JP4322901B2 - ディスク偏心量測定方法及び同方法を適用するディスク記憶装置 - Google Patents
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Description
サーボトラック112のサーボ領域110と当該サーボ領域110に後続するユーザデータ領域111とは、サーボセクタを構成する。ユーザデータ領域111にはデータセクタが複数個配置される。
まず、図1のHDDの製造時に実行される補正値算出ルーチン241aの処理手順について、図3のフローチャートを参照して説明する。なお、補正値算出ルーチン241aは、通常動作ルーチン241bの実行によりディスクシフトが判定された場合にも実行される。
SPM回転変動量
={(svitv_data*c1)−(cyl_data*c2)}*c3 (1)
に示すように、第1の偏心量測定手法で測定されたディスク偏心量と第2の偏心量測定手法で測定されたディスク偏心量との差分に所定の変換係数(クロック変換係数)c3を乗ずることにより、クロック数を単位とするSPM回転変動量を算出する。つまりCPU23は、{(svitv_data*c1)−(cyl_data*c2)}で示されるSPM回転変動量を、クロック変換係数c3により、クロック数を単位とするSPM回転変動量に換算する。
{(サーボ間隔測定値)−(補正値)}
に示されるように、測定されたサーボセクタSViのサーボ間隔(つまりサーボ間隔測定値)からFROM24の補正値領域242に当該サーボセクタSViに対応付けて格納されている補正値(つまり式(1)に従って算出された回転変動量)を減じることにより、サーボセクタSViのサーボ間隔測定値を回転変動成分が除去された(回転変動成分の影響が排除された)値に補正する(ステップS12)。CPU23は、以上の補正を、ディスク11の1周分の全サーボセクタ、つまりi=1,2,…,nのサーボセクタSViのサーボ間隔測定値について繰り返す。
次に前記実施形態の変形例について説明する。本変形例では、補正値領域242に格納される補正値のデータ量を減らすために、補正値算出ルーチン241aの処理に前記実施形態と異なる手順が適用される。これに伴い、通常動作ルーチン241bの処理にも、前記実施形態と異なる手順が適用される。
{(サーボ間隔の1次成分ベクトル)−(回転変動成分ベクトル)}
に示すように、サーボ間隔の1次成分ベクトルから補正値領域242に格納されている回転変動成分ベクトルを減じることにより、回転変動成分が排除された偏心の1次成分ベクトルを算出する(ステップS12b)。CPU23は、偏心の1次成分ベクトルの振幅を閾値と比較することにより、ディスクシフトが発生しているかを判定する(ステップS14a)。
Claims (6)
- スピンドルモータによって回転されるディスクの半径方向にヘッドを移動可能に支持するアクチュエータを、前記ディスクに形成された同心円状の複数のサーボトラックに等間隔で離散的に配置されたサーボ領域から当該ヘッドにより読み出されるサーボ情報に基づいて駆動することにより、当該ヘッドを前記ディスク上の目標位置に位置付けるディスク記憶装置において、前記スピンドルモータの回転中心を基準とする前記サーボトラックの中心のずれの量を前記ディスクの偏心量として測定するためのディスク偏心量測定方法であって、
第1のモードにおいて、前記ヘッドが前記ディスクの内周から外れるのを防止する内周ストッパに前記アクチュエータを押し付ける内周押し付け状態を設定するステップと、
前記内周押し付け状態において、前記ヘッドにより前記ディスクの前記サーボ領域毎に読み取られるサーボ情報に含まれているシリンダアドレスを測定すると共に、前記サーボ領域毎に読み取られるサーボ情報に基づいて、前記ヘッドが隣接するサーボ領域間を通過する時間間隔であるサーボ間隔を測定するステップと、
前記サーボ領域毎のサーボ間隔の測定値と前記サーボ領域毎のシリンダアドレスの測定値との単位を揃え、この単位が揃えられた前記両測定値の差分をとることで、前記スピンドルモータの回転速度の変動に起因する回転変動量を算出するステップと、
前記算出された回転変動量を表す補正情報を記憶手段に格納するステップと、
第2のモードにおいて、前記ヘッドにより前記ディスクの前記サーボ領域毎に読み取られるサーボ情報に基づいて前記サーボ領域毎に前記サーボ間隔を測定するステップと、
前記第2のモードにおいて測定された前記サーボ領域毎のサーボ間隔を、前記記憶手段に格納されている補正情報に基づいて前記スピンドルモータの回転速度の変動に起因する回転変動成分が除去された値に補正することにより、当該補正されたサーボ間隔に基づいて前記スピンドルモータの回転中心を基準とする前記サーボトラックの中心のずれの量を前記ディスクの偏心量として算出するステップと
を具備することを特徴とするディスク偏心量測定方法。 - 前記算出された偏心量に基づいて、前記スピンドルモータの回転中心を基準とする前記サーボトラックの中心のずれが一定値を超えるディスクシフトが発生しているかを判定するステップと、
前記ディスクシフトの発生が判定された場合、前記回転変動量を算出し直すために前記第1のモードを再設定するステップと
を更に具備することを特徴とする請求項1記載のディスク偏心量測定方法。 - 前記サーボ間隔が、所定のクロックをカウントすることにより測定され、
前記算出された回転変動量がクロック数単位に換算されている
ことを特徴とする請求項1記載のディスク偏心量測定方法。 - 前記記憶手段に格納される補正情報に、前記サーボ領域毎に算出されて、且つクロック数単位に換算された回転変動量が用いられ、
前記第2のモードにおいて測定された前記サーボ領域毎のサーボ間隔は、当該サーボ領域毎のサーボ間隔から前記記憶手段に格納されている当該サーボ領域に対応する回転変動量を減じることにより補正される
ことを特徴とする請求項3記載のディスク偏心量測定方法。 - 前記回転変動量を算出するステップは、前記サーボ領域毎に算出された回転変動量をクロック数単位に換算するステップと、前記クロック数単位に換算されたサーボ領域毎の回転変動量に離散フーリエ変換演算を施すことにより、回転変動の1次成分のベクトルである回転変動ベクトルを算出するステップとを含み、
前記記憶手段に格納される補正情報に、前記算出された回転変動ベクトルが用いられ、
前記偏心量を算出するステップは、前記第2のモードにおいて測定された前記サーボ領域毎のサーボ間隔に離散フーリエ変換演算を施すことにより、サーボ間隔の1次成分ベクトルを算出するステップと、前記算出されたサーボ間隔の1次成分ベクトルから前記記憶手段に格納されている補正情報である前記回転変動ベクトルを減じることにより、前記補正されたサーボ間隔に基づいて算出される偏心量と等価な、前記ディスクの偏心の1次成分ベクトルを算出するステップとを含む
ことを特徴とする請求項1記載のディスク偏心量測定方法。 - スピンドルモータによって回転されるディスクの半径方向にヘッドを移動可能に支持するアクチュエータを、前記ディスクに形成された同心円状の複数のサーボトラックに等間隔で離散的に配置されたサーボ領域から当該ヘッドにより読み出されるサーボ情報に基づいて駆動することにより、当該ヘッドを前記ディスク上の目標位置に位置付けるディスク記憶装置において、
第1のモードを設定する手段と、
前記第1のモードにおいて、前記ヘッドが前記ディスクの内周から外れるのを防止する内周ストッパに前記アクチュエータを押し付ける内周押し付け状態を設定する手段と、
前記内周押し付け状態において、前記ヘッドにより前記ディスクの前記サーボ領域毎に読み取られるサーボ情報に含まれているシリンダアドレスを測定するシリンダアドレス測定手段と、
前記内周押し付け状態において、前記サーボ領域毎に読み取られるサーボ情報に基づいて、前記ヘッドが隣接するサーボ領域間を通過する時間間隔であるサーボ間隔を測定する第1のサーボ間隔測定手段と、
前記第1のサーボ間隔測定手段によって測定された前記サーボ領域毎のサーボ間隔と前記シリンダアドレス測定手段によって測定された前記サーボ領域毎のシリンダアドレスとの単位を揃え、この単位が揃えられたサーボ間隔とシリンダアドレスとの差分をとることで、前記スピンドルモータの回転速度の変動に起因する回転変動量を算出する回転変動量算出手段と、
前記回転変動量算出手段によって算出された回転変動量を表す補正情報を格納する記憶手段と、
前記スピンドルモータの起動時に第2のモードを設定する手段と、
前記第2のモードにおいて、前記ヘッドにより前記ディスクの前記サーボ領域毎に読み取られるサーボ情報に基づいて前記サーボ領域毎に前記サーボ間隔を測定する第2のサーボ間隔測定手段と、
前記第2のサーボ間隔測定手段によって測定された前記サーボ領域毎のサーボ間隔を、前記記憶手段に格納されている補正情報に基づいて前記スピンドルモータの回転速度の変動に起因する回転変動成分が除去された値に補正する補正手段と、
前記補正手段によって補正されたサーボ間隔に基づいて前記スピンドルモータの回転中心を基準とする前記サーボトラックの中心のずれの量を前記ディスクの偏心量として算出する偏心量算出手段と
を具備することを特徴とするディスク記憶装置。
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