JP4703760B1 - ディスク記憶装置及びサーボ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】実用的かつ安定した偏心量測定機能を実現したディスク記憶装置を提供することにある。
【解決手段】サーボ制御によりヘッド10をディスク1上の目標軌道に追従させるディスクドライブにおいて、ディスク1の偏心量の測定時にフィードバック制御に印加される目標軌道に対する外乱を抑制する仮想目標軌道値を偏心量として算出し、設定されたゲインを仮想目標軌道値に乗ずるゲイン調整機能を含むマイクロプロセッサ14を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的にはディスク記憶装置に関し、特に、ディスク偏心の測定技術に関する。
一般的に、ハードディスクドライブを代表とするディスク記憶装置(以下、ディスクドライブと表記する場合がある)は、磁気記録媒体であるディスクに対して、磁気ヘッド(以下、単にヘッドと表記する)によりデータの記録及び再生を行なう。ディスクドライブでは、ディスクは、スピンドルモータ(SPM)により回転するように、スピンドルモータの回転軸に取り付けられている。
このような構造のディスクドライブでは、スピンドルモータの取り付け誤差などを要因として、ディスク偏心(disk runout)という現象が発生する。ディスク偏心が発生すると、ディスクの回転中心(SPM回転中心)に対する回転円軌跡から、サーボトラック(サーボシリンダ)の偏差(サーボトラック偏心)が発生する。このようなディスク偏心が発生すると、ディスクが1回転したときに、リード/ライト(R/W)オフセット値が変化するダイナミック・オフセット(DO:dynamic offset)が生ずる。
ここで、ディスクドライブでは、ヘッドは、リードヘッドとライトヘッドとが分離して実装されている構造である。このため、ディスク上の半径方向に対して、リードヘッドとライトヘッドのそれぞれのトラック軌跡に、一定のオフセット(位置ずれ)が発生している。これをR/Wオフセットと呼ぶ。
ディスクドライブは、ダイナミックオフセットを抑制する方法として、データの書き込み時に、R/Wオフセット量を調整するライト・ダイナミックオフセット制御(WDOC:write dynamic offset control)を実行するサーボ制御機能を有する。WDOCを適切に実行するためには、ディスク偏心量(以下、単に偏心量又は偏心情報と呼ぶ場合がある)を高精度に測定し、当該偏心量をメモリ又はディスクに記憶しておく必要がある。従来、偏心量を測定するための具体的方法が提案されている(例えば、特許文献1,2を参照)。
特許文献1に開示されている測定方法は、ヘッドを物理的に静止させた状態でサーボ信号を読み込み、偏心量を計測して、偏心補正テーブルとしてメモリに記憶する。コントローラは、偏心補正テーブルの偏心量を使用してヘッドの位置を補正し、ディスクの回転中心に対して真円になるようにデータトラックのデータ書き込みを行なう。また、特許文献2に開示されている測定方法は、ディスクを回転させた時のヘッドの回転円軌跡に沿うように制御するための回転円軌跡サーボ情報を生成して記憶する。コントローラは、回転円軌跡サーボ情報に基づいてヘッドを制御する。
特開平9−128915号公報 特開平9−330571号公報
前述の先行技術文献に開示されている方法は、内周押当て方式またはサーボフリー方式による測定方法で測定した偏心情報を用いて偏心補正を実行し、ヘッドが真円の軌道を走行するように制御する。
ここで、内周押当て方式は、ディスクの内周側のストッパにアクチュエータ(ヘッドを搭載しているキャリッジ)を押し当てて、ヘッドによりサーボ情報(位置情報)を読み出して偏心量を測定する偏心量測定方法である。しかしながら、この方法は、ストッパにアクチュエータを例えばドライブの起動時に毎回押し当てるため、コンタミ(contaminant)と呼ぶ微小な塵埃が発生する問題がある。従って、ディスクドライブに対して悪影響を及ぼす可能性が高いため、実用面で課題がある。
また、サーボフリー方式はアクチュエータのボイスコイルモータ(VCM)に流す電流の一定値をフィードフォワード制御で印加し、そのときのサーボ情報(位置情報)を観測して偏心量を算出する。しかしながら、この方法は、外乱が発生した場合を想定すると、ヘッドがディスク上の半径方向に変動してしまうため、安定した偏心量測定は困難である。
そこで、本発明の目的は、実用的かつ安定した偏心量測定機能を実現したディスク記憶装置を提供することにある。
本発明の観点に従ったディスク記憶装置は、ヘッドをディスク上の半径方向に移動させるアクチュエータ手段と、前記アクチュエータ手段の操作制御量に基づいて、前記ヘッドを前記ディスク上の目標軌道に追従させるサーボ制御手段と、前記ディスクの偏心量の測定時に、前記サーボ制御手段から前記操作制御量を入力し、前記サーボ制御手段に印加される前記目標軌道の外乱を抑制する仮想目標軌道値であって前記操作制御量がほぼ零となるときの前記仮想目標軌道値を偏心量として算出する偏心量算出手段と、前記偏心量算出手段から算出された前記仮想目標軌道値に設定されたゲインを掛けて、前記仮想目標軌道の位相を変化させることなく、前記サーボ制御手段の入力に印加するゲイン調整手段とを備えた構成である。
本発明であれば、偏心測定時に微小な塵埃も発生せず、かつサーボ制御の有効時に測定することにより、実用的かつ安定した偏心量測定機能を実現できる。
本発明の実施形態に関するディスクドライブの要部を示すブロック図。 本実施形態に関するサーボ制御モデルを説明するためのブロック図。 本実施形態に関するディスク偏心を説明するための図。 本実施形態に関するDOCの手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するディスクシフト判定の手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関する偏心測定方法の手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関するサーボ制御でのゲイン特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する仮想目標軌道の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する仮想目標軌道の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する速度の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する速度の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する速度の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する加速度の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する加速度の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する加速度の特性を示す図。 本実施形態のサーボ制御の具体例に関する加速度の特性を示す図。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(ディスクドライブの構成)
図1に示すように、本実施形態のディスクドライブは、垂直磁気記録媒体であるディスク1及びヘッド10を有する磁気ディスク装置である。ディスク1は、スピンドルモータ(SPM)2に固定されて、回転運動するように取り付けられている。ヘッド10は、アクチュエータ3に搭載されており、ディスク1上の半径方向に移動するように構成されている。アクチュエータ3は、ボイスコイルモータ(VCM)4により回転駆動する。ヘッド10は、ディスク10にデータを書き込むためのライトヘッドと、ディスク10からデータを読み出すためのリードヘッドとが分離して実装されている構造である。
さらに、ディスクドライブは、ヘッドアンプ集積回路(以下、ヘッドアンプICと表記する)11と、リード/ライトチャネル(R/Wチャネル)12と、ディスクコントローラ(HDC)13と、マイクロプロセッサ(CPU)14とを有する。なお、R/Wチャネル12、HDC13及びCPU14は、1チップの集積回路15に組み込まれている。
ヘッドアンプIC11は、R/Wチャネル12から供給されるライトデータに応じたライト信号(ライト電流)をヘッド10に供給する。また、ヘッドアンプIC11は、ヘッド10から出力されたリード信号を増幅して、R/Wチャネル12に伝送する。
R/Wチャネル12は信号処理回路であり、ディスクコントローラ13から転送されたライトデータを符号化したライトデータをヘッドアンプIC11に出力する。ライトデータは、ディスク1上に記録すべき記録データである。また、R/Wチャネル12は、磁気ヘッド10から出力されたリード信号を復号化したリードデータをディスクコントローラ13に出力する。
ディスクコントローラ13は、ディスクドライブと図示しないホストシステム(パーソナルコンピュータなど)とのインターフェースを構成し、リード/ライトデータの転送制御を実行する。CPU14は、ディスクドライブのメインコントローラであり、リード/ライト動作の制御及びヘッド10の位置決めに必要なサーボ制御を実行する。CPU14は、本実施形態に関するディスク偏心測定処理及びダイナミックオフセット制御(DOC:dynamic offset control)を実行する。なお、DOCには、WDOC(write dynamic offset control)も含まれる。
(ディスク偏心)
図3は、本実施形態のディスク偏心測定方法に関し、ディスク偏心の現象を説明するための図である。
まず、ディスク偏心は、ディスク1をSPM2に取り付ける際に、ディスク1の内径とSPM2の回転軸の径との隙間などを要因として発生する。図3の実線に示すように、ディスク1は、理想的には、SPM2の回転中心200を基準として、同心円状のサーボトラック310が構成される。サーボトラック310とは、サーボ情報が記録されているサーボセクタに基づいて周方向に構成されるトラック(シリンダ)である。ディスク1には、半径方向に多数本のサーボトラック310が構成される。
ここで、ディスク偏心が発生すると、図3の破線に示すように、回転中心200に対して半径方向に位置ずれした中心300がサーボトラックの中心となる。この回転中心200と偏心した中心300との位置ずれ量が偏心量となる。
即ち、一般的にディスクドライブでは、ディスク偏心が発生すると、ディスク1が1回転したときにR/Wオフセット量が1周内で変動するDOが生ずるため、CPU14は、ディスク1にデータを書き込むときに、R/Wオフセット量を調整するためのWDOCを実行する。WDOCを適切に実行するためには、当該偏心量250を高精度で測定することが必要である。
特に、ディスクドライブの製品出荷後で、電源がオフしているときに前述のディスク偏心によるディスクシフトが発生する可能性がある。このため、ドライブの起動時に、ディスク偏心測定を実行して、ディスクシフトの判定を行なうための偏心情報を更新する必要がある。即ち、通常では、ディスクドライブの内部に設けられているフラッシュメモリやディスクに、製造工程時に測定された偏心情報(偏心量)が格納されている。
(サーボ制御)
図2は、本実施形態のCPU14が実行するサーボ制御のモデルを示す図である。
このサーボ制御モデルは、通常のフィードバック制御モデルと、本実施形態のディスク偏心に関係するフィードフォワード制御モデルとから構成されている。
フィードバック制御モデルは、制御器140と、プラント141とを有する。制御器140は補償器(伝達関数C)であり、具体的にはCPU14である。制御器140は、ヘッド10の位置誤差eを入力し、当該位置誤差eを解消するように操作制御量Ufを算出する。プラント141は制御対象(伝達関数P)であり、具体的にはVCM4である。プラント141は、操作制御量Ufに応じて駆動制御される。
フィードバック制御モデルは、プラント141の出力である制御量y(ここではヘッド10の位置情報)を入力にフィードバックする。入力には、ヘッド10の目標位置(目標軌道)rが与えられている。従って、位置誤差eとは、目標位置rとフィードバックされる制御量yとの誤差となる。
本実施形態のフィードフォワード制御モデルは、ディスク偏心に応じた外乱を抑制するための制御器(以下、偏心制御器)142及びゲイン調整器143を有する。偏心制御器142は、伝達関数((1+CP)/C)が設定されている補償器であり、操作制御量Ufを入力として仮想目標軌道値Ur1を出力する。ゲイン調整器143は、予め設定されるゲインGを仮想目標軌道値Ur1に乗じて、外乱抑制入力値(補正値)としてゲイン調整された仮想目標軌道Urを算出する。
図2に示すように、本実施形態では、ディスク偏心が発生した場合に、フィードバック制御モデルには、1次の正弦波が目標位置rの外乱drとして印加されることを想定している。偏心制御器142は、制御器140から算出される操作制御量Ufの1次成分が零となるときの仮想目標軌道値Ur1を、ディスク偏心の偏心量として算出する。そこで、操作制御量Ufの1次成分が零となる条件を求める必要がある。サーボ制御モデルでは、下記式(1)により目標軌道(目標位置)に対する外乱drを算出することができる。
Figure 0004703760
偏心制御器142は、外乱drの1次成分をDFT(discrete Fourier transform : 離散フーリエ変換)演算により抽出した偏心量として仮想目標軌道値Ur1を算出することができる。なお、プラント141は特性上のばらつきがあるため、プラントノミナルモデルを用いて、フィードバック制御により制御操作量Ufを零に収束させて、偏心量を算出を求めることが望ましい。
(ダイナミックオフセット制御)
図4は、CPU14が実行するダイナミックオフセット制御の手順を示すフローチャートである。
即ち、CPU14は、偏心測定処理(ブロック400)及びディスクシフト判定処理(ブロック410)を実行した後に、ダイナミックオフセット制御(DOC)に移行する(ブロック420)。偏心測定処理は、後述するように、本実施形態の方式(便宜的に仮想同心円サーボ制御方式と呼ぶ)により偏心量を測定する。
ディスクシフト判定処理は、図5のフローチャートに示すように、ディスク偏心の発生により許容範囲外のディスクシフトが発生しているか否かを判定する。CPU14は、判定基準となる閾値Thの設定などの初期化処理を実行する(ブロック500)。CPU14は、ディスク又はフラッシュメモリ(以下、代表してメモリと表記する)から既存の偏心情報δsを読み出す(ブロック510)。この既存の偏心情報δsとは、製造工程時に測定された偏心量を示す情報である。
CPU14は、既存の偏心情報δsと偏心測定処理により測定された偏心量を示す偏心測定情報δmとの差が閾値Thを超えているか否かを判定する(ブロック520)。CPU14は、閾値Thを超えている場合には、ディスク偏心の発生により許容範囲外のディスクシフトが発生していると判定し、メモリに格納されている既存の偏心情報δsを偏心測定情報δmに更新する(ブロック530)。当然ながら、ディスクシフトが許容範囲内の場合には、メモリに格納されている既存の偏心情報δsがそのまま維持される。
CPU14は、データの書き込み又は読み出しに伴って、ヘッド10のサーボ制御を実行するときに、メモリに格納されている偏心情報(δsまたはδm)を使用して、DOC処理を実行してヘッド10をディスク1上の目標位置(目標トラック又は目標シリンダ)に位置決めする。即ち、CPU14は、例えばディスク1にデータを書き込むときに、R/Wオフセット量を調整するためのWDOC処理を実行し、ヘッド10をデータを記録すべき目標トラックに位置決めする。
(偏心測定処理)
以下、図6のフローチャートを参照して、本実施形態の仮想同心円サーボ制御方式による偏心測定処理を説明する。
まず、CPU14は、偏心の測定対象となるトラック(シリンダ)にヘッド10をシークさせる(ブロック600)。即ち、CPU14は、図2に示すサーボ制御モデルにおけるフィードバック制御を実行する。CPU14は、変数(i,Ur,閾値Thv)の初期化設定を行なう(ブロック601)。ここで、CPU14は、ゲイン調整器143でのゲインGを設定する(ブロック602)。
次に、CPU14は、変数の初期化設定として仮想目標軌道値Urをゼロに設定し、図2に示す偏心制御器142をオンにして、仮想目標軌道を有効にする(ブロック603)。CPU14は、フィードバック制御の実行により位置誤差eを検出する(ブロック604)。CPU14は、制御器140により位置誤差eを零に近づけるための制御操作量(VCM操作量)Ufを算出する(ブロック605)。プラント141(VCM4)は、制御器140から出力される制御操作量Ufに基づいて駆動制御される。即ち、アクチュエータ3は、ヘッド10を測定対象となるトラックまで移動させる。
一方、CPU14は、偏心制御器142にフィードバック制御モデルからの制御操作量Ufを入力し、DFT演算処理を実行する。偏心制御器142は、DFT演算処理により、制御操作量Ufの1次振幅Ufgと1次位相Ufpを算出する(ブロック606)。次に、CPU14は、偏心制御器142により、前述の式(1)に基づいた下記式(2)により制御操作量Ufを用いて、偏心に追従しない仮想目標軌道値Ur(i)を算出する(ブロック607)。なお、偏心制御器142は、ゲインGをかける前の仮想目標軌道値Ur1(i)を算出する。
Figure 0004703760
ここで、CPU14は、予め設定した操作制御量の1次成分閾値Thvと1次振幅Ufgとを比較する(ブロック608,609)。CPU14は、比較結果に基づいて、操作制御量が収束していない場合には偏心が正しく測定できていないと判断して、再測定を実行する(ブロック609のNO,610)。この場合、2回目以降の測定では、仮想目標軌道値Urとしては前回の偏心測定値を設定する。CPU14は、制御操作量Ufの1次成分(振幅Ufg)が閾値Thv未満になるまで、ブロック604から610の処理を繰り返す。
CPU14は、制御操作量Ufの1次成分が零に接近すると、偏心制御器142をオフにして、仮想目標軌道を無効にする(ブロック611)。なお、偏心制御器142をオフして仮想同心円サーボ制御が無効になれば、フィードバック制御は、偏心したトラックに追従するサーボ制御となる。CPU14は、測定した偏心情報(仮想目標軌道値Ur(i))を変数δmとして一時的にメモリに格納する(ブロック612)。なお、CPU14は、図5に示すように、許容範囲外のディスクシフトが検出された場合に、測定した偏心情報δmをメモリ(又はディスク1)に保存することになる。
ここで、一般的に、サーボ制御では、目標軌道の連続性を確保するために、ローパスフィルタ(LPF: Low Pass Filter)が用いられる。しかしながら、LPFを使用すると、位相の遅れが発生することが知られている。本実施形態の偏心測定処理では、偏心量が大きい場合には、仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えて、目標軌道rの変更を行うと、サーボが外れる現象が起る可能性がある。この対策として、LPFを用いた軌道補正を行なうと、位相が遅れるために、正しく仮想同心円サーボ制御ができないことが予想される。
そこで、本実施形態では、図2及び前記式(2)に示すように、ゲイン調整器143は、偏心制御器142から算出される仮想目標軌道値Ur1に対してゲインGを乗じて、ゲイン調整された仮想目標軌道Ur(i)を出力する(ブロック602,607の処理を参照)。これにより、位相を保持した状態でサーボが外れることなく、安定にフィードバック制御の目標軌道rの変更を行なうことができる。
図7は、本実施形態のゲイン調整器143に設定されるゲインGの特性を示す図である。図7では、ゲインGの立ち上がり遷移は、便宜上、時間t1(=0)から時間t2(=4)で行われることを想定している。立ち上がりの開始時間をゲイン始端時間t1とし、立ち上がりの終了時間をゲイン終端時間t2と定義する。ゲインGの特性としては、ステップ型ゲイン特性700、ランプ型ゲイン特性710、サイン(sin)型ゲイン特性720がある。サイン型ゲイン特性720は、0からπ/4の位相を用いている.
以上のように本実施形態の仮想同心円サーボ制御方式により、製品出荷後のディスクドライブにおいて起動時の信頼性に影響を与えることなく、ディスク偏心が発生した場合の偏心量(偏心情報δm)を高精度に測定できる。これにより、製品出荷後に許容範囲外のディスクシフトを検出した場合には、測定した偏心量(メモリに格納された偏心情報δm)を使用して、ダイナミックオフセット制御(特にWDOC)を実行することができる。
また、本実施形態の仮想同心円サーボ制御方式は、ディスク偏心が大きい場合にも、ゲイン調整された仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えて、目標軌道rを変更するため、位相遅れがなく、サーボが外れることのない確実なサーボ制御を実行できる。
また、本実施形態の偏心測定方法は、外乱drが発生した場合には外乱抑圧フィードフォワード制御(偏心制御器142)が機能するため、従来のサーボフリー方式より高精度に偏心を測定することが可能となる。また、当然ながら、本実施形態の偏心測定方法は、アクチュエータ3をストッパに押し付けるような状態は無いため、ドライブの内部にコンタミと呼ぶ微小な塵埃が発生する問題も発生しない。
(本実施形態の具体例)
以下、図8から図16を参照して、本実施形態の仮想同心円サーボ制御方式を適用した具体例について説明する。
図8及び図9は、仮想目標軌道Urの特性を示す図である。この具体例は、仮想同心円サーボ制御をオンした直後が0で、有限時間後が1となるようにゲインGを掛けた場合の仮想目標軌道Urの特性である。仮想目標軌道Urとしてはディスク1の取り付け偏心である1次成分を想定し、1次の正弦波にゲインGを掛けた特性を示す。
図8は、1次正弦波の開始位相が0度の場合であり、ステップ型特性800、ランプ型特性810、サイン型特性820のそれぞれを示す。ランプ型特性810では、仮想目標軌道Urの正弦波振幅が徐々に増加するようになる。一方、図9は、1次正弦波の開始位相が90度の場合であり、位相がずれたステップ型特性900、ランプ型特性910、サイン型特性920のそれぞれを示す。同様に、ランプ型特性910では、仮想目標軌道Urの正弦波振幅が徐々に増加するようになる。この場合、位相がずれる理由は、仮想目標軌道Urが有効になるタイミングや、仮想目標軌道Urを更新するタイミングがランダムであるからである。なお、仮想目標軌道Urの1次正弦波位相を開始位相と呼ぶ。
図10から図12は、仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えたときの速度Vの特性を示す図である。図10は、1次正弦波の開始位相が0度の場合であり、ステップ型特性1000、ランプ型特性1010、サイン型特性1020のそれぞれを示す。一方、図11は、1次正弦波の開始位相が90度の場合であり、位相がずれたステップ型特性1100、ランプ型特性1110、サイン型特性1120のそれぞれを示す。図11に示すように、ゲイン始端時間t1(=0)では、ステップ型特性1100において速度Vが急激に変化している。
また、図12は、仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えたときに、ゲイン始端時間t1(=0)の速度特性を示す図である。即ち、仮想目標軌道Urの1次正弦波位相(開始位相)を0度から360度に変えたときのゲイン始端時間t1(=0)の速度特性を示している。ステップ型特性1200では、開始位相により速度Vが急激に変化している。なお、ランプ型特性1210及びサイン型特性1220は、開始位相においても速度の急激な変化は見られない。
以上の具体例から、ランプ型ゲイン特性は位置と速度の次元において、ゲイン始端時間t1(=0)から緩やかな変化をし、いずれの開始位相においても急激な変化が見られない。ディスク1の取り付け偏心振幅40um0-pを想定し、ランプ型ゲイン特性を適用することで、サーボが外れることがない確実な仮想同心円サーボ制御を実現できる。
以上の具体例は、位置と速度の連続性を考慮した仮想同心円サーボ制御方式の適用例を示すものである。以下の図13から図16に示す具体例は、加速度Aの連続性も考慮した仮想同心円サーボ制御方式の適用例を示すものである。具体例は、更に短い時間で安定に目標軌道rを変更する方法として、サイン型ゲイン特性を用いる場合を示す。
図13は、仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えたときの加速度Aの特性を示し、1次正弦波の開始位相が0度の場合であり、ランプ型特性1310及びサイン型特性1320のそれぞれを示す。一方、図14は、1次正弦波の開始位相が90度の場合であり、位相がずれたランプ型特性1410及びサイン型特性1420のそれぞれを示す。図14に示すように、ゲイン始端時間t1(=0)とゲイン終端時間t2(=4)では、ランプ型特性1410において加速度Aが急激に変化している。
図15は、仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えたときで、1次正弦波位相(開始位相)を0度から360度変えたときのゲイン始端時間t1(=0)における加速度特性を示す。図15に示すように、ランプ型特性1510は開始位相により加速度Aが急激に変化し、サイン型特性1520は開始位相においても急激な変化が見られない。
一方、図16は、仮想目標軌道Urをフィードバック制御に与えたときで、1次正弦波位相(開始位相)を0度から360度変えたときのゲイン終端時間t2(=4)における加速度特性を示す。同様に、図15に示すように、ランプ型特性1610は開始位相により加速度Aが急激に変化し、サイン型特性1620は開始位相においても急激な変化が見られない。
以上の具体例から、サイン型特性では仮想目標軌道Urのゲイン始端および終端時間においてランプ型特性よりも加速度Aにおいて滑らかな変化の軌跡を取る。このため、サイン型特性であれば、ランプ型特性よりも短い時間で安定に目標軌道rを変更することが可能となる。ディスク1の取り付け偏心振幅40um0-pを想定し、サイン型ゲイン特性を適用することで、サーボが外れることがなく、ランプ型よりも短い時間で安定に仮想同心円サーボ制御に切り替えることが可能となる。従って、確実な仮想同心円サーボ制御を適用することで、装置信頼性に影響を与えること無く、ディスク偏心を高精度で測定することができる。
なお、本具体例では、偏心の1次成分について述べたが、2次以上成分も1次成分と同様にサイン型特性を用いることで安定に目標軌道rを変更することが可能である。また、サイン型特性以外に、tanh型や誤差関数型などの関数を用いても、安定に目標軌道を変更するが可能である。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1…ディスク、2…スピンドルモータ(SPM)、3…アクチュエータ、
4…ボイスコイルモータ(VCM)、10…ヘッド、11…ヘッドアンプIC、
12…リード/ライトチャネル(R/Wチャネル)、
13…ディスクコントローラ(HDC)、14…マイクロプロセッサ(CPU)、
140…制御器、141…プラント、142…偏心制御器、143…ゲイン調整器。

Claims (11)

  1. ヘッドをディスク上の半径方向に移動させるアクチュエータ手段と、
    前記アクチュエータ手段の操作制御量に基づいて、前記ヘッドを前記ディスク上の目標軌道に追従させるサーボ制御手段と、
    前記ディスクの偏心量の測定時に、前記サーボ制御手段から前記操作制御量を入力し、前記サーボ制御手段に印加される前記目標軌道の外乱を抑制する仮想目標軌道値であって
    前記操作制御量がほぼ零となるときの前記仮想目標軌道値を偏心量として算出する偏心量算出手段と、
    前記偏心量算出手段から算出された前記仮想目標軌道値に設定されたゲインを掛けて、前記仮想目標軌道の位相を変化させることなく、前記サーボ制御手段の入力に印加するゲイン調整手段と
    を具備するディスク記憶装置。
  2. 前記サーボ制御手段は、目標軌道との位置誤差に基づいて前記アクチュエータ手段の操作制御量を算出するフィードバック制御手段であり、
    前記偏心量算出手段及び前記ゲイン調整手段は、
    前記操作制御量を入力して、前記フィードバック制御手段に印加される前記外乱を抑制するフィードフォワード制御手段を構成する請求項1に記載のディスク記憶装置。
  3. 前記ゲイン調整手段は、
    前記サーボ制御手段の起動時の直後で有限時間後に1となるようにゲインを可変するゲイン可変手段を含む請求項1または請求項2のいずれか1項に記載のディスク記憶装置。
  4. 前記ゲイン可変手段は、前記サーボ制御手段の起動時及び有限時間設定時に、その速度と加速度が零となる関数にて構成されている請求項3に記載のディスク記憶装置。
  5. 前記偏心量算出手段は、
    前記偏心量の測定時に、前記ディスク上の任意の測定対象位置に前記ヘッドを追従させたときの前記外乱を抑制する前記仮想目標軌道値を算出するように構成されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のディスク記憶装置。
  6. 前記偏心量算出手段は、
    前記サーボ制御手段から前記ディスクの偏心に追従する前記操作制御量を入力し、設定される伝達特性に基づいて前記偏心を打ち消すような前記仮想目標軌道値を算出するように構成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のディスク記憶装置。
  7. 前記サーボ制御手段は、
    前記偏心量算出手段から前記仮想目標軌道値を入力し、前記操作制御量が零に収束するようにフィードバック制御を実行するように構成されている請求項6に記載のディスク記憶装置。
  8. 前記偏心量算出手段により算出された偏心量を使用して、ディスクシフトを検出する検出手段を含む請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のディスク記憶装置。
  9. 前記検出手段により前記ディスクシフトが検出されたときに、前記偏心量算出手段により算出された偏心量を示す偏心情報を記憶する記憶手段を含む請求項8に記載のディスク記憶装置。
  10. 前記記憶手段に記憶された前記偏心情報を使用して、前記ディスクの1回転で変動するダイナミックオフセットを補正するためのダイナミックオフセット制御を実行する手段を含む請求項9に記載のディスク記憶装置。
  11. アクチュエータ手段の操作制御量に基づいて、ヘッドをディスク上の目標軌道に追従させるフィードバック制御を実行するサーボ制御手段を有するディスク記憶装置のサーボ制御方法であって、
    前記ディスクの偏心量の測定時に、前記サーボ制御手段から前記操作制御量を入力し、前記サーボ制御手段に印加される前記目標軌道の外乱を抑制する仮想目標軌道値であって
    前記操作制御量がほぼ零となるときの前記仮想目標軌道値を偏心量として算出する処理と、
    前記算出された前記仮想目標軌道値に設定されたゲインを掛けて、前記仮想目標軌道の位相を変化させることなく、前記サーボ制御手段の入力に印加する処理と
    を実行するサーボ制御方法
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