JP4969852B2 - 4サイクル内燃機関 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る4サイクル内燃機関であるエンジン10の概略構成を示している。具体的には、図1は、シリンダーヘッド10shの部分を断面として示したエンジン10の側面図である。
次に、図2〜図4を参照して、シリンダーヘッド10sh部分の具体的な構成について説明する。
次に、図5〜図7を参照して、上述したエンジン10に備えられているガス貯留室100への既燃焼ガスGの流入、及び既燃焼ガスG(EGRガス)のガス貯留室100からの排出に関する動作について説明する。
次に、上述したガス貯留室100及び既燃焼ガス誘導管110を備えるエンジン10の作用・効果について、図8〜図11に示すデータを参照して説明する。なお、図8〜図11に示すデータは、以下の条件で測定されたものである。
・ 測定時エンジン回転数: 3,000rpm(0.6kW出力)
図8は、ガス貯留室100の容量と、窒素酸化物(NOx)との関係を示すグラフである。同図に示すように、ガス貯留室100の容量が極めて小さい場合(図中のP11、約0cc)と、ガス貯留室100の容量が約65ccである場合(図中のP12)とでは、NOxが約15%低減している。
上述したように、本発明の第1実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
10sh シリンダーヘッド
21 吸気ポート (吸気通路)
22 吸気バルブ
22a 弁部
22b 柄部
23 吸気側カムシャフト
24 バルブシート (吸気通路の燃焼室側開口)
31 排気ポート (排気通路)
32 排気バルブ
32a 弁部
32b 柄部
33 排気側カムシャフト
34 バルブシート (排気通路の燃焼室側開口)
40 燃焼室
40p 周部
51 シリンダー
52 ピストン
65 スロットルバルブ
68,110 既燃焼ガス誘導管(ガス連通路)
69 新気貯留室
70 第1新気連通路
71 第2新気連通路
72 第3新気連通路
100 ガス貯留室
110e 端部
G 既燃焼ガス
H 同心円
QA クエンチエリア
Claims (13)
- 燃焼室と、上記燃焼室に開口する吸気通路と、上記燃焼室に開口する排気通路と、上記吸気通路の燃焼室側開口を開閉する吸気バルブと、上記排気通路の燃焼室側開口を開閉する排気バルブとを備えた4サイクル内燃機関であって、
上記排気バルブは、上記排気通路の上記燃焼室側開口を開閉する弁部と、該弁部から延びる柄部とを有し、
上記排気通路内における上記弁部の周辺とガス連通路を介して連通するガス貯留室を備え、
上記ガス連通路の上記弁部側の端部は、上記燃焼室の内周に沿った方向に延びており、
膨張行程又は排気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記既燃焼ガスが上記ガス貯留室に流入し、
吸気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記ガス貯留室に貯留されている上記既燃焼ガスが上記燃焼室に排出される
ことを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 請求項1において、上記膨張行程において上記排気バルブが開いたときに、上記既燃焼ガスが上記ガス貯留室に流入する
ことを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 請求項1において、上記既燃焼ガスが上記燃焼室に排出されるタイミングは、上記吸気バルブ及び上記排気バルブが開いているオーバーラップ期間内であることを特徴とする4サイクル内燃機関。
- 燃焼室と、上記燃焼室に開口する吸気通路と、上記燃焼室に開口する排気通路と、上記吸気通路の燃焼室側開口を開閉する吸気バルブと、上記排気通路の燃焼室側開口を開閉する排気バルブとを備えた4サイクル内燃機関であって、
上記排気通路に連通し、上記燃焼室から排出される既燃焼ガスを貯留するガス貯留室と、上記吸気通路に連通し、該吸気通路を流動する新気を貯留する新気貯留室とを備え、
膨張行程又は排気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記既燃焼ガスが上記ガス貯留室に流入し、
吸気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記ガス貯留室に貯留されている上記既燃焼ガスが上記燃焼室に排出され、
吸気行程において上記吸気バルブが開いている間に、上記新気貯留室に貯留されている新気が上記燃焼室に吸入されることを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 燃焼室と、上記燃焼室に開口する吸気通路と、上記燃焼室に開口する排気通路と、上記吸気通路の燃焼室側開口を開閉する吸気バルブと、上記排気通路の燃焼室側開口を開閉する排気バルブとを備えた4サイクル内燃機関であって、
上記排気通路に連通し、上記燃焼室から排出される既燃焼ガスを貯留するガス貯留室と、上記吸気通路に連通し、該吸気通路を流動する新気を貯留する新気貯留室及び該新気貯留室と上記吸気通路の燃焼室側開口近傍部分とを連通する第1新気連通路とを備え、
膨張行程又は排気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記既燃焼ガスが上記ガス貯留室に流入し、
吸気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記ガス貯留室に貯留されている上記既燃焼ガスが上記燃焼室に排出され、
吸気通路の圧力変動により新気が上記第1新気連通路を介して上記新気貯留室に流入し、
吸気行程において上記吸気バルブが開いている間に、上記新気貯留室に貯留されている新気が上記第1新気連通路を介して燃焼室に吸入される
ことを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 請求項5において、上記新気貯留室と上記吸気通路とを連通する第2新気連通路を備え、
吸気通路の圧力変動により新気が上記第1,第2新気連通路を介して上記新気貯留室に流入し、
吸気行程において上記吸気バルブが開いている間に、上記新気貯留室に貯留されている新気が上記第1新気連通路を介して上記燃焼室に吸入されることを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 請求項6において、上記第2新気連通路は、上記吸気通路のスロットルバルブより下流側近傍部分に連通していることを特徴とする4サイクル内燃機関。
- 請求項5において、上記ガス貯留室と排気通路とを連通するガス連通路は、燃焼室の内周に対して接線方向に向くように配置されていることを特徴とする4サイクル内燃機関。
- 請求項8において、上記新気貯留室と吸気通路の燃焼室側開口近傍部分とを連通する第1新気連通路は、燃焼室の中心側に形成された同心円に対して接線方向に向くように配置されていることを特徴とする4サイクル内燃機関。
- 燃焼室と、上記燃焼室に開口する吸気通路と、上記燃焼室に開口する排気通路と、上記吸気通路の燃焼室側開口を開閉する吸気バルブと、上記排気通路の燃焼室側開口を開閉する排気バルブとを備えた4サイクル内燃機関であって、
上記吸気通路に第1新気連通路を介して連通し、該吸気通路を流動する新気を貯留する新気貯留室を備え、
吸気行程において上記吸気バルブが開いている間に、上記新気貯留室に貯留されている新気が上記第1新気連通路を介して上記燃焼室に吸入されることを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 請求項10において、上記新気貯留室と上記吸気通路とを連通する第2新気連通路を備え、
上記吸気バルブが閉じている間に、新気が上記第1,第2新気連通路を介して上記新気貯留室に流入し、
吸気行程において上記吸気バルブが開いている間に、上記新気貯留室に貯留されている新気が上記第1新気連通路を介して上記燃焼室に吸入されることを特徴とする4サイクル内燃機関。 - 請求項11において、上記第2新気連通路は、上記吸気通路のスロットルバルブより下流側近傍部分に連通していることを特徴とする4サイクル内燃機関。
- 燃焼室と、上記燃焼室に開口する吸気通路と、上記燃焼室に開口する排気通路と、上記吸気通路の燃焼室側開口を開閉する吸気バルブと、上記排気通路の燃焼室側開口を開閉する排気バルブと、上記吸気通路の通路面積を変化させるスロットルバルブとを備えた4サイクル内燃機関であって、
上記排気通路に連通し、上記燃焼室から排出される既燃焼ガスを貯留するガス貯留室を備え、
上記吸気通路の、上記スロットルバルブより下流側部分と上記燃焼室側開口近傍部分とを連通する第3新気連通路を備え、該第3新気連通路の下流端部は燃焼室の内周に対して接線方向に向くように配置されており、
膨張行程又は排気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記既燃焼ガスが上記ガス貯留室に流入し、
吸気行程において上記排気バルブが開いている間に、上記ガス貯留室に貯留されている上記既燃焼ガスが上記燃焼室に排出される
ことを特徴とする4サイクル内燃機関。
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