JP2007193726A - 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 使用可能な管理コードを選択しジョブ情報を付加するのみでは、十分でない場合がある。
【解決手段】 情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段と、前記情報処理サーバに対して、前記表示制御手段により表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信する送信手段とを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計する集計手段とを有することを特徴とする情報処理装置が開示される。
【選択図】 図22
【解決手段】 情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段と、前記情報処理サーバに対して、前記表示制御手段により表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信する送信手段とを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計する集計手段とを有することを特徴とする情報処理装置が開示される。
【選択図】 図22
Description
本発明は、ネットワークに接続されたプリンタ、スキャナ、ファクシミリ、複写機など、およびそれらを統合したマルチファンクション機器(MFP)などの周辺機器、及びこれらの機器を管理するコンピュータ、ネットワーク情報装置に関するものである。
従来から、ジョブ情報を取得して管理する情報処理装置に関するジョブ管理方式が開発されてきている。また、集計機器で実行されたジョブ情報を収集することが行われてきている。
また、クライアントコンピュータからの印刷時において、印刷経費を仕事の内容毎に集計すると目的のために、ジョブ情報に対して管理コードを付加している(例えば特許文献1参照)。
特開2004−178324
例えば、法律事務所等で印刷経費を集計する場合において、仕事の内容毎に集計するといった業務管理に対応させるには、複数の階層におよぶ仕事の単位毎に管理コードを設定する必要があるため、ユーザの負担となっていたが、これを軽減することを目的とする。
しかしながら、使用可能な管理コードを選択しジョブ情報を付加するのみでは、十分でない場合がある。
例えば、法律事務所等で印刷経費を集計する場合において、仕事の内容毎に集計するといった業務管理に対応させるには、複数の階層におよぶ仕事の単位毎に管理コードを設定する必要があるため、ユーザの負担となっていた。
上記目的を達成するため、例えば本発明の情報処理装置は、以下の構成を備える。
周辺機器に対する印刷ジョブを生成するとともに、印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を生成する情報処理クライアントと、前記情報処理クライアントから前記印刷ジョブ情報を取得し、記録する情報処理サーバを含む情報処理装置であって、
前記情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段と、
前記情報処理サーバに対して、前記表示制御手段により表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信する送信手段とを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計する集計手段とを有することを特徴とする。
前記情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段と、
前記情報処理サーバに対して、前記表示制御手段により表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信する送信手段とを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計する集計手段とを有することを特徴とする。
また、前記ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段において、各階層毎に管理コードを指定する指定手段と、複数階層の管理コードを一括入力する入力手段を有することを特徴とする。
また、前記複数階層の管理コードを一括入力する入力手段において、入力された管理コード情報とユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを照合する照合手段と、前記照合手段により合致した管理コードを表示する表示制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷時の管理コード入力において、複数の階層の管理コードを設定する方法と、ユーザのキー入力によって複数階層の管理コードを一括で入力する方法のどちらかを選択することが可能になるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
(実施例1)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図18は、本発明におけるジョブアカウントシステムの実施形態の前提となるシステムの一例を示す図である。図18の構成メンバである本発明の画像形成装置の好適な一例であるプリンタ1807乃至1809について説明する。プリンタは有する機能に応じて動作が異なる。例えばプリンタ1807はもっとも一般的なものでクライアントコンピュータ側の送信部から受信したデータを印刷する。プリンタ1808はジョブ終了時点でそのジョブの総排紙ページ数をクライアントコンピュータ1000側の送信部に返信する。プリンタ1809は印刷後にジョブ情報をプリンタ内の記憶装置に格納する。
図18のクライアントコンピュータでは、次のように印刷が行われる。アプリケーション1802は、OSのGDI1803(グラフィック描画を処理するサブシステム)を、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)を呼び出すことにより操作する。プリンタドライバ1804はGDI1803からの要求を、印刷を行うプリンタに適合した形式に変換し、スプーラ1805に送信する。
クライアントコンピュータ1000において、ジョブアカウントクライアント1801は、アプリケーション1802のGDI呼び出しをフック(監視して認識)する。ジョブアカウントクライアント1801は改ページあるいは排紙を行うAPIをカウントすることでアプリケーションが発行したジョブの排紙枚数あるいはページ数を取得する。これにより取得したジョブ情報をフックログと称する。
また、ジョブアカウントクライアント1801はあらかじめプリンタドライバとのプロトコルを定義し、通信することで、ジョブ情報をクライアントコンピュータ内のプリンタドライバから受信することができる。これにより取得したジョブ情報をドライバログと称する。
また、ジョブアカウントクライアント1801は定期的にスプーラを監視し、スプールされているジョブが有れば、そのジョブの情報をAPIで取得することにより、ジョブの排紙枚数あるいはページ数を取得する。これにより取得したジョブ情報をAPIログと称する。
また、ジョブアカウントクライアント1801は送信部とのプロトコルを定義し通信することで、プリンタが返す総排紙ページ数を取得する。これにより取得したジョブ情報を送信部ログと称する。
また、ジョブアカウントサーバは、画像形成装置の好適な一例であるプリンタ1809などプリンタ内にジョブ情報を記憶するプリンタの場合、プリンタとのプロトコルを定義し通信することで、プリンタからジョブ情報を取得する。これにより取得したジョブ情報を機器ログと称する。機器ログはプリンタ内のRAM又はHDDに記憶されるが、記憶容量の制限のため、送信部から送信されたドキュメント名などの情報をすべて記憶できないことが多い。なお、画像形成装置には、プリンタのほか、ファクシミリ、複写機、及び、複写機の一種であるプリンタとスキャナを組合わせたコピーシステム、及びこれらの複合機を含む。
ジョブアカウントクライアント1801は、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログ、機器ログのうち、どれを選択するかの優先順位を設けておき、いずれかをジョブアカウントサーバに送信する。
ジョブアカウントサーバ1810は閲覧希望者からの要求に応じて、ジョブログを選択し、単位期間別、デバイス別、ジョブ発行者別などの集計処理などを行う。
図1は、本発明の実施形態の一例を示すジョブアカウントシステムの装置並びにモジュール構成を示す図である。なお、本発明は複数の機器からなるシステムにおいて達成される。また、システムあるいは装置にプログラムを供給することにより、本発明が達成される場合にも適用されることはいうまでもない。一回の印刷ジョブに対して、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログが作成される様子を詳細に説明する。以下、図18と異なる部分を詳述する。
101は、標準的なPC又はワークステーションからなるクライアントコンピュータであり、アプリケーション102から印刷が指示されると、107、108または109のいずれかのプリンタに印刷データを送信部107を介して送信する。クライアントコンピュータ内のCPUで実行されるソフトウェアモジュールであるジョブアカウントクライアント118は、各種印刷処理に関するログを収集し、ジョブアカウントサーバ121にジョブログ送信部117を介して送信する。この際、ジョブアカウントクライアントの一部であるジョブログ送信部は、OSが提供する送信部を制御して、ジョブログ受信部へログを送信してもよい。
クライアントコンピュータ101において、アプリケーション102に対して印刷指示が発行されると、図18と述べたのと同様にして、アプリケーション102は描画のためのGDIコールを行う。103フック部は117ジョブアカウントクライアントにより組み込まれるもので、GDIコールをフックして、どのGDIコールがいかなるパラメータで呼ばれたか、呼ばれた回数、などの情報を蓄積する。この情報をもとに作成された履歴をフックログ111と称する。フックログ111の例を図7に示す。フック部103は、規定の判断基準に基づき、場合によってはドキュメント名を変更する。ドキュメント名並びにこの変更処理については後述する。
プリンタドライバ105はGDIコールを印刷設定に従ってプリンタが解釈できる印刷データに変換して、スプーラ106に送信するとともに、変換内容から印刷情報を抜き出し、それをドライバログ112として、ジョブアカウントクライアント117に送信する。
ジョブアカウントクライアント117は常にスプーラ106にジョブが溜まっていないか監視している。ジョブがあれば、OSにより規定されているAPIを発行し、印刷情報を取得し、それをAPIログ113として取得する。
送信部107はネットワークを介して108、109,110のうち、いずれかのアプリケーションから指定されたプリンタと通信し、プリンタがレディ状態であれば、印刷データを送信する。このとき、例えば、前述のHP社のPrinterJobLanguage(プリンタ・ジョブ・ランゲージ)のコマンドを用いれば、プリンタ109において、印刷ジョブの全ページの排紙が完了した後に当該ジョブが排紙したページ数を取得することが可能である。送信部(ポートモニタ)107は、109プリンタから受信したページ数などジョブ情報を、110ジョブアカウントクライアントに送る。この情報をもとに作成された印刷ログを送信部ログ114と称する。
このように、ジョブアカウントクライアント110(取得手段)では、一回の印刷ジョブに対して、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの4つのログが取得され、作成される。ただし、常に4つのログが取れるとは限らない。例えば、アプリケーション102がスプーラ106に直接印刷データを送れば、フックログ111やドライバログ112は取得できない。プリンタドライバ105とジョブアカウントクライアント118間でプロトコルが規定されていなければ、112ドライバログは取得できない。プリンタ108のように排紙ページ数を送信部に通知する機能がない場合は、送信部ログ114の排紙ページ情報を取得できない。しかし、ジョブに係る複数の処理においてログを取得することで、一部処理にてログ取得が不可能な場合であっても、総合的には、ログを取得できる確率が高くなる。
プリンタ108は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。プリンタ109は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了後、排紙ページ数排紙枚数を107送信部に返信する。プリンタ110は、送信部107から送られたジョブを解釈し、印刷を実行する。印刷終了後、ジョブ情報を304HDD(後述)に記憶する。
ジョブログマージ部116は、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログをマージして、ジョブログ送信部117に送る。マージ処理については、後述する。ジョブログ送信部117はジョブアカウントサーバ121のジョブログ受信部122にジョブログを送信する。
図2は、図1に示したジョブアカウントシステムを構成するクライアントコンピュータおよびサーバコンピュータの構成の一例を示すブロック図である。図2において、201はCPU、即ち中央処理装置であり、このコンピュータ装置全体の制御および演算処理等を行うものである。202はROM即ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領域である。203はRAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、オペレーティングシステム,アプリケーション102、フック部103、GDI104、プリンタドライバ105、送信部107、ジョブアカウントクライアント118などのソフトウェアモジュールが、および通信制御などのプログラムがHD部205やROM202からロードされ、CPU201により実行される領域である。204はKBC即ちキーボード制御部であり、キーボードより入力データを受け取りCPUへ伝達する。205はCRT即ちディスプレイ制御部(表示制御手段)であり、ディスプレイ装置への表示制御をする。206はFD即ちフロッピー(登録商標)ディスク装置あるいはHD即ちハードディスク装置、SRAM即ち不揮発性記憶装置等の外部記憶装置であり、プログラムおよびデータを記憶、格納しておき、実行時に必要に応じて参照またはRAMへのロードする。207は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1で説明したようにネットワークに接続された他のコンピュータや周辺機器との通信が可能であり、送信部107、ジョブログ送信部117により制御される。208はシステムバスであり、上述された構成要素間のデータの通路となるべきものである。
原則として、ジョブアカウントサーバ121もハードウェア的には同様の構成をとりうる。ジョブアカウントサーバ121は、HDD内には、ジョブログマージ部123、ジョブログ記録部124、ジョブログ受信部122、ジョブログ集計部125が記憶されている。また、ジョブログ受信部122は、通信部207を制御する。
図3は、図1に示したジョブアカウントシステムを構成するプリンタの構成の一例を示すブロック図である。図3において,305はプリンタ全体を制御するコントローラ部である。コントローラの内部構成として301はCPU、即ち中央処理装置であり、このコントローラの制御および演算処理等を行うものである。302はROM即ち読み出し専用メモリであり、システム起動プログラムの情報等の記憶領域である。303はRAM即ちランダムアクセスメモリであり、使用制限のないデータ記憶領域であり、304はHD即ちハードディスクあるいはSRAMなど不揮発性記憶装置である。
RAM303はオペレーティングシステムや通信制御およびエンジン制御などのプログラムがロードされ、実行される領域である。306はこの装置のエンジン部であり,コントローラの制御のもとで印刷動作や画像読み取り動作をするものである。307は通信部であり、ネットワーク通信制御を行うものであり,図1で説明したようにクライアントコンピュータやサーバコンピュータとの通信が可能である。308は、ユーザ操作入出力部であり、ユーザとの対話的な設定作業を行う。309はシステムバスであり、上述の構成要素間のデータの通路となるべきものである。
図4は、図1に示したジョブアカウントサーバ121のメモリマップの一例を表す図である。41は基本I/Oプログラムを示す。42はウインドウシステム等オペレーティングシステムがRAM203にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。43は本発明のプログラムがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。44は関連データがRAM3にロードされ実行可能となった状態のメモリマップを示す。45は各々のプログラムが使用するワークメモリのメモリマップを示す。
図5は、本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データが格納されているFDの構成内容を示す図である。本発明の実施形態の一例であるジョブアカウントプログラムおよび関連データはフロッピー(登録商標)ディスク(FD)中に記録されている。フロッピー(登録商標)ディスク(FD)の記録領域50には、ボリューム情報51、ディレクトリ情報52、アプリケーション実行ファイル53、ジョブアカウントプログラム関連データファイル54が記録されている。なお、記録領域50は、DVDでもよいし、コンピュータ62にネットワーク接続された外部サーバ装置内のHDD(図示省略)であって、本発明のジョブアカウントプログラム(図1に示されたクライアントコンピュータ内の各モジュール、並びに、ジョブ阿寒とサーバ121内の各モジュール)は、ネットワークを介してダウンロードして導入されてもよいことは言うまでもない。コンピュータ62は、図2に示したコンピュータと同等のものである。
図6は、本発明の実施形態の一例であり、FDに記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データをコンピュータシステムにロードする一例を示す図である。フロッピー(登録商標)ディスク(FD)60に記録されたジョブアカウントプログラムおよび関連データは、FDドライブ(DKC)61を介してコンピュータ62にロードすることができる。フロッピー(登録商標)ディスク(FD)60をFDドライブ(DKC)61にセットすると、オペレーティングシステム42および基本I/Oプログラム41の制御のもとに、本ジョブアカウントプログラムを実現するためのプログラムモジュール等および関連データがフロッピー(登録商標)ディスク(FD)60から読み出され、RAM203にロードされて使用可能となる。コンピュータ62は、図18に示されたコンピュータ、及び、図1に記載されたクライアントコンピュータ101及びジョブアカウントサーバ121を実現するために用いることができる。また、ジョブアカウントプログラムを実現するためのプログラムモジュール等とは、図1に記載された、クライアントコンピュータ101内又はジョブアカウントサーバ121内の各ソフトウェアモジュールに該当する。もちろん、記憶媒体はFDに限定されるものではなく、DVD、CD−ROMなどを含むことは言うまでも無い。
図7は、本発明の実施形態におけるフックログの一例を示す図である。フックログでは、JobId、アプリケーション名、論理ページ数、ドキュメント名、が取得可能である。JobIdはGDIに印刷開始を指示したときにGDIから取得できるものであり、クライアントコンピュータ101の印刷ジョブを一意に指定できるものである。
図8は本実施形態におけるドライバログの一例を示す図である。ドライバログは、ジョブアカウントクライアントが印刷実行時にドライバから取得可能な履歴情報である。ドライバログでは、印刷実行に係るジョブの識別子であるJobId、ジョブが含む印刷データの用紙サイズ、N−up情報、物理ページ数の情報、両面片面情報が取得可能である。用紙サイズ、N−up、物理ページ数、両面片面情報は、プリンタドライバに印刷時又はデフォルト入力され設定される印刷設定から取得する。N−upは用紙に何面の論理ページを割り付けるかの設定である。物理ページ数は、印刷時に出力する用紙の片側を1と数える単位である。
例えば、論理ページが4ページの場合に、両面印刷で2−upの印刷処理を行うと、物理ページは2ページとなる。そして、該物理ページが、用紙の表裏に印刷され、1枚の用紙が出力排紙される。表に論理ページの1ページ目、2ページ目、裏に論理ページの3ページ目、4ページ目が印刷される。
図9は、本実施形態におけるAPIログの一例を示す図である。APIログでは、JobId、ジョブのオーナ名、スプールデータサイズが取得可能である。
図10は、本発明の実施形態における送信部ログの一例を示す図である。モニタログでは、JobIdが取得可能である。108プリンタに送信した場合は、加えて排紙ページ数、排紙枚数が取得できる。
フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログいずれにおいても、当該ジョブが処理済みか否かを示すフラグ情報、並びに、ログの種別を示す情報を記録する領域を設ける。
図11は、本発明の実施形態におけるログをマージする手順の一例を示すフローチャートである。以下、図11のフローチャートを用いて、クライアントコンピュータ内のジョブログマージ部116の動作を説明する。ジョブログマージ部116は図1及び図18で説明した各ログを受信し、その内容をHDD等に記録しておく。そして以下の処理を予め設定された周期で定期的に起動し、各ジョブ毎に、マージ処理を行う。本実施形態においては、ジョブIDをキーとしてログのマージ(併合処理)を行っているが、後述するドキュメントデータ名或いは新ドキュメントデータ名をキーにしてマージしてもよい。以下の図11の処理においては、クライアントコンピュータ内において、ジョブログマージ部116は、クライアント装置内の複数の各処理によって得られるジョブ情報(フックログ、APIログ、APIログ)がそれぞれ含む、開始時刻情報並びに、完了時刻情報のエントリが示す開始時刻のうち、最も早い開始時刻と、最も遅い完了時刻を特定できるのである。そして、各時刻情報は、前述の通り、マージ処理して併合されたジョブ情報として格納される。
S1101において、本発明の管理手段の好適な一例であるジョブログマージ部116は、処理済みフラグがYESとなっていない送信部ログ(図10参照)、すなわち、未処理の送信部ログがあるか否かを検索して特定し、未処理の送信部ログがあれば、S1102に進む。S1102において、ジョブログマージ部116は、S1101において未処理と特定された送信部ログを別のテンポラリの記憶領域にコピーし、これをログAとする。S1103において、ログAからJobIDの部分を取得する。S1104において、ジョブログマージ部116は、S1103で取得したJobIDに対応するログのうち、まだマージ処理を行っていない、つまり未処理であるログがあるか否かを、JobIDに基づいて、フックログ、ドライバログ、APIログの各ログを検索して特定することで、判断する。S1104で未処理のログが無いと判断した場合は、処理を終了する。S1104で未処理のログがあるとジョブログマージ部116が判断した場合は、ジョブログマージ部116は、S1105に進んで、S1104で未処理と判断されたJobID(ここでは便宜のためNとする)と等しいJobIDのログが有るか否かを、JobIDに基づいてフックログ、ドライバログ、APIログの各ログの中から検索して特定し、これをログBとする。S1105でNと等しいJobIDのログがフックログ、ドライバログ、APIログの各ログには無かった場合には、S1108に進む。S1105で、Nと等しいJobIDが各ログのいずれかにあった場合は、S1106に進む。ここでは、例えば、S1105でNは未処理のログAが含むJobIDのうち、小さなものから順に特定してNとすればよい。
S1106において、ジョブログマージ部116は、S1105で特定した、ログAのJobIDNに対応するログの各項目(JobIDNについて取得された各ログが含むジョブ情報)について、ログBが含む項目のうちログAに無い項目があるか否かを判断する。S1106で、ログAのJobIDNの項目について、ログBのうちログAに無い項目がないと判断した場合は、ジョブログマージ部116は、S1108の処理を行う。S1106でログBのうちログAに無い項目があると判断した場合は、S1107に進んで、ジョブログマージ部116は、ログAのJobIDNの項目について、ログBのうちログAに無い項目を追加してログAに格納されているデータを併合する。ここでログAにログBの項目を付加して作成したログ(以下、マージログ)の処理済フラグを「YES」とし、S1108に進む。続いて、そして、該マージログの種別の項目を「マージ」とする。送信部ログに対して、図7から図10に示す各ログを図11の処理に基づいて次々にマージすると、図12のようなマージログになる。図に示すようにこのマージログは、フックログ、ドライバログ、APIログ、送信部ログの項目を備えている。図12は、本発明の実施形態のマージログの一例を示す図である。
S1108に続くS1104では、ログAに係る全てのJobIDについて処理が終わったと判断した場合には、処理を終了する。
通常は、マージ処理を終えるたびに、ジョブログマージ部116は、図11の処理の後、マージされたログをログ送信部116に送る。なお、ログ送信部116は、ログを定期的に或いはジョブログ取得部の要求に応じて、ジョブログ取得部122に送信する。
次に、ジョブアカウントサーバ121の動作について説明する。本発明の取得手段の好適な一例である122ジョブログ取得部は、ジョブログ送信部117から送られるジョブを取得して蓄積する。また、定期的に110プリンタ3をポーリングし、まだ取得していないジョブ情報があれば、それを取得する。このジョブ情報を機器ログとする。機器ログは303RAMあるいは304HDDに記憶されるが、記憶容量の制限のため、107送信部から送信されたドキュメント名などの情報をすべて記憶することは望ましくない。ここではドキュメント名の上限が8文字であるとする。機器ログの例を図13に示す。また、103フック部が動作していない場合の機器ログの例を図14に示す。
本発明の管理手段の好適な一例である機器ジョブログマージ部123は、ジョブアカウントクライアントから送られたマージログ127と機器ログ115をマージする。マージする手順については後述する。ジョブログ記録部124は機器ジョブログマージ部123からジョブログを受け取り206HDなどに記憶する。ジョブログ集計部125は、閲覧者からの指示によって、単位期間ごとの印刷ページ数を求めたり、オーナごとの印刷ページ数を求める、などの集計処理を行う。
ID発生部126は、クライアントコンピュータ101を一意に識別するためのIDを発行する。ここでは、各桁がaからzの26通りの値をとりうる4桁の文字列を103フック部の要求に応じて、aaaa、aaab、・・・、zzzy、zzzzと順に変化させ、クライアントを一意に識別できるように発行する。ここでは、ホストとジョブIDの組合せを用いて新ドキュメント名を作成するが、印刷システム全体で一意の新ドキュメント名(後述)をジョブアカウントサーバにおいて一元発行する方式をとってもよい。
図15は、本発明の実施形態のドキュメント名を変更する手順の一例を示すフローチャートである。以下、図15のフローチャートを用いて、フック部103の動作を説明する。S1501において、フック部103は、所定の機器管理プロトコルにより、印刷先のプリンタが機器ログを備えているか否かを示す情報を取得して判別し、備えていると判別した場合は、S1502へ進む。フックログ部103が、プリンタが機器ログを備えていないと判断した場合は、処理を終了する。S1502において、フック部103は、クライアントIDを取得済であるか否かを判別し、取得済であれば、S1504へ進む。取得していなければS1503へ進む。ここで、クライアントIDとは、ID発生部が発行する、クライアントコンピュータ101を一意に識別可能な識別情報である。ここでは、S1503において、フック部103は、ID発生部126と通信し、クライアントコンピュータを一意に識別するIDをID発生部から取得するものとする。S1504において、クライアントコンピュータ内でジョブを一意に特定するクライアント内JOBIDを作成する。ここでは、0001から9999までの数値を順に発行するものとする。
S1505において、フック部103は、S1503で取得済みと判断したクライアントIDとS1504で作成したクライアント内JobIDを結合し、印刷システム内で一意に定まる新しい識別情報の一例である、新ドキュメント名を作成する。S1506において、フック部103は、アプリケーションから渡された元のドキュメント名をフックログの項目「元ドキュメント名」に格納する。S1507において、ドキュメント名をS1505の新ドキュメント名に置き換える。その結果、GDIにはドキュメント名として、新ドキュメント名が渡される。GDI処理の後段である、プリンタドライバ105、スプーラ106、送信部107、プリンタ110における処理は、ドキュメント名はすべて新ドキュメント名で処理されるようにすると好適である。
ここで、新ドキュメント名を作成した理由は、印刷装置から取得したジョブ情報をマージする際には,JobIDをそのままマージ処理のキーとして利用することは難しいからである。例えば、ジョブ管理方式の仕様の一部が非公開となっているため、A社開発のアカウントサーバAを利用する場合、A社開発のアカウントサーバは、B社開発のプリンタからは、JobIDを取得することができないことが多い。つまり、想定していないジョブ管理方式に対応したプリンタからは、ジョブ情報を取得してもこれにジョブIDが含まれないことが多く、これをマージ処理して活用できないのである。しかし、クライアントコンピュータ内のOSやアプリケーションによって製作され、プリンタに送信されたドキュメント名については、ジョブ情報として取得できる事が多い。
そこで、ジョブIDの代わりに、クライアント側で管理可能であり、プリンタ側からも、JobIDの代わりに、ジョブ情報のキーとして取得可能なドキュメント名を識別情報として管理することが考えられる。しかし、従来のドキュメント名をそのまま用いると、問題が生ずる。クライアント側のOS又はアプリケーションが管理できるのは、一般に8文字より多く、一般に用いられているOSにおいては255文字までのドキュメント名が付与できる。プリンタが管理できるのは、前述したように8文字までである。また、一般に、ジョブ管理方式において利用できるドキュメント名は8文字までである。これでは、クライアント側において8文字以上のドキュメント名を付けた場合には、クライアント側のOS又はアプリケーションが付けたドキュメント名は異なっている場合であっても、同じドキュメント名のジョブがプリンタ内に並存する場合が出てきて、混乱が生ずる。そこで、アカウントサーバ側でホストIDを発行し、クライアント側で発行されたドキュメント名と組合わせて用いるのである。これにより、8文字以内でアカウントサーバが管理する、クライアントコンピュータとプリンタを含む印刷システムにおいて一意に定まる新ドキュメント名が完成する。そして、この新ドキュメント名をジョブIDの代わりとしてジョブの識別に用いることができるのである。一度、クライアント側で新ドキュメント名を生成してしまえば、以後、プリンタ、クライアント、アカウントサーバにおいて、このドキュメント名をジョブの識別子として活用できる。
図16は、本発明の実施形態におけるログをマージし、最終ログを作成する手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートを用いて、ジョブログマージ部123(機器ジョブログマージ部)の動作を説明する。
S1601において、ジョブログマージ部123は、未処理のマージログがあるか検索し、あればS1602に進む。無ければ処理を終了する。S1602において、ジョブログマージ部123は、プリンタが機器ログを備えているか判別し、備えていればS1603に進む。備えていなければS1607に進む。S1603において、機器ジョブログマージ部123は、未処理の機器ログでドキュメント名の項目がS1601のマージログと同じログがあるか検索して判断し、あると判断した場合は、S1604に進む。S1601のマージログと同じログが無いと判断した場合は、処理を終了する。S1604において、機器ジョブログマージ部123は、機器ログの排紙ページ数排紙枚数をマージログに置換又は追加する。
図13は、本発明の実施形態における機器ログの一例を示す図である。S1605において、ジョブログマージ部123は、ドキュメント名と元ドキュメント名を入れ換える。図12と図13の機器ログに適用すると、
「ドキュメント名:2001年度年次報告書
元ドキュメント名:abcd0001」
となる。
「ドキュメント名:2001年度年次報告書
元ドキュメント名:abcd0001」
となる。
S1606において、機器ジョブログマージ部123は、マージログの元ドキュメント名を削除する。これを最終ログとする。図12と図13の機器ログに適用すると、図18のようになる。S1607において、機器ジョブログマージ部123は、最終ログを124ジョブログ記録部に送信する。
上記のように、S18までの処理を行うことで印刷処理におけるログ収集が可能となる。
次に、図19から図21を用いて、クライアントコンピュータ1000から印刷を行う際に、管理コードを入力する方法について説明する。
図19から図21は、クライアントコンピュータ1000から印刷指示が行われたときにポップアップ表示される管理コード入力ダイアログである。
図19は、印刷ジョブに対し3階層の管理コードを付加するために、それぞれの階層の管理コードをリストボックスから選択する方法を提供するダイアログである。このダイアログには、クライアントが印刷処理を行ったドキュメント名、印刷開始時刻、管理コードの入力方法を選択するラジオボタンが表示される。管理コードの入力方法を選択するラジオボタンにおいて、「通常入力」と「一括入力」のいずれか1つを選択する。この図では、「通常入力」が選択された場合の表示内容を示している。「通常入力」の場合、3階層の管理コードを選択するためのリストボックスが表示される。入力したジョブに対する管理コードをこれらのリストボックスより選択することが可能である。
図20は、図19のダイアログにおいて、管理コードの入力方法を選択するラジオボタンで「一括入力」を選択した場合の表示内容を示している。「一括入力」が選択された場合には、管理コードを一括で入力するエディットボックスが表示される。このエディットボックスから3階層の管理コードをキー入力することが可能である。各階層の区切りは、デリミタ(区切り文字)を入力することで区別する。「区切り文字」の表示欄には、現在のデリミタ(区切り文字)が表示される。デリミタ(区切り文字)はサーバコンピュータ2000における環境設定で指定および変更することができる。デリミタ(区切り文字)を含む管理コードが登録されている場合、その管理コードは入力できない。例えば、「ABC/DEF」なる管理コードが登録されていて、デリミタ(区切り文字)として「/」が指定された場合、「ABC/DEF」というキー入力は、「ABC」と「DEF」という2つの管理コードが入力されたと解釈される。この場合、「ABC/DEF」という管理コードを入力することはできない。管理コード「ABC/DEF」を入力するためには、サーバコンピュータ2000における環境設定において、「/」以外のデリミタ(区切り文字)を指定する必要がある。また、ある階層の管理コードを入力しない場合は、デリミタ(区切り文字)を続けることで入力する。
図21は、図20の一括入力をするエディットボックスに対し、キー入力を行う場合の例を示した図である。エディットボックスにキー入力された文字列は、既に登録されている管理コードと照合を行い、先頭一致により一致した候補がプルダウンリストに表示される。ユーザはリストに表示されている管理コードを選択することで、管理コードの入力が可能である。1階層分の管理コード入力(キー入力、またはリストからの選択)の後、ユーザはデリミタ(区切り文字)をキー入力する必要がある。デリミタ(区切り文字)はプルダウンリストには表示されない。デリミタ(区切り文字)入力後、次の階層の管理コード入力を行う。
図22は、クライアントコンピュータ1000から印刷を行う際に、管理コードを入力する処理を示すフローチャートである。印刷指示が行われたとき、ステップS2201において、クライアントコンピュータ1000の表示デバイス(不図示)に、図19で示される管理コード入力ダイアログがポップアップで表示される。ステップS2202において、管理コードの入力方法を選択する。図19で示されるようにリストボックスからの入力(通常入力)を行うか、一括で入力(一括入力)を行うかラジオボタンにより選択する。リストボックスからの入力(通常入力)が選択された場合は、ステップS2203にて階層毎の管理コードを選択する。各階層の管理コードは、クライアントコンピュータ1000を起動する際に、既に登録されている管理コードをサーバコンピュータ2000から取得する。図19の例では、3階層の管理コードを選択するためのリストボックスが表示され、各階層毎に既に登録されている管理コードをリストボックスから選択する。ステップS2204にて管理コード入力ダイアログのOKボタンが指定されたかどうかを判定する。OKボタンが指定された場合は、ステップS2205にて選択された管理コードを印刷ジョブ情報に付加し、ステップS2206で管理コード入力ダイアログを閉じて処理を終了する。キャンセルボタンが指定された場合は、ステップS2207にて、ポートモニタに対し印刷中止命令を送信し、ステップS2206で管理コード入力ダイアログを閉じて処理を終了する。ステップS2202の管理コード入力方法の選択時に、一括入力のラジオボタンを選択した場合は、まずステップS2207で階層数の値として「1」を保持する。ステップS2208において、管理コードがキー入力された(例として、図20のエディットボックスによる入力を参照のこと)か、または照合リストから選択されたか(例として、図21に示されるようなプルダウンリスト表示からの選択を参照のこと)を判定する。次にステップS2209において、管理コード入力ダイアログのOKボタン、或いはキャンセルボタンが指定されたかどうかを判定する。指定されていない場合は、ステップS2210において、キー入力された文字がデリミタ(区切り文字)であるかを判定する。デリミタ(区切り文字)では無い文字が入力された場合は、入力された文字と既に登録されている管理コードを先頭一致で照合を行う。次にステップS2212で合致した管理コードを図21に示される例のようにプルダウンリストに表示し、ステップS2208の処理に戻る。ステップS2210にてキー入力された文字がデリミタ(区切り文字)である場合、ステップS2213にてプルダウンリストに照合結果が表示されていれば、その内容を消去し、ステップS2214にて管理コードの階層数をカウントアップして、ステップS2208の処理に戻る。ステップS2209において、管理コード入力ダイアログのボタンが指定された際に、ステップS2215の判定において、OKボタンが指定された場合は、ステップS2218にて管理コードの入力チェックを行う。管理コードおよびデリミタ(区切り文字)が正しく入力されている場合は、ステップS2219において、印刷ログ情報に管理コードを付加する処理が行われ、ステップS2217にて、管理コード入力ダイアログを閉じて、処理を終了する。入力内容が正しくない場合は、ステップS2220において、入力内容が不正である旨を知らせるエラーダイアログを表示し、ステップS2208の処理に戻る。ステップS2215において、キャンセルボタンが指定された場合は、ステップS2216においてポートモニタに対して印刷中止の命令を送信し、ステップS2217にて管理コード入力ダイアログを閉じて、処理を終了する。
(実施例2)
本実施形態における各図(図11、図15、図16、図25等)に示すフローチャートに示す処理、及び、図1、図18に示す各モジュールが、外部からインストールされるプログラムによって、各コンピュータのそれぞれにより遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
本実施形態における各図(図11、図15、図16、図25等)に示すフローチャートに示す処理、及び、図1、図18に示す各モジュールが、外部からインストールされるプログラムによって、各コンピュータのそれぞれにより遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群がクライアントコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたジョブアカウントサーバやジョブアカウントクライアントプログラム等のプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、外部の所定のサーバ装置(図示省略)からネットワークを介して送信された、又は、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
Claims (9)
- 周辺機器に対する印刷ジョブを生成するとともに、印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を生成する情報処理クライアントと、前記情報処理クライアントから前記印刷ジョブ情報を取得し、記録する情報処理サーバを含む情報処理装置であって、
前記情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段と、
前記情報処理サーバに対して、前記表示制御手段により表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信する送信手段とを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計する集計手段とを有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段において、各階層毎に管理コードを指定する指定手段と、複数階層の管理コードを一括入力する入力手段を有することを特徴とする情報処理装置。
- 前記複数階層の管理コードを一括入力する入力手段において、入力された管理コード情報とユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを照合する照合手段と、前記照合手段により合致した管理コードを表示する表示制御手段を有することを特徴とする情報処理装置。
- 周辺機器に対する印刷ジョブを生成するとともに、印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を生成する情報処理クライアントと、前記情報処理クライアントから前記印刷ジョブ情報を取得し、記録する情報処理サーバを含む情報処理方法であって、
前記情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示するステップと、
前記情報処理サーバに対して、前記ステップにより表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信するステップとを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得するステップと、前記ステップで取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計するステップとを有することを特徴とする情報処理方法。 - 前記ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示するステップにおいて、各階層毎に管理コードを指定するステップと、複数階層の管理コードを一括入力するステップを有することを特徴とする情報処理装置。
- 前記複数階層の管理コードを一括入力するステップにおいて、入力された管理コード情報とユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを照合するステップと、前記ステップにより合致した管理コードを表示するステップを有することを特徴とする情報処理方法。
- 周辺機器に対する印刷ジョブを生成するとともに、印刷ジョブに関する印刷ジョブ情報を生成する情報処理クライアントと、前記情報処理クライアントから前記印刷ジョブ情報を取得し、記録する情報処理サーバに関するプログラムを含む情報処理プログラムであって、
前記情報処理クライアントは、ユーザからの印刷指示に応じて、ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段と、
前記情報処理サーバに対して、前記表示制御手段により表示された画面で入力された前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を送信する送信手段とを有し、
前記情報処理サーバは、前記情報処理クライアントから前記管理コード及び前記印刷ジョブ情報を取得する取得手段と、前記取得手段で取得された前記管理コードに基づいて前記印刷ジョブ情報を集計する集計手段とを有することを特徴とする情報処理プログラムおよび記憶媒体。 - 前記ユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを指定する画面を表示する表示制御手段において、各階層毎に管理コードを指定する指定手段と、複数階層の管理コードを一括入力する入力手段を有することを特徴とする情報処理プログラムおよび記憶媒体。
- 前記複数階層の管理コードを一括入力する入力手段において、入力された管理コード情報とユーザが使用可能な複数の階層構造を有する管理コードを照合する照合手段と、前記照合手段により合致した管理コードを表示する表示制御手段を有することを特徴とする情報処理プログラムおよび記憶媒体。
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2006
- 2006-01-23 JP JP2006013569A patent/JP2007193726A/ja not_active Withdrawn
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