、第2のサーバ40が入手した画像ファイル51および属性ファイル52は第1のサーバ30の記憶手段31から消去される。また、属性ファイル52は、送信元の画像処理装置10のメーカーや機種などの違いによりデータ形式が種々になるので、第2のサーバ40が理解可能な所定の共通データ形式に変換されて第2のサーバ40にポーリング受信されるようになっている。
第2のサーバ40は第1のサーバ30から入手した属性ファイル52を解析して、画像ファイル51に含まれる画像データの解像度や送信先などを認識し(ステップS204)、該当する送信先端末3へ画像ファイル51の画像データを送信する(ステップS205)。送信は、送信先端末3が利用可能な通信方式(たとえば、T.30やT.37など)に応じて公衆回線やネットワーク、LANなどを通じて行なわれる。
画像データの送信が終了すると、第2のサーバ40はその送信結果を示す履歴ファイル53を作成し、第1のサーバ30へ送信して記憶させ(ステップS206)処理を終了する(エンド)。履歴ファイル53には、送信の識別情報、送信の成否、送信開始時刻、送信完了時刻、送信先、ページ数を示す情報などが含まれる。
なお、画像データの送信に関する履歴情報を含む履歴ファイル53は、送信終了時に作成されるだけではなく、第2のファイルサーバ40が第1のファイルサーバ30から画像ファイル51を入手した時点で作成しても良い。このタイミングで履歴情報を管理し、画像データが送信待ちであることや相手先がビジーのため送信が完了しなかったことなどを示す履歴情報にて、履歴ファイル53の履歴情報を随時更新することにより、送信画像に関する状況の把握が可能になる。
第1のサーバ30の記憶手段31には、たとえば、送信の依頼元である画像処理装置10毎(IP(Internet Protocol)アドレス毎など)にフォルダが設けてあり、今回の送信の依頼元の画像処理装置10に対応するフォルダに履歴ファイル53を保存するようになっている。
図5は、履歴ファイル53を第1のサーバ30から取得する際の画像処理装置10の動作を示している。図3に示す送信処理を実行(ステップS101〜S106)後、所定時間が経過すると(ステップS121;Y)、画像処理装置10は第1のサーバ30へアクセス(ポーリング)し、該画像処理装置10から第1のサーバ30へ送信した画像ファイル51および属性ファイル52に対応する履歴ファイル53が記憶手段31に存在するか否かを調べる(ステップS122)。たとえば、当該画像処理装置10専用に用意されたフォルダ内を調べる。存在しない場合は(ステップS122;N)、所定時間の経過後などに再び上記の確認処理を実行する。
所定時間は、たとえば、第1のサーバ30を介して第2のサーバ40へ依頼した画像データの送信を第2のサーバ40が実行し、その送信結果の履歴ファイル53が第2のサーバ40により作成されて第1のサーバ30へ送信され記憶されるまでの所要時間、あるいはこれにある程度の余裕時間を加えた時間に設定される。
また、所定時間の経過後に第1のサーバ30を確認した際に、該当する履歴ファイル53が存在しない場合は、次回の確認を行なうまでの所定時間を当初の所定時間より短くしたり、確認回数が進むにつれて、所定時間を長くしたりするなど、状況に応じて所定時間を変動させてもよい。また、ポーリング受信のタイミングについては上記のような所定時間の経過後に行なわれるだけではなく、ユーザによる任意のタイミングのファイル獲得指示に基づくものであってもよい。
なお、送信先がビジーの場合に第2のサーバ40によって再送信(リダイアル)が行なわれることを考慮し、画像処理装置10から第1のサーバ30への情報取得を定期的に実施するように構成してもよい。また、即時送信やタイマー送信による送信実行から所定時間の経過後に確認動作を実行することと、上記の定期的なタイミングでの確認動作の実行とを組み合わせてもよい。
該当する履歴ファイル53が第1のサーバ30に存在する場合は(ステップS122;Y)、その履歴ファイル53を第1のサーバ30から入手し(ステップS123)、その内容を解析する(ステップS124)。履歴ファイル53は、たとえば、XML(eXtensible Markup Language)形式で作成される。履歴ファイル53を解析して得た送信結果に係わる情報を画像処理装置10内の送信/受信履歴情報として登録(追加登録)して(ステップS125)処理を終了する(エンド)。なお、第1のサーバ30から画像処理装置10に情報取得された履歴ファイル53は第1のサーバ30の記憶手段31から消去される。
上記のような動作により、画像処理装置10は送信結果を操作表示部14に表示したり、通信レポートとして印刷出力したりすることが可能になり、ユーザは、第1のサーバ30および第2のサーバ40を介して画像データを送信した場合の送信結果を、通常のファクシミリ送信(公衆回線を利用したG3方式など)の場合と同様にして確認することができる。
すなわち、電子メールで送信結果を通知する場合と異なり、ユーザは、別途、パーソナルコンピュータなど電子メールを受信可能な環境を必要とせず、送信ジョブを投入した画像処理装置10においてその送信ジョブの結果を確認することができる。
また、画像送信システム8では、第1のサーバ30を介在させているので、セキュリティレベルの異なる第2のサーバ40や画像処理装置10であっても、直接通信を行なう必要がなく、中間の第1のサーバ30を利用することにより、各画像処理装置10は暗号化して、第1のサーバ30にデータを送信することができる。また、第2のサーバ40は、設定された時間に従い、第1のサーバ30に対して情報を取得するというアクセス形態を取っているので、異常ファイルのチェックが十分に可能であり、高いセキュリティレベルを実現することができる。第1のサーバ30と第2のサーバ40との間の通信や、画像処理装置10と第1のサーバ30との間の通信をSSL(Secure Sockets Layer)などで暗号化して行なうようにすれば、セキュリティの向上に有効である。
画像送信システム8には、複数の画像処理装置10(異なるメーカーや機種でもよい)および複数の第2のサーバ40(異なるメーカーや機種でもよい)を接続することができ、このような場合に、中間に介在する第1のサーバ30は、システムが複雑になるのを回避し、混乱なく情報のやり取りを行なうための、いわば交通整理(調停)の役割を果たしている。
次に、アドレス帳データの受け渡しについて説明する。
送信先のアドレス情報はアドレス帳データとして第2のサーバ40に登録され記憶される。第2のサーバ40へのアドレス帳データの登録や更新は、たとえば、システムの管理者により行なわれる。第2のサーバ40は、アドレス帳データの登録や更新が行なわれると、作成手段41によりその新たなアドレス帳データをアドレス帳ファイル54としてファイル化し、これを送信手段42により第1のサーバ30へ送信して記憶させる。
図6は、アドレス帳データの受け渡しに関連する画像処理装置10の動作を示している。画像処理装置10を使用するにあたって、まず、ユーザ認証が行なわれる(ステップS301)。ユーザ認証に成功すると、画像処理装置10は第1のサーバ30にアクセスし、記憶手段31に記憶されているアドレス帳ファイル54をポーリング受信により入手する(ステップS302)。そして入手したアドレス帳ファイル54を解析し(ステップS303)、入手したアドレス帳ファイル54に登録されているアドレス情報の中に、認証されたユーザに関連付けされているアドレス情報(登録ユーザ名が認証ユーザのユーザ名と同じものなど)が存在するか否かを調べる(ステップS304)。
入手したアドレス帳ファイル54の中に、認証されたユーザに関連付けされたアドレス情報が存在する場合は(ステップS304;Y)、書換手段11cは、該認証されたユーザに関連付けされているアドレス情報を抽出し、これをアドレス帳データとしてアドレス記憶手段15に保存する(ステップS305)。ここでは、アドレス記憶手段15にアドレス帳データを上書きで保存している。
図7は、認証されたユーザのアドレス情報が抽出されてアドレス記憶手段15へ上書き保存される様子の一例を示している。第1のサーバ30からポーリング受信によって入手したアドレス帳ファイル54aには、ユーザAに関連付けされたアドレス情報(A1〜A4)、ユーザBに関連付けされたアドレス情報(B1〜B3)など、多数のユーザA〜Eのアドレス情報が登録されている。この中から現在ユーザ認証されているユーザAに関連するアドレス情報(A1〜A4)だけが抽出され、これらのアドレス情報A1〜A4をアドレス帳の登録番号「1」〜「4」に登録し、登録番号「5」以降の登録がないことを示す「エンド」情報を設定したアドレス帳データ15aが作成されてアドレス記憶手段15に上書きされる。
このようにしてアドレス記憶手段15に、認証状態下にあるユーザAに関連するアドレス帳データが登録されると、登録されたアドレス帳データの中から送信先を選択することが可能になる。図8(a)は、送信先を指定するための送信先指定画面60の一例60aであり、送信先の指定方法として、アドレス帳を選択した状態を示している。このとき、宛先表示エリア61に、アドレス記憶手段15に登録されているアドレス帳データに応じた送信先選択釦62が表示される。表示された送信先選択釦62を押下することで送信先を指定することができる。
送信先を指定した後、スタートボタンを押下すると図3と同様の送信処理が実行される(図6、ステップS306)。認証状態が継続している間は、アドレス帳から送信先を選択して、次々と送信ジョブを投入することができる(ステップS307;N)。
ユーザがログアウトなどして該ユーザの認証状態が終了すると(ステップS307;Y)、アドレス記憶手段15に登録してあるアドレス帳データを削除して(ステップS308)処理を終了する(エンド)。このように、ユーザが認証された状態にある期間だけ、その認証されたユーザに関連付けされたアドレス情報がアドレス記憶手段15に登録されて利用可能になるので、他のユーザに自己のアドレス帳を参照されたり、利用されたりすることがなくなり、ユーザ別の利用環境が実現される。
第1のサーバ30から入手したアドレス帳ファイル54の中に、認証されたユーザに関連付けされたアドレス情報が存在しないときは(ステップS304;N)、アドレス記憶手段15にはアドレス帳データが登録されず、ユーザはアドレス帳を利用して送信先を選択することができなくなる。図8(b)は、上記の場合の送信先指定画面60bを示している。宛先表示エリア61に送信先選択釦62は表示されない。
この場合、ユーザは自分に関連するアドレス帳を利用することはできないが、他の方法、たとえば、送信先のアドレスを直接入力欄63に入力することで、送信先を指定して送信処理を実行することができる(図6、ステップS309)。
図9は、だれでも使用可能なアドレス情報が共用のアドレス帳ファイル54bに登録されている場合のアドレス記憶手段15へのアドレス帳データ15b、15c登録状況を示し、図10は、図9に対応する送信先指定画面60c、60dを示している。図9(a)、図9(b)においてアドレス情報(P1〜P4)はだれでも使用可能なパブリックのアドレス情報である。
図9(a)は、認証されているユーザAに関連付けされたアドレス情報がアドレス帳ファイル54bに登録されている場合を、図9(b)は、認証されているユーザに関連付けされたアドレス情報がアドレス帳ファイル54bに登録されていない場合を例示している。ユーザAが認証されている場合は、同図(a)に示すように、ユーザAのアドレス情報(A1〜A4)とパブリックのアドレス情報(P1〜P4)とが抽出され、これらを順に登録したアドレス帳データ15bが作成され、アドレス記憶手段15に上書きで記憶される。図10(a)は、このときの送信先指定画面60cを例示したものであり、ユーザAに関連付けされた送信先の送信先選択釦62aとパブリックの送信先に対応する送信先選択釦62bとが表示されている。本例のように、ユーザAに関連付けされたアドレス情報とパブリックのアドレス情報とが区別して表示されていると利便性が向上する。
図9(b)に示すように、認証されているユーザに関連付けされたアドレス情報がアドレス帳ファイル54bに登録されていない場合は、パブリックのアドレス情報(P1〜P4)のみが抽出されたアドレス帳データ15cが作成されてアドレス記憶手段15に上書きで登録される。図10(b)は、このときの送信先指定画面60dを例示したものであり、パブリックの送信先に対応する送信先選択釦62bのみが宛先表示エリア61に表示されている。
なお、ユーザ認証を行なわない構成においては、アドレス帳ファイル54に登録されているすべてのアドレス情報をアドレス記憶手段15に登録するように構成してもよい。また、パブリックのユーザとしてログインできる場合は、図9(b)図10(b)と同様にパブリックのアドレス情報(P1〜P4)のみを抽出したアドレス帳データ15cが作成されるように構成してもよい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係わる画像送信システム70を示している。図1に示す画像送信システム8と同一部分には同一の符号を付してある。画像送信システム70は、図1に示す画像送信システム8に対して管理端末71をさらにネットワーク2に接続して構成される。
第1の実施の形態では、履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54を画像処理装置10が第1のサーバ30に情報の有無を確認してから、その情報を取得するようにしたが、第2の実施の形態では管理端末71の入手手段71aが第1のサーバ30に情報の有無を確認してから、その情報を取得して履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54を入手し(P8)、これらを画像送信システム70の転送手段71bが画像処理装置10へ転送(P9)するようになっている。
画像ファイル51および属性ファイル52の送信に関する動作(P1〜P3、図3、図4の処理)および第2のサーバ40が第1のサーバ30へ履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54を送信して記憶させる処理(P5)については第1の実施の形態と同様である。
管理端末71は第1のサーバ30を定期的に情報を確認して履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54の存否や更新の有無をチェックし、新たな履歴ファイル53や更新されたアドレス帳ファイル54が存在するときはそれらを取得して入手し、該当する画像処理装置10へ転送する。なお、管理端末71は、第1のサーバ30から入手した履歴ファイル53やアドレス帳ファイル54を画像処理装置10へ転送する際に、ファイル形式やデータ形式を画像処理装置10に適合させたものに変換してもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
たとえば、第1のサーバ30と第2のサーバ40とは独立のサーバとして構成しなくてもよく、第1のサーバ30を第2のサーバ40が有する一時保存用のフォルダやディレクトリとして構成してもよい。
実施の形態では、第2のサーバ40から第1のサーバ30を介して画像処理装置10に提供する情報として履歴ファイル53とアドレス帳ファイル54を例示したが、第2のサーバ40に存在しかつ画像処理装置10にとって有用な情報であれば、他の種類の情報であってもかまわない。
また、画像処理装置10から要求された場合には、送信結果を、プリントファイルとして第2のサーバ40から第1のサーバ30へ送信し、画像処理装置10が第1のサーバ30を定期的にポーリングして該プリントファイルを入手し、画像処理装置10側で送信結果を印刷出力するように構成してもよいし、画像処理装置10からの要求に応じて、指定の宛先へ電子メールで送信結果を通知するように構成してもよい。
このほか、実施の形態ではアドレス記憶手段15にアドレス帳データ15a〜15cを上書き保存するようにしたが、以前のアドレス帳データが使用不能になれば、必ずしも更新しなくてもかまわない。また、ユーザ認証された状態が終了したとき、アドレス帳データ15a〜15cをアドレス記憶手段15から消去するようにしたが、消去以外の方法でも、記憶されていたアドレス帳データ15a〜15cを使用できない状態になればよい。
また、第1の実施の形態と第2の実施の形態とを組み合わせたシステム構成としてもよい。すなわち、第1のサーバにある情報を画像処理装置10が第1のサーバをポーリングして入手する方法と、第1のサーバにある情報を管理端末70経由で画像処理装置10が入手する方法の双方が可能なように構成されてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係わる画像送信システムのシステム構成を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態に係わる画像送信システムに含まれる画像処理装置の概略構成を示すブロック図である。 画像データを送信する際に画像処理装置が行なう送信処理の流れ図である。 第2のサーバが行なう処理を示す流れ図である。 履歴ファイルを第1のサーバから情報を取得する際の画像処理装置の動作を示す流れ図である。 アドレス帳データの受け渡しに関連する画像処理装置の動作を示す流れ図である。 認証されたユーザのアドレス情報が抽出されてアドレス記憶手段へ上書き保存される様子の一例を示す説明図である。 アドレス帳に登録された送信先に対応する送信先選択釦を表示する送信先指定画面を例示する正面図である。 アドレス帳ファイルにパブリックの送信先が登録されている場合におけるアドレス情報の抽出状況を例示した説明図である。 パブリックの送信先が存する場合における送信先指定画面を示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係わる画像送信システムのシステム構成を示す説明図である。
符号の説明
2…ネットワーク
3…送信先端末
8…画像送信システム
10…画像処理装置
11…CPU
11a…入手手段
11b…ユーザ認証手段
11c…書換手段
12…ROM
13…RAM
14…操作表示部
14a…送信先指定手段
15…アドレス記憶手段
15a、15b、15c…アドレス記憶手段に記憶されるアドレス帳データ
16…読取部
17…画像形成部
18…通信部
19…記憶部
21…画像処理部
22…バス
30…第1のサーバ(中間サーバ)
31…記憶手段
40…第2のサーバ(FAXサーバ)
41…作成手段
42…送信手段
51…画像ファイル
52…属性ファイル
53…履歴ファイル
54…アドレス帳ファイル
60…送信先指定画面
61…宛先表示エリア
62…送信先選択釦
63…直接入力欄
70…画像送信システム
71…管理端末
71a…入手手段
71b…転送手段

Claims (9)

  1. 画像処理装置と、第1のサーバと、第2のサーバとを備え、前記画像処理装置から所望の送信先へ画像データを送信する際に、前記画像データを含む画像ファイルと前記送信先のアドレス情報を含む属性ファイルとを前記第1のサーバに送信し、前記第1のサーバは前記画像処理装置から送信されてきた前記画像ファイルと前記属性ファイルとを記憶し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバに記憶されている前記画像ファイルと前記属性ファイルとを取得し、前記属性ファイルに含まれる前記アドレス情報が示す送信先に対して前記画像データを送信するように構成された画像送信システムにおいて、
    前記第2のサーバは、前記画像データの送信に関する情報を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した前記送信に関する情報を前記第1のサーバに送信する送信手段とを有し、
    前記第1のサーバは、前記送信手段から送信されてきた前記送信に関する情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記画像処理装置は、前記第1のサーバの前記記憶手段に記憶されている前記送信に関する情報を入手する入手手段を有する
    ことを特徴とする画像送信システム。
  2. 画像処理装置と、第1のサーバと、第2のサーバとを備え、前記画像処理装置から所望の送信先へ画像データを送信する際に、前記画像データを含む画像ファイルと前記送信先のアドレス情報を含む属性ファイルとを前記第1のサーバに送信し、前記第1のサーバは前記画像処理装置から送信されてきた前記画像ファイルと前記属性ファイルとを記憶し、前記第2のサーバは、前記第1のサーバに記憶されている前記画像ファイルと前記属性ファイルとを取得し、前記属性ファイルに含まれる前記アドレス情報が示す送信先に対して前記画像データを送信するように構成された画像送信システムにおいて、
    管理端末をさらに設け、
    前記第2のサーバは、前記画像データの送信に関する情報を作成する作成手段と、前記作成手段が作成した前記送信に関する情報を前記第1のサーバに送信する送信手段とを有し、
    前記第1のサーバは、前記送信手段から送信されてきた前記送信に関する情報を記憶する記憶手段を有し、
    前記管理端末は、前記第1のサーバの前記記憶手段に記憶されている前記送信に関する情報を入手する入手手段と、前記入手手段で入手した前記送信に関する情報を前記画像処理装置に転送する転送手段とを有する
    ことを特徴とする画像送信システム。
  3. 前記送信に関する情報は、前記画像ファイルの送信に関する履歴情報である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像送信システム。
  4. 前記作成手段は、前記画像ファイルの送信完了時に、前記送信に関する情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像送信システム。
  5. 前記入手手段は、前記画像処理装置が前記画像ファイルと前記属性ファイルとを前記第1のサーバに送信してから所定時間の経過後に情報取得処理を実行する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像送信システム。
  6. 前記送信に関する情報とは、前記第2のサーバで記憶されている、送信先のアドレス情報が登録されたアドレス帳データである
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像送信システム。
  7. 前記画像処理装置は、アドレス帳データを記憶するためのアドレス記憶手段と、該アドレス記憶手段の記憶内容を書き換える書換手段とを備え、
    前記書換手段は、前記送信に関する情報として前記第2のサーバから入手したアドレス帳データで前記アドレス記憶手段に記憶されているアドレス帳データを更新する
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像送信システム。
  8. 前記画像処理装置は、前記アドレス記憶手段に記憶されている前記アドレス帳データの中から画像データの送信先を指定するための送信先指定手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像送信システム。
  9. 前記画像処理装置は、ユーザ認証手段を備え、
    前記書換手段は、前記ユーザ認証手段によってユーザが認証された認証状態にあるときは、前記第2のサーバから入手した前記アドレス帳データの中で前記認証されたユーザに関連付けされている送信先のアドレス情報を前記アドレス記憶手段に上書きし、
    前記認証されたユーザに対する認証状態が終了したときは、前記アドレス記憶手段に記憶させた前記認証されたユーザに関連付けされている送信先のアドレス情報を消去もしくは使用禁止にする
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の画像送信システム。
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