JP4502921B2 - 基板処理における排気装置 - Google Patents

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Description

この発明は、基板処理における排気装置に関するもので、更に詳細には、例えば半導体ウエハやLCDガラス基板等の基板を例えば加熱処理する基板処理における排気装置に関するものである。
一般に、半導体デバイスの製造においては、半導体ウエハやLCDガラス基板等(以下にウエハ等という)の上にITO(Indium Tin Oxide)の薄膜や電極パターンを形成するために、フォトリソグラフィ技術が利用されている。このフォトリソグラフィ技術においては、ウエハ等にフォトレジストを塗布し、これにより形成されたレジスト膜を所定の回路パターンに応じて露光し、この露光パターンを現像処理することによりレジスト膜に回路パターンが形成されている。
このようなフォトリソグラフィ工程においては、レジスト塗布後の加熱処理(プリベーク)、露光後の加熱処理(ポストエクスポージャーベーク)、現像処理後の加熱処理(ポストベーク)等の種々の加熱処理が施されている。
従来のこの種の加熱処理において、上記プリベークでは、ウエハ等を収容する処理室内に例えばエアーあるいは窒素(N2)ガス等のパージガスを供給し、処理に供された流体を処理室に接続された排気管を介して外部に排気している。この際、加熱時にウエハ等の表面に形成されたレジスト膜から僅かに昇華物{フォトレジストに含有される酸発生材例えばPAG(Photo asid grain)やレジストを構成する低分子樹脂等}のような異物が発生する。特に、沸点が低い非イオン系酸発生材を使用しているフォトレジストにおいては昇華物の発生が多い。したがって、各処理室に上記昇華物のような異物等の捕集部例えばフィルタを設けて、排気流体中の異物が外部に排出されるのを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−347198号公報(特許請求の範囲、図5,図6)
しかしながら、処理室毎に捕集部を設ける構造においては、処理室に対する捕集部の割合を大きくすることができず、捕集能力が限定されてしまう。したがって、捕集部を効率よく機能させるためには、捕集部を交換する必要があり、捕集部の交換中、処理室における処理を停止しなければならないという問題があった。
上記問題を解決する手段として、捕集部の捕集容量を大きくすることが考えられるが、捕集部を大きくすると、処理装置全体が大型化し、また、複数の処理室を具備する処理装置においては省スペース化が図れないという問題もあった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、排気流体中の異物の捕集を確実にすることができると共に、捕集量の増大が図れ、また、装置の小型化が図れるようにした排気装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は、被処理基板を収容する処理室内に供給されて処理に供される流体を排気する排気装置を前提とし、請求項1記載の発明は、排気管を介して上記処理室に接続される上下端が閉塞する外部排気筒内に、該外部排気筒内を流れる排気流体を下方へ案内する下流案内路と、該下流案内路を流れた排気流体を上方へ案内すると共に排気流体中の異物等を重力沈降させる上流案内路と、該上流案内路を流れる排気流体を下方外部へ案内する排出路とを具備し、上記排出路に排気手段を介設してなり、上記外部排気筒と、該外部排気筒の頂部に一端が連結され、下端が開放する中間排気筒とで上記下流案内路を形成し、上記中間排気筒と、該中間排気筒内に隙間をおいて、かつ、上端が開放した状態で挿入されると共に、上記外部排気筒の底部を貫通する内部排気筒とで上記上流案内路を形成し、かつ、上記内部排気筒にて排出路を形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、排気管を介して処理室から排出される排気流体は、外部排気筒内に形成された下流案内路を流れた後、上流案内路を流れ、この際、排気流体中の異物等が重力沈降し、異物等が除去された排気流体が排出路を介して外部に排出される。
また、このように構成することにより、外部排気筒内に中間排気筒及び内部排気筒を配設して上記下流案内路、上流案内路及び排出路を形成することができる。
また、請求項記載の発明は、請求項記載の基板処理における排気装置において、上記外部排気筒に、複数の処理室にそれぞれ接続する複数の排気管を接続してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、複数の処理室から排気される排気流体を1つの排気装置から排気することができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の基板処理における排気装置において、上記外部排気筒に、該外部排気筒内に堆積した異物等を検出すべく外部排気筒内の圧力を検出する圧力検出手段を更に具備してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、圧力検出手段によって外部排気筒内の圧力を測定して、外部排気筒の底部に堆積した異物等の堆積状態を検出することができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、上記外部排気筒の底部付近に、外部排気筒内に堆積した異物等を目視可能な目視窓を更に具備してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、目視窓から外部排気筒内に堆積した異物等を目視により確認することができる。
また、請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、上記中間排気筒が形成する上流案内路の外周内壁を下方に向かって拡開テーパ状に形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、上流案内路内を流れる排気流体の流速を、中間排気筒の下部側で遅くすることができる。
また、請求項記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、上記外部排気筒の内壁面、上記中間排気筒の内外壁面及び上記内部排気筒の外壁面における少なくとも中間排気筒の内壁面と内部排気筒の外壁面に、排気流体中の異物等の付着を促進する粗面部を形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、排気流体中の異物等を粗面部に付着しやすくすることができる。
また、請求項記載の発明は、請求項ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、上記外部排気筒を、中間排気筒を連結した上部半体と、内部排気筒を嵌挿した下部半体とに分割可能に形成してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、外部排気筒を上部半体と下部半体とに分割して洗浄することができる。
加えて、請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、上記排気管に帯電防止処理を施してなる、ことを特徴とする。
このように構成することにより、排気管中を流れる排気流体中の異物等が静電気によって排気管内に付着するのを防止することができる。
この発明の排気装置は、上記のように構成されているので、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、排気管を介して処理室から排出される排気流体は、外部排気筒内に形成された下流案内路を流れた後、上流案内路を流れ、この際、排気流体中の異物等が重力沈降し、異物等が除去された排気流体が排出路を介して外部に排出されるので、排気流体中の異物の捕集を確実にすることができると共に、捕集量の増大が図れる。
(2)請求項記載の発明によれば、外部排気筒内に中間排気筒及び内部排気筒を配設して上記下流案内路、上流案内路及び排出路を形成することができるので、上記(1)に加えて、更に装置の小型化を図ることができる。
(3)請求項記載の発明によれば、複数の処理室から排気される排気流体を1つの排気装置から排気することができるので、上記(1),(2)に加えて、更に装置全体の小型化が図れると共に、各排気管の排気流量を均一にすることができる。
(4)請求項記載の発明によれば、圧力検出手段によって外部排気筒内の圧力を測定して、外部排気筒の底部に堆積した異物等の堆積状態を検出することができるので、上記(1)〜(3)に加えて、更に除去した異物等の状況を外部から監視することができる。
(5)請求項記載の発明によれば、目視窓から外部排気筒内に堆積した異物等を目視により確認することができるので、上記(1)〜(4)に加えて、更に目視によって除去した異物等を確認することができる。
(6)請求項記載の発明によれば、上流案内路内を流れる排気流体の流速を、中間排気筒の下部側で遅くすることができるので、上記(1)〜(5)に加えて、更に排気流体中の異物等の重力沈降を高めることができ、異物等の除去を更に確実にすることができる。
(7)請求項記載の発明によれば、排気流体中の異物等を粗面部に付着しやすくすることができるので、上記(1)〜(6)に加えて、更に排気流体中の異物等の除去を確実にすることができる。
(8)請求項記載の発明によれば、外部排気筒を上部半体と下部半体とに分割して洗浄することができるので、堆積した異物等を除去するための洗浄作業を容易にすることができる。また、洗浄を行うことにより、繰り返し使用することができるので、装置の寿命の増大を図ることができる。
(9)請求項記載の発明によれば、排気管中を流れる排気流体中の異物等が静電気によって排気管内に付着するのを防止することができるので、上記(1)〜(8)に加えて、更に排気管内が排気流体中の異物等によって目詰まりを起こすのを防止することができる。
以下に、この発明の最良の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここでは、この発明に係る排気装置を半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理システムにおける加熱処理装置に適用した場合について説明する。
図1は、上記レジスト液塗布・現像処理システムの一実施形態の概略平面図、図2は、図1の正面図、図3は、図1の背面図である。
上記レジスト液塗布・現像処理システムは、被処理基板である半導体ウエハW(以下にウエハWという)をウエハカセット1で複数枚例えば25枚単位で外部からシステムに搬入又はシステムから搬出したり、ウエハカセット1に対してウエハWを搬出・搬入したりするためのカセットステーション10(搬送部)と、塗布現像工程の中で1枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニットを所定位置に多段配置してなる処理装置を具備する処理ステーション20と、この処理ステーション20と隣接して設けられる露光装置(図示せず)との間でウエハWを受け渡すためのインターフェース部30とで主要部が構成されている。
上記カセットステーション10は、図1に示すように、カセット載置台2上の突起3の位置に複数個例えば4個までの蓋付のウエハカセット1がそれぞれのウエハ出入口を処理ステーション20側に向けて水平のX方向に沿って一列に載置され、各ウエハカセット1に対峙して蓋開閉装置5が配設され、また、カセット配列方向(X方向)及びウエハカセット1内に垂直方向に沿って収容されたウエハWのウエハ配列方向(Z方向)に移動可能なウエハ搬送用ピンセット4が各ウエハカセット1に選択的に搬送するように構成されている。また、ウエハ搬送用ピンセット4は、θ方向に回転可能に構成されており、後述する処理ステーション20側の第3の組G3の多段ユニット部に属するアライメントユニット(ALIM)及びエクステンションユニット(EXT)にも搬送できるようになっている。
上記処理ステーション20は、図1に示すように、中心部には、移動機構22によって垂直移動する垂直搬送型の主ウエハ搬送機構21が設けられ、この主ウエハ搬送機構21の周りに全ての処理ユニットが1組又は複数の組に渡って多段に配置されている。この例では、5組G1,G2,G3,G4及びG5の多段配置構成であり、第1及び第2の組G1,G2の多段ユニットはシステム正面側に並列され、第3の組G3の多段ユニットはカセットステーション10に隣接して配置され、第4の組G4の多段ユニットはインターフェース部30に隣接して配置され、第5の組G5の多段ユニットは背部側に配置されている。
この場合、図2に示すように、第1の組G1では、カップ(容器)23内でウエハWと現像液供給手段(図示せず)とを対峙させてレジストパターンを現像する現像ユニット(DEV)と、ウエハWをスピンチャック(図示せず)に載置して所定の処理を行うレジスト塗布ユニット(COT)とが垂直方向の下から順に2段に重ねられている。第2の組G2も同様に、2台のレジスト塗布ユニット(COT)及び現像ユニット(DEV)が垂直方向の下から順に2段に重ねられている。このようにレジスト塗布ユニット(COT)を下段側に配置した理由は、レジスト液の排液が機構的にもメンテナンスの上でも面倒であるためである。しかし、必要に応じてレジスト塗布ユニット(COT)を上段に配置することも可能である。
図3に示すように、第3の組G3では、ウエハWをウエハ載置台24に載置して所定の処理を行うオーブン型の処理ユニット例えばウエハWを冷却するクーリングユニット(COL)、ウエハWに疎水化処理を行うアドヒージョンユニット(AD)、ウエハWの位置合わせを行うアライメントユニット(ALIM)、ウエハWの搬入出を行うエクステンションユニット(EXT)、ウエハWをベークするこの発明に係る排気装置を具備する加熱処理装置を使用した4つのホットプレートユニット(HP)が垂直方向の下から順に例えば8段に重ねられている。第4の組G4も同様に、オーブン型処理ユニット例えばクーリングユニット(COL)、エクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)、エクステンションユニット(EXT)、クーリングユニット(COL)、急冷機能を有するこの発明に係る排気装置を具備する加熱処理装置を使用した2つのチリングホットプレートユニット(CHP)及びこの発明に係る排気装置を具備する加熱処理装置を使用した2つのホットプレートユニット(HP)が垂直方向の下から順に例えば8段に重ねられている。
上記のように処理温度の低いクーリングユニット(COL)、エクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)を下段に配置し、処理温度の高いホットプレートユニット(HP)、チリングホットプレートユニット(CHP)及びアドヒージョンユニット(AD)を上段に配置することで、ユニット間の熱的な相互干渉を少なくすることができる。勿論、ランダムな多段配置とすることも可能である。
なお、図1に示すように、処理ステーション20において、第1及び第2の組G1,G2の多段ユニット(スピナ型処理ユニット)に隣接する第3及び第4の組G3,G4の多段ユニット(オーブン型処理ユニット)の側壁の中には、それぞれダクト25,26が垂直方向に縦断して設けられている。これらのダクト25,26には、ダウンフローの清浄空気又は特別に温度調整された空気が流されるようになっている。このダクト構造によって、第3及び第4の組G3,G4のオーブン型処理ユニットで発生した熱は遮断され、第1及び第2の組G1,G2のスピナ型処理ユニットへは及ばないようになっている。
また、この処理システムでは、主ウエハ搬送機構21の背部側にも図1に点線で示すように第5の組G5の多段ユニットが配置できるようになっている。この第5の組G5の多段ユニットは、案内レール27に沿って主ウエハ搬送機構21から見て側方へ移動できるようになっている。したがって、第5の組G5の多段ユニットを設けた場合でも、ユニットをスライドすることにより空間部が確保されるので、主ウエハ搬送機構21に対して背後からメンテナンス作業を容易に行うことができる。
上記インターフェース部30は、奥行き方向では処理ステーション20と同じ寸法を有するが、幅方向では小さなサイズに作られている。このインターフェース部30の正面部には可搬性のピックアップカセット31と定置型のバッファカセット32が2段に配置され、背面部には、ウエハWの周辺部の露光及び識別マーク領域の露光を行う露光手段である周辺露光装置33が配設され、中央部には、搬送手段であるウエハの搬送アーム34が配設されている。この搬送アーム34は、X,Z方向に移動して両カセット31,32及び周辺露光装置33に搬送するように構成されている。また、搬送アーム34は、θ方向に回転可能に構成され、処理ステーション20側の第4の組G4の多段ユニットに属するエクステンションユニット(EXT)及び隣接する露光装置側のウエハ受渡し台(図示せず)にも搬送できるように構成されている。
上記のように構成される処理システムは、クリーンルーム40内に設置されるが、更にシステム内でも効率的な垂直層流方式によって各部の清浄度を高めている。
上記のように構成されるレジスト液塗布・現像処理システムにおいては、まず、カセットステーション10において、蓋開閉装置5が作動して所定のウエハカセット1の蓋を開放する。次に、ウエハ搬送用ピンセット4がカセット載置台2上の未処理のウエハWを収容しているカセット1にアクセスして、そのカセット1から1枚のウエハWを取り出す。ウエハ搬送用ピンセット4は、カセット1よりウエハWを取り出すと、処理ステーション20側の第3の組G3の多段ユニット内に配置されているアライメントユニット(ALIM)まで移動し、ユニット(ALIM)内のウエハ載置台24上にウエハWを載せる。ウエハWは、ウエハ載置台24上でオリフラ合せ及びセンタリングを受ける。その後、主ウエハ搬送機構21がアライメントユニット(ALIM)に反対側からアクセスし、ウエハ載置台24からウエハWを受け取る。
処理ステーション20において、主ウエハ搬送機構21はウエハWを最初に第3の組G3の多段ユニットに属するアドヒージョンユニット(AD)に搬入する。このアドヒージョンユニット(AD)内でウエハWは疎水化処理を受ける。疎水化処理が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをアドヒージョンユニット(AD)から搬出して、次に第3の組G3又は第4の組G4の多段ユニットに属するクーリングユニット(COL)へ搬入する。このクーリングユニット(COL)内でウエハWはレジスト塗布処理前の設定温度例えば23℃まで冷却される。冷却処理が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをクーリングユニット(COL)から搬出し、次に第1の組G1又は第2の組G2の多段ユニットに属するレジスト塗布ユニット(COT)へ搬入する。このレジスト塗布ユニット(COT)内でウエハWはスピンコート法によりウエハ表面に一様な膜厚でレジストを塗布する。
レジスト塗布処理が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをレジスト塗布ユニット(COT)から搬出し、次にホットプレートユニット(HP)内へ搬入する。ホットプレートユニット(HP)内でウエハWは載置台上に載置され、所定温度例えば100℃で所定時間プリベーク処理される。これによって、ウエハW上の塗布膜から残存溶剤を蒸発除去することができる。プリベークが終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをホットプレートユニット(HP)から搬出し、次に第4の組G4の多段ユニットに属するエクステンション・クーリングユニット(EXTCOL)へ搬送する。このユニット(EXTCOL)内でウエハWは次工程すなわち周辺露光装置33における周辺露光処理に適した温度例えば24℃まで冷却される。この冷却後、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWを直ぐ上のエクステンションユニット(EXT)へ搬送し、このユニット(EXT)内の載置台(図示せず)の上にウエハWを載置する。このエクステンションユニット(EXT)の載置台上にウエハWが載置されると、インターフェース部30の搬送アーム34が反対側からアクセスして、ウエハWを受け取る。そして、搬送アーム34はウエハWをインターフェース部30内の周辺露光装置33へ搬入する。周辺露光装置33において、ウエハW表面の周辺部の余剰レジスト膜(部)に光が照射されて周辺露光が施される。
周辺露光が終了した後、搬送アーム34が周辺露光装置33の筐体内からウエハWを搬出し、隣接する露光装置側のウエハ受取り台(図示せず)へ移送する。この場合、ウエハWは、露光装置へ渡される前に、バッファカセット32に一時的に収納されることもある。
露光装置で全面露光が済んで、ウエハWが露光装置側のウエハ受取り台に戻されると、インターフェース部30の搬送アーム34はそのウエハ受取り台へアクセスしてウエハWを受け取り、受け取ったウエハWを処理ステーション20側の第4の組G4の多段ユニットに属するエクステンションユニット(EXT)へ搬入し、ウエハ受取り台上に載置する。この場合にも、ウエハWは、処理ステーション20側へ渡される前にインターフェース部30内のバッファカセット32に一時的に収納されることもある。
ウエハ受取り台上に載置されたウエハWは、主ウエハ搬送機構21により、チリングホットプレートユニット(CHP)に搬送され、フリンジの発生を防止するため、あるいは化学増幅型レジスト(CAR)における酸触媒反応を誘起するため、例えば120℃で所定時間ポストエクスポージャーベーク処理が施される。
その後、ウエハWは、第1の組G1又は第2の組G2の多段ユニットに属する現像ユニット(DEV)に搬入される。この現像ユニット(DEV)内では、ウエハW表面のレジストに現像液が満遍なく供給されて現像処理が施される。この現像処理によって、ウエハW表面に形成されたレジスト膜が所定の回路パターンに現像されると共に、ウエハWの周辺部の余剰レジスト膜が除去され、更に、ウエハW表面に形成された(施された)アライメントマークMの領域に付着したレジスト膜が除去される。このようにして、現像が終了すると、ウエハW表面にリンス液がかけられて現像液が洗い落とされる。
現像工程が終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWを現像ユニット(DEV)から搬出して、次に第3の組G3又は第4の組G4の多段ユニットに属するホットプレートユニット(HP)へ搬入する。このユニット(HP)内でウエハWは例えば100℃で所定時間ポストベーク処理される。これによって、現像で膨潤したレジストが硬化し、耐薬品性が向上する。
ポストベークが終了すると、主ウエハ搬送機構21は、ウエハWをホットプレートユニット(HP)から搬出し、次にいずれかのクーリングユニット(COL)へ搬入する。ここでウエハWが常温に戻った後、主ウエハ搬送機構21は、次にウエハWを第3の組G3に属するエクステンションユニット(EXT)へ移送する。このエクステンションユニット(EXT)の載置台(図示せず)上にウエハWが載置されると、カセットステーション10側のウエハ搬送用ピンセット4が反対側からアクセスして、ウエハWを受け取る。そして、ウエハ搬送用ピンセット4は、受け取ったウエハWをカセット載置台上の処理済みウエハ収容用のウエハカセット1の所定のウエハ収容溝に入れ、ウエハカセット1内に全ての処理済みのウエハWが収納された後、蓋開閉装置5が作動して蓋を閉じて処理が完了する。
次に、上記ホットプレートユニット(HP)及びチリングホットプレートユニット(CHP)を構成するこの発明に係る加熱処理における排気装置について、図4ないし図9を参照して詳細に説明する。ここでは、この発明に係る排気装置をレジスト塗布されたウエハWをプリベーク処理する加熱装置に適用した場合について説明する。
◎第1実施形態
図4は、この発明に係る排気装置の第1実施形態の使用状態を示す断面図、図5は、上記排気装置と加熱装置を示す斜視図、図6は、上記排気装置の要部を示す拡大断面図である。
上記加熱処理装置50は、その周囲は例えばアルミニウムよりなる筐体51によって囲まれている。筐体51の内部にはステージ52が設けられている。また、筐体51における左右の側壁のうち、ステージ52を挟む部分には、前方側にウエハWの搬入出を行うための開口部53が形成されており、後方側に冷媒流路(図示せず)が上下に貫通して形成されている。開口部53は図示しないシャッタにより開閉自在とされており、冷媒流路は後述する処理室である密閉容器54の周辺雰囲気を冷却するためのものであり、例えば図示しない収納部から温度調節された冷却水の供給を受ける構造となっている。
ステージ52の上方には、その前方側に冷却アーム55が、後方側に加熱プレート56がそれぞれ設けられている。冷却アーム55は、筐体51内に開口部45を介して進入してくる主ウエハ搬送機構21と、加熱プレート56との間でウエハWの受け渡しを行うと共に、搬送時においては加熱されたウエハWを粗冷却する(粗熱取りを行う)役割を有するものである。したがって、図4に示すように脚部57がステージ52に設けられるガイド手段(図示せず)に沿ってY方向に進退可能に構成されており、これにより脚部57の上端に水平状に支持されたウエハ支持板58が開口部45の側方位置から加熱プレート56の上方位置まで移動できるようになっている。またウエハ支持板58には、例えばその裏面側には温度調節水を流すための図示しない冷却流路が設けられている。
ステージ52における主ウエハ搬送機構21とウエハ支持板58とのウエハWの受け渡し位置、及び加熱プレート56とウエハ支持板58とのウエハWの受け渡し位置のそれぞれにはステージ52の上面に出没自在な支持ピン59が3本ずつ設けられており、またウエハ支持板58には、これら支持ピン59が上昇したときに当該ウエハ支持板58を突き抜けてウエハWを持ち上げることができるようにスリット58aが形成されている。なお、加熱プレート56にはヒータ56aが埋設されており、また、加熱プレート56の適宜位置には、支持ピン59が貫挿する貫通孔56bが設けられている。
また、加熱プレート56の上方には図示しない昇降機構の作動により昇降する蓋体60が設けられている。蓋体60の下降時(加熱処理時)には、例えば図4に示すように、加熱プレート56の周囲を囲むと共にシール部材であるOリング61を介してステージ52と気密に接合し、ウエハWの置かれる雰囲気を密閉雰囲気とする密閉容器54を構成する。また、加熱プレート56は例えば窒化アルミニウム(AlN)より形成されると共に、その上面はウエハWを水平に載置することができるように形成されている。
また、蓋体60の天井部には、一端側が給気手段62と接続する給気管63の他端側が接続されており、供給管63に介設された開閉弁65の開放によって例えば天井部中央に形成される供給口部64を介し、密閉容器54内へエアーの供給を行うことができるようになっている。また、蓋体60の側壁には、蓋体60が下降したときにおけるウエハWの側面を臨む位置に、例えば全周に亘って多数の周溝66が形成されている。周溝66は密閉容器54の内部雰囲気の排気を行うためのものであり、蓋体60の側壁内部に形成される流路67、及び流路に一端が接続する例えばフッ素樹脂製のチューブにて形成される排気管68を介してこの発明に係る排気装置70が接続されている。
上記排気装置70は、図4及び図5に示すように、上下端が閉塞する例えばステンレス製の角筒状の外部排気筒71と、該外部排気筒71内に配設され、外部排気筒71の頂部71cに一端が連結され、下端が開放する例えばステンレス製の円筒状の中間排気筒80と、該中間排気筒80内に隙間をおいて、かつ、上端が開放した状態で挿入されると共に、外部排気筒71の底部71bを貫通する例えばステンレス製の円筒状の内部排気筒90と、該内部排気筒90に介設される排気手段例えばエジェクタ100とを具備している。また、外部排気筒71と中間排気筒80とで排気流体を下方へ案内する下流案内路201が形成され、中間排気筒80と内部排気筒90とで排気流体を上方へ案内すると共に排気流体中の異物等を重力沈降させる上流案内路202が形成され、そして、内部排気筒90によって排出路203が形成されている。この場合、外部排気筒71は角筒状に形成され、中間排気筒80及び内部排気筒90がそれぞれ円筒状に形成されているが、これら外部排気筒71,中間排気筒80及び内部排気筒90の形状はこれに限定されるものではなく、任意の断面の筒状であってもよく、例えば全て角筒状あるいは円筒状に形成してもよい。
また、外部排気筒71の例えば一側壁には外部排気筒71の長手方向に沿って適宜間隔をおいて排気管68の接続部72が設けられている。この接続部72に接続される排気管68は、図6に示すように、排気管68の内径が変化しないような状態で外部排気筒71に接続されている。これにより、排気管68内を流れる排気流体は渦流を起こすことなく外部排気筒71内の下流案内路201内に流れる。上記のように、外部排気筒71の長手方向に沿って複数の排気管68の接続部72を設けることにより、鉛直方向に多段に積層される複数の加熱装置50を接続することができ、複数の加熱装置50を具備するレジスト塗布・現像処理システムの排気部として好適である。
また、排気管68には帯電防止処理が施されている。例えば、図6に示すように、排気管68の外周に巻回される導電性コイル69をアースすることによって排気管68に帯電防止処理を施すことができる。この場合、導電性コイル69に代えて排気管68の長手方向に沿って例えばカーボン線を施してアースするようにしてもよい。若しくは、排気管68自体を導電性の材質で形成し、アースしてもよい。このように、排気管68に帯電防止処理を施すことによって、排気管68内を流れる排気流体中の昇華物等の異物が静電気によって排気管68内に付着するのを防止することができる。
また、外部排気筒71の下部側の一側には、外部排気筒71内の底部71bに堆積した異物300等を検出すべく外部排気筒71内の圧力を検出する圧力検出手段であるマノメータ73が接続されている(図4及び図6参照)。
更に、外部排気筒71の底部付近の一側壁には、外部排気筒71内の底部71bに堆積した異物300等を目視可能な目視窓74が設けられている(図5参照)。
また、外部排気筒71は、中間排気筒80を連結した上部半体75と、内部排気筒90を嵌挿した下部半体76とに分割可能に形成されており、上部半体75の下端部に設けられた外向きフランジ部75aと、下部半体76の上端部に設けられた外向きフランジ部76aとの間に図示しないガスケットを介在して、固定ボルト(図示せず)によって締結することで、上部半体75と下部半体76とが連結されると共に、上記下流案内路201,上流案内路202及び排出路203が形成される。なお、中間排気筒80及び内部排気筒90は、それぞれ長尺の一体筒体で形成することも可能であるが、図7に示すように、外部排気筒71と同様に、中間排気筒80及び内部排気筒90を、それぞれ上部半体81a,91aと下部半体81b,91bにて形成し、上部半体81a,91aの下端部と下部半体81b,91bの上端部とを連結する連結カラー82aと連結ねじ82bとからなる連結部材82によって連結してもよい。
上記のように構成される排気装置70において、排気手段であるエジェクタ100を駆動すると、内部排気筒90の排出路203を介して外部排気筒71内が均一な負圧状態となり、排気管68を流れる排気流体は、図4及び図6に示すように、下流案内路201を下流した後、中間排気筒80の下端開口から上流案内路202を上昇し、この際、排気流体中に含有する昇華物等の異物が重力沈降して外部排気筒71の底部71b上に落下するか、中間排気筒80の内壁面80aや内部排気筒90の外壁面90bに付着する。そして、上流案内路202を上昇した排気流体は内部排気筒90の上端開口から排出路203を流れて外部に排気される。なお、上流案内路202の距離を長くするか、断面積を大きくすることによって昇華物等の異物の重力沈降を更に確実にすることができる。また、外部排気筒71,中間排気筒80及び内部排気筒90の材質を、上述したように、ステンレス製にすることにより、密閉容器54(処理室)において加熱された排気流体を排気装置70を流れる際に冷却して外部に排出することができる。
また、外部排気筒71の底部71bに異物が堆積し、上流案内路202,下流案内路201等に異物が付着すると、外部排気筒71内の圧力が変化する(高圧になる)ので、この変化をマノメータ73によって検出して、排気装置70の排気能力が適正状態か否かを検知することができる。また、目視窓74からの目視によって異物の堆積状態を確認することができる。若しくは、静電容量センサを設けて異物の堆積高さを検出させてもよい。これにより、排気装置70の排気能力が許容能力限度に達した場合には、排気動作を停止して、外部排気筒71を上部半体75と下部半体76に分割して、洗浄槽等に浸漬して洗浄した後、再び上部半体75と下部半体76とを連結して排気作業を行うことができる。
◎第2実施形態
図8は、この発明に係る排気装置の第2実施形態の要部を示す断面斜視図である。
第2実施形態は、排気流体中に含有する昇華物等の異物の除去を更に確実にできるようにした場合である。すなわち、図8に示すように、外部排気筒71の内壁面71a,中間排気筒80の内壁面80a及び外壁面80b及び内部排気筒90の外壁面90bにおける少なくとも中間排気筒80の内壁面80aと内部排気筒90の外壁面90bに、排気流体中の異物等の付着を促進する粗面部77を形成した場合である。
このように、少なくとも中間排気筒80の内壁面80aと内部排気筒90の外壁面90bに、排気流体中の異物等の付着を促進する粗面部77を形成することにより、上流案内路202を構成する中間排気筒80の内壁面80aと内部排気筒90の外壁面90bへの異物の付着が容易になると共に、上流案内路202を流れる(上昇する)排気流体の流速を遅くすることができ、異物の重力沈降を促進することができる。なお、下流案内路201を構成する外部排気筒71の内壁面71aと中間排気筒80の外壁面80bに粗面部77を形成することにより、下流案内路201を流れる排気流体中の異物の付着を容易にすることができる点で効果が得られる。
なお、第2実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、説明は省略する。
◎第3実施形態
図9は、この発明に係る排気装置の第3実施形態を示す概略断面図である。
第3実施形態は、排気流体中に含有する昇華物等の異物の除去を更に確実にできるようにした場合である。すなわち、図9に示すように、中間排気筒80Aを下方に向かって拡開テーパ状に形成して、上流案内路202の外周壁を下方に向かって拡開テーパ状に形成した場合である。
このように構成することにより、上流案内路202内を流れる排気流体の流速を、中間排気筒80Aの下部側で遅くすることができるので、排気流体中の異物等の重力沈降を高めることができ、異物等の除去を更に確実にすることができる。
なお、第3実施形態において、その他の部分は第1実施形態と同じであるので、同一部分には同一符号を付して説明は省略する。
◎その他の実施形態
上記実施形態では、この発明に係る排気装置を具備する加熱処理装置を半導体ウエハのレジスト塗布・現像処理システムにおける加熱処理装置に適用した場合について説明したが、LCDガラス基板のレジスト塗布・現像処理システムにおける加熱処理装置にも適用できることは勿論である。
この発明に係る排気装置を具備する基板処理装置を適用したレジスト液塗布・現像処理システムの一例を示す概略平面図である。 上記レジスト液塗布・現像処理システムの概略正面図である。 上記レジスト液塗布・現像処理システムの概略背面図である。 この発明に係る排気装置の第1実施形態の使用状態を示す概略断面図である。 上記排気装置と加熱装置を示す斜視図である。 上記排気装置の要部を示す拡大断面図である。 この発明における外部排気筒の分割状態を示す斜視図である。 この発明に係る排気装置の第2実施形態を示す要部断面斜視図である。 この発明に係る排気装置の第3実施形態を示す概略断面図である。
符号の説明
54 密閉容器(処理室)
68 排気管
69 導電性コイル
70 排気装置
71 外部排気筒
71a 内壁面
71b 底部
73 マノメータ(圧力検出手段)
74 目視窓
75 上部半体
76 下部半体
77 粗面部
80,80A 中間排気筒
80a 内壁面
80b 外壁面
90 内部排気筒
90b 外壁面
100 エジェクタ(排気手段)
201 下流案内路
202 上流案内路
203 排出路


Claims (8)

  1. 被処理基板を収容する処理室内に供給されて処理に供される流体を排気する排気装置であって、
    排気管を介して上記処理室に接続される上下端が閉塞する外部排気筒内に、該外部排気筒内を流れる排気流体を下方へ案内する下流案内路と、該下流案内路を流れた排気流体を上方へ案内すると共に排気流体中の異物等を重力沈降させる上流案内路と、該上流案内路を流れる排気流体を下方外部へ案内する排出路とを具備し、上記排出路に排気手段を介設してなり、
    上記外部排気筒と、該外部排気筒の頂部に一端が連結され、下端が開放する中間排気筒とで上記下流案内路を形成し、上記中間排気筒と、該中間排気筒内に隙間をおいて、かつ、上端が開放した状態で挿入されると共に、上記外部排気筒の底部を貫通する内部排気筒とで上記上流案内路を形成し、かつ、上記内部排気筒にて上記排出路を形成してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  2. 請求項記載の基板処理における排気装置において、
    上記外部排気筒に、複数の処理室にそれぞれ接続する複数の排気管を接続してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  3. 請求項1又は2記載の基板処理における排気装置において、
    上記外部排気筒に、該外部排気筒内に堆積した異物等を検出すべく外部排気筒内の圧力を検出する圧力検出手段を更に具備してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  4. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、
    上記外部排気筒の底部付近に、外部排気筒内に堆積した異物等を目視可能な目視窓を更に具備してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、
    上記中間排気筒が形成する上流案内路の外周内壁を下方に向かって拡開テーパ状に形成してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  6. 請求項ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、
    上記外部排気筒の内壁面、上記中間排気筒の内外壁面及び上記内部排気筒の外壁面における少なくとも中間排気筒の内壁面と内部排気筒の外壁面に、排気流体中の異物等の付着を促進する粗面部を形成してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  7. 請求項ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、
    上記外部排気筒を、中間排気筒を連結した上部半体と、内部排気筒を嵌挿した下部半体とに分割可能に形成してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理における排気装置において、
    上記排気管に帯電防止処理を施してなる、ことを特徴とする基板処理における排気装置。
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