JP4484582B2 - 旋回作業機 - Google Patents
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Description
前記走行装置は、クローラ式走行装置によって構成され、該走行装置のクローラベルトは油圧モータからなる走行モータによって循環回走されるように構成されている。
旋回台は、その底部を構成する旋回基板と、この旋回基板の上方に間隔をおいて取り付けられて旋回台上部を構成するステップとを備えている。
そこで、本発明は、上記問題点を解決することを目的とする。
また、ステップを防振部材を介して旋回基板上に支持すると共に、該ステップ上に運転席を取り囲むキャビンを取り付けるのがよい。
また、ステップ上に取り付けられる装着板上に、エアコン本体と該エアコン本体の上方に配置された運転席とを装着するのがよい。
また、ステップに、前記装着板で塞がれる上下貫通状の開口部を形成し、装着板の下面側に前記開口部を介してステップの下方に突出するエアコン用のフィルタ装置を取り付けるのがよい。
図1及び図2において、1は、旋回作業機として例示するバックホーであり、このバックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから主構成されている。
走行装置2は、ゴム様弾性部材で主構成された無端帯状のクローラベルト4を油圧モータからなる走行モータMによって回転駆動されるスプロケット5によって循環回走するように構成された走行体6を左右一対備えてなるクローラ式走行装置が採用されている。この走行装置2の前部には、油圧シリンダからなるドーザシリンダによって昇降されるドーザ7が設けられている。
作業装置10は、旋回台9の前部に設けられた支持ブラケット16に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット17と、このスイングブラケット17に基部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム18と、このブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム19と、このアーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット20とを備えている。
旋回台9は、該旋回台9の底部を構成する厚板からなる旋回基板26と、この旋回基板26の後部に取り付けられていて旋回台9の後部を構成すると共に作業装置10との重量バランスを図るバランスウエイトの機能を有する後部カバー27と、旋回基板26の上方に間隔をおいて配置されていて旋回台9の左側前部の上部を構成するステップ28とを有する。
また、旋回台9の左右側面及び前面は、後部カバー27の下部前縁側から前方に延出されると共に前端側で左右方向内方側に延出された左右のカバーで覆われている。
旋回台9の後部上面及び右側上面は開放状とされ、旋回台9の後部開放部分はエンジンボンネット29によって覆われ、旋回台9の右側開放部分は側部ボンネット30で覆われている。
左右の縦リブ31L,31Rの前端側は上下方向に高く形成され、左右の縦リブ31L,31Rの後部側は上下方向に低く形成され、左右の縦リブ31L,31Rのうちキャビン12側(左側)の縦リブ31Lの前端部は、キャビン12よりも左右方向内方に配置され、該キャビン12側の縦リブ31Lの後部側は、左右方向外方に傾斜されて、キャビン12の下方に配置されている。
旋回基板26上の後部には、エンジン32が横置き配置され、該エンジン32の右側にはラジエータ33が配置され、エンジン32の左側には油圧ポンプが配置され、これらは前記エンジンボンネット29によって覆われている。
また、旋回基板26上の右側部でラジエータ33の前側には油圧機器の作動油を貯留するする作動タンク34が配置され、該作動油タンク34の前側には燃料タンク35が配置され、該燃料タンク35の上側にはコントロールバルブ36が配置され、該コントロールバルブ36の前側にはバッテリー37が配置されており、これらは前記側部ボンネット30によって覆われている。
前記コントロールバルブ36は、当該バックホー1に装備された油圧機器を制御する制御弁を集約してなり、旋回台9を旋回させる旋回モータを制御する旋回用制御弁、ドーザ7を昇降させるドーザシリンダを制御するドーザ用制御弁、左側の走行体の6走行モータMを制御する左側走行用制御弁、右側の走行体6の走行モータMを制御する右側走行用制御弁、スイングシリンダ21を制御するスイング用制御弁、ブームシリンダ22を制御するブーム用制御弁、アームシリンダ23を制御するアーム用制御弁、バケットシリンダ24を制御するバケット用制御弁、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを制御するSP(スペシャルポート)用制御弁等を有し、これら制御弁はパイロットバルブによって操作されるパイロット切換弁によって構成されている。
支持ブラケット40は、本実施の形態では、ステップ28の前端側の左右両側及び後端側の左側のそれぞれ下方側に配置されており、ステップ28は3カ所で支持されている。
防振部材41は、ゴム等の弾性部材からなり、支持ブラケット40の支持壁40bにボルト等によって固定された取付板42に固着されており、該防振部材41の下部は支持壁40bに上下方向に貫通形成された挿通孔を挿通しており、上部は支持壁40bから上方に突出状とされている。
取付ボルト48の先端側(上端側)は、ボルト取付用ナット49から上方に突出状とされている。
前記ボルト取付用ナット49は、ステップ取付用ナット52の締め付けの際(ステップ28の組み付けの際)、または、ステップ取付用ナット52を弛緩する際(ステップ28の取り外しの際)において、連れ回りする惧れがある。
これによって、ステップ28を一人でインパクトレンチ等で組み付けることができる。
なお、図29(c)に示すように、ピン53は、ボルト挿通孔50とは独立して形成された孔56に挿通させるようにしてもよい。
したがって、ステップ28はキャビン12の底部(床板)を構成しており、ステップ28はキャビン12の底面と略同じ大きさに形成されている。
なお、ステップ28を支持ブラケット40に取り付けた後にキャビン12をステップ28に組み付けるようにしてもよい。
また、キャビン12の後端側の上下方向中途部には、キャビンフレームの一部を構成する取付板58が設けられ、この取付板58の左右両側が前記ステップ28と同様の防振支持構造によって支持フレーム38の支持板38aに取り付けられることにより、キャビン12の後端側が防振部材41を介して支持されている。
冷房装置は、冷媒を圧縮するコンプレッサーと、このコンプレッサーで圧縮された冷媒を放熱させながら凝縮・液化させるコンデンサー(放熱器)と、このコンデンサーで液化された冷媒を減圧して気化しやすい状態とする膨張弁と、冷媒を気化させて周囲から熱を奪って周囲を低温状態とするエバポレータ(蒸発器)とを備えてなる。
暖房装置は、エンジン32の熱で熱せられた温媒をヒータに送ると共に該ヒータからエンジン側に戻すように温媒を循環させるようにした構造のものが採用されている。
図2〜図17に示すように、ステップ28の上側には、走行装置2を操縦する左右一対の走行レバー(走行操縦部材)61L,61R、スイングブラケット17を揺動操作するスイングペダル62、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを操作するSPペダル63、運転席64、エアコン本体60、ステップ28下方の外気をエアコン本体60に取り入れる外気導入状態とステップ28上方のキャビン12室内の内気をエアコン本体60に取り入れる内気導入状態とに切り換える内外気切換装置65と、エアコン本体60からの空調空気をキャビン12室内に送出させる空調ボックス66等の機器が配置されてステップ28に取り付けられ、ステップ28の下側には、左右の走行レバー61L,61Rによって操作されることで走行用制御弁を制御する走行用パイロットバルブ67、スイングペダル62によって操作されることでスイング用制御弁を制御するスイング用パイロットバルブ68、SPペダル63によって操作されることでSP用制御弁を制御するSP用パイロットバルブ69、外気取り入れ用のフィルタ装置70、エアコン本体60から空調ボックス66へ空調空気を送るエアコン用ダクト71等の機器が配置されてステップ28に取り付けられており、ステップ28にこれらの機器を組み付けた後に、該ステップ28を、旋回基板26上の支持ブラケット40に取り付けることができるように構成されており、組み付けの容易化が図られている。
エアコン本体60は、送風機によって、左側面からキャビン12室内又はステップ28下方の外気を導入し、右側下面から空調空気を送り出すように構成されている。
前記走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69、フィルタ装置70、ダクト71は、ステップ28の下面から下方に突出するように設けられており、ステップ28の下面には、これらの機器よりも下方に突出するように仮置き足72が設けられている。
この仮置き足72は、ステップ28の前後にそれぞれ左右一対設けられていて(したがって、本実施の形態では4本設けられている)、工場の床面等の平坦な面上でステップ28を支持することができる。
また、ステップ28に機器を組み付けた状態で、任意の場所に置いておくこともできる(仮置きすることができる)。
なお、ステップ28を3本又は5本以上の仮置き足72で支持するようにしてもよい。
また、ステップ28を支持できる形状のものであれば、仮置き足72は1又は2個であってもよい。
前記左右の走行レバー61L,61Rは、走行装置2の左右の走行体6をそれぞれ独立して操作するものである。
また、走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69は、ステップ28に形成された開口73,74,75を塞ぐように取り付けられた板材に取り付けられ、それぞれの操作部がステップ28から上方に突出状とされている。
また、一方(右側)の走行レバー61Rの下部は一方(右側)のブラケット76に固定され、他方(左側)の走行レバー61Lの下部は他方(左側)のブラケット76に前後角度調整自在に(走行レバー61L上部の前後位置が調整自在に)取り付けられていて、左右の走行レバー61L,61R上部の前後の位置ズレ(不揃い)を修正することができるように構成されている。
この取付板87はブラケット76の立壁76bの側面に配置され、該取付板87の上部側が左右方向の軸心を有する前後のボルト78,79によって立壁76bに取り付けられ、前側のボルト78が挿通するボルト挿通孔80は、後側のボルト79の軸心を中心とする長孔に形成されていて、取付板87及び左側走行レバー61Lの下端側が後側のボルト79の軸心を中心として上下揺動可能で且つ位置固定可能とされており、取付板87を後側のボルト79を中心として上下の揺動位置の調整をすることにより、左側走行レバー61Lの上部の前後位置が調整可能とされている。
前記ステップ28の後部には開口部81が形成され、この開口部81はステップ28上面側に着脱自在に取り付けられる装着板82によって上方から塞がれ、この装着板82上に、運転席64と、エアコン本体60と、内外気切換装置65と、フィルタ装置70とが取り付けられており、該装着板82に運転席64、エアコン本体60、内外気切換装置65、フィルタ装置70を組んだ状態でステップ28に装着板82を取り付けることにより、組み付けの容易化が図れるように構成されている。
前記装着板82上には、シート台83がボルト等によって固定され、このシート台83上に運転席64が装着されている。
シート台83は、左右の側壁83aと、これら左右側壁83aの上端間にわたって設けられた上壁83bとを有し、左右側壁83aの下端が装着板82に溶接等によって固定され、シート台83の上壁83b上に運転席64が装着されており、運転席64(シート台83の上壁83b)の下方側に機器配置空間が設けられている。
本実施の形態では、左側の操作レバー85Lは、旋回台9の旋回操作及びアーム19の揺動操作をする旋回・アーム用操作レバーであり、したがって、左側のパイロットバルブ86は、旋回モータを制御する旋回用制御弁及びアームシリンダ23を制御するアーム用制御弁を操作する旋回・アーム用パイロットバルブとされており、右側の操作レバー85Rは、ブーム18の揺動操作及びバケット20の揺動操作をするブーム・バケット用操作レバーであり、したがって、右側のパイロットバルブ86は、ブームシリンダ22を制御するブーム用制御弁及びバケットシリンダ24を制御するバケット用制御弁を操作するブーム・バケット用パイロットバルブとされている。
また、点検用開口88の後部右側の下方には、油圧用接続部材90が配置されて、旋回基板26に取付固定されている。
この油圧用接続部材90には、コントロールバルブ36の旋回用制御弁、アーム用制御弁、ブーム用制御弁、バケット用制御弁に接続されたパイロット圧用の油圧ホース91Aが接続されていると共に、旋回・アーム用パイロットバルブ86、ブーム・バケット用パイロットバルブ86に接続されたパイロット圧用の油圧ホース91Bが接続されており、したがって、コントロールバルブ36からパイロットバルブ86に至る油圧ホース91が途中で分割され、油圧用接続部材90を介してコントロールバルブ36側の油圧ホース91Aとパイロットバルブ86側の油圧ホース91Bとが接続されている。
この構成によれば、ステップ28を支持ブラケット40に取り付ける前に、コントロールバルブ36側の油圧ホース91Aを油圧用接続部材90に接続しておき、シート台83等をステップ28に組み付けた状態で該ステップ28を支持ブラケット40に取り付け、その後、パイロットバルブ86側の油圧ホース91Bを点検用開口88を利用して油圧用接続部材90に接続することにより、生産ラインでの組み付けの容易化が図られている。
また、走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69と、コントロールバルブ36の走行用制御弁、スイング用制御弁、SP用制御弁とに亘って配設されるパイロット圧用の油圧ホースも前記と同様にして、中途部で分割し、点検用開口88の前部下方側に配置される油圧用接続部材によって接続されるように構成され、この油圧用接続部材にあっても、旋回基板26またはステップ28下面のいずれか一方に取り付けられる。
ヒータ用接続部材94は、平面視U字形に形成されたパイプによって構成され、上下一対設けられ、旋回基板26上に取り付けられた取付板95に固定されている。
前記ヒータ用接続部材94は、後方に開口状とされており、上下一方がエンジン32側からヒータに至る温媒供給用のヒータホース93が接続されるものであり、上下他方がヒータからエンジン32側に温媒を戻す温媒戻り用のヒータホース93が接続されるものである。
ヒータに接続されたヒータ側のヒータホース93Aは、前記装着板82の後部に形成された挿通用開口96を介してステップ28の下方側に配設されて接続部材94に接続され、該挿通用開口96は蓋体によって閉塞される。
前記シート台83の上壁83b下方の機器配置空間にエアコン本体60と内外気切換装置65とが配置されて装着板82に取付固定されている。
フィルタ装置70は、図12〜図14に示すように、装着板82の下面にボルト等によって取付固定されたフィルタ収容部材97と、該フィルタ収容部材97の前側から挿脱自在に挿入されるフィルタ98と、フィルタ98の前方への移動を規制するフィルタ押え99とを有する。
フィルタ収容部材97は、左右側壁97aと、前後壁97b,97cとを備え、下方及び上方に開口状に形成されている。
また、フィルタ収容部材97の左右各側壁97aの内面には、フィルタ98を前後方向移動自在に支持すると共に、フィルタ98が下方に落ちないように保持するスライドレール100が設けられている。
また、フィルタ押え99は、フィルタ収容部材97の前面下部の開放部分を塞ぐように配置され、左右一方(左側)がヒンジ101を介して上下軸回りに回動自在に取り付けられ、左右他方(右側)が止め具102によって係止されている。
フィルタ98の左右及び前後は、フィルタ収容部材97の左右側壁97a及び後壁97cとフィルタ押え99で閉塞状とされていて、ステップ28下方の外気はフィルタ収容部材97の下端開口側から、フィルタ98を介してフィルタ98上方に流通するように構成されている。
前記構成のものにあっては、フィルタ装置70の前側に点検用開口88が形成されていると共に、フィルタ98がフィルタ収容部材97の前側からフィルタ収容部材97に対して挿脱自在とされているので、点検用開口88を介してフィルタ98の交換等が容易に行える。
内外気切換ボックス107は、上壁107aと、前後壁107b,107cと、エアコン本体60配置側とは反対側(左側)の側壁107dとを有し、下方及びエアコン本体60配置側の側方(右方)に開放状とされていて、装着板82にボルト等によって取付固定されている。
外気導入部109は、装着板82に形成されていて前記フィルタ収容部材97と内外気切換ボックス107内とを連通させる外気取入用開口111と、この外気取入用開口111の縁部全周から上方に延出された外気流通口112とからなり、外気流通口112の上端縁部にシール部材113が設けられている。
切換ダンパ108は、外気導入部109と、内気導入部110を塞ぐことが可能な矩形板状に形成されており、外気導入部109の上端のシール部材113に接当して該外気導入部109の上端開口を塞ぐ内気導入状態と、内気導入部110の後端のシール部材116に接当して該内気導入部110の後端開口を塞ぐ外気導入状態とに切換操作自在となるように取り付けられている。
前記支軸117は、内外気切換ボックス107の前壁107bに固定されたブラケット119と内外気切換ボックス107の側壁107dとに軸心回りに回動自在に支持され、切換ダンパ108のボス118は支軸117に一体回動自在に外嵌されている。
このナット部材121には、シート台83の側壁83aを外方側から貫通するボルト部材122が螺合されており、このボルト部材122には、シート台83の側壁83a外方側に位置するハンドル123が固定されている。
また、ガイド溝124には、摺動部材125が長さ方向に移動自在に嵌合されており、ボルト部材122はこの摺動部材125を挿通しており、ボルト部材122を締め付けてハンドル123の基部で摺動部材125を押圧することにより、摺動部材125がシート台83の側壁83aに押しつけられ、これによって、切換ダンパ108が、内気導入状態又は外気導入状態の各位置で位置固定できるように構成されている。
一方、内外気切換ボックス107の右側開口129はエアコン本体60に連通していて、内外気流通口とされており、内外気切換ボックス107内に導入された内気又は外気は、エアコン本体60の送風機によって吸引されて内外気流通口129を介してエアコン本体60に流入するようになっている。
また、ダクト71の後端側は、装着板82に形成された通風口130を介してエアコン本体60に連通され、ダクト71の前端側はステップ28に形成された通風口131を介して空調ボックス66内に連通されており、エアコン本体60から送風機によって送り出された空調空気は、ダクト71内を通って空調ボックス66内に至り、空調ボックス66に設けられた送出口からキャビン12室内に空調空気が流出するように構成されている。
燃料タンク35の前部左右両側及び後部の左側には凹部133A,133B,133Cが形成されている。
このバルブ支持板134の前部右側の下面側には、燃料タンク35の前部右側の凹部133Bに嵌合する前右脚部135が設けられ、この前右脚部135の下端は旋回基板26にボルト等によって取付固定されている。
バルブ支持板134の後部左側の下面側には、燃料タンク35の後部左側の凹部133Cに嵌合する後左脚部137が設けられ、この後左脚部137の下端側の後面側には、左右方向内方に突出するステー141が固着され、このステー141は作動油タンク34に固着された取付板142にボルト等によって取付固定されている。
バルブ支持板134の後部右側は、作動油タンク34に固着されたステー144にボルト等によって取付固定されている。
また、バルブ支持台132の前部にはバッテリー37を支持するバッテリー支持台145が設けられている。
2 走行装置
9 旋回台
12 キャビン
26 旋回基板
28 ステップ
72 仮置き足
41 防振部材
60 エアコン本体
61L 走行レバー
61R 走行レバー
64 運転席
65 内外気切換装置
67 走行用パイロットバルブ
70 フィルタ装置
71 ダクト
77 走行ペダル
81 開口部
82 装着板
Claims (3)
- 走行装置(2)上に上下方向の軸心回りに回動自在に設けられた旋回台(9)を備え、この旋回台(9)は、その底部を構成する旋回基板(26)と、該旋回基板(26)の上方に間隔をおいて取り付けられて旋回台(9)上部を構成するステップ(28)とを備え、
前記ステップ(28)に、該ステップ(28)の下面から下方に突出するように設けられる機器を取り付けると共に、前記ステップ(28)の下面に、前記機器よりも下方に突出していて該ステップ(28)を支持可能な仮置き足(72)を設けており、
ステップ(28)を防振部材(41)を介して旋回基板(26)上に支持すると共に、該ステップ(28)上に運転席(64)を取り囲むキャビン(12)を取り付け、
ステップ(28)上に取り付けられる装着板(82)上に、エアコン本体(60)と該エアコン本体(60)の上方に配置された運転席(64)とを装着し、
ステップ(28)に、前記装着板(82)で塞がれる上下貫通状の開口部(81)を形成し、装着板(82)の下面側に前記開口部(81)を介してステップ(28)の下方に突出するエアコン用のフィルタ装置(70)を取り付けたことを特徴とする旋回作業機。 - ステップ(28)の下面に、走行操縦部材(61L,61R,77)によって操作されるバルブ(67)及びエアコン用のダクト(71)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
- 装着板(82)上の、フィルタ装置(70)上方で且つエアコン本体(60)側方位置に、フィルタ装置(70)を介してステップ(28)下方の外気をエアコン本体(60)に取り入れる外気導入状態と、ステップ(28)上方のキャビン(12)室内の内気をエアコン本体(60)に取り入れる内気導入状態とに切り換える内外気切換装置(65)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
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