JP2003308185A - 管理システム、情報処理装置及び管理方法 - Google Patents

管理システム、情報処理装置及び管理方法

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JP2003308185A
JP2003308185A JP2002110688A JP2002110688A JP2003308185A JP 2003308185 A JP2003308185 A JP 2003308185A JP 2002110688 A JP2002110688 A JP 2002110688A JP 2002110688 A JP2002110688 A JP 2002110688A JP 2003308185 A JP2003308185 A JP 2003308185A
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Koji Nozato
宏治 野里
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たなユーザや機器などが追加された場合に
も柔軟に対応して、ユーザの意図に応じた情報管理がで
きるようにする。 【解決手段】 機器で行われるデータ処理に関する情報
をジョブ情報として管理する管理装置から、当該管理装
置で管理されているジョブ情報を取得し、取得されたジ
ョブ情報が示す項目の値が新たなものであるかを判定
し、新たなものであると判定された場合、前記項目の値
を、不明を示す値に変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが、クライ
アントコンピュータやサーバコンピュータなどから構成
されるネットワーク環境において、そのネットワークに
接続されたプリンタ(印刷装置)、スキャナ、複写機、
及び、それらを統合したマルチファンクション機器(M
FP)などの周辺機器を使用したときの使用量を管理す
るシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ユーザが、プリンタ(印刷装
置)、スキャナ、複写機、または、それらを統合したマ
ルチファンクション機器(MFP)などの周辺機器をネ
ットワークを介して使用する際に、その使用量または使
用に関する情報を管理する情報処理装置が知られてい
る。
【0003】このような情報処理装置では、例えば、特
開平10−161823号公報や、米国特許62020
92に開示されているように、1台のサーバコンピュー
タが周辺機器での使用を管理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術では、周辺機器の台数が多い場合、1台
のサーバコンピュータが多くの周辺機器を管轄しなけれ
ばならない。また、この場合、1台のサーバコンピュー
タが管理できる周辺機器は、同じ建物や居室などにある
ものに限られている。
【0005】従って、インターネットなどの通信経路を
利用して、広範囲または複数拠点にまたがって、周辺機
器の使用状況を統合的に管理することは困難であった。
また、複数のサーバコンピュータを各拠点に設置したと
しても、それらの複数のサーバコンピュータは、管轄下
にある周辺機器の使用量や使用状況のみを管理するだけ
で、各サーバコンピュータで収集された情報はそれぞれ
個別かつ独立に利用されていた。
【0006】さらに、新たなユーザや機器などが各拠点
で追加された場合に、既に把握している情報と各拠点か
ら集められた情報との間に不整合が生じ、周辺機器の使
用状況を正しく管理することができない。一方、それを
回避するために、不整合が生じた情報を無条件に破棄す
るのでは正確な管理ができなくなり、毎回毎回過去の全
ての情報を取得していたのでは通信負荷及び処理負荷が
大きくなる。
【0007】従って、本発明は、上記従来技術の課題を
解決するためになされたもので、その目的とするところ
は、広範囲または複数拠点にまたがって、周辺機器の使
用を一元的に管理することのできるようにする。
【0008】さらに、新たなユーザや機器などが追加さ
れた場合にも柔軟に対応して、ユーザの意図に応じた情
報管理ができるようにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る管理システムは、機器で行われるデー
タ処理に関する情報をジョブ情報として管理する管理装
置と、複数の管理装置で管理されたジョブ情報を取得し
管理する統合管理装置とを含む管理システムであって、
前記統合管理装置が、前記管理装置から、当該管理装置
で管理されているジョブ情報を取得する取得手段と、前
記取得手段により取得されたジョブ情報が示す項目の値
が新たなものであるかを判定する判定手段と、前記判定
手段により新たなものであると判定された場合、前記項
目の値を、不明を示す値に変更する変更手段とを有する
ことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る管理システムでは、前
記取得手段が、前記管理装置から、当該管理装置で管理
されている全てのジョブ情報を取得する全取得手段と、
前記管理装置から、当該管理装置で管理されているジョ
ブ情報のうち追加された分のジョブ情報を取得する差分
取得手段とを含み、前記判定手段は、前記差分取得手段
により取得されたジョブ情報が示す項目の値が、前記全
取得手段により取得されたジョブ情報が示す項目の値に
含まれていない場合、前記差分取得手段により取得され
たジョブ情報が示す項目の値が新たなものであると判定
することを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る管理システムでは、管
理されているジョブ情報に基づいて集計を行うときに、
項目の値が不明を示しているジョブ情報を用いるか否か
をユーザに設定させる設定手段を有することを特徴とす
る。
【0012】また、本発明に係る管理システムでは、管
理されているジョブ情報に基づいて集計を行って集計結
果を表示するときに、不明を示す情報を表示するか否か
をユーザに設定させる設定手段を有することを特徴とす
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態の一例を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明のジョブアカウントシステ
ムの実施形態の前提となるシステムの一例を示す図であ
る。図1の構成メンバである本発明の画像形成装置の好
適な一例であるプリンタ108〜110について説明す
る。
【0015】プリンタは有する機能に応じて動作が異な
る。例えばプリンタ108はもっとも一般的なものでク
ライアントコンピュータ側の送信部から受信したデータ
を印刷する。なお、機器に対して要求されたデータ処理
をジョブと呼び、特に、印刷データに基づく印刷処理を
印刷ジョブと呼ぶ。プリンタ109はジョブ終了時点で
そのジョブの総排紙ページ数をクライアントコンピュー
タ101側の送信部に返信する。プリンタ110は印刷
後にジョブ情報をプリンタ内の記憶装置に格納する。
【0016】図1のクライアントコンピュータ101で
は、次のように印刷が行われる。アプリケーション10
2は、OSのGDI104(グラフィック描画を処理す
るサブシステム)を、API(アプリケーションプログ
ラミングインタフェース)を呼び出すことにより操作す
る。プリンタドライバ105はGDI104からの要求
を、印刷を行うプリンタに適合した形式に変換し、スプ
ーラ106に送信する。
【0017】クライアントコンピュータ101におい
て、ジョブアカウントクライアント118は、アプリケ
ーション102のGDI呼び出しをフック(監視して認
識)する。ジョブアカウントクライアント118は改ペ
ージあるいは排紙を行うAPIをカウントすることでア
プリケーションが発行したジョブの排紙枚数あるいはペ
ージ数を取得する。これにより取得したジョブ情報をフ
ックログと称する。
【0018】また、ジョブアカウントクライアント11
8はあらかじめプリンタドライバとのプロトコルを定義
し、通信することで、ジョブ情報をクライアントコンピ
ュータ内のプリンタドライバから受信することができ
る。これにより取得したジョブ情報をドライバログと称
する。
【0019】また、ジョブアカウントクライアント11
8は定期的にスプーラを監視し、スプールされているジ
ョブが有れば、そのジョブの情報をAPIで取得するこ
とにより、ジョブの排紙枚数あるいはページ数を取得す
る。これにより取得したジョブ情報をAPIログと称す
る。
【0020】また、ジョブアカウントクライアント11
8は送信部とのプロトコルを定義し通信することで、プ
リンタが返す総排紙ページ数を取得する。これにより取
得したジョブ情報を送信部ログと称する。
【0021】また、ジョブアカウントサーバは、画像形
成装置の好適な一例であるプリンタ110などプリンタ
内にジョブ情報を記憶するプリンタの場合、プリンタと
のプロトコルを定義し通信することで、プリンタからジ
ョブ情報を取得する。これにより取得したジョブ情報を
機器ログと称する。機器ログはプリンタ内のRAM又は
HDDに記憶されるが、記憶容量の制限のため、送信部
から送信されたドキュメント名などの情報をすべて記憶
できないことが多い。なお、画像形成装置には、プリン
タのほか、ファクシミリ、複写機、及び、複写機の一種
であるプリンタとスキャナを組合わせたコピーシステ
ム、及びこれらの複合機を含む。
【0022】ジョブアカウントクライアント118は、
フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログ、
機器ログのうち、どれを選択するかの優先順位を設けて
おき、いずれかをジョブアカウントサーバに送信する。
【0023】ジョブアカウントサーバ121は閲覧希望
者からの要求に応じて、ジョブログを選択し、単位期間
別、デバイス別、ジョブ発行者別などの集計処理などを
行う。
【0024】図1に関して、より詳細に説明する。
【0025】101は、標準的なPC又はワークステー
ションからなるクライアントコンピュータであり、アプ
リケーション102から印刷が指示されると、107、
108または109のいずれかのプリンタに印刷データ
を送信部107を介して送信する。クライアントコンピ
ュータ内のCPUで実行されるソフトウェアモジュール
であるジョブアカウントクライアント118は、各種印
刷処理に関するログを収集し、ジョブアカウントサーバ
121にジョブログ送信部117を介して送信する。こ
の際、ジョブアカウントクライアントの一部であるジョ
ブログ送信部は、OSが提供する送信部を制御して、ジ
ョブログ受信部へログを送信してもよい。
【0026】クライアントコンピュータ101におい
て、アプリケーション102に対して印刷指示が発行さ
れると、アプリケーション102は描画のためのGDI
コールを行う。103フック部は117ジョブアカウン
トクライアントにより組み込まれるもので、GDIコー
ルをフックして、どのGDIコールがいかなるパラメー
タで呼ばれたか、呼ばれた回数、などの情報を蓄積す
る。この情報をもとに作成された履歴をフックログ11
1と称する。
【0027】フックログ111の例を図7に示す。フッ
ク部103は、規定の判断基準に基づき、場合によって
はドキュメント名を変更する。ドキュメント名並びにこ
の変更処理については後述する。
【0028】プリンタドライバ105はGDIコールを
印刷設定に従ってプリンタが解釈できる印刷データに変
換して、スプーラ106に送信するとともに、変換内容
から印刷情報を抜き出し、それをドライバログ112と
して、ジョブアカウントクライアント117に送信す
る。
【0029】ジョブアカウントクライアント117は常
にスプーラ106にジョブが溜まっていないか監視して
いる。ジョブがあれば、OSにより規定されているAP
Iを発行し、印刷情報を取得し、それをAPIログ11
3として取得する。
【0030】送信部107はネットワークを介して10
8、109、110のうち、いずれかのアプリケーショ
ンから指定されたプリンタと通信し、プリンタがレディ
状態であれば、印刷データを送信する。このとき、例え
ば、前述のHP社のPrinter Job Lang
uage(プリンタ・ジョブ・ランゲージ)のコマンド
を用いれば、プリンタ109において、印刷ジョブの全
ページの排紙が完了した後に当該ジョブが排紙したペー
ジ数を取得することが可能である。送信部(ポートモニ
タ)106は、109プリンタから受信したページ数な
どジョブ情報を、110ジョブアカウントクライアント
に送る。この情報をもとに作成された印刷ログを送信部
ログ114と称する。
【0031】このように、ジョブアカウントクライアン
ト110(取得手段)では、一回の印刷ジョブに対し
て、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ロ
グの4つのログが取得され、作成される。ただし、常に
4つのログが取れるとは限らない。例えば、アプリケー
ション102がスプーラ106に直接印刷データを送れ
ば、フックログ111やドライバログ112は取得でき
ない。プリンタドライバ105とジョブアカウントクラ
イアント117間でプロトコルが規定されていなけれ
ば、112ドライバログは取得できない。プリンタ10
8のように排紙ページ数を送信部に通知する機能がない
場合は、送信部ログ114の排紙ページ情報を取得でき
ない。しかし、ジョブに係る複数の処理においてログを
取得することで、一部処理にてログ取得が不可能な場合
であっても、総合的には、ログを取得できる確率が高く
なる。
【0032】プリンタ108は、送信部107から送ら
れたジョブを解釈し、印刷を実行する。プリンタ109
は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を
実行する。印刷終了後、排紙ページ数排紙枚数を107
送信部に返信する。プリンタ110は、送信部107か
ら送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了
後、ジョブ情報を304HDD(後述)に記憶する。
【0033】ジョブログマージ部116は、フックロ
グ、ドライバログ、APIログ、送信部ログをマージし
て、ジョブログ送信部117に送る。マージ処理につい
ては、後述する。ジョブログ送信部117はジョブアカ
ウントサーバ121のジョブログ受信部122にジョブ
ログを送信する。
【0034】図2は、図1に示したジョブアカウントシ
ステムを構成するクライアントコンピュータおよびサー
バコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。
図2において、201はCPU、即ち中央処理装置であ
り、このコンピュータ装置全体の制御および演算処理等
を行うものである。202はROM即ち読み出し専用メ
モリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領
域である。203はRAM即ちランダムアクセスメモリ
であり、使用制限のないデータ記憶領域であり、オペレ
ーティングシステム,アプリケーション102、フック
部103、GDI104、プリンタドライバ105、送
信部107、ジョブアカウントクライアント118など
のソフトウェアモジュールが、および通信制御などのプ
ログラムがHD部205やROM202からロードさ
れ、CPU201により実行される領域である。204
はKBC即ちキーボード制御部であり、キーボードより
入力データを受け取りCPUへ伝達する。205はCR
T即ちディスプレイ制御部(表示制御手段)であり、デ
ィスプレイ装置への表示制御をする。206はFD即ち
フロッピー(R)ディスク装置あるいはHD即ちハード
ディスク装置、SRAM即ち不揮発性記憶装置等の外部
記憶装置であり、プログラムおよびデータを記憶、格納
しておき、実行時に必要に応じて参照またはRAMへの
ロードする。207は通信部であり、ネットワーク通信
制御を行うものであり,図1で説明したようにネットワ
ークに接続された他のコンピュータや周辺機器との通信
が可能であり、送信部107、ジョブログ送信部117
により制御される。208はシステムバスであり、上述
された構成要素間のデータの通路となるべきものであ
る。
【0035】原則として、ジョブアカウントサーバ12
1もハードウェア的には同様の構成をとりうる。ジョブ
アカウントサーバ121は、HDD内には、ジョブログ
マージ部123、ジョブログ記録部124、ジョブログ
受信部122、ジョブログ集計部125が記憶されてい
る。また、ジョブログ受信部122は、通信部207を
制御する。
【0036】図3は、図1に示したジョブアカウントシ
ステムを構成するプリンタの構成の一例を示すブロック
図である。図3において,305はプリンタ全体を制御
するコントローラ部である。コントローラの内部構成と
して301はCPU、即ち中央処理装置であり、このコ
ントローラの制御および演算処理等を行うものである。
302はROM即ち読み出し専用メモリであり、システ
ム起動プログラムの情報等の記憶領域である。303は
RAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限の
ないデータ記憶領域であり、304はHD即ちハードデ
ィスクあるいはSRAMなど不揮発性記憶装置である。
【0037】RAM303はオペレーティングシステム
や通信制御およびエンジン制御などのプログラムがロー
ドされ、実行される領域である。306はこの装置のエ
ンジン部であり,コントローラの制御のもとで印刷動作
や画像読み取り動作をするものである。307は通信部
であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1
で説明したようにクライアントコンピュータやサーバコ
ンピュータとの通信が可能である。308は、ユーザ操
作入出力部であり、ユーザとの対話的な設定作業を行
う。309はシステムバスであり、上述の構成要素間の
データの通路となるべきものである。
【0038】図4は、図1に示したジョブアカウントサ
ーバ121のメモリマップの一例を表す図である。41
は基本I/Oプログラムを示す。42はウインドウシス
テム等オペレーティングシステムがRAM203にロー
ドされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。4
3は本発明のプログラムがRAM3にロードされ実行可
能となった状態のメモリマップを示す。44は関連デー
タがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモ
リマップを示す。45は各々のプログラムが使用するワ
ークメモリのメモリマップを示す。
【0039】図5は、本発明の実施形態の一例であるジ
ョブアカウントプログラムおよび関連データが格納され
ているFDの構成内容を示す図である。本発明の実施形
態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連
データはフロッピー(R)ディスク(FD)中に記録さ
れている。フロッピー(R)ディスク(FD)の記録領
域50には、ボリューム情報51、ディレクトリ情報5
2、アプリケーション実行ファイル53、ジョブアカウ
ントプログラム関連データファイル54が記録されてい
る。なお、記録領域50は、DVDでもよいし、コンピ
ュータ62にネットワーク接続された外部サーバ装置内
のHDD(図示省略)であって、本発明のジョブアカウ
ントプログラム(図1に示されたクライアントコンピュ
ータ内の各モジュール、並びに、ジョブ阿寒とサーバ1
21内の各モジュール)は、ネットワークを介してダウ
ンロードして導入されてもよいことは言うまでもない。
コンピュータ62は、図2に示したコンピュータと同等
のものである。
【0040】図6は、本発明の実施形態の一例であり、
FDに記録されたジョブアカウントプログラムおよび関
連データをコンピュータシステムにロードする一例を示
す図である。フロッピー(R)ディスク(FD)60に
記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連デー
タは、FDドライブ(DKC)61を介してコンピュー
タ62にロードすることができる。フロッピー(R)デ
ィスク(FD)60をFDドライブ(DKC)61にセ
ットすると、オペレーティングシステム42および基本
I/Oプログラム41の制御のもとに、本ジョブアカウ
ントプログラムを実現するためのプログラムモジュール
等および関連データがフロッピー(R)ディスク(F
D)60から読み出され、RAM203にロードされて
使用可能となる。コンピュータ62は、図1に記載され
たクライアントコンピュータ101及びジョブアカウン
トサーバ121を実現するために用いることができる。
また、ジョブアカウントプログラムを実現するためのプ
ログラムモジュール等とは、図1に記載された、クライ
アントコンピュータ101内又はジョブアカウントサー
バ121内の各ソフトウェアモジュールに該当する。も
ちろん、記憶媒体はFDに限定されるものではなく、D
VD、CD−ROMなどを含むことは言うまでも無い。
【0041】図7は、本発明の実施形態におけるフック
ログの一例を示す図である。フックログでは、ジョブI
D(ジョブ識別子)、アプリケーション名、論理ページ
数、ドキュメント名、が取得可能である。ジョブIDは
GDIに印刷開始を指示したときにGDIから取得でき
るものであり、クライアントコンピュータ101の印刷
ジョブを一意に指定できるものである。
【0042】図8は本実施形態におけるドライバログの
一例を示す図である。ドライバログは、ジョブアカウン
トクライアントが印刷実行時にドライバから取得可能な
履歴情報である。ドライバログでは、印刷実行に係るジ
ョブの識別子であるジョブID、ジョブが含む印刷デー
タの用紙サイズ、N−UP情報、物理ページ数の情報、
両面片面情報が取得可能である。用紙サイズ、N−UP
情報、物理ページ数、両面片面情報は、プリンタドライ
バに印刷時又はデフォルト入力され設定される印刷設定
から取得する。N−UPは用紙に何面の論理ページを割
り付けるかの設定である。物理ページ数は、印刷時に出
力する用紙の片側を1と数える単位である。
【0043】例えば、論理ページが4ページの場合に、
両面印刷で2−UPの印刷処理を行うと、物理ページは
2ページとなる。そして、該物理ページが、用紙の表裏
に印刷され、1枚の用紙が出力排紙される。表に論理ペ
ージの1ページ目、2ページ目、裏に論理ページの3ペ
ージ目、4ページ目が印刷される。
【0044】図9は、本実施形態におけるAPIログの
一例を示す図である。APIログでは、ジョブID、ジ
ョブのオーナ名、スプールデータサイズが取得可能であ
る。
【0045】図10は、本発明の実施形態における送信
部ログの一例を示す図である。モニタログでは、ジョブ
IDが取得可能である。108プリンタに送信した場合
は、加え排紙枚数などが取得できる。
【0046】フックログ、ドライバログ、APIログ、
送信部ログいずれにおいても、当該ジョブが処理済みか
否かを示すフラグ情報、並びに、ログの種別を示す情報
を記録する領域を設ける。
【0047】ここで、クライアントコンピュータ内のジ
ョブログマージ部116の動作を説明する。ジョブログ
マージ部116は各ログを受信し、その内容をHDD等
に記録しておく。そして、予め設定された周期で定期的
に起動し、各ジョブ毎に、ログのマージ処理を行う。
【0048】本実施形態においては、ジョブIDをキー
としてログのマージ(併合処理)を行っているが、後述
するドキュメントデータ名或いは新ドキュメントデータ
名をキーにしてマージしてもよい。
【0049】図11は、マージ処理によって生成された
マージログを示す図である。図に示すようにこのマージ
ログは、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信
部ログの項目を備えている。
【0050】次に、ジョブアカウントサーバ121の動
作について説明する。本発明の取得手段の好適な一例で
ある122ジョブログ取得部は、ジョブログ送信部11
7から送られるジョブを取得して蓄積する。また、定期
的に110プリンタ3をポーリングし、まだ取得してい
ないジョブ情報があれば、それを取得する。このジョブ
情報を機器ログとする。機器ログは303RAMあるい
は304HDDに記憶されるが、記憶容量の制限のた
め、107送信部から送信されたドキュメント名などの
情報をすべて記憶することは望ましくない。ここではド
キュメント名の上限が8文字であるとする。図12は、
機器ログの例を示す図である。
【0051】本発明の管理手段の好適な一例である機器
ジョブログマージ部123は、ジョブアカウントクライ
アントから送られたマージログ127と機器ログ115
をマージする。ジョブログ記録部124は機器ジョブロ
グマージ部123からジョブログを受け取り206HD
などに記憶する。ジョブログ集計部125は、閲覧者か
らの指示によって、単位期間ごとの印刷ページ数を求め
たり、オーナごとの印刷ページ数を求める、などの集計
処理を行う。
【0052】ジョブログマージ部123は、未処理の機
器ログでドキュメント名の項目がマージログと同じログ
があるか検索して判断し、あると判断した場合は、機器
ログの排紙ページ数排紙枚数をマージログに置換又は追
加する。
【0053】図13は、ジョブログマージ部123が生
成する最終ログを示す図である。ジョブログマージ部1
23は、最終ログを124ジョブログ記録部に送信す
る。
【0054】図14は、本実施形態としての管理システ
ム全体の基本的な構成図である。101A及び101B
は、クライアントコンピュータである。1400は、拠
点サーバコンピュータである。1410は統合サーバコ
ンピュータである。
【0055】108〜110はプリンタである。ただ
し、プリンタ110は、印刷履歴を保持する機能(印刷
履歴保持機能)を備えた複合機(MFP)であり、プリ
ンタ108及び109は、印刷履歴保持機能を備えてい
ないものとする。MFP110は、プリンタ機能、コピ
ー機能、スキャナ機能、印刷履歴保持機能を備えてい
る。
【0056】コンピュータ101A、101B、140
0、1410及びプリンタ109、108、MFP11
0は、それぞれ、ネットワークを介して他の装置と通信
を行なうことができる。
【0057】クライアントコンピュータ101Aにおい
て、アプリケーション102AがGDI(Graphi
cs device Interface)104Aを
呼び出すと、GDI104Aは、アプリケーション10
2Aからの指示に応じて印刷データを生成し、その印刷
データをスプーラ106Aに送信する。
【0058】ジョブアカウントクライアントアプリケー
ション118Aは、アプリケーション102AがGDI
104Aを呼び出すのを監視(フック)して、その印刷
データに係るフックログを蓄積する。
【0059】スプーラ106Aは、ネットワークを介し
て周辺機器と通信し、周辺機器がレディ状態であれば印
刷データを送信する。また、クライアントコンピュータ
101Bがプリントサーバとして機能している場合に
は、GDI104Aが生成した印刷データはスプーラ1
06Bに送信される。
【0060】ジョブアカウントクライアントアプリケー
ション118Aは、ジョブアカウントサーバアプリケー
ション121に、定期的に蓄積したマージログを送信す
る。
【0061】クライアントコンピュータ101Bにおい
て、アプリケーション102B、GDI104B、スプ
ーラ106Bは、それぞれアプリケーション101A、
GDI104A、スプーラ106Aと同じ動きをする。
【0062】ジョブアカウントクライアントアプリケー
ション118Bは、定期的にスプーラ106Bを監視す
る。スプーラ106Bにスプールされている印刷ジョブ
があれば、ジョブアカウントクライアントアプリケーシ
ョン118BはAPI(Application Pr
ogram Interface)を用いてその印刷ジ
ョブの情報を取得する。具体的には、印刷ジョブの排紙
枚数やページ数を取得する。そして、ジョブアカウント
クライアントアプリケーション118Bは、蓄積したマ
ージログをジョブアカウントサーバアプリケーション1
21に送信する。
【0063】OSがスプーラ106Bの状態変化を他の
アプリケーションに伝える機能を備えていれば、ジョブ
アカウントクライアントアプリケーション118Bが定
期的にスプーラ106Bを監視しなくてもかまわない。
印刷ジョブがスプーラ106Bにスプールされたことを
OSがジョブアカウントクライアントアプリケーション
118Bに伝えればよい。
【0064】なお、102A及び102Bは、図1の1
02と同等であり、104A及び104Bは、図1の1
04と同等であり、106A及び106Bは、図1の1
06と同等であり、118A及び118Bは、図1の1
18と同等である。
【0065】サーバコンピュータ1400において、ジ
ョブアカウントサーバアプリケーション121は、利用
者情報管理モジュール1401と、機器情報管理モジュ
ール1402と、ログ管理モジュール1403と、利用
状況管理モジュール1404とを含む。このうち、利用
者情報管理モジュール1401は、サーバコンピュータ
1400内の不図示の記憶装置1405に利用者情報を
格納、管理している。
【0066】また、機器情報管理モジュール1402
は、ネットワークに接続された周辺機器が機器ログ保持
機能を有しているかを調査し、機器ログ保持機能を有し
ている機器についての情報やその他の機器情報を、サー
バコンピュータ1400内の記憶装置1405に格納し
管理している。
【0067】利用者情報は、周辺機器を利用するユーザ
のコンピュータログイン名(ユーザが、コンピュータに
ログインするために入力する名前)やネットワークログ
イン名(ユーザが、ネットワークシステムにログインす
るために入力する名前)を含み、周辺機器を利用したユ
ーザを特定(識別)する情報である。また、機器情報
は、周辺機器の印刷スピード、カラー情報、ネットワー
クアドレスなどである。
【0068】ログ管理モジュール1403は、ジョブア
カウントクライアントアプリケーション118A及び1
18Bからマージログ127を受信し、やはり記憶装置
1405にマージログを格納する。また、ログ管理モジ
ュール1403は、機器ログ115を保持する機能を有
する周辺機器(例えば、プリンタ1140)に機器ログ
を要求し、利用状況入出力モジュール1404を介して
機器ログを取得する。この処理は、定期的に行なわれて
もよい。また、周辺機器の機器ログ格納部(不図示)の
記憶容量が少なくなったときに、その旨が利用状況入出
力モジュールに通知され、そのときに、この処理が行な
われてもよい。
【0069】利用状況入出力モジュール1404は、機
器ログ保持機能を有する周辺機器から機器ログを含む利
用状況を取得する。また、利用状況入出力モジュール1
404は、利用状況レポート(どの利用者がどれだけジ
ョブを実行したかを示すレポート)の出力を周辺機器の
プリンタやモニタに出力することもできる。
【0070】管理者は、利用状況入出力モジュール14
04に利用状況の出力を行なわせ、周辺機器の利用状況
を得ることができる。利用状況入出力モジュール140
4は、記憶装置1405に記憶された利用者情報、機器
情報、印刷履歴情報(図13の最終ログが複数まとまっ
たジョブ情報)に基づいて、様々な利用状況を出力す
る。管理者は、その出力様式(出力形式)を利用状況入
出力モジュールに対し指定する。なお、この利用状況の
出力は、例えば、サーバコンピュータ1400の表示部
(不図示)に表示される。また、利用状況の出力に係る
出力データがクライアントコンピュータ101Aや10
1Bに送信され、利用状況の出力がクライアントコンピ
ュータの表示部(不図示)に表示されてもよい。
【0071】利用状況の出力では、ユーザごとの利用量
(出力に用いられた用紙枚数やトナー量)や周辺機器の
利用時間が出力される。また、カラー印刷や両面印刷な
どの周辺機器の動作モード(機能)別に利用状況が出力
される。また、使用された用紙のサイズや使用された用
紙の種類別に利用状況が出力される。
【0072】また、周辺機器の利用料金が機器情報に設
定されていることで、周辺機器別に或いはユーザ別に利
用金額が出力される。更に、動作モード別の利用料金、
用紙サイズ別の利用料金、用紙の種類別の利用料金が設
定されていることで、どのユーザが、どの用紙で、どの
動作モードで、どの周辺機器で、どれだけの印刷をし
て、どれだけの利用金額になっているかを出力する。
【0073】また、管理者は、利用者情報管理モジュー
ル1401及び機器情報管理モジュール1402を介し
て、機能別、ユーザ別、ユーザ部門別、利用機器別に利
用の制限を設定することもできる。設定可能な制限情報
として、利用料金、ページ数、用紙枚数などの項目があ
る。利用状況入出モジュール1404は、設定された制
限(制限情報)と印刷履歴情報と監視して照らし合わせ
ることにより、利用が制限を越える場合には、その旨を
出力する。これは、画面上への表示出力であっても、メ
ールその他の通信出力でもよい。
【0074】また、ログ管理モジュール1403が、ユ
ーザごとの設定された制限と印刷履歴情報とを監視して
照らし合わせることにより、あるユーザの利用が制限を
越える場合には、クライアントコンピュータ101Aや
周辺機器自体に、そのユーザの利用を拒否させる。或い
は、そのユーザに対して、画面上への表示やメールその
他の通信手段で警告を促してもよい。
【0075】統合サーバコンピュータ1410と、拠点
サーバコンピュータ1400は、LANやインターネッ
トなどのネットワークを介して通信を行なうことができ
る。なお、1台の統合サーバコンピュータに対して、通
信を行なう拠点サーバコンピュータ1400は1台でも
良いし、複数台でも良い。
【0076】統合サーバコンピュータ1410におい
て、ジョブアカウント統合サーバアプリケーション14
11は、利用者情報参照モジュール1412と、機器情
報参照モジュール1413と、ログ参照モジュール14
14と、利用状況参照モジュール1415と、拠点サー
バ情報入出力モジュール1416を含む。
【0077】このうち、利用者情報参照モジュール14
12は、拠点サーバ情報入出力モジュール1416によ
って、記憶装置1417に格納された利用者情報を参照
することができる。
【0078】なお、記憶装置1417は統合サーバコン
ピュータ1410内に格納され管理されても良いし、統
合サーバコンピュータ1410と通信が可能な別のコン
ピュータ上に格納され管理されても良いことはいうまで
もない。
【0079】また、機器情報参照モジュール1413
は、拠点サーバ情報入出力モジュール1416によっ
て、記憶装置1417に格納された機器情報を参照する
ことができる。
【0080】ログ参照モジュール1414は、拠点サー
バ情報入出力モジュール1416によって、記憶装置1
417に格納された印刷履歴情報を参照することができ
る。
【0081】利用状況参照モジュール1415は、記憶
装置1417に格納された機器の利用状況に関する情報
を参照することができる。
【0082】拠点サーバ情報入出力モジュール1416
は、拠点サーバコンピュータ1400から、利用者情
報、機器情報、印刷履歴情報を取得する。また、拠点サ
ーバ情報入出力モジュール1416は、拠点サーバコン
ピュータ1400の利用状況レポート(どの拠点サーバ
コンピュータ1400の、どの利用者が、どれだけジョ
ブを実行したかを示すレポート)の出力を周辺機器のプ
リンタやモニタに出力することもできる。
【0083】管理者は、拠点サーバ情報入出力モジュー
ル1416に利用状況の出力を行なわせ、周辺機器の利
用状況を得ることができる。拠点サーバ情報入出力モジ
ュール1416は、記憶装置1417に記憶された拠点
サーバ情報、利用者情報、機器情報、印刷履歴情報に基
づいて、様々な利用状況を出力する。
【0084】管理者は、その出力様式(出力形式)を拠
点サーバ情報入出力モジュール1416に対し指定す
る。なお、この利用状況の出力は、例えば、統合サーバ
コンピュータ1410の表示部(不図示)に表示され
る。また、利用状況の出力に係る出力データがクライア
ントコンピュータ101Aに送信され、利用状況の出力
がクライアントコンピュータの表示部(不図示)に表示
されてもよい。
【0085】利用状況の出力では、各拠点サーバコンピ
ュータ1400に登録されているユーザごとの利用量
(出力に用いられた用紙枚数やトナー量)や周辺機器の
利用時間が出力される。また、カラー印刷や両面印刷な
どの周辺機器の動作モード(機能)別に利用状況が出力
される。また、使用された用紙のサイズや使用された用
紙の種類別に利用状況が出力される。
【0086】また、周辺機器の利用料金が機器情報に設
定されていることで、周辺機器別に或いはユーザ別に利
用金額が出力される。更に、動作モード別の利用料金、
用紙サイズ別の利用料金、用紙の種類別の利用料金が設
定されていることで、どのユーザが、どの用紙で、どの
動作モードで、どの周辺機器で、どれだけの印刷をし
て、どれだけの利用金額になっているかを出力する。
【0087】図15は、クライアントコンピュータ10
1(101A及びA101B)と拠点サーバコンピュー
タ1400とにおいて行なわれる処理の流れを説明する
フローチャートである。
【0088】まず、ステップS1501において、ユー
ザが、クライアントコンピュータ101のアプリケーシ
ョン102において印刷を指示すると、アプリケーショ
ン102は、ユーザの指示に従って、文書や画像などを
編集し、印刷要求を出力する。
【0089】次に、ステップS1502において、ジョ
ブアカウントクライアントアプリケーション1014
が、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ロ
グを取得して、それらからマージログを生成し、マージ
ログを拠点サーバコンピュータに送信する。
【0090】次にステップS1503において、ジョブ
アカウントサーバアプリケーションからの指示に基づい
て、スプーラ106を介してプリンタ1130に印刷デ
ータを出力する。
【0091】一方、拠点サーバコンピュータ1400で
は、ステップS1504において、ログ管理モジュール
1403がマージログを取得すると、ステップS150
5に進み、印刷許可の判定処理を行なう。
【0092】次にステップS1506で許可する場合に
は、ステップS1507に進み、印刷許可の指示を出
す。許可しない場合には、ステップS1508に進み、
印刷中止の指示をプリンタ或いはクライアントコンピュ
ータに対して送信する。
【0093】次に、図11及び図12を用いて、統合サ
ーバコンピュータ1410が、拠点サーバコンピュータ
1400から様々な情報を取得する際の処理について説
明する。
【0094】図16は、統合サーバコンピュータ141
0が、拠点サーバコンピュータ1400の印刷履歴情報
を取得するために、そのスケジュールを設定する画面の
例を示す図である。
【0095】この画面では、毎日決まった時間に統合サ
ーバコンピュータ1410が、拠点サーバコンピュータ
1400の印刷履歴情報を取得することを想定してい
る。また、拠点サーバコンピュータ1400が多数存在
する場合には、全ての印刷履歴情報を取得する処理が同
じタイミングで行なわれると、統合サーバコンピュータ
1410に対する負荷が多大となるため、それぞれの拠
点サーバコンピュータ1400に対し、異なった設定を
行なうことが可能である。
【0096】この画面には、何回ごとに全ての印刷履歴
情報を取得するかを指定する回数入力欄101と、全て
あるいは差分の印刷履歴情報を取得する処理の実行時間
を指定する時刻入力欄102と、次回全データの取得を
行なう日時を指定する月入力欄103と日入力欄104
と、それらの欄に入力された情報を確定するためのOK
ボタン105と、それらの情報を確定せずに、このダイ
ヤグラムから抜けるためのキャンセルボタン106とを
有している。
【0097】統合サーバコンピュータ1410は、時刻
入力欄102で入力された時刻になると、拠点サーバコ
ンピュータ1400に要求を出して、印刷履歴情報を取
得する。このとき、通常は、新たに追加されて増えた分
の印刷履歴情報だけを取得し、回数入力欄101で入力
された回数ごとに、拠点サーバコンピュータ1400が
有する全ての印刷履歴情報を取得する。前者を、差分デ
ータ更新処理と呼び、後者を、全データ取得処理と呼
ぶ。
【0098】なお、全データ取得処理では、既に取得済
みの印刷履歴情報を全て削除した後に、対象拠点の印刷
履歴情報を全て取得する。一方、差分データ更新処理で
は、前回の取得後に拠点サーバコンピュータで追加され
た印刷履歴情報だけを取得する。従って、全データ取得
処理後、拠点サーバコンピュータで部門、ユーザ、デバ
イスなどが追加された場合、差分データ更新処理では、
追加されたものは不明なものと判断される。
【0099】従って、追加された部門、ユーザ、デバイ
スなども管理したい場合には、全データ取得処理を行
う。また、全データ取得処理を必ず行った後に、差分デ
ータ更新処理を行うことにより、印刷履歴情報の不整合
をなくすことができる。
【0100】全データ取得処理を行う次回実行日時が月
入力欄103と日入力欄104で指定可能になっている
理由は、拠点サーバコンピュータ1400が多数存在す
る場合に、印刷履歴情報を取得する日をずらし、統合サ
ーバコンピュータ1410に対する負荷分散を行なうこ
とを可能にするためである。特に、全データ取得処理で
は、大量の印刷履歴情報が転送される可能性があるため
に、拠点サーバコンピュータごとに実行日時を指定でき
るようにすることは格別な効果を有する。
【0101】図17は、統合サーバコンピュータ141
0が、拠点サーバコンピュータ1400の印刷履歴情報
を取得する際の処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【0102】まず、ステップS1701において、管理
者がジョブアカウント統合サーバアプリケーション10
71において、拠点サーバコンピュータ1400の差分
データの更新要求を指示したかどうかを判定する。
【0103】指示された場合は、ステップS1702に
おいて、以前に全データの取得処理が行なわれたかどう
かを判定する。もし、行なわれていない場合は、ステッ
プS1703にて拠点サーバコンピュータ1400から
差分の印刷履歴情報を取得する。なお、ステップ170
3での処理を、差分データ更新処理と呼ぶ。
【0104】以前に全データの取得が行なわれていた場
合は、ステップS1701に戻る。
【0105】ステップS1701において差分データの
更新要求が指示されていない場合は、ステップS170
4において、定期更新処理が指定された時間であるかを
判定する。
【0106】定期更新処理とは、図16のスケジュール
設定画面により設定された時間に行なわれる印刷履歴情
報の更新処理を示している。指定された時間でない場合
はステップS1701に戻る。指定された時間になった
場合は、設定内容を確認し、全データの取得処理を行な
うか差分データの更新処理を行なうかを確認する。
【0107】差分データの更新処理を行なう場合は、ス
テップS1703にて、拠点サーバコンピュータ140
0から差分の印刷履歴情報を取得する。全データ取得処
理を行なう場合は、ステップS1706にて、拠点サー
バコンピュータ1400から全ての印刷履歴情報を取得
する。
【0108】図18は、図17のステップ1703の処
理を示すフローチャートである。ステップS1801に
おいて、差分の印刷履歴情報を拠点サーバコンピュータ
1400から取得する。そして、ステップS1802に
おいて、取得した印刷履歴情報から1つのログを抽出す
る。例えば、抽出したログは、図13の内容を示すもの
である。
【0109】次に、ステップS1803において、抽出
したログの中のユーザに関する項目(オーナ名)を調べ
て、当該ユーザに関する情報がすでに統合サーバコンピ
ュータに取得されているかどうかを判断する。すでに登
録されている場合には、ステップS1805に移る。ま
だ登録されていない場合には、統合サーバコンピュータ
が知らないユーザが追加されていると判断して、ステッ
プS1804に進み、抽出したログのユーザに関する項
目(オーナ名)のデータを「不明(不明ユーザ)」に置
き換える。
【0110】つぎに、ステップS1805において、抽
出したログの中の機器に関する項目(機器名)を調べ
て、当該機器に関する情報がすでに統合サーバコンピュ
ータに取得されているかどうかを判断する。すでに登録
されている場合には、ステップS1807に移る。まだ
登録されていない場合には、統合サーバコンピュータが
知らない機器が追加されていると判断して、ステップS
1806に進み、抽出したログの機器に関する項目(機
器名)のデータを「不明(不明機器)」に置き換える。
【0111】ステップS1807においては、ログを印
刷履歴情報として記憶装置1417に登録する。そし
て、ステップS1808においては、全てのログに関し
て、ステップS1802〜1806の処理を行ったかを
判定し、処理済の場合には処理を終了する。
【0112】上記例では、ユーザに関する項目と機器に
関する項目を確認しているが、その他にも紙種別やカー
ド情報などに関する項目についても同様の処理を行うこ
とも可能である。
【0113】通常、ユーザや機器に関する情報は、拠点
サーバコンピュータで登録されて、拠点サーバコンピュ
ータから統合サーバコンピュータに通知されるか、また
は統合サーバコンピュータで登録される。そして、これ
らの情報と、印刷履歴情報とを照合して、ユーザごとの
印刷枚数、ユーザが属する部門ごとの印刷枚数、機器ご
との印刷枚数などの集計が行われる。
【0114】ユーザや機器に関する情報が登録されてい
るかどうかは、全データ取得処理を行った後に差分デー
タ更新処理を行った場合に、前記データ取得処理で取得
された印刷履歴情報に含まれていないユーザや機器が、
差分更新データ処理で取得された印刷履歴情報に含まれ
ている場合には、これらを「不明」と判断してもよい。
【0115】また、「不明」は統合サーバコンピュータ
内で1種類であってもよいし、各拠点ごとに「拠点Aで
不明」と区別しても良い。
【0116】図19は、「不明」の扱いに関する設定を
行うための設定画面を示す図である。
【0117】まず、1901は、不明ユーザを「不明」
として表示するか否かを設定するためのものである。1
902は、不明機器を「不明」として表示するか否かを
設定するためのものである。
【0118】また、1903は、不明ユーザとなってい
る印刷履歴情報を有効にするか否かを設定するためのも
のである。1904は、不明機器となっている印刷履歴
情報を有効にするか否かを設定するためのものである。
【0119】この他に、上記処理で追加された不明ユー
ザ等の印刷履歴情報を、管理者が行う集計作業に含める
含めないを設定することができる。
【0120】また、拠点ごとに不明となっているものを
集計して、拠点ごとのジョブ取得の流れをつかむことも
可能である。
【0121】図20は、これらの設定に基づいて集計を
行う集計処理を示すフローチャートである。管理者が、
所望の集計条件を指定して集計処理を実行した場合、下
記の処理が行われる。
【0122】まず、ステップS2001において、集権
条件に合致するログを1つ抽出する。そして、ステップ
S2002において、抽出したログが、不明ユーザにな
っているログであるかを判定する。
【0123】不明ユーザになっていないログであれば、
ステップS2004に進み、当該ログの内容を集計結果
に反映させるべく集計処理を行う。
【0124】不明ユーザになっているログであれば、ス
テップS2003において、図19での設定内容に基づ
いて、「不明ユーザの値を有効にする」が指定されてい
るかどうかを判定する。指定されていない場合には、当
該ログを集計結果に反映させないようにするために、ス
テップS2005に進む。「不明ユーザの値を有効にす
る」が指定されていれば、当該ログも含めて集計を行う
ために、ステップS2004に進む。
【0125】最後に、ステップS2005において、す
べてのログに関して処理を行ったかを確認し、全処理を
行うまで、上記ステップを繰り返す。
【0126】本実施形態における各図(図15、図1
7、図18、図20等)に示すフローチャートに示す処
理、及び、図1、図14に示す各部、各モジュールは、
プログラムに基づいて、各コンピュータのそれぞれによ
り遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラ
ッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネッ
トワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含
む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合
でも本発明は適用されるものである。
【0127】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部
サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、その
システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUや
MPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
出し実行することによっても、本発明の目的が達成され
ることは言うまでもない。
【0128】この場合、記憶媒体から読み出されたジョ
ブアカウントサーバやジョブアカウントクライアントプ
ログラム等のプログラムコード自体が本発明の新規な機
能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラ
ムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえ
ば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等
を用いることができる。
【0129】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。さら
に、外部の所定のサーバ装置(図示省略)からネットワ
ークを介して送信された、又は、記憶媒体から読み出さ
れたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機
能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニ
ットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラム
コードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張
ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0130】
【発明の効果】本発明によれば、機器で行われるデータ
処理に関する情報をジョブ情報として管理する管理装置
から、当該管理装置で管理されているジョブ情報を取得
し、取得されたジョブ情報が示す項目の値が新たなもの
であるかを判定し、新たなものであると判定された場
合、前記項目の値を、不明を示す値に変更することによ
り、不整合が生じた情報を破棄することなく、ジョブ情
報を柔軟に管理することができる。
【0131】また、管理装置で管理されているジョブ情
報のうち追加された分のジョブ情報を取得した場合に取
得されたジョブ情報が示す項目の値が、管理装置で管理
されている全てのジョブ情報を取得した場合に取得され
たジョブ情報が示す項目の値に含まれていない場合、取
得されたジョブ情報が示す項目の値が新たなものである
と判定することにより、毎回毎回過去の全ての情報を取
得しなくても、不整合が生じた情報に対して柔軟に対応
し、それでいて新たに追加されたユーザや機器などを不
明なものとして明確にすることができる。
【0132】また、管理されているジョブ情報に基づい
て集計を行うときに、項目の値が不明を示しているジョ
ブ情報を用いるか否かをユーザに設定させることによ
り、不整合が生じた情報に対して柔軟に対応して、ユー
ザの意図に応じた集計ができるようにする。
【0133】管理されているジョブ情報に基づいて集計
を行って集計結果を表示するときに、不明を示す情報を
表示するか否かをユーザに設定させることにより、不整
合が生じた情報に対して柔軟に対応して、ユーザの意図
に応じた情報管理ができるようにする。
【図面の簡単な説明】
【図1】ジョブアカウントシステムの実施形態の前提と
なるシステムの一例を示す図である。
【図2】クライアントコンピュータおよびサーバコンピ
ュータの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】プリンタの構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図4】ジョブアカウントサーバ121のメモリマップ
の一例を表す図である。
【図5】ジョブアカウントプログラムおよび関連データ
が格納されているFDの構成内容を示す図である。
【図6】FDに記録されたジョブアカウントプログラム
および関連データをコンピュータシステムにロードする
一例を示す図である。
【図7】フックログの一例を示す図である。
【図8】ドライバログの一例を示す図である。
【図9】APIログの一例を示す図である。
【図10】送信部ログの一例を示す図である。
【図11】マージ処理によって生成されたマージログの
一例を示す図である。
【図12】機器ログの一例を示す図である。
【図13】ジョブログマージ部123が生成する最終ロ
グの一例を示す図である。
【図14】管理システム全体の基本的な構成図である。
【図15】クライアントコンピュータ101(101A
及びA101B)と拠点サーバコンピュータ1400と
において行なわれる処理の流れを説明するフローチャー
トである。
【図16】統合サーバコンピュータ1410が、拠点サ
ーバコンピュータ1400の印刷履歴情報を取得するた
めに、そのスケジュールを設定する画面の例を示す図で
ある。
【図17】統合サーバコンピュータ1410が、拠点サ
ーバコンピュータ1400の印刷履歴情報を取得する際
の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図18】差分データ更新処理を示すフローチャートで
ある。
【図19】「不明」の扱いに関する設定を行うための設
定画面を示す図である。
【図20】集計処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 クライアントコンピュータ 102 アプリケーション 104 GDI 106 スプーラ 108 プリンタ 109 プリンタ 110 MFP 121 ジョブアカウントサーバ 118 ジョブアカウントクライアント 1400 拠点サーバコンピュータ 1410 統合サーバコンピュータ

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器で行われるデータ処理に関する情報
    をジョブ情報として管理する管理装置と、複数の管理装
    置で管理されたジョブ情報を取得し管理する統合管理装
    置とを含む管理システムであって、 前記統合管理装置は、 前記管理装置から、当該管理装置で管理されているジョ
    ブ情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得されたジョブ情報が示す項目の
    値が新たなものであるかを判定する判定手段と、 前記判定手段により新たなものであると判定された場
    合、前記項目の値を、不明を示す値に変更する変更手段
    とを有することを特徴とする管理システム。
  2. 【請求項2】 前記取得手段は、前記管理装置から、当
    該管理装置で管理されている全てのジョブ情報を取得す
    る全取得手段と、前記管理装置から、当該管理装置で管
    理されているジョブ情報のうち追加された分のジョブ情
    報を取得する差分取得手段とを含み、 前記判定手段は、前記差分取得手段により取得されたジ
    ョブ情報が示す項目の値が、前記全取得手段により取得
    されたジョブ情報が示す項目の値に含まれていない場
    合、前記差分取得手段により取得されたジョブ情報が示
    す項目の値が新たなものであると判定することを特徴と
    する請求項1に記載の管理システム。
  3. 【請求項3】 前記統合管理装置は、 前記取得手段により取得されたジョブ情報を管理する管
    理手段と、 前記管理手段に管理されているジョブ情報に基づいて集
    計を行う集計手段と、 前記集計手段により集計が行われるときに、項目の値が
    不明を示しているジョブ情報を用いるか否かをユーザに
    設定させる設定手段とを有することを特徴とする請求項
    1或いは2に記載の管理システム。
  4. 【請求項4】 前記設定手段は、前記集計手段による集
    計結果を表示するときに、不明を示す情報を表示するか
    否かをユーザに設定させることを特徴とする請求項3に
    記載の管理システム。
  5. 【請求項5】 前記項目は、機器を示す項目、またはデ
    ータ処理を要求したユーザを示す項目であることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記管理装置は、 前記機器から、または当該機器にデータ処理を要求した
    情報処理装置から、当該機器で行われるデータ処理に関
    する情報をジョブ情報として取得するジョブ情報取得手
    段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
    に記載の管理システム。
  7. 【請求項7】 前記データ処理は、情報処理装置から送
    信された印刷データに基づく印刷処理であり、 前記ジョブ情報は、データ処理を識別するためのジョブ
    識別情報、印刷データを作成したアプリケーションプロ
    グラムを示す情報、印刷データの論理ページ数を示す情
    報、印刷データのドキュメント名を示す情報、データ処
    理の開始時刻を示す情報、データ処理の終了時刻を示す
    情報、用紙サイズを示す情報、印刷された物理ページ数
    を示す情報、両面印刷が行われたかどうかを示す情報、
    データ処理を要求したユーザ名を示す情報、排紙された
    ページ数を示す情報、排紙された用紙枚数を示す情報、
    データ処理を行った機器を示す情報のうち少なくとも1
    つを含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の管理システム。
  8. 【請求項8】 前記機器は、印刷装置、複写機、複合
    機、ファクシミリ装置のうち少なくとも1つであること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の管理シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 機器で行われるデータ処理に関する情報
    をジョブ情報として管理する管理装置と通信可能であっ
    て、前記管理装置で管理されたジョブ情報を取得し管理
    する情報処理装置であって、 前記管理装置から、当該管理装置で管理されているジョ
    ブ情報を取得する取得手段と、 前記取得手段により取得されたジョブ情報が示す項目の
    値が新たなものであるかを判定する判定手段と、 前記判定手段により新たなものであると判定された場
    合、前記項目の値を、不明を示す値に変更する変更手段
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記取得手段により取得されたジョブ
    情報を管理する管理手段と、 前記管理手段に管理されているジョブ情報に基づいて集
    計を行う集計手段と、 前記集計手段により集計が行われるときに、項目の値が
    不明を示しているジョブ情報を用いるか否かをユーザに
    設定させる設定手段とを有することを特徴とする請求項
    9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記取得手段により取得されたジョブ
    情報を管理する管理手段と、 前記管理手段に管理されているジョブ情報に基づいて集
    計を行う集計手段と、 前記集計手段による集計結果を表示するときに、不明を
    示す情報を表示するか否かをユーザに設定させる設定手
    段とを有することを特徴とする請求項9に記載の情報処
    理装置。
  12. 【請求項12】 機器で行われるデータ処理に関する情
    報をジョブ情報として管理する管理装置と通信して、前
    記管理装置で管理されたジョブ情報を取得し管理する管
    理方法であって、 前記管理装置から、当該管理装置で管理されているジョ
    ブ情報を取得し、 取得されたジョブ情報が示す項目の値が新たなものであ
    るかを判定し、 新たなものであると判定された場合、前記項目の値を、
    不明を示す値に変更することを特徴とする管理方法。
  13. 【請求項13】 管理されているジョブ情報に基づいて
    集計を行うときに、項目の値が不明を示しているジョブ
    情報を用いるか否かをユーザに設定させる画面を表示す
    ることを特徴とする請求項12に記載の管理方法。
  14. 【請求項14】 管理されているジョブ情報に基づいて
    集計を行って集計結果を表示するときに、不明を示す情
    報を表示するか否かをユーザに設定させる画面を表示す
    ることを特徴とする請求項12に記載の管理方法。
  15. 【請求項15】 機器で行われるデータ処理に関する情
    報をジョブ情報として管理する管理装置と通信して、前
    記管理装置で管理されたジョブ情報を取得し管理する管
    理プログラムであって、 前記管理装置から、当該管理装置で管理されているジョ
    ブ情報を取得する取得ステップと、 前記取得ステップにより取得されたジョブ情報が示す項
    目の値が新たなものであるかを判定する判定ステップ
    と、 前記判定ステップにより新たなものであると判定された
    場合、前記項目の値を、不明を示す値に変更する変更ス
    テップとをコンピュータに実行させることを特徴とする
    管理プログラム。
  16. 【請求項16】 前記取得ステップにより取得されたジ
    ョブ情報を管理する管理ステップと、 前記管理ステップに管理されているジョブ情報に基づい
    て集計を行う集計ステップと、 前記集計ステップにより集計が行われるときに、項目の
    値が不明を示しているジョブ情報を用いるか否かをユー
    ザに設定させる設定ステップとをコンピュータに実行さ
    せることを特徴とする請求項15に記載の管理プログラ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記取得ステップにより取得されたジ
    ョブ情報を管理する管理ステップと、 前記管理ステップに管理されているジョブ情報に基づい
    て集計を行う集計ステップと、 前記集計ステップによる集計結果を表示するときに、不
    明を示す情報を表示するか否かをユーザに設定させる設
    定ステップとをコンピュータに実行させることを特徴と
    する請求項15に記載の管理プログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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