JP4494504B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、誘導加熱コイルの冷却に特徴を有する誘導加熱調理器に関するものである。
従来から、誘導加熱調理器は、誘導加熱コイルに高周波電流を流すことによって生じる高周波磁束で過電流を誘起し、それによって発生するジュール熱で被加熱物を加熱するようになっている。近年、この被加熱物は多様化しており、鉄鍋だけでなく、非磁性ステンレス鍋や銅鍋、アルミ鍋等が存在する。それに伴い、誘導加熱調理器は、被加熱物の種類に応じた加熱調理を実現するために高出力化される傾向にある。
高出力化された誘導加熱調理器は、周波数を高くするため表皮効果によって実効抵抗が高くなり発熱が大きくなる。また、電流値を大きくするため誘導加熱コイルの自己発熱も大きくなる。このような誘導加熱調理器の性能を高くするためには、誘導加熱コイルの冷却を効率的に行なうことが要求される。そこで、誘導加熱コイルを効率的に冷却するようにした誘導加熱調理器が種々提案されている。
そのようなものとして、「被加熱物を載置する平面プレートと、前記平面プレート下方に位置する加熱コイルと、前記平面プレートと加熱コイルとの間に設けた隙間と、送風装置と、前記加熱コイル下方に位置して前記送風装置が発生する風の一部を誘導して前記加熱コイルの略中央下から上方に風を誘導する送風誘導壁とを有し、前記加熱コイルは略ドーナツ状で中央に通風穴を有する構成とした誘導加熱装置」が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
この誘導加熱調理器は、第2の加熱コイルの中央に通風穴を設け、通風穴に温度検知部を設け、さらに平面プレートと第2の加熱コイルとの間に隙間を設け、シロッコファンからの冷却風を第2の加熱コイルの上下に分散させるとともに、温度検知部の配置で遮って第2の加熱コイル下面の通風穴を中心に放射状に放散させて均等な強さにするようになっている。
また、「本体上面のトップフレームに設けたトッププレートと、該トッププレート下方に設けた、少なくとも誘導加熱コイルと該誘導加熱コイルが載置されるコイルベースから構成されるコイルユニットと、該本体内部に設けたファン装置と、該ファン装置が送風する空気を該コイルユニットに誘導するダクトとを備えた誘導加熱調理器において、該コイルユニット下方に位置する該ダクト上面に複数の開口を設け、該複数の開口から冷却空気を噴き出し、該コイルユニット下面に衝突させることを特徴とする誘導加熱調理器。」が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
この誘導加熱調理器は、コイルユニットの下方に位置するダクト上面に複数の開口を設けて、その複数の開口から冷却空気を噴き出し、コイルユニットの下面に衝突させる多孔衝突噴流の流れを構成しているために、低風量で誘導加熱コイルを効率よく冷却することができ、誘導加熱コイルの温度分布を小さくして信頼性を高めるようになっている。
特開2004−171926号公報(第7−10頁、第1図) 特開2004−214217号公報(第5−7頁、第2図)
一方、誘導加熱調理器は、様々の場所に設置できるように小型化・薄型化する傾向にある。薄型化するには、被加熱物を載置する平面プレートと被加熱物を加熱する加熱コイルとの間にできる隙間(間隙)を小さくするように形成することが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載の誘導加熱調理器は、平面プレートと第2の加熱コイルとの間に所定の隙間を設けるようになっているので、薄型化の要求を実現することができないという問題があった。
また、特許文献2に記載の誘導加熱調理器のように、誘導加熱コイルの下面から冷却空気を噴き出して誘導加熱コイルを冷却するものでは、トッププレートと誘導加熱コイルとの間の隙間を小さくすることはできるものの、ファン装置が送風する空気をコイルユニットに誘導するダクトの風路断面積が一定であり、開口の位置によって噴き出される冷却空気に偏りが生じ、誘導加熱コイルの均一な冷却を実現することができないという問題があった。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたもので、誘導加熱コイルを均一に冷却することができるとともに、薄型化した誘導加熱調理器を提供するものである。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を送風するファンとを有し、前記トッププレートと前記コイルベースとの間に間隙を形成し、前記コイルベースの中心部に前記間隙と連通する開口部を設け、前記開口部と前記ファンの吸気口とが対向するように前記ファンを前記コイルベースの下側に積層配置し、前記ファンは、前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を前記間隙を介して前記開口部から吸い込み、前記誘導加熱コイルの下側に送風することを特徴とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を送風するファンと、前記ファンの周囲を囲むように取り付けられ、前記コイルベースの下面に沿って空気が流れるようにした環状形状の風路が形成されるともに、該風路の上面を開放したガイドとを有し、前記トッププレートと前記コイルベースとの間に間隙を形成し、前記コイルベースの中心部に前記間隙と連通する開口部を設け、前記開口部と前記ファンの吸気口とが対向するように前記ファンを前記コイルベースの下側に積層配置したことを特徴とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を送風するファンとを有し、前記トッププレートと前記コイルベースとの間に間隙を形成し、前記コイルベースの中心部に前記間隙と連通する開口部を設け、前記開口部と前記ファンの吸気口とが対向するように前記ファンを前記コイルベースの下側に積層配置し、前記ファンは、前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を前記間隙を介して前記開口部から吸い込み、前記誘導加熱コイルの下側に送風するので、一つのファンで誘導加熱コイルを上下方向から冷却することができるとともに、省スペース化を実現することができる。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物を載置するトッププレートと、前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、前記誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を送風するファンと、前記ファンの周囲を囲むように取り付けられ、前記コイルベースの下面に沿って空気が流れるようにした環状形状の風路が形成されるともに、該風路の上面を開放したガイドとを有し、前記トッププレートと前記コイルベースとの間に間隙を形成し、前記コイルベースの中心部に前記間隙と連通する開口部を設け、前記開口部と前記ファンの吸気口とが対向するように前記ファンを前記コイルベースの下側に積層配置したので、一つのファンで誘導加熱コイルを上下方向から冷却することができるとともに、冷却空気の損失を低減することができる。
参考例に係る誘導加熱調理器の概略構成を示す分解斜視図である。 ダクトの形状の一例を示す斜視図である。 ダクトの形状の他の一例を示す斜視図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベースとファンとの一例を示す概略構成図である。 コイルベース及びファンの縦断面を示す縦断面図である。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベースとファンとの他の一例を示す概略構成図である。 コイルベース及びファンの縦断面を示す縦断面図である。 実施の形態2に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベースとファンとの一例を示す概略構成図である。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器に搭載される誘導加熱コイルとコイルベースとの一例を示す概略断面図である。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器に搭載される誘導加熱コイルとコイルベースとの他の一例を示す概略断面図である。 実施の形態4に係る誘導加熱調理器に搭載される誘導加熱コイルとコイルベースとの一例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
参考例.
図1は、本発明の参考例に係る誘導加熱調理器100の概略構成を示す分解斜視図である。この誘導加熱調理器100は、誘導加熱による調理鍋載置部を左右に二口、ライエントヒータ(RH)加熱による調理鍋載置部を奥中央に一口設けた、ビルトイン型(システムキッチン一体型)IHクッキングヒータである場合を例に説明するものとする。図1に基づいて、誘導加熱調理器100の構成について説明する。
図1に示すように、誘導加熱調理器100は、筐体10内にコイルベース12と、ダクト13と、ファン14と、ラジエントヒータ20とが設けられている。また、コイルベース12には、鍋やフライパン等の被加熱物を加熱するための誘導加熱コイル11が載置されている。なお、コイルベース12、ダクト13、ファン14及誘導加熱コイル11は、二口の誘導加熱に対応して二組備えられている。また、図示していないが誘導加熱コイル11の加熱を制御するための制御基板や、この制御基板を冷却するためのフィン等の構成部品が筐体10内に設けられている。
誘導加熱コイル11は、電流によって発生する磁力線によって、誘導加熱コイル11の上方に載置される被加熱物に渦電流が生じ、被加熱物自体を発熱させるようになっている。コイルベース12は、誘導加熱コイル11を載置して保持する役目を果たす。なお、コイルベース12には、誘導加熱コイル11から発生した磁力線が下側に流れるのを防止するためのフェライトや、被加熱物の温度状態を検出するための温度センサを設けておくのが好ましい。また、コイルベース12には、ファン14から送風される空気を誘導加熱コイル11に衝突させるための開口部が底面に形成されている。
ファン14は、誘導加熱コイル11を冷却する空気を送風するものである。この参考例では、ファン14が遠心ファンの一つであるシロッコファン(ブロアファン)である場合を例に示しているが、これに限定するものではない。ダクト13は、コイルベース12の下側に配置され、ファン14からの空気を誘導加熱コイル11に向けて噴き出させる複数の吐出穴16が風路の壁面(上面)に形成されている。また、ダクト13は、コイルベース12の下面と対向するように環状形状、より詳しくはC字形状で形成されている。なお、ダクト13の詳細については、後述するものとする(図2及び図3参照)。
ラジエントヒータ20は、通常の商用周波数の交流電力が供給され、ヒータ自体が発熱することにより、その輻射熱で被加熱物を加熱するようになっている。なお、コイルベース12は、図示省略の支持部材で下側から支持されており、ガラストップ30に密着するように押し付けられるようになっている。また、この支持部材は、コイルベース12を支持できるものであればよく、種類及び個数を特に限定するものでない。
ここでは、トッププレートを耐熱ガラス等で形成されたガラストップ30である場合を例に説明する。このガラストップ30は、耐熱ガラス等で形成され、筐体10の上面に設けられるようになっている。そして、加熱される被加熱物を載置できるようになっている。なお、ガラストップ30には、3つの鍋載置部31が形成されている。この鍋載置部31は、ガラストップ30上で被加熱物を載置する部位を示している。すなわち、鍋載置部31は、誘導加熱コイル11に対応するように筐体10の手前右、左に配置され、ラジエントヒータ20に対応するように筐体10の奥ほぼ中央に配置されている。
なお、筐体10の前面には、ユーザからの支持を受け付けるための図示省略の操作パネルが設けられている。つまり、操作パネルを介してユーザから指示があると、図示省略の制御基板は、その指示内容に基づいて誘導加熱コイル11やラジエントヒータ20を制御するようになっている。また、制御基板は、図示省略の温度センサからの検出温度に基づいて、誘導加熱コイル11及びラジエントヒータ20の火加減を制御するようになっている。
ここでは、筐体10の前面及び背面に複数の通気孔が形成されている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、前面の通気孔がなくてもよく、前面及び背面の通気孔をなくしてガラストップ30の後部に通気孔を形成してもよい。また、ガラストップ30を耐熱ガラスで構成している場合を例に示しているが、これに限定するものではない。さらに、ガラストップ30には鍋載置部31のみを図示しているが、これに限定するものではない。
図2は、ダクトの形状の一例を示す斜視図である。図2に基づいて、この参考例の特徴部分であるダクト13について説明する。なお、図2は、ダクト13にファン14が吸入口15を介して接続されている場合を例に示している。このダクト13は、その上部にコイルベース12が載置可能なように、コイルベース12の下面と対向するように環状形状で形成されている。そして、ダクト13の上の壁面(すなわち、コイルベース12の載置面)には、ファン14から送風される空気を噴き出すための吐出穴16が複数形成されている。
また、ダクト13の上面は、ファン14から送風される空気の進行方向に向かって傾斜するように形成されている。これは、空気の風路を徐々に狭く(すなわち、風路断面の面積を徐々に減少)することによって、吐出穴16から均一に空気を噴き出させるようにするためである。風路が一定の大きさの場合には、吐出穴16が複数形成されていたとしても、空気の噴き出しに偏りが生じ、誘導加熱コイル11を効率よく均一に冷却することができなかった。そこで、この誘導加熱調理器100に搭載されるダクト13は、その風路内の圧力損失を考慮して、各吐出穴16から噴き出す空気の量を均一にしている。
つまり、吸入口15に近い方の吐出穴16から順にファン14から送風される空気が噴き出すが、吸入口15から遠くなるにつれて噴き出す力(圧力)が減少することになる。そうすると、誘導加熱コイル11に空気が均一に衝突しないことになり、誘導加熱コイル11の冷却に偏りが生じてしまう。この参考例では、吸入口15に近い方の吐出穴16から噴き出した空気分の圧力損失を補う分だけ風路断面の面積を順に減少させて、各吐出穴16から均一に空気を噴き出すようにした。
換言すれば、吐出穴16から噴き出す空気の量と風路内の圧力とのバランスに基づいて、風路断面の面積を徐々に減少させるようにダクト13を形成したのである。こうすることにより、ダクト13の各吐出穴16からは、誘導加熱コイル11を冷却するための空気が均一に噴き出すことになり、誘導加熱コイル11を均一に冷却でき、効果的な冷却が実現可能になる。なお、吐出穴16の個数についても、送風される空気の量と風路内の圧力とのバランスに基づいて決定するとよい。
図3は、ダクトの形状の他の一例を示す斜視図である。図3に基づいて、この参考例の特徴部分であるダクト13aについて説明する。なお、図3は、ダクト13aにファン14が吸入口15を介して接続されている場合を例に示している。このダクト13aは、その上部にコイルベース12を載置可能なように、コイルベース12の下面と対向するように環状形状で形成されている。そして、ダクト13aの上の壁面(すなわち、コイルベース12の載置面)には、ファン14から送風される空気を噴き出すための吐出穴16が複数形成されている。
上述したダクト13との相違点は、ダクト13aの上面が送風される空気の進行方向に向かって傾斜していないということである。つまり、ダクト13aは、その上面がコイルベース12の下面と略平行になるように形成されており、その下面を送風される空気の進行方向に向かって傾斜するように形成しているのである。傾斜させる理由は、ダクト13の場合と同様である。また、ダクト13では、各吐出穴16からコイルベース12までの距離に違いがあり、均一に空気を噴き出すことはできるものの、誘導加熱コイル11に衝突する空気の勢いに差が生じてしまう。
この問題点を解消するために、ダクト13aは、傾斜を設ける面を下面とした。また、ダクト13aの下面に傾斜を設けた分だけスペースができることになる。このスペースを利用すれば、更なる省スペース化が実現できる。たとえば、そのスペースには、誘導加熱コイル11やファン14を回転させるモータ等を制御する制御基板等を配置するとよい。すなわち、ダクト13aは、効率よく誘導加熱コイル11を冷却するとともに、誘導加熱調理器100の更なる小型化を実現できるようになっている。
また、参考例では、吐出穴16を円形状で形成した場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、吐出穴16を楕円形状や多角形状で形成してもよい。なお、上述したように吐出穴16の個数は、風路内の圧力損失と連動してファン14による送風量を変化させるので、それらのバランスに基づいて決定するとよい。また、吐出穴16の大きさについても、特に限定するものではない。
次に、誘導加熱コイル11の冷却について簡単に説明する。
まず、ファン14は、筐体10の背面(奥側)の通気孔から空気を吸い込み、その空気を吸入口15を介してダクト13及びダクト13aに送風する。ダクト13及びダクト13aに送風された空気は、吸入口15に近い方の吐出穴16から順に噴き出される。ダクト13及びダクト13aの風路は、上述したように圧力損失分を考慮して徐々に狭くなっている。したがって、吐出穴16が吸入口15から遠くなっても、吐出穴16から噴き出される空気は均一である。
噴き出された空気は、コイルベース12の下面に衝突して誘導加熱コイル11を冷却する。均一に空気が衝突するので、効率よく誘導加熱コイル11を冷却することができる。誘導加熱コイル11を冷却した空気は、誘導加熱コイル11との熱交換により温度が上昇しており、ガラストップ30下面に沿って流れて筐体10の背面(奥側)の通気口から外部に排気される。
ここでは、空気の吸排気を筐体10の背面(奥側)に設けてある通気口で行っている場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、ガラストップ30の後部(奥側)に通気孔を形成して、その通気孔から空気の吸排気を行ってもよい。なお、ファン14に吸い込まれる空気を利用して図示省略の制御基板等の発熱部品を冷却するようにすれば、誘導加熱コイル11以外の部品も効率よく冷却することが可能になる。
実施の形態1
図4は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベース12aとファン14aとの一例を示す概略構成図である。図4に基づいて、実施の形態1の特徴部分であるコイルベース12a及びファン14aについて説明する。なお、実施の形態1では参考例との相違点を中心に説明し、参考例と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、コイルベース12aもコイルベース12と同様に、ファン14aから送風される空気を誘導加熱コイル11に衝突(接触)させるための開口部が底面に形成されている。
実施の形態1では、コイルベース12aの下側にファン14aが配置される構成となっている。コイルベース12aの中央部に開口部40aを設け、その開口部40aにファン14aの吸気口45が対向するように、ファン14aをコイルベース12aの下側に積層配置している。なお、ファン14aは、シロッコファンである場合を例に示しているために、中央部に空気を吸い込む吸気口45が設けられている。そして、コイルベース12aの上方から空気を吸入している。つまり、誘導加熱コイル11を載置したコイルベース12aとガラストップ30との間に間隙を設け、その間隙と連通する開口部40aから空気を取り入れるようになっているのである。
まず、ファン14aに吸い込まれる空気を利用して誘導加熱コイル11を上側から冷却することができる。それから、ファン14aにより吸い込まれた空気を誘導加熱コイル11の下側に送風して、誘導加熱コイル11の下側を冷却するようになっている。つまり、一つのファン14aで誘導加熱コイル11を上下から冷却することができるのである。したがって、効率よく誘導加熱コイル11を冷却することができる。また、コイルベース12aとファン14aとを積層させるように配置するので、更なる省スペース化を実現できる。
図5は、コイルベース12a及びファン14aの縦断面を示す縦断面図である。図5には、ガラストップ30を含めて示している。図に示すように、コイルベース12aとガラストップ30との間には、間隙が設けられている。この間隙と連通する開口部40aから空気を取り入れるようになっている。つまり、空気は、コイルベース12aの中央部に形成した開口部40aからファン14aの吸入口45に流れるようになっており、その間隙を流れる空気によって誘導加熱コイル11が冷却される。
それから、ファン14aにより吸い込まれた空気を誘導加熱コイル11の下側に送風して、誘導加熱コイル11の下側を冷却するようになっている。したがって、誘導加熱コイル11を上方及び下側から冷却することが可能になり、誘導加熱コイル11を効率よく冷却できる。なお、コイルベース12aとガラストップ30との間の間隙の距離を特に限定するものではない。たとえば、取り入れたい空気の量やファン14aの性能等に基づいて決定するとよい。
図6は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベース12bとファン14bとの他の一例を示す概略構成図である。図6に基づいて、実施の形態1の特徴部分であるコイルベース12b及びファン14bについて説明する。なお、上述したコイルベース12a及びファン14aとの違いを中心に説明するものとする。図6で示すファン14bには、シロッコファンを適用するのではなく、遠心ファンを適用している。また、コイルベース12bもコイルベース12と同様に、ファン14bから送風される空気を誘導加熱コイル11に衝突(接触)させるための開口部が底面に形成されている。
この遠心ファンとは、遠心方向に空気を送風するファンである。なお、ファン14aに適用したシロッコファンも遠心ファンの一種である。すなわち、ファン14aやファン14bに遠心ファンを適用すれば、開口部40a及び開口部40bから吸入する空気の流れを水平方向に転換することができるため、誘導加熱コイル11を効果的に冷却することが可能になるのである。この遠心ファンには、シロッコファンの他に、ターボファンやパドルファン等がある。また、コイルベース12bとファン14bとを積層させるように配置するので、更なる省スペース化を実現できる。
図7は、コイルベース12b及びファン14bの縦断面を示す縦断面図である。図7には、ガラストップ30を含めて示している。図に示すように、コイルベース12bとガラストップ30との間には、間隙が設けられている。この間隙と連通する開口部40bから空気を取り入れるようになっている。つまり、空気は、コイルベース12bの中央部に形成した開口部40bからファン14bに流れるようになっており、その間隙を流れる空気によって誘導加熱コイル11が冷却される。それから、ファン14bにより吸い込まれた空気を誘導加熱コイル11の下側に送風して、誘導加熱コイル11の下側を冷却するようになっている。
実施の形態2
図8は、本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベース12cとファン14cとの一例を示す概略構成図である。図8に基づいて、実施の形態2の特徴部分であるコイルベース12c及びファン14cについて説明する。なお、実施の形態2では参考例及び実施の形態1との相違点を中心に説明し、参考例及び実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、コイルベース12cもコイルベース12と同様に、ファン14cから送風される空気を誘導加熱コイル11に衝突(接触)させるための開口部が底面に形成されている。
実施の形態2では、コイルベース12cの下側にファン14cが積層配置される構成となっている。コイルベース12aの中央部に開口部40cを設け、その開口部40cにファン14cの吸気口45が対向するように、ファン14cをコイルベース12cの下側に積層配置している。そして、コイルベース12cの上方から空気を吸入している。つまり、誘導加熱コイル11を載置したコイルベース12cとガラストップ30との間に間隙を設け、その間隙と連通する開口部40cから空気を取り入れるようになっている。
まず、ファン14cに吸い込まれる空気を利用して誘導加熱コイル11を上側から冷却することができる。それから、ファン14cにより吸い込まれた空気を誘導加熱コイル11の下側に送風して、誘導加熱コイル11の下側を冷却するようになっている。つまり、一つのファン14aで誘導加熱コイル11を上下から冷却することができるので、効率よく誘導加熱コイル11を冷却することができる。
実施の形態1では、ファン14a及びファン14bの周囲が開放されている場合を例に示していたが、実施の形態2では、ファン14cに取り付けられ、コイルベース12cの下面と対向するように環状(渦巻き)形状の風路が形成されるとともに、その風路の上面を開放したガイド60を設けて、ファン14cから送風される空気の有効利用を図っている。このように空気の流れを制御すれば、誘導加熱コイル11の冷却に利用される空気の有効利用が実現でき、誘導加熱コイル11を効果的に冷却することができる。
また、ガイド60は、ファン14cの吸気口45から外部に空気が流れるように風路が渦巻き状に形成されている。こうするこで、空気が漏れたり、逃げたりせずに誘導加熱コイル11の下面に衝突(接触)させることができ、誘導加熱コイル11を効果的に冷却することができる。なお、風路の渦巻きの数や風路容積等を特に限定するものではない。また、ここでは、ファン14cがシロッコファンである場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、ファン14cは、ファン14bと同様な遠心ファンであってもよく、他の遠心ファンであってもよい。
実施の形態3
図9は、本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベース12dの一例を示す概略構成図である。図9に基づいて、実施の形態3の特徴部分である誘導加熱コイル11及びコイルベース12dについて説明する。なお、実施の形態3では参考例実施の形態2との相違点を中心に説明し、参考例実施の形態2と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。また、コイルベース12dもコイルベース12と同様に、図示省略のファンから送風される空気を誘導加熱コイル11に衝突(接触)させるための開口部40dが底面に形成されている。
実施の形態3に係る誘導加熱調理器は、誘導加熱調理を行うため、鍋等の被加熱物を載置するガラストップ30と、ガラストップ30の下方に設けられ、被加熱物に磁界を発生させることにより渦電流を流し、加熱させるための誘導加熱コイル11と、誘導加熱コイル11を保持するコイルベース12dと、コイルベース12dの周囲に導電体で環状に構成された防磁リング17とで構成されている。また、誘導加熱コイル11と、コイルベース12dと、防磁リング17とでコイルベースユニット70を構成している。また、コイルベース12dの誘導加熱コイル11の投影面となる位置には、通気孔である冷却穴22が設けられている。この冷却穴22は、誘導加熱コイル11を保持しているコイルベース12dの保持面に設けられ、噴流冷却風を誘導加熱コイル11に効果的に接触させるようになっている。さらに、コイルベースユニット70は、ガラストップ30の裏面に接触した状態で、たとえばばね等の弾性体(図示省略)により保持されている。
誘導加熱コイル11は、動作時には磁界を発生させると共に自己発熱を起こすために、この誘導加熱コイル11を冷却する必要がある。このため、この実施の形態3では、誘導加熱コイル11と防磁リング17との間(コイルベース12dの誘導加熱コイル11の投影面となる位置)に冷却穴22を設けて、誘導加熱コイル11を下方から効果的に冷却するようになっている。すなわち、誘導加熱コイル11は、誘導加熱コイル11の下方に設けられているコイルベース12dの開口部40dからの噴流冷却風を冷却穴22に導くことで冷却されるようになっているのである。
しかしながら、たとえば内側と外側とで同心円状に二重円構成となるような誘導加熱コイル11(図9で示す誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11b)の場合、制御の方法によっては誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11bにかかる電流が異なるため、外側の誘導加熱コイル11aがより多く発熱することがある。この場合には、より多く発熱する誘導加熱コイル11aへの冷却風量を増加させることが望ましい。
そこで、この実施の形態3では、冷却穴22を外側の誘導加熱コイル11aの外周方向へ広げ、誘導加熱コイル11aに接触させる噴流冷却風を増加させる構成としている。つまり、冷却穴22をコイルベース12dの誘導加熱コイル11の投影面に限定せずに外周方向へ広げることで、誘導加熱コイル11に噴流冷却風を効果的に送風するようになっている。このようにすることで、誘導加熱コイル11の底面だけでなく、側面にも冷却風を接触させることができるため、より大きな冷却面積を得ることができる。
図10は、本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベース12dの他の一例を示す概略構成図である。図10に基づいて、実施の形態3の特徴部分である誘導加熱コイル11及びコイルベース12dの他の一例について説明する。図10において、誘導加熱コイル11は内側と外側との同心円状に二重構成となるように誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11bに分割されており、その分割された誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11bの間の部分のコイルベース12d上には、誘導加熱コイル11を保持するための保持部23が設けられている。また、保持部23の下面側には、下方より噴出される噴流冷却風が誘導加熱コイル11の半径方向外側へ流れるような風向板24を設けた構成となっている。
このような構成とすることにより、コイルベース12dに設けた冷却穴22だけでなく、保持部23に噴出した冷却風も外側の誘導加熱コイル11aに導くことができ、誘導加熱コイル11aをより大きな風量で冷却することができる。つまり、誘導加熱コイル11を保持するコイルベース12の下面(保持部23の下面側)を、下方からの冷却風が鈍角となるような傾斜面を有した風向板24を設けるようになっているのである。したがって、冷却穴22と組み合わせることにより、更に多くの風量を流入できることになるため、誘導加熱コイル11aの冷却性能を改善することができる。
実施の形態4
図11は、本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器に搭載されるコイルベース12eの一例を示す概略構成図である。図11に基づいて、実施の形態4の特徴部分である誘導加熱コイル11及びコイルベース12eの固定方法について説明する。なお、実施の形態4では参考例実施の形態3との相違点を中心に説明し、参考例実施の形態3と同一部分には、同一符号を付して説明を省略するものとする。
実施の形態4では、誘導加熱を行う誘導加熱コイル11と、コイルベース12eと、下方への磁束を上方へ導くためのフェライトコア18とからなるコイルベースユニット70aを有する構成となっている。また、従来よりコイルベース12eに誘導加熱コイル11やフェライトコア18を固着させるのに、シリコン等の接着剤を使用することが一般的となっている。
しかしながら、誘導加熱コイル11はコイルベース12eの上面側にあるのに対し、フェライトコア18はコイルベース12eの下側面にある構成となっているため、コイルベース12eに誘導加熱コイル11とフェライトコア18との双方を固着させる場合には、誘導加熱コイル11またはフェライトコア18の何れか一方を固着させた後、コイルベース12eを反転させてから他方を同様に固着させなければならず、組み立て性が悪い構成となっていた。
このような組み立て性を改善するために、実施の形態4では、誘導加熱コイル11側に開口形成された誘導加熱コイル11を固定(固着)する固定部23aを誘導加熱コイル11の上方側に設け、コイルベース12eに載置された誘導加熱コイル11を上方側から固定した構成となっている。つまり、図11に示すように、コイルベース12eに載置された誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11bを上方側から覆うように固定しているのである。なお、この固定部23aは、誘導加熱コイル11bを固定するような凹部形状として形成してもよく、誘導加熱コイル11aを固定するような一方(外側)の側面がない形状として形成してもよい。
すなわち、誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11bを固定する固定部23aに塗布される接着剤に粘性の高いシリコン等を使用すれば、誘導加熱コイル11aを固定するような側面が形成されていない形状であっても誘導加熱コイル11aを固定することができるのである。そして、この固定部23aに接着剤が塗布された後に、誘導加熱コイル11(誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11b)が挿入されて固定されるようになっている。なお、固定部23aは、誘導加熱コイル11が固定された後に、更にフェライトコア18が挿入可能な構成としておくとよい。
また、固定部23aは、誘導加熱コイル11とフェライトコア18との間には電気絶縁性を有するフェライトカバー19を挿嵌可能な構成としておくとよい。コイルベースユニット70aの組み立て時には、コイルベース12eを上下反転させた状態にさせておき、接着剤を塗布後、誘導加熱コイル11、フェライトカバー19、フェライトコア18の順に積層して接着を行うことが可能となる。したがって、この構成で組み立てることにより、組み立て性が改善されるのである。
参考例実施の形態4では、誘導加熱調理器に誘導加熱コイルが2つ(誘導加熱コイル11a及び誘導加熱コイル11b)備えられている場合を例に説明したが、これに限定するものではない。たとえば、誘導加熱コイルを1つ備えた誘導加熱調理器でもよく、誘導加熱コイルを3つ以上備えた誘導加熱調理器でもよい。また、実施の形態1実施の形態2及び実施の形態3では、トッププレートとしてガラスで成型されたガラストップを例に説明したが、これに限定するものではない。
また、上記各実施の形態では、誘導加熱調理器をビルトイン型(システムキッチン一体型)IHクッキングヒータに用いた場合を例に説明したが、これに限定するものではなく、据え置き型や卓上型のIHクッキングヒータに用いても同様の作用効果を有することは言うまでもない。さらに、ダクト13及びダクト13aの傾斜部分の一部に、吐出穴16から噴き出される空気が均一になる範囲内で水平部分を設けてもよい。
10 筐体、11 誘導加熱コイル、11a 誘導加熱コイル、11b 誘導加熱コイル、12 コイルベース、12a コイルベース、12b コイルベース、12c コイルベース、12d コイルベース、12e コイルベース、13 ダクト、13a ダクト、14 ファン、14a ファン、14b ファン、14c ファン、15 吸入口、16 吐出穴、17 防磁リング、18 フェライトコア、19 フェライトカバー、20 ラジエントヒータ、21 支持部材、22 冷却穴、23 保持部、23a 固定部、24 風向板、30 ガラストップ、31 鍋載置部、40 開口部、40a 開口部、40b 開口部、40c 開口部、40d 開口部、50、モータ、60 ガイド、70 コイルベースユニット、70a コイルベースユニット、100 誘導加熱調理器。

Claims (5)

  1. 被加熱物を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、
    前記誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、
    前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を送風するファンとを有し、
    前記トッププレートと前記コイルベースとの間に間隙を形成し、
    前記コイルベースの中心部に前記間隙と連通する開口部を設け、
    前記開口部と前記ファンの吸気口とが対向するように前記ファンを前記コイルベースの下側に積層配置し、
    前記ファンは、
    前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を前記間隙を介して前記開口部から吸い込み、前記誘導加熱コイルの下側に送風する
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 被加熱物を載置するトッププレートと、
    前記トッププレートの下側に設けた誘導加熱コイルと、
    前記誘導加熱コイルを載置するコイルベースと、
    前記誘導加熱コイルを冷却するための空気を送風するファンと、
    前記ファンの周囲を囲むように取り付けられ、前記コイルベースの下面に沿って空気が流れるようにした環状形状の風路が形成されるともに、該風路の上面を開放したガイドとを有し、
    前記トッププレートと前記コイルベースとの間に間隙を形成し、
    前記コイルベースの中心部に前記間隙と連通する開口部を設け、
    前記開口部と前記ファンの吸気口とが対向するように前記ファンを前記コイルベースの下側に積層配置した
    ことを特徴とする誘導加熱調理器。
  3. 前記ガイドの風路を渦巻き形状で形成した
    ことを特徴とする請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記ファンを遠心ファンとした
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記遠心ファンをシロッコファンとした
    ことを特徴とする請求項4に記載の誘導加熱調理器。
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