JP4491563B2 - 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法 - Google Patents

新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4491563B2
JP4491563B2 JP2004177923A JP2004177923A JP4491563B2 JP 4491563 B2 JP4491563 B2 JP 4491563B2 JP 2004177923 A JP2004177923 A JP 2004177923A JP 2004177923 A JP2004177923 A JP 2004177923A JP 4491563 B2 JP4491563 B2 JP 4491563B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yeast
sake
strain
ability
alcohol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004177923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006000025A (ja
Inventor
誠衛 渡辺
葉子 新野
健美 中田
忠則 立花
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akita Prefecture
Original Assignee
Akita Prefecture
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akita Prefecture filed Critical Akita Prefecture
Priority to JP2004177923A priority Critical patent/JP4491563B2/ja
Publication of JP2006000025A publication Critical patent/JP2006000025A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4491563B2 publication Critical patent/JP4491563B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Alcoholic Beverages (AREA)

Description

本発明は、新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法に関する。詳しくは、20%エタノール存在下で生育可能であり、親株由来の発酵能と高香気生成能を維持し、かつ有機酸を親株より多く生成し、醪後半の高濃度エタノール存在下において死滅率が低い性質を有する酵母、および該酵母を用いた清酒の製造方法に関する。
現在、全国の大部分の清酒製造場では(財)日本醸造協会から販売されている「きょうかい酵母」を使用しており、吟醸酒、純米酒、本醸造酒、普通酒といった清酒の種類によって酵母を使い分けている。近年、清酒の多様化、差別化、そして、より一層の高品質化を目的として積極的に優良酵母の分離・改良・育種が広く行われており、実用株の開発が進められている。
特に、香りがフルーティで味の軽い吟醸酒(精米歩合60%以下で、アルコール添加は白米重量の10%以下で製造される)用酵母の研究開発が勢力的に行われおり、高香気生成酵母として「新規酵母及びその用途」(特許文献1参照)、「変異酵母」(特許文献2参照)、「酵母変異株およびそれを用いた酒類の製造方法」(特許文献3参照)等の多くの研究例があり、実用化に至っている。
近年の酵母開発例として、薬剤耐性や変異処理により、特定の香気成分を多く生産する酵母研究例があるが、ややもすれば、酵母が本来有している優良な性質が損なわれるケースも少なくない。例えば、アルコール発酵能の低下による清酒製造へのデメリット、醪後半の高濃度アルコール存在下での酵母の死滅による清酒の雑味やオフフレーバーの発生、または、有機酸生成能の低下などがある。
特開平8−173147号公報 特開平8−023954号公報 特開平7−203951号公報
清酒醸造において、優れた酵母の有する性質としては、エタノール生成能が優れていることは勿論のこと、有機酸、アミノ酸、香気成分を適当量にバランスよく生産する能力を有していることが必須である。特に、純米吟醸酒は、上槽前にアルコール添加しないため、各成分の調整ができず、酵母の性質が直接清酒の品質に反映する。
上記した背景の基に、本発明は、清酒酵母を高濃度のエタノール存在下に馴養し、その中で生育した菌株から取得し、親株よりも有機酸を適度に多く生成する酵母の選抜・育種を目的とする。つまり、親株由来の発酵能や高香気生成能の優良な特性を維持し、かつ有機酸生成能を高める酵母の選抜・育種を目的とする。
また、清酒の製造において、当該酵母を使用することによって、有機酸の生成が少なく香味のバランスが不調和な清酒を改善することを目的とする。さらに、本発明は純米吟醸酒の製造を意図しているので、清酒醪後半の高濃度エタノール存在下における酵母の死滅率の低い菌株を選抜し、それに伴う発酵力の強化を目的とする。
本発明者は、上記の問題を解決するため、高濃度のエタノール存在下で増殖能を有する新規清酒用酵母の分離を試みた。つまり、サッカロミセス・セレビシエ3K8−157A(寄託番号:FERM P−19141)を供試株(親株)とし、20%濃度のエタノール存在下で増殖能を有する清酒酵母の分離を試みた。
取得したエタノール耐性株について発酵試験を行い、親株由来の発酵能や香気生成能の特性を維持し、かつ有機酸生成能が適度に高い株を選抜・育種した。さらに、本酵母を用いて清酒を製造することにより前記の問題点を解決できることを確認した。
すなわち、請求項1記載の本発明は、サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)3K8−157A株(FERM P−19141)に由来し、20%エタノール存在下で生育可能であり、かつ親株由来のアルコール発酵能と香気成分生成能を維持し、有機酸生成能が親株より高いサッカロミセス・セレビシエKMAL−35株(NITE P−4)である。
請求項2記載の本発明は、請求項1記載のサッカロミセス・セレビシエKMAL−35株(NITE P−4)を用いることを特徴とする清酒の製造方法である。
本発明により、アルコール耐性に優れ、親株の優良な性質が維持され、かつ、有機酸を適度に多く生成する性質を有する清酒用酵母を提供することができる。本酵母を用いた清酒の製造において、有機酸、アミノ酸、香気成分をバランスよく生産し、官能的にも良好な清酒の製造が可能となった。また、醪後半における高濃度エタノール存在下における酵母の死滅率の低下により、発酵力が強化され清酒の生産性向上を図ることができる。
本発明に係る酵母は、清酒の製造、特に純米吟醸酒の製造に用いられるもので、この酵母は以下に示す方法によって取得することができる。
まず、サッカロミセス・セレビシエ3K8−157A株(寄託番号:FERM P−19141)を親株とし、当該親株の培養酵母を20%エタノール溶液(1%グルコース、0.1M 酢酸緩衝液を含む、pH4.2)に接種し、15〜20℃で7〜14日間静置した後、酵母をY.P.D(1%イーストエキス、2%ポリペプトン、2%グルコース、2%寒天)プレート上に塗抹し、この培地で増殖した菌株をアルコール耐性株として取得する。
次いで、アルコール耐性株について発酵試験を行い、アルコール発酵能と香気生成能が親株と同程度で、かつ有機酸生成能の高い菌株を選抜する。さらに、選抜した数株について純米吟醸酒の小仕込み製造試験を行い、親株由来の発酵能と高香気生成能を維持し、有機酸生成能が親株より高く、かつ醪後半での死滅率が低い酵母を選ぶ。このようにして、目的とする酵母を選抜し、これをサッカロミセス・セレビシエ KMAL−35株と命名した。本菌株は、独立行政法人製品評価技術基盤機構 特許微生物寄託センターに寄託されており、その受託番号はNITE P−4である。
本酵母を用いる清酒の製造は、基本的に通常の清酒製造法にしたがって行えば良い。特に本酵母の特性を発揮するには、精米歩合60%以下、好ましくは50%から40%で、アルコール添加をしない純米吟醸酒の製造に適している。この清酒を製造するための発酵条件については、醪最高温度が12℃以下、好ましくは9〜11℃の3段仕込みが適当である。
本酵母を用いると、純米吟醸酒を製造する場合、35日以内、通常30〜35日程度で上槽することができ、上記したように、各成分がバランス良く生成され、官能的にも良好な清酒の製造が可能となる。しかも、醪後半での酵母の死滅率が低いため、菌体成分のアミノ酸等の漏出による品質低下やオフフレーバーの発生を抑制できる。
以下に、本発明を実施例により詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
親株のサッカロミセス・セレビシエ 3K8−157A株(FERM P−19141)からエタノール耐性株を分離した。すなわち、3K8−157A株の活性スラントより菌体を一白金耳とり、これを3mlのY.P.D液体培地(1%イーストエキス、2%ポリペプトン、2%グルコース)に植菌した後、30℃で3日間培養した。次いで、培養物を遠心分離(3000rpm、5分)して酵母菌体を得た後、20%エタノール溶液(1%グルコース、0.1M酢酸緩衝液、pH4.2)3mlに接種し、15℃で7日間静置した。
その後、当該エタノール溶液を殺菌水で適宜に希釈(通常1〜10万倍希釈)した後、Y.P.Dプレート(1%イーストエキス、2%ポリペプトン、2%グルコース、2%寒天)上に塗抹し、30℃で3日間培養してプレート上で増殖した菌株を取得した。
得られた菌株中の50株についてエタノール耐性試験を行った。すなわち、前記同様にY.P.D液体培地で培養した各酵母菌株を20%エタノール存在下で15℃にて7日間静置した後、前記の如く、Y.P.Dプレート上での増殖試験を行い、増殖したコロニー数をa、20%エタノール溶液を入れる前の酵母数をbとして、生存率(%)を以下の数式により求めた。結果を図1に示す。
図1から明らかなように、50株のうち3株は非常に高い生存率を示した。
Figure 0004491563
実施例2
実施例1で得られた50株中の中から非常に高い生存率を示した3株を含む34株(生存率が5%以上の株)について発酵試験を行った。すなわち、アルコール脱水麹を用いた培地(麹エキス〔ボーメ度(Be)6〕20ml、アルコール脱水麹8g)に酵母培養液1mlを加え、15℃で14日間発酵させた。発酵終了後、培養物を遠心分離(3500rpm、30分)して得た上清について、成分等の分析を行った。
発酵能は、日本酒度とアルコール生成量を指標とした。日本酒度は、振動式密度計により、アルコール生成量は、ガスクロマトグラフィーにより、それぞれ測定した。また、有機酸は、総酸度、つまり国税庁所定分析法注解に従い、遊離している有機酸の総量を中和滴定によって測定した。アミノ酸度は、国税庁所定分析法注解に従い、ホルモール滴定法により測定した。香気成分は、国税庁所定分析法注解に従い、ガスクロマトグラフィーを用いてヘッドスペース法で測定した。
34株の発酵試験の結果から、発酵能と香気生成能が親株と同程度で、かつ有機酸生成能が親株よりも適度に高い株8株を選抜した。結果を表1に示す。
これらの酵母について、再度、上記と同様の発酵試験を行い、各成分と香気成分の分析値および官能試験の結果から1株(KMAL−35株)を選抜した。
Figure 0004491563

EtOAc:酢酸エチル、n-PrOH:n-プロパノール、I-BuOH:イソブチルアルコール、
I-AmOAc:酢酸イソアミル、I-AmOH:イソアミルアルコール、EtOCap:カプロン酸エチル
実施例3
実施例2で得られたKMAL−35株(NITE P−4)と、親株である3K8−157A株(FERM P−19141)について総米1Kg(山田錦40%精白米)の純米吟醸酒の小規模清酒製造試験(3段仕込みで、醪最高温度11℃)を33日間行った。試験終了後、各成分の分析などは、実施例2と同様に行った。その結果、KMAL−35株は、親株の3K8−157A株由来のアルコール発酵能と香気成分生成能を維持していて、有機酸生成能は親株より高いことが分かった。
この酵母は、純米吟醸酒小規模製造試験において、アルコールを15〜20%、アミノ酸を1.5〜2.0ml生成した。有機酸(総酸度)は1.7ml生成されており、親株の1.5mlに比べ、0.2ml多く生成した。また、香気成分は、i-AmOH(イソアミルアルコール)が200〜250ppm程度、i-AmOAc(酢酸イソアミル)は8ppm程度、EtOCap(カプロン酸エチル)が6〜8ppm程度生成し、親株とほぼ同様の生成量となった。
アルコール生成量、酸度、アミノ酸度の測定結果を第2図(a)〜(c)に、香気成分生成量の測定結果を第3図(a)〜(c)に示す。
実施例4
実施例3における純米吟醸酒小規模製造試験の上槽前の醪中の酵母の生存率および生菌数を調べた。
まず、酵母の生存率は、メチレンブルー染色率を指標とした。すなわち、醪を酵母密度約2×108(酵母数/ml)になるように0.9%の生理食塩水で適宜希釈した。4.5mlの0.02%メチレンブルー溶液と4.5mlのリン酸緩衝液(pH4.6)を混合し、これに前記酵母希釈液1mlを加え、混合後、5分以内にトーマ氏血球計数器(EKDS社製)を用いて、一定容積の50区画中の酵母数を顕微鏡で数えた。測定した全酵母数をPt、青色に染色した酵母数をPsとすると、メチレンブルー染色率(%)は以下の数式で求められる。
Figure 0004491563
また、生菌数は、醪を適宜殺菌した0.9%の生理食塩水で希釈し、前記のY.P.Dプレートに一定量塗抹し、30℃で3日間培養後、増殖したコロニー数を数え、希釈倍率から逆算して生菌数を求めた。
その結果、メチレンブルー染色率は、親株である3K8−157A株の3.17%に比べ、KMAL−35株は0.89%となり、醪後半の高エタノール存在下における酵母の死滅率の低減が確認された。
本発明により、親株の持つ発酵能および香気成分生成能を維持し、さらに有機酸を親株よりも適度に多く生成する能力を有し、かつ、アルコール耐性に優れた新規の清酒用酵母を提供することができる。
本酵母を純米吟醸酒の製造に用いることにより、有機酸、香気成分をバランスよく生産し、官能的にも良好な清酒の製造が可能である。しかも、醪後半の酵母の死滅率の低下により、生産性の向上を図ることができる。
したがって、本発明は、酒造業界に貢献することができる。
実施例1におけるエタノール耐性試験の結果を示す。縦軸は、20%エタノール存在下で15℃、7日間静置したときの酵母の生存率(%)を表す。 実施例3の純米吟醸酒の小規模清酒製造試験の結果を示す。(a)はアルコール生成量、(b)は酸度、(c)はアミノ酸度の測定結果を示す。 実施例3の純米吟醸酒の小規模清酒製造試験の結果を示す。(a)はイソアミルアルコール、(b)は酢酸イソアミル、(c)はカプロン酸エチルの測定結果を示す。

Claims (2)

  1. サッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisiae)3K8−157A株(FERM P−19141)に由来し、20%エタノール存在下で生育可能であり、かつ親株由来のアルコール発酵能と香気成分生成能を維持し、有機酸生成能が親株より高いサッカロミセス・セレビシエKMAL−35株(NITE P−4)。
  2. 請求項1記載のサッカロミセス・セレビシエKMAL−35株(NITE P−4)を用いることを特徴とする清酒の製造方法。
JP2004177923A 2004-06-16 2004-06-16 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法 Expired - Fee Related JP4491563B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177923A JP4491563B2 (ja) 2004-06-16 2004-06-16 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004177923A JP4491563B2 (ja) 2004-06-16 2004-06-16 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006000025A JP2006000025A (ja) 2006-01-05
JP4491563B2 true JP4491563B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=35768951

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004177923A Expired - Fee Related JP4491563B2 (ja) 2004-06-16 2004-06-16 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4491563B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100768566B1 (ko) 2006-05-26 2007-10-19 박환희 신규한 주조용 효모 사카로마이세스 세레비지아에 ha3균주
JP6119881B1 (ja) * 2016-01-07 2017-04-26 菊正宗酒造株式会社 カプロン酸エチルの産生能が高い酵母、及び当該酵母を利用した発酵物の製造方法
JP2017121251A (ja) * 2017-03-10 2017-07-13 菊正宗酒造株式会社 カプロン酸エチルの産生能が高い酵母、及び当該酵母を利用した発酵物の製造方法
JP7141568B1 (ja) * 2021-10-26 2022-09-22 宝酒造株式会社 清酒
JP7072116B1 (ja) 2021-11-12 2022-05-19 月桂冠株式会社 酢酸イソアミル高含有清酒

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006000025A (ja) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103215195B (zh) 一株酿酒酵母及其在干红葡萄酒酿造中的应用
CN113717870B (zh) 酿酒酵母、发酵剂及它们在酿造葡萄酒中的应用
CN109182156B (zh) 一株适于酿造红芯火龙果酒的酿酒酵母及其应用
CN101851589B (zh) 超高浓啤酒酿造菌种及筛选该菌种的培养基
CN114621880B (zh) 一株产酯的异常威克汉姆酵母及其在白酒大曲中的应用
CN110029070B (zh) 土著酿酒酵母菌株、筛选方法及应用
JP4491563B2 (ja) 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造方法
CN108342333B (zh) 酵母菌株及其应用
JP3506280B2 (ja) 新規酵母及びその用途
CN101407768B (zh) 一株酿酒酵母突变菌株及其在发酵生产谷胱甘肽中的应用
JP5970196B2 (ja) 高酸型酵母の育種方法、及び該高酸型酵母を用いたアルコール飲料の製造方法
JPH1075770A (ja) 新規酵母とその用途
JP4177655B2 (ja) 新規酵母及びそれを用いた清酒の製造法
CN103215196B (zh) 一株酿酒酵母及其在干白葡萄酒酿造中的应用
JP2010284081A (ja) 新規酵母およびそれを用いた飲料・食品・家畜飼料
JP4393028B2 (ja) 新規酵母及びその利用
Yamamoto et al. Isolation and characterization of shochu yeasts with superior brewing ability from Shochu mashes
JP4565137B2 (ja) 新規酵母及びその取得方法
JPH0884583A (ja) 新規サッカロミセス・セレビシエおよびその用途
CN116103171B (zh) 一种耐环境胁迫及快速发酵产乙醇的酿酒酵母及其应用
JP3932321B2 (ja) 香気生成酵母並びにこれを用いた飲食品及びその製造法
JPH07203951A (ja) 酵母変異株およびそれを用いた酒類の製造方法
JP2001314182A (ja) 乳酸菌を使用する清酒の製造方法
JP4008539B2 (ja) 有機酸高生産新規酵母及びその用途
JP3835564B2 (ja) 新規酵母及びその用途

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4491563

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees