JP5901490B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、誘導加熱調理器の誘導加熱コイルの冷却構造に関するものである。
誘導加熱調理器は、一般に、本体と、本体上面を覆うトッププレートと、トッププレートの下方に設けられた複数のコイルユニットと、冷却ファンとを備えている。また、コイルユニットは、誘導加熱コイルと、フェライトと、誘導加熱コイルおよびフェライトを支持するコイルベースとを有している。そして、誘導加熱コイルは、当該誘導加熱コイルとトッププレートとの間に形成される隙間(誘導加熱コイルの上面側の隙間)を、冷却ファンから送風される冷却風の流れが通過することで、上面側が冷却されるようになっている。また、誘導加熱コイルは、冷却ファンから送風される冷却風の一部が、下面側を通過することで、下面側が冷却されるようになっている。
しかしながら、誘導加熱コイルの上面側の隙間を下流側に流れていく冷却風は、誘導加熱コイルの上流側を冷却した後の空気である。そのため、下流側の冷却風は、上流側の冷却風と比較して温度が高くなっていて、誘導加熱コイルの下流側は冷却されにくい。
そこで従来は、このような問題を、ダクトをコイルユニットの下方に配置し、コイルユニットの中央部には通気穴を設け、冷却ファンから送風される冷却風を、ダクトの開口から通気穴を通過させて、誘導加熱コイルの上面側に送り、誘導加熱コイルの上面側の隙間にて放射状の流れを形成させることで、解消している(例えば、特許文献1参照)。
特許第4366415号公報(図3)
ところで、誘導加熱調理器は、一般に、誘導加熱コイルの中心部の周りに、調理容器の温度を検出する複数の感熱センサーが配置されている。また、誘導加熱コイルの上面側の隙間を流れる冷却風の流れは、流れが緩やかであり、感熱センサーに影響を与えるものではなかった。
特許文献1に記載の技術では、ダクトによって風速が速められた冷却風を、コイルユニットの中央部の通気穴に送り、通気穴を通過させて誘導加熱コイルの上面側の隙間にて放射状の流れを形成させているので、誘導加熱コイルの冷却効率が向上する。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、誘導加熱コイルの中心部の周りに配置されている複数の感熱センサーが勢いのある冷却風の影響を直接受けるため、感熱センサーの断熱処置が必要であった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、誘導加熱コイルの冷却性能を維持したまま、感熱センサーの断熱処置を不要にできるようにすることを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、外郭を構成する本体と、本体の上部開口面を覆うように取り付けられ調理容器が載置されるトッププレートと、誘導加熱コイルを有し、トッププレートの下方に配置されたコイルユニットと、コイルユニットとトッププレートとの間の隙間を冷却風の第1の流れが通過するように前記隙間に連通する吸気口と排気口間に冷却風の流れを発生させる冷却ファンとを備えた誘導加熱調理器において、コイルユニットには、平面的に見て冷却風の第1の流れのコイル中心を通る軌跡上に、上下に貫通する通気穴が形成され、コイルユニットの下方には、冷却ファンにて発生した冷却風を通気穴に送るための開口を有するダクトを設け、通気穴には、ダクトの開口から送られて当該通気穴を通過した冷却風を第1の流れの下流側に向かう第2の流れとして生成する風向壁を設け、コイルユニットには、第2の流れから外れる位置に、調理容器の温度を検出する感熱センサーを設けたものである。
本発明の誘導加熱調理器においては、コイルユニットには、平面的に見て冷却風の第1の流れのコイル中心を通る軌跡上に、上下に貫通する通気穴が形成され、コイルユニットの下方には、冷却ファンにて発生した冷却風を通気穴に送るための開口を有するダクトを設け、通気穴には、ダクトの開口から送られて当該通気穴を通過した冷却風を第1の流れの下流側に向かう第2の流れとして生成する風向壁を設け、コイルユニットには、第2の流れから外れる位置に、調理容器の温度を検出する感熱センサーを設けたので、冷却されにくい誘導加熱コイル上面の下流側を、ダクトの開口により絞られ風速が速められた冷却風によって効率良く冷却することができ、従来同様、誘導加熱コイルの冷却性能を維持することができる。
また、コイルユニットには、第2の流れから外れる位置に、調理容器の温度を検出する感熱センサーを設けたので、感熱センサーが、勢いのある冷却風の第2の流れの影響を受けるのを抑制でき、感熱センサーの断熱処置を不要にできる。
実施形態に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 実施形態に係る誘導加熱調理器のトッププレートを取り外して示す斜視図である。 実施形態に係る誘導加熱調理器のコイルユニットを拡大して示す上面斜視図である。 実施形態に係る誘導加熱調理器のコイルユニット周辺部を概略的に示す側面視の断面図である。 実施形態に係る誘導加熱調理器の内部風路の概略構成を側方より示す縦断面図である。
図1は実施形態に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。図2は実施形態に係る誘導加熱調理器のトッププレートを取り外して示す斜視図である。図3は実施形態に係る誘導加熱調理器のコイルユニットを拡大して示す上面斜視図である。
実施形態の誘導加熱調理器は、図1のように外郭を構成する本体1と、外周に外枠2を有し、本体1の上部開口面を覆うように取り付けられ、調理容器が載置されるトッププレート3とを備えている。トッププレート3は、調理を行う際に上面に調理容器を載置するものであり、耐熱強化ガラスで構成されている。
また、実施形態の誘導加熱調理器は、図1および図2のように本体1の後方に設けられた吸気口4と、外枠2の後部に設けられた排気口5a,5b,5cと、本体2内に設置されて吸気口4から排気口に向かう冷却風の流れを発生させる冷却ファン6とを備えている。また、実施形態の誘導加熱調理器は、本体1の前面に配置された操作部7と、本体1の前面に操作部7と隣接して設けられたグリル扉8と、トッププレート3の下方に配置されたコイルユニット9とを備えている。グリル扉8は、魚などを調理するグリル庫の開口を被うものであり、使用者がグリル扉8に設けられた取手を手前に引くことで開くことができる。
コイルユニット9は、図2および図3のようにコイルベース71と、このコイルベース71に設けられる複数のフェライトと、誘導加熱コイル73と、調理容器の温度を検出する複数(2つ)の感熱センサー74と、複数(3つ)のスペーサー75とを備えている。誘導加熱コイル73は、リング状の外側巻線部73aと、外側巻線部73aと同心状に配置され外側巻線部73aよりも小径でかつ表面積が小さいリング状の内側巻線部73bとを有している。各感熱センサー74は、コイルユニット9における内側巻線部73bと外側巻線部73aとの間に形成される環状領域50内の冷却風の流れ方向の左右両側に配置されている。スペーサー75は、トッププレート3に載置された調理容器と誘導加熱コイル73との間の距離を一定に保つ機能と、誘導加熱コイル73をトッププレート3のガラス面に直接押し付けるとガラス面に傷が付くため、誘導加熱コイル73とガラス面との間に隙間を形成させることでこれを防止する緩衝材としての機能を有している。
これを更に詳述すると、コイルベース71は、少なくとも中央に位置する中央支持体71aと、この中央支持体71aを中心に放射状に伸びる複数の梁部71bと、この梁部71bの端部と連結されたリング形状の側板71cとを有し、平面視形状が円盤状となるように樹脂により一体に形成されている。そして、各梁部71bの下面側には、フェライトが取り付けられている。フェライトは、誘導加熱コイル73から発生する磁束のうち下方や側方に漏洩する磁束の磁路としての役割をなしている。これによって、コイルユニット9から漏れる磁束は、防止される。そして、操作部7に設けられた回路基板上の電子部品や、誘導加熱コイル73に高周波電流を供給するための回路基板上の電子部品などへは、漏れ磁束による悪影響が及ばないようになっている。また、リング形状の側板71cの外周には、外周全体を覆うように防磁リング12が設けられている。防磁リング12は、コイルユニット9の外に誘導加熱コイル73から生じる磁束を漏れ難くするためのものである。また、防磁リング12には、上端の周方向複数箇所に係止部12aが形成されており、これら係止部12aをコイルベース71の側板71cに形成されている爪71dと係合させることで、側板71cにワンタッチで取り付けられるようになっている。
コイルユニット9の誘導加熱コイル73の外側巻線部73aと内側巻線部73bは、導線を巻回することにより円形のリング形状に形成され、中央支持体71aを中心に、中央支持体71aの外周を囲むように配置されている。また、外側巻線部73aと内側巻線部73bとから延びるリード線の端子は、コイルユニット9の周縁部における冷却風の下流側となる部位に設けた端子台13を介して、電源基板からのリード線17a,17bの端子と接続されるようになっている。このように、端子台13は、冷却風の下流側となる部位に配置されているので、コイルユニット9を通過した冷却風を端子台13に効率よく当てることができる。
図4は実施形態に係る誘導加熱調理器のコイルユニット周辺部を概略的に示す側面視の断面図である。図5は実施形態に係る誘導加熱調理器の内部風路の概略構成を側方より示す縦断面図である。
本体1の風路内には、図5のように基板ユニット60が配置されている。また、コイルユニット9の下方には、図4のように上面に複数の開口61aを有するダクト61が配置され、ダクト61によって冷却ファン6から送風される冷却風の一部をコイルユニット9に誘導できるようになっている。また、コイルユニット9の内側巻線部73bと外側巻線部73aとの間の環状領域50には、放射状に伸びる複数の梁部71bの間に、それぞれ下方に貫通する穴が形成されている(図3参照)。これらの穴のうち、誘導加熱コイル73の上面側の隙間を通過する冷却風の第1の流れ80がコイル中心を通る風の軌跡上で、誘導加熱コイル73の中心よりも上流側に位置する穴は、通気穴62としてある。そして、ダクト61の上面の複数の開口61aのうちの1つは、通気穴62の直下に配置し、他の開口61aは、誘導加熱コイル73の下面のエリア内に配置されるようにしている。すなわち、図4のようにダクト61の複数の開口61aにより絞られ風速が速められた冷却風80a,80bのうちの一部の冷却風80bは、通気穴62に直接向かい、勢いのあるまま通気穴62を通過できるようになっている。ダクト61の複数の開口61aから吹き出る他の冷却風80aは、誘導加熱コイル73の下面に当たり、横方向に向きを変えられ、その過程で誘導加熱コイル73の下面とフェライトとを冷却し、風の勢いが弱められ、一部が通気穴62以外の穴を通過して上方に緩やかに流れるようになっている。
また、図2,4のように通気穴62には、ダクト61の開口61aから送られて当該通気穴62を通過した冷却風80bを第1の流れ80の下流側に向かう第2の流れ130として生成する風向壁63が設けられている。つまり、風向壁63は、誘導加熱コイル中心よりも下流側110の誘導加熱コイル73、特に外側巻線部73aよりも表面積が小さく放熱しにくい内側巻線部73bに、ダクト61の開口61aにより絞られ風速が速められた冷却風80bを向かわせる機能を持っている。したがって、通気穴62から風向壁63によって向きを変えられて誘導加熱コイル73の上面側の隙間を通る冷却風の第2の流れ130は、冷却風そのものの温度が、誘導加熱コイル73の上流側を冷却した第1の流れ80の冷却風の温度よりも低く、かつ勢いがある(風速が速い)ため、内側巻線部73bを含むコイル下流側の上面の冷却効率が向上する。そのため、冷却風の放射状の流れを形成させる従来方式と同様に誘導加熱コイル73の冷却性能を維持することができる。
また、ダクト61の複数の開口61aから吹き出る他の冷却風80aは、コイルユニット9の下面とフェライトに衝突させる多孔衝突噴流の流れによって、誘導加熱コイル73の下面と、誘導加熱コイル73からフェライトに熱伝導により伝わった熱を冷却する。そして、誘導加熱コイル73の下面とフェライトとを冷却した冷却風80aの流れと、誘導加熱コイル73の上面を冷却した冷却風の第2の流れ130とは、合流して排気150として排気口5a,5cから本体外に排気される。したがって、誘導加熱コイル73は、その上下面を効率よく冷却される。
既述したように、本体1の風路内には、ダクトの上流側に基板ユニット60が配置されている(図5)。したがって、冷却ファン6から送風される冷却風は、まず基板ユニット60を冷却する。次いで、冷却ファン6から送風される冷却風は、一部がダクト61によってコイルユニット9に導かれ、誘導加熱コイル73およびフェライトを冷却した後、排気される。
風向壁63は、図4のように高さが誘導加熱コイル73の上面と同一高さに設定されている。このため、風向壁63は、トッププレート3に当たるのが防止される。
また、通気穴62を通過して風向壁63で流れる向きが変えられた勢いがある冷却風の第2の流れ130は、末広がり状に広がっていくが、ここでは、冷却風が図2のように内側巻線部73bをその幅内で通過して流れるように、通気穴62および風向壁63の幅が規定されている。このため、誘導加熱コイル73の内側巻線部73bおよびそれよりもコイル下流側の上面を効率よく冷却することができる。
また、調理容器の温度を検出する複数(2つ)の感熱センサー74は、環状領域50内にて、風向壁63によって流れる向きが変えられた勢いがある冷却風の第2の流れ130を挟む両側に配置されている。また、既述したように、通気穴62および風向壁63の幅が規定され、風向壁63で流れる向きが変えられた勢いがある冷却風の第2の流れ130は、内側巻線部73bをその幅内で通過して流れる。このため、感熱センサー74には、風速の速い冷却風の第2の流れ130が当たらない。
また、誘導加熱コイル73の上面側の隙間を緩やかに流れる冷却風の第1の流れ80、および通気穴62以外の穴からコイル上面の隙間に進入してきた緩やかに流れる冷却風は、勢いのある第2の流れ130によって誘引されるため、感熱センサー74側へは流れ難い。また、例え通気穴62以外の穴からコイル上面の隙間に進入してきた冷却風が感熱センサー74に衝突したとしても、衝突する風量は少ないため、感熱センサー74に影響を与えるものではなく、感熱センサー74には断熱処置が不要となる。
また、感熱センサー74は、通気穴62から風向壁63によって向きを変えられて誘導加熱コイル73の上面側の隙間を通る冷却風の第2の流れ130を挟む両側に配置することで、調理容器がトッププレート上の本来載置されるべき位置からずれて置かれた場合でも、調理容器の温度を安定して検出することができる。
なお、前述の実施形態では、誘導加熱コイル73がリング状の外側巻線部73aとリング状の内側巻線部73bとを有する二重リングで構成されたものを例に挙げて説明したが、本発明は誘導加熱コイル73が一重リングで構成されたものにも適用できることは言うまでもない。
また、前述の実施形態では、コイルユニット9における平面的に見てコイル中心を通る冷却風の第1の流れ80の軌跡上で、誘導加熱コイル73の中心よりも上流側の1箇所に通気穴62と風向壁63とを設けたものを例に挙げて説明したが、コイルユニット9におけるコイル中心を通る冷却風の第1の流れ80の軌跡上で通気穴62よりも下流側に更に通気穴を追加してもよい。誘導加熱コイル73の上面側の隙間におけるコイル中心を通る冷却風の第1の流れ80の軌跡に沿う部分は、コイル上面の隙間の中で冷却風が通過する距離が最も長い部分である。したがって、コイルユニット9におけるコイル中心を通る冷却風の第1の流れ80の軌跡上に通気穴62と風向壁63とを配置することで、誘導加熱コイル73は、上面の下流側が効率良く冷却される。そして、コイルユニット9におけるコイル中心を通る冷却風の第1の流れ80の軌跡上に、通気穴62と風向壁63とを複数配置することで、誘導加熱コイル73は、コイル上面の下流側がさらに効率良く冷却される。
1 本体、2 外枠、3 トッププレート、4 吸気口、5a,5b,5c 排気口、6 冷却ファン、7 操作部、8 グリル扉、9 コイルユニット、12 防磁リング、12a 係止部、13 端子台、17a,17b リード線、60 基板ユニット、61 ダクト、61a 開口、62 通気穴、63 風向壁、71 コイルベース、71a 中央支持体、71b 梁部、71c 側板、71d 爪、73 誘導加熱コイル、73a 外側巻線部、73b 内側巻線部、74 感熱センサー、75 スペーサー、50 環状領域、80 冷却風の第1の流れ、80a,80b 冷却風、130 冷却風の第2の流れ、110 誘導加熱コイル中心よりも下流側、150 排気。

Claims (8)

  1. 外郭を構成する本体と、
    前記本体の上部開口面を覆うように取り付けられ調理容器が載置されるトッププレートと、
    誘導加熱コイルを有し、前記トッププレートの下方に配置されたコイルユニットと、
    前記コイルユニットと前記トッププレートとの間の隙間を冷却風の第1の流れが通過するように前記隙間に連通する吸気口と排気口間に冷却風の流れを発生させる冷却ファンとを備えた誘導加熱調理器において、
    前記コイルユニットには、平面的に見て前記冷却風の第1の流れのコイル中心を通る軌跡上に、上下に貫通する通気穴が形成され、
    前記コイルユニットの下方には、前記冷却ファンにて発生した冷却風を前記通気穴に送るための開口を有するダクトを設け、
    前記通気穴には、前記ダクトの前記開口から送られて当該通気穴を通過した冷却風を前記第1の流れの下流側に向かう第2の流れとして生成する風向壁を設け、
    前記コイルユニットには、前記第2の流れから外れる位置に、前記調理容器の温度を検出する感熱センサーを設けたことを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記ダクトは、上面に複数の開口を有しており、そのうちの1つの開口が前記通気穴の直下に配置され、他の開口が前記誘導加熱コイルの下面のエリア内に配置されていることを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記通気穴は、前記誘導加熱コイル中心よりも前記冷却風の第1の流れの上流側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記風向壁の高さは、前記誘導加熱コイルの上面と同一高さであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記感熱センサーは、前記冷却風の第2の流れを挟む両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記誘導加熱コイルは、リング状の外側巻線部と、該外側巻線部と同心状に該外側巻線部の内側に配置されたリング状の内側巻線部とで構成され、
    前記コイルユニットの前記内側巻線部と前記外側巻線部との間に形成される環状領域に、前記風向壁を有する前記通気穴と前記感熱センサーとが配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記冷却風の第2の流れが前記内側巻線部をその幅内で通過して流れるように、前記通気穴および前記風向壁の幅が規定されていることを特徴とする請求項6記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記コイルユニットの周縁部に端子台が設けられており、該端子台は、前記冷却風の第2の流れの下流側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
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