JP5108164B1 - 作業車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタの交換時に作動油がこぼれることを抑制することができる作業車両を提供する。
【解決手段】ホイールローダ1はタイヤ5を有している。ホイールローダ1は、油圧ポンプ11と、油圧ポンプ11の上方に配置され、かつ油圧ポンプ11に接続された作動油タンク7と、作動油タンク7の下方に配置され、かつ作動油タンク7に接続された逆流防止弁12と、側面視でタイヤ5の上面USより下方に配置され、かつ逆流防止弁12に接続されたフィルタ13と、逆流防止弁12より下方の第1の位置H1に延び、かつ逆流防止弁12よりも高い位置を第2の位置H2とした場合、第1の位置H1から第2の位置H2に延びて、第2の位置H2でフィルタ13に接続された配管14とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は作業車両に関し、特に、作動油タンクを備えた作業車両に関するものである。
作業車両の作動油タンクには作動油を濾過するためにフィルタが取り付けられている。たとえば、特開平10−280475号公報(特許文献1)には、リターン室にフィルタが収納された作動油タンクが開示されている。
特開平10−280475号公報
上記の公報では作動油タンク内にフィルタが設置されている。しかしながら、フィルタには作動油タンクと離れた位置において作動油タンクに接続されているものがある。また、作動油タンクはフィルタよりも上方に配置されていることがある。フィルタが作動油タンクと離れた位置において作動油タンクに接続されており、かつ作動油タンクがフィルタよりも上方に配置されている場合、フィルタを交換時に取り外すと、フィルタを取り外した部分から作動油が流れ落ちる。このため、フィルタの交換時に作動油がこぼれてしまうという問題がある。
そこで、従来、次の手段が用いられている。この手段では、図8に示すように、作動油タンク7とフィルタ23との間に逆流防止弁22が接続されている。逆流防止弁22はフィルタ23よりも高さX分上方に配置されている。逆流防止弁22によって作動油タンク7と逆流防止弁22との間の作動油が逆流防止弁22から流れ落ちることは抑制される。しかしながら、逆流防止弁22は自重で封止する弁体を有しているため、逆流防止弁22の一端が上方に位置し他端が下方に位置する。したがって、フィルタ23を取り外すと、逆流防止弁22の下端とフィルタ23との間の配管24内の作動油が配管24から流れ落ちる。このため、この手段でもフィルタ23の交換時に作動油がこぼれてしまう。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタの交換時に作動油がこぼれることを抑制することができる作業車両を提供することである。
本発明の作業車両は、タイヤを有する作業車両である。本発明の作業車両は、油圧ポンプと、油圧ポンプの上方に配置され、かつ油圧ポンプに接続された作動油タンクと、作動油タンクの下方に配置され、かつ作動油タンクに接続された逆流防止弁と、側面視でタイヤの上面より下方に配置され、かつ逆流防止弁に接続されたフィルタと、逆流防止弁より下方の第1の位置に延び、かつ逆流防止弁よりも高い位置を第2の位置とした場合、第1の位置から第2の位置に延びて、第2の位置でフィルタに接続された配管とを備えている。
本発明の作業車両によれば、逆流防止弁は作動油タンクの下方に配置されており、配管は逆流防止弁より下方の第1の位置に延び、第1の位置から逆流防止弁よりも高い第2の位置に延びて第2の位置でフィルタに接続されている。配管が逆流防止弁より高い第2の位置でフィルタに接続されているため、フィルタの交換時に逆流防止弁から第2の位置までの配管内の作動油がこぼれることを抑制することができる。
また、作動油タンクは油圧ポンプの上方に配置されているため、作動油は重力によって油圧ポンプに流れ込む。このため、油圧ポンプの作動油を吸い込む圧力を抑えることができ油圧ポンプにかかる負荷を低減できる。
また、フィルタは側面視でタイヤの上面より下方に配置されているため、作業者は地面を足場としてフィルタの交換作業を行うことができる。したがって、整備性を向上することができる。
上記の作業車両においては、配管は、フィルタを外した際の油溜まり部を構成する。このため、フィルタを外した際に油溜まり部に作動油が溜まり、配管から作動油がこぼれることを抑制することができる。
上記の作業車両においては、配管は、フィルタの上面に接続されている。作動油はフィルタの下側に溜まるため、配管がフィルタの上面に接続されていることで、フィルタの交換時にフィルタから作動油がこぼれることを抑制することができる。
上記の作業車両においては、配管は、フィルタの側面に接続されている。このため、配管の先端を下方に向けずにフィルタに配管を接続することができる。このため、フィルタの交換時に、配管から作動油がこぼれることを抑制することができる。
上記の作業車両においては、逆流防止弁は、貫通孔を有する筐体と、筐体の貫通孔を自重により封止可能な弁体とを含んでいる。このため、フィルタの交換時に弁体の自重により筐体の貫通孔を封止することができる。
上記の作業車両は、油圧アクチュエータをさらに備えている。油圧アクチュエータは油圧ポンプに接続されて、かつフィルタに接続される油圧回路の一部を構成している。油圧回路内で、作動油タンクの作動油は、油圧ポンプによって油圧アクチュエータに送られ、油圧アクチュエータからの作動油は、フィルタと逆流防止弁を経由して作動油タンクに至る。このため、油圧ポンプで油圧アクチュエータに作動油を送ることができ、油圧アクチュエータに至った作動油をフィルタで濾過して作動油タンクに戻すことができる。したがって、フィルタで濾過した作動油を循環することができる。
上記の作業車両においては、油圧ポンプは、フィルタおよび逆流防止弁の上方に配置されている。これにより、油圧ポンプから油圧アクチュエータに至り、油圧アクチュエータからフィルタに流れる作動油が重力方向に沿ってスムーズに流れる。
上記の作業車両は、キャブと、エンジン室とをさらに備えている。作動油タンクは、キャブの後方であって、エンジン室の前方部に配置されている。したがって、エンジンの熱は冷却ファンによってエンジン室の後方に排気されるため、作動油タンクを周囲温度が高くならない場所に配置することができる。
以上説明したように本発明によれば、フィルタの交換時に作動油がこぼれることを抑制することができる。
本発明の一実施の形態におけるホイールローダの構成を概略的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態におけるホイールローダの油圧回路を概略的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態における逆流防止弁の構成を概略的に示す部分断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフィルタの構成を概略的に示す一部破断側面図である。 本発明の一実施の形態における逆流防止弁とフィルタとの位置関係を概略的に示す図である。 本発明の一実施の形態におけるフィルタと配管との接続位置を概略的に示す図である。 本発明の一実施の形態における変形例のフィルタと配管との接続位置を概略的に示す図である。 従来の作動油タンク、逆流防止弁およびフィルタの位置関係を概略的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず本発明の一実施の形態における作業車両としてのホイールローダの構成について説明する。
図1を参照して、本実施の形態のホイールローダ1は、後部車体2と、前部車体3と、作業機4と、タイヤ5とを主に有している。タイヤ5は回転可能に構成されており、前輪5aおよび後輪5bを含んでいる。前部車体3の両側部の各々には前輪5aが取付けられており、後部車体2の両側部の各々には後輪5bが取付けられている。
後部車体2と前部車体3とは、センタピンCP(図2参照)により左右に揺動自在に取付けられており、アーティキュレート構造を構成している。つまり後部車体2と前部車体3とは、左右一対のステアリングシリンダ(図示せず)により連結されており、この左右のステアリングシリンダを伸縮することにより後部車体2と前部車体3とはセンタピンを中心として左右に揺動し、操向するように構成されている。この後部車体2と前部車体3とによりホイールローダ1の車体が構成されている。
前部車体3の前方には作業機4が取付けられている。作業機4は、前部車体3に基端部を揺動自在に取付けられたブーム4aと、ブーム4aの先端部に揺動自在に取付けられたバケット4bとを有している。前部車体3とブーム4aとは一対のブームシリンダ4c、4cにより連結されており、ブームシリンダ4c、4cを伸縮することによりブーム4aが揺動するよう構成されている。
また作業機4は、そのほぼ中央部においてブーム4aに揺動自在に支持されているベルクランク4dと、ベルクランク4dの基端部と前部車体3とを連結するバケットシリンダ4eと、ベルクランク4dの先端部とバケット4bとを連結するリンク4fとを有している。バケットシリンダ4eを伸縮することにより、バケット4bが揺動するように構成されている。
後部車体2の後方にはエンジン室6が配置されており、このエンジン室6の前方には作動油タンク7が配置されている。作動油タンク7の前方には、オペレータが内部に入ってホイールローダ1を操作するためのキャブ8が設けられている。ここで、ホイールローダ1の前後左右は、キャブ8内に着座するオペレータを基準としている。
続いて、図2を参照して、本実施の形態のホイールローダ1の油圧回路について説明する。ホイールローダ1の油圧回路は、作動油タンク7と、油圧ポンプ11と、逆流防止弁12と、フィルタ13と、油圧バルブ15と、油圧アクチュエータOAとを有している。油圧アクチュエータOAは、具体的にはブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eを意味している。
作動油タンク7はタイヤ5の上面USより上方に配置されている。タイヤ5の上面USは、水平な地面G(図1参照)にホイールローダ1を置いた状態において、タイヤ5の最も高い位置にある面である。作動油タンク7は油圧ポンプ11の上方に配置されている。作動油タンク7は油圧ポンプ11に接続されている。油圧ポンプ11は、たとえばピストンポンプである。油圧ポンプ11は、逆流防止弁12およびフィルタ13の上方に配置されている。
逆流防止弁12は作動油タンク7の下方に配置されている。逆流防止弁12は作動油タンク7に接続されている。逆流防止弁12は、たとえばポペット弁である。
フィルタ13は側面視でタイヤ5の上面USより下方に配置されている。フィルタ13は逆流防止弁12に接続されている。フィルタ13はヘッド部13aに交換可能に取り付けられている。
配管14は逆流防止弁12とフィルタ13とを接続している。配管14は、逆流防止弁12より下方の第1の位置H1に延びている。配管14は、逆流防止弁12よりも高い位置を第2の位置H2とした場合、第1の位置H1から第2の位置H2に延びて、第2の位置H2でフィルタ13に接続されている。配管14は、第2の位置H2の上方に延びてからヘッド部13aの上面に接続されている。配管14は、フィルタ13を外した際の油溜まり部を構成している。
フィルタ13は油圧バルブ15を経由して油圧アクチュエータOAに接続されている。具体的にはフィルタ13は、油圧バルブ15を経由して、ブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eのそれぞれに接続されている。
また、油圧ポンプ11は、油圧バルブ15を経由してブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eのそれぞれに接続されている。
ホイールローダ1の油圧回路では、図2中実線矢印で示すように作動油タンク7の作動油は油圧ポンプ11によって油圧バルブ15を経由してブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eに送られる。ブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eは油圧回路の一部を構成している。この作動油が作動油タンク7から油圧アクチュエータOAに至る回路が油圧回路の行き回路を構成している。
また、図2中破線矢印で示すようにブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eに至った作動油は油圧バルブ15を経由してフィルタ13に送られる。作動油はフィルタ13から配管14を通って逆流防止弁12に送られる。さらに作動油は逆流防止弁12から作動油タンク7に送られる。この作動油が油圧アクチュエータOAから作動油タンク7に至る回路が油圧回路の戻り回路を構成している。
続いて、図3を参照して、本実施の形態の逆流防止弁12の構成について詳しく説明する。逆流防止弁12は、筐体12aと、弁体12bと、取付ブラケット12cとを有している。筐体12aは内部空間を有しており、その内部空間に弁体12bが収容されている。筐体12aは貫通孔THを有している。貫通孔THは筐体12aの底面に形成されている。筐体12aは貫通孔THで配管14と連通している。
弁体12bは筐体12aの内部空間を作動油によって移動可能に構成されている。弁体12bは筐体12aの貫通孔THを自重により封止可能に構成されている。図3では弁体12bによって貫通孔THが封止された状態が示されている。弁体12bは貫通孔THと係合可能なテーパ部TPを有している。テーパ部TPが貫通孔THと接触することで貫通孔THが封止されている。この状態では、弁体12bの自重に加えて、作動油の重量によっても弁体12bは下向きに押さえられている。
一方、弁体12bによって貫通孔THが封止されていない状態では貫通孔THとテーパ部TPとの隙間を作動油が流れる。つまり、図3中破線矢印で示すように逆流防止弁12の下方から上方に向かって作動油が流れる。逆流防止弁12は取付ブラケット12cによって後部車体2に取り付けられている。
続いて、図4を参照して、本実施の形態のフィルタ13の構成について詳しく説明する。フィルタ13はヘッド部13aに取り付けられている。フィルタ13の取付面ASがフィルタ13の上面を構成している。フィルタ13の取付面ASの位置が第2の位置H2となる。ヘッド部13aは配管14(図2参照)に接続されるように構成されている。なお、図4では見やすくするため配管14は図示されていない。フィルタ13はヘッド部13aから取付面ASで取外される。
図4中矢印A1に示すようにヘッド部13aに流れ込んだ作動油がフィルタ13に送られる。フィルタ13を作動油が通過する際に、作動油に混ざり込んだコンタミネーションがフィルタ13に取り込まれる。このように作動油がフィルタ13で濾過されることで作動油に含まれるコンタミネーションが除去される。
次に、図5を参照して、逆流防止弁12とフィルタ13との接続関係を詳しく説明する。逆流防止弁12の筐体12aの貫通孔THに弁体12bのテーパ部TPがはまり込り込むことで貫通孔THが封止されている。この状態ではテーパ部TPが貫通孔THと接触する点(封止点)SPで貫通孔THが封止されている。なお、図5では説明の便宜のため、ヘッド部と、油圧アクチュエータからフィルタ13に至る配管は図示されていない。
配管14は、逆流防止弁12より下方の第1の位置H1から逆流防止弁12よりも高い第2の位置H2に延びて第2の位置H2でフィルタ13に接続されている。第2の位置H2は、封止点SPよりも高さHG分上方に配置されている。
続いて、図6および図7を参照して、フィルタ13に対する配管14の接続位置について説明する。なお、図6および図7では説明の便宜のためヘッド部は図示されていない。図6に示すように、本実施の形態では配管14はフィルタ13の上面13uに接続されている。
フィルタ13に対する配管14の接続位置はフィルタの上面13uに限定されない。図7に示すように、本実施の形態の変形例では、配管14はフィルタ13の側面13sに接続されている。
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
図2に示すように、本実施の形態のホイールローダ1によれば、逆流防止弁12は作動油タンク7の下方に配置されており、配管14は逆流防止弁12より下方の第1の位置H1に延びるように逆流防止弁12に接続されている。また、配管14は第1の位置H1から逆流防止弁12よりも高い第2の位置H2に延びて第2の位置H2でフィルタ13に接続されている。配管14が逆流防止弁12より高い第2の位置H2でフィルタ13に接続されているため、フィルタ13の交換時に逆流防止弁12から第2の位置H2までの配管14内の作動油がこぼれることを抑制することができる。
また、作動油タンク7は油圧ポンプ11の上方に配置されているため、作動油は重力によって油圧ポンプ11に流れ込む。このため、油圧ポンプ11の作動油を吸い込む圧力を抑えることができ油圧ポンプ11にかかる負荷を低減できる。
また、フィルタ13は側面視でタイヤ5の上面USより下方に配置されているため、作業者は地面Gを足場としてフィルタ13の交換作業を行うことができる。したがって、整備性を向上することができる。
本実施の形態のホイールローダ1においては、配管14はフィルタ13を外した際の油溜まり部を構成する。このため、フィルタ13を外した際に油溜まり部に作動油が溜まり、配管14から作動油がこぼれることを抑制することができる。
本実施の形態のホイールローダ1においては、配管14はフィルタ13の上面13u(図6)に接続されている。作動油はフィルタ13の下側に溜まるため、配管14がフィルタ13の上面13uに接続されていることで、フィルタ13の交換時にフィルタ13から作動油がこぼれることを抑制することができる。
本実施の形態のホイールローダ1の変形例においては、配管14はフィルタ13の側面13s(図7)に接続されているため、配管14の先端を下方に向けずにフィルタ13に配管14を接続することができる。このため、フィルタ13の交換時に、配管14から作動油がこぼれることを抑制することができる。
本実施の形態のホイールローダ1においては、逆流防止弁12は筐体12aの貫通孔THを自重により封止可能な弁体12bを有しているため、フィルタ13の交換時に弁体12bの自重により筐体12aの貫通孔を封止することができる。
本実施の形態のホイールローダ1においては、ブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eのそれぞれは油圧バルブ15を経由してフィルタ13に接続されており、かつ油圧ポンプ11は油圧バルブ15を経由してブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eに接続されている。このため、油圧ポンプ11でブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eのそれぞれに作動油を送ることができ、ブームシリンダ4cおよびバケットシリンダ4eのそれぞれに至った作動油をフィルタ13で濾過して作動油タンク7に戻すことができる。したがって、フィルタ13で濾過した作動油を循環することができる。
本実施の形態のホイールローダ1においては、油圧ポンプ11は、フィルタ13および逆流防止弁12の上方に配置されている。これにより、油圧ポンプ11から油圧アクチュエータOAに至り、油圧アクチュエータOAからフィルタ13に流れる作動油が重力方向に沿ってスムーズに流れる。
本実施の形態のホイールローダ1においては、作動油タンク7は、キャブ8の後方であって、エンジン室6の前方に配置されている。したがって、エンジンの熱は冷却ファンによってエンジン室6の後方に排気されるため、作動油タンク7を周囲温度が高くならない場所に配置することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることを意図される。
本発明は作動油タンクを備えた作業車両に特に有利に適用され得る。
1 ホイールローダ、2 後部車体、3 前部車体、4 作業機、4a ブーム、4b バケット、4c ブームシリンダ、4d ベルクランク、4e バケットシリンダ、4f リンク、5 タイヤ、5a 前輪、5b 後輪、6 エンジン室、7 作動油タンク、8 キャブ、11 油圧ポンプ、12,22 逆流防止弁、12a 筐体、12b 弁体、12c 取付ブラケット、13,23 フィルタ、13a ヘッド部、13s 側面、13u 上面、14,24 配管、15 油圧バルブ、AS 取付面、CP センタピン、G 地面、H1 第1の位置、H2 第2の位置、OA 油圧アクチュエータ、SP 封止点、TH 貫通孔、TP テーパ部、US 上面。

Claims (8)

  1. タイヤを有する作業車両であって、
    油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプの上方に配置され、かつ前記油圧ポンプに接続された作動油タンクと、
    前記作動油タンクの下方に配置され、かつ前記作動油タンクに接続された逆流防止弁と、
    側面視で前記タイヤの上面より下方に配置され、かつ前記逆流防止弁に接続されたフィルタと、
    前記逆流防止弁より下方の第1の位置に延び、かつ前記逆流防止弁よりも高い位置を第2の位置とした場合、前記第1の位置から前記第2の位置に延びて、前記第2の位置で前記フィルタに接続された配管とを備えた、作業車両。
  2. 前記配管は、前記フィルタを外した際の油溜まり部を構成する、請求項1に記載の作業車両。
  3. 前記配管は、前記フィルタの上面に接続されている、請求項1または2に記載の作業車両。
  4. 前記配管は、前記フィルタの側面に接続されている、請求項1または2に記載の作業車両。
  5. 前記逆流防止弁は、貫通孔を有する筐体と、前記筐体の前記貫通孔を自重により封止可能な弁体とを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の作業車両。
  6. 油圧アクチュエータをさらに備え、
    前記油圧アクチュエータは前記油圧ポンプに接続されて、かつ前記フィルタに接続される油圧回路の一部を構成し、前記油圧回路内で、
    前記作動油タンクの作動油は、前記油圧ポンプによって前記油圧アクチュエータに送られ、前記油圧アクチュエータからの作動油は、前記フィルタと前記逆流防止弁を経由して作動油タンクに至る、請求項1〜5のいずれかに記載の作業車両。
  7. 前記油圧ポンプは、前記フィルタおよび前記逆流防止弁の上方に配置されている、請求項1〜6のいずれかに記載の作業車両。
  8. キャブと、エンジン室とをさらに備え、
    前記作動油タンクは、前記キャブの後方であって、前記エンジン室の前方に配置されている、請求項1〜7のいずれかに記載の作業車両。
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