JP4366042B2 - ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、制御プログラム - Google Patents

ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、制御プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ジョブ管理装置、ジョブ管理方法、ジョブ管理プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ユーザが、プリンタ(印刷装置)、スキャナ、複写機、または、それらを統合したマルチファンクション機器(MFP)などの周辺機器をネットワークを介して使用する際に、ジョブの管理を行なう情報処理装置が知られている。
【0003】
このような情報処理装置の中には、ユーザや周辺機器の使用状況(ログ)を表示するものを備えたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般に、ジョブ管理装置は周辺装置のジョブ情報を簡易なデータベースとしてそのまま管理するが、時間の経過と共に、ジョブ情報のデータベースは膨大なものとなり、ジョブ情報をそのまま周辺装置の利用状況の把握や管理などに用いる際には、表示や加工の点で困難であった。また、ジョブ情報は、ジョブ情報管理方式の独自の形式で出力されていたため、ログの出力形式を一般的な表計算ソフトや文書作成ソフトなどのアプリケーションが利用可能な形式等のジョブ情報の管理に利用しやすい形式で出力するといった機能はなかった。
【0005】
さらに、集計結果を外部ファイルに出力するスケジュールを設定することはできなかった。そのため、集計結果を毎日出力する場合は、ユーザは、毎日集計結果をファイルに出力する操作を行なう必要があった。
【0006】
このため、集計結果を管理・編集するためには、ユーザは出力された集計結果を、前述のアプリケーションが利用可能な形式に変換し、得られたデータを加工して編集する必要があるという問題があった。
【0007】
本発明は、上述の問題点の少なくとも一つを解決するためになされたものであり、ジョブ情報から容易に該周辺装置の利用状況を集計又は編集できるようなデータを出力可能なジョブ管理装置を提供することを一つの目的とする。
【0008】
さらに、周辺機器から得られるジョブ情報を、所望の時間帯に出力するよう、柔軟かつ容易に設定可能なジョブ管理装置を提供することをさらに別の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的の少なくとも一つを達成すべく、本願発明は、以下の解決手段を提供する。
【0010】
第1の発明として、周辺装置に対してプリントジョブを送信するクライアントコンピュータと、プリントジョブ、コピージョブ及びFAXジョブを実行する周辺装置とからそれぞれ収集したジョブ情報を管理するジョブ管理装置において、データ出力すべきジョブ情報を決定するために出力対象及びジョブタイプとを設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御し、さらに前記ジョブ情報をデータ出力する際の出力先を設定し、出力データ形式を複数の候補から指定することで設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御する表示制御手段と、前記表示部に表示された設定画面での設定に基づき、設定された出力対象及びジョブタイプのジョブ情報を、設定された出力形式で、設定された出力先に対してデータ出力するよう制御する出力制御手段とを有し、前記設定画面での設定において、出力対象として部門及びユーザ名のいずれかを設定でき、ジョブタイプとしてプリント出力、コピー出力及びFAX出力のいずれかを設定でき、前記出力制御手段によりデータ出力されるジョブ情報としては、前記クライアントコンピュータと前記周辺装置とから収集したジョブ情報で対応するものをマージしたジョブ情報を含むことを特徴とする。
【0011】
また、第2の発明として、周辺装置に対してプリントジョブを送信するクライアントコンピュータと、プリントジョブ、コピージョブ及びFAXジョブを実行する周辺装置とからそれぞれ収集したジョブ情報を管理するジョブ管理装置において、データ出力すべきジョブ情報を決定するための出力対象及びジョブタイプと、前記ジョブ情報をデータ出力する時期を示す出力時期とを設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御する表示制御手段と、前記表示部に表示された設定画面にて設定された出力時期に応じて、当該設定画面にて設定された出力対象及びジョブタイプのジョブ情報をデータ出力するよう制御する出力制御手段とを有し、前記設定画面での設定において、出力対象として部門及びユーザ名のいずれかを設定でき、ジョブタイプとしてプリント出力、コピー出力及びFAX出力のいずれかを設定できることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素の相対配置、表示画面等は、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0018】
<ジョブアカウントシステムの構成>
図1は、本発明の実施形態の一例を示すジョブアカウントシステムの装置並びにモジュール構成を示す図である。なお、本発明は複数の機器からなるシステムにおいて達成される。また、システムあるいは装置にプログラムを供給することにより、本発明が達成される場合にも適用されることはいうまでもない。一回の印刷ジョブに対して、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログが作成される様子を詳細に説明する。
【0019】
101は、標準的なPC又はワークステーションからなるクライアントコンピュータであり、アプリケーション102から印刷が指示されると、107、108または109のいずれかのプリンタに印刷データを送信部107を介して送信する。クライアントコンピュータ内のCPUで実行されるソフトウェアモジュールであるジョブアカウントクライアント118は、各種印刷処理に関するログを収集し、本発明のジョブ管理装置の好適な一例であるジョブアカウントサーバ121にジョブログ送信部117を介して送信する。この際、ジョブアカウントクライアントの一部であるジョブログ送信部は、OSが提供する送信部を制御して、ジョブログ受信部へログを送信してもよい。
【0020】
クライアントコンピュータ101において、アプリケーション102に対して印刷指示が発行されると、アプリケーション102は描画のためのGDIコールを行う。103フック部は117ジョブアカウントクライアントにより組み込まれるもので、GDIコールをフック(監視して認識)して、どのGDIコールがいかなるパラメータで呼ばれたか、呼ばれた回数、などの情報を蓄積する。この情報をもとに作成された履歴をフックログ111と称する。フックログ111の例を図7に示す。フック部103は、規定の判断基準に基づき、場合によってはドキュメント名を変更する。ドキュメント名並びにこの変更処理については後述する。
【0021】
プリンタドライバ105はGDIコールを印刷設定に従ってプリンタが解釈できる印刷データに変換して、スプーラ106に送信するとともに、変換内容から印刷情報を抜き出し、それをドライバログ112として、ジョブアカウントクライアント117に送信する。
【0022】
ジョブアカウントクライアント117は常にスプーラ106にジョブが溜まっていないか監視している。ジョブがあれば、OSにより規定されているAPIを発行し、印刷情報を取得し、それをAPIログ113として取得する。
【0023】
送信部107はネットワークを介して108、109,110のうち、いずれかのアプリケーションから指定されたプリンタと通信し、プリンタがレディ状態であれば、印刷データを送信する。このとき、例えば、前述のHP社のPrinter Job Language(プリンタ・ジョブ・ランゲージ)のコマンドを用いれば、プリンタ109において、印刷ジョブの全ページの排紙が完了した後に当該ジョブが排紙したページ数を取得することが可能である。送信部(ポートモニタ)106は、109プリンタから受信したページ数などジョブ情報を、110ジョブアカウントクライアントに送る。この情報をもとに作成された印刷ログを送信部ログ114と称する。
【0024】
このように、ジョブアカウントクライアント110では、一回の印刷ジョブに対して、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログが取得され、作成される。ただし、常に4つのログが取れるとは限らない。例えば、アプリケーション102がスプーラ106に直接印刷データを送れば、フックログ111やドライバログ112は取得できない。プリンタドライバ105とジョブアカウントクライアント117間でプロトコルが規定されていなければ、112ドライバログは取得できない。プリンタ108のように排紙ページ数を送信部に通知する機能がない場合は、送信部ログ114の排紙ページ情報を取得できない。しかし、ジョブに係る複数の処理においてログを取得することで、一部処理にてログ取得が不可能な場合であっても、総合的には、ログを取得できる確率が高くなる。ここでは、ジョブログマージ部において、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログをジョブIDをキーとしてマージする。つまり所定のJobIDのログを各ログについて抽出して、併合する。この併合処理を全てのジョブIDについて繰り返せば、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログがJobIDをキーとして併合されたデータベースが出来上がる。このデータベースをジョブアカウントクライアントが、定期的に出力して、アプリケーションによって加工してもよい。また、JobIDの代わりに、後述する新たに作成された新ドキュメント名を用いてマージしてもよい。
【0025】
プリンタ108は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。プリンタ109は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了後、排紙ページ数排紙枚数を107送信部に返信する。プリンタ110は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了後、ジョブ情報を304HDDに記憶する。
【0026】
ジョブログマージ部116は、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログをマージして、ジョブログ送信部117に送る。マージ処理については、後述する。ジョブログ送信部117はジョブアカウントサーバ121のジョブログ受信部122にジョブログを送信する。
【0027】
ここで、ジョブアカウントサーバ121には、ジョブログ記録部がある。ジョブログ記録部には、クライアントコンピュータ101から取得したマージログ128並びに、プリンタ110などから取得した機器ログ115がジョブログマージ部123によりマージされた最終ログを、ジョブログ記録部124が記録したものから、ログ出力加工部130が加工・出力する。ログ出力加工部130は、最終ログから必要なデータを設定部128から入力された、ログ出力の時期や、ログ出力の対象に基づいて、出力ログファイル129を設定する。なお、ログ出力加工部130(表示制御手段)は、ユーザに図15及び図16の設定部128からの設定を行わせることが出来る画面を例えばOSに表示させるように処理を制御する。また、ログ出力加工部は、設定部128で設定された対象の出力ログデータを、最終ログから抽出して出力する。
【0028】
上記では、周辺装置の好適な一例であるプリンタからのジョブ情報を管理するジョブアカウントサーバは、設定部128によって、最終ログをデータ出力する出力対象(例えば、部門、ユーザ名、ドメインなど)と、ジョブ情報をデータ出力する時期を示す出力時期(曜日、月、時刻、実行間隔等)とを設定する設定画面(図15)を表示部に表示する処理を制御する表示制御手段(ログ出力加工部130)と、前記表示部(CRT部205)に表示された設定画面にて設定された出力時期を経過すると、前記表示部にて表示された設定画面にて設定された出力対象を出力データとしてデータ出力するよう出力処理を制御する出力制御手段(ログ出力加工部130)とを有する実施形態の一例を説明した。もちろん、表示部は、クライアントコンピュータ側のCRTであってもよいし、ジョブ情報は、マージログであってもよい。また出力ログファイル129は、ネットワークを介して外部の集計サーバ(図示省略)に送信してもよいし、クライアントコンピュータにおいて利用されてもよいし、ジョブアカウントサーバ自体において利用されてもよいことは言うまでも無い。
【0029】
図2は、図1に示したジョブアカウントシステムを構成するクライアントコンピュータおよびサーバコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。図2において、201はCPU、即ち中央処理装置であり、このコンピュータ装置全体の制御および演算処理等を行うものである。202はROM即ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領域である。203はRAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、オペレーティングシステム,アプリケーション102、フック部103、GDI104、プリンタドライバ105、送信部107、ジョブアカウントクライアント118などのソフトウェアモジュールが、および通信制御などのプログラムがHD部205やROM202からロードされ、CPU201により実行される領域である。204はKBC即ちキーボード制御部であり、キーボードより入力データを受け取りCPUへ伝達する。205はCRT即ちディスプレイ制御部(表示制御手段)であり、ディスプレイ装置への表示制御をする。206はFD即ちフロッピー(R)ディスク装置あるいはHD即ちハードディスク装置、SRAM即ち不揮発性記憶装置等の外部記憶装置であり、プログラムおよびデータを記憶、格納しておき、実行時に必要に応じて参照またはRAMへのロードする。207は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1で説明したようにネットワークに接続された他のコンピュータや周辺機器との通信が可能であり、送信部107、ジョブログ送信部117により制御される。208はシステムバスであり、上述された構成要素間のデータの通路となるべきものである。
【0030】
原則として、ジョブアカウントサーバ121もハードウェア的には同様の構成をとりうる。ジョブアカウントサーバ121は、HDD内には、ジョブログマージ部123、ジョブログ記録部124、ジョブログ受信部122、ジョブログ集計部125が記憶されている。また、ジョブログ受信部122は、通信部207を制御する。
【0031】
図3は、図1に示したジョブアカウントシステムを構成するプリンタの構成の一例を示すブロック図である。図3において,305はプリンタ全体を制御するコントローラ部である。コントローラの内部構成として301はCPU、即ち中央処理装置であり、このコントローラの制御および演算処理等を行うものである。302はROM即ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領域である。303はRAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、304はHD即ちハードディスクあるいはSRAMなど不揮発性記憶装置である。
【0032】
RAM303はオペレーティングシステムや通信制御およびエンジン制御などのプログラムがロードされ、実行される領域である。306はこの装置のエンジン部であり,コントローラの制御のもとで印刷動作や画像読み取り動作をするものである。307は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1で説明したようにクライアントコンピュータやサーバコンピュータとの通信が可能である。308は、ユーザ操作入出力部であり、ユーザとの対話的な設定作業を行う。309はシステムバスであり、上述の構成要素間のデータの通路となるべきものである。
【0033】
図4は、図1に示したジョブアカウントサーバ121のメモリマップの一例を表す図である。41は基本I/Oプログラムを示す。42はウインドウシステム等オペレーティングシステムがRAM203にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。43は本発明のプログラムがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。44は関連データがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。45は各々のプログラムが使用するワークメモリのメモリマップを示す。
【0034】
図5は、本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データが格納されているFDの構成内容を示す図である。本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データはフロッピー(R)ディスク(FD)中に記録されている。フロッピー(R)ディスク(FD)の記録領域50には、ボリューム情報51、ディレクトリ情報52、アプリケーション実行ファイル53、ジョブアカウントプログラム関連データファイル54が記録されている。なお、記録領域50は、DVDでもよいし、コンピュータ62にネットワーク接続された外部サーバ装置内のHDD(図示省略)であって、本発明のジョブアカウントプログラム(図1に示されたクライアントコンピュータ内の各モジュール、並びに、ジョブアカウントサーバ121内の各モジュール)は、ネットワークを介してダウンロードして導入されてもよいことは言うまでもない。コンピュータ62は、図2に示したコンピュータと同等のものである。
【0035】
図6は、本発明の実施形態の一例であり、FDに記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データをコンピュータシステムにロードする一例を示す図である。フレキシブルディスク(FD)60に記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データは、FDドライブ(DKC)61を介してコンピュータ62にロードすることができる。フロッピー(R)ディスク(FD)60をFDドライブ(DKC)61にセットすると、オペレーティングシステム42および基本I/Oプログラム41の制御のもとに、本ジョブアカウントプログラムを実現するためのプログラムモジュール等および関連データがフロッピー(R)ディスク(FD)60から読み出され、RAM203にロードされて使用可能となる。コンピュータ62は、図18に示されたコンピュータ、及び、図1に記載されたクライアントコンピュータ101及びジョブアカウントサーバ121を実現するために用いることができる。また、ジョブアカウントプログラムを実現するためのプログラムモジュール等とは、図1に記載された、クライアントコンピュータ101内又はジョブアカウントサーバ121内の各ソフトウェアモジュールに該当する。もちろん、記憶媒体はFDに限定されるものではなく、DVD、CD-ROMなどを含むことは言うまでも無い。
【0036】
以下、図7乃至図10を参照して、クライアントコンピュータ101内にて取得可能なログの内容を説明する。図7は、本発明の実施形態におけるフックログの一例を示す図である。フックログでは、JobId、アプリケーション名、論理ページ数、ドキュメント名、が取得可能である。JobIdはGDIに印刷開始を指示したときにGDIから取得できるものであり、クライアントコンピュータ101の印刷ジョブを一意に指定できるものである。
【0037】
図8は本実施形態におけるドライバログの一例を示す図である。ドライバログは、ジョブアカウントクライアントが印刷実行時にドライバから取得可能な履歴情報である。ドライバログでは、印刷実行に係るジョブの識別子であるJobId、ジョブが含む印刷データの用紙サイズ、N−up情報、物理ページ数の情報、両面片面情報が取得可能である。用紙サイズ、N−up、物理ページ数、両面片面情報は、プリンタドライバに印刷時又はデフォルト入力され設定される印刷設定から取得する。N−upは用紙に何面の論理ページを割り付けるかの設定である。物理ページ数は、印刷時に出力する用紙の片側を1と数える単位である。
【0038】
例えば、論理ページが4ページの場合に、両面印刷で2−upの印刷処理を行うと、物理ページは2ページとなる。そして、該物理ページが、用紙の表裏に印刷され、1枚の用紙が出力排紙される。表に論理ページの1ページ目、2ページ目、裏に論理ページの3ページ目、4ページ目が印刷される。
【0039】
図9は、本実施形態におけるAPIログの一例を示す図である。APIログでは、JobId、ジョブのオーナ名、スプールデータサイズが取得可能である。
【0040】
図10は、本発明の実施形態における送信部ログの一例を示す図である。モニタログでは、JobIdが取得可能である。108プリンタに送信した場合は、加えて排紙ページ数、排紙枚数が取得できる。フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログいずれにおいても、当該ジョブが処理済みか否かを示すフラグ情報、並びに、ログの種別を示す情報を記録する領域を設ける。
【0041】
通常は、マージ処理を終えるたびに、ジョブログマージ部116は、ジョブログマージ部116によるマージ処理の後、マージされたログをログ送信部116に送る。なお、ログ送信部116は、ログを定期的に或いはジョブログ取得部の要求に応じて、ジョブログ取得部122に送信する。
【0042】
次に、ジョブアカウントサーバ121の動作について説明する。本発明の取得手段の好適な一例である122ジョブログ取得部は、ジョブログ送信部117から送られるジョブを取得して蓄積する。また、定期的にプリンタ110をポーリングし、まだ取得していないジョブ情報があれば、それを取得する。このジョブ情報を機器ログとする。機器ログは303RAMあるいは304HDDに記憶されるが、記憶容量の制限のため、107送信部から送信されたドキュメント名などの情報をすべて記憶することは望ましくない。ここではドキュメント名の上限が8文字であるとする。機器ログの例を図12に示す。また、フック部103が動作していない場合の機器ログの例を図13に示す。
【0043】
本発明の管理手段の好適な一例である機器ジョブログマージ部123は、ジョブアカウントクライアントから送られたマージログ127と機器ログ115をマージする。新ドキュメント名をキーとして、マージ処理を行う。ジョブログ記録部124は機器ジョブログマージ部123からジョブログを受け取りHD206などに記憶する。ジョブログ集計部125は、閲覧者からの指示によって、単位期間ごとの印刷ページ数を求めたり、オーナごとの印刷ページ数を求める、などの集計処理を行う。
【0044】
ID発生部126は、クライアントコンピュータ101を一意に識別するためのIDを発行する。ここでは、各桁がaからzの26通りの値をとりうる4桁の文字列を103フック部の要求に応じて、aaaa、aaab、・・・、zzzy、zzzzと順に変化させ、クライアントを一意に識別できるように発行する。ここでは、ホストとジョブIDの組合せを用いて新ドキュメント名を作成するが、印刷システム全体で一意の新ドキュメント名をジョブアカウントサーバにおいて一元発行する方式をとってもよい。そして、例えば、クライアント側で管理されているJobIDが0012であり、当該クライアントの識別子がaaaaである場合、「aaaa0012」のように、新ドキュメント名を作成する。これをドキュメント名の欄に書き込んで、新ドキュメント名とする。以後、これをJobID代わりとして利用できる。これにより、ジョブアカウントサーバが管理する印刷システムにおいて、一意に定まるジョブ識別子が決定できる。
【0045】
ここで、新ドキュメント名を作成した理由は、印刷装置から取得したジョブ情報をマージする際には,JobIDをそのままマージ処理のキーとして利用することは難しいからである。例えば、ジョブ管理方式の仕様の一部が非公開となっているため、A社開発のアカウントサーバAを利用する場合、A社開発のアカウントサーバは、B社開発のプリンタからは、JobIDを取得することができないことが多い。つまり、想定していないジョブ管理方式に対応したプリンタからは、ジョブ情報を取得してもこれにジョブIDが含まれないことが多く、これをマージ処理して活用できないのである。しかし、クライアントコンピュータ内のOSやアプリケーションによって製作され、プリンタに送信されたドキュメント名については、ジョブ情報として取得できる事が多い。
【0046】
そこで、ジョブIDの代わりに、クライアント側で管理可能であり、プリンタ側からも、JobIDの代わりに、ジョブ情報のキーとして取得可能なドキュメント名を識別情報として管理することが考えられる。しかし、従来のドキュメント名をそのまま用いると、問題が生ずる。クライアント側のOS又はアプリケーションが管理できるのは、一般に8文字より多く、一般に用いられているOSにおいては255文字までのドキュメント名が付与できる。プリンタが管理できるのは、前述したように8文字までである。また、一般に、ジョブ管理方式において利用できるドキュメント名は8文字までである。これでは、クライアント側において8文字以上のドキュメント名を付けた場合には、クライアント側のOS又はアプリケーションが付けたドキュメント名は異なっている場合であっても、同じドキュメント名のジョブがプリンタ内に並存する場合が出てきて、混乱が生ずる。そこで、アカウントサーバ側でホストIDを発行し、クライアント側で発行されたドキュメント名と組合わせて用いるのである。これにより、8文字以内でアカウントサーバが管理する、クライアントコンピュータとプリンタを含む印刷システムにおいて一意に定まる新ドキュメント名が完成する。そして、この新ドキュメント名をジョブIDの代わりとしてジョブの識別に用いることができるのである。一度、クライアント側で新ドキュメント名を生成してしまえば、以後、プリンタ、クライアント、アカウントサーバにおいて、このドキュメント名をジョブの識別子として活用できる。この新ドキュメント名をキーとして、ジョブアカウントクライアントから送信されたマージログと、機器ログをマージすることが出来る。
【0047】
これにより、正確なドキュメント名、排紙情報を格納するジョブ情報を取得することが可能になり、より厳密なジョブアカウントを行うことが可能になる。つまり、アカウントサーバが管理する印刷システムにおいて、唯一の識別情報を用いてマージ処理を行う仕組みを提供したので、ジョブ情報の管理及び、印刷枚数、排紙枚数等のカウントにおいても、異なるジョブを同じジョブとして誤って併合して管理してしまうことがなくなり、正確なジョブアカウントが可能となる。
【0048】
なお、マージ処理を行うと、画像処理・出力処理を行う各処理において取得可能なログを、マージする順番を、データ処理順の時系列に並べなくてもよくなる。先に述べた様に、ここでも、新ドキュメント名をJobIDの代わりに、マージ処理に用いることが出来る。
【0049】
本実施形態の他の一例としては、各ログの時刻の項目で、一つのジョブIDに対応する、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログを並べる。そして、この順番にマージ処理を行う。時刻の項目は、並べられた順番で、上書き併合処理を行なう必要がある。
【0050】
図14は、本発明の実施形態における最終ログの一例を示す図である。最終ログは124ジョブログ記録部に送信される。生成されたジョブログは、図14のようになる。このようにすれば、ジョブログマージ部123は、図14に示す最終ログには、ホストコンピュータにおける出力開始時刻、並びに、出力終了時刻を正確に反映して管理することができ、正確な画像処理開始から出力完了までのスループットを計測可能となる。
【0051】
<データ出力処理の設定>
上述の処理を経て収集された最終ログを含む、ジョブログ記録部124内のジョブ情報データベースは、大きなデータとなることが多く、また、一般的なアプリケーションの加工を目的としては生成されていない。そこで、本実施形態においては、表計算やアプリケーションソフトウェアにて加工やデータの活用が容易なファイルとして出力することが考えられる。以下では、本実施形態における、ジョブ情報から作成された出力ログの出力処理に関する設定方法を、図15および図16を用いて説明する。
【0052】
図15は、出力ログ(ジョブ情報2)のスケジュールおよび集計方法等の設定画面を表す。「処理名」では、任意に定めた処理名が記述される。「実行間隔」は、ログが出力される間隔である。1日、1週間、1ヶ月、6ヶ月、といった設定間隔などの各種パラメータが選択可能である。「実行日」は、ログ出力を行う曜日である。「実行間隔」が1週間を選択した場合に有効となり、ここでは「金曜日」が設定されている。「実行時刻」は、ログ出力が実行される時刻である。ここでは、「17時」に設定されている。「対象」は、ログの集計を行う対象を設定する。ここでは、部門、ユーザ、デバイス、用紙サイズ等の編集対象が設定可能である。「集計方法」は、用紙集計、金額集計の設定が可能となっている。「ジョブタイプ」は、ジョブの種類を設定する。例えば、プリンタ出力、コピー出力、FAX出力といった設定が可能である。これにより、定期的なログ出力が設定可能である。
【0053】
図16は、出力ログの出力形式、出力先の設定画面を表す。「出力形式」では、出力されるログのファイル形式を指定する。各々のチェックボックスをチェックすることにより、出力ファイル形式を設定することができる。「出力先」では、ログの出力先、つまり、出力ファイルを格納するディレクトリを指定する。これにより、ユーザは、何度もログ出力のコマンドを実行することなく、所望の形式のデータを、所望の時期に取得することが、簡易迅速な操作で可能となる。ログの出力先は、ネットワークドライブを用いて、ネットワークを介して外部の記憶領域としてもよい。
【0054】
<出力ログの例>
図17は、ジョブ情報から作成されたジョブ情報2(出力ログファイル)の例である。図14に示す最終ログのジョブ情報を元に、ジョブ情報2(出力ログファイル)が作成される。ここでは、7日ごとに出力ログを出力するよう設定された例である。3月2日から、3月31日までの出力結果がまとめて表示されている。ここでは、CSV形式やテキスト形式に出力ログファイルを出力し、表計算ソフトを利用して開いた例を示している。もちろん、これをグラフにすることもできる。
【0055】
<ログの出力処理フロー>
図18は、ログ出力加工部130における出力ログ(ジョブ情報2)の出力処理の流れ図である。本処理は、例えば、ジョブアカウントサーバ121において、ジョブデータベースから出力ログをデータ出力する処理を開始させる指示が表示画面のユーザインタフェースに入力された場合に開始し、まず図15のような画面が表示される(S1801)。S1801では、ログ出力加工部130に対して、ログ出力処理の各種設定処理がユーザインタフェースを介して入力される。図15及び図16で入力可能なパラメータがユーザによって入力され、出力時期のスケジュール設定および出力ログの出力形式、出力先のメモリの設定が行われる。S1802では、ログ出力加工部130は、ログ出力処理が終了しているか否かの判断を行う。S1802で、ログ出力加工部130がログ出力処理が終了していないと判断した場合は、S1803に進む。S1802で、ログ出力処理が終了していると判断した場合は、ログ出力加工部130は処理を終了する。
【0056】
S1803では、ログ出力加工部130は、現在の時刻が、S1801で設定されたスケジュールに適合するかどうかの判断処理行う。ここでは、現在の時刻が設定されたスケジュールに適合した場合は、ログ出力加工部130は、S1804以降の処理を行ない、ログ出力を行う。例えば、ユーザがプリンタを使用しない、毎週金曜日の24時にログ出力をするように設定していた場合には、金曜日であり、かつ、24時になったか否かを判断し、なったと判断した場合にはスケジュールに適合したこととなる。
【0057】
スケジュールに適合しないと判断した場合は、S1802に戻り、ログ出力加工部130は、S1802の処理を繰り返す。S1804では、ログ出力加工部130は、出力ログを作成するために、ジョブデータベース(最終ログ)からジョブ情報を取得する。
【0058】
S1805では、S1804で取得したジョブ情報を元に、ログ出力加工部130は、第2ジョブ情報(ここでは出力ログファイル)を作成する。S1806では、ログ出力加工部130は、図16で設定された出力形式に従い、作成された出力ログ情報のファイル変換を行う。S1807では、ログ出力加工部130は、設定された出力先にOSのファイル出力APIを呼び出して出力ログをOSが管理可能なファイルとして出力処理を行う。或いは、アプリケーション用に確保された領域に、アプリケーションが管理可能なデータとして出力する。
【0059】
以上、上述の実施形態によれば、ユーザや周辺機器の使用状況(出力ログ)をスケジュール、出力形式等の設定を可能とし、その設定に従って出力することにより、ユーザの細かな要望に答え、利便性の向上を果たすことができる。
【0060】
(他の実施形態)
本実施形態における図18に示すフローチャートに示す処理、及び、図1等に示す各モジュールが、外部からインストールされるプログラムによって、各コンピュータのそれぞれにより遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0061】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0062】
この場合、記憶媒体から読み出されたジョブアカウントサーバやジョブアカウントクライアントプログラム等のプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
【0063】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、外部の所定のサーバ装置(図示省略)からネットワークを介して送信された、又は、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、ジョブ情報から容易に該周辺装置の利用状況を集計又は編集できるようなデータを出力可能なジョブ管理装置を提供でき、周辺機器から得られるジョブ情報を、所望の時間帯に出力するよう、柔軟かつ容易に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すジョブアカウントシステムの構成を示す図である。
【図2】図1に示したジョブアカウントシステムを構成するクライアントコンピュータおよびサーバコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1に示したジョブアカウントシステムを構成するプリンタの構成の一例を示すブロック図である。
【図4】図1に示したジョブアカウントシステムのメモリマップの一例を表す図である。
【図5】本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データが格納されているFDの構成内容を示す図である。
【図6】本発明の実施形態の一例であり、FDに記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データをコンピュータシステムにロードする一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態におけるフックログの一例を示す図である。
【図8】本発明の実施形態におけるドライバログの一例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態におけるAPIログの一例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態における送信部ログの一例を示す図である。
【図11】本発明の実施形態のマージログの一例を示す図である。
【図12】本発明の実施形態における機器ログの一例を示す図である。
【図13】従来の機器ログの一例を示す図である。
【図14】本実施形態における最終ログの一例を示す図である。
【図15】本実施形態におけるログ出力のスケジュールを設定する画面の一例を示す図である。
【図16】本実施形態におけるログ出力の出力形式、出力先を設定する画面の一例を示す図である。
【図17】本実施形態における出力ログの例を示す図である。
【図18】本実施形態におけるログ出力処理一例としてのフローーチャートを示す図である。
【符号の説明】
60 フレキシブルディスクFD
61 フレキシブルディスクドライブコントローラDKC
62 コンピュータ
111 フックログ
112 ドライバログ
113 APIログ
114 送信部ログ
115 機器ログ
116 ジョブログマージ部
117 ジョブログ送信部
118 ジョブアカウントクライアント
121 ジョブアカウントサーバ
122 ジョブログ受信部
123 ジョブログマージ部
124 ジョブログ記録部
125 ジョブログ集計部
126 ID発生部
127 マージログ
128 設定部
129 出力ログファイル
130 ログ出力加工部

Claims (12)

  1. 周辺装置に対してプリントジョブを送信するクライアントコンピュータと、プリントジョブ、コピージョブ及びFAXジョブを実行する周辺装置とからそれぞれ収集したジョブ情報を管理するジョブ管理装置において、
    データ出力すべきジョブ情報を決定するために出力対象及びジョブタイプとを設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御し、さらに前記ジョブ情報をデータ出力する際の出力先を設定し、出力データ形式を複数の候補から指定することで設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御する表示制御手段と、
    前記表示部に表示された設定画面での設定に基づき、設定された出力対象及びジョブタイプのジョブ情報を、設定された出力形式で、設定された出力先に対してデータ出力するよう制御する出力制御手段とを有し、
    前記設定画面での設定において、出力対象として部門及びユーザ名のいずれかを設定でき、ジョブタイプとしてプリント出力、コピー出力及びFAX出力のいずれかを設定でき、
    前記出力制御手段によりデータ出力されるジョブ情報としては、前記クライアントコンピュータと前記周辺装置とから収集したジョブ情報で対応するものをマージしたジョブ情報を含むことを特徴とするジョブ管理装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記ジョブ情報をデータ出力する際の集計方法を設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御することを特徴とする請求項1に記載のジョブ管理装置。
  3. 前記出力データは、表計算プログラム又は文書作成プログラムを用いて加工可能なデータであることを特徴とする請求項1又は2に記載のジョブ管理装置。
  4. 周辺装置に対してプリントジョブを送信するクライアントコンピュータと、プリントジョブ、コピージョブ及びFAXジョブを実行する周辺装置とからそれぞれ収集したジョブ情報を管理するジョブ管理装置において、
    データ出力すべきジョブ情報を決定するための出力対象及びジョブタイプと、前記ジョブ情報をデータ出力する時期を示す出力時期とを設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御する表示制御手段と、
    前記表示部に表示された設定画面にて設定された出力時期に応じて、当該設定画面にて設定された出力対象及びジョブタイプのジョブ情報をデータ出力するよう制御する出力制御手段とを有し、
    前記設定画面での設定において、出力対象として部門及びユーザ名のいずれかを設定でき、ジョブタイプとしてプリント出力、コピー出力及びFAX出力のいずれかを設定できることを特徴とするジョブ管理装置。
  5. 前記表示制御手段は、さらに前記ジョブ情報をデータ出力する際の出力先を設定し、出力データ形式を複数の候補から指定することで設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御することを特徴とする請求項4に記載のジョブ管理装置。
  6. 前記設定画面にて設定する出力時期は、定期的にデータ出力を行うことを示す情報を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載のジョブ管理装置。
  7. 周辺装置に対してプリントジョブを送信するクライアントコンピュータと、プリントジョブ、コピージョブ及びFAXジョブを実行する周辺装置とからそれぞれ収集したジョブ情報を管理するジョブ管理方法において、
    データ出力すべきジョブ情報を決定するために出力対象及びジョブタイプとを設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御し、さらに前記ジョブ情報をデータ出力する際の出力先を設定し、出力データ形式を複数の候補から指定することで設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御する表示制御工程と、
    前記表示部に表示された設定画面での設定に基づき、設定された出力対象及びジョブタイプのジョブ情報を、設定された出力形式で、設定された出力先に対してデータ出力するよう制御する出力制御工程とを有し、
    前記設定画面での設定において、出力対象として部門及びユーザ名のいずれかを設定でき、ジョブタイプとしてプリント出力、コピー出力及びFAX出力のいずれかを設定でき、
    前記出力制御工程でデータ出力されるジョブ情報としては、前記クライアントコンピュータと前記周辺装置とから収集したジョブ情報で対応するものをマージしたジョブ情報を含むことを特徴とするジョブ管理方法。
  8. 前記表示制御工程は、前記ジョブ情報をデータ出力する際の集計方法を設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御することを特徴とする請求項7に記載のジョブ管理方法。
  9. 前記出力データは、表計算プログラム又は文書作成プログラムを用いて加工可能なデータであることを特徴とする請求項7又は8に記載のジョブ管理方法。
  10. 周辺装置に対してプリントジョブを送信するクライアントコンピュータと、プリントジョブ、コピージョブ及びFAXジョブを実行する周辺装置とからそれぞれ収集したジョブ情報を管理するジョブ管理方法であって、
    データ出力すべきジョブ情報を決定するための出力対象及びジョブタイプと、前記ジョブ情報をデータ出力する時期を示す出力時期とを設定する設定画面を表示部に表示する処理を制御する表示制御工程と、
    前記表示部に表示された設定画面にて設定された出力時期に応じて、当該設定画面にて設定された出力対象及びジョブタイプのジョブ情報をデータ出力するよう制御する出力制御工程とを有し、
    前記設定画面の設定において、出力対象として部門及びユーザ名のいずれかを設定でき、ジョブタイプとしてプリント出力、コピー出力及びFAX出力のいずれかを設定できることを特徴とするジョブ管理方法。
  11. 前記設定画面にて設定する出力時期は、定期的にデータ出力を行うことを示す情報を含むことを特徴とする請求項10に記載のジョブ管理方法。
  12. 請求項7乃至11の何れか1項に記載のジョブ管理方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
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