JP4833140B2 - 昇華物除去装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基板の処理装置から排出される排ガス中の昇華物を除去する昇華物除去装置に関する。
例えば半導体デバイスの製造におけるフォトリソグラフィー処理では、半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)の表面に塗布されたレジスト液内の溶剤を蒸発させるための加熱処理(プリベーキング)や、パターンの露光後に、ウェハ上のレジスト膜の化学反応を促進させるための加熱処理(ポストエクスポージャーベーキング)、パターンの現像後に、ウェハ上のレジスト膜を硬化させて耐薬品性を向上させるための加熱処理(ポストベーキング)等の種々の加熱処理が行われている。
これらの加熱処理が行われる加熱処理装置内では、加熱時に例えばレジスト膜等から昇華物が発生している。昇華物は、加熱処理装置内の雰囲気と共に、加熱処理装置に接続された排気管を通って例えばエジェクタ等の排気手段へ排出される。しかしながら、排気管内の温度は加熱処理装置内の温度よりも低いため、昇華物は排気管や排気手段に付着することがあった。このように付着した昇華物は排気流量を低下させる。
そこで従来より、排気管に昇華物除去装置を設けて、昇華物を捕集することが提案されている。昇華物除去装置の内部には、例えばメッシュ状の捕集部材が設置されている。そして、加熱処理装置内の雰囲気が排ガスとして排気管から排出されて、昇華物を含んだ排ガスは昇華物除去装置を通過し、捕集部材によって昇華物が除去される(特許文献1)。
特開2003−347198号公報
しかしながら、捕集された昇華物は捕集部材上に付着して、捕集部材が目詰まりを起こすため、頻繁に昇華物除去装置をメンテナンスする必要があった。そして、この昇華物除去装置のメンテナンス時には加熱処理装置を使用することができないため、加熱処理装置の稼働率の悪化させていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、基板の処理装置から排出される昇華物を除去する昇華物除去装置のメンテナンス頻度を減少させ、処理装置の稼働率を向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、基板の処理装置から排出される排ガス中の昇華物を除去する昇華物除去装置であって、洗浄液を貯留する密閉容器と、前記容器内に配置された球形状のフィルターと、前記容器の上部から前記フィルターに向けて排ガスを流入させる排ガス流入部と、前記容器の上部から前記フィルターに向けて洗浄液を供給する洗浄液供給部と、前記容器における排ガス流入部から流入した排ガスが前記フィルターと衝突する箇所よりも下方に設けられて、容器内の排ガスを流出させる排ガス流出部と、前記容器における排ガス流出部よりも下方に設けられた洗浄液排出部と、を有し、前記フィルターの材質は、気体を通過させるが固体及び液体を通過させない材料からなり、前記フィルターは容器内で回転自在であり、かつこのフィルターの下部は、容器内に貯留された洗浄液中に浸漬していることを特徴としている。
本発明によれば、フィルターは気体を透過させるが固体を透過させないので、排ガス流入部からフィルターに向けて流入した排ガスが、フィルターを通って排ガス流出部から排出される際、排ガス中の昇華物はフィルター表面で捕集され、排ガス中から除去される。そしてこのように排ガスが流れている間、洗浄液供給部から容器内に洗浄液が供給される。洗浄液はフィルターの表面に供給され、洗浄液の衝突によってフィルターは回転する。このフィルターの回転により、フィルターの表面に付着した昇華物が下方に移動する。昇華物が付着したフィルターは、排ガス流出部の下方で洗浄液中に浸漬されるので、昇華物はフィルターの表面から洗浄液中に除去される。そして洗浄されたフィルターは上方に回転し、再び排ガス中の昇華物を捕集して除去することができる。以上のように、排ガス中の昇華物をフィルターによって捕集しながら、捕集した昇華物を洗浄液によって洗い流すことができる。したがって、フィルターが目詰まりを起すことがなく、フィルターのメンテナンス頻度を減少させることができる。そして、基板の処理装置の稼働率を向上させることができる。
また、フィルターが球形状なので、フィルターは多方向に回転することができ、球面全体で昇華物を除去することができ、球面全体を洗浄液で洗浄することができる。したがって、フィルターのメンテナンスサイクルを短くすることができる。
前記容器における前記排ガス流出部よりも上方では、前記フィルターが前記容器の側面内周部に環状に接触していてもよい。これによって、フィルター表面に付着した昇華物を擦り落としながら、フィルターの回転によって擦り落とされた昇華物を下方に落下させて、昇華物を除去することもできる。
前記容器内における排ガス流出部の上方には、フィルターの浮き上がりを防止するストッパーが設けられていてもよい。これによって、フィルターが洗浄液より上方に浮き上がるのを防止することができ、フィルターに付着した昇華物を確実に洗い流すことができる。また、フィルターの表面に付着した昇華物をストッパーで擦り落として、昇華物を除去することもできる。このストッパーは、前記容器の内周から内側に向けて環状に突出した形状を有しているのが好ましく、これによって、フィルターの浮き上がりを確実に防止することができる。
前記洗浄液供給部から供給される洗浄液は、前記フィルターの鉛直中心軸からずれて当該フィルターの表面に衝突してもよい。これによって、フィルターを確実に多方向に回転させることができる。
前記排ガス流出部から続く流出経路には、流出させた排ガス中の水分を捕捉するミストトラップが設けられていてもよい。
前記排ガス流出部に続く排出経路は、排ガス流出部から上方に向けて設けられていてもよい。これによって、万一、容器内の洗浄液が排ガス流出経路の中に入ってきても、洗浄液が排ガス流出経路の下流側に流れることはない。
前記洗浄液排出部から排出された洗浄液は、前記洗浄液供給部に循環されてもよい。これによって、洗浄液排出部と洗浄液供給部の間に例えば洗浄液中のフィルターを設けて洗浄液中の昇華物を除去し、洗浄液を再利用することができ、昇華物除去装置に供給する洗浄液の量を削減することができる。
参考例として、前記球形状のフィルターに代えて、円柱形状のフィルターを有し、前記円柱形状のフィルターは、前記容器内において水平に配置され、かつこのフィルターの周方向に回転自在であってもよい。
本発明の昇華物除去装置によれば、フィルターのメンテナンス頻度を減少させることができ、基板の処理装置の稼働率を向上させることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる昇華処理装置を搭載した塗布現像処理システム1の構成の概略を示す平面図であり、図2は、塗布現像処理システム1の正面図であり、図3は、塗布現像処理システム1の背面図である。
塗布現像処理システム1は、図1に示すように例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から塗布現像処理システム1に対して搬入出したり、カセットCに対してウェハWを搬入出したりするカセットステーション2と、フォトリソグラフィー工程の中で枚葉式に所定の処理を施す複数の各種処理装置を多段に配置している処理ステーション3と、この処理ステーション3に隣接して設けられている露光装置(図示せず)との間でウェハWの受け渡しをするインターフェイス部4とを一体に接続した構成を有している。
カセットステーション2には、カセット載置台5が設けられ、当該カセット載置台5は、複数のカセットCをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在になっている。カセットステーション2には、搬送路6上をX方向に向かって移動可能なウェハ搬送体7が設けられている。ウェハ搬送体7は、カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z方向;鉛直方向)にも移動自在であり、X方向に配列された各カセットC内のウェハWに対して選択的にアクセスできる。
ウェハ搬送体7は、Z軸周りのθ方向に回転可能であり、後述する処理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する温度調節装置60やウェハWの受け渡しを行うためのトランジション装置61に対してもアクセスできる。
カセットステーション2に隣接する処理ステーション3は、複数の処理装置が多段に配置された、例えば5つの処理装置群G1〜G5を備えている。処理ステーション3のX方向負方向(図1中の下方向)側には、カセットステーション2側から第1の処理装置群G1、第2の処理装置群G2が順に配置されている。処理ステーション3のX方向正方向(図1中の上方向)側には、カセットステーション2側から第3の処理装置群G3、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5が順に配置されている。第3の処理装置群G3と第4の処理装置群G4の間には、第1の搬送装置A1が設けられており、第1の搬送装置A1の内部には、ウェハWを支持して搬送する第1の搬送アーム10が設けられている。第1の搬送アーム10は、第1の処理装置群G1、第3の処理装置群G3及び第4の処理装置群G4内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。第4の処理装置群G4と第5の処理装置群G5の間には、第2の搬送装置A2が設けられており、第2の搬送装置A2の内部には、ウェハWを支持して搬送する第2の搬送アーム11が設けられている。第2の搬送アーム11は、第2の処理装置群G2、第4の処理装置群G4及び第5の処理装置群G5内の各処理装置に選択的にアクセスしてウェハWを搬送できる。
図2に示すように第1の処理装置群G1には、ウェハWに所定の液体を供給して処理を行う液処理装置、例えばウェハWにレジスト液を塗布するレジスト塗布装置20、21、22、露光処理時の光の反射を防止する反射防止膜を形成するボトムコーティング装置23、24が下から順に5段に重ねられている。第2の処理装置群G2には、液処理装置、例えばウェハWに現像液を供給して現像処理する現像処理装置30〜34が下から順に5段に重ねられている。また、第1の処理装置群G1及び第2の処理装置群G2の最下段には、各処理装置群G1、G2内の液処理装置に各種処理液を供給するためのケミカル室40、41がそれぞれ設けられている。
例えば図3に示すように第3の処理装置群G3には、温度調節装置60、トランジション装置61、精度の高い温度管理下でウェハWを温度調節する高精度温度調節装置62〜64及びウェハWを高温で加熱処理する高温度熱処理装置65〜68が下から順に9段に重ねられている。
第4の処理装置群G4では、例えば高精度温度調節装置70、レジスト塗布処理後のウェハWを加熱処理するプリベーキング装置71〜74及び現像処理後のウェハWを加熱処理するポストベーキング装置75〜79が下から順に10段に重ねられている。プリベーキング装置71〜74には、本発明にかかる昇華物除去装置200がそれぞれ接続されている。
第5の処理装置群G5では、ウェハWを熱処理する複数の熱処理装置、例えば高精度温度調節装置80〜83、ポストエクスポージャーベーキング装置84〜89が下から順に10段に重ねられている。
図1に示すように第1の搬送装置A1のX方向正方向側には、複数の処理装置が配置されており、例えば図3に示すようにウェハWを疎水化処理するためのアドヒージョン装置90、91、ウェハWを加熱する加熱装置92、93が下から順に4段に重ねられている。図1に示すように第2の搬送装置A2のX方向正方向側には、例えばウェハWのエッジ部のみを選択的に露光する周辺露光装置94が配置されている。
インターフェイス部4には、例えば図1に示すようにX方向に向けて延伸する搬送路100上を移動するウェハ搬送体101と、バッファカセット102が設けられている。ウェハ搬送体101は、Z方向に移動可能でかつθ方向にも回転可能であり、インターフェイス部4に隣接した露光装置(図示せず)と、バッファカセット102及び第5の処理装置群G5に対してアクセスしてウェハWを搬送できる。
次に、上述のプリベーキング装置71と昇華物除去装置200の構成について説明する。
プリベーキング装置71は、図4及び図5に示すように筐体120内に、ウェハWを加熱処理する加熱部121と、ウェハWを冷却処理する冷却部122を有している。
加熱部121は、図4に示すように上側に位置して上下動自在な蓋体130と、下側に位置して蓋体130と一体となって処理室Sを形成する熱板収容部131を有している。
蓋体130は、中心部に向かって次第に高くなる略円錐状の形態を有し、頂上部には、排気部130aが設けられている。処理室S内の雰囲気は、排ガスとして排気部130aから排出される。
熱板収容部131は、円筒状のケース140を備えており、ケース140の内側には、ウェハWを加熱する熱板141と、熱板141の外周部を保持する環状の保持部材142と、その保持部材142の外周を囲んで保持する略筒状のサポートリング143とが備えられている。サポートリング143の上面には、処理室S内に向けて例えば不活性ガスを噴出する吹き出し口144が形成されている。
図4に示すように熱板141の下方には、ウェハWを熱板141上に受け渡す際にウェハWの下面を支持して昇降させるための第1の昇降ピン150が設けられている。第1の昇降ピン150は、昇降駆動機構151により上下動できる。また、熱板141の上面中央部を囲む3箇所に、熱板141を厚み方向(上下方向)に貫通する貫通孔152が形成されている。各第1の昇降ピン150は、昇降駆動機構151の駆動により熱板141の下方から上昇してそれぞれ貫通孔152に挿入され、貫通孔152内で上下動可能になっており、貫通孔152を通過して熱板141の上方に突出したり熱板141の下方に退出したりすることができる。
加熱部121に隣接する冷却部122には、例えばウェハWを載置して冷却する冷却板170が設けられている。冷却板170の内部には、例えば冷却水が通水し、冷却板170を所定の設定温度に調整できる。冷却板170は、加熱部121側に向かって延伸するレール171に取付けられている。冷却板170は、駆動部172によりレール171上を移動できる。冷却板170は、加熱部121側の熱板141の上方まで移動できる。
冷却板170は、例えば図5に示すように略方形の平板形状を有し、加熱部121側の端面が円弧状に湾曲している。冷却板170には、X方向に沿った2本のスリット173が形成されている。スリット173の下方には、図4に示すように第2の昇降ピン174が設けられている。第2の昇降ピン174は、昇降駆動部175によって昇降できる。第2の昇降ピン174は、冷却板170の下方から上昇してスリット173を通過し、冷却板170の上方に突出できる。
図5に示すように冷却板170を挟んだ筐体120の両側面には、ウェハWを搬入出するための搬入出口180が形成されている。
次にプリベーキング装置71に接続する昇華物除去装置200の構成について説明する。
昇華物除去装置200は、図6及び図7に示すように密閉形の容器210を有している。容器210の側面の中央付近は次第に内径が小さくなっており、側面テーパー部210aが形成されている。すなわち、容器210の側面上部210bより側面下部210cの径が小さくなっている。容器210内は、処理室Sよりも低温、例えば常温に保たれている。なお、容器210には、液体が漏れない材料が用いられ、例えば樹脂が用いられる。
容器210の天板部210dには、図6に示すように、排ガスを容器210内に流入させる排ガス流入部211が形成され、排ガス流入部211には排ガス流入管212が接続されている。排ガス流入管212の一端は、図7に示すように、容器210の天板部210dの中心に接続されている。排ガス流入管212の他端は、図6に示すように、プリベーキング装置71の排気部130aに接続されている。なお、排ガス流入管212内に昇華物が付着するのを防止するため、排ガス流入管212の長さを短くして、昇華物除去装置200をプリベーキング71の近くに設置するのが好ましい。
容器210の天板部210dには、図6に示すように、容器210内に洗浄液を供給する洗浄液供給部213が形成され、洗浄液供給部213には洗浄液供給管214が貫通している。洗浄液供給管214の一端は、図7に示すように、容器210の天板部210dの中心からずれた位置に貫通している。洗浄液供給管214の他端は、例えば図6に示すようにプリベーキング装置71に接続され、洗浄液として、プリベーキング装置71の冷却板170に通水される冷却水が用いられる。なお、洗浄液には、水やレジスト液の溶剤、例えばシンナーが用いられてもよい。
容器210の側面下部210cには、図6に示すように、容器210内の洗浄液を排出する洗浄液排出部215が形成され、洗浄液排出部215には洗浄液排出管216が接続されている。容器210内の洗浄液は、例えば洗浄液排出管216の上端まで貯留されている。
洗浄液排出管216より上方の容器210の側面下部210cには、図6に示すように、容器210内の雰囲気を排出する排ガス流出部217が形成され、排ガス流出部217には排ガス流出管218が接続されている。排ガス流出管218は、例えば排ガスを定量的に排気する排気手段(図示せず)に接続されている。排ガス流出管218には、例えばポンプ(図示せず)が設けられており、容器210内の排ガスを排ガス流出管218に吸引している。また、排ガス流出管218には、排ガス中の水分を除去するミストトラップ219が設けられている。ミストトラップ219内には、水分を捕集するエレメント219aが交互に多段に設けられている。ミストトラップ219の下流側の排ガス流出管218は、上方に向かって延びている。
容器210の内部には、図6に示すように、球形状のフィルター220が設けられている。フィルター220は、排ガス流出管218の上方において、容器210の側面テーパー部210aと全周に亘って接している。またフィルター220は、排ガス流出管218の下方に貯留された洗浄液に浮いており、フィルター220の下部が洗浄液に浸漬している。フィルター220は、強度を保つために中空の形状である本体221と本体221を覆って設けられた付着部222とを有している。本体221には、気体を透過させるが固体及び液体を透過させず、かつ、圧損しない材料が用いられ、例えばポリエチレン、ポリアセタール等が用いられる。付着部222には、気体を透過させるが固体を透過させない材料であり、付着部222に付着した昇華物が剥離しやすく、表面が疎水性である材料、例えばフッ素系樹脂であるテフロン(デュポン社の登録商標)が用いられる。
フィルター220が接する容器210の側面テーパー部210aの上方には、側面テーパー部210aの全周から水平方向に突出したストッパー223が設けられている。ストッパー223は、フィルター220が上方に浮き上がるのを防止している。
本実施の形態にかかる昇華物除去装置200を搭載した塗布現像処理システム1は以上のように構成されており、次にその塗布現像処理システム1で行われるウェハ処理について説明する。
先ず、ウェハ搬送体7によって、カセット載置台5上のカセットCからウェハWが一枚取り出され、第3の処理装置群G3の温度調節装置60に搬送される。温度調節装置60に搬送されたウェハWは、所定温度に温度調節され、その後第1の搬送装置10によってボトムコーティング装置23に搬送され、反射防止膜が形成される。反射防止膜が形成されたウェハWは、第1の搬送装置10によって加熱装置92、高温度熱処理装置65、高精度温度調節装置70に順次搬送され、各装置で所定の処理が施される。その後ウェハWは、レジスト塗布装置20に搬送される。
レジスト塗布装置20においてウェハWの表面にレジスト膜が形成されると、ウェハWは第1の搬送アーム10によってプリベーキング装置71に搬送され、加熱処理が施された後、続いて第2の搬送アーム11によって周辺露光装置94、高精度温度調節装置83に順次搬送されて、各装置において所定の処理が施される。その後、インターフェイス部4のウェハ搬送体101によって露光装置(図示せず)に搬送され、ウェハW上のレジスト膜に所定のパターンが露光される。露光処理の終了したウェハWは、ウェハ搬送体101によってポストエクスポージャーベーキング装置84に搬送され、所定の処理が施される。
ポストエクスポージャーベーキング装置84における熱処理が終了すると、ウェハWは第2の搬送アーム11によって高精度温度調節装置81に搬送されて温度調節され、その後現像処理装置30に搬送され、ウェハW上に現像処理が施され、レジスト膜にパターンが形成される。その後ウェハWは、第2の搬送アーム11によってポストベーキング装置75に搬送され、加熱処理が施された後、高精度温度調節装置63に搬送され温度調節される。そしてウェハWは、第1の搬送アーム10によってトランジション装置61に搬送され、ウェハ搬送体7によってカセットCに戻されて一連のフォトリソグラフィー工程が終了する。
次に、プリベーキング装置71でウェハWに加熱処理中に、プリベーキング装置71内で発生した排ガスを昇華物除去装置200に排出し、昇華物除去装置200で排ガス中の昇華物を除去する一連の処理について説明する。
プリベーキング装置71では、先ず、第1の搬送アーム10によって略水平な姿勢に保持されたウェハWが、搬入出口180を通じて冷却部122内に搬入され、冷却板170上に載置される。そして、蓋体130が上昇して処理室Sが開放された状態で、冷却板170の移動により、冷却板170に支持されたウェハWが熱板収容部131の上方に搬送される。ウェハWが熱板141の上方に搬送されると、予め上昇して待機していた3本の第1の昇降ピン150の上端部に受け渡される。ウェハWを受け渡した後、冷却板170が退出したら、蓋体130が下降して熱板収容部131と一体となり、処理室Sが閉鎖される。そして、第1の昇降ピン150が下降して、ウェハWが熱板141上の支持部材146に受け渡される。ウェハWを受け渡した第1の昇降ピン150は、熱板141の貫通孔152内にそれぞれ収納される。こうしてウェハWが支持部材146の上端部に載せられ、熱板141の上面から持ち上げられた状態で支持される。なお、熱板141は予め昇温されており、ウェハWが熱板141に近接されることにより、ウェハWの加熱が開始され、所定の時間、例えば60秒〜90秒程度の熱処理を行う。
ウェハWに熱処理が行われている間、吹き出し口144から処理室S内に不活性ガスが給気されると共に、排気部130aから処理室S内の雰囲気が排ガスとして排出される。排気部130aから排出された排ガスは、排ガス流入管212を通って、昇華物除去装置200の容器210内に流入する。
容器210内に流入した排ガスは、排ガス流出管218に設けられたポンプ(図示せず)により、フィルター220を通過して、排ガス流出管218に吸引される。この際、容器210内は常温に保たれているため、排ガス中の昇華物は固化している。そして、排ガスがフィルター220を通過する際、昇華物がフィルター220の付着部222の表面に付着し、排ガス中から除去される。排ガス流出管218に吸引された排ガスは、ミストトラップ219を通過して排ガス中の水分が除去され、排気手段(図示せず)に排出される。
このように排ガスが容器210内に流入している間、洗浄液供給管214から容器210内に洗浄液が供給される。洗浄液はフィルター220の表面に供給され、洗浄液の衝突によってフィルター220は回転している。このフィルター220の回転により、フィルター220の付着部222の表面に付着した昇華物が下方に移動する。このフィルター220の移動中、フィルター220は容器210の側面テーパー部210aに接しているので、付着部222に付着した昇華物の一部は側面テーパー部210aで擦り落とされながら、フィルター220の回転によって下方に落下する。そして、残りの昇華物が付着したフィルター220は、容器210内に貯留された洗浄液中に浸漬され、昇華物がフィルター220の付着部222の表面から洗浄液中に除去される。除去された昇華物を含む洗浄液は、洗浄液排出管216から排出されて廃棄される。洗浄されたフィルター220は上方に回転し、再び排ガス中の昇華物を付着部222に付着させて除去する。
プリベーキング装置71でのウェハWの熱処理が終了すると、処理室S内の吹き出し口144からの給気、排気部130aからの排気を停止する。そして、排気部130aからの排気の停止に伴い、昇華物除去装置200では、洗浄液供給管214からの洗浄液の供給を停止し、排ガス中の昇華物の除去を終了する。一方、プリベーキング装置71ではウェハWの熱処理が終了すると、第1の昇降ピン150が上昇して、ウェハWが第1の昇降ピン150により熱板141から上昇される。この後、蓋体130が上昇して、処理室Sが開放された後、冷却板170が移動して、第1の昇降ピン150からウェハWを受け取って退出する。これにより、ウェハWが加熱部121から冷却部122に搬出される。そして、冷却部122において冷却板170上のウェハWが冷却されたら、搬入出口180を通じて冷却部122から搬出される。こうして、一連の熱処理と排ガス中の昇華物除去が終了する。
以上の実施の形態によれば、フィルター220が気体を透過させるが固体を透過させないので、排ガス流入管212から流入した排ガス中の昇華物をフィルター220の付着部222によって除去することができる。また、排ガスが容器210内を流れている間、フィルター220の回転によって、昇華物が付着したフィルター220は容器210に貯留された洗浄液に浸漬されるので、昇華物をフィルター220の付着部222から洗浄液中に除去することができる。そして洗浄されたフィルター220は上方に回転し、再び排ガス中の昇華物を付着させて除去することができる。また昇華物が除去された洗浄液は洗浄液排出管216から排出されるので、洗浄液中の昇華物がフィルター220に再付着することがない。このように排ガス中の昇華物をフィルター220によって捕集しながら、捕集した昇華物を洗浄液によって洗い流すことができるので、昇華物がフィルター220の表面に蓄積することがない。したがって、フィルター220が目詰まりを起すことがなく、フィルター220のメンテナンス頻度を減少させることができる。それに伴って、プリベーキング装置71の稼働率を向上させることができる。
また、フィルター220が球形状なので、フィルター220は多方向に回転することができ、球面全体で昇華物を除去することができ、球面全体を洗浄液で洗浄することができる。したがって、フィルター220のメンテナン頻度を減少させることができる。さらに、洗浄液供給管214は、容器210の天板部210dの中心からずれた位置に貫通しているので、洗浄液供給管214から供給される洗浄液は、フィルター220の鉛直中心軸からずれてフィルター220の表面に衝突し、フィルター220を確実に多方向に回転させることができる。
また、フィルター220が容器210の側面テーパー部210aと全周に亘って接しているので、フィルター220の付着部222の表面に付着した昇華物を擦り落として、昇華物を除去することもできる。
また、フィルター220が接する容器210の側面テーパー部210aの上方には、容器210の側面テーパー部210aの全周から突出したストッパー223が設けられているので、フィルター220が洗浄液より上方に浮き上がるのを防止することができる。また、フィルター220の表面に付着した昇華物をストッパー223で擦り落として、昇華物を除去することもできる。さらに、ストッパー223により、昇華物がフィルター220と容器210の側面テーパー部210aとの隙間を通過して上昇するのを抑制することもできる。
また、ミストトラップ219より下流側の排ガス流出管218は、上方に向けられているので、万一、容器210内の洗浄液が排ガス流出管218の中に入ってきても、洗浄液が排ガス流出管218の下流側に流れることはない。
以上の実施の形態では、昇華物除去装置200はプリベーキング装置71〜74にそれぞれ接続されていたが、プリベーキング装置71〜74に共通で1つの昇華物除去装置200が接続されていてもよい。また、他の加熱処理装置であるポストベーキング装置75〜79、ポストエクスポージャーベーキング装置84〜89に昇華物除去装置200が接続して、これら加熱処理装置からの排ガス中の昇華物を除去することができる。
以上の実施の形態の昇華物除去装置200はレジスト塗布装置20〜22に接続されていてもよい。レジスト塗布装置20〜22においては、ウェハWにレジスト液を塗布処理中に、レジスト液から昇華物が発生する。そして、レジスト塗布装置20〜22内の雰囲気は昇華物と共に昇華物除去装置200に排出され、昇華物除去装置200において昇華物を除去することができる。なお、かかる場合の昇華物除去装置200の洗浄液としては、溶剤が用いられる。また、昇華物除去装置200はSOG(Spin On Glass)塗布装置(図示せず)に接続されていてもよく、この場合、SOG材料の塗布液から発生する昇華物を排ガス中から除去することができる。
以上の実施の形態の昇華物除去装置200では、昇華物を含む洗浄液は洗浄液排出管216から排出されて廃棄されていたが、この洗浄液を浄化して再利用してもよい。かかる場合、洗浄液排出管216は、図8に示すように、洗浄液供給管214に接続される。洗浄液排出管216と洗浄液供給管214との間には、洗浄液中の昇華物を除去するフィルター231と、昇華物が除去された洗浄液を洗浄液供給管214に送り出すポンプ232が設けられている。これによって、洗浄液を再利用することができ、昇華物除去装置200に供給する洗浄液の量を削減することができる。
以上の実施の形態の昇華物除去装置200では、球形状のフィルター220が設置されていたが、フィルター220に代えて、図9及び図10に示すように、円柱形のフィルター240を用いてもよい。フィルター240は水平に設置され、かつ、このフィルター240の周方向に回転自在になっている。フィルター240は、フィルター220と同様に、中空の本体241と本体241を覆って設けられた付着部242を有し、排ガスを通過させて、昇華物を付着部242に付着させることができる。なお、かかる場合、略円筒形の容器210に代えて、略直方体の容器243が用いられる。フィルター220は、排ガス流出管218の上方において、容器243の長手方向の側面テーパー部243aと接し、フィルター220の下部が排ガス流出管218の下方に貯留された洗浄液に浸漬している。かかる例においても、フィルター240で除去された昇華物を洗浄液中に除去することができるので、フィルター240が目詰まりを起すことがなく、フィルター240のメンテナンス頻度を減少させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に相到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明はこの例に限らず種々の態様を採りうるものである。本発明は、基板がウェハ以外のFPD(フラットパネルディスプレイ)、フォトマスク用のマスクレチクルなどの他の基板である場合にも適用できる。
本発明は、例えば基板の処理装置から排出される排ガス中の昇華物を除去する昇華物除去装置に有用である。
本実施の形態にかかる昇華物除去装置を搭載した、塗布現像処理システムの構成の概略を示す平面図である。 図1の塗布現像処理システムの正面図である。 図1の塗布現像処理システムの背面図である。 プリベーキング装置の縦断面図である。 プリベーキング装置の平面図である。 本実施の形態にかかる昇華物除去装置の縦断面図である。 本実施の形態にかかる昇華物除去装置の平面図である。 本実施の形態にかかる昇華物除去装置に洗浄液の循環機能を備えたシステムの構成の概略を示す説明図である。 他の形態にかかる昇華物除去装置の平面図である。 他の形態にかかる昇華物除去装置の縦断面図である。
符号の説明
1 塗布現像処理システム
71 プリベーキング装置
200 昇華物除去装置
210 容器
211 排ガス流入部
212 排ガス流入管
213 洗浄液供給部
214 洗浄液供給管
215 洗浄液排出部
216 洗浄液排出管
217 排ガス流出部
218 排ガス流出管
219 ミストトラップ
220 フィルター
223 ストッパー

Claims (8)

  1. 基板の処理装置から排出される排ガス中の昇華物を除去する昇華物除去装置であって、
    洗浄液を貯留する密閉容器と、
    前記容器内に配置された球形状のフィルターと、
    前記容器の上部から前記フィルターに向けて排ガスを流入させる排ガス流入部と、
    前記容器の上部から前記フィルターに向けて洗浄液を供給する洗浄液供給部と、
    前記容器における排ガス流入部から流入した排ガスが前記フィルターと衝突する箇所よりも下方に設けられて、容器内の排ガスを流出させる排ガス流出部と、
    前記容器における排ガス流出部よりも下方に設けられた洗浄液排出部と、を有し、
    前記フィルターの材質は、気体を通過させるが固体及び液体を通過させない材料からなり、
    前記フィルターは容器内で回転自在であり、かつこのフィルターの下部は、容器内に貯留された洗浄液中に浸漬していることを特徴とする、昇華物除去装置。
  2. 前記容器における前記排ガス流出部よりも上方では、
    前記フィルターが前記容器の側面内周部に環状に接触していることを特徴とする、請求項1に記載の昇華物除去装置。
  3. 前記容器内における排ガス流出部の上方には、
    フィルターの浮き上がりを防止するストッパーが設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の昇華物除去装置。
  4. 前記ストッパーは、前記容器の側面内周部から内側に向けて環状に突出した形状を有することを特徴とする、請求項3に記載の昇華物除去装置。
  5. 前記洗浄液供給部から供給される洗浄液は、前記フィルターの鉛直中心軸からずれて当該フィルターの表面に衝突することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の昇華物除去装置。
  6. 前記排ガス流出部から続く流出経路には、流出させた排ガス中の水分を捕捉するミストトラップが設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の昇華物除去装置。
  7. 前記排ガス流出部に続く排出経路は、排ガス流出部から上方に向けて設けられていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の昇華物除去装置。
  8. 前記洗浄液排出部から排出された洗浄液は、前記洗浄液供給部に循環されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の昇華物除去装置。
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