JP4487190B2 - スティック型点火コイル - Google Patents

スティック型点火コイル Download PDF

Info

Publication number
JP4487190B2
JP4487190B2 JP2004364596A JP2004364596A JP4487190B2 JP 4487190 B2 JP4487190 B2 JP 4487190B2 JP 2004364596 A JP2004364596 A JP 2004364596A JP 2004364596 A JP2004364596 A JP 2004364596A JP 4487190 B2 JP4487190 B2 JP 4487190B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spool
primary
coil
outer peripheral
annular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004364596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005252233A (ja
Inventor
純一 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2004364596A priority Critical patent/JP4487190B2/ja
Priority to US11/046,708 priority patent/US7129812B2/en
Priority to KR1020050009780A priority patent/KR100759163B1/ko
Priority to DE102005005053.0A priority patent/DE102005005053B4/de
Priority to CN2005100064803A priority patent/CN1652265B/zh
Publication of JP2005252233A publication Critical patent/JP2005252233A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4487190B2 publication Critical patent/JP4487190B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H1/00Buildings or groups of buildings for dwelling or office purposes; General layout, e.g. modular co-ordination or staggered storeys
    • E04H1/12Small buildings or other erections for limited occupation, erected in the open air or arranged in buildings, e.g. kiosks, waiting shelters for bus stops or for filling stations, roofs for railway platforms, watchmen's huts or dressing cubicles
    • E04H1/1205Small buildings erected in the open air
    • E04H1/1222Sales kiosks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F5/00Coils
    • H01F5/02Coils wound on non-magnetic supports, e.g. formers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/12Ignition, e.g. for IC engines
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F38/00Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
    • H01F38/12Ignition, e.g. for IC engines
    • H01F2038/122Ignition, e.g. for IC engines with rod-shaped core
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/30Fastening or clamping coils, windings, or parts thereof together; Fastening or mounting coils or windings on core, casing, or other support
    • H01F27/306Fastening or mounting coils or windings on core, casing or other support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/324Insulation between coil and core, between different winding sections, around the coil; Other insulation structures
    • H01F27/325Coil bobbins

Description

本発明は、内燃機関において混合気に点火する点火プラグに高電圧を発生させる、スティック形状の点火コイルに関する。
スティック型点火コイルは軸方向中間部のコイル部と、一端(上端)の制御部と、他端(下端)のタワー部とを含む。コイル部では中心コアや、2次コイル及び1次コイル等が円筒状ケース内に収容され、制御部ではイグナイタが箱状ケース内に収容されている。円筒状ケースと箱状ケースとを別々に成形した後、両者を互いに結合する。
たとえば、従来の点火コイル(特許文献1参照)は図10に示すように、センタコア、1次コイル及び2次コイル(不図示)を内装する細長円筒形状のコイルケース120と、コネクタ126を有し内部に電子回路(不図示)を収容した回路ケース125とが一体に結合されている。コイルケース120と回路ケース125とは別々に成形後、コイルケース120の上部外周が、その外周に複数配設された潰し代付き突起121を介して、回路ケース125の底部に設けた結合用の穴部127に圧入されている。
ところで、上記手法によるコイルケース120と回路ケース125との結合が困難な場合もある。即ち、近年の点火コイルの細径化の要請を考慮して、従来の点火コイル(特許文献2参照)は、中心コア、2次コイル及び1次コイルが収容されたコイルケースをできる限り薄肉化することが試みられている。
特開2000−27736号公報 特開2003−51416号公報
しかし、上記第2従来例のような薄肉のコイルケースは剛性が小さいので、回路ケースとの結合が確実とは言い難い。より確実な結合を確保するためには、例えばコイルケースの上端を回路ケースの穴部に圧入した上でさらに圧入部に接着剤を塗布する必要があり、結合に時間と手間を要している。また、1次巻線の引出し部を保持するために1次スプールの端部に保持部を形成することが多く、この保持部が1次スプールの外形寸法を大きくしていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、コイル部の直径、特にその2次コイル及び1次コイルを収容する部分の厚さが極力小さく、しかも外周側のスプールの上端部に形成する1次巻線の引出し部の保持部を小さくできるスティック型点火コイルを提供することを目的とする。
本発明のスティック型点火コイルは、コイル収容部分をシート状又は膜状とした上で、外周側の1次スプール又は2次スプールと制御部の回路ケースとを、外周側スプールに形成した環状突起を利用して結合することを基本的な技術思想とする。
発明によるスティック型点火コイルは、請求項1に記載したように、1次スプールの外周面に1次巻線が巻かれた1次コイル、及び2次スプールの外周面に2次巻線が巻かれた2コイルと、1次スプール又は2次スプールのうち、外周側に位置するスプールの上端の外周面にスプールと一体に形成された複数の環状突起と、1次スプールに巻かれる1次巻線又は2次スプールに巻かれる2次巻線及び環状突起を覆い、円筒形状で厚さが0.05mm以上0.4mm以下である薄膜部材と、薄膜部材及び環状突起の外周側に圧入されケースとを備えている。この点火コイルにおいて、1次コイル及び2次コイルの収容部分は薄膜部材であり、外周側スプールとケースとは複数の環状突起を利用して結合されている。
この点火コイルにおいて、コイル収容部分が薄膜部材であり、外周側スプールとケースとは、環状突起、薄膜部材及び筒状部材により結合され、1次巻線の引出し部は筒状部材で保持される。
なお、例えば特開平11−16753号公報に開示された点火コイルは、外周側に位置する1次スプールの上端にリングを嵌合している。但し、リングは1次スプールとコイルケースとの間に充填された絶縁樹脂のシールを保つにすぎず、またコイルケースは通常の厚さであり、特に薄肉化されていない。
以下、各本発明の構成要素の種々の態様につき説明する。
(イ)本発明のスティック型点火コイルはコイル部とケースとから成る。このうち、コイル部は少なくとも中心コアの外周側の2次コイル及び1次コイル、その外周側の薄膜部材を含み、さらに2次コイル及び1次コイル並びに薄膜部材の外周側の筒状部材や、薄膜部材の外周側の外周コア等を含むことができる。コイル部は2次コイル、1次コイル、環状突起、薄膜部材及びケースを含む。
(ロ)イグナイタによりその電流が遮断される1次コイルは絶縁性で円筒形状の1次スプール上に1次巻線が巻かれて成り、遮断により高電圧を発生する2次コイルは同じく絶縁性で円筒形状の2次スプールに2次巻線が巻かれて成る。コイル部の半径方向において、2次コイルが内周側で1次コイルが外周側でも良いし、その反対に1次コイルが内周側で2次コイルが外周側でも良い。
外周側に位置する1次スプール又は2次スプール(以下、適宜「外周側スプール」と呼ぶ)は軸方向一端(点火プラグの反対側)に軸方向に離れた複数の環状突起(つば部)を持つ。つば部の個数は二つでも、三つ以上でも良い。つば部の個数や、各つば部の高さ、各つば部の幅及び断面形状や、隣接するつば部間の間隔は薄膜部材の圧入後の面圧等を考慮して決める。
各環状突起は円周方向の一部にその横断方向に延びる一つ又は二つ以上の溝部を備えることができ、各環状突起の溝部の位置は円周方向で互いにずらせることが望ましい。この溝部は隣接する環状突起間の環状空間とともに外周側に位置する2次巻線又は1次巻線(以下、適宜「外周側巻線」と呼ぶ)の引出し部の配回し空間となり、また外周側巻線と薄膜部材との間のすきま等に絶縁樹脂を充填する際の注入通路となる。
次に、外周側スプールへのケースの圧入を容易化するために環状突起に形成する丸め部について説明する。環状突起が2つの場合、上端寄り即ちケースが圧入される側の環状突起の圧入側の周縁は角を丸めることが望ましい。環状突起が3つの場合、上端寄りの環状突起及び/又は中間部の環状突起の圧入側の周縁は丸めることが望ましい。
丸め部は円弧部や面取り部等で形成できる。円弧部の半径rは0.3から2mmの範囲で選択でき、面取り部の面取り長さcは0.3から2mmの範囲で選択できる。また、環状突起の厚さをtとするとき、円弧部の半径rは厚さtの1/3から2/3の範囲で選択でき、面取りの面取り長さcは厚さtの1/4から3/4の範囲で選択できる。丸め部は一つの円弧部又は一つの面取り部等から成っても良いし、一つ又は複数の円弧部及び一つ又は複数の面取り部等の組合せから成っても良い。
(ハ)筒状部材(サブアッシ)は、全体として円筒形状又は円環形状を持ち、外周側スプールの上端部の外周面に圧入され、主に二つの機能を持つ。第1の機能は、外周側の巻線の引出し部を保持することで、そのために保持金具を持つ。第2の機能は、コイル部の外周側スプールと制御部の回路ケースとの結合を仲介することである。そのためには全体として筒形状で軸方向に所定長さを持ち、内周面は外周側スプールへの圧入に適した形状、寸法を持ち、外周面は回路ケースの圧入に適した形状、寸法を持つ。
サブアッシの外周面の外径及び/又は内周面の内径は全長にわたって同じでも良いし、上半分と下半分とで異なっても良い。例えば、上半分を厚肉に下半分を薄肉し、厚肉部を1次スプールに圧入し、薄肉部を外周コア、薄膜部材に圧入することができる。上述したように、筒状部材は必要に応じて設けられるもので、設けることは不可欠ではない。さらに、外周側スプールの上端部と筒状部材との間に環状部材(補強リング)を介在させることができる。この環状部材の介在はコイル部の最外層に収縮チューブを採用したとき特に有効で、つば部の外周面に補強リングを圧入し、補強リングの外周面にサブアッシを圧入すれば良い。補強リングの内径及び/又は外径は全長にわたり同じでも良いし、上半分と下半分とで異なっても良い。上述したように、環状部材は必要に応じて設けられるもので、設けることは不可欠ではない。
(ニ)薄膜部材(薄膜シート)は絶縁樹脂の硬化温度(100から150℃)に耐える樹脂から成り、外周側スプールや外周コアの形状に対応させて装着状態では円筒形状を持つ。厚さは0.05mmから0.4mm以下で、射出成形や押出成形で製作される。配置場所は外周コアの外周側でも良いし、内周側でも良い。なお、薄膜シートに代えて収縮チューブを採用しても良い。
(ホ)制御部のケースはその内部にイグナイタやターミナルを含む場合(回路ケースとなる)もあるし、含まない場合もある。何れの場合も、ケースはコイル部に圧入される円筒部を持つことが望ましい。イグナイタ等を含む場合は、回路ケースとイグナイタ等とで構成される制御部がコイル部の作動を制御する。イグナイタを含まない場合は、コイル部は回路ケースを介して実機と接続される。上記タイプに応じて、回路ケースは外周側スプールの上端部、外周側スプールに圧入された筒状部材の上端部、又は筒状部材に圧入された環状部材に圧入される。
発明にかかるスティック型点火コイルによれば、ケースはその円筒部等を外周側スプールの複数の環状突起に圧入することにより1次コイル及び2次コイルと結合される。よって、環状突起がない場合又は1つの場合に比べて、外周側スプールとケースとの結合力が大きくなる。さらに、外周側スプールとケースとの間が確実にシールされる。請求項のスティック型点火コイルによれば、1次巻線の引出し部が確実に保持され、また薄膜部材のめくれが防止される。請求項のスティック型点火コイルによれば、複数の環状突起に溝部が円周方向にずらせて形成されているので、1次巻線の引出し部が半径方向寸法を増大することなく容易かつ確実に保持される。請求項4のスティック型点火コイルによれば、筒状部材と環状突起との間に環状部材が介在することにより、コイル部の最外層に収縮チューブを採用したとき特に有効である。
請求項のスティック型点火コイルによれば、外周側の巻線と薄膜部材との間のすきまに注入された溶融樹脂が確実にシールできる。請求項のスティック型点火コイルによれば、1次コイル及び2次コイルとイグナイタを持つ回路ケースとがしっかりかつシール性を維持しつつ結合できる。
請求項のスティック型点火コイルによれば、ケースの圧入が円滑で薄膜部材の端部がめくれ難くなる。請求項のスティック型点火コイルによれば、薄膜部材は収縮チューブを採用することができるので、収縮チューブを加熱して、収縮させてコイル部の細径化を達成することができる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しつつ説明する。
<第1実施例>
(構成)
図1及び図2にスティック型点火コイル(以下、必要に応じて「点火コイル」と略称する)のコイル部10及び制御部45の一部を示す。なお、図1の右半分の外周部分は図示を省略している。軸方向中間部のコイル部10がシリンダブロックのプラグホール(不図示)の中間部から入口部にかけて挿入され、上端の制御部45がシリンダブロックの上面に着座している。コイル部10と制御部45とがサブアッシ40を介して結合されている。
(イ)コイル部
コイル部10では、中心から外周側に向かって順に中心コア11、2次コイル13、1次コイル17、薄膜シート21及び外周コア23が配置されている。2次コイル13は絶縁性で円筒形状の2次スプール14とその外周面に巻かれた2次巻線15とを含み、1次コイル17は絶縁性で円筒形状の1次スプール18とその外周面に巻かれた1次巻線19とを含む。1次巻線19を円筒状の薄膜シート21の本体部21aが覆い、本体部21aの外周側に外周コア23が配置されている。薄膜シート21の延長部21bが後述するつば部25及び30を覆っている。2次巻線15と1次スプール18との間の隙間、及び1次巻線19と薄膜シート21との間の隙間等には絶縁樹脂(不図示)が充填されている。
図1及び図2、並びに図3及び図4に示すように、外周側に位置する1次スプール18の上端部に第1つば部25と第2つば部30とが軸方向に所定間隔離れて形成され、両者の間に環状溝35が区画されている。1次巻線19は第2つば部30より区画されるくぼみに巻かれている。第1つば部25は所定の円周方向長さを持つ二つの溝部26が直径方向で対向する位置に形成され、その結果円周方向で二つの溝部26と二つの突部27とが交互に位置している。第2つば部30も所定の円周方向長さを持つ二つの溝部31が円周方向に離れて形成され、二つの溝部31と二つの突部32とが円周方向で交互に位置している。溝部31は溝部26に対して円周方向に90度ずれており、よって溝部26、環状溝35及び溝部31で屈曲空間37が形成されている。
図1に示すように、絶縁材料から成るサブアッシ40は全体として円筒形状を持ち、外径は全長にわたり一定である。内径は上半分と下半分とで異なり、上半分は内径が小さく厚肉部41となり、下半分は内径が大きく薄肉部43となっている。厚肉部41は1次巻線19の引出し部を保持する金具(不図示)を備え、その内径は上記1次スプール18のつば部25及び30の外径とほぼ等しくされ、薄膜シート21の延長部21bを介してつば部25及び30の外周面に圧入されている。厚肉部41は1次巻線19と薄膜シート21との間の空間をシールしている。第1つば部25の溝部26、環状溝35及び第2つば部30の溝部31から成る屈曲空間37に1次巻線19の一対の引出し部19aが配回され、金具で保持されている。また、薄肉部43は外周コア23の上端部に嵌合されている。
(ロ)制御部
制御部45の回路ケース46が収容部47、コネクタ部48及び結合部49とを備えている。箱形状の収容部46内にイグナイタ51が配置され、収容部47の一側から延びたコネクタ部48内にターミナル52が設置され、イグナイタ51及び1次巻線19に接続されている。収容部47にはイグナイタ51の回りに熱硬化型の絶縁樹脂(不図示)が充填されている。収容部47の下面から延びた結合部49は円筒形状を持ち、その内径は上記サブアッシ40の外径よりも若干小さくなっている。1次スプール18に圧入されたサブアッシ40に結合部49を圧入後、制御部45がコイル部10に結合されている。
(組付け方法)
次に、スティック型点火コイルの組立てにつき説明する。コイル部10と制御部45とを別々に組み立て、その後コイル部10に制御部45を組み付ける。詳述すると、コイル部10では、1次コイル17の内周側に2次コイル13を挿入し、2次コイル13の内周側に中心コア11を挿入する。1次コイル17の外周側に薄膜シート21及び外周コア23を装着したものにサブアッシ40を結合する。1次スプール18のつば部25及び30を覆う薄膜シート21の延長部21bの外周面にサブアッシ40の厚肉部41を圧入し、薄肉部43を外周コア23の外周面に嵌合する。その際、1次巻線19の引出し部19aを第2つば部30の突部32及び第1つば部25の突部27に引っかけて曲げ、溝部31、環状溝35及び溝部26内に屈曲させて配回しする。
次に、予め回路ケース46内にイグナイタ51やターミナル52が位置決めされた制御部45をコイル部10に結合する。回路ケース46の結合部49を所定長さサブアッシ40の外周面に圧入して、軸方向及び半径方向での相対位置を決め、サブアッシ40の金具で保持された1次巻線19の引出し部をターミナル52に接続する。結合部49がサブアッシ40を内周側に押圧し、サブアッシ40が薄膜シート21の延長部21aをつば部25及び30の外周面に押圧する。回路ケース46内の空間に熱硬化型の絶縁樹脂を注入すれば、2次巻線15と1次スプール18との間のすきま、及び1次巻線19と薄膜シート21との間のすきま等に行きわたる。
(効果)
この第1実施例によれば以下の効果が得られる。第1に、コイル部10の外層を薄膜シート21で構成したのでコイル部10が細径化される。薄膜シート21は従来の収容部分の半分から三分の一の厚さにできるからである。第2に、外層を薄膜シート21で構成したにも関わらず、1次スプール18と回路ケース46との結合力が不足することがない。1次巻線19を収容くぼみを形成する一つのつば部30のみを形成した場合に比べて、2つのつば部30及び25を設けた方が、1次スプール18とサブアッシ40との当接面積が広くなり、結合力が大きくなるからである。なお、サブアッシ40の内周面に作用する圧縮力の解析により、つば部25及び30が当接する部分の圧縮力が高くなることが確認されている。
第3に、2つのつば部25及び30を覆っている薄膜シート21の延長部21bはサブアッシ40によりつば部25及び30に押圧される。その結果、サブアッシ40と1次スプール18との間が延長部21bによりしっかりシールされ、1次巻線19と薄膜シート21との間の樹脂などの漏れが防止される。
第4に、1次スプール18の上端部に形成する、1次巻線19の引出し部19aを保持する部分の半径方向寸法の増大が抑えられる。1次巻線19の引出し部19aはサブアッシ40により保持し、1次スプール18の第1つば部25の溝部26、環状溝35及び第2つば部30の溝部31を利用して、引出し部19aを配回したからである。第5に、1次コイル17と外周コア23とが薄膜シート21で分断されるので、冷熱による外周コア23の内部歪みが低減できる。
<第1実施例の変形例>
図5に上記第1実施例の変形例を示す。この変形例では、1次スプール18の上端に第1つば部55、第2つば部56及び第3つば部57が軸方向に所定間隔で形成され、それぞれのつば部には複数の溝部(不図示)が形成されている。その他の構成は上記実施例と同じである。
この変形例によれば、上記第1実施例の効果に加えて、1次スプール18とサブアッシ40との結合力が大きくなるという特有の効果が得られる。三つのつば部55,56及び57により、1次スプール18とサブアッシ40との当接面積が増加し、しかも軸方向両端のつば部(第1つば部55と第3つば部57)間の距離が長くなるからである。
<第2実施例>
図6に示す第2実施例では、コイル部10の外層が上記薄シート21の代わりに収縮チューブ61で形成されている。さらに、1次スプール18とサブアッシ65との間に補強リング70が介在されている。詳述すると、1次スプール18の2つのつば部25及び30の外周面に圧入された補強リング70の内径は全長にわたり均一であるが、外径は上半分が大きく下半分が小さく、厚肉部71と薄肉部73とを有する。厚肉部71及び薄肉部73において1次スプール18のつば部25及び30の外周面に圧入されている。1次巻線19を収縮チューブ61の本体部63が覆い、薄肉部73の外周面を延長部62が覆っている。サブアッシ65の外径は全長にわたり均一であるが、内径は上半分が小さく下半分が大きく、厚肉部67と薄肉部66とを有する。薄肉部66の付け根(上端寄り)が補強リング70の厚肉部71の外周面に圧入されている。
組立て時は、1次スプール18のつば部25及び30に補強リング70を圧入し、1次巻線19及び補強リング70の薄肉部73の外周面に収縮チューブ61を装着する。収縮チューブ61を加熱して収縮させ、1次巻線19及び補強リング70の薄肉部73に密着させる。その後外周コア75を組み付け、補強リング70の厚肉部71にサブアッシ65の薄肉部66を圧入する。
この第2実施例によれば、第1実施例の薄膜シート21に代えて、薄膜シート21と同様に肉厚が薄い収縮チューブ61を使用したので、コイル部の細径化が達成できる。また、1次スプール18のつば部25及び30を利用して回路ケース46(図1参照)を結合するので、結合力が大きい。加えて、補強リング70の採用により、サブアッシ65の圧入時における収縮チューブ61の延長部62のめくれが防止できる。すなわち、補強リング70の下半分の薄肉部73の小さい外径により区画された凹部に、収縮チューブ61の延長部62を被せている。その結果、補強リング70の上半分の厚肉部71の外径と、下半分の薄肉部73に被せた収縮チューブ61の延長部62の外径とがほぼ同じで両者間に段差がないので、延長部62がめくれ難くなり、確実な結合と絶縁樹脂の漏れが防止されるからである。
<第3実施例>
図7に第3実施例を示す。この第3実施例は、上記第1実施例に比べて、コイル部10がサブアッシ40を含まない点、及び回路ケース45内にイグナイタ51が設置されていない点が異なる。即ち、1次スプール18の上端部のつば部25及び30の外周面に、薄膜シート21の延長部21bを介して回路ケース46の結合部49が直接(サブアッシ40を介さず)圧入されている。また、1次巻線19の引出し部は、つば部25及び30の空間に配回した後ターミナル52に接続されている。
この第3実施例によれば、つば部25及び30を利用した1次スプール18と回路ケース46との強固な結合、回路ケース46の結合部49による薄膜シート21と1次スプール18との間のシールが実現できる。加えて、サブアッシ40を省略したことにより、コイル部10の直径が更に細くできるのみならず、部品点数の減少によりコストが低減できる。また、イグナイタ51を回路ケース45の外部に取り付けても、回路ケース45の内部に設置する場合と同様の効果が得られる。
<1次スプールの変形例>
以下、上記1次スプール18の種々の変形例を示す。これらの変形例は上記第1から第3実施例及びその変形例の全てに適用できる。図8(a)に1次スプールの第1変形例を示す。軸方向に離れた二つのつば部80及び82の厚さtはともに約1mmである。1次スプール18の上端寄り即ち回路ケース46側のつば部80の上端側の周縁に面取り部81が形成されている。面取り長さcは約0.5mmで、つば部80の上端面80aに対して約45度を成す。図8(b)に1次スプールの第2変形例を示す。軸方向に離れた二つのつば部84及び86のうち、1次スプール18の上端寄りのつば部84の上端側周縁に円弧部85が形成されている。円弧部85の半径rは約0.5mmで、四分円から成る。
図8(c)に1次スプールの第3変形例を示す。軸方向に離れた二つのつば部88及び91のうち、1次スプール18の上端寄りのつば部88の上端面が傾斜面90から成り、上端側周縁に円弧部89が形成されている。傾斜面90の傾斜角度θは約30度で、円弧部89の半径rは約1mmである。図9(a)に1次スプールの第4変形例を示す。丸め部92は平坦部93と、その両側の円弧部94及び95とから成る。平坦部93の傾斜角度は約45度で、長さは約0.3mmである。円弧部94及び95の半径は約0.5mmである。
図9(b)に1次スプールの第5変形例を示す。丸め部96は中央の平坦部97と、その両側の平坦部98及び99とから成る。中央の長い平坦部97の長さは約0.3mm、傾斜角度は約45度である。一側の短い平坦部98の長さは約0.3mm、傾斜角度は約30度である。他側の短い平坦部99の長さは約0.3mm、傾斜角度は約60度である。
第1から第5変形例によれば、回路ケース46を1次スプール18の上端部へ圧入の際に結合部49の開口縁が最初に接触する上端側のつば部80など丸め部81などが形成されているので、1次スプール18への回路ケース46の圧入が円滑になる。なお、上記丸め部81などは圧入の円滑化のために意図的に形成したもので、1次スプールの製作上たまたま(意図せずに)形成された丸みとは区別されるべきである。
本発明の第1実施例を示す要部縦断面図である。 図1の要部拡大図である。 図1の1次スプールの上端部の斜視図である。 同じく平面図である。 第1実施例の変形例を示す図2に対応する断面図である。 第2実施例を示す図2に対応する断面図である。 第3実施例を示す図1に対応する断面図である。 (a)(b)及び(c)はそれぞれ1次スプールの変形例を示す要断面図である。 (a)及び(b)はそれぞれ1次スプールの変形例を示す要断面図である。 従来例の要部縦断面図である。
符号の説明
13:2次コイル 14:2次スプール
15:2次巻線 17:1次コイル
18:1次スプール 19:1次巻線
21:薄膜シート 23:外周コア
25、30:環状突起 26,31:溝部
37:屈曲溝部 40:筒状部材
61:収縮チューブ 65:筒状部材
70:環状部材

Claims (8)

  1. 1次スプールの外周面に1次巻線が巻かれた1次コイル、及び2次スプールの外周面に2次巻線が巻かれた2コイルと、
    前記1次スプール又は前記2次スプールのうち、外周側に位置するスプールの上端の外周面に該スプールと一体に形成された複数の環状突起と、
    前記1次スプールに巻かれる1次巻線又は前記2次スプールに巻かれる2次巻線及び前記環状突起を覆い、円筒形状で厚さが0.05mm以上0.4mm以下である薄膜部材と、
    前記薄膜部材及び前記環状突起の外周側に圧入されケースと、
    を備えたことを特徴とするスティック型点火コイル。
  2. 前記ケースと前記薄膜部材との間に筒状部材が介在されている請求項1に記載のスティック型点火コイル。
  3. 各前記環状突起にその横断方向に延びる溝部が形成され、第1環状突起の溝部と第2環状突起の溝部とは円周方向にずれ、第1環状突起の溝部、第2環状突起間の溝部及び第1環状突起と第2環状突起との間の環状溝に1次巻線の引出し部が配回されている請求項1に記載のスティック型点火コイル。
  4. 前記筒状部材と前記環状突起との間に環状部材が介在する請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスティック型点火コイル。
  5. 前記薄膜部材の上端部が前記環状部材の外周面の一部を覆っている請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスティック型点火コイル。
  6. 前記ケースは前記1次コイルの作動を制御する回路ケースである請求項1又は2に記載のスティック型点火コイル。
  7. 上端寄りの前記環状突起の上端側の周縁に丸め部が形成されている請求項1、3、4のいずれか1項に記載のスティック型点火コイル。
  8. 前記薄膜部材は収縮チューブである請求項1、2、5のいずれか1項に記載のスティック型点火コイル。
JP2004364596A 2004-02-04 2004-12-16 スティック型点火コイル Active JP4487190B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004364596A JP4487190B2 (ja) 2004-02-04 2004-12-16 スティック型点火コイル
US11/046,708 US7129812B2 (en) 2004-02-04 2005-02-01 Stick-shaped ignition coil having internal connecting structure
KR1020050009780A KR100759163B1 (ko) 2004-02-04 2005-02-03 내부 연결 구조를 갖는 스틱형 점화 코일
DE102005005053.0A DE102005005053B4 (de) 2004-02-04 2005-02-03 Stiftförmige Zündspule mit einem internen Verbindungsaufbau
CN2005100064803A CN1652265B (zh) 2004-02-04 2005-02-03 具有内部连接结构的棒状点火线圈

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004028308 2004-02-04
JP2004364596A JP4487190B2 (ja) 2004-02-04 2004-12-16 スティック型点火コイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005252233A JP2005252233A (ja) 2005-09-15
JP4487190B2 true JP4487190B2 (ja) 2010-06-23

Family

ID=34810198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004364596A Active JP4487190B2 (ja) 2004-02-04 2004-12-16 スティック型点火コイル

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7129812B2 (ja)
JP (1) JP4487190B2 (ja)
KR (1) KR100759163B1 (ja)
CN (1) CN1652265B (ja)
DE (1) DE102005005053B4 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007242961A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 点火コイル
JP2007242960A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 点火コイル
JP2007242959A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Denso Corp 点火コイル
JP4329823B2 (ja) * 2006-07-27 2009-09-09 株式会社デンソー 点火コイル及びその製造方法
JP5747767B2 (ja) * 2011-09-28 2015-07-15 株式会社デンソー 内燃機関用点火コイル及びその製造方法
DE102012219891A1 (de) * 2012-10-31 2014-04-30 Robert Bosch Gmbh Zündspule mit entkoppelter Elektronikbaugruppe
JP6089960B2 (ja) * 2013-05-21 2017-03-08 株式会社デンソー 内燃機関用の点火コイル
JP6428094B2 (ja) * 2014-09-25 2018-11-28 株式会社デンソー 点火コイル

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2012353A1 (ja) * 1968-07-05 1970-03-20 Lucas Industries Ltd
JPH09232160A (ja) * 1996-02-20 1997-09-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd 点火コイル装置
JP3602267B2 (ja) * 1996-07-12 2004-12-15 本田技研工業株式会社 点火コイル装置
JP3115240B2 (ja) 1996-09-11 2000-12-04 株式会社日立製作所 内燃機関用点火装置
US5706792A (en) * 1996-12-10 1998-01-13 General Motors Corporation Integrated ignition coil and spark plug
EP1255259B1 (en) * 1997-02-14 2006-11-29 Denso Corporation Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge
US6028501A (en) * 1997-08-07 2000-02-22 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Ignition coil having a toroidal magnet
JP2000277362A (ja) 1999-03-24 2000-10-06 Hitachi Ltd 内燃機関用点火コイル
JP2001244135A (ja) 2000-02-28 2001-09-07 Hitachi Ltd 内燃機関用点火コイル
DE20012401U1 (de) * 2000-07-18 2001-11-29 Bosch Gmbh Robert Stabspule für Zündanlagen
JP4062951B2 (ja) 2001-05-08 2008-03-19 株式会社デンソー 内燃機関用点火コイル
JP2003051416A (ja) * 2001-05-31 2003-02-21 Denso Corp 内燃機関用点火コイル
JP4491725B2 (ja) * 2003-12-03 2010-06-30 株式会社デンソー 細径点火コイル

Also Published As

Publication number Publication date
DE102005005053A1 (de) 2005-09-15
CN1652265A (zh) 2005-08-10
CN1652265B (zh) 2010-11-24
KR100759163B1 (ko) 2007-09-14
DE102005005053B4 (de) 2014-11-20
KR20060041611A (ko) 2006-05-12
JP2005252233A (ja) 2005-09-15
US20050168313A1 (en) 2005-08-04
US7129812B2 (en) 2006-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1255260B1 (en) Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge
US9548156B2 (en) Ignition coil for internal combustion engine
US7129812B2 (en) Stick-shaped ignition coil having internal connecting structure
US6897755B2 (en) Ignition coil for internal combustion engine
US9947463B2 (en) Ignition coil for internal combustion engine
US20170016422A1 (en) Ignition coil for internal combustion engine
JP5720652B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP4441872B2 (ja) スティック形点火コイル及びその円筒部材
EP0987435B1 (en) Spark plug ignition coil assembly for direct ignition system
US7145426B2 (en) Ignition coil for internal combustion engine
JP2008021794A (ja) 内燃機関用点火コイル
US20170342954A1 (en) Ignition coil for internal combustion engine
JP3550643B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP4463389B2 (ja) 内燃機関用点火装置の製造方法
JP4333387B2 (ja) スティック形点火コイル
JP2005191533A (ja) 細径点火コイル
JP3629983B2 (ja) 点火コイル
JPH097861A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3760924B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP7476618B2 (ja) 点火コイル
US20070013469A1 (en) Ignition coil for an internal combustion engine
JP2008025495A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP3795639B2 (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2001093759A (ja) 内燃機関用点火コイル
JP2008251895A (ja) 内燃機関用点火コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100304

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100317

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4487190

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250