JP4504331B2 - ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置 - Google Patents

ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4504331B2
JP4504331B2 JP2006123605A JP2006123605A JP4504331B2 JP 4504331 B2 JP4504331 B2 JP 4504331B2 JP 2006123605 A JP2006123605 A JP 2006123605A JP 2006123605 A JP2006123605 A JP 2006123605A JP 4504331 B2 JP4504331 B2 JP 4504331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
servo
servo frame
disk
post code
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006123605A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007294062A (ja
Inventor
武 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Storage Device Corp
Original Assignee
Toshiba Storage Device Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Storage Device Corp filed Critical Toshiba Storage Device Corp
Priority to JP2006123605A priority Critical patent/JP4504331B2/ja
Priority to US11/526,781 priority patent/US7324300B2/en
Priority to EP06254975A priority patent/EP1850332A3/en
Priority to CNA2006101357257A priority patent/CN101064166A/zh
Priority to KR1020060102167A priority patent/KR100864043B1/ko
Publication of JP2007294062A publication Critical patent/JP2007294062A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4504331B2 publication Critical patent/JP4504331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59627Aligning for runout, eccentricity or offset compensation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/12Formatting, e.g. arrangement of data block or words on the record carriers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following
    • G11B21/106Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following on disks

Description

本発明は、偏心等の周期性外乱を補償して、ヘッドを位置制御するヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置に関し、特に、高いトラックピッチを実現し、且つ検査工程を最適化するヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置に関する。
回転する記録ディスクにヘッドでリード/ライトするディスク装置、例えば、磁気ディスク装置や光ディスク装置においては、ヘッドを目標トラックに正確に位置決めする、所謂フォローイングすることが、記録密度向上のために、極めて重要である。
一方、記録ディスクは、回転するため、偏心等の周期性外乱やそれ以外の非周期性外乱によって、位置精度が低下する。高い密度のトラックピッチを実現するには、この位置精度の改善が要求される。
図16は、ディスクのヘッド位置と位置精度の関係図である。図16のPOS精度(TRO:Total Run Out)とディスクの半径方向との関係図に示すように、ディスク面内では、一般に、ディスクのアウター側は、媒体の揺れにより、POS精度が大きく、即ち、TROが大きく、インナー側は、POS精度が小さく、即ち、TROが小さい。このため、ディスク面内で、インナー、アウターで、トラックピッチを異ならせることが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、図16の限界TPI(Track Per Inch)対ディスクの半径方向の位置との関係図の点線Cで示すように、アウター側で、TPIを低くし、即ち、トラックピッチを大きくすると、トラック幅が広がり、振動時の揺れ等により、ヘッドの位置がずれ、ライト時に、古いデータが新しいデータに変わらない危険性がある。即ち、同じLBA(Logical Block Address)にデータが2つ存在する危険性がある。このため、太線A2で示すように、データ化けによるTPI下限がある。
一方、図16の点線Cのように、インナー側でTPIを高くし、即ち、トラックピッチを小さくすると、トラック間隔が小さくなり、あるトラックのライト時に、隣のトラックのデータに影響を与える(例えば、隣のトラックのデータを消してしまう)危険性がある。このため、太線A1で示すように、ATI(Adjacent Track Influence)耐力によるTPI上限がある。
又、図16の実線Bに示すように、全ゾーンの平均で満たさなければならないTPI(平均所要TPIという)が要求されるため、POS精度に応じて、図16の点線のように、TPIを決定することは、困難である。
一方、図16の関係図のTROは、周期性外乱であるRRO(Repetable Run Out)と、非周期性外乱NRRO(Non−Repetable Run Out)との和である。このRROを改善するPOST CODE技術が、提案されている(例えば、特許文献3、特許文献4)。
図18に示すように、磁気ディスク100のセクターは、サーボフレーム101とデータ領域102とで構成される。サーボフレーム101は、プリアンブル110と、サーボマーク112と、フレームコード114と、グレイコード116と、バースト信号118とからなる。フレームコード114と、グレイコード116とで、トラック番号を示し、バースト信号118は、4相バースト(A/B/C/D)或いは2相バースト(Even/Odd)信号で形成され、トラック内の位置をヘッド出力で認識できるようにしている。
このサーボフレーム101のバースト領域118を短くして、ポストコード120を付与する。磁気ディスク100を装置に搭載した後、磁気ディスク100を回転し、各セクタでの偏心量(RROという)を計測し、偏心補正量を、ポストコード102に書き込む。ディスク装置の動作時には、サーボフレーム101を読み取り、バースト信号118とポストコード120を復調し、バースト信号118から得た現在位置を、ポストコード120の偏心補正量で補正して、偏心を含む現在位置を算出し、偏心をキャンセルするヘッド位置制御を行う。
このようなポストコードの採用によって、図16のPOS精度(TRO)は、RRO分改善され、図17の限界TPI対ディスクの位置の関係図の点線C1に示すように、限界TPIは、元の特性Cから改善でき、高いTPIを実現できる。
特開2002−237142号公報 特開2003−016745号公報 特開平03−263662号公報 特開昭60−117461号公報
しかしながら、POS精度を改善する方法としてのPOST CODE技術は、装置メーカーでの検査工程において、個々の装置のディスクの各セクタの偏心量を計測し、補正量を各セクタのポストコード領域に書き込む必要がる。このため、多大の検査時間を要する。例えば、ディスク一面に、10000トラック有し、且つ各トラックに20セクタ設ける場合には、20万個のポストコードの計測、書き込みが必要となる。近年の高TPI化、大量生産による価格のコストダウンにより、この検査時間が無視できなくなっている。
従って、本発明の目的は、高いTPIを実現しつつ、ポストコードの検査時間を短縮するためのヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置を提供することにある。
又、本発明の他の目的は、トラック密度を高くしても、コストダウンを実現するためのヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置を提供することにある。
更に、本発明の他の目的は、高いTPIを実現しつつ、データフォーマットを考慮したサーボフレームの占有率で、ポストコードの検査時間を短縮するためのヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置を提供することにある。
本発明のディスク装置は、少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクと、前記ディスクのサーボフレーム及びデータを少なくとも読み取るヘッドと、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータと、前記ヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調し、復調位置に従い、前記アクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御する制御ユニットとを有し、前記制御ユニットは、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調する
又、本発明のヘッド位置制御方法は、少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクの前記サーボフレーム及びデータをヘッドで読み取るステップと、前記ヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調するステップと、前記復調された現在位置に従い、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御するステップとを有し、前記復調するステップは、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調するステップを有する
本発明のヘッド位置制御装置は、少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクからヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調する復調回路と、前記復調された現在位置に従い、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御する制御回路とを有し、前記復調回路は、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調する
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記目標位置に応じて、前記ヘッドの読み取り出力から前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を変更する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記目標位置が前記アウター側ゾーン内であることを判定して、前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を、前記インナー側のサーボゲート長より長くする。
更に、本発明では、好ましくは、前記ディスクの前記ポストコードを有しないサーボフレームの長さと、前記ポストコードを有するサーボフレームの長さが等しい。
更に、本発明では、好ましくは、ポストコードを有しないサーボフレームのバースト信号長を長くして、前記ポストコードを有するサーボフレームの長さと等しくした。
更に、本発明では、好ましくは、前記ディスクの前記インナー側ゾーンと前記アウター側ゾーンの間に、トラックスリップ領域を設けた。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記ディスクの各ゾーンの位置精度を測定し、前記インナー側ゾーンと前記アウター側ゾーンの境界を決定する。
更に、本発明では、好ましくは、前記制御ユニットは、前記アウター側ゾーンと前記インナー側ゾーンの各々のサーボゲート長を格納したテーブルを有する。
更に、本発明では、好ましくは、前記ディスクが、磁気ディスクで構成され、前記ヘッドが磁気ヘッドで構成された。
インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクのサーボフレームを読み取り、サーボフレームから現在位置を復調し、復調位置に従い、アクチュエータを駆動してヘッドを目標位置に位置制御するため、高いTPIを実現しつつ、データフォーマットを考慮したサーボフレームの占有率で、ポストコードの検査時間を短縮できる。
以下、本発明の実施の形態を、ディスク装置、第1の実施の形態、サーボフレーム書き込み方法、第2の実施の形態、他の実施の形態の順で説明するが、本発明は、この実施の形態に限られない。
(ディスク装置)
図1は、本発明の一実施の形態のディスク装置の構成図、図2は、図1の磁気ディスクのサーボフレームの配置図である。
図1は、ディスク装置として、磁気ディスク装置1を示す。図1に示すように、磁気記憶媒体である磁気ディスク4が、スピンドルモータ(図示せず)の回転軸5に設けられる。スピンドルモータは、磁気ディスク4を回転する。アクチュエータ(VCM)3は、アーム及びサウペンション3−1の先端に磁気ヘッド2を備え、磁気ヘッド2を磁気ディスク4の半径方向に移動する。
アクチュエータ3は、回転軸を中心に回転するボイスコイルモータ(VCM)で構成される。図では、磁気ディスク装置に、1枚又は2枚の磁気ディスク4が搭載され、各磁気ディスクの面に対応して設けられた2つ又は4つの磁気ヘッド2が、同一のアクチュエータ3で同時に駆動される。
磁気ヘッド2は、リード素子と、ライト素子とからなる。磁気ヘッド2は、スライダに、磁気抵抗(MR)素子を含むリード素子を積層し、その上にライトコイルを含むライト素子を積層して、構成される。
リード/ライトチャネル6は、磁気ヘッド2が読み取った位置信号(アナログ信号)を、復調し、且つデータ信号を復調するともに、磁気ヘッド2の読み取り及び書込みを制御する。サーボコントローラ9は、スピンドルモータを駆動するとともに、リード/ライトチャネル6からの現在位置と目標位置との誤差に従い、サーボ制御により、VCM駆動指令値を演算し、ボイスコイルモータ(VCM)3に駆動電流を供給し、VCM3を駆動する。
マイクロコントローラ(MCU)8は、ホスト10とのコマンド、データの通信を行うとともに、コマンドを解析して、全体の制御を行う。リードオンリーメモリ(ROM)及びランダムアクセスメモリ(RAM)からなるメモリ8−1は、MCU8の処理のための装置情報等のデータ、パラメータを格納する。
ハードディスクコントローラ(HDC)7は、サーボ信号のセクタ番号を基準にして,1周内の位置を判断し、データを記録・再生する。HDC7は、バッファ用ランダムアクセスメモリ(RAM)を有し、リードデータやライトデータを一時格納する。
図2に示すように、磁気ディスク4には、外周から内周に渡り、各トラックにサーボフレーム(位置信号)16が、円周方向に等間隔に配置される。尚、各トラックは、複数のセクタで構成され、図2の実線は、各セクタのサーボ信号16の記録位置を示す。従って、サーボフレーム16間が、データ領域である。
(第1の実施の形態)
図3は、本発明の第1の実施の形態のサーボフレームの構成図、図4は、そのサーボフレームの説明図、図5は、本発明の第1の実施の形態の説明図である。
図3に示すように、トラックフォーマットTFMは、サーボフレーム16、データ領域17の組み合わせで、セクタを構成し、このセクタが、複数個、ディスクの1周分設けられる。この実施の形態では、このサーボフレーム16として、インナー用のサーボフレームSIとアウター用サーボフレームSOとの2つを設定する。図2のディスク4のインナーゾーン4−2には、インナー用サーボフレームSIを、アウターゾーン4−1には、アウター用サーボフレームSOを用いる。
図4も参照して、サーボフレームSI,SOを説明する。サーボフレームSI,SOは、プリアンブル20と、サーボマーク21と、フレームコード22と、グレイコード23と、バースト信号24とを有する。更に、アウター用サーボフレームSOのみ、ポストコード25が設けられる。
図4は、4相バースト信号の例を示し、サーボマーク21で、サーボ情報の開始を認識し、フレームコード22と、グレイコード23とで、トラック番号を示し、オフセット情報(サーボバースト)24のPosA,PosB,PosC,PosDで、トラック内の位置を検出できる。図4の点線は、トラックセンターを示し、サーボバースト信号の復調で、トラックセンターからの位置ずれを検出する。
図4のサーボフレームをヘッド2で読み取り、トラック番号とオフセット情報PosA,PosB,PosC,PosDを使い,磁気ヘッドのディスクの半径方向の位置を検出する。さらに、ここでは、インデックス信号Indexを元にして,磁気ヘッドの円周方向の位置を把握する。
例えば,インデックス信号を検出したときのセクタ番号を0番に設定し、サーボ信号を検出する毎に、カウントアップして、トラックの各セクタのセクタ番号を得る。このサーボ信号のセクタ番号は,データの記録再生を行うときの基準となる。尚、インデックス信号は、1周に1つである、又、インデックス信号の代わりに、セクタ番号を設けることもできる。
図3及び図4に示すように、ポストコード25は、アウター側のみ、バースト信号24の後ろに設けられる。ヘッドの位置を確認するためには,前述の図2乃至図4のように、磁気ディスク4上にサーボフレーム16を事前に記録しておく。
図3に示したように、アウターゾーン4−1のみ、サーボフレーム16に、ポストコード25を書き込む。図17で説明したように、ポストコードをディスク4の全領域のサーボフレームに設けると、限界TPIは、改善されるが、インナー側では、必要以上(TPI上限以上)に改善される。
そこで、本発明では、インナーゾーン4−2では、ポストコード25を設けないようにした。即ち、図5に示すように、ポストコード25を設けたアウターゾーン4−1のTPI限界は、改善されるが、ポストコード25を設けないインナーゾーン4−2のTPI限界は、改善されない。
即ち、TPI限界の改善の必要なアウターゾーンのみに、ポストコードを付与する。これによって、ディスク4の限界TPI特性は、図5の実線C2の如くなり、平均所要TPIであるBを満足する。このインナーゾーン4−2にポストコード25を設けないことは、メーカーでの検査工程で、アウターゾーン4−1のみ、RRO測定し、ポストコード25に偏心補正量を書き込めば良い。このため、ポストコードの検査時間を大幅に削減できる。
このようにしても、前述のように、限界TPIで示されるTRO特性が改善されるため、検査時間を短縮し、生産性を向上して、位置精度を向上できる。即ち、位置精度の優れたディスク装置を低価格で提供できる。
更に、図3から明らかなように、ポストコード25を設けないインナー側ゾーンでは、ポストコード分データ領域17を拡張できる。このため、データ容量を増大する効果も奏する。
図6は、図1の構成における図3の実施の形態を実現するブロック図、図7は、そのサーボゲートの説明図、図8は、図6のMCU8の処理フロー図である。
図6に示すように、リード/ライトチャネル6は、サーボゲート回路60と、サーボ復調回路62と、データ復調回路64とを有する。サーボゲート回路60は、ヘッド2からの読み取り信号から、サーボゲート信号で、サーボフレーム16を取り出し、サーボ復調回路62に出力し、データ領域の信号を、データ復調回路64に出力する。
データ復調回路64は、周知のPR(Partial Response)−4方式、最尤復号等を行い、データを復調する。一方、サーボ復調回路62は、前述のサーボゲート信号で分離されたサーボフレーム16を復調し、サーボマークで、サーボフレームであることを確認し、且つフレームコードとグレイコードでトラック番号を、バースト信号からトラック内の位置を復調する。
このバースト信号からトラック内の位置を復調するには、例えば、図4の4相バーストでは、周知のように、4相バーストPosA〜PosDの出力レベルから2相のPosN,PosQを復調し、トラック内の位置信号を作成する。更に、データ復調回路64は、ポストコードが存在する場合には、ポストコードの偏心補正量を復調し、前述の位置信号を補正する。
この位置情報(即ち、現在位置)は、サーボコントローラ9に出力される。サーボコントローラ9は、後述するMCU8からの目標位置を受け、目標位置と現在位置との位置誤差に従い、周知のサーボ演算により、アクチュエータ3の制御値(駆動値)を演算し、アクチュエータ3を駆動する。このサーボコントローラ9は、例えば、オブザーバ制御系や、PID制御系等の周知のサーボ制御系を利用できる。
一方、MCU8は、メモリ8−1のテーブル80を参照して、図8の処理を行う。即ち、MCU8は、ホスト10(図1参照)からリード/ライトコマンドを受け付ける(S10)。MCU8は、コマンドに含まれるLBA(論理ブロックアドレス)をシリンダ番号(目標位置)に変換し、シリンダ番号からデータゾーン(図2では、アウター又はインナーゾーン)を求め、サーボコントローラ9にシーク命令を発行する(S12)。又、テーブル80は、データゾーンのサーボゲート長SGを格納している。MCU8は、データゾーンに応じたサーボゲート長SGをテーブルから参照して、サーボゲート回路60のSG設定レジスタ(図示せず)に設定する(S14)。MCU8は、サーボコントローラ9、HDC7(図1)にターゲットシリンダへのシーク開始を指示する(S16)。
図7に示すように、このサーボゲート回路60のSG設定レジスタ(図示せず)へのサーボゲート長の設定により、サーボゲート回路60は、インナーゾーンへのシークでは、プリアンブル20、サーボマーク21、フレームコード22、グレイコード23、バースト信号24までの長さのサーボゲートSGIを発生し、サーボフレームを取り出す。又、アウターゾーンへのシークでは、プリアンブル20、サーボマーク21、フレームコード22、グレイコード23、バースト信号24、ポストコード25までの長さのサーボゲートSGOを発生し、アウター側のサーボフレームを取り出す。
このようにして、アウター側のみポストコードを付与しても、インナー側とアウター側のサーボゲート長を変更することにより、正確にサーボフレームを抽出できる。
(サーボフレーム書き込み方法)
図9は、図1の磁気ディスク装置の試験工程の説明図、図10は、図9のポストコード境界決定処理フロー図、図11は、図9のポストコード書き込み処理フロー図である。
先ず、図9により、試験工程を説明する。
(S20)サーボパターンを書き込む専用装置(サーボトラックライタ)により、数十枚の磁気ディスク媒体に同時にサーボパターン(ポストコード以外のサーボフレーム)を書き込む。この専用装置としては、スタンプによりサーボパターンを書き込む装置を利用することもできる。
(S22)次に、このサーボパターンを書き込まれた磁気ディスク媒体を、図1の磁気ディスク装置1に必要枚数組み込み、アクチュエータ3等を取り付けて、磁気ディスク装置を組み立てる。
(S24)図1のホスト10に相当する試験装置を磁気ディスク装置1に接続し、試験装置から磁気ディスク装置1に試験プログラムをダウンロードする。磁気ディスク装置1は、この試験プログラムを実行して、試験を行う。この試験工程において、図10、図11のポストコードの書き込み処理を行う。
(S26)試験により、良品と判定された装置1は、試験装置から出荷用プログラムがダウンロードされ、試験プログラムに置き換えられ、出荷に供される。
次に、図10により、ポストコード境界決定処理を説明する。
(S30)磁気ヘッド2のマージンテストを行い、各ゾーンの所要のTPI(Track Per Inch)と、所要Pos精度を決定する。例えば、磁気ヘッド2のATI(Adjacent Track Influence)テストを、各ゾーンで行い、ATI耐力が所望のスライス以下にならないTPIを各ゾーンで決定し、且つこのATI耐力のスライスからPos精度を決定する。そして、ゾーンパラメータ(番号)Nを「0」(最アウター)に初期化する。尚、図2では、インナーゾーンとアウターゾーンのみ示しているが、ここでのゾーンは、更に細かく、例えば、10ゾーン程度である。
(S32)Nが、最大ゾーンMaxZoneを越えたかを判定する。
(S34)Nが、最大ゾーンMaxZoneを越えていない場合には、そのゾーンのPos精度を測定する。例えば、そのゾーンの代表トラックに、前述のバースト信号を利用して、ヘッドを位置付け、位置誤差を測定する。測定したPos精度が、前述の所要Pos精度より優れている場合には、ゾーンパラメータNを、N+1にインクリメントして、ステップS32に戻る。一方、測定したPos精度が、前述の所要Pos精度より劣っている場合には、ステップS36に進む。
(S36)ステップS32で、Nが、最大ゾーンを越えた場合又はステップS34で、測定したPos精度が、前述の所要Pos精度より劣っている場合には、そのゾーンNをポストコード境界とする。そして、SG用テーブル80に、ゾーンNまでを、ポストコード用SG長(図7のSGO)を、ゾーンN以降を、ポストコード無しのSG長(図7のSGI)をセットする。
次に、図11により、ポストコード書き込み処理を説明する。
(S40)シリンダ番号Xを「0」に初期化する。
(S42)シリンダ番号Xが、最大シリンダMaxCylを越えたかを判定する。越えていれば、終了する。
(S44)シリンダ番号Xが、最大シリンダを越えていない場合には、そのシリンダ番号Xのシリンダが、前述のポストコード付与ゾーンにあるかを判定する。シリンダ番号Xのシリンダが、前述のポストコード付与ゾーンにある場合には、そのシリンダ(トラック)の各セクタのRROを測定し、ポストコード領域25にRRO補正値を書き込む。例えば、ヘッドをバースト信号で位置付け、位置誤差を各セクタで複数回測定し、その平均値を、RRO補正値として、書き込む。
(S46)次に、シリンダベリファイを行う。即ち、バースト信号又はバースト信号とポストコードで、ヘッドを位置決めし、データライト及びリードを行い、正しくデータが書き込まれたかを確認する。
(S48)このベリファイにおいて、許容できるヘッドの位置シフトで、ベリファイが成功したかを判定し、許容できる位置シフトでベリファイできない場合には、メモリ8−1のトラックスリップテーブルにこのトラック番号を登録する。即ち、このトラックは、データのリード/ライトに使用されない。そして、シリンダ番号Xを、X+1にインクリメントし、ステップS42に戻る。
このようにして、ポストコード境界をPos精度で、判定し、ポストコードゾーンと、非ポストコードゾーンに分割し、サーボゲート長を設定する。更に、ポストコードゾーンのトラックにのみ、RRO測定を行い、ポストコードとして、RRO補正値をサーボフレームに書き込む。
(第2の実施の形態)
図12は、本発明の第2の実施の形態のディスク面の説明図、図13は、本発明の第2の実施の形態のサーボフレームの構成図、図14は、本発明の第2の実施の形態の説明図である。
図13に示すように、トラックフォーマットTFMは、サーボフレーム16、データ領域17の組み合わせで、セクタを構成し、このセクタが、複数個、ディスクの1周分設けられる。この実施の形態では、このサーボフレーム16として、インナー用のサーボフレームSIとアウター用サーボフレームSOとの2つを設定する。図12のディスク4のインナーゾーン4−2には、インナー用サーボフレームSIを、アウターゾーン4−1には、アウター用サーボフレームSOを用いる。
サーボフレームSI,SOは、プリアンブル20と、サーボマーク21と、フレームコード22と、グレイコード23と、バースト信号24とを有する。又、アウター用サーボフレームSOのみ、ポストコード25が設けられる。そして、インナー用サーボフレームSIは、バースト信号24を長くし、アウター用サーボフレームSOと同じ長さにする。
このように、インナー側サーボフレームSIのバースト信号24を長くすると、即ち、面積を大きくすると、読み取られたバースト信号24が平均化され、復調位置の精度が向上する。例えば、トラック幅が、100nmである場合に、磁気ディスクの磁性粒が、8nm程度のため、磁性粒の不良が、復調精度に影響する場合がある。特に、バースト信号の面積比例により位置を復調する場合には、顕著である。
このため、ポストコードを付与しないインナー側でもPos精度が向上する。これによって、ディスク4の限界TPI特性は、図14の実線C3の如くなり、平均所要TPIであるBをより満足する。このインナーゾーン4−2にポストコード25を設けないことは、メーカーでの検査工程で、アウターゾーン4−1のみ、RRO測定し、ポストコード25に偏心補正量を書き込めば良い。このため、ポストコードの検査時間を大幅に削減できる。
このようにしても、前述のように、限界TPIで示されるTRO特性が改善されるため、検査時間を短縮し、生産性を向上して、位置精度を向上できる。即ち、位置精度の優れたディスク装置を低価格で提供できる。
更に、図13から明らかなように、ポストコード25を設けないインナー側ゾーンでも、アウターゾーンと同じサーボフレーム長であるため、サーボゲートを可変にする操作を省くこともできる。
図12で示したように、インナーゾーン4−2とアウターゾーン4−1の間に、境界ゾーン4−3を設け、これをスリップする。即ち、バースト長が、異なるため、インナーゾーン4−2とアウターゾーン4−1の境界に、ヘッドが位置すると、隣接トラック間で、バースト信号の復調精度が異なり、ヘッドが安定に位置付けできない。このため、境界ゾーン4−3を設け、これをスリップし、不安定な位置決めを防止する。
図15により、第2の実施の形態のポストコード書き込み処理を説明する。図15において、図11と同一のステップは、同一の記号で示してあり、説明を省略する。
図15では、ステップS42で、シリンダ番号Xが、最大シリンダMaxCylを越えていないと判定した場合に、そのシリンダ番号Xのシリンダが、前述のポストコード境界ゾーン4−3にあるかを判定する。シリンダ番号Xのシリンダが、前述のポストコード境界ゾーン4−3にある場合には、シリンダ番号のシリンダが、ポストコード境界ゾーン4−3内でない場合には、ステップS44に進む(S50)。
このようにして、ポストコード境界をPos精度で、判定し、ポストコードゾーンと、非ポストコードゾーンに分割し、ポストコードゾーンのトラックにのみ、RRO測定を行い、ポストコードとして、RRO補正値をサーボフレームに書き込む。
(他の実施の形態)
前述の実施の形態では、ディスク装置を、磁気ディスク装置の例で説明したが、光ディスク装置等の他のディスク装置にも適用できる。又、前述のポストコード境界決定処理は、全ての装置で行う例で説明したが、あるロットの代表装置で決定し、他の装置は、その結果を利用することもできる。更に、各ゾーンでTPIを変えているが、各ゾーンで欣一のTPIのものにも適用できる。
以上、本発明を、実施の形態で説明したが、本発明は、その趣旨の範囲内で種々の変形が可能であり、これを本発明の範囲から排除するものではない。
(付記1)少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクと、前記ディスクのサーボフレーム及びデータを少なくとも読み取るヘッドと、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータと、前記ヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調し、復調位置に従い、前記アクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御する制御ユニットとを有することを特徴とするディスク装置。
(付記2)前記制御ユニットは、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調することを特徴とする付記1のディスク装置。
(付記3)前記制御ユニットは、前記目標位置に応じて、前記ヘッドの読み取り出力から前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を変更することを特徴とする付記1のディスク装置。
(付記4)前記制御ユニットは、前記目標位置が前記アウター側ゾーン内であることを判定して、前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を、前記インナー側のサーボゲート長より長くすることを特徴とする付記3のディスク装置。
(付記5)前記ディスクの前記ポストコードを有しないサーボフレームの長さと、前記ポストコードを有するサーボフレームの長さが等しいことを特徴とする付記1のディスク装置。
(付記6)ポストコードを有しないサーボフレームのバースト信号長を長くして、前記ポストコードを有するサーボフレームの長さと等しくしたことを特徴とする付記5のディスク装置。
(付記7)前記ディスクの前記インナー側ゾーンと前記アウター側ゾーンの間に、トラックスリップ領域を設けたことを特徴とする付記6のディスク装置。
(付記8)前記制御ユニットは、前記ディスクの各ゾーンの位置精度を測定し、前記インナー側ゾーンと前記アウター側ゾーンの境界を決定することを特徴とする付記1のディスク装置。
(付記9)前記制御ユニットは、前記アウター側ゾーンと前記インナー側ゾーンの各々のサーボゲート長を格納したテーブルを有することを特徴とする付記3のディスク装置。
(付記10)前記ディスクが、磁気ディスクで構成され、前記ヘッドが磁気ヘッドで構成されたことを特徴とする付記1のディスク装置。
(付記11)少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクのサーボフレーム及びデータをヘッドで読み取るステップと、前記ヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調するステップと、前記復調位置に従い、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御するステップとを有することを特徴とするヘッド位置制御方法。
(付記12)前記復調ステップは、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調するステップからなることを特徴とする付記11のヘッド位置制御方法。
(付記13)前記目標位置に応じて、前記ヘッドの読み取り出力から前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を変更するステップを更に有することを特徴とする付記11のヘッド位置制御方法。
(付記14)前記変更ステップは、前記目標位置が前記アウター側ゾーン内であることを判定して、前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を、前記インナー側のサーボゲート長より長くするステップからなることを特徴とする付記13のヘッド位置制御方法。
(付記15)前記読み取りステップは、前記ディスクの前記ポストコードを有しないサーボフレームの長さと、前記ポストコードを有するサーボフレームの長さが等しいディスクから前記サーボフレームを読み取るステップからなることを特徴とする付記11のヘッド位置制御方法。
(付記16)少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクからヘッドにより読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調する復調回路と、前記復調位置に従い、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御する制御回路とを有することを特徴とするヘッド位置制御装置。
(付記17)前記復調回路は、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調することを特徴とする付記16のヘッド位置制御装置。
(付記18)前記復調回路は、前記目標位置に応じて、前記ヘッドの読み取り出力から前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を変更することを特徴とする付記16のヘッド位置制御装置。
(付記19)前記復調回路は、前記目標位置が前記アウター側ゾーン内であることを判定して、前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を、前記インナー側のサーボゲート長より長くすることを特徴とする付記18のヘッド位置制御装置。
(付記20)前記復調回路は、前記ディスクの前記ポストコードを有しないサーボフレームの長さと、前記ポストコードを有するサーボフレームの長さが等しいディスクから前記サーボフレームを抽出することを特徴とする付記16のヘッド位置制御装置。
インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクのサーボフレームを読み取り、サーボフレームから現在位置を復調し、復調位置に従い、アクチュエータを駆動してヘッドを目標位置に位置制御するため、高いTPIを実現しつつ、データフォーマットを考慮したサーボフレームの占有率で、ポストコードの検査時間を短縮できる。
本発明の一実施の形態を示すディスク装置の構成図である。 図1のディスクの位置信号の説明図である。 本発明の第1の実施の形態のサーボフレームの構成図である。 図3のサーボフレームの説明図である。 図3のサーボフレームによる特性図である。 図3の実施の形態のブロック図である。 図6のサーボゲートの説明図である。 図6のMCUの処理フロー図である。 図1のディスク装置の試験工程の説明図である。 図7のポストコード境界決定処理フロー図である。 図7のポストコード測定、書き込み処理フロー図である。 本発明の第2の実施の形態のディスクの構成図である。 図12のサーボフレームの説明図である。 図13のサーボフレームによる特性図である。 図12のポストコード測定、書き込み処理フロー図である。 位置精度とディスク位置の関係図である。 従来のポストコードによるTPI特性図である。 従来のポストコードの説明図である。
符号の説明
1 磁気ディスク装置
2 磁気ヘッド
3 アクチュエータ
4 ディスク
5 スピンドルモータの回転軸
6 リード/ライトチャネル
7 ハードディスクコントローラ
8 MCU
9 サーボコントローラ
16 サーボフレーム
17 データ領域
25 ポストコード

Claims (4)

  1. 少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクと、
    前記ディスクのサーボフレーム及びデータを少なくとも読み取るヘッドと、
    前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータと、
    前記ヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調し、復調位置に従い、前記アクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御する制御ユニットとを有し、
    前記制御ユニットは、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調する
    ことを特徴とするディスク装置。
  2. 前記制御ユニットは、前記目標位置に応じて、前記ヘッドの読み取り出力から前記サーボフレームを抽出するサーボゲート信号長を変更する
    ことを特徴とする請求項1のディスク装置。
  3. 少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクの前記サーボフレーム及びデータをヘッドで読み取るステップと、
    前記ヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調するステップと、
    前記復調された現在位置に従い、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御するステップとを有し、
    前記復調するステップは、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調するステップを有する
    ことを特徴とするヘッド位置制御方法。
  4. 少なくともインナー側ゾーンとアウター側ゾーンに分割し、前記インナー側ゾーンには、ポストコードを有しないサーボフレームを、前記アウター側ゾーンには、ポストコードを有するサーボフレームを記録したディスクからヘッドが読み取った前記サーボフレームから現在位置を復調する復調回路と、
    前記復調された現在位置に従い、前記ヘッドを前記ディスクの半径方向に移動するアクチュエータを駆動して、前記ヘッドを目標位置に位置制御する制御回路とを有し、
    前記復調回路は、前記サーボフレームのバースト信号の復調位置を、前記ポストコードの補正値で補正して、前記ヘッドの現在位置を復調する
    ことを特徴とするヘッド位置制御装置。
JP2006123605A 2006-04-27 2006-04-27 ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置 Expired - Fee Related JP4504331B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123605A JP4504331B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置
US11/526,781 US7324300B2 (en) 2006-04-27 2006-09-25 Head position control method, head position control device and disk device
EP06254975A EP1850332A3 (en) 2006-04-27 2006-09-26 Head position control method, head position control device and disk device
CNA2006101357257A CN101064166A (zh) 2006-04-27 2006-10-18 头位置控制方法、头位置控制装置及盘装置
KR1020060102167A KR100864043B1 (ko) 2006-04-27 2006-10-20 헤드 위치 제어 방법, 헤드 위치 제어 장치 및 디스크 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006123605A JP4504331B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007294062A JP2007294062A (ja) 2007-11-08
JP4504331B2 true JP4504331B2 (ja) 2010-07-14

Family

ID=38284037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006123605A Expired - Fee Related JP4504331B2 (ja) 2006-04-27 2006-04-27 ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7324300B2 (ja)
EP (1) EP1850332A3 (ja)
JP (1) JP4504331B2 (ja)
KR (1) KR100864043B1 (ja)
CN (1) CN101064166A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7589930B2 (en) * 2007-03-14 2009-09-15 Seagate Technology Llc Zone based repeated runout error compensation
KR20090118745A (ko) * 2008-05-14 2009-11-18 삼성전자주식회사 서보 패턴 오버헤드 최적화 방법 및 이를 이용한 디스크드라이브
JP4940416B2 (ja) * 2008-05-20 2012-05-30 株式会社東芝 サーボ情報補正方法及びディスク記憶装置
US7924519B2 (en) * 2008-09-29 2011-04-12 Wd Media, Inc. Eccentricity determination for a disk
JP5479236B2 (ja) * 2010-06-15 2014-04-23 キヤノン株式会社 ロータリーエンコーダ
CN104575528A (zh) * 2013-10-15 2015-04-29 株式会社东芝 头位置解调方法及磁盘装置
CN104658555A (zh) * 2013-11-25 2015-05-27 株式会社东芝 头位置解调方法及磁盘装置
US9905257B2 (en) * 2016-02-03 2018-02-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Hard disk drive, manufacturing method of the same, and servo data writing method
US10360930B1 (en) 2018-01-26 2019-07-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Disk device and method of manufacturing disk device

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000123508A (ja) * 1998-10-16 2000-04-28 Fujitsu Ltd 磁気ディスクとそれを備える磁気ディスク装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607664A (ja) * 1983-06-24 1985-01-16 Toshiba Corp ヘツドの位置決め方式
JPS60117461A (ja) 1983-11-30 1985-06-24 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置
US4630190A (en) * 1984-02-21 1986-12-16 Syquest Technology Servo control apparatus for a disk drive
JP2835763B2 (ja) 1990-03-13 1998-12-14 富士通株式会社 磁気ディスク装置
US5270878A (en) * 1990-06-29 1993-12-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Magnetic recording and reproducing apparatus
JPH0492269A (ja) * 1990-08-08 1992-03-25 Toshiba Corp ディスク装置
JPH05274826A (ja) * 1992-03-25 1993-10-22 Ricoh Co Ltd 磁気ディスク装置
JPH06168554A (ja) * 1992-11-30 1994-06-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ディスクドライブ装置
US5600506A (en) * 1995-05-10 1997-02-04 Conner Peripherals, Inc. Apparatus and method for determining the position of a transducer relative to a disk surface in a disk drive system
JP3336819B2 (ja) * 1995-07-17 2002-10-21 株式会社日立製作所 磁気ディスク装置及びその製造方法
JP2974200B2 (ja) * 1995-07-26 1999-11-08 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション デイスク装置におけるサーボ情報識別方法
JPH09265729A (ja) * 1996-03-25 1997-10-07 Fujitsu Ltd ディスク装置及びディスク装置の記録再生方法
US6078461A (en) * 1997-06-12 2000-06-20 International Business Machines Corporation In situ offset correction for position error signal
JPH11353831A (ja) * 1998-06-10 1999-12-24 Nec Ibaraki Ltd 磁気ヘッド位置決め制御装置及びその制御方法並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
US6493173B1 (en) * 1999-11-08 2002-12-10 Western Digital Technologies, Inc. Headerless disk drive comprising repeatable runout (RRO) correction values recorded at a user data rate
US6611390B1 (en) * 2000-03-17 2003-08-26 Maxtor Corporation Method and apparatus for improving servo zoning for PRML detected gray code using channel bit densities
US6549362B1 (en) 2000-06-09 2003-04-15 Maxtor Corporation Method and apparatus for the enhancement of embedded runout correction in a disk drive
US6947249B1 (en) 2000-12-20 2005-09-20 Maxtor Corporation Method and apparatus for automatically determining an embedded runout correction threshold
JP2002237142A (ja) 2001-02-09 2002-08-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記憶媒体、そのトラックピッチ制御方法、その媒体のための磁気記録装置
JP2003016745A (ja) 2001-06-29 2003-01-17 Toshiba Corp ディスク記憶装置及び同装置におけるヘッド位置決め方法
JP3760899B2 (ja) * 2002-07-23 2006-03-29 ソニー株式会社 データ記録再生装置及びデータ記録再生方法、並びにコンピュータ・プログラム
US6819512B2 (en) * 2003-02-18 2004-11-16 Protoscience, Inc. Triple-attribute method of encoding and decoding magnetic data
US7027256B1 (en) * 2003-02-28 2006-04-11 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive having servo sectors that store repeatable runout correction values and related error correction code data
JP2004334931A (ja) 2003-04-30 2004-11-25 Hitachi Global Storage Technologies Inc サーボパターン書き込み方式及びこの方式を用いた磁気ディスク装置
JP4585268B2 (ja) * 2004-10-15 2010-11-24 東芝ストレージデバイス株式会社 情報記憶装置、制御方法及びプログラム

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000123508A (ja) * 1998-10-16 2000-04-28 Fujitsu Ltd 磁気ディスクとそれを備える磁気ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101064166A (zh) 2007-10-31
EP1850332A2 (en) 2007-10-31
KR20070105823A (ko) 2007-10-31
EP1850332A3 (en) 2008-01-23
US20070253094A1 (en) 2007-11-01
KR100864043B1 (ko) 2008-10-16
JP2007294062A (ja) 2007-11-08
US7324300B2 (en) 2008-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4504331B2 (ja) ヘッド位置制御方法、ヘッド位置制御装置及びディスク装置
US8085487B1 (en) Blocking formats for a disk drive that reduce performance
US7158336B2 (en) Window timing adjustment for spiral bursts
US7154689B1 (en) Apparatus for writing servo bursts on a disk with servo track pitch based on read element width and methods of manufacturing same
US7688540B1 (en) Disk drive selecting TPI profile by estimating head geometry
US6738215B2 (en) Method and system for accurate self-servo writing by using relative position between head and writing surface
US7218471B2 (en) Self-servo writing using recording head micropositioner
US7379256B2 (en) System and method of rewriting data tracks
JP4585268B2 (ja) 情報記憶装置、制御方法及びプログラム
JP2007073138A (ja) ディスク装置
JP2006252593A (ja) 磁気ディスク装置、制御方法及び製造方法
JP2007265546A (ja) 磁気記録ヘッドのオフセット測定方法及び磁気記録再生装置
US6894861B1 (en) Method for reducing written-in runout during servo track writing of a disk drive
US6788480B1 (en) Method and apparatus for determining track density during a servo-track writing operation
JP4353161B2 (ja) 情報記憶装置
US6657801B1 (en) Disk drive with improved characterization segment pattern and method of recording the same
US20030007276A1 (en) Servo detection control system, servo detection control method and hard disk drive
US6798594B2 (en) Position sensing system for a disc drive using micro-servo sectors and side-by-side R/W recording elements
US6975478B2 (en) Method for calibrating disk drive servo control system gain values during manufacturing
US20110051286A1 (en) Writing data on alternating magnetic and nonmagnetic stripes of a servo pattern
JP2005353148A (ja) ヘッド位置制御方法及びディスク装置
JP4829180B2 (ja) ディスク記憶装置及びサーボ書込み方法
KR100900201B1 (ko) 자기기록매체, 이를 채용하는 하드디스크 드라이브 및하드디스크 드라이브의 wr 오프셋 측정방법
JPH10269728A (ja) ディスクドライブ装置及びディスクドライブ装置の書き込み制御方法
JP4322901B2 (ja) ディスク偏心量測定方法及び同方法を適用するディスク記憶装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090828

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100330

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees