JP3880434B2 - ジョブ管理システム、ジョブ管理装置、データ処理装置、ジョブ管理方法、データ処理方法、及び制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続されたプリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複写機など、およびそれらを統合したマルチファンクション機器(MFP)などの周辺機器、及びこれらの機器を管理するコンピュータ、ネットワークシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、多数のジョブ情報を取得して管理する画像処理システムに関するジョブ管理方式が開発されてきている。適切なジョブの管理(ジョブアカウント)を行うためには、周辺機器で実行されたジョブの情報を取得することが必要である。従来、ジョブの情報を取得するためには、次のような方法があった。例えば、クライアントコンピュータ側のスプーラは、ドライバから受け取ったデータを蓄積するするとともに、順にクライアントコンピュータ側の送信部に送信する。クライアントコンピュータ側送信部はスプーラから印刷データを受け取り、デバイスが備えているジョブ転送方式に従って、プリンタがレディ状態であれば、ジョブデータをデバイスに送信する。よく知られたジョブデータ転送方式として、RFC1179で規定されているLPDプロトコルや米国Hewlett−Packard Companyが規定しているPrinter Job Languageなどがある。Printer Job Languageでは、デバイスとの双方向通信により終了ジョブのページ数などをポートモニタが取得することができる。もちろん、プリンタ提供者独自の非公開のジョブ管理方式であっても良い。
【0003】
一方、上述のようなジョブ管理方式を利用して、ジョブ情報を周辺装置からクライアントコンピュータ側送信し、ジョブ名やジョブIDなどを管理するシステムが考案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ジョブ管理方式は、印刷装置の機種、又は、印刷装置の提供メーカごとに相互に異なるため、あるジョブ管理方式に基づいて、ジョブ管理を行っている場合には、異なるジョブ管理方式におけるジョブIDを把握できない場合があった。また、印刷装置が、そもそもジョブIDをサポートしていない場合もあった。
【0005】
このような問題を解決する手段として、印刷装置に対してジョブにドキュメント名を含ませて送信して、ジョブIDの代わりに用いることも考え得る。しかし、ドキュメント名は、印刷装置側のメモリの制約から、クライアントコンピュータ側で管理しているドキュメント名よりも短く、クライアントコンピュータ側で管理しているドキュメント名をそのまま用いることができないという問題があった。
【0006】
また、かかる短いドキュメント名ししか管理できないプリンタの特性上、印刷装置に複数のクライアントコンピュータから、同じドキュメント名に基づくジョブを投入した場合には、当該ジョブID又はドキュメント名が同じジョブとなってしまう場合もあり、この場合はジョブに識別が不可能となって混乱してしまうという問題が生ずる。
【0007】
本願発明は、このような問題点の少なくとも一つを鑑みてなされたものである。本発明の目的の一つは、自分が使用しているジョブ管理方式に対応していない、あるいは、ジョブIDを印刷装置が管理していない、あるいは、ジョブIDが取得できない印刷装置であっても、ホスト側のジョブ情報と、印刷装置のジョブ情報を合わせて管理し、該印刷装置が処理するジョブ処理の状況を正確に把握することを目的とする。
【0008】
さらに本発明は、印刷装置に対してジョブにドキュメント名を含ませて送信して、ジョブIDの代わりに用いるため、クライアントコンピュータ側で管理しているドキュメント名を、印刷装置側で管理できる識別情報として管理する仕組みを提供することをさらに別の目的とする。
【0009】
また、本発明は、周辺機器の利用状況をより正確に取得するべく、ジョブの情報を、クライアントコンピュータ並びに画像形成装置それぞれから、ジョブ情報のドキュメント名の既存のエントリを活用して取得し、正確なジョブ情報の把握を実現する仕組みを提供することをさらに別の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
クライアント装置と、印刷装置と、サーバ装置とが通信するネットワークシステムにおいて、前記クライアント装置は、特定のドキュメントに対応するドキュメント名であって、印刷装置で処理できないドキュメント名である第1ドキュメント名及び、第1のドキュメント名を用いて生成されるドキュメント名であって印刷装置にて処理できる第2ドキュメント名を、前記印刷装置が機器ログ記録機能を有する場合にサーバ装置に対して送信し、前記第2ドキュメント名と特定のドキュメントに対応するジョブとを、前記印刷装置が機器ログ記録機能を有する場合に印刷装置に対して送信し、前記印刷装置がログ記録機能を有しない場合に、前記第1ドキュメント名を前記サーバ装置に対して送信し、前記第2ドキュメント名を前記サーバ装置に対して送信しない第1送信手段を備え、前記印刷装置は、前記クライアント装置から送信されてくるジョブに対応する印刷履歴を示すジョブ情報を生成する生成手段と、前記生成手段が生成したジョブ情報と、前記クライアント装置から送信されてくる第2ドキュメント名とをサーバ装置に対して送信する第2送信手段とを備え、
前記サーバ装置は、前記印刷装置から送信されてくる、ジョブ情報及び第2ドキュメント名と、前記クライアント装置から送信されてくる、第1ドキュメント名及び第2ドキュメント名と、を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した第2ドキュメント名を用いて、前記受信手段が受信した第1ドキュメント名とジョブ情報とを併合し、当該併合処理により得た情報から前記第2ドキュメント名を除去する併合手段を備えるジョブ管理システム。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第一実施形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
【0019】
図18は、本発明のジョブアカウントシステムの実施形態の前提となるシステムの一例を示す図である。図18の構成メンバである本発明の画像形成装置の好適な一例であるプリンタ1807乃至1809について説明する。プリンタは有する機能に応じて動作が異なる。例えばプリンタ1807はもっとも一般的なものでクライアントコンピュータ側の送信部から受信したデータを印刷する。プリンタ1808はジョブ終了時点でそのジョブの総排紙ページ数をクライアントコンピュータ1000側の送信部に返信する。プリンタ1809は印刷後にジョブ情報をプリンタ内の記憶装置に格納する。
【0020】
図18のクライアントコンピュータでは、次のように印刷が行われる。アプリケーション1802は、OSのGDI1803(グラフィック描画を処理するサブシステム)を、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を呼び出すことにより操作する。プリンタドライバ1804はGDI1803からの要求を、印刷を行うプリンタに適合した形式に変換し、スプーラ1805に送信する。
【0021】
クライアントコンピュータ1000において、ジョブアカウントクライアント1801は、アプリケーション1802のGDI呼び出しをフック(監視して認識)する。ジョブアカウントクライアント1801は改ページあるいは排紙を行うAPIをカウントすることでアプリケーションが発行したジョブの排紙枚数あるいはページ数を取得する。これにより取得したジョブ情報をフックログと称する。
【0022】
また、ジョブアカウントクライアント1801はあらかじめプリンタドライバとのプロトコルを定義し、通信することで、ジョブ情報をクライアントコンピュータ内のプリンタドライバから受信することができる。これにより取得したジョブ情報をドライバログと称する。
【0023】
また、ジョブアカウントクライアント1801は定期的にスプーラを監視し、スプールされているジョブが有れば、そのジョブの情報をAPIで取得することにより、ジョブの排紙枚数あるいはページ数を取得する。これにより取得したジョブ情報をAPIログと称する。
【0024】
また、ジョブアカウントクライアント1801は送信部とのプロトコルを定義し通信することで、プリンタが返す総排紙ページ数を取得する。これにより取得したジョブ情報を送信部ログと称する。
【0025】
また、本発明のジョブ管理装置の好適な一例であるジョブアカウントサーバは、画像形成装置の好適な一例であるプリンタ1809などプリンタ内にジョブ情報を記憶するプリンタの場合、プリンタとのプロトコルを定義し通信することで、プリンタからジョブ情報を取得する。これにより取得したジョブ情報を機器ログと称する。機器ログはプリンタ内のRAM又はHDDに記憶されるが、記憶容量の制限のため、送信部から送信されたドキュメント名などの情報をすべて記憶できないことが多い。なお、画像形成装置には、プリンタのほか、ファクシミリ、複写機、及び、複写機の一種であるプリンタとスキャナを組合わせたコピーシステム、及びこれらの複合機を含む。
【0026】
ジョブアカウントクライアント1801は、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログ、機器ログのうち、どれを選択するかの優先順位を設けておき、いずれかをジョブアカウントサーバに送信する。
【0027】
ジョブアカウントサーバ1810は閲覧希望者からの要求に応じて、ジョブログを選択し、単位期間別、デバイス別、ジョブ発行者別などの集計処理などを行う。
【0028】
図1は、本発明の実施形態の一例を示すジョブアカウントシステムの装置並びにモジュール構成を示す図である。なお、本発明は複数の機器からなるシステムにおいて達成される。また、システムあるいは装置にプログラムを供給することにより、本発明が達成される場合にも適用されることはいうまでもない。一回の印刷ジョブに対して、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログが作成される様子を詳細に説明する。以下、図18と異なる部分を詳述する。
【0029】
101は、標準的なPC又はワークステーションからなるクライアントコンピュータであり、アプリケーション102から印刷が指示されると、107、108または109のいずれかのプリンタに印刷データを送信部107を介して送信する。クライアントコンピュータ内のCPUで実行されるソフトウェアモジュールであるジョブアカウントクライアント118は、各種印刷処理に関するログを収集し、ジョブアカウントサーバ121にジョブログ送信部117を介して送信する。この際、ジョブアカウントクライアントの一部であるジョブログ送信部は、OSが提供する送信部を制御して、ジョブログ受信部へログを送信してもよい。
【0030】
クライアントコンピュータ101において、アプリケーション102に対して印刷指示が発行されると、図18と述べたのと同様にして、アプリケーション102は描画のためのGDIコールを行う。103フック部は117ジョブアカウントクライアントにより組み込まれるもので、GDIコールをフックして、どのGDIコールがいかなるパラメータで呼ばれたか、呼ばれた回数、などの情報を蓄積する。この情報をもとに作成された履歴をフックログ111と称する。フックログ111の例を図7に示す。フック部103は、規定の判断基準に基づき、場合によってはドキュメント名を変更する。ドキュメント名並びにこの変更処理については後述する。
【0031】
プリンタドライバ105はGDIコールを印刷設定に従ってプリンタが解釈できる印刷データに変換して、スプーラ106に送信するとともに、変換内容から印刷情報を抜き出し、それをドライバログ112として、ジョブアカウントクライアント117に送信する。
【0032】
ジョブアカウントクライアント117は常にスプーラ106にジョブが溜まっていないか監視している。ジョブがあれば、OSにより規定されているAPIを発行し、印刷情報を取得し、それをAPIログ113として取得する。
【0033】
送信部107はネットワークを介して108、109,110のうち、いずれかのアプリケーションから指定されたプリンタと通信し、プリンタがレディ状態であれば、印刷データを送信する。このとき、例えば、前述のHP社のPrinter Job Language(プリンタ・ジョブ・ランゲージ)のコマンドを用いれば、プリンタ109において、印刷ジョブの全ページの排紙が完了した後に当該ジョブが排紙したページ数を取得することが可能である。送信部(ポートモニタ)106は、109プリンタから受信したページ数などジョブ情報を、110ジョブアカウントクライアントに送る。この情報をもとに作成された印刷ログを送信部ログ114と称する。
【0034】
このように、ジョブアカウントクライアント110(取得手段)では、一回の印刷ジョブに対して、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログが取得され、作成される。ただし、常に4つのログが取れるとは限らない。例えば、アプリケーション102がスプーラ106に直接印刷データを送れば、フックログ111やドライバログ112は取得できない。プリンタドライバ105とジョブアカウントクライアント117間でプロトコルが規定されていなければ、112ドライバログは取得できない。プリンタ108のように排紙ページ数を送信部に通知する機能がない場合は、送信部ログ114の排紙ページ情報を取得できない。しかし、ジョブに係る複数の処理においてログを取得することで、一部処理にてログ取得が不可能な場合であっても、総合的には、ログを取得できる確率が高くなる。
【0035】
プリンタ108は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。プリンタ109は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了後、排紙枚数を107送信部に返信する。プリンタ110は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了後、ジョブ情報を304HDD(後述)に記憶する。
【0036】
ジョブログマージ部116は、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログをマージして、ジョブログ送信部117に送る。マージ処理については、後述する。ジョブログ送信部117はジョブアカウントサーバ121のジョブログ受信部122にジョブログを送信する。
【0037】
図2は、図1に示したジョブアカウントシステムを構成するクライアントコンピュータおよびサーバコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。図2において、201はCPU、即ち中央処理装置であり、このコンピュータ装置全体の制御および演算処理等を行うものである。202はROM即ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領域である。203はRAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、オペレーティングシステム,アプリケーション102、フック部103、GDI104、プリンタドライバ105、送信部107、ジョブアカウントクライアント118などのソフトウェアモジュールが、および通信制御などのプログラムがHD部205やROM202からロードされ、CPU201により実行される領域である。204はKBC即ちキーボード制御部であり、キーボードより入力データを受け取りCPUへ伝達する。205はCRT即ちディスプレイ制御部(表示制御手段)であり、ディスプレイ装置への表示制御をする。206はFD即ちフロッピー(R)ディスク装置あるいはHD即ちハードディスク装置、SRAM即ち不揮発性記憶装置等の外部記憶装置であり、プログラムおよびデータを記憶、格納しておき、実行時に必要に応じて参照またはRAMへのロードする。207は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1で説明したようにネットワークに接続された他のコンピュータや周辺機器との通信が可能であり、送信部107、ジョブログ送信部117により制御される。208はシステムバスであり、上述された構成要素間のデータの通路となるべきものである。
【0038】
原則として、ジョブアカウントサーバ121もハードウェア的には同様の構成をとりうる。ジョブアカウントサーバ121は、HDD内には、ジョブログマージ部123、ジョブログ記録部124、ジョブログ受信部122、ジョブログ集計部125が記憶されている。また、ジョブログ受信部122は、通信部207を制御する。
【0039】
図3は、図1に示したジョブアカウントシステムを構成するプリンタの構成の一例を示すブロック図である。図3において,305はプリンタ全体を制御するコントローラ部である。コントローラの内部構成として301はCPU、即ち中央処理装置であり、このコントローラの制御および演算処理等を行うものである。302はROM即ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領域である。303はRAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、304はHD即ちハードディスクあるいはSRAMなど不揮発性記憶装置である。
【0040】
RAM303はオペレーティングシステムや通信制御およびエンジン制御などのプログラムがロードされ、実行される領域である。306はこの装置のエンジン部であり,コントローラの制御のもとで印刷動作や画像読み取り動作をするものである。307は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1で説明したようにクライアントコンピュータやサーバコンピュータとの通信が可能である。308は、ユーザ操作入出力部であり、ユーザとの対話的な設定作業を行う。309はシステムバスであり、上述の構成要素間のデータの通路となるべきものである。
【0041】
図4は、図1に示したジョブアカウントサーバ121のメモリマップの一例を表す図である。41は基本I/Oプログラムを示す。42はウインドウシステム等オペレーティングシステムがRAM203にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。43は本発明のプログラムがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。44は関連データがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。45は各々のプログラムが使用するワークメモリのメモリマップを示す。
【0042】
図5は、本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データが格納されているFDの構成内容を示す図である。本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データはフロッピー(R)ディスク(FD)中に記録されている。フロッピー(R)ディスク(FD)の記録領域50には、ボリューム情報51、ディレクトリ情報52、アプリケーション実行ファイル53、ジョブアカウントプログラム関連データファイル54が記録されている。なお、記録領域50は、DVDでもよいし、コンピュータ62にネットワーク接続された外部サーバ装置内のHDD(図示省略)であって、本発明のジョブアカウントプログラム(図1に示されたクライアントコンピュータ内の各モジュール、並びに、ジョブ阿寒とサーバ121内の各モジュール)は、ネットワークを介してダウンロードして導入されてもよいことは言うまでもない。コンピュータ62は、図2に示したコンピュータと同等のものである。
【0043】
図6は、本発明の実施形態の一例であり、FDに記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データをコンピュータシステムにロードする一例を示す図である。フロッピー(R)ディスク(FD)60に記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データは、FDドライブ(DKC)61を介してコンピュータ62にロードすることができる。フロッピー(R)ディスク(FD)60をFDドライブ(DKC)61にセットすると、オペレーティングシステム42および基本I/Oプログラム41の制御のもとに、本ジョブアカウントプログラムを実現するためのプログラムモジュール等および関連データがフロッピー(R)ディスク(FD)60から読み出され、RAM203にロードされて使用可能となる。コンピュータ62は、図18に示されたコンピュータ、及び、図1に記載されたクライアントコンピュータ101及びジョブアカウントサーバ121を実現するために用いることができる。また、ジョブアカウントプログラムを実現するためのプログラムモジュール等とは、図1に記載された、クライアントコンピュータ101内又はジョブアカウントサーバ121内の各ソフトウェアモジュールに該当する。もちろん、記憶媒体はFDに限定されるものではなく、DVD、CD−ROMなどを含むことは言うまでも無い。
【0044】
図7は、本発明の実施形態におけるフックログの一例を示す図である。フックログでは、ジョブID、アプリケーション名、論理ページ数、ドキュメント名、が取得可能である。ジョブIDはGDIに印刷開始を指示したときにGDIから取得できるものであり、クライアントコンピュータ101の印刷ジョブを一意に指定できるものである。
【0045】
図8は本実施形態におけるドライバログの一例を示す図である。ドライバログは、ジョブアカウントクライアントが印刷実行時にドライバから取得可能な履歴情報である。ドライバログでは、印刷実行に係るジョブの識別子であるジョブID、ジョブが含む印刷データの用紙サイズ、N−up情報、物理ページ数の情報、両面片面情報が取得可能である。用紙サイズ、N−up、物理ページ数、両面片面情報は、プリンタドライバに印刷時又はデフォルト入力され設定される印刷設定から取得する。N−upは用紙に何面の論理ページを割り付けるかの設定である。物理ページ数は、印刷時に出力する用紙の片側を1と数える単位である。
【0046】
例えば、論理ページが4ページの場合に、両面印刷で2−upの印刷処理を行うと、物理ページは2ページとなる。そして、該物理ページが、用紙の表裏に印刷され、1枚の用紙が出力排紙される。表に論理ページの1ページ目、2ページ目、裏に論理ページの3ページ目、4ページ目が印刷される。
【0047】
図9は、本実施形態におけるAPIログの一例を示す図である。APIログでは、ジョブID、ジョブのオーナ名、スプールデータサイズが取得可能である。
【0048】
図10は、本発明の実施形態における送信部ログの一例を示す図である。モニタログでは、ジョブIDが取得可能である。108プリンタに送信した場合は、加えて排紙ページ数、排紙枚数が取得できる。
【0049】
フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログいずれにおいても、当該ジョブが処理済みか否かを示すフラグ情報、並びに、ログの種別を示す情報を記録する領域を設ける。
【0050】
図11は、本発明の実施形態におけるログをマージする手順の一例を示すフローチャートである。以下、図11のフローチャートを用いて、クライアントコンピュータ内のジョブログマージ部116の動作を説明する。ジョブログマージ部116は図1及び図18で説明した各ログを受信し、その内容をHDD等に記録しておく。そして以下の処理を予め設定された周期で定期的に起動し、各ジョブ毎に、マージ処理を行う。本実施形態においては、ジョブIDをキーとしてログのマージ(併合処理)を行っているが、後述するドキュメントデータ名或いは新ドキュメントデータ名をキーにしてマージしてもよい。以下の図11の処理においては、クライアントコンピュータ内において、ジョブログマージ部116は、クライアント装置内の複数の各処理によって得られるジョブ情報(フックログ、APIログ、APIログ)がそれぞれ含む、開始時刻情報並びに、完了時刻情報のエントリが示す開始時刻のうち、最も早い開始時刻と、最も遅い完了時刻を特定できるのである。そして、各時刻情報は、前述の通り、マージ処理して併合されたジョブ情報として格納される。
【0051】
S1101において、ジョブログマージ部116は、処理済みフラグがYESとなっていない送信部ログ(図10参照)、すなわち、未処理の送信部ログにがあるか否かを検索して特定し、未処理の送信部ログがあれば、S1102に進む。S1102において、ジョブログマージ部116は、S1101において未処理と特定された送信部ログを別のテンポラリの記憶領域にコピーし、これをログAとする。S1103において、ログAからジョブIDの部分を取得する。S1104において、ジョブログマージ部116は、S1103で取得したジョブIDに対応するログのうち、まだマージ処理を行っていない、つまり未処理であるログがあるか否かを、ジョブIDに基づいて、フックログ、ドライバログ、APIログの各ログを検索して特定することで、判断する。S1104で未処理のログが無いと判断した場合は、処理を終了する。S1104で未処理のログがあるとジョブログマージ部116が判断した場合は、ジョブログマージ部116は、S1105に進んで、S1104で未処理と判断されたジョブID(ここでは便宜のためNとする)と等しいジョブIDのログが有るか否かを、ジョブIDに基づいてフックログ、ドライバログ、APIログの各ログの中から検索して特定し、これをログBとする。S1105でNと等しいジョブIDのログがフックログ、ドライバログ、APIログの各ログには無かった場合には、S1108に進む。S1105で、Nと等しいジョブIDが各ログのいずれかにあった場合は、S1106に進む。ここでは、例えば、S1105でNは未処理のログAが含むジョブIDのうち、小さなもから順に特定してNとすればよい。
【0052】
S1106において、ジョブログマージ部116は、S1105で特定した、ログAのジョブID Nに対応するログの各項目(ジョブID Nについて取得された各ログが含むジョブ情報)について、ログBが含む項目のうちログAに無い項目があるか否かを判断する。S1106で、ログAのジョブID Nの項目について、ログBのうちログAに無い項目がないと判断した場合は、ジョブログマージ部116は、S1108の処理を行う。S1106でログBのうちログAに無い項目があると判断した場合は、S1107に進んで、ジョブログマージ部116は、ログAのジョブID Nの項目について、ログBのうちログAに無い項目を追加してログAに格納されているデータを併合する。ここでログAにログBの項目を付加して作成したログ(以下、マージログ)の処理済フラグを「YES」とし、S1108に進む。続いて、そして、該マージログの種別の項目を「マージ」とする。送信部ログに対して、図7から図10に示す各ログを図11の処理に基づいて次々にマージすると、図12のようなマージログになる。図に示すようにこのマージログは、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの項目を備えている。図12は、本発明の実施形態のマージログの一例を示す図である。
【0053】
S1108に続くS1104では、ログAに係る全てのジョブIDについて処理が終わったと判断した場合には、処理を終了する。通常は、マージ処理を終えるたびに、ジョブログマージ部116は、図11の処理の後、マージされたログをログ送信部116に送る。なお、ログ送信部116は、ログを定期的に或いはジョブログ取得部の要求に応じて、ジョブログ取得部122に送信する。
【0054】
次に、ジョブアカウントサーバ121の動作について説明する。ジョブログ取得部は122、ジョブログ送信部117から送られるジョブを取得して蓄積する。また、定期的にプリンタ110をポーリングし、まだ取得していないジョブ情報があれば、それを取得する。このジョブ情報を機器ログとする。機器ログは303RAMあるいは304HDDに記憶されるが、記憶容量の制限のため、107送信部から送信されたドキュメント名などの情報をすべて記憶することは望ましくない。ここではドキュメント名の上限が8文字であるとする。機器ログの例を図13に示す。また、103フック部が動作していない場合の機器ログの例を図14に示す。
【0055】
本発明の管理手段の好適な一例であるジョブログマージ部123は、ジョブアカウントクライアントから送られたマージログ127をジョブログ受信部122で受信して取得し、機器ログ115を、取得する。そして、ジョブログマージ部123は、取得した各ログを、マージし、管理する。マージする手順については後述する。ジョブログ記録部124は機器ジョブログマージ部123からジョブログを受け取り206HDなどに記憶する。ジョブログ集計部125は、閲覧者からの指示によって、単位期間ごとの印刷ページ数を求めたり、オーナごとの印刷ページ数を求める、などの集計処理を行う。
【0056】
ID発生部126は、データ処理装置の好適な一例であるクライアントコンピュータ101を一意に識別するための識別情報である、IDを発行する。ここでは、各桁がaからzの26通りの値をとりうる4桁の文字列を103フック部の要求に応じて、aaaa、aaab、...、zzzy、zzzzと順に変化させ、クライアントを一意に識別できるように発行する。ここでは、ホストとジョブIDの組合せを用いて新ドキュメント名を作成するが、印刷システム全体で一意の新ドキュメント名(後述)をジョブアカウントサーバにおいて一元発行する方式をとってもよい。
【0057】
図15は、本発明の実施形態のドキュメント名を変更する手順の一例を示すフローチャートである。以下、図15のフローチャートを用いて、フック部103の動作を説明する。S1501において、フック部103は、所定の機器管理プロトコルにより、印刷先のプリンタが機器ログを備えているか否かを示す情報を取得して判別し、備えていると判別した場合は、S1502へ進む。フックログ部103が、プリンタが機器ログを備えていないと判断した場合は、処理を終了する。S1502において、フック部103は、クライアントIDを取得済であるか否かを判別し、取得済であれば、S1504へ進む。取得していなければS1503へ進む。ここで、クライアントIDとは、ID発生部が発行する、クライアントコンピュータ101を一意に識別可能な識別情報である。ここでは、S1503において、フック部103は、ID発生部126と通信し、クライアントコンピュータを一意に識別するIDをID発生部から取得するものとする。S1504において、クライアントコンピュータ内でジョブを一意に特定するクライアント内ジョブIDを作成する。ここでは、0001から9999までの数値を順に発行するものとする。ここで、「abcd0001」は、本発明の新ドキュメント名の好適な一例である。
【0058】
S1505において、フック部103は、S1503で取得済みと判断したクライアントIDとS1504で作成したクライアント内ジョブIDを結合し、印刷システム内で一意に定まる新しい識別情報の一例である、新ドキュメント名を作成する。S1506において、フック部103は、アプリケーションから渡された元のドキュメント名をフックログの項目「元ドキュメント名」に格納する。S1507において、ドキュメント名をS1505の新ドキュメント名に置き換える。その結果、GDIにはドキュメント名として、新ドキュメント名が渡される。GDI処理の後段である、プリンタドライバ105、スプーラ106、送信部107、プリンタ110における処理は、ドキュメント名はすべて新ドキュメント名で処理されるようにすると好適である。
【0059】
ここで、新ドキュメント名を作成した理由は、印刷装置から取得したジョブ情報をマージする際には,ジョブIDをそのままマージ処理のキーとして利用することは難しいからである。例えば、ジョブ管理方式の仕様の一部が非公開となっているため、A社開発のアカウントサーバAを利用する場合、A社開発のアカウントサーバは、B社開発のプリンタからは、ジョブIDを取得することができないことが多い。つまり、想定していないジョブ管理方式に対応したプリンタからは、ジョブ情報を取得してもこれにジョブIDが含まれないことが多く、これをマージ処理して活用できないのである。しかし、クライアントコンピュータ内のOSやアプリケーションによって製作され、プリンタに送信されたドキュメント名については、ジョブ情報として取得できる事が多い。
【0060】
そこで、ジョブIDの代わりに、クライアント側で管理可能であり、プリンタ側からも、ジョブIDの代わりに、ジョブ情報のキーとして取得可能なドキュメント名を識別情報として管理することが考えられる。しかし、従来のドキュメント名をそのまま用いると、問題が生ずる。クライアント側のOS又はアプリケーションが管理できるのは、一般に8文字より多く、一般に用いられているOSにおいては255文字までのドキュメント名が付与できる。プリンタが管理できるのは、前述したように8文字までである。また、一般に、ジョブ管理方式において利用できるドキュメント名は8文字までである。これでは、クライアント側において8文字以上のドキュメント名を付けた場合には、クライアント側のOS又はアプリケーションが付けたドキュメント名は異なっている場合であっても、同じドキュメント名のジョブがプリンタ内に並存する場合が出てきて、混乱が生ずる。そこで、アカウントサーバ側でホストIDを発行し、クライアント側で発行されたドキュメント名と組合わせて用いるのである。これにより、8文字以内でアカウントサーバが管理する、クライアントコンピュータとプリンタを含む印刷システムにおいて一意に定まる新ドキュメント名が完成する。そして、この新ドキュメント名をジョブIDの代わりとしてジョブの識別に用いることができるのである。一度、クライアント側で新ドキュメント名を生成してしまえば、以後、プリンタ、クライアント、アカウントサーバにおいて、このドキュメント名をジョブの識別子として活用できる。新ドキュメント名を含むジョブは、印刷データと共に、クライアントコンピュータからプリンタに送られ、プリンタ側で処理される。そして、プリンタは、当該ジョブに対応する印刷処理を開始するとともに、当該ジョブ情報に含まれる新ドキュメント名を取得し、印刷完了及び排紙完了などに応答して、当該ジョブに対応するジョブ情報として機器ログを生成し、更新する。そして、クライアントコンピュータから送信されたものと同じ新ドキュメント名を含むこの機器ログは、ジョブアカウントサーバに送信され、後述の処理が行われる。
【0061】
図16は、本発明の実施形態におけるログをマージし、最終ログを作成する手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートを用いて、ジョブログマージ部123(機器ジョブログマージ部)の動作を説明する。
【0062】
S1601において、ジョブログマージ部123は、未処理のマージログがあるか検索し、あればS1602に進む。無ければ処理を終了する。S1602において、ジョブログマージ部123は、プリンタが機器ログを備えているか判別し、備えていればS1603に進む。備えていなければS1607に進む。S1603において、ジョブログマージ部123は、未処理の機器ログでドキュメント名の項目がS1601のマージログと同じログがあるか検索して判断し、あると判断した場合は、S1604に進む。S1601のマージログと同じログが無いと判断した場合は、処理を終了する。S1604において、ジョブログマージ部123は、機器ログの排紙ページ数排紙枚数をマージログに置換又は追加する。
【0063】
図13は、本発明の実施形態における機器ログの一例を示す図である。S1605において、ジョブログマージ部123は、ドキュメント名と元ドキュメント名を入れ換える。図12と図13の機器ログに適用すると、
「ドキュメント名:2001年度年次報告書
元ドキュメント名:abcd0001 」
となる。
【0064】
S1606において、ジョブログマージ部123は、マージログの元ドキュメント名を削除する。これを最終ログとする。図12と図13の機器ログに適用すると、図18のようになる。S1607において、ジョブログマージ部123は、最終ログを124ジョブログ記録部に送信する。図13及び図14に示す機器ログには、実際の排紙ページ数、実際の排紙枚数、機種名、プリンタにおける処理の開始時刻、排紙完了などの出力処理時刻などが含まれる。
【0065】
以上説明したように、本発明によれば、より正確なドキュメント名、排紙情報を格納するジョブ情報を取得することが可能になり、より厳密なジョブアカウントを行うことが可能になる。つまり、アカウントサーバが管理する印刷システムにおいて、唯一の識別情報を用いてマージ処理を行う仕組みを提供したので、ジョブ情報の管理及び、印刷枚数、排紙枚数等のカウントにおいても、異なるジョブを同じジョブとして誤って併合して管理してしまうことがなくなり、正確なジョブアカウントが可能となる。
【0066】
(第二実施形態)
以下、第一実施形態と異なる部分を中心に説明する。図19は、本発明の実施形態におけるジョブログマージ部116におけるマージ処理の一例を示す図である。以下、図19のフローチャートを用いて、ジョブログマージ部116の動作を説明する。ジョブログマージ部116は各ログを受信して取得し、その内容をクライアントコンピュータ内のHDD等に記録しておく。そして以下の処理を定期的に起動する。S1901において、ジョブログマージ部116は、未処理の送信部ログがあるか検索し、あると判断した場合ばS1902に進む。S1901で未処理の送信部ログが無いと判断した場合は、処理を終了する。S1902において、ジョブログマージ部116は、送信部ログの内容をコピーする。これをログAとする。ここで送信部ログの処理済フラグをYESとする。S1903において、ジョブログマージ部116は、ログAからジョブIDを抜き出して取得する。そして、S1904において、ジョブログマージ部116は、S1903で取得したログAに係るジョブIDのうち、まだマージ処理並びに時刻判断処理が未処理のものがあるか否かを判断する。
【0067】
S1904で未処理のものがないと判断した場合は、処理を終了する。また、S1904において未処理のジョブIDに係るジョブ情報があるとジョブログマージ部116が判断した場合は、S1905に進む。S1905以下では、S1903で未処理と判断されたジョブIDのうち、ここでは最も小さな番号のジョブIDをNとして処理を進める。そして、Nと等しいジョブIDを持つログがあるか否かをフックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログから検索してジョブログマージ部116が特定し、特定されたログをログBとする。S1905で、Nと等しいジョブIDを持つログが無いとジョブログマージ部116が判断した場合は、S1912でジョブID Nを処理済みとマークし、他の未処理のジョブIDの判断処理へ進む(S1904)。S1905で、Nと等しいジョブIDを持つログがあるとジョブログマージ部116が判断した場合は、S1906以下に進んでマージ処理を行う。
【0068】
以下、S1906以下では、ジョブ情報のジョブID Nのエントリについて処理が行われる。S1906では、ログBの開始時刻がログAの開始時刻より前か否かを判断する。開始時刻より前であれば、S1907に進み、開始時刻より前でなければ、S1908の処理を行う。S1907において、ジョブログマージ部116は、ログAの開始時刻をログBの開始時刻に書き換えて、S1908に進む。
【0069】
S1908において、ジョブログマージ部116は、ログBの終了時刻がログAの終了時刻より後であるか判別し、後であると判別した場合は、S1909に進む。後でないと判別した場合は、S1910に進む。S1909において、ジョブログマージ部116は、ログAの終了時刻をログBの終了時刻に書き換え、S1910へ進む。S1910において、ジョブログマージ部116は、ログBのうち、ログAに無い項目があるか判断、あると判断した場合は、S1911に進む。ないと判断した場合は、S1912に進む。S1911において、ジョブログマージ部116は、ログBのうち、ログAに無い項目を追加する。ここでログBの処理済フラグをYESとする。ここで種別をマージとする。図7から図10のログに図19の処理を施すと図12のようなログになる。図に示すようにこれはフックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの項目を備えており、さらに開始時刻はフックログ、終了時刻は送信部ログのものになっている。これにより、アプリケーションに対する印刷命令入力から、排紙完了までの、一つのジョブの生成から処理完了までのスループットを把握することが出来る。ジョブログマージ部116は図19の処理の後、マージされたログを116ログ送信部に送る。なお、ジョブログ送信部117は、OSの一機能である送信制御手段を制御して、ログ(併合ジョブ情報)を122ジョブログ取得部に、定期的に送信する処理を制御する。
【0070】
なお、本処理を行うと、画像処理・出力処理を行う各処理において取得可能なログを、マージする順番を、データ処理順の時系列に並べなくてもよくなる。先に述べた様に、ここでも、新ドキュメント名をジョブIDの代わりに、マージ処理に用いることが出来る。
【0071】
以上説明した様に、一つのジョブに対する複数のデータ処理が行われたジョブを処理するクライアント装置において、一つのジョブに対する複数のデータ処理において得られる複数のジョブ情報を取得し、アカウントクライアントが取得した複数のジョブ情報がそれぞれ含む、本発明の特定手段の好適な一例であるジョブログマージ部116は、開始時刻情報が示す開始時刻のうち、最も早い開始時刻を特定する特定できる。また、上述の処理と同様に、完了時刻について、最も遅い時刻を上書きしていくようにジョブログマージ部116を制御すれば、マージログには、最終的には最も遅い完了時刻が残され、最も遅い完了時刻を特定できる。
【0072】
本実施形態の他の一例としては、各ログの時刻の項目で、一つのジョブIDに対応する、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログを並べる。そして、この順番にマージ処理を行う。時刻の項目は、並べられた順番で、上書き併合処理を行なう必要がある。
【0073】
図20は、本発明の実施形態におけるジョブログマージ部123におけるマージ処理に一例を示す図である。以下、図20のフローチャートを用いて、ジョブログマージ部123の動作を説明する。マージログがアカウントサーバ装置に送信されて図15と同様の処理が行われる。つまり、ID生成部で生成された情報に基づいて、新ドキュメント名がマージログ内に格納され、旧ドキュメント名は、旧ドキュメント名の項目にバックアップされる。そして、ジョブログマージ部123において、マージログから最終ログが生成されるわけである。以下に前述したマージログの処理の変形例を示す。
【0074】
S2001において、ジョブログマージ部123は、ジョブログマージ部123がクライアントコンピュータから取得した未処理のマージログがあるか検索して判断し、あると判断した場合は、S2002に進む。無いと判断した場合は、終了する。S2002において、ジョブログマージ部は、プリンタが機器ログ取得機構を備えているか判断し、備えていると判断した場合は、S2003に進む。備えていないと判断した場合は、S2011に進む。S2003において、ジョブログマージ部123は、ジョブログマージ部123が、プリンタから取得した機器ログについて、未処理の機器ログでドキュメント名がS2001のマージログと同じ物があるか検索して判断し、同じものがあると判断した場合は、S2004に進む。同じものが無いと判断した場合は終了する。S2004において、ジョブログマージ部123は、機器ログの排紙ページ数排紙枚数をマージログに追加する。S2005において、ジョブログマージ部123は、ドキュメント名と元ドキュメント名を入れ換える。図12と図13の機器ログに本処理を適用すると、
「 ドキュメント名:2001年度年次報告書
元ドキュメント名:abcd0001」
となる。つまり、ジョブログマージ部123は、本発明の新ドキュメント名の好適な一例であるabcd0001をキーにして、元々格納されていたOSなどでユーザが作成し、印刷対象とファイル名を指定する際に用いるドキュメント名「2001年度年次報告書」を読み出して置き換える。
【0075】
図17は、本発明の実施形態における最終ログの一例を示す図である。S2006において、マージログの元ドキュメント名を削除する。これを最終ログとする。図12と図13のログに適用すると、図17のようになる。S2007において、機器ログの開始時刻がマージログの開始時刻より前であるか判別し、前であれば、S2008に進む。そうでなければS2009に進む。S2008において、最終ログの開始時刻を機器ログの開始時刻にする。S2009において、機器ログの終了時刻がマージログの終了時刻より後であるか判断し、後であると判断した場合は、S2010に進む。後で無いと判断した場合は、S2011に進む。S2010において、最終ログの終了時刻を機器ログの終了時刻にして、処理を終了する。
【0076】
図21は、本発明の実施形態における最終ログの一例を示す図である。S2011において、最終ログを124ジョブログ記録部に送信する。生成されたジョブログは、図21のようになる。このようにすれば、ジョブログマージ部123は、図21に示す最終ログには、ホストコンピュータにおける出力開始時刻、並びに、出力終了時刻を正確に反映して管理することができ、正確な画像処理開始から出力完了までのスループットを計測可能となる。アプリケーション43の一つであるジョブログマージ部123は、各ログを合成して得られる図21のような画面を、OS42に対してジョブアカウントサーバ121上のCRT205の表示画面に表示するよう命令してもよい。つまり、ジョブログマージ部123は、クライアント側から取得したマージログと、プリンタ側から取得した機器ログとを、ジョブIDやドキュメント名と合わせて、一つの表示画面にテーブルとして一覧表示する処理を制御する。それぞれ別々に管理され、表示されていたので、ユーザは、ウインドウシステムを何回もクリックして所望の画面を出していたが、上述のマージしたログをまとめたものを一覧表示が出来るので、表示が簡易化され、かつ視認性、操作性に優れたジョブ管理システムが提供可能となる。
【0077】
また、ジョブログマージ部123は、クライアント側からは論理ページを取得し、プリンタ側からは実際に廃止された排紙枚数や排紙ページ数を取得するようにするとよい。ここで、排紙枚数とは、何枚の紙が排紙されたかであり、排紙ページ数は、何ページの物理ページが排紙されたかを示す数字である。
【0078】
つまり、ジョブログマージ部123は、一つのジョブに対する複数のデータ処理において得られる複数のジョブ情報を取得し、ジョブログマージ部123が取得した一つのジョブに対応した複数の処理より得られる、フックログ、APIログ、APIログ、機器ログ等がそれぞれ含む、各ログの開始時刻情報並びに、完了時刻情報のエントリが示す開始時刻のうち、最も早い開始時刻と、最も遅い完了時刻を特定できるのである。そして、各時刻情報は、前述の通り、マージ処理され、併合されたジョブ情報として格納される。
【0079】
以上説明したように、本発明によれば、より印刷開始時刻および印刷終了時刻を取得することが可能になり、より厳密なジョブアカウントを行うことが可能になる。
【0080】
(第三実施形態)
本発明は、プリンタが機器ログを備えている場合にのみ、有効なわけではない。ドキュメント名を一意にすることにより、フックログ、ドライバログ、APIログをマージすることが可能である。
【0081】
また、OSによっては、OSが発行するジョブIDが一意性を保証しないことがある。この場合、図15のS2001の判別処理を、「ジョブIDが一意であるか否か?」の判別処理に置き換え、一意でない場合、ドキュメント名の変更処理を行うようにすればよい。また、S1101、S1901などでは、ジョブIDは、前述の実施形態に送信部ログのジョブIDを用いたが、他のログ(フックログ、ドラバログ、APIログ等)のジョブIDを基本にして、マージ処理を行ってもよいことは言うまでも無い。
【0082】
以上説明したように、上述の実施形態によれば、クライアントコンピュータから取得したジョブ情報と、プリンタから取得したジョブ情報とをマージ処理して管理するので、例えば、コンピュータ側において、物理ページ数や、論理ページ数を取得し、プリンタ側において、実際の印刷の完了に応答して、実際に排紙された排紙枚数や排紙ページ数を取得することができる。これらの情報をマージして管理し、比較可能とすることで、ペーパージャムエラー等のプリンタのエラーが起こって排紙枚数がコンピュータ側の物理ページ枚数と一致しない場合であっても、一つのジョブでいかなる変遷(ドライバでは適正に処理されたが、プリンタ側でジャムエラーが起こった等)を辿ったのかを把握することができる。また、データ処理において、ジョブごとに様々な処理を行った場合、例えば、あるジョブは、PDLデータから印刷処理を開始し、あるジョブは、スプーラに直接データを送信する場合ような場合などであっても、複数の過程でジョブ情報を取得するので、より正確なログを取得することができる。
【0083】
(他の実施形態)
本実施形態における各図(図11、図16、図19、図20等)に示すフローチャートに示す処理、及び、図1、図18に示す各モジュールが、外部からインストールされるプログラムによって、各コンピュータのそれぞれにより遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0084】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0085】
この場合、記憶媒体から読み出されたジョブアカウントサーバやジョブアカウントクライアントプログラム等のプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィー(R)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
【0086】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、外部の所定のサーバ装置(図示省略)からネットワークを介して送信された、又は、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0087】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、ジョブ情報を周辺機器並びにコンピュータの両方から取得するので、周辺機器の利用状況をより正確に取得でき、ジョブの情報を、クライアントコンピュータ並びに画像形成装置それぞれから取得して、正確なジョブ情報を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すジョブアカウントシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示したジョブアカウントシステムを構成するクライアントコンピュータおよびサーバコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示したジョブアカウントシステムを構成するプリンタの構成の一例を示すブロック図である。
【図4】図1に示したジョブアカウントシステムのメモリマップの一例を表す図である。
【図5】本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データが格納されているFDの構成内容を示す図である。
【図6】本発明の実施形態の一例であり、FDに記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データをコンピュータシステムにロードする一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態におけるフックログの一例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態におけるドライバログの一例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態におけるAPIログの一例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態における送信部ログの一例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態におけるログをマージする手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明の実施形態のマージログの一例を示す図である。
【図13】本発明の実施形態における機器ログの一例を示す図である。
【図14】従来の機器ログの一例を示す図である。
【図15】本発明の実施形態のドキュメント名を変更する手順の一例を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施形態におけるログをマージし、最終ログを作成する手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明の実施形態における最終ログの一例を示す図である。
【図18】本発明のジョブアカウントシステムの実施形態の前提となるシステムの一例を示す図である。
【図19】本発明の実施形態におけるジョブログマージ部116におけるマージ処理の一例を示す図である。
【図20】本発明の実施形態におけるジョブログマージ部123におけるマージ処理に一例を示す図である。
【図21】本発明の実施形態における最終ログの一例を示す図である。
【符号の説明】
60 フレキシブルディスクFD
61 フレキシブルディスクドライブコントローラDKC
62 コンピュータ
111 フックログ
112 ドライバログ
113 APIログ
114 送信部ログ
115 機器ログ
116 ジョブログマージ部
117 ジョブログ送信部
118 ジョブアカウントクライアント
122 ジョブログ受信部
123 ジョブログマージ部
121 ジョブアカウントサーバ
126 ID発生部
Claims (1)
- クライアント装置と、印刷装置と、サーバ装置とが通信するネットワークシステムにおいて、
前記クライアント装置は、
特定のドキュメントに対応するドキュメント名であって、印刷装置で処理できないドキュメント名である第1ドキュメント名及び、第1のドキュメント名を用いて生成されるドキュメント名であって印刷装置にて処理できる第2ドキュメント名を、前記印刷装置が機器ログ記録機能を有する場合にサーバ装置に対して送信し、前記第2ドキュメント名と特定のドキュメントに対応するジョブとを、前記印刷装置が機器ログ記録機能を有する場合に印刷装置に対して送信し、前記印刷装置がログ記録機能を有しない場合に、前記第1ドキュメント名を前記サーバ装置に対して送信し、前記第2ドキュメント名を前記サーバ装置に対して送信しない第1送信手段を備え、
前記印刷装置は、前記クライアント装置から送信されてくるジョブに対応する印刷履歴を示すジョブ情報を生成する生成手段と、
前記生成手段が生成したジョブ情報と、前記クライアント装置から送信されてくる第2ドキュメント名とをサーバ装置に対して送信する第2送信手段とを備え、
前記サーバ装置は、前記印刷装置から送信されてくる、ジョブ情報及び第2ドキュメント名と、前記クライアント装置から送信されてくる、第1ドキュメント名及び第2ドキュメント名と、を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した第2ドキュメント名を用いて、前記受信手段が受信した第1ドキュメント名とジョブ情報とを併合し、当該併合処理により得た情報から前記第2ドキュメント名を除去する併合手段を備えるジョブ管理システム。
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