JP4492556B2 - 内燃機関の吸気ポート構造 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の吸気ポート構造に関し、特に、吸気ポートの壁面近傍で一端部を軸支された気流制御弁を備える内燃機関の吸気ポート構造に関する。
従来、燃焼室内にタンブル(縦渦)やスワール(横渦)といった旋回気流を生成するための気流制御弁を吸気ポート内に備える内燃機関の吸気ポート構造が知られている。これらタンブルやスワールといった旋回気流は、燃料と空気の混合や火炎の伝播を促進して燃焼効率を向上させたり、点火プラグの周囲に濃い混合気を集めて成層燃焼を可能にするといった役割を果たしている。係る吸気ポート構造に関し、気流制御弁を片持ちで軸支して、全開時に気流制御弁を吸気ポートの壁面に格納するような吸気ポート構造が知られている(例えば、特許文献1)。
実開平7−25264号公報
ところで、気流制御弁が回動するためには、気流制御弁の側端部と、吸気ポートの壁面のうち、気流制御弁の側端部に対向する壁面との間に間隙(クリアランス)が必要となる。図7は、一端部を弁軸2で軸支された気流制御弁1Xを備える一般的な内燃機関の吸気ポート構造(以下、単に吸気ポート構造とも称す)100Xを模式的に示す図である。なお、図7(a)では、気流制御弁1X全閉時の吸気ポート構造100Xを示しており、図7(b)では、気流制御弁1X全開時の吸気ポート構造100Xを示している。また、図7(c)では、形状の理解を容易にすべく、気流制御弁1Xの外観図を示すとともに、気流制御弁1Xの各部の名称を示している。
吸気ポート10Xには、全開時に気流制御弁1Xを格納するための凹み部分11Xが形成されている。これにより、気流制御弁1Xは、全開時に図7(b)に示すように吸気ポート10Xの壁面に格納される。また、凹み部分11Xの形成に伴い、吸気ポート10Xには、凹み部分11Xと、吸気ポート10Xの壁面と、これらに略直交する壁面とで段が形成される。一方、吸気ポート構造100Xでは、図7(a)に示すような間隙が、気流制御弁1Xの側端部と、吸気ポート10Xの壁面との間に設けられている。したがって、全閉時には、意図して絞った吸気通路を流通する吸気の流れ(以下、単に主流とも称す)F1のほかに、この間隙を流通する吸気の流れ(以下、単に間隙流とも称す)F2も発生する。間隙流F2は、間隙を抜けて段に衝突すると、跳ね上がるようにして方向転換する。これに起因して、主流F1は間隙流F2に乱されてしまう虞があり、さらには、その結果として燃焼室内で旋回気流が安定して生成されなくなってしまう虞がある。
また、近年では、エミッションの低減を図るべく、内燃機関において、始動後、触媒の温度を素早く反応温度まで高めるために点火時期を遅角させる制御が一般的に行われている。ところが、旋回気流を生成するための気流制御弁を備えた内燃機関で点火時期を遅角させようとする場合、その点火時期まで旋回気流を利用した燃焼態様を安定して維持できるか否か、言い換えれば、係る燃焼態様実現の基となる旋回気流を安定して生成できるか否かがより重要になってくる。すなわち、旋回気流を安定して生成できないと、その分点火時期の遅角度合いも制限されるため、必然的にエミッションの低減効果が制限されてしまう。
そこで、本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、気流制御弁側方の間隙から流通しようとする吸気が主流に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な内燃機関の吸気ポート構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、吸気ポートの壁面近傍に介装した弁軸と、該弁軸に一端部を軸支される気流制御弁とを有するとともに、該気流制御弁が全開のときに、該気流制御弁の下流側端部の直上が吸気ポートの壁面となる内燃機関の吸気ポート構造であって、前記気流制御弁の下流側端部の少なくとも一部分に切り欠き部を有し、前記吸気ポートの壁面に、前記気流制御弁が全開のときに該気流制御弁を格納する凹み部分を有し、前記気流制御弁が前記凹み部分に格納された状態で、前記気流制御弁の前記切り欠き部が配置される前記壁面の一部分は、前記凹み部分の底面から前記気流制御弁の閉弁方向に向かって立設する面部であって、前記凹み部分の底面と前記凹み部分の下流側の壁面とを連続的に接続し、更に、前記気流制御弁の前記切り欠き部の両側部分が配置される前記壁面の他の部分は、前記凹み部分の底面から下流に向かって前記吸気ポートの内側に段を形成することなく傾斜する傾斜面であって、前記凹み部分の底面と前記凹み部分の下流側の壁面とを連続的に接続することを特徴とする。本発明によれば、間隙流が段に衝突しないので、主流が間隙流によって乱されることがなく、以って生成される旋回気流の気流強度等のばらつきが抑制される。すなわち、本発明によれば、旋回気流の生成安定化を図ることが可能である。これにより、内燃機関の点火時期をより遅角させても旋回気流を利用した燃焼態様を継続、維持できるようになり、その結果、触媒温度を早期に反応温度まで高めてエミッションを低減することも可能になる。また、本発明によれば、意図した良好な燃焼状態がより確実に得られるようになることから、燃焼状態のばらつきに起因して発生するエミッションの低減効果も期待できる。
なお、「気流制御弁が全開のときに、該気流制御弁の下流側端部の直上が吸気ポートの壁面となる」とは、例えば半開時に気流制御弁の下流側端部が近接することで、主流の偏流状態が維持されるような隔壁が吸気ポートに備えられていないことを意味する。すなわち、係る隔壁が備えられている場合には、そもそも間隙流が主流に到達しないであろうことに鑑み、確認的に記載したものである。また、「段」は、場合によっては、少なくとも部分的に形成されていなければよい。さらに、「段」とは、代表的には、図7で示したような吸気ポートの壁面と凹み部分とがこれらに略直交する壁面で連結された形状を意味するが、これに限られず、概念的には略一定の厚みを有する気流制御弁を吸気ポートの壁面に格納するにあたって形成される、機能上必要不可欠な形状を意味するものである。例えば、気流制御弁回動時の下流側端部の軌跡は円弧状になるため、吸気ポートの壁面と凹み部分とが、下流側端部との干渉を回避するためだけに必要な形として形成された円弧状の壁面で連結されている場合や、この円弧状の壁面の代わりに、干渉回避のためだけに必要な形として形成された傾斜面で連結されている場合などが、上述の機能上必要不可欠な形状に該当する。すなわち、本発明は、上述の機能上必要不可欠な形状では、間隙を流通する吸気によって主流が乱される虞がある点に着目し、「段」を形成しないようにする点に特徴を有している。
また、上述の機能上必要不可欠な形状とは、気流制御弁が吸気ポートの壁面に格納される点と、気流制御弁と壁面との干渉が回避される点とに機能上の必要不可欠性があることを意味し、本発明の意図する効果までも奏する形状は、もはや本来の機能上必要不可欠な形状とは言えない。すなわち、凹み部分の形状は気流制御弁の形状によって変わってくる可能性があるため、気流制御弁を主の立場として見れば、本来、機能上必要不可欠な形状とは言えない形状も、一見機能上必要不可欠な形状に見える場合もある。しかしながら、例えば以下に例示する発明などは本発明の意図する効果を奏する以上、仮に気流制御弁を主の立場として見ても本来の機能上必要不可欠な形状であるとは言えないため、本発明の一態様に該当することになる。また、凹み部分は、本来、全開時に気流制御弁を格納するために形成されるが、これに限られず、たとえ全開時に全体が完全に格納されないような気流制御弁が適用されている場合であっても、本発明の意図する効果を奏する以上は、本発明の一態様に該当することになる。
また、本発明は、前記傾斜面が、前記気流制御弁の弁軸の延伸方向において、前記吸気制御弁の側端部に対向する前記吸気ポートの壁面から所定の幅を有し、かつ、下流に向かって前記吸気ポートの内側に傾斜する面であって、前記凹み部分の少なくとも一部を含めて形成することで、前記段を形成しなくてもよい。より具体的には、例えば本発明のようにして段を形成しないようにすることが可能である。すなわち、本発明は、間隙流が主流を乱さないようにするために必要な部分だけに上述の傾斜面を形成しようとするものである。なお、この場合、例えば気流制御弁の下面を、全開時に上述の傾斜面と干渉しない形状に形成することで、或いは気流制御弁のうち、全開時にデッドボリュームとなる上面側の部分を切除した形状にすることで、全開時に気流制御弁を吸気ポートの壁面に格納することができる。
また、本発明は、前記傾斜面が、前記気流制御弁の弁軸の延伸方向において、前記吸気制御弁の側端部に対向する前記吸気ポートの壁面から所定の幅を有し、かつ、下流に向かって前記吸気ポートの内側に傾斜する面であって、前記凹み部分のうち前記面部から下流側の部分に形成することで、前記段を形成しなくてもよい。すなわち、本発明は、間隙流が主流を乱さないようにするために必要な部分だけに上述の傾斜面を形成しようとするものである。なお、この場合、例えば気流制御弁の下面を、全開時に上述の面と干渉しない形状に形成することで、全開時に気流制御弁を吸気ポートに格納することができる。
また、本発明は、前記傾斜面が、前記気流制御弁の弁軸の延伸方向において、前記吸気制御弁の側端部に対向する前記吸気ポートの壁面から所定の幅を有し、かつ、下流に向かって前記吸気ポートの内側に傾斜する面であって、前記凹み部分の下流に形成することで、前記段を形成しなくてもよい。さらに、例えば本発明のようにして段を形成しないようにすることも可能である。すなわち、本発明は、間隙流が主流を乱さないようにするために必要な部分だけに上述の傾斜面を形成しようとするものである。
また、本発明は、全開時の前記気流制御弁の下流側端部よりも下流側に、前記吸気ポートが形成する吸気通路を分割する仕切板が配設されていてもよい。本発明によれば、さらに間隙を流通した吸気が主流に到達しようとすることを、仕切板で効果的に防止可能である。なお、仕切板は例えば全開時の吸気の流れに沿うような、吸気の流動態様に基づく形状であることが、吸気抵抗の増大を抑制する上で好ましい。
本発明によれば、気流制御弁側方の間隙から流通しようとする吸気が主流に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な内燃機関の吸気ポート構造を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面と共に詳細に説明する。
図1は、本実施例に係る吸気ポート構造100A及び吸気ポート構造100AXの構成を模式的に示す図である。具体的には、図1(a)は、内燃機関50Aの要部として、シリンダブロック51と、シリンダヘッド52Aと、ピストン53とともに、吸気ポート構造100Aを示す図であり、図1(b)は、気流制御弁1A全開時の吸気ポート構造100Aを拡大して示す図であり、図1(c)は、気流制御弁1A全閉時の吸気ポート構造100Aを拡大して示す図である。また、図1(d)では、気流制御弁1Aの代わりに気流制御弁1Xを適用した吸気ポート構造100AXを拡大して示している。なお、図1(e)では、形状の理解を容易にすべく、気流制御弁1Aの外観図を示している。また、図面が煩雑になるのを避けるために図示省略してあるが、気流制御弁1Aの各部の名称は図7で示した気流制御弁1Xと同一である。
内燃機関50Aは直噴ガソリンエンジンである。但し、これに限られず、例えば所謂リーンバーンエンジンのほか、その他のガソリンエンジンやディーゼルエンジン等でも本実施例に係る吸気ポート構造100Aを適用可能である。また、内燃機関50Aは直列4気筒の気筒配列構造を有しているが、これに限られず適宜の気筒配列及び気筒数であってよい。また、本実施例では内燃機関50Aに関し、各気筒の代表としてシリンダ51aについて要部を示しているが他の気筒についても同様の構造となっている。
内燃機関50Aは、シリンダブロック51、シリンダヘッド52A、ピストン53等を有して構成されている。シリンダブロック51には、略円筒状のシリンダ51aが形成されている。シリンダ51a内には、ピストン53が収容されている。シリンダブロック51の上面にはシリンダヘッド52Aが固定されている。燃焼室54は、シリンダブロック51、シリンダヘッド52A及びシリンダ53に囲まれた空間として形成されている。シリンダヘッド52Aには、燃焼室54に吸気を導くための吸気ポート10Aのほか、燃焼したガスを燃焼室54から排気するための排気ポート20が形成され、これら吸排気ポート10A及び20の流路を開閉するための吸排気弁(図示省略)が配設されている。
弁軸2は、気流制御弁1Aを軸支するための構成であり、吸気ポート10Aの壁面近傍に介装されている。また、弁軸2は、図示しないアクチュエータで駆動される。本実施例では、このアクチュエータをステップモータで実現している。但し、これに限られず、ステップモータの代わりに適宜のアクチュエータを適用してもよく、またアクチュエータは、リンク機構やラック&ピニオン機構や減速機構などの適宜の機構を介して弁軸と連結されてよい。気流制御弁1Aは、吸気の流量及び流速を変化させるための構成であり、一端部が弁軸2に軸支されている。この気流制御弁1Aの下流側端部には、全閉時に主流をより速い流速で流通させるための切り欠き部が形成されている。図示しないECU(Electronic Control Unit:電子制御装置)の制御のもと、アクチュエータが弁軸2を介して気流制御弁1Aの開度を変更すると、この開度変化に伴って、吸気の流量及び流速が変化する。吸気は、気流制御弁1A全閉時から半開時にかけて吸気ポート10A内で偏流されて、燃焼室54で強度の高いタンブル流Tに生成される。なお、ピストン53の頂面には、タンブル流Tを案内するためのキャビティが形成されていてもよい。また、燃焼室54で生成される旋回気流はタンブル流Tに限られず、例えば図1に示すタンブル流Tとは逆の方向に旋回する逆タンブル流や、スワール流や、タンブル流Tとスワール流とを合成したような斜めタンブル流などであってもよい。
本実施例では、全開時に気流制御弁1Aを格納するために、吸気ポート10Aの壁面に凹み部分11Aが形成されている。凹み部分11Aは、下流に向かって吸気ポート10Aの内側に傾斜する面となっており、弁軸2の延伸方向には、吸気通路の幅とほぼ同等の幅を有している。この凹み部分11Aは、弁軸2の延伸方向で三角柱状の形状となる新たな空間を形成する。一方、気流制御弁1Aの外形も、この空間とほぼ同等の三角柱状の形状で形成されている。この気流制御弁1Aの形状は、全開時に気流制御弁1Aを吸気ポート10Aの壁面、より具体的には上述の空間に格納するために適用された形状であり、図7で示した気流制御弁1Xのうち、全開時にデッドボリュームとなる上面側の部分を面で切除した形状となっている。これにより、気流制御弁1Aは、全開時に図1(b)に示すように吸気ポート10Aの壁面に格納される。本実施例では、気流制御弁1Aと、弁軸2と、吸気ポート10Aとで吸気ポート構造100Aを実現している。
上述した構成で、次に、気流制御弁1A全閉時の吸気の流動態様について図1(c)を用いて説明する。全閉時には、切り欠き部を流通する吸気が主流F1を形成する。同時に、全閉時には、間隙からも吸気が流通し、この吸気が間隙流F2を形成する。本実施例では凹み部分11Aを下流に向かって吸気ポート10A内側に傾斜する面で形成しているため、気流制御弁1Aを格納するために凹み部分11Aを形成しても段が形成されない。したがって、間隙流F2は吸気ポート10Aの壁面に衝突しても、主流F1に向かって方向転換することなく、壁面に沿うようにして下流に流通する。これにより、主流F1が間隙流F2に乱されることが抑制され、その結果、燃焼室54で生成されるタンブル流Tの生成安定化が図られる。同時に、内燃機関50始動後に、点火時期をより遅角させることが可能になり、その結果、触媒の温度を早期に反応温度まで高めてエミッションを低減させることが可能になる。
なお、本実施例では製作容易性等の観点から凹み部分11Aを平面で形成しているが、これに限られず、主流F1に悪影響を及ぼす段が形成されなければ、凹み部分11Aは、例えば単一曲面や、複合的な曲面、或いは平面や、さらには平面と曲面との組み合わせなどで形成されていてもよい。また、気流制御弁1Aの形状は全開時に吸気ポート10Aの壁面に格納される形状になっていることが好適であるが、例えば図1(d)に示す吸気ポート構造100AXのように、気流制御弁1Aの代わりに気流制御弁1Xをそのまま適用してもよい。但し、この場合には、例えば吸気通路に突出した上面側の部分がデッドボリュームとなって、吸気抵抗が増大するなどの点で、デメリットを有することになる。以上により、気流制御弁1A側方の間隙から流通しようとする吸気が主流F1に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な吸気ポート構造100Aを実現可能である。
図2は、本実施例に係る吸気ポート構造100Bを模式的に示す図である。具体的には、図2(a)は、気流制御弁1B全開時の吸気ポート構造100Bを示す図であり、図2(b)は、気流制御弁1B全閉時の吸気ポート構造100Bを示す図である。また、図2(c)では、形状の理解を容易にすべく、気流制御弁1Bの外観図を示している。なお、図示省略しているが、気流制御弁1Bの各部の名称は、図7で示した気流制御弁1Xと同一である。本実施例に係る吸気ポート構造100Bは、凹み部分11Aが形成された吸気ポート10Aが、凹み部分11Bが形成された吸気ポート10Bに変更されている点と、気流制御弁1Aが気流制御弁1Bに変更されている点を除くほか、実施例1に係る吸気ポート構造100Aと同一のものとなっている。また、内燃機関50B(図示省略)も、吸気ポート構造100Aの代わりに吸気ポート構造100Bが適用されている以外、実施例1に係る内燃機関50Aと同一のものとなっている。本実施例では、気流制御弁1Bと、弁軸2と、吸気ポート10Bとで吸気ポート構造100Bを実現している。
吸気ポート10Bの壁面には、全開時に気流制御弁1Bを格納するために、凹み部分11Bが形成されている。また、この凹み部分11Bのうち、下流側の部分には、下流に向かって吸気ポート10Bの内側に傾斜する面Bが形成されている。一方、気流制御弁1Bの形状は、図7で示した気流制御弁1Xのうち、全開時に面Bに干渉する部分を面で切除した形状となっている。これにより、気流制御弁1Bは、図2(a)に示すように、全開時に吸気ポート10Bの壁面に格納される。また、図2(b)に示すように、気流制御弁1B全閉時には、面Bが形成されているため、すなわち、主流F1に悪影響を及ぼすような段が形成されていないため、間隙流F2は面Bに沿うようにして下流に流通する。これにより、タンブル流Tの生成安定化が図られ、以ってエミッションを低減可能になる。以上により、気流制御弁1B側方の間隙から流通しようとする吸気が主流F1に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な吸気ポート構造100Bを実現可能である。
図3は、本実施例に係る吸気ポート構造100Bを模式的に示す図である。具体的には、図3(a)は、気流制御弁1C全開時の吸気ポート構造100Cを示す図であり、図3(b)は、気流制御弁1C全閉時の吸気ポート構造100Cを示す図である。本実施例に係る吸気ポート構造100Cは、凹み部分11Aが形成された吸気ポート10Aが、凹み部分11C及び面Cが形成された吸気ポート10Cに変更されている点と、気流制御弁1Aが気流制御弁1Cに変更されている点を除くほか、実施例1に係る吸気ポート構造100Aと同一のものとなっている。また、内燃機関50C(図示省略)も、吸気ポート構造100Aの代わりに吸気ポート構造100Cが適用されている以外、実施例1に係る内燃機関50Cと同一のものとなっている。なお、説明の便宜上気流制御弁1Cと称しているが、本実施例では、気流制御弁1Cは図7で示した気流制御弁1Xと同一のものとなっている。また、凹み部分11Cについても、同様に図7で示した凹み部分11Xと同一のものとなっている。したがって、気流制御弁1Cは、図3(a)に示すように、全開時には吸気ポート10Cの壁面に格納される。本実施例では、気流制御弁1Cと、弁軸2と、吸気ポート10Cとで吸気ポート構造100Cを実現している。
吸気ポート10Cは、凹み部分11Cの下流に、下流に向かって吸気ポート10Cの内側に傾斜するように形成された面Cを有している。これにより、主流F1に悪影響を及ぼすような段が形成されないため、図3(b)に示す気流制御弁1C全閉時には、間隙流F2は面Cに沿うようにして下流に流通する。故にタンブル流Tの生成安定化が図られ、以ってエミッションを低減可能になる。以上により、気流制御弁1C側方の間隙から流通しようとする吸気が主流F1に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な吸気ポート構造100Cを実現可能である。
図4は、本実施例に係る吸気ポート構造100Dを模式的に示す図である。具体的には、図4(a)は、気流制御弁1D全閉時の吸気ポート構造100Dを示す図であり、図4(b)は、吸気ポート構造100Dを図4(a)に示す矢視Zで模式的に示す図である。本実施例に係る吸気ポート構造100Dは、凹み部分11Aが形成された吸気ポート10Aが、凹み部分11D及び面Dが形成された吸気ポート10Dに変更されている点と、気流制御弁1Aが気流制御弁1Dに変更されている点を除くほか、実施例1に係る吸気ポート構造100Aと同一のものとなっている。また、内燃機関50D(図示省略)も、吸気ポート構造100Aの代わりに吸気ポート構造100Dが適用されている以外、実施例1に係る内燃機関50Aと同一のものとなっている。なお、説明の便宜上気流制御弁1Dと称しているが、本実施例では、気流制御弁1Dは図7で示した気流制御弁1Xと同一のものとなっている。また、凹み部分11Dについても、同様に図7で示した凹み部分11Xと同一のものとなっている。したがって、気流制御弁1Dは、図4(a)に示すように、全開時には吸気ポート10Dの壁面に格納される。本実施例では、気流制御弁1Dと、弁軸2と、吸気ポート10Dとで吸気ポート構造100Dを実現している。
吸気ポート10Dは、凹み部分11Dの下流に、下流に向かって吸気ポート10Dの内側に傾斜するように、且つ間隙各々に対応するように部分的に形成された面D夫々を有している。より具体的には、面D夫々は、弁軸2の延伸方向において、吸気ポート10Dの壁面のうち、気流制御弁1Dの側端部夫々に対向する両壁面から、所定の幅を有するように形成されている。なお、この所定の幅は間隙流F2の流動態様によって決定される。また、これに限られず、面D夫々は、弁軸2の延伸方向において、間隙流F2の流動態様に対応した他の適宜の位置に形成されていてもよい。これにより、主流F1に悪影響を及ぼすような段が形成されないため、図4(b)に示す気流制御弁1D全閉時には、間隙流F2は面Dに沿うようにして下流に流通する。故にタンブル流Tの生成安定化が図られ、以ってエミッションを低減可能になる。以上により、気流制御弁1D側方の間隙から流通しようとする吸気が主流F1に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な吸気ポート構造100Dを実現可能である。
図5は、本実施例に係る吸気ポート構造100Eを模式的に示す図である。具体的には、図5(a)は、気流制御弁1E全閉時の吸気ポート構造100Eを示す図であり、図5(b)は、吸気ポート構造100Eを図5(a)に示す矢視Zで模式的に示す図である。本実施例に係る吸気ポート構造100Eは、凹み部分11Aが形成された吸気ポート10Aが、凹み部分11Eが形成された吸気ポート10Eに変更されている点と、気流制御弁1Aが気流制御弁1Eに変更されている点を除くほか、実施例1に係る吸気ポート構造100Aと同一のものとなっている。また、内燃機関50E(図示省略)も、吸気ポート構造100Aの代わりに吸気ポート構造100Eが適用されている以外、実施例1に係る内燃機関50Aと同一のものとなっている。本実施例では、気流制御弁1Eと、弁軸2と、吸気ポート10Eとで吸気ポート構造100Eを実現している。
吸気ポート10Eの壁面には、全開時に気流制御弁1Eを格納するために、凹み部分11Eが形成されている。また、凹み部分11Eのうち下流側の部分には、下流に向かって吸気ポート10Eの内側に傾斜する面E夫々が、間隙各々に対応するようにして部分的に形成されている。より具体的には、面E夫々は、弁軸2の延伸方向において、吸気ポート10Eの壁面のうち、気流制御弁1Eの側端部夫々に対向する両壁面から、所定の幅を有するように形成されている。なお、この所定の幅は間隙流F2の流動態様によって決定される。また、これに限られず、面E夫々は、弁軸2の延伸方向において、間隙流F2の流動態様に対応した他の適宜の位置に形成されていてもよい。一方、気流制御弁1Eの形状は、図7で示した気流制御弁1Xのうち、全開時に面Eに干渉する部分を面で切除した形状となっている。これにより、気流制御弁1Eは、全開時に吸気ポート10Eの壁面に格納される。
また、図5(b)に示す気流制御弁1B全閉時には、面Eが形成されているため、すなわち、主流F1に悪影響を及ぼすような段が形成されていないため、間隙流F2は面Eに沿うようにして下流に流通する。これにより、タンブル流Tの生成安定化が図られ、以ってエミッションを低減可能になる。なお、本実施例に係る吸気ポート構造100Eは、部分的に面を形成する例として、実施例2に係る吸気ポート構造100Bに対応させたものとなっているが、例えば実施例1に係る吸気ポート構造100Aに対応させて、部分的に面が形成された吸気ポート構造を実現することも可能である。以上により、気流制御弁1E側方の間隙から流通しようとする吸気が主流F1に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な吸気ポート構造100Eを実現可能である。
図6は、本実施例に係る吸気ポート構造100F及び吸気ポート構造100Faを模式的に示す図である。具体的には、図6(a)は、気流制御弁1F全閉時の吸気ポート構造100Fを示す図であり、図6(b)は、吸気ポート構造100Fを図6(a)に示す矢視Zで模式的に示す図である。なお、図6(c)では、仕切板13の代わりに、仕切板14を備えた吸気ポート構造100Faを示している。本実施例に係る吸気ポート構造100Fは、吸気ポート10Bが、この吸気ポート10Bに対してさらに仕切板13が配設された吸気ポート10Fに変更されている点を除いて、実施例2に係る吸気ポート構造100Bと同一のものになっている。なお、説明の便宜上気流制御弁1Fと称しているが、本実施例では、気流制御弁1Fは実施例2で示した気流制御弁1Bと同一のものとなっている。また、凹み部分1F及び面Fも同様に実施例2で示した凹み部分1B及び面Bと同一のものとなっている。したがって、気流制御弁1Fは、図6(a)に示すように、全開時には吸気ポート10Fの壁面に格納される。本実施例では、気流制御弁1Fと、弁軸2と、吸気ポート10Fとで吸気ポート構造100Fを実現している。
仕切板13は、吸気通路を上下に二分するようにして全開時の気流制御弁1Fの下流側端部よりも下流側に配設されている。また、仕切板13は、吸気ポート10Fの延伸方向に略平行に所定の長さ延伸するとともに、弁軸2の延伸方向には一方の壁面から他方の壁面まで延伸している。なお、仕切板13の上流側の端部位置及び所定の長さは間隙流F2の流動態様によって決定される。この仕切板13は間隙流F2が主流F1に到達しようとするのを防止するための構成である。したがって、図6(b)に示す気流制御弁1F全閉時には、間隙流F2は面Fに沿って流通した後も、主流F1側への流通を仕切板13によって阻止される。このため、主流F1が間隙流F2に乱されることがより確実に防止される。これにより、タンブル流Tの生成安定化及びエミッションの低減が可能になる。また、仕切板13の代わりに、例えば図6(c)に示すような仕切板14を備えることも可能である。すなわち、図6(c)に示すように、弁軸2延伸方向において、仕切板14を部分的に配設することでも、間隙流F2の主流F1側への流通を抑制可能である。
なお、仕切板13、14は、間隙流F2の流動態様に応じて選択されればよく、また、これに限られず、仕切板13、14の代わりに間隙流F2の流動態様に応じて、適宜の長さ、厚さ、幅で、湾曲その他の形状を有する仕切板を、適宜の位置に、適宜の数量配設してもよい。また、本実施例を含めた各実施例において、面Bから面Fまで夫々は平面で形成されているが、これに限られず、主流F1に悪影響を及ぼすような段が形成されなければ、これら面Bから面Fまで夫々の代わりに、他の適宜の形状が形成されていてもよい。また、気流制御弁1Bから気流制御弁1Fまで夫々の形状は、全開時に吸気ポート10Eの壁面に格納される形状になっていることが好ましいが、係る形状に限定されるものではない。以上により、気流制御弁1F側方の間隙から流通しようとする吸気が主流F1に及ぼす悪影響を低減することで、旋回気流の生成安定化を図り、以ってエミッションを低減可能な吸気ポート構造100Fを実現可能である。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
実施例1に係る吸気ポート構造100A及び吸気ポート構造100AXの構成を模式的に示す図である。 実施例2に係る吸気ポート構造100Bを模式的に示す図である。 実施例3に係る吸気ポート構造100Cを模式的に示す図である。 実施例4に係る吸気ポート構造100Dを模式的に示す図である。 実施例5に係る吸気ポート構造100Eを模式的に示す図である。 実施例6に係る吸気ポート構造100F及び吸気ポート構造100Faを模式的に示す図である。 一端部を弁軸2で軸支された気流制御弁1Xを備える一般的な吸気ポート構造100Xを模式的に示す図である。
符号の説明
1 気流制御弁
2 弁軸
10 吸気ポート
11 凹み部分
20 排気ポート
50 内燃機関
100 吸気ポート構造

Claims (5)

  1. 吸気ポートの壁面近傍に介装した弁軸と、該弁軸に一端部を軸支される気流制御弁とを有するとともに、該気流制御弁が全開のときに、該気流制御弁の下流側端部の直上が吸気ポートの壁面となる内燃機関の吸気ポート構造であって、
    前記気流制御弁の下流側端部の少なくとも一部分に切り欠き部を有し、
    前記吸気ポートの壁面に、前記気流制御弁が全開のときに該気流制御弁を格納する凹み部分を有し、
    前記気流制御弁が前記凹み部分に格納された状態で、前記気流制御弁の前記切り欠き部が配置される前記壁面の一部分は、前記凹み部分の底面から前記気流制御弁の閉弁方向に向かって立設する面部であって、前記凹み部分の底面と前記凹み部分の下流側の壁面とを連続的に接続し、
    更に、前記気流制御弁の前記切り欠き部の両側部分が配置される前記壁面の他の部分は、前記凹み部分の底面から下流に向かって前記吸気ポートの内側に段を形成することなく傾斜する傾斜面であって、前記凹み部分の底面と前記凹み部分の下流側の壁面とを連続的に接続することを特徴とする内燃機関の吸気ポート構造。
  2. 前記傾斜面は、前記気流制御弁の弁軸の延伸方向において、前記吸気制御弁の側端部に対向する前記吸気ポートの壁面から所定の幅を有し、かつ、下流に向かって前記吸気ポートの内側に傾斜する面であって、前記凹み部分の少なくとも一部を含めて形成することで、前記段を形成しないことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気ポート構造。
  3. 前記傾斜面は、前記気流制御弁の弁軸の延伸方向において、前記吸気制御弁の側端部に対向する前記吸気ポートの壁面から所定の幅を有し、かつ、下流に向かって前記吸気ポートの内側に傾斜する面であって、前記凹み部分のうち前記面部から下流側の部分に形成することで、前記段を形成しないことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気ポート構造。
  4. 前記傾斜面は、前記気流制御弁の弁軸の延伸方向において、前記吸気制御弁の側端部に対向する前記吸気ポートの壁面から所定の幅を有し、かつ、下流に向かって前記吸気ポートの内側に傾斜する面であって、前記凹み部分の下流に形成することで、前記段を形成しないことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の吸気ポート構造。
  5. 全開時の前記気流制御弁の下流側端部よりも下流側に、前記吸気ポートが形成する吸気通路を分割する仕切板が配設されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の内燃機関の吸気ポート構造。
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