JPS607664A - ヘツドの位置決め方式 - Google Patents

ヘツドの位置決め方式

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JPS607664A
JPS607664A JP11374783A JP11374783A JPS607664A JP S607664 A JPS607664 A JP S607664A JP 11374783 A JP11374783 A JP 11374783A JP 11374783 A JP11374783 A JP 11374783A JP S607664 A JPS607664 A JP S607664A
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Juko Sugaya
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B21/00Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
    • G11B21/02Driving or moving of heads
    • G11B21/10Track finding or aligning by moving the head ; Provisions for maintaining alignment of the head relative to the track during transducing operation, i.e. track following

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、データ面の所定領域にサーボ信号を埋込み形
成した記録媒体に対し、ヘッドを上記サーが信号に従っ
て効率良く且つ高精度に位置決めすることのできるヘッ
ドの位置決め方式に関する。
〔発明の技術的背景〕
近時、安価で取シ扱い性に優れた可撓性磁気ディスク記
録媒体(以下「フロッピーディスク」と呼ぶ)を用いた
、所謂フロッピーディスク装置が広く普及しCきた。こ
のようなフロッピーディスク装置におけるヘッドの位置
決めは、ステッピングモータによるオープンループ方式
によって行われているのが一般的である。
ところが、最近、記録媒体の高密度化技術の進展に伴っ
て、従来のヘッド位置決め方式ではディスク交換時のチ
ャッキング誤差、温湿度によるディスク自体の異方的な
伸縮およびステッピングモータの機械的誤差等に起因し
たオフトラックを回避できないという新たな問題が起こ
ってきた。このため、この種のフロッピーディスク装置
にも、所謂ノヘードディスク並みのトラッキングサーブ
をかける必要性が生じてきた。
ところで、8インチ型のフロッピーディスク装置にあっ
ては、光学的干渉格子を用いて位置決めを行うトラッキ
ング方式が提唱されている。
この方式はディスクの内外周にザーポ情報を埋込み、そ
の内外周の径方向の振れ(偏心)を予め測定しておき、
内挿によってトラック位置をめるものである。しかしな
がら、この方式では、サー?情報がディスクの内外周に
しかないため、異方的に伸縮するディスク板上のトラッ
ク位置を正確に得ることができないうえ、機械的位置決
め精度に影響されて、高いトラック密度を得ることが困
難であった。
一方、これとは別に、所謂埋込み形ザーポ方式を用いた
ものが提案されている。この方式は、データ面を複数の
セクタに分割し 各セクタを検出するインデックス部分
にヘッド位置制御用のザーがセクタを設け、このサーボ
セクタに予めサー?情報を埋込み形成しておく方式であ
る。
この方式は、たとえば第1図に示すように、データセク
タ1間に設けたサーボセクタ2を、イレーズ部3、AG
C部4およびボッジョン部5にて構成している。イレー
ズ部3は、1トラツクにおける最大消去期間を有し、各
セクタの先頭部分を検出する部分である。また、AGC
部4はトラック間、セクタ間の信号レベル調整を行う際
の信号等に用いら九る。そして、ポジション部5は、記
録媒体半径方向の位置を検出する部分であり、通常2相
ダイビツレやターンと称される2相サーが信号6が書き
込まれている。
なお、このザーポセクタ2については、ヘッドによる書
き込みが禁止されている。
このようなディスクに対して舘1図に示す如く、いまヘ
ッド8が4N+41−ラック上にオントラックしている
場合、サーボセクタ2上で検出される信号は第2図に示
す信号となる。ここで、ポジション部5にて検出される
信号を順に位置信号A、B、C,Dとすり、ば、ヘッド
の位置制御は以下の如く行われる。
すなわち、上記位置信号A、B、C,Dが各各ピークホ
ールドされた値のAB間およびCD間の差信号 X=A−B Y=(::−D を第1の信号群とし、この第1の信号群の和信号および
差信号 U=X+Y v=x−y を第2の信号群とする。これらの信号x、y。
U、Vの大きさと、ヘッドの付順との関係は第3図に示
す通シである。
いま、′シーク動作を行う場合、へ、ドの最大移動速度
が1セクタ尚り4トラツク未満であれば、第3図からも
明らかなように、X、Yの大小判定を行うことによって
ヘッドの存在する区間Lo * Ll g L2 + 
Llの判別ができ、更にはこの判別さオした区間内にお
いて直線的な変イヒを示すU、Yを用いることによって
へ、)“の正確な位置をめることができる。
す々わち、区間り。r L (+ L 2 1 Llの
一1=tl定は、まず信号X、Yを得、 Lo ;X≧0.y:)0 Ll ; X > Or Y≦O L2 ; x<o + Y(。
L 3 : X < Or Y2O の判定を行うことによシ、ヘッドの存在区間り、−L3
を知ることができる。
一方、トラック内におけるヘッドの位置は、U、Vを用
いて、 D 6 == v/ a +0.5 : L OD 1
 = 0.5 U/ a ; L sD 2 = 0.
5 V/ a ; L2p 4 =U/ a 十〇、E
) ; L 3にてめることができる(但し、aは第3
図に示すX、Yの振幅値)。
かくシ2て、一つ前のセクタでヘッドが位置していた区
間LBと、その区間Ll内における位置DBをメモリに
蓄えておけば、現在ヘッドが位置している区間LPおよ
びその区間LP内における位置Drによって、現在位置
PP をめることができる。まだ、同時に1セクタ当シ
のヘッド移動速度Vも、 v=PP−PB によってめることができる。
したがって、このような情報を用いることによシ、まず
予め設定された速度テーブルに従って、速度制御による
ヘッドの大まかな移動制御を行い、しかるのち、ヘッド
が目標位置に十分近づいたら、位置制御を行うことによ
って、ヘッドのシーク動作を効果的に行うことが可能と
なる。つまシ、ディスク自体の異方的な伸縮に対しても
、正確なヘッドの位置決めが可能となる。
〔従来技術の問題点〕
ところで、このような埋込み形サーボ方式では、ディス
ク面に形成されたサーボセクタの数が多い程、そのトラ
ック追従性能は向上するが、その反面、サーボセクタ数
を増加させるとデータセクタの占有面積が減少し、記憶
容量が少なくなるという性質がある。そこで、従沫、一
般的にはディスクの分割数を32程度に抑え、32個の
サーボセクタを形成することによシ両者の調和を図って
いる。しかしながら、フロッピーディスク装置では、前
述したような定常的、熱的な寸法誤差がノ・−ドディス
ク装置よシ顕著であるため、上記のような32個のサー
がセクタによる哀ッドの位置決め方式では、上記寸法誤
差に起因したトラックずitに、ヘッドが十分追従でき
ないという問題があった。
また、一般にサンプル値制御系では、サンプルホールド
による位相遅れが存在する。この遅れはサーボ帯域がサ
ンプリング周波数に近いほど顕著になるため、通常はサ
ーフ1?帯域を、そのサンプリング周波数の1/7程度
に制限している。
しかして、フロッピーディスク装置では、そのディスク
回転数が360rpmsセクタ数が32程度であるから
、そのサンプリング周波数は192Hzとなる。したが
って、そのサーボ帯域は27 Hz程度とカシ、トラッ
ク振れの基本周波数である6Hzでのサーボ系の利得は
高々10数dB程度となってしまい、十分なザーばかか
からないという問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであシ、その目
的とするところは、データの記憶容量の低下を招くこと
なしに、広いサーボ帯域を確保し、ディスクのトラック
振れに拘らず、効率良く、シかも高精度にヘッドの位置
決めを行い得るヘッドの位置決、め方式を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明は、ディスクをデータの記録領域である第1の領
域と、データの未記録領域である第2の領域とに分割し
、それぞれの領域に埋込み形成されたサーボ情報を用い
てヘッドの位置決めを行うようにしたことを特徴として
いる。
すなわち、上記第2の領域には、第1の領域に形成され
たサーボ情報量の2倍以上のサーボ情報量 報)を書き込んでおき、この第2の領域から予め読み取
ったサーが情報に基づいて、ディスクのトラック振れ情
報をめる。そして、第1の領域でヘッドを位置制御する
際、第1の領域から得られたサーボ情報に基づいて算出
される位置制御情報と、前記トラック振れ情報とを用い
てヘッドの位置決めを行うことを特徴としている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、舘2の領域に形成されたサーボ情報量
が、第1の領域に形成されたサーボ情報量よシも多いの
で、ヘッドが第1の領域で1つのセクタ内を走行する場
合であっても、この第1の領域で得たヘッドの位置情報
を、上記第2の領域で得ておいたトラック振れ情報で補
間することができる。この結果、1つのセクタ内で複数
回のヘッド位置制御を行い、セクタ内のトラック振れに
対して十分な追従性を発揮することができる。
また、1つのセクタ内において、上記トラック振れ情報
を一定間隔で読み出すことによって、みかけ上のサンプ
リング周波数′を向上させることができる。この結果、
従来の埋込み方式に比べ、そのサーブ帯域を大幅に拡大
することができ、トラック振れ基本周波数でのサーボ系
の利得も十分に向上させることが可能であみ。
さらには、上記第2の領域は、通常データの記録を行わ
ない部分に設ければ良く、本方式によってデータの記憶
容量が低下することは殆んどないはかシか、逆に、本方
式を用いることによって第1の領域での分割セクタ数を
減少させ、データの記録部分を拡大することも可能であ
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図示の実施例に基づき説明する。
第4図は本発明の一実施例に係るフロッピーディスクの
記録パターンを概略的に示したものであシ、図において
、ディスク11の一面または両面には、その内周部に第
1の領域12、外周部に第2の領域13が形成されてい
る。第1の領域12は32のセクタに分割され、各セク
タ14は、サーボセクタ15とデータセクタ16とで構
成されている。つまシ、第1の領域には従来と同様の埋
込み形サーボ情報パターンが形成されている。
一万、上記第2の領域13は、通常、データの書き込み
を行わない最外周部分に数十トラック分の幅で設けられ
ている。この領域は上記第1の領域の10倍のセクタ数
で分割されてお仄ぞの各セクタはサーボセクタ17とな
っている。
このサーボセクタ17には上記第1の領域のサーyj?
セクタ15とほぼ同様の情報が書き込まれている。これ
によって、第2の領域には略々連続的にサーボ情報が書
き込″!、れるようになっている。
上記サーボセクタ15および17の詳細は、第5図に示
す如くとなる。すなわち、サーボセクタ15および17
は、イレーズ部1B、AGC部19、ゾーン部20およ
びポジション部21の4つの部分から構成されている。
上記ゾーン部20は、第1の領域と第2の領域とを区別
するために設けられた部分であり、他の部分については
前記従来例と同様の働きを有するものである。なお、サ
ーボセクタ15および17は、ヘッドによる書き込みが
禁止されている。
次に、上記の如くサーボ情報が埋込み形成されたディス
ク1ノから、トラック振れ情報が取シ込1れる過程を第
3図乃至第7図を参照して説明する。
第6図において、フロッピーディスク装置にディスク1
1が挿入さり、ると、CPU25はサーボ系を速度制御
に切替えると同四に、I10ポート26を介してアナロ
グ・スイッチ27を切替え、I10ポート28、VA変
換器29、アナログ・スイッチ27およびアンプ30を
介してボイスコイルモータ31に負の速度制御信号を与
える(ディスク1)の外周から内周へ向う場合の電流の
向きを正とする)。これによυ、キャリッジ32に固定
されたヘッド33はディスク11の内周から外周へ向っ
て移動され、やがて、キャリッジ32は弾性を有するス
トッパ35に接触する。この時、ヘッド33はディスク
1ノの第2の領域13上にあシ、さらに詳述すれば、第
3図に示すX信号の正の傾斜部の中心、っまDLo と
L3との境に位置するよりに設定されている。また、上
記ストッパ35の弾性力は、ボイスコイルモータ31に
流す電流値を変化させた時、ディスク11の偏心、温湿
度等の誤差に起因したトラック振れに追従して移動可能
な程度に設定されている。
しかして、ヘッド33は、この位置で固定さtL、fイ
スク1ノの1回転で320のサーボセクタ17からサー
ボ情報を読込み、各セクタでのX信号をめ、メモリ36
に格納していく。
このときの過程を第5図および第6図に基づいて説明す
る。
いま、ヘッド33が第5図に示す位置にある場合、ヘッ
ド33は、まずサーボセクタ12のイレーズ部18を通
過する。イレーズ検出回路37は、リトリガ2プル・モ
ノマルチノ々・イブレータにて構成され、前のセクタの
区切れ目に記録された信号の最後の立下シから一定の期
間をおいてその出力状態を変化させる。これにょってサ
ンプリングの基準パルスが生成される。次にヘッド33
はAGC部19を検出する。AGC信号はアンf38、
アナログ・スイッチ39、AGC回路40を介してAG
C電圧発生回路4ノに送シ込まれ、信号のレベル調整が
なされる。一方、サンプリングリセルス発生回路42が
らは、前記基準・母ルスから一定期間遅延したダートパ
ルスがゾーン検出回路43へ送出され、ゾーン検出回路
43は、ヘッド33がゾーン部2θで検出する信号の有
無を調べて、ヘッドが第1、第2のいずれの領域に存在
するかをI10ポート26を介してCPU 25に伝え
る。CPU 25では、これに対応したサンプリングの
準備を行う。
ヘッド33がポジ7ョン部21に達すると、前述した位
置信号A、B、C,Dのす/fル・ホールドが行われる
。サンプリングのタイミングはCPU 25からサンプ
リング・パルス発生回路42に与えられる制御信号によ
って決定され、ピーク・ホールド回路45,46.47
.48は順次、信号A、B、C,Dの各ピーク値を保持
していく。かくして、差動増幅器49.50にはX、X
信号がそれぞれ出力される。X、X信号は、アナログ・
スイッチ51、φ変換器52を経た後、I10ポート2
8を介してCPUに取シ込まれる。
以上の過程によって、CPU25にX、X信号が取り込
まれると、CPU25ではX信号が一定の値であること
を確認しつつ、X信号をメモリ36に格納する。メモリ
36の容量は、1サンプル値を1バイトで記憶するとす
れば、360バイト必要となる。
メモリ36に格納したX信号は、トラック振れ情報とし
て使用される。このトラック振れ情報は、ヘッド33が
第7図Pに示すようにトラック振れに対して平均的な位
置にある場合には、その総和が零となる。また、正の方
向にずれている場合には、その総和は正の数、負の方向
にずれている場合には負の数となり、その絶対値がある
値を超えると、第7図Q、Hに示すように、一部分のト
ラック振れ情報が欠落するととになるので好ましくない
。そこで、CPU25は、トラック振れ情報から、その
平均的な値を算出し、その値が所定の範囲内(例えは士
a/10)にあるか否かを判断する。もし、ヘッド位置
がこの範囲から逸脱している場合には、ボイスコイル千
−夕31に流す電流値を制御して、ヘッド位−が上記範
囲内に納まるように調整し、再度トラック振れ情報をめ
ていく。
なお請求めたトラック振れ情報は、必ずしも、その平均
値が零になるとは限らないので、トラック振れ情報から
その平均値を減算し、そのオフセット値が零となる如く
各トラック振れ情報を修正する。
かくして請求めたトラック振れ情報は、ヘッド33が第
1の領域12でデータのリード/ライトを行う際のヘッ
ド位置決めに用いられる。
次に、ヘッド33が第1の領域において、目標トラック
ヘシーク動作する際には、まず、目標トラックに対して
所定の距離、たとえば0.3トラック以内に入る兼で、
予め設定された速度テーブルに従って、ヘッド33の速
度制御がなされる。この時のヘッド位fa?検出は前述
した従来方式と同様のアルゴリズムに従ってなされる。
一方、ヘッド33力1標トラツク位置まで移動して、位
置制御に移行すると、第6図のCPU25は、目標トラ
ックが4N〜4N+3のいずれのパターンを含むトラッ
クであるかを判断し、そのトラックに応じて差動増幅器
49の出力を以下の如く選択する。
X:4Nトラツク −Y : 4N+1 )ラック −X : 4N+2 )ラック Y : 4N+3 )ラック すなわぢ、ヘッド33が目標トラック上にトラックオン
した際に、常に正の傾斜部の中心となるような信号を用
いて位置制御を行うためである。
い址、たとえば、目標トラックが4N)ラックのパター
ンからなる場合、上記差動増幅器49の出力にはX信号
が選択される。このX信号は、アナログスイッチ51、
A/D変換器52、I10ポート28を介してCPU 
25に取込まれる。
CPU 25では、このX信号が零となるようにボイス
コイルモータ31の電流制御を行う。さらにCPU 2
5は上記X信号が取込1れたザーがセクタ15と同じ位
置に対応するサーボセクタ17から得られたトラック振
れ情報をメモリ36がら読出し、この情報とX信号との
差をめる。
この差は、ヘッド33が次のザ〜ボセクタ15を検出す
るまで、トラック振れ情報の新たなオフセット値として
用いられる。す力わち、CPU25は、ヘッド33が1
つのセクタ14を通過する間に10個のトラック振り情
報を一定間隔で順次読出し、上記オフセット値でトラッ
ク振れ情報を補正した後、I10ボート28、D/A変
換器29、補償回路53、アナログスイッチ27、アン
プ30を介してボイスコイルモータ31の電流を制御す
る。この結果、ヘッド33は1つのセクタ14を通過す
る間に10回の位置制御がなされることになる。なお、
上記補償回路53は位相進み回路、LPF等からなり、
サンプル・ホールドによる位相遅れの補償やサーボ帯域
の制限等を行う機能を有する。
以上のように、本実施例によれば、第1の領域において
ヘッド33が1つのセクタを通過する間に、10(1i
ilのトラック振れ情報を用いて、10回の位置補正を
行っている。したがって、いまディスクの回転数を36
 Orpmとすれば、ディスクの分割数が32であるの
で、第1の領域におけるみかけ上のサンプリング周波数
は、従来の192 Hzから、その10倍である192
0Hzにまで高めたことになる。この結果、サーボ帯域
も従来の10倍である2 70 Hzまで引き上げ可能
となり、サーボ系の利得はトラック振れの基本周波数で
ある6 Hz付近で、従来に比べて40dB以上の向上
が見込凍れる。このように、本実施例方式ではトラック
振れの基本周波数ばかシか、その高調波成分に対しても
、十分に追従可能なものとなる。
なお、本実施例では、トラック振れ情報として、固定さ
れたヘッド33が読込んだX信号を用いたが、逆に、と
のX信号を用いてヘッド33のトラッキングを行い、別
の位置検出器、たとえばビーム状発光器と2分割光検出
器とを用いて、上記ヘッド33の振れ具合を検出するよ
うにしてもよい。
この場合には、たとえば第8図に示すように、キャリッ
ジ32の一部にビーム状発光器55を設け、キャリッジ
32がストッパー35に当接した際に、上記ビーム状発
光器55と丁度対峙する固定位置に2分割光検出器56
を設ける。
この時、ヘッド33が、第2の領域におけるLo、!:
L3の中間部分、っまシX信号の正の傾斜の中間点近傍
に位置するように日?イスコイルモータ31による調整
が行われる。
しかして、この状態において、上記X信号を用いて、ヘ
ッド33の正確なトラッキングが実行される。この時の
ヘッド33の振れ信号qは、2分割光検出器5602つ
の出力α、βによって以下の如くまる。
この振れ信号qは位置検出回路57から出力され、アナ
ログスイッチ5 B 、fiJ’D変換器52、I10
ボート28を介してCPU 25に取込まれ、メモリ3
6にトラック振れ情報として蓄えられる。なお、この情
報は、さらにオフセット補正されることは、前述と同様
である。
本実施例方式によれば、ヘッド33は、第2の領域の3
20個のザーポ情報に基づいて、正確に位置制御さり、
るので、ビーム状発光器55と2分割光検出器56の相
対位置が正確で、且つ上記2分割光検出器56の直線性
が高ければ、即座にトラック振れ情報を得ることが可能
となる。
なお、第2の領域でのトラック振れ情報の取込みは、装
置の電源投入後のみに限らず、たとえば、電源投入後は
頻繁に、時間が経過するにつれ長い周期で、装置の待機
時間を利用して行うようにする。このようにすれば、温
湿度に起因したディスクの経時的な伸縮にも十分に対応
することができる。
また、トラック振れ情報は、複数の取込みを行った後の
平均値を用いることにより、また、複数のトラックから
得だ情報の平均値を用いることによシ、その精度はさら
に向上することはいうまでもない。
また、トラック振れが、もし±1/2トラックを超える
場合には、X信号、Y信号の両信号を切換えて用いるよ
うにすれば、より大きなトラック振れに対しても対応で
きる。
さらに、上記実施例では、トラック振れ情報の取込み時
のヘッド位置決めに弾力性のあるストッパーを用いたが
、圧電素子を用いて、ヘッド位置の微調整を行うことも
考えられる。
一方、第1の領域におけるヘッド位置決め時のトラック
振れ情報の読み出しタイミングは、イレーズ検出回路か
ら発生する基準パルスを周波数逓倍回路によって10倍
にし、これをクロック信号としてCPUに与えても良い
なお、前記実施例では、第2の領域に第1の領域の10
倍のサーボ情報を埋込み形成したが、本発明は少なくと
も、2倍のサーボ情報を埋込むことによシ、十分にその
効果を発揮し得る。
そして、本発明はフロッピーディスクに限定されず、用
途に応じてハードディスク、光ディスク等にも応用可能
であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の埋込み形ザーデ方式のサーボセクタ記録
パターンを説明するための図、第2図は上記記録パター
ン上をヘッドが読取る信号の一例を示す波形図、第3図
はX、Y、V、U信号とヘッド位置との関係を示す関係
図、第4図は本発明の一実施例に係るフロッピーディス
クの記録パターンを概略的に示す図、第5図は同記録パ
ターンのサーボセクタ部分の詳細を示す図、第6図は同
実施例に係るフロッピーディスク装置の電気的構成を示
すブロック図、第7図はトラック振れ情報とオフセット
値との関係を示す関係図、第8図は本発明の他の実施例
に係るフロッピーディスク装置の電気的構成を示すブロ
ック図である。 1.16・・・r−タセクタ、2.15.17・・・サ
ーボセクタ、3,18・・・イレーズ部、4,19・・
・AGC部、5,2I・、・・ポジション部、8.33
・・・ヘッド、11・・・フロッピーディスク、12・
・・第1の領域、13・・・第2の領域、14・・・セ
クタ、20・・・ゾーンfL35・・・ストソノや−、
55・・・ビーム状発光器、56・・・2分割光検出器
。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第7 [ン! a 第8図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) ディスク記録媒体のデータ記録領域を分割した
    複数のデータセクタ間に設けられる複数のサーボセクタ
    にそれぞれ第1のサーボ情報を埋込み形成するとともに
    、これらのデータセクタおよびサーボセクタからカる第
    1の領域を除く前記ディスク記録媒体上の第2の領域に
    第2のサーボ情報を埋込み形成し、ヘッドによって予め
    読取られる上記第2のサーボ情報からめられる前記ディ
    スク記録媒体のトラック振れ情報と上記ヘッドによって
    読取られる前記第1のサーボ情報とに従って前記ヘッド
    の目標トラックに対する位置制御を行うことを特徴とす
    るヘラPの位置決め方式。
  2. (2)第2のサーボ情報は、ディスク記録媒体の外周に
    設定される第2の領域に略々連続的に埋込み形成される
    ものである特許請求の範囲第(1)項記載のヘッドの位
    置決め方式。
  3. (3)第2のサーボ情報は、第1のサーボ情報に対しn
    倍(nは2以上の整数)の情報量であ ′る特許請求の
    範囲第(1)項記載のヘッドの位置決め方式。
  4. (4)第1および第2のサーボ情報は、2相ダイビツト
    パターンからなるものである特許請求の範囲M(1〕項
    記載のヘッドの位置決め方式。
  5. (5) 第2のサーボ情報からめられるトラック振れ情
    報は、ヘッド位置を固定的に定めたときにめられる上記
    第2のサーが情報の変化、または第2のサーボ情報に従
    ってトラッキング制御される上記ヘッドの振れ情報から
    められるものである特許請求の範囲第(1)項記載のヘ
    ッドの位置決め方式。
JP11374783A 1983-06-24 1983-06-24 ヘツドの位置決め方式 Granted JPS607664A (ja)

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JP11374783A JPS607664A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 ヘツドの位置決め方式

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