JP4492999B2 - 二輪車等のフロントフォーク - Google Patents

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本発明は二輪車のフロントフォークに関する。
二輪車等のフロントフォークとして、特許文献1に記載の如く、車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、アウタチューブの底部に中空パイプを立設し、この中空パイプにはインナチューブ内周に摺接するピストン体を設けたものがある。
二輪車等のフロントフォークで一般に使用されていた中空パイプは、金属製のパイプ素材の塑性加工等により、先端のピストン体と基端の内周ネジ部を中空パイプ本体に一体に成形している。ところが、このような中空パイプでは、インナチューブが大径になると、ピストン体の成形ができなくなるため、中空パイプ本体とピストン体とを別体にする構造としていた。
尚、中空パイプ本体とピストン体の径差は、成形方法にもよるが、一般的には2倍弱までが一体成形の限度であり、それ以上は中空パイプ本体とピストン体を別体としている。また、中空パイプ本体のサイズを太くすれば、ピストン体の成形は可能になるが、今度は、アウタチューブの底部に立設する基端ネジ部の絞り加工が困難になり、ピストン体の大径化と基端ネジ部の寸法維持の両立は困難である。
特開平7-277262
中空パイプを中空パイプ本体とピストン体に別体化するときには、ピストン体の加工コスト、部品コストが高くなる。そこで、別体化されるピストン体を合成樹脂製としてコスト低減することが考えられる。
特許文献1では、直管パイプ(中空パイプ本体に相当)の上部に合成樹脂製のピストン(ピストン体に相当)を凹凸係着した中空パイプが開示されている。
この特許文献1では、アウタチューブ内周の上下に、2つの軸受部材を嵌着し、インナチューブの先端部外周と下部軸受部材13との間に、最伸張時の衝撃を緩衝するクッション部材51を嵌装し、最伸張時の緩衝をなすようにしている。
しかしながら、この特許文献1の構造では、インナチューブ先端部の外周を縮径してクッション部材51、ばね受リング53を嵌装する隙間をアウタチューブ内周との間に設ける必要があり、構造が複雑でコスト高になる。
また、この特許文献1の構造は、アウタチューブの内周の上下に、2つの軸受部材を嵌着したタイプのフロントフォークにしか適用できない。一方の軸受部材をインナチューブの先端側外周に嵌着したタイプのフロントフォークには適用できない。
第1の課題は、中空パイプを、中空パイプ本体と合成樹脂製ピストン体とから構成することにより、中空パイプを別体化しても、コスト高にならないフロントフォークを提供することにある。
第2の課題は、更に、ピストンリングを合成樹脂製のピストン体に一体に成形することにより、コストを低減することにある。
第3の課題は、懸架スプリングの圧縮に伴う懸架スプリングのよじれを防止することにある。
請求項1の発明は、車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、アウタチューブの底部に中空パイプを立設し、この中空パイプにはインナチューブ内周にピストンリングを介して摺接するピストン体を設け、中空パイプに設けたピストン体の上面にて懸架スプリングを支持する二輪車のフロントフォークにおいて、前記中空パイプを、アウタチューブの底部に取着される金属製の中空パイプ本体と、該中空パイプ本体に結合される合成樹脂製の環状のピストン体とから構成し、中空パイプ本体の上端部の外周に一体に形成した鍔部の下面にて、最伸張時の緩衝をなすリバウンドスプリングを支承し、かつ該鍔部の上面にて、ピストン体を支持したものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記環状のピストン体の外周下部に、該ピストン体の外周より大外径をなすピストンリングの基端部を一体に成形し、該ピストンリングを該ピストン体の外周に沿うC字状の隙間を介して延在し、該ピストンリングの先端部を自由端とし、前記中空パイプ本体の鍔部と該ピストン体の下端面との間に、前記C字状の隙間の下端開口を閉じるワッシャを設けたものである。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において更に、前記環状のピストン体を前記中空パイプ本体に対して回転自在に結合したものである。
(請求項1)
a 「中空パイプ本体の上端部の外周に一体に形成した鍔部の下面にて、最伸張時の緩衝をなすリバウンドスプリングを支承し、かつ該鍔部の上面にて、ピストン体を支持した」から、環状のピストン体は合成樹脂であるが、中空パイプ本体の鍔部は金属製であり、最伸張時における大きな引張荷重を受けることができる。その結果、合成樹脂製のピストン体は、懸架スプリングの圧縮荷重のみが作用することとなり、この圧縮荷重は、最伸張時における引張荷重に比べてはるかに小さく、ピストン体が合成樹脂製であっても支障を生じない。その結果、中空パイプにリバウンドスプリングを配置することができ、フロントフォークの構造を複雑にすることなく、コスト低減できる。
(請求項2)
b 「環状のピストン体の外周下部に、ピストン体との間にC字状の隙間を介して、先端側を自由端とするとともに、ピストン体より大外径をなすピストンリングを一体に成形すること」、「中空パイプ本体の鍔部とピストン体の下端面との間に、C字状の隙間の下端開口を閉じるワッシャを設けた」により、
(1)ピストンリングがピストン体の外周との間に形成するC字状の隙間は、上下に開口する。その結果、成形時に金型を軸方向に抜くことができ、金型の製作が容易になる。
(2)ピストンリングは、C字状の隙間により、ピストン体の径方向の偏心を吸収する。
(3)環状のピストン体の外周にピストンリングを一体に成形したから、合成樹脂製のピストン体のコストを更に低減できる。
(請求項3)
c 「環状のピストン体を中空パイプ本体に対して回転自在に結合した」により、懸架スプリングが着座している環状のピストン体が回転自在になり、懸架スプリングの圧縮に伴う懸架スプリングのよじれをキャンセルできる。
図1はフロントフォークの全体断面図、図2は図1の下部拡大断面図、図3は中空パイプの要部を示す断面図、図4はピストン体とピストンリングを示す平面図である。
自動二輪車用フロントフォーク10は、車輪側に取付けられるアウタチューブ11の内周に、上部軸受部材(ブッシュ)12、下部軸受部材(ブッシュ)13を介して、車体側に取付けられるインナチューブ14を摺動自在に挿入している。15は車軸支持部である。
このとき、上部軸受部材12はアウタチューブ11の上端側内周に設けられ、下部軸受13はインナチューブ12の下端側外周に設けられる。また、アウタチューブ11の上端開口部にはオイルシール16、ダストシール17が嵌着されている。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11の底部11Aにボルト18にて固定される中空パイプ20を起立させ、この中空パイプ20にはインナチューブ14の内周にピストンリング60を介して摺接するピストン体50を設けている。
フロントフォーク10は、インナチューブ14の下端側の内周にスプリングシート21、オイルロックカラー22、ワッシャ23をこの順に挿入し、これらをかしめ部14Aにより保持する。オイルロックカラー22のテーパ状上端面には環状フリーバルブ24が着座し、スプリングシート21によりバックアップ支持されるバルブスプリング25がフリーバルブ24をオイルロックカラー22のテーパ状上端面に圧接し、フリーバルブ24は中空パイプ20の外周との間に若干の隙間24Aを形成可能にする。フロントフォーク10は、中空パイプ20の上端側に透孔26Aを、下端側に透孔26Bを設けている。
これにより、フロントフォーク10は、中空パイプ20とピストン体50とインナチューブ14とフリーバルブ24によって伸張時に加圧される油室27Aを形成し、中空パイプ20の上側の透孔26Aとフリーバルブ24の隙間24Aを伸び時の減衰力を発生させる油絞り通路とする。また、フロントフォーク10は、中空パイプ20とアウタチューブ11とインナチューブ14とフリーバルブ24によって圧縮時に加圧される油室27Bを形成し、中空パイプ20の下側の透孔26Bを圧縮時の減衰力を発生させる油絞り通路とする。
フロントフォーク10は、中空パイプ20の上端部に設けたピストン体50の上面と、インナチューブ14の上端部に設けたキャップ28A、スプリングカラー28Bとの間で、懸架スプリング29を支持している。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11及びインナチューブ14の内部の一定レベルの油室31に作動油を装填し、中空パイプ20の上端部のピストン体50とインナチューブ14のキャップ28A、スプリングカラー28Bとの間に一定の初期荷重(最伸張時のばね荷重)を付与した懸架スプリング29を縮装するものになる。尚、油室31はインナチューブ14の側から中空パイプ20の中空部にまで延在し、前述の伸張時に加圧される油室27Aと透孔26Aを介して連通し、圧縮時に加圧される油室27Bと透孔26Bを介して連通する。また、アウタチューブ11とインナチューブ14の間で、上部軸受部材12と下部軸受部材13に挟まれる間隙は、オイルロックカラー22に設けた横孔22A、インナチューブ14に設けた横孔22Bを介して油室27Bに連通する。
フロントフォーク10は、中空パイプ20の上端部の外周に後述する如くに設けられる鍔部42の下面と、インナチューブ14の下端部に設けた前述のスプリングシート21との間に、最伸張時の緩衝をなすリバウンドスプリング32を支承している。
フロントフォーク10は、アウタチューブ11の底部11Aにボルト18で固定される中空パイプ20の下端面と、底部11Aとの間に、有底カップ状をなすオイルロックピース33の底部を挟持している。オイルロックピース33は中空パイプ20の外周に被着され、最圧縮時の下降してくるインナチューブ14のオイルロックカラー22の下端側内周に設けたチェックバルブ34がオイルロックピース33の外周に嵌合する過程で、アウタチューブ11とインナチューブ14とオイルロックピース33により囲まれるオイルロック室を閉塞加圧し、最圧縮時の緩衝をなす。チェックバルブ34はワッシャ23に支持される。尚、最圧縮後の伸張開始時には、チェックバルブ34が開き、油室31の油を中空パイプ20の透孔26B経由でオイルロック室に供給し、オイルロック室の負圧を直ちに解消する。
従って、フロントフォーク10は以下の如くに動作する。
(1)車輪が路面の凹凸に起因する衝撃を受けると、フロントフォーク10は懸架スプリング29の伸縮とともに伸縮してこの衝撃を緩和する。
(2)上述(1)でフロントフォーク10の伸張時には、伸張時に加圧される油室27Aの作動油が透孔26Aと、フリーバルブ24の隙間24Aから流出することにより減衰力を発生し、懸架スプリング29の圧縮後の伸びを抑えて、懸架スプリング29の共振を防止する。
そして、フロントフォーク10の最伸張時には、リバウンドスプリング32が中空パイプ20の鍔部42の下面とインナチューブ14のスプリングシート21との間で圧縮され伸切りの衝撃を吸収する。
(3)上述(1)で、フロントフォーク10の圧縮時には、圧縮時に加圧される油室27B内の作動油が透孔26Bから流出することにより減衰力を発生し、懸架スプリング29の圧縮速度をコントロールする。
そして、フロントフォーク10の最圧縮時には、オイルロックカラー22のチェックバルブ34がオイルロックピース33に嵌合してオイルロック室を圧縮し、底付きの衝撃を吸収する。
しかるに、フロントフォーク10は、中空パイプ20、ピストン体50、ピストンリング60を以下の如くに構成する。
中空パイプ20は、アウタチューブ11の底部11Aに前述のオイルロックピース33を介してボルト18で取着される金属製の中空パイプ本体40と、中空パイプ本体40の上端部に回転自在(但し、回転不能であっても可)に結合される合成樹脂製の環状のピストン体50とから構成される。
中空パイプ本体40の下端部は小径絞り部41とされ、この小径絞り部41の内径にはネジ部41Aが設けられる。中空パイプ本体40の下端側の外周にはオイルロックピース33が嵌着され、アウタチューブ11の底部11Aの外面側からオイルロックピース33の底部を貫通して挿着されたボルト18が中空パイプ本体40のネジ部41Aに螺着される。ボルト18は、中空パイプ本体40の下端面とアウタチューブ11の底部11Aとの間にオイルロックピース33の底部を挟む状態で、中空パイプ本体40をアウタチューブ11の底部11Aに取着する。
中空パイプ本体40の上端部には外周に拡径した鍔部42が設けられる。ピストン体50は、大外径の環状本体部51の下端面の内周側に小外径の環状突部52を突設して備え、環状突部52を中空パイプ本体40の上端側の内周に挿入し、環状突部52の先端側外周に設けた爪52Aを中空パイプ本体40の上端側の内周に設けた環状凹部43に係着する。これにより、ピストン体50は抜け止め状態で、中空パイプ本体40の内周に結合され、環状本体部51の下端面は中空パイプ本体40の鍔部42の上面に当接して支持される。
中空パイプ20を構成する中空パイプ本体40の鍔部42の下面にて前述のリバウンドスプリング32を支承するに際し、中空パイプ本体40は鍔部42の直下(首下部)の外周に小径部44Aと大径部44Bを順に並設し、鍔部42の下面と大径部44Bに挟まれる小径部44Aにコイルスプリングからなるリバウンドスプリング32の上端内径部を係着可能にする。大径部44Bは、リバウンドスプリング32の自由状態における内径よりも大径をなす。
ピストンリング60は、ピストン体50の環状本体部51の外周より大外径を形成する概ねリング状をなし、基端部61Aをピストン体50の環状本体部51の外周下部に一体に成形される。ピストンリング60は、ピストン体50の環状本体部51の外周に沿うC字状の隙間62を介して、環状本体部51の周囲に延在し、先端部61Bを自由端にする。ピストンリング60は、自由状態で図4の破線で示す如くに、インナチューブ14の内周径よりも大外径をなす、弾性的な拡径習性を備える。
ピストン体50の環状本体部51の下端面が前述の如くに中空パイプ本体40の鍔部42に当接して支持されるとき、環状本体部51の下端面と鍔部42との間に、ピストンリング60のC字状の隙間62の下端開口を閉じるワッシャ63の内周部が挟み設けられる。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
a 「中空パイプ本体40の上端部の外周に一体に形成した鍔部42の下面にて、最伸張時の緩衝をなすリバウンドスプリング32を支承し、かつ該鍔部42の上面にて、ピストン体50を支持した」から、環状のピストン体50は合成樹脂であるが、中空パイプ本体40の鍔部42は金属製であり、最伸張時における大きな引張荷重を受けることができる。その結果、合成樹脂製のピストン体50は、懸架スプリング29の圧縮荷重のみが作用することとなり、この圧縮荷重は、最伸張時における引張荷重に比べてはるかに小さく、ピストン体50が合成樹脂製であっても支障を生じない。その結果、中空パイプ20にリバウンドスプリング32を配置することができ、フロントフォーク10の構造を複雑にすることなく、コスト低減できる。
b 「環状のピストン体50の外周下部に、ピストン体50との間にC字状の隙間62を介して、先端側を自由端とするとともに、ピストン体50より大外径をなすピストンリング60を一体に成形すること」、「中空パイプ本体40の鍔部42とピストン体50の下端面との間に、C字状の隙間62の下端開口を閉じるワッシャ63を設けた」により、
(1)ピストンリング60がピストン体50の外周との間に形成するC字状の隙間62は、上下に開口する。その結果、成形時に金型を軸方向に抜くことができ、金型の製作が容易になる。
(2)ピストンリング60は、C字状の隙間62により、ピストン体50の径方向の偏心を吸収する。
(3)環状のピストン体50の外周にピストンリング60を一体に成形したから、合成樹脂製のピストン体50のコストを更に低減できる。
c 「環状のピストン体50を中空パイプ本体40に対して回転自在に結合した」により、懸架スプリング29が着座している環状のピストン体50が回転自在になり、懸架スプリング29の圧縮に伴う懸架スプリング29のよじれをキャンセルできる。
以上、本発明の実施例を図面により記述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、環状のピストン体の外周に設けられるピストンリングは、ピストン体と別体にされ、ピストン体の外周溝に嵌着されて設けられるものでも良い。
図1はフロントフォークの全体断面図である。 図2は図1の下部拡大断面図である。 図3は中空パイプの要部を示す断面図である。 図4はピストン体とピストンリングを示す平面図である。
符号の説明
10 フロントフォーク
11 アウタチューブ
14 インナチューブ
20 中空パイプ
29 懸架スプリング
32 リバウンドスプリング
40 中空パイプ本体
42 鍔部
50 ピストン体
60 ピストリング
62 C字状の隙間
63 ワッシャ

Claims (3)

  1. 車輪側のアウタチューブ内に車体側のインナチューブを摺動自在に嵌合し、アウタチューブの底部に中空パイプを立設し、この中空パイプにはインナチューブ内周にピストンリングを介して摺接するピストン体を設け、
    中空パイプに設けたピストン体の上面にて懸架スプリングを支持する二輪車のフロントフォークにおいて、
    前記中空パイプを、アウタチューブの底部に取着される金属製の中空パイプ本体と、該中空パイプ本体に結合される合成樹脂製の環状のピストン体とから構成し、
    中空パイプ本体の上端部の外周に一体に形成した鍔部の下面にて、最伸張時の緩衝をなすリバウンドスプリングを支承し、かつ該鍔部の上面にて、ピストン体を支持したことを特徴とする二輪車のフロントフォーク。
  2. 前記環状のピストン体の外周下部に、該ピストン体の外周より大外径をなすピストンリングの基端部を一体に成形し、該ピストンリングを該ピストン体の外周に沿うC字状の隙間を介して延在し、該ピストンリングの先端部を自由端とし、
    前記中空パイプ本体の鍔部と該ピストン体の下端面との間に、前記C字状の隙間の下端開口を閉じるワッシャを設けた請求項1に記載の二輪車のフロントフォーク。
  3. 前記環状のピストン体を前記中空パイプ本体に対して回転自在に結合した請求項1又は2に記載の二輪車のフロントフォーク。
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