JP2005330772A - 旋回作業機 - Google Patents

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Takanori Matsumoto
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Abstract

【課題】フィルタ及びこのフィルタを収容するフィルタ収容部材を備えたフィルタ装置をエアコン本体の近傍に配置して、エアコン本体及びフィルタ装置をコンパクトにまとめることができるように、フィルタ装置をステップの下面側に配置すると共に、フィルタ装置をステップの下面側に配置しても、フィルタの出し入れ(交換)が容易に行えるようにする。
【解決手段】走行装置2上に上下方向の軸心回りに回動自在に設けられた旋回台9を備え、この旋回台9は、その底部を構成する旋回基板26と、該旋回基板26の上方に間隔をおいて取り付けられて旋回台9上部を構成するステップ28とを備え、ステップ28に、該ステップ28の上側に位置するエアコン本体60と、該ステップ28の下側に位置していて外気導入用のフィルタ98を収容するフィルタ収容部材97とを取り付け、フィルタ98はフィルタ収容部材97に対して前側から出し入れ自在とされると共にフィルタ収容部材97に対してフィルタ98を出し入れすべくステップ28のフィルタ収容部材97の前側位置に点検用開口88を形成する。
【選択図】図5

Description

本発明は、バックホー等の旋回作業機に関するものである。
従来、旋回作業機として、走行装置上に上下方向の軸心回りに旋回自在に設けられた旋回台を備え、この旋回台は、その底部を構成する旋回基板と、該旋回基板の上方に間隔をおいて取り付けられて旋回台上部を構成するステップとを備え、このステップ上に、運転席を取り付けると共に該運転席を取り囲むキャビンとを取り付けたバックホーがある(特許文献1参照)。
特開平2002−88809号公報
前記バックホーにおいて、運転席を取り付けるシート台は、左右の側壁と左右側壁の上端側を連結する上部壁とを有し、運転席は上部壁上に取付支持されていて、シート台の上部壁の下方側に機器配置空間が設けられており、この機器配置空間にエアコン本体を収容すると共に、ステップの下方側のキャビン室外の外気をエアコン本体に取り入れるようにすることが考えられている。
この場合、エアコン本体に外気を導入するためのフィルタ装置はエアコン本体の近傍に配置するのがよいが、該フィルタ装置を機器配置空間のエアコン本体の側方に配置するのは、スペース的に困難であり、外気導入用のフィルタ装置の配置場所が問題となる。
本発明は、前記問題を解決することを目的とする。
本発明が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、走行装置上に上下方向の軸心回りに回動自在に設けられた旋回台を備え、この旋回台は、その底部を構成する旋回基板と、該旋回基板の上方に間隔をおいて取り付けられて旋回台上部を構成するステップとを備え、ステップに、該ステップの上側に位置するエアコン本体と、該ステップの下側に位置していて外気導入用のフィルタを収容するフィルタ収容部材とを取り付け、フィルタはフィルタ収容部材に対して前側から出し入れ自在とされると共にフィルタ収容部材に対してフィルタを出し入れすべくステップのフィルタ収容部材の前側位置に点検用開口を形成したことを特徴とする。
また、ステップを防振部材を介して旋回基板上に支持し、ステップ上に、エアコン本体上方に位置する運転席を取り付けると共にこの運転席を取り囲むキャビンを取り付けるのがよい。
また、フィルタ収容部材の上方で且つエアコン本体の側方位置に、フィルタを介してステップ下方の外気をエアコン本体に取り入れる外気導入状態と、ステップ上方のキャビン室内の内気をエアコン本体に取り入れる内気導入状態とに切り換える内外気切換装置を設けるのがよい。
また、ステップの点検用開口の後方側に開口部を形成し、この開口部を閉塞する装着板の上面側に、エアコン本体と内外切換装置とを取り付けるのがよい。
また、ステップ側に取り付けられたパイロットバルブから、旋回基板側に取り付けられた油圧機器制御用のコントロールバルブに至るパイロット圧用の油圧ホースを途中で分割し、パイロットバルブ側の油圧ホースとコントロールバルブ側の油圧ホースとを点検用開口の下方側に配置した接続部材で接続するのがよい。
また、エアコン本体とエンジン側とにわたる暖房用のヒータホースを途中で分割し、エアコン本体側のヒータホースとエンジン側のヒータホースとを点検用開口の下方側に配置した接続部材で接続するのがよい。
本発明によれば、フィルタ収容部材をステップの下方側に配置することで、フィルタ及びこのフィルタを収容するフィルタ収容部材を備えたフィルタ装置をエアコン本体の近傍に配置できて、エアコン本体及びフィルタ装置をコンパクトにまとめることができ、また、フィルタをフィルタ収容部材に対して前側から出し入れ自在とすると共にステップのフィルタ収容部材の前側位置に点検用開口を形成することで、フィルタ装置をステップの下面側に配置しても、点検用開口を介してフィルタの出し入れ(交換)が容易に行える。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は、旋回作業機として例示するバックホーであり、このバックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから主構成されている。
走行装置2は、ゴム様弾性部材で主構成された無端帯状のクローラベルト4を油圧モータからなる走行モータMによって回転駆動されるスプロケット5によって循環回走するように構成された走行体6を左右一対備えてなるクローラ式走行装置が採用されている。この走行装置2の前部には、油圧シリンダからなるドーザシリンダによって昇降されるドーザ7が設けられている。
旋回体3は、走行装置2のフレーム上に旋回ベアリング8を介して上下方向の軸心回りに左右旋回自在に支持された旋回台9と、この旋回台9の前部に備えられた作業装置(掘削装置)10とを有する。旋回台9の左側には運転室を形成する(運転席64を取り囲む)キャビン12が搭載されている。
作業装置10は、旋回台9の前部に設けられた支持ブラケット16に上下方向の軸心回りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット17と、このスイングブラケット17に基部側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて上下揺動自在に支持されたブーム18と、このブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに回動自在に枢着されて前後揺動自在に支持されたアーム19と、このアーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に設けられたバケット20とを備えている。
スイングブラケット17は、旋回台9内に備えられたスイングシリンダ21の伸縮によって揺動され、ブーム18は、該ブーム18とスイングブラケット17との間に介装されたブームシリンダ22の伸縮によって揺動され、アーム19は、該アーム19とブーム18との間に介装されたアームシリンダ23の伸縮によって揺動され、バケット20は、該バケット20とアーム19との間に介装されたバケットシリンダ24の伸縮によってスクイ・ダンプ動作され、これらスイングシリンダ21、ブームシリンダ22、アームシリンダ23、バケットシリンダ24は油圧シリンダ(油圧機器)によって構成されている。
なお、アーム19には、バケット20の代わりに取り付けられる油圧アタッチメントを作動させるための油圧取出部(図示省略)が設けられている。
旋回台9は、該旋回台9の底部を構成する厚板からなる旋回基板26と、この旋回基板26の後部に取り付けられていて旋回台9の後部を構成すると共に作業装置10との重量バランスを図るバランスウエイトの機能を有する後部カバー27と、旋回基板26の上方に間隔をおいて配置されていて旋回台9の左側前部の上部を構成するステップ28とを有する。
前記旋回基板26は、走行装置2のフレーム上に旋回ベアリング8を介して上下軸回りに回動自在に支持されており、油圧モータからなる旋回モータによって回転駆動される。
また、旋回台9の左右側面及び前面は、後部カバー27の下部前縁側から前方に延出されると共に前端側で左右方向内方側に延出された左右のカバーで覆われている。
旋回台9の後部上面及び右側上面は開放状とされ、旋回台9の後部開放部分はエンジンボンネット29によって覆われ、旋回台9の右側開放部分は側部ボンネット30で覆われている。
旋回基板26上には、メーンの補強体としての左右一対の縦リブ31L,31Rが前部から後部にわたって配置されて溶接等によって固定されていると共に、その他の補強部材及び各種機器を取り付けるためのブラケット、ステー等が溶接によって固定され、これらによって旋回フレームが構成されている。
左右の縦リブ31L,31Rの前端側は上下方向に高く形成され、左右の縦リブ31L,31Rの後部側は上下方向に低く形成され、左右の縦リブ31L,31Rのうちキャビン12側(左側)の縦リブ31Lの前端部は、キャビン12よりも左右方向内方に配置され、該キャビン12側の縦リブ31Lの後部側は、左右方向外方に傾斜されて、キャビン12の下方に配置されている。
前記支持ブラケット16は、左右の縦リブ31L,31Rの前端部間に溶接等によって固定されていて、旋回台9の前面から前方に突出している。
旋回基板26上の後部には、エンジン32が横置き配置され、該エンジン32の右側にはラジエータ33が配置され、エンジン32の左側には油圧ポンプが配置され、これらは前記エンジンボンネット29によって覆われている。
また、旋回基板26上の右側部でラジエータ33の前側には油圧機器の作動油を貯留するする作動タンク34が配置され、該作動油タンク34の前側には燃料タンク35が配置され、該燃料タンク35の上側にはコントロールバルブ36が配置され、該コントロールバルブ36の前側にはバッテリー37が配置されており、これらは前記側部ボンネット30によって覆われている。
エンジンボンネット29は、該エンジンボンネット29内に配置され且つ旋回基板26上に固定された支持フレーム38(図7参照)によって支持されている。
前記コントロールバルブ36は、当該バックホー1に装備された油圧機器を制御する制御弁を集約してなり、旋回台9を旋回させる旋回モータを制御する旋回用制御弁、ドーザ7を昇降させるドーザシリンダを制御するドーザ用制御弁、左側の走行体の6走行モータMを制御する左側走行用制御弁、右側の走行体6の走行モータMを制御する右側走行用制御弁、スイングシリンダ21を制御するスイング用制御弁、ブームシリンダ22を制御するブーム用制御弁、アームシリンダ23を制御するアーム用制御弁、バケットシリンダ24を制御するバケット用制御弁、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを制御するSP(スペシャルポート)用制御弁等を有し、これら制御弁はパイロットバルブによって操作されるパイロット切換弁によって構成されている。
図3〜10に示すように、前記ステップ28は、1枚の板材によって構成され、旋回基板26上に溶接等によって固定された支持ブラケット40に防振部材41を介して支持され、このステップ28にキャビン12の底部側が取り付けられており、該キャビン12の後端側の上下方向中途部は前記支持フレーム38に防振部材41を介して支持されている。
支持ブラケット40は、本実施の形態では、ステップ28の前端側の左右両側及び後端側の左側のそれぞれ下方側に配置されており、ステップ28は3カ所で支持されている。
この支持ブラケット40は、板材によって形成され、旋回基板26上に溶接等によって固定されていて該旋回基板26から上方に延出する縦壁40aと、この縦壁40aから前方に延出するように折曲された支持壁40bとを有する。
防振部材41は、ゴム等の弾性部材からなり、支持ブラケット40の支持壁40bにボルト等によって固定された取付板42に固着されており、該防振部材41の下部は支持壁40bに上下方向に貫通形成された挿通孔を挿通しており、上部は支持壁40bから上方に突出状とされている。
防振部材41の中心部には筒体44が挿通されて固着され、防振部材41の上面側にはカップ状の座板45が配置され、下面側にはワッシャ46及び当て板47が配置され、これら当て板47,ワッシャ46,筒体44,座板45にわたって、下方側から取付ボルト48が挿通され、該取付ボルト48の上部にはボルト取付用ナット49が螺合されており、これによって防振部材41に取付ボルト48が取り付けられている。
取付ボルト48の先端側(上端側)は、ボルト取付用ナット49から上方に突出状とされている。
前記ステップ28の前部左右両側及び後部の左側にはボルト挿通孔50が形成され、このボルト挿通孔50に前記取付ボルト48の先端側を挿通させ、該取付ボルト48の先端側に、ステップ28の上面側から座金51を挿通させると共にステップ取付用ナット52を螺合して締め付けることにより、ステップ28が支持ブラケット40に防振部材41を介して取り付けられて支持されている。
前記ボルト取付用ナット49は、ステップ取付用ナット52の締め付けの際(ステップ28の組み付けの際)、または、ステップ取付用ナット52を弛緩する際(ステップ28の取り外しの際)において、連れ回りする惧れがある。
そこで、図29(a)、(b)に示すように、ボルト取付用ナット49にあけた孔55にロールピン等からなるピン53をボルト取付用ナット49から上方に突出状に挿入し、このピン53をステップ28のボルト挿通孔50に形成された切欠き溝54に挿通させることにより、ボルト取付用ナット49を回り止めするのがよい。
これによって、ステップ28を一人でインパクトレンチ等で組み付けることができる。
なお、図29(c)に示すように、ピン53は、ボルト挿通孔50とは独立して形成された孔56に挿通させるようにしてもよい。
前記キャビン12は、下端が開口した箱状に形成されており、このキャビン12の下端開口をステップ28で塞ぐように該キャビン12がステップ28上に載置されると共に、キャビン12の下端開口縁部に沿って設けられた被取付壁59がステップ28にボルト等の締結具57によって着脱自在に取り付けられており、ステップ28上にキャビン12を組んだ状態でステップ28を支持ブラケット40に取付可能とされている。
したがって、ステップ28はキャビン12の底部(床板)を構成しており、ステップ28はキャビン12の底面と略同じ大きさに形成されている。
前記被取付壁59は、キャビン12の骨組みを構成するキャビンフレームに固定されている。
なお、ステップ28を支持ブラケット40に取り付けた後にキャビン12をステップ28に組み付けるようにしてもよい。
また、キャビン12の後端側の上下方向中途部には、キャビンフレームの一部を構成する取付板58が設けられ、この取付板58の左右両側が前記ステップ28と同様の防振支持構造によって支持フレーム38の支持板38aに取り付けられることにより、キャビン12の後端側が防振部材41を介して支持されている。
また、このバックホー1には、キャビン12室内の空気調節を行うエアコン(エアーコンディショナ)が装備されており、このエアコンは冷房装置と暖房装置とを備えている。
冷房装置は、冷媒を圧縮するコンプレッサーと、このコンプレッサーで圧縮された冷媒を放熱させながら凝縮・液化させるコンデンサー(放熱器)と、このコンデンサーで液化された冷媒を減圧して気化しやすい状態とする膨張弁と、冷媒を気化させて周囲から熱を奪って周囲を低温状態とするエバポレータ(蒸発器)とを備えてなる。
暖房装置は、エンジン32の熱で熱せられた温媒をヒータに送ると共に該ヒータからエンジン側に戻すように温媒を循環させるようにした構造のものが採用されている。
このエアコンのエアコン本体60は、前記エバポレータとヒータと送風機(ブロワ)を備え、キャビン12室内に配置されており、また、コンプレッサーと、放熱器と、膨張弁等はエンジンボンネット29内に配置されている。
図2〜図17に示すように、ステップ28の上側には、走行装置2を操縦する左右一対の走行レバー(走行操縦部材)61L,61R、スイングブラケット17を揺動操作するスイングペダル62、バケット20の代わりに装着される油圧アタッチメントを操作するSPペダル63、運転席64、エアコン本体60、ステップ28下方の外気をエアコン本体60に取り入れる外気導入状態とステップ28上方のキャビン12室内の内気をエアコン本体60に取り入れる内気導入状態とに切り換える内外気切換装置65と、エアコン本体60からの空調空気をキャビン12室内に送出させる空調ボックス66等の機器が配置されてステップ28に取り付けられ、ステップ28の下側には、左右の走行レバー61L,61Rによって操作されることで走行用制御弁を制御する走行用パイロットバルブ67、スイングペダル62によって操作されることでスイング用制御弁を制御するスイング用パイロットバルブ68、SPペダル63によって操作されることでSP用制御弁を制御するSP用パイロットバルブ69、外気取り入れ用のフィルタ装置70、エアコン本体60から空調ボックス66へ空調空気を送るエアコン用ダクト71等の機器が配置されてステップ28に取り付けられており、ステップ28にこれらの機器を組み付けた後に、該ステップ28を、旋回基板26上の支持ブラケット40に取り付けることができるように構成されており、組み付けの容易化が図られている。
左右の走行レバー61L,61Rはステップ28の前部の左右方向中央側に配置され、スイングペダル62は左右走行レバー61L,61Rの一側方(右側方)に配置され、SPペダル63は左右走行レバー61L,61Rの他側方(左側方)に配置され、走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69は、それぞれ左右走行レバー61L,61R、スイングペダル62、SPペダル63の下方側に配置されており、それぞれ対応するレバー61L,61R、ペダル62,63に連動連結されている。
運転席64は、ステップ28の後部の左右方向中央側(左右走行レバー61L,61Rの後方)に配置され、エアコン本体60は運転席64とステップ28との間に配置され、内外気切換装置65は運転席64とステップ28との間で且つエアコン本体60の側方(左側方)に配置され、フィルタ装置70は内外気切換装置65の下方側(エアコン本体60の側方側で且つステップ28の下方)に配置されている。
エアコン本体60は、送風機によって、左側面からキャビン12室内又はステップ28下方の外気を導入し、右側下面から空調空気を送り出すように構成されている。
空調ボックス66は、ステップ28の前部右側に配置され、ダクト71はエアコン本体60の右側下方から空調ボックス66の下方に亘って設けられている。
前記走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69、フィルタ装置70、ダクト71は、ステップ28の下面から下方に突出するように設けられており、ステップ28の下面には、これらの機器よりも下方に突出するように仮置き足72が設けられている。
この仮置き足72は、ステップ28の前後にそれぞれ左右一対設けられていて(したがって、本実施の形態では4本設けられている)、工場の床面等の平坦な面上でステップ28を支持することができる。
ステップ28を仮置き足72で支持することにより、ステップ28の下方側に機器の配置空間が確保できるので、ステップ28の下面から下方に突出するように取り付けられる機器の組み付けが容易に行える。
また、ステップ28に機器を組み付けた状態で、任意の場所に置いておくこともできる(仮置きすることができる)。
なお、ステップ28を3本又は5本以上の仮置き足72で支持するようにしてもよい。
また、ステップ28を支持できる形状のものであれば、仮置き足72は1又は2個であってもよい。
また、仮置き足72は、ステップ28が支持ブラケット40に取り付けられた状態では、その下端が旋回基板26から上方に離れている。
前記左右の走行レバー61L,61Rは、走行装置2の左右の走行体6をそれぞれ独立して操作するものである。
また、走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69は、ステップ28に形成された開口73,74,75を塞ぐように取り付けられた板材に取り付けられ、それぞれの操作部がステップ28から上方に突出状とされている。
図19〜図21に示すように、走行用パイロットバルブ67の左右の操作部67aには、それぞれL字形のブラケット76が取り付けられ、各ブラケット76には走行ペダル(走行操縦部材)77L,77Rが固定されており、ペダル77L,77Rの踏み込み操作によっても走行装置2が操作できるようになっている。
また、一方(右側)の走行レバー61Rの下部は一方(右側)のブラケット76に固定され、他方(左側)の走行レバー61Lの下部は他方(左側)のブラケット76に前後角度調整自在に(走行レバー61L上部の前後位置が調整自在に)取り付けられていて、左右の走行レバー61L,61R上部の前後の位置ズレ(不揃い)を修正することができるように構成されている。
すなわち、ブラケット76は、下壁76aと、この下壁76aの側縁から上方に延出する立壁76bとを有し、左側走行レバー61Lの下端側には取付板87が固定されている。
この取付板87はブラケット76の立壁76bの側面に配置され、該取付板87の上部側が左右方向の軸心を有する前後のボルト78,79によって立壁76bに取り付けられ、前側のボルト78が挿通するボルト挿通孔80は、後側のボルト79の軸心を中心とする長孔に形成されていて、取付板87及び左側走行レバー61Lの下端側が後側のボルト79の軸心を中心として上下揺動可能で且つ位置固定可能とされており、取付板87を後側のボルト79を中心として上下の揺動位置の調整をすることにより、左側走行レバー61Lの上部の前後位置が調整可能とされている。
なお、少なくとも一方の走行レバー61L,61Rが調整可能であればよいが、両方の走行レバー61L,61Rが調整可能であってもよい。
前記ステップ28の後部には開口部81が形成され、この開口部81はステップ28上面側に着脱自在に取り付けられる装着板82によって上方から塞がれ、この装着板82上に、運転席64と、エアコン本体60と、内外気切換装置65と、フィルタ装置70とが取り付けられており、該装着板82に運転席64、エアコン本体60、内外気切換装置65、フィルタ装置70を組んだ状態でステップ28に装着板82を取り付けることにより、組み付けの容易化が図れるように構成されている。
なお、装着板82をステップ28に取り付けた後に、運転席64、エアコン本体60、内外気切換装置65、フィルタ装置70を組み込むようにしてもよい。
前記装着板82上には、シート台83がボルト等によって固定され、このシート台83上に運転席64が装着されている。
シート台83は、左右の側壁83aと、これら左右側壁83aの上端間にわたって設けられた上壁83bとを有し、左右側壁83aの下端が装着板82に溶接等によって固定され、シート台83の上壁83b上に運転席64が装着されており、運転席64(シート台83の上壁83b)の下方側に機器配置空間が設けられている。
シート台83の左右両側には操作台のフレーム84が固定され、左右各フレーム84に操作レバー85L,85Rが取り付けられていると共に、該操作レバー85L,85Rで操作されるパイロットバルブ86が取り付けられている。
本実施の形態では、左側の操作レバー85Lは、旋回台9の旋回操作及びアーム19の揺動操作をする旋回・アーム用操作レバーであり、したがって、左側のパイロットバルブ86は、旋回モータを制御する旋回用制御弁及びアームシリンダ23を制御するアーム用制御弁を操作する旋回・アーム用パイロットバルブとされており、右側の操作レバー85Rは、ブーム18の揺動操作及びバケット20の揺動操作をするブーム・バケット用操作レバーであり、したがって、右側のパイロットバルブ86は、ブームシリンダ22を制御するブーム用制御弁及びバケットシリンダ24を制御するバケット用制御弁を操作するブーム・バケット用パイロットバルブとされている。
図6、図22及び図23に示すように、ステップ28の前記開口部81の前側(ステップ28の前後方向中途部)には、点検用開口88が形成され、該点検用開口88はステップ28上面側に配置され且つ着脱自在に取り付けられた蓋体89によって閉塞されている。
また、点検用開口88の後部右側の下方には、油圧用接続部材90が配置されて、旋回基板26に取付固定されている。
この油圧用接続部材90には、コントロールバルブ36の旋回用制御弁、アーム用制御弁、ブーム用制御弁、バケット用制御弁に接続されたパイロット圧用の油圧ホース91Aが接続されていると共に、旋回・アーム用パイロットバルブ86、ブーム・バケット用パイロットバルブ86に接続されたパイロット圧用の油圧ホース91Bが接続されており、したがって、コントロールバルブ36からパイロットバルブ86に至る油圧ホース91が途中で分割され、油圧用接続部材90を介してコントロールバルブ36側の油圧ホース91Aとパイロットバルブ86側の油圧ホース91Bとが接続されている。
また、旋回・アーム用パイロットバルブ86、ブーム・バケット用パイロットバルブ86に接続された油圧ホース91Bは、ステップ28の前記開口部81の左側に形成された挿通孔92を通って下方に配設されている。
この構成によれば、ステップ28を支持ブラケット40に取り付ける前に、コントロールバルブ36側の油圧ホース91Aを油圧用接続部材90に接続しておき、シート台83等をステップ28に組み付けた状態で該ステップ28を支持ブラケット40に取り付け、その後、パイロットバルブ86側の油圧ホース91Bを点検用開口88を利用して油圧用接続部材90に接続することにより、生産ラインでの組み付けの容易化が図られている。
なお、前記油圧用接続部材90はステップ28の下面側に取り付けられていてもよく、この場合は、ステップ28を支持ブラケット40に取り付ける前に、パイロットバルブ86側の油圧ホース91Bを油圧用接続部材90に接続しておき、ステップ28を支持ブラケット40に取り付けた後に、コントロールバルブ36側の油圧ホース91Aが油圧用接続部材90に接続される。
また、油圧用接続部材90は、必ずしも点検用開口88の真下(直下)に配置されることはなく、油圧用接続部材90への油圧ホース91A,91Bの接続作業ができる位置であれば、点検用開口88から少し外れた位置(点検用開口88の下方側で且つ点検用開口88の近傍位置)に配置されていてもよい。
また、走行用パイロットバルブ67、スイング用パイロットバルブ68、SP用パイロットバルブ69と、コントロールバルブ36の走行用制御弁、スイング用制御弁、SP用制御弁とに亘って配設されるパイロット圧用の油圧ホースも前記と同様にして、中途部で分割し、点検用開口88の前部下方側に配置される油圧用接続部材によって接続されるように構成され、この油圧用接続部材にあっても、旋回基板26またはステップ28下面のいずれか一方に取り付けられる。
また、旋回基板26上の、前記油圧用接続部材90の左方に、エアコン本体60とエンジン32側とにわたる暖房装置のヒータホース93を接続するヒータ用接続部材94が取付固定されている。
ヒータ用接続部材94は、平面視U字形に形成されたパイプによって構成され、上下一対設けられ、旋回基板26上に取り付けられた取付板95に固定されている。
前記ヒータ用接続部材94は、後方に開口状とされており、上下一方がエンジン32側からヒータ(エアコン本体)に至る温媒供給用のヒータホース93が接続されるものであり、上下他方がヒータからエンジン32側に温媒を戻す温媒戻り用のヒータホース93が接続されるものである。
したがって、エンジン32側からヒータに至る温媒供給用のヒータホース93及びヒータからエンジン32側に至る温媒戻り用のヒータホース93が中途部で分割され、ヒータ側のヒータホース93Aとエンジン32側のヒータホース93Bとがヒータ用接続部材94を介して接続されるように構成されている。
ヒータに接続されたヒータ側のヒータホース93Aは、前記装着板82の後部に形成された挿通用開口96を介してステップ28の下方側に配設されて接続部材94に接続され、該挿通用開口96は蓋体によって閉塞される。
この構成によれば、ステップ28を支持ブラケット40に取り付ける前に、ヒータ用接続部材94にエンジン32側のヒータホース93Bを接続しておき、エアコン本体60等をステップ28に組み付けた状態で該ステップ28を支持ブラケット40に取り付け、その後、ヒータ側のヒータホース93Aを点検用開口88を利用してヒータ用接続部材94に接続することにより、生産ラインでの組み付けの容易化が図られている。
なお、このヒータ用接続部材94も、油圧用接続部材90と同様、ステップ28側に取り付けられてもよく、また、点検用開口88の近傍位置に配置されていてもよい。
前記シート台83の上壁83b下方の機器配置空間にエアコン本体60と内外気切換装置65とが配置されて装着板82に取付固定されている。
また、装着板82の下面側に前記フィルタ装置70が取付固定されていて、フィルタ装置70が開口部81を介してステップ28の下方側に突出状とされている。
フィルタ装置70は、図12〜図14に示すように、装着板82の下面にボルト等によって取付固定されたフィルタ収容部材97と、該フィルタ収容部材97の前側から挿脱自在に挿入されるフィルタ98と、フィルタ98の前方への移動を規制するフィルタ押え99とを有する。
フィルタ収容部材97は、左右側壁97aと、前後壁97b,97cとを備え、下方及び上方に開口状に形成されている。
フィルタ収容部材97の前壁97b下部は切り欠かれていて、該フィルタ収容部材97の前面下部が開放状とされていて、フィルタ98がフィルタ収容部材97の前面下部側から該フィルタ収容部材97内に対して出し入れ自在とされている。
また、フィルタ収容部材97の左右各側壁97aの内面には、フィルタ98を前後方向移動自在に支持すると共に、フィルタ98が下方に落ちないように保持するスライドレール100が設けられている。
また、フィルタ押え99は、フィルタ収容部材97の前面下部の開放部分を塞ぐように配置され、左右一方(左側)がヒンジ101を介して上下軸回りに回動自在に取り付けられ、左右他方(右側)が止め具102によって係止されている。
この止め具102は、レバー103に取り付けられた係止部材104がフィルタ押え99の他側端部の被係止部99aにひかかって係合していることにより、フィルタ押え99が前方側に回動しないように係止され、レバー103を枢軸105回りに前方側に起こすことにより係止部材104がフィルタ押え99の他側端部の被係止部99aから外れて、フィルタ押え99を前方側に回動することができるようになっており、フィルタ98の交換が、工具なしに、ワンタッチで簡単に行えるように構成されている。
フィルタ98の左右及び前後は、フィルタ収容部材97の左右側壁97a及び後壁97cとフィルタ押え99で閉塞状とされていて、ステップ28下方の外気はフィルタ収容部材97の下端開口側から、フィルタ98を介してフィルタ98上方に流通するように構成されている。
フィルタ収容部材97の左右側壁97a及び前後壁97b,97cは、上端側で内側に折り返され、この折返し部分106がシール部材を介して装着板82の下面に接当している。
前記構成のものにあっては、フィルタ装置70の前側に点検用開口88が形成されていると共に、フィルタ98がフィルタ収容部材97の前側からフィルタ収容部材97に対して挿脱自在とされているので、点検用開口88を介してフィルタ98の交換等が容易に行える。
内外気切換装置65は、図11〜図15に示すように、内外気切換ボックス107と、該内外気切換ボックス107内に配置された切換ダンパ(内外気切換部材)108とを有する。
内外気切換ボックス107は、上壁107aと、前後壁107b,107cと、エアコン本体60配置側とは反対側(左側)の側壁107dとを有し、下方及びエアコン本体60配置側の側方(右方)に開放状とされていて、装着板82にボルト等によって取付固定されている。
装着板82には、内外気切換ボックス107内に位置していて内外気切換ボックス107内にキャビン12室外の外気を取り入れる外気導入部109が形成され、内外気切換ボックス107の前壁には内外気切換ボックス107内にキャビン12室内の内気を取り入れる内気導入部110が形成されている。
外気導入部109は、装着板82に形成されていて前記フィルタ収容部材97と内外気切換ボックス107内とを連通させる外気取入用開口111と、この外気取入用開口111の縁部全周から上方に延出された外気流通口112とからなり、外気流通口112の上端縁部にシール部材113が設けられている。
内気導入部110は、内外気切換ボックス107の前壁107bに形成されていてキャビン12室内と内外気切換ボックス107内とを連通させる内気取入用開口114と、この内気取入用開口114の縁部全周から後方に延出された内気流通口115とからなり、内気流通口115の後端縁部にシール部材116が設けられている。
切換ダンパ108は、外気導入部109と、内気導入部110を塞ぐことが可能な矩形板状に形成されており、外気導入部109の上端のシール部材113に接当して該外気導入部109の上端開口を塞ぐ内気導入状態と、内気導入部110の後端のシール部材116に接当して該内気導入部110の後端開口を塞ぐ外気導入状態とに切換操作自在となるように取り付けられている。
すなわち、内外気切換ボックス107内の前下部には左右方向の軸心を有する支軸117が設けられ、切換ダンパ108はこの支軸117に軸心回りに回動自在に外嵌されたボス118を有し、切換ダンパ108を支軸117の軸心回りに回動させることにより、内気導入状態と外気導入状態とに切り換えられる。
前記支軸117は、内外気切換ボックス107の前壁107bに固定されたブラケット119と内外気切換ボックス107の側壁107dとに軸心回りに回動自在に支持され、切換ダンパ108のボス118は支軸117に一体回動自在に外嵌されている。
また、支軸117は内外気切換ボックス107の側壁107dから外方に突出しており、この突出部分にレバー120の一端側が固定されており、このレバー120の他端側には、該レバー120と、前記シート台83の左側の側壁83aとの間に位置するナット部材121が固定されている。
このナット部材121には、シート台83の側壁83aを外方側から貫通するボルト部材122が螺合されており、このボルト部材122には、シート台83の側壁83a外方側に位置するハンドル123が固定されている。
また、シート台83の側壁83aには、前記ボルト部材122が挿通されるガイド溝124が厚さ方向に貫通状に形成されており、このガイド溝124は前記支軸117の軸心を中心とする円弧状に形成されていて、ボルト部材122に固定されたハンドル123を把持してレバー120を支軸117回りに揺動させることにより切換ダンパ108の操作が行えるようになっている。
また、ガイド溝124には、摺動部材125が長さ方向に移動自在に嵌合されており、ボルト部材122はこの摺動部材125を挿通しており、ボルト部材122を締め付けてハンドル123の基部で摺動部材125を押圧することにより、摺動部材125がシート台83の側壁83aに押しつけられ、これによって、切換ダンパ108が、内気導入状態又は外気導入状態の各位置で位置固定できるように構成されている。
また、レバー120に設けられたバネ掛け部126と、内外気切換ボックス107の側壁107dに設けられたバネ掛け部127とに亘って引張コイルバネ128が介装されており、この引張コイルバネ128は、内気導入状態では切換ダンパ108を外気導入部109に押しつけ、外気導入状態では内気導入部110に押しつけるように切換ダンパ108を付勢する。
一方、内外気切換ボックス107の右側開口129はエアコン本体60に連通していて、内外気流通口とされており、内外気切換ボックス107内に導入された内気又は外気は、エアコン本体60の送風機によって吸引されて内外気流通口129を介してエアコン本体60に流入するようになっている。
ダクト71は、図11、図16〜図18に示すように、エアコン本体60の右側下方から空調ボックス66の下方に至るように形成され、ボルト等によってステップ28下面に取付固定されている。
また、ダクト71の後端側は、装着板82に形成された通風口130を介してエアコン本体60に連通され、ダクト71の前端側はステップ28に形成された通風口131を介して空調ボックス66内に連通されており、エアコン本体60から送風機によって送り出された空調空気は、ダクト71内を通って空調ボックス66内に至り、空調ボックス66に設けられた送出口からキャビン12室内に空調空気が流出するように構成されている。
図24〜図28に示すように、旋回基板26の右側には燃料タンク35が載置されていると共に、この燃料タンク35を跨ぐように設けられたバルブ支持台132が設けられ、このバルブ支持台132にコントロールバルブ36が取付固定されると共に、該バルブ支持台132によって燃料タンク35の前後・左右・上下の位置決め(燃料タンク35の固定)がなされている。
燃料タンク35の前部左右両側及び後部の左側には凹部133A,133B,133Cが形成されている。
バルブ支持台132は、燃料タンク35の上面側に位置し且つ該燃料タンク35の上面に接当して燃料タンク35の上方移動を規制するバルブ支持板134を有し、コントロールバルブ36は、このバルブ支持板134に左右方向内方に行くに従って下方に移行する傾斜状に取り付けられている。
このバルブ支持板134の前部右側の下面側には、燃料タンク35の前部右側の凹部133Bに嵌合する前右脚部135が設けられ、この前右脚部135の下端は旋回基板26にボルト等によって取付固定されている。
バルブ支持板134の前部左側の下面側には、燃料タンク35の前部左側の凹部133Aに嵌合する前左脚部136が設けられ、この前左脚部136の下端側の左右方向内方側の面には前方に突出状のステー139が固着され、このステー139は支持ブラケット16及び右側の縦リブ31Rに固定された取付板140にボルト等によって取付固定されている。
バルブ支持板134の後部左側の下面側には、燃料タンク35の後部左側の凹部133Cに嵌合する後左脚部137が設けられ、この後左脚部137の下端側の後面側には、左右方向内方に突出するステー141が固着され、このステー141は作動油タンク34に固着された取付板142にボルト等によって取付固定されている。
また、前左脚部136と後左脚部137とは前後方向のフレーム部材143によって連結されている。
バルブ支持板134の後部右側は、作動油タンク34に固着されたステー144にボルト等によって取付固定されている。
また、バルブ支持台132の前部にはバッテリー37を支持するバッテリー支持台145が設けられている。
本願発明の実施の形態にかかるバックホーの全体側面図である。 同旋回台の平面図である。 ステップ上に機器を組み付けた状態の側面図である。 ステップ上に機器を組み付けた状態の前部側の正面図である。 ステップ上に機器を組み付けた状態の後部側の正面図である。 ステップの平面図である。 キャビンの支持構造を示す側面図である。 キャビンの支持構造を示す平面図である。 キャビンの支持構造を示す正面図である。 キャビンの防振構造を示す平面図及び側面図である。 ステップ後部の機器配置構造を示す平面図である。 内外気切換装置及びフィルタ装置を示す正面図である。 フィルタ装置の平面図である。 内外気切換装置及びフィルタ装置を示す断面図である。 内外気切換装置の平面図である。 ダクトの平面図である。 ダクトの正面図である。 ダクトの側面図である。 走行レバーの取付部分の正面一部断面図である。 走行レバーの取付部分の側面図である。 走行レバーの取付部分の平面図である。 パイロットホースの配管構造を示す平面図である。 パイロットホースの配管構造を示す側面図である。 燃料タンク及びコントロールバルブの配置部分の平面図である。 燃料タンク及びコントロールバルブの配置部分の正面図である。 燃料タンク及びコントロールバルブの配置部分の側面図である。 バルブ支持台の4隅の平面図である。 燃料タンクの平面図、側面図、正面図である。 ステップの防振支持構造の他の例を示す平面図及び側面断面図である。
符号の説明
1 バックホー
2 走行装置
9 旋回台
12 キャビン
26 旋回基板
28 ステップ
72 仮置き足
41 防振部材
60 エアコン本体
61L 走行レバー
61R 走行レバー
64 運転席
65 内外気切換装置
67 走行用パイロットバルブ
70 フィルタ装置
71 ダクト
77 走行ペダル
81 開口部
82 装着板

Claims (6)

  1. 走行装置(2)上に上下方向の軸心回りに回動自在に設けられた旋回台(9)を備え、この旋回台(9)は、その底部を構成する旋回基板(26)と、該旋回基板(26)の上方に間隔をおいて取り付けられて旋回台(9)上部を構成するステップ(28)とを備え、ステップ(28)に、該ステップ(28)の上側に位置するエアコン本体(60)と、該ステップ(28)の下側に位置していて外気導入用のフィルタ(98)を収容するフィルタ収容部材(97)とを取り付け、フィルタ(98)はフィルタ収容部材(97)に対して前側から出し入れ自在とされると共にフィルタ収容部材(97)に対してフィルタ(98)を出し入れすべくステップ(28)のフィルタ収容部材(97)の前側位置に点検用開口(88)を形成したことを特徴とする旋回作業機。
  2. ステップ(28)を防振部材(41)を介して旋回基板(26)上に支持し、ステップ(28)上に、エアコン本体(60)上方に位置する運転席(64)を取り付けると共にこの運転席(64)を取り囲むキャビン(12)を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  3. フィルタ収容部材の上方で且つエアコン本体(60)の側方位置に、フィルタを介してステップ(28)下方の外気をエアコン本体(60)に取り入れる外気導入状態と、ステップ(28)上方のキャビン(12)室内の内気をエアコン本体(60)に取り入れる内気導入状態とに切り換える内外気切換装置(65)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
  4. ステップ(28)の点検用開口(88)の後方側に開口部(81)を形成し、この開口部(81)を閉塞する装着板(82)の上面側に、エアコン本体(60)と内外切換装置(65)とを取り付けると共に該装着板(82)の下面側にフィルタ収容部材(97)を取り付けたことを特徴とする請求項3に記載の旋回作業機。
  5. ステップ(28)側に取り付けられたパイロットバルブ(86)から、旋回基板(26)側に取り付けられた油圧機器制御用のコントロールバルブ(36)に至るパイロット圧用の油圧ホース(91)を途中で分割し、パイロットバルブ(86)側の油圧ホース(91B)とコントロールバルブ(36)側の油圧ホース(91A)とを点検用開口(88)の下方側に配置した接続部材(90)で接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の旋回作業機。
  6. エアコン本体(60)とエンジン(32)側とにわたる暖房用のヒータホース(93)を途中で分割し、エアコン本体(60)側のヒータホース(93A)とエンジン(32)側のヒータホース(93B)とを点検用開口(88)の下方側に配置した接続部材(94)で接続したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の旋回作業機。
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