JP4619169B2 - 旋回作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、走行装置上に、旋回基板が旋回軸心廻りに回動自在に支持された旋回作業機に関するものである。
従来の建設機械等の旋回作業機には、走行装置上に、上下方向の旋回軸心廻りに回動自在に支持された旋回基板19を備え、旋回基板19の後部上に、エンジンを収納するボンネットが設けられ、ボンネット内に、作動油を各種油圧機器に送るための油圧ポンプやエアコン用コンプレッサー等のエアコン機器が設けられたものがある(例えば特許文献1、2、3、4)。この種の従来の旋回作業機では、一般的に、油圧ポンプから各種の油圧機器に作動油を供給するための複数の油圧用配管及びエアコン用配管は、ボンネット内でそれぞれ個別に止められていた。
特開2003−205871号公報 特開2003−64723号公報 特開2003−64719号公報 特開2003−285635号公報
従って、従来の場合、複数の油圧用配管及び複数のエアコン用配管の配置にまとまりがなく、複数の油圧用配管及びエアコン用配管の取り扱いが面倒で、それらの配管作業が煩雑になった。
本発明は上記問題点に鑑み、複数の油圧用配管及び複数のエアコン用配管の取り扱い乃至配管作業が楽になし得るようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、走行装置上に、上下方向の旋回軸心廻りに回動自在に支持された旋回基板を備え、旋回基板の後部上に、エンジンを収納するボンネットが設けられた旋回作業機において、
複数のエアコン用配管と複数の油圧用配管とを集中的に保持する配管保持部材が、ボンネット内に設けられ
前記配管保持部材は、複数のエアコン用配管を保持するエアコン用配管保持部と、複数の油圧用配管を保持する油圧用配管保持部とが、上下に重なるように具備されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、エアコン用配管保持部は、旋回基板上に固設した一対の支持台を備え、一対の支持台間上に、油圧用配管保持部が設けられ、油圧用配管保持部の下方における一対の支持台間に、複数のエアコン用配管を通すように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、油圧用配管保持部は、下配管保持具と上配管保持具とを備え、下配管保持具は、エアコン用配管保持部上に載置固定され、上配管保持具は下配管保持具上に載置固定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、下配管保持具は、上下一対の配管挟持体を有し、一対の配管挟持体間に、油圧用配管を挿通する挿通孔が複数形成され、上下一対の配管挟持体は、上下一対の挟持板により上下に挟持されて、ボルトナット等の締結具により上下一対の挟持板を介して上下に締め付けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、上配管保持具は、油圧用配管を挿通する挿通孔が複数形成された配管保持体を有すると共に、配管保持体の上側に配置された押さえ板125を有し、押さえ板と下配管保持具の上挟持板との間で、配管保持体を締結具により上下に挟持するように構成されている点にある。
本発明によれば、配管保持部材により、複数のエアコン用配管と複数の油圧用配管とをボンネット内の一カ所に、まとまりよく集中的に保持することができ、複数の油圧用配管及び複数のエアコン用配管の取り扱いが簡単で、これらの配管作業も楽になし得る。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3において、バックホーである旋回作業機1は、左右一対のクローラ走行体2を有する走行装置3の上部に、旋回ベアリング13を介して上下方向の旋回軸心X廻りに回動自在に旋回台4を搭載したものとなっており、この旋回台4の前端部には作業装置5が設けられている。
作業装置5は、旋回台4の前端部に左右揺動自在に取り付けられたスイングブラケット12と、このスイングブラケット12に上下揺動自在に連結されたブーム6と、このブーム6の先端に上下揺動自在に連結されたアーム7と、このアーム7の先端に上下回動自在に連結されたバケット8とを有する掘削作業装置とされており、上記スイングブラケット12,ブーム6、アーム7およびバケット8は、それぞれ油圧シリンダ9,10,11等によって作動するようになっている。なお、この作業装置5は、上記バケット8に代えてブレーカ等の他の機器を取り付けたものとしても良い。
旋回台4の後部には後部ボンネット15が搭載され、この後部ボンネット15の前側には、運転席や操縦レバー、操縦ペダル等を有する操縦部が設けられ、この操縦部は旋回台4上の前部に備えられたキャビン17によって包囲されている。
図4〜図11に示すように、旋回台4の底部には板状の旋回基板19が設けられている。旋回基板19に、左右一対の縦リブ20L,20Rが、旋回基板19の前方側から後方広がり状(略ハの字状)に設けられ、左右一対の縦リブ20L,20Rの前部上に上板21が溶接等により固着されると共に、縦リブ20L,20Rの前端部の下面側に下板22が溶接等により固着され、上板21と下板22の前端部間に支持筒23が溶接等により固着され、一対の縦リブ20L,20Rの前部と上板21の前部と下板22及び支持筒23により、作業装置5を装着するための装着ブラケット24が構成され、装着ブラケット24が旋回基板19から前方突出状に形成されている。
旋回基板19の前後中途部には、左右方向に延びる区画壁26が立設され、図12〜図15に示すように、区画壁26の後側に、エンジンルーム27が形成されていて、ここにエンジン29、ラジエータ等が配設されている。旋回基板19の後端部に、円弧状の取付壁31が上方に突設され、旋回基板19の前部側に複数の開口孔32a、32b、32cが設けられ、旋回基板19の後部側にも、複数の開口孔33a、33b、33cが設けられている。
図7〜図10に示すように、旋回基板19の左前部に、キャビン17の前端部下端を載置固定するための左右一対の前キャビン支持体35と、キャビン17の後部下端を載置固定するための左右一対の後キャビン支持体36とが設けられている。左右一対の前キャビン支持体35は、旋回基板19の左前端部に立設した支持壁37の左右両側にそれぞれ固着され、左右一対の後キャビン支持体36は、図示省略のステー等を介して旋回基板19に取り付けられている。
図1〜図8に示すように、旋回基板19の後端部にカウンタウエイト41が設けられ、カウンタウエイト41の左右両側に、旋回台4の後端左右隅部を保護するサイドプロテクタ42が設けられている。キャビン17は旋回基板19の左前部上に配置され、後部ボンネット15は旋回基板19の後部上に配置され、旋回基板19の右前部上に、側部ボンネット47が設けられている。
後部ボンネット15は、カウンタウエイト41の上側及び前側にあって、左右一対のサイドプロテクタ42の左右方向内方側にあり、カウンタウエイト41と一対のサイドプロテクタ42と後部ボンネット15とで、エンジン29を取り囲むエンジンルーム27を旋回基板19の後端部上に形成している。
区画壁36の前側であって旋回基板19の左側には作動油タンクや燃料タンク等が配設されていて、これらは側部ボンネット47により覆われている。
前記後部ボンネット15は、前部カバー49と、後部カバー50と、左側部カバー51と、右側部カバー52とから構成され、エンジンルーム27の前方及び前上方は、前部カバー49によって覆われている。
図6、図10、図13、図19に示すように、後述する支持フレーム55の左カバー体61及び右カバー体62には、ヒンジ部材53を介して後部カバー50の前上部が左右軸廻りに回動自在に支持され、後部カバー50はその前端上部(左右軸)を支点として上方に跳ね上げ可能とされている。
図4〜図19に示すように、後部ボンネット15内には、支持フレーム55が設けられ、この支持フレーム55は、左脚体56と右脚体57と後脚体58と前脚体59とこれら脚体56,57,58,59の上端に連結された支持板60とから主構成されていて、エンジン44を跨ぐように配置されている。支持フレーム55の上側に、後部ボンネット15の前部カバー49を構成する左カバー体61と右カバー体62とが設けられている。
支持フレーム55の左脚体56は角パイプ等により構成され、右脚体57は断面L字状の金属杆により構成され、左脚体56及び右脚体57の下端は、取付板64,65により区画壁36等を介して旋回基板19に取付固定されている。後脚体58の下端は取付板66により取付壁31を介して旋回基板19に取り付け固定されている。
支持板60は横長の帯板形状であり、支持板60の左端部と左脚体56の上端部とが溶接等により連結固定され、支持板60の右端部と右脚体57の上端部とが溶接等により連結固定されている。後脚体58の上端部が連結板67,68を介して支持板60の後端及び右脚体57の上端部に連結固定され、前脚体59の上端部が右カバー体62を介して右脚体57の上端部に連結固定されている。
支持フレーム55の前脚体59は、キャビン17の側方に位置するように前方に突出され、前脚体59は、断面コの字状の金属杆により構成され、支持フレーム55の右脚体57の上端部から前方に突出された後、前下がり方向に屈曲されて、大きく前方に突出されて前端部が下方に屈曲され、前脚体59の下端部(前端部)が、取付板71により連結板72を介して上板21に固着されている。これにより、前脚体59の前側は、キャビン17の右外側方に配置され、前脚体59の下端部(前端部)が旋回基盤19の前端部側に固定され、前脚体59は、キャビン17と側部ボンネット47との間に配置されている。
前記キャビン17は旋回基板19の左側に搭載され、キャビン17の後端部が後部ボンネット15上に載るようになっている。即ち、図1及び図5に示すように、キャビン17の後端部に、後部ボンネット15上に載るように下側から上側に向けて凹んだ載置凹部63が設けられている。
図示省略しているが、キャビン17は、下端が開口した箱状に形成されて、キャビン17下端の後部ボンネット15前方に下端開口が設けられ、図5に示すように、キャビン17の下端開口を塞ぐように、ステップ(底板)69がキャビン17の下端開口縁部にボルト等の締結具により着脱自在に取り付けられている。
キャビン15下端(ステップ69)の前端部の左右2箇所が、それぞれ防振部材を介して前キャビン支持体35に載置固定され、キャビン15下端(ステップ67)の後部の左右2箇所が、左右一対の後キャビン支持体36に、それぞれ防振部材を介して載置固定されている。また、キャビン17の載置凹部65(キャビン17の後端部)の左右2カ所が、ボンネット15の前部カバー49(右カバー体62)と左右一対の防振部材70とを介して、支持フレーム55の支持板60上面に載置固定されている。
前記キャビン17と側部ボンネット47との間を、前脚体59の上側から覆うカバー部材73が設けられ、カバー部材73の後端部上面に第1点検窓75が設けられ、図20に示すように、後部ボンネット15(前部カバー49)の前壁15aに、第1点検窓75に対応する第2点検窓76が設けられ、前記第1点検窓75と第2点検窓76とを塞ぐ蓋部材78が、カバー部材73に、ボルト等の固定具により着脱自在に取り付けられている。
前記後部ボンネット15の前壁15aは、支持フレーム55のすぐ前側であって、カバ
ー部材73の後端のすぐ後側に縦方向に配置され、前壁15aの上端部は、例えば支持フレーム55の左カバー体61や右カバー体52に連結され、後部ボンネット15(エンジンルーム27)内の前側を閉塞している。支持フレーム55の前脚体59は、後部ボンネット15の前壁15aよりも大きく前方に突出されている。
図20,図21に示すように、蓋部材78は、第1点検窓75を上側から塞ぐ第1蓋板部79と、第2点検窓76を前側から塞ぐ第2蓋板部80とをL字状に有し、第1蓋板部79に把持部81が設けられている。
図8〜図14に示すように、後部ボンネット15(エンジンルーム27)内における旋回基板19の後部上面にはエンジン29が横置きに(クランク軸が左右方向になるように)搭載され、エンジン29は、防振材等を介して区画壁26及び取付壁31に載置固定されている。エンジン29は、カウンタウエイト41の前側に配置され、エンジン29の右側方に冷却ファン83及びラジエータが設けられ、冷却ファン83は、エンジン29の動力によって回転駆動されるようになっている。
図14及び図20に示すように、エンジン29の右端部の前上端部にオルターネータ84が設けられている。前記第2点検窓76はオルターネータ84に対応する位置に配置され、蓋部材78をカバー部材73から取り外すことにより、第1点検窓75及び第2点検窓76を通してオルターネータ84が点検可能に構成されている。蓋部材78の第2蓋板部80の下端部に、切欠凹部86が設けられ、この切欠凹部86に、エンジン29から突出されたヒータ用ホース87が挿通されて、ヒータ用ホース87が切欠凹部86を通して後部ボンネット15(エンジンルーム27)から前側に取り出されている。
図12〜図15に示すように、エンジン29の左側方にフライホイール89が設けられ、その側方に、作動油を各種油圧機器(油圧シリンダ9,10,11、走行装置3の油圧モータ、制御弁等)に送るための第1油圧ポンプ91と第2油圧ポンプ92と第3油圧ポンプ93とが設けられ、第1油圧ポンプ91は2連のLPポンプにより構成され、油圧ポンプ91,92,93は、エンジン29の動力によって回転駆動されるようになっている。後部ボンネット15内の、エンジン29の左側方に、油圧機器であるラインフィルター95とチェック弁96とアキュームレータ97とが設けられている。また、エンジン29の左側方の上部に、エアクリーナ98が設けられている。このエアクリーナ98は、支持フレーム55の支持板60に、取付ステー99により取り付けられている。
また、図示省略しているが、第3油圧ポンプ93から送出される作動油をアンロードするためのアンロード弁が、後部ボンネット15の前方側の前記蓋部材78の近傍に設けられている。また、図示省略しているが、信号用の作動油を各種油圧機器に送出するための信号ブロックが、前記アンロード弁と共に後部ボンネット15の前方側の前記蓋部材78の近傍に設けられている。
後部ボンネット15の前側下部に、油圧用配管102が左右方向に配置されている。この油圧用配管102は、側部ボンネット47内の作動油タンクと油圧ポンプ91,92,93とに連結されており、作動油を作動油タンクから油圧ポンプ91,92,93側に供給する。
また、図示省略しているが、後部ボンネット15内におけるエンジン29の右側方等に、エアコン用コンデンサやエアコン用コンプレッサー等のエアコン機器が設けられ、後部ボンネット15の前方等に、エアコンユニット(エアコン本体)が設けられている。後部ボンネット15内の右側下部にエアコン用配管101(101a,101b)が配置されている。エアコン用配管101a,101bにより、後部ボンネット15内のエアコン機器と、後部ボンネット15外方のエアコンユニットとを連結し、これらエアコン用配管101a,101bにより、冷媒をエアコン機器とエアコンユニットとの間に循環させるように構成されている。
後部ボンネット15内に配管保持部材100が設けられ、配管保持部材100は、エンジン29の左外側方における油圧ポンプ91,92,93の近傍に配置されて、複数のエアコン用配管101(101a,101b)と複数の油圧用配管104(104a,104b,104c,104d,104e)とを集中的に保持している。
図22〜図24に示すように、配管保持部材100には、複数のエアコン用配管101(101a,101b)を保持するエアコン用配管保持部103と、複数の油圧用配管104(104a,104b,104c,104d,104e)を保持する油圧用配管保持部105とが、上下に重なるように具備されている。
エアコン用配管保持部103は、旋回基板19上に固設した左右一対の支持台107を備え、一対の支持台107間上に、油圧用配管保持部105が設けられ、油圧用配管保持部105の下方における一対の支持台107間に、複数のエアコン用配管101a,101bを通すように構成されている。
油圧用配管保持部105は、下配管保持具108と上配管保持具109とを備え、下配管保持具108は、エアコン用配管保持部103上に載置固定され、上配管保持具109は下配管保持具108上に載置固定されている。
下配管保持具108は、上下一対の配管挟持体111,112を有し、一対の配管挟持体111,112は弾性を有するゴム又は合成樹脂により構成され、一対の配管挟持体111,112間に、油圧用配管104a,104b,104cを挿通する挿通孔113が複数形成されている。上下一対の配管挟持体111,112は、上挟持板115と下挟持板116とにより上下に挟持されて、締結具119により上下一対の挟持板115,116を介して上下に締め付けられている。
上下一対の配管挟持体111,112の左右両端部に、筒体121が挿通保持され、締結具119は左右一対設けられている。各締結具119は、例えばボルト117とナット118により構成され、ナット118はそれぞれ支持台112に溶接等により固着されている。各締結具119は、一対の配管挟持体111,112に挿通されると共に、筒体121に挿通されて、上下一対の挟持板115,116に挿通されている。また、一対の締結具119は、支持台107に挿通されており、締結具119の締め付けにより、上記の如く上下一対の配管挟持体111,112を上下に締め付けると同時に、下配線保持具108を支持台107に締め付け固定している。
上配管保持具109は、油圧用配管104d,104eを挿通する挿通孔123が複数形成された配管保持体124を有すると共に、配管保持体124の上側に配置された押さえ板125を有し、押さえ板125と下配管保持具108の上挟持板115との間で、配管保持体124を締結具127により上下に挟持するように構成されている。締結具127は、上挟持板115に上方突設したねじ筒128と、該ねじ筒128に螺合するボルト129とを備え、ねじ筒128は、配管保持体124の挿通孔131を介して配管保持体124に内嵌挿入され、ボルト129は、上側から押さえ板125に挿通されて、ねじ筒128に螺合されており、締結具127の締め付けにより、上記の如く押さえ板125と上挟持板115との間で配管保持体124を上下に挟持するようなっている。
油圧用配管104a,104bは、第1油圧ポンプ91の吐出側に接続された配管であり、第1油圧ポンプ91から突出されて、下配管保持具108に挿通孔113を介して挿通保持された後、前方に延長されて後部ボンネット15の前方側に取り出されており、第1油圧ポンプ91から各種油圧機器(油圧シリンダ9,10,11、走行装置3の油圧モータ、制御弁等)に作動油を供給するようになっている。
図12〜図15に示すように、油圧用配管104cは、第2油圧ポンプ92の吐出側に接続された配管であり、第2油圧ポンプ92から突出されて、下配管保持具108に挿通孔123を介して挿通保持された後、前方に延長されて後部ボンネット15の前方側に取り出されており、第2油圧ポンプ92から各種油圧機器(油圧シリンダ9,10,11、走行装置3の油圧モータ、制御弁等)に作動油を供給するようになっている。
油圧用配管104dは、ラインフィルター95又はチェック弁96と前記信号ブロックとを連結する信号用の配管であり、ラインフィルター95又はチェック弁96から突出されて、上配管保持具109に挿通孔123を介して挿通保持された後、前方に延長されて、後部ボンネット15の前方側に取り出され、前記信号ブロックに接続されている。
油圧用配管104eは、チェック弁96と前記アンロード弁とに連結された配管であり、チェック弁96から突出されて、上配管保持具109に挿通孔を介して挿通保持された
後、前方に延長されて、後部ボンネット15の前方側に取り出され、前記アンロード弁に接続されている。
なお、第3油圧ポンプ93の吐出側とラインフィルター95とが図示省略の油圧用配管により連結されると共に、ラインフィルター95とチェック弁96とが図示省略の油圧用配管により連結されている。
上記実施の形態によれば、支持フレーム55に、キャビン17の側方に位置するように前方に突出した前脚体59が設けられているので、キャビン17の上部側が前方に向けて大きな荷重を受けたときでも、支持フレーム55の前脚体59により突っ張ってこの前方荷重を十分に支え、支持フレーム55が前側にガタ付いたりするのを防止することができる。また、前脚体59は、断面コの字状の金属杆により構成されているので、前脚体59の裏面(下面)側に、カバー部材73を取り付けるためのナット等を簡単に固着することができ、便利である。
後部ボンネット15内のオルターネータ84を点検する場合、カバー部材73から蓋部材78を取り外すことにより、カバー部材73の後端部上面の第1点検窓75と、後部ボンネット15の前壁15aの第2点検窓76とを同時に開放して、第1点検窓75及び第2点検窓76を通してオルターネータ84に手が届くようになり、オルターネータ84を第1点検窓75及び第2点検窓76を通して後部ボンネット15の前側に取り出すこともでき、オルターネータ84を簡単に点検乃至メンテナンスすることができる。
また、上記実施の形態によれば、複数のエアコン用配管101と複数の油圧用配管104とを集中的に保持する配管保持部材100が、ボンネット15内に設けられているので、配管保持部材100により、複数のエアコン用配管101と複数の油圧用配管104とをボンネット15内の一カ所に、まとまりよく集中的に保持することができ、複数の油圧用配管104及び複数のエアコン用配管101の取り扱いが簡単で、これらの配管作業も楽になし得る。また、配管保持部材100は、複数のエアコン用配管101を保持するエアコン用配管保持部103と、複数の油圧用配管104を保持する油圧用配管保持部105とが、上下に重なるように具備されているので、配管保持部材100全体をコンパクトに形成することができると共に、複数の油圧用配管104及び複数のエアコン用配管101を複数段に亘ってコンパクトに配置固定することができる。また、油圧ポンプ91,92,93及び配管保持部材100の近傍に、旋回基板19の開口孔33aがあるので、油圧ポンプ91,92,93、複数のエアコン用配管101及び複数の油圧用配管104からの熱を、開口孔33aを通して後部ボンネット15外にスムーズに逃がすことができ、後部ボンネット15内に熱がこもるのを効果的に防止できる。
図25は他の実施形態を示し、支持フレーム55の前脚体59を、断面コの字状でかつ直線形状の3本の金属杆135,136,137を、溶接等により互いに接合して構成したものである。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
なお、前記実施の形態では、ボンネット15の前側に、ロプスとしてキャビン17が設けられ、キャビン17の前部側が旋回基盤19上に載置固定され、キャビン17の後端側が、支持フレーム55の上部に載置固定されているが、キャビン17に代えて、キャノピ、安全フレームその他のロプスをボンネット15の前側に設け、キャノピ、安全フレーム等のロプスの前部側を旋回基盤19上に載置固定し、ロプスの後端側を、支持フレーム55の上部に載置固定するようにしてもよい。
本発明は、走行装置上に旋回軸心廻りに回転自在に備えられた旋回台にエンジンを搭載するようにしたバックホー等の旋回作業機に利用することができる。
本発明の一実施形態を示す旋回作業機の側面図である。 同旋回作業機の平面図である。 同旋回作業機の平面である。 同キャビンを取り外した状態の旋回台の平面図である。 同作業装置を取り外した状態の旋回台の左側面図である。 同作業装置を取り外した状態の旋回台の背面図である。 同旋回基板部分の平面図である。 同旋回基板部分の左側面図である。 同旋回基板及び支持フレーム部分の平面図である。 同旋回基板及び支持フレーム部分の左側面図である。 同旋回基板及び支持フレーム部分の背面図である。 同旋回台の後端部分の平面図である。 同旋回台の後端部分の背面図である。 同旋回台の後端部分の正面図である。 同旋回台の後端部分の左側面図である。 同支持フレームの平面図である。 同支持フレームの左側面図である。 同支持フレームの右側面図である。 同支持フレームの背面図である。 同エンジン部分の右側面断面図である。 同蓋部材の背面図である。 同配管保持部材の背面断面図である。 同エアコン用配管保持部の平面図である。 同エアコン用配管保持部の左側面図である。 他の実施形態を示す支持フレームの右側面図である。
符号の説明
1 旋回作業機
3 走行装置
15 後部ボンネット
17 キャビン(ロプス)
19 旋回基板
29 エンジン
47 側部ボンネット
55 支持フレーム
58 前脚体
73 カバー部材
75 第1点検窓
76 第2点検窓
78 蓋部材
79 第1蓋板部
80 第2蓋板部
84 オルターネータ
91 第1油圧ポンプ
92 第2油圧ポンプ
93 第3油圧ポンプ
100 配管保持部材
101 エアコン用配管
103 エアコン用配管保持部
104 油圧用配管
105 油圧用配管保持部
107 支持台
108 下配管保持具
109 上配管保持具
111 配管挟持体
112 配管挟持体
113 挿通孔
115 上挟持板
119 締結具
123 挿通孔
124 配管保持体
125 押さえ板
127 締結具

Claims (5)

  1. 走行装置(3)上に、上下方向の旋回軸心(X)廻りに回動自在に支持された旋回基板(19)を備え、旋回基板(19)の後部上に、エンジン(29)を収納するボンネット(15)が設けられた旋回作業機において、
    複数のエアコン用配管(101)と複数の油圧用配管(104)とを集中的に保持する配管保持部材(100)が、ボンネット(15)内に設けられ
    前記配管保持部材(100)は、複数のエアコン用配管(101)を保持するエアコン用配管保持部(103)と、複数の油圧用配管(104)を保持する油圧用配管保持部(105)とが、上下に重なるように具備されていることを特徴とする旋回作業機。
  2. エアコン用配管保持部(103)は、旋回基板(19)上に固設した一対の支持台(107)を備え、一対の支持台(107)間上に、油圧用配管保持部(105)が設けられ、油圧用配管保持部(105)の下方における一対の支持台(107)間に、複数のエアコン用配管(101)を通すように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機。
  3. 油圧用配管保持部(105)は、下配管保持具(108)と上配管保持具(109)とを備え、下配管保持具(108)は、エアコン用配管保持部(103)上に載置固定され、上配管保持具(109)は下配管保持具(108)上に載置固定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の旋回作業機。
  4. 下配管保持具(108)は、上下一対の配管挟持体(111,112)を有し、一対の配管挟持体(111,112)間に、油圧用配管(104)を挿通する挿通孔(113)が複数形成され、上下一対の配管挟持体(111,112)は、上下一対の挟持板(115,116)により上下に挟持されて、ボルトナット等の締結具(119)により上下一対の挟持板(115,116)を介して上下に締め付けられていることを特徴とする請求項3に記載の旋回作業機。
  5. 上配管保持具(109)は、油圧用配管(104)を挿通する挿通孔(123)が複数形成された配管保持体(124)を有すると共に、配管保持体(124)の上側に配置された押さえ板(125)を有し、押さえ板(125)と下配管保持具(108)の上挟持板(115)との間で、配管保持体(124)を締結具(127)により上下に挟持するように構成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の旋回作業機。
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