JP2006274597A - 旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造 - Google Patents

旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ロータリジョイントを上側から走行フレームに組み付ける場合や、下側から走行フレーム対して取り外す場合に、ロータリジョイントを締結具により簡単に着脱できるすようにする。
【解決手段】走行フレームの底板40に支持ステー79を、前記ロータリジョイント67に、取付部材82をそれぞれ突設し、両者間に、中間ステー83を設け、支持ステー79に、中間ステー83が第1締結具91により固定し、ロータリジョイント67を前記支持ステー79及び中間ステー83を介して底板40に取り付け、中間ステー83に、取付部材82が載置されて第2締結具92により固定され、第1締結具91は、支持ステー79及び中間ステー83に対し、下側から上方向に又は上側から下方向に挿通して、第2締結具92は、第1締結具91とは上下逆方向になるように、中間ステー83及び取付部材82に対し、上側から下方向又は下側から上方向に挿通する。
【選択図】図6

Description

本発明は、バックホー等の旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造に関するものである。
バックホー等の旋回作業機には、掘削装置を備えた旋回体を、走行装置上に上下方向の旋回軸心回りに回動自在に備え、走行装置の走行フレームの旋回軸心上に、ロータリジョイントが取り付けられるものがあり、この種の従来の旋回作業機のロータリジョイントの取付構造は、走行装置の走行フレームの底板に、直接又は取付ブラケット等を介して、ロータリジョイントを載置して、ロータリージョイントの底面を走行フレームの底板に又は取付ブラケット等を介してボルト等の締結具で固定し、ボルト等の締結具を、走行フレームの底板等に、下側から上方向に挿通して締め付け固定するか、又はボルト等の締結具を、走行フレームの底板等に、上側から下方向に挿通して締め付け固定するかのいずれか一方であった(例えば特許文献1、特許文献2)。
特開2001−271380号公報 特開平11−93209号公報
ところで、ロータリジョイントを走行フレームに組み付ける場合は、走行装置上に旋回体を支持していない状態で、ロータリジョイントを上側から走行フレームの底板上に載置して、ボルト等の締結具で固定し、また、メンテナンス等のためにロータリージョイントを走行フレームから着脱する場合には、走行装置上に旋回体を支持しているため、ロータリージョイントを走行フレームの下側から取り出したり取り付けたりするが一般的である。
従って、従来では、ボルト等の締結具を、走行フレームの底板等に、下側から上方向に挿通して締め付け固定している場合には、締結具を上側から工具等を用いて回動操作することが困難になるため、ロータリジョイントを上側から走行フレームの底板上に載置して、ボルト等の締結具で固定する場合に不便であり、ロータリジョイントを走行フレームの底板にスムーズに取り付けることができなくなった。
また、ボルト等の締結具を、走行フレームの底板等に、上側から下方向に挿通して締め付け固定している場合には、締結具を下側から工具等を用いて回動操作することが困難になるため、メンテナンス等のためにボルト等の締結具を外して、ロータリージョイントを走行フレームの下側から取り出すのに不便であり、ロータリジョイントをスムーズに取り外したり、ロータリージョイントを走行フレームの下側から挿入して、ロータリージョイントを取り付けたりするのが面倒であった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ロータリジョイントを上側から走行フレームに組み付ける場合や、メンテナンス等のために、ロータリージョイントを下側から走行フレーム対して取り外したり取り付けたりする場合に、ロータリジョイントを締結具により簡単に取り付け及び取り外しがなし得るようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、作業装置を備えた旋回体を、走行装置上に上下方向の旋回軸心回りに回動自在に備え、走行装置の走行フレームの旋回軸心上に、ロータリジョイントが取り付けられた旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造において、
走行フレームの底板に支持ステーが上方突設され、前記ロータリジョイントに、取付部材が突設され、支持ステーと取付部材との間に、中間ステーが設けられ、支持ステーに、中間ステーが載置されて第1締結具により締め付け固定され、ロータリジョイントを前記支持ステー及び中間ステーを介して底板に取り付けるように、中間ステーに、取付部材が載置されて第2締結具により締め付け固定され、
第1締結具は、支持ステー及び中間ステーに対し、下側から上方向に又は上側から下方向に挿通して締め付け固定され、第2締結具は、第1締結具とは上下逆方向になるように、中間ステー及び取付部材に対し、上側から下方向又は下側から上方向に挿通して締め付け固定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、ロータリジョイントの上下方向中央部が、前記取付部材、中間ステー及び支持ステーを介して走行フレームの底板に取り付けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記支持ステー、中間ステー及び取付部材は、ロータリジョイントの前後にそれぞれ一対ずつ設けられ、一対の取付部材は、ロータリジョイントに互いに上下にずらされて前後に突設されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記底板に、ロータリジョイントに対応して開口が設けられ、底板に、開口を塞ぐようにカバー体が着脱自在に取り付けられている点にある。
本発明によれば、ロータリージョイントを取り付け固定する前に、ロータリージョイントの重量を、支持ステー及び中間ステーを介して走行フレームの底板に支持させることができ、しかも、ロータリジョイントを上側から走行フレームに組み付ける場合には、第1締結具又第2締結具のいずれか一方を上側から簡単に操作することができるし、また、メンテナンス等のために、ロータリージョイントを下側から走行フレーム対して取り外したり取り付けたりする場合には、第1締結具又第2締結具の他方を下側から簡単に操作することができる。従って、ロータリジョイントを上側から走行フレームに組み付ける場合も、メンテナンス等のために、ロータリージョイントを下側から走行フレーム対して取り外したり取り付けたりする場合も、ロータリジョイントを簡単に取り付け及び取り外しをなし得、非常に便利である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1は旋回作業機として例示するバックホーであり、該バックホー1は上部の旋回体2(機体)と、下部の走行装置3とから主構成されている。
なお、バックホー1の走行方向(図1の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交する横方向(図1の紙面貫通方向)を左右方向という。
旋回体2は、走行装置3上に上下方向の旋回軸心X回りに旋回自在に支持された旋回台6と、旋回台6の前部に設けられた作業装置(掘削装置)7と、旋回台6に設けられた運転席と、エンジン、燃料タンク、油圧ポンプ、作動油タンク,コントロールバルブ、ラジエータ、オイルクーラ、リザーブタンク、バッテリー等の旋回台6に搭載された各種機器等とを備えて構成されている。
旋回台6は、走行装置3上に旋回ベアリング11を介して旋回軸心X廻りに旋回自在に支持された旋回基板12を備えると共にこの旋回基板12上に補強部材や、各種機器等を取付固定するための取付部材等を固定してなる旋回フレームと、この旋回フレームの後部に取付固定されていて旋回台6前部の作業装置7等に対する重量バランスを図ると共に旋回台6の後部を構成するカウンタウエイト13とから主構成されている。
旋回基板12の前部には、旋回台6から前方突出状した支持ブラケット16が設けられ、この支持ブラケット16に、揺動ブラケット17が上下軸廻りに左右揺動自在に支持されている。
揺動ブラケット17に横軸廻りに揺動自在に支持されたブーム18と、このブーム18の先端側に横軸廻りに揺動自在に支持されたアーム19と、このアーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に取り付けられたバケット20とから前記作業装置7が主構成されており、これらブーム18、アーム19、バケット20は、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ21、アームシリンダ22、バケットシリンダ23によって作動可能とされている。
図2〜図4において、走行装置3は、走行フレーム27を備え、走行フレーム27の左
右両側に、駆動輪30とアイドラ31との間にクローラベルト34を巻き掛け、駆動輪30を油圧モータM等で駆動してクローラベルト34を循環回走させるように構成した左右一対のクローラ走行体36が設けられている。走行装置3の前部にはドーザ35が備えられている。
前記走行フレーム27は、図2〜図4に示すように、大別して、センタフレーム37と、このセンタフレーム37の左右両側に配置されたサイドフレーム38とを備えて構成されている。
センタフレーム37は、上板39と、底板40とを有し、これら上板39と底板40との対向内面間に立設されていて、その上下端縁が上板39及び底板40に固着された左右の側縦壁42と、後縦壁43と、前縦壁44とを有する。これら上板39、底板40、縦壁42,43,44は鉄板又は鋼板等で形成されている。すなわち、センタフレーム37の主要部は、上板39と底板40とを縦壁42,43,44によって連結した立体構造物を構成している。
センタフレーム37は、その主要部の中央部が平面視略矩形状に形成されていて、その上面に旋回ベアリング11を介して旋回体3を回転自在に支持するとともに、その前部にドーザ35を支持している。
具体的には、センタフレーム37の中央部における上板39には、上下方向に貫通する円形の開口46が形成されるとともに、この開口46の周りに、旋回ベアリング11を取り付けるためのボルト孔が多数形成され、この部分が旋回ベアリング11の受け部Aを構成している。
また、センタフレーム37の中央部の前部には、左右方向中央部に支持ブラケット53が左右一対設けられていると共に、この支持ブラケット53の左右両側にも支持ブラケット54が左右一対ずつ設けられている。
中央部の支持ブラケット54には、ドーザ35を昇降するドーザシリンダ55の後端側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支されており、左右の支持ブラケット54には、ドーザ35の揺動フレームを構成する左右の支持アーム57の後端側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支されている。
前記センタフレーム37の左右両側部には、中央部から左右方向外方へ突出して左右サイドフレーム38に連結される左右の脚部C1を有している。
図2〜図6において、走行装置3の走行フレーム27の旋回軸心X上に、ロータリジョイント67が設けられている。このロータリジョイント67の上端が上板39の開口46を介して旋回体2側に突出されている。ロータリジョイント67は、筒形のアウタースリーブ69と、このアウタースリーブ69に回動自在に挿入されるインナーシャフト70とから構成され、これらの内部に複数の油路が形成されている。
また、インナーシャフト70の頭部は旋回体3内に突出するとともに、旋回体3内の油圧ポンプからの油圧配管が制御弁を介して接続され、アウタースリーブ69の外周面には、接続口を介して左右の走行モータMやドーザシリンダ55等からの油圧ホース75が接続されている。
センタフレーム37の底板40には、センタフレーム37内の点検等に用いられる開口77が形成され、底板40に、前記開口77を下側から塞ぐようにカバー体78が固定具76等により着脱自在に取り付けられている。
走行フレーム27の底板40に、前後一対の支持ステー79が上方突設されている。ロータリジョイント67の上下方向中央部に、前後一対の取付部材82が前後方向に突設され、前後一対の支持ステー79と前後一対の取付部材82との間に、前後一対の中間ステー83が設けられている。ロータリジョイント67の上下方向中央部が、取付部材82、中間ステー83及び支持ステー79を介して走行フレーム27の底板40に取り付けられている。
一対の支持ステー79は、ロータリジョイント67の前後に配置され、各支持ステー79は、コの字状の固定部80と該固定部80からL字状に上方突出した取付部81とを有し、固定部80は底板40の開口77の前後に溶接又はボルト等の固定具により取り付け
られている。
一対の取付部材82は、ロータリジョイント67に互いに上下にずらされて前後に突設され、各取付部材82は水平板状に形成されている。
一対の中間ステー83は、ロータリジョイント67の前後に配置され、各中間ステー83は、固定部86と該固定部86からロータリジョイント67に向けて前後方向に突出した取付部87とを有し、固定部86の左右両側に左右一対の規制部88が上下突出状に固着されている。中間ステー83の固定部86は、支持ステー79の取付部81に載置されて、ボルトにより構成した第1締結具91により締め付け固定されている。左右一対の規制部88は、支持ステー79の取付部81の左右両側に配置され、中間ステー83の固定部86を支持ステー79の取付部81に載置した際に、中間ステー83が支持ステー77に対して左右移動するのを規制するようになっている。
中間ステー83の取付部87に、取付部材82の突出端側が載置されて、ボルトにより構成した第2締結具92により締め付け固定されている。而して、ロータリジョイント67を、支持ステー79及び中間ステー83を介して底板40に取り付けるようにしている。
第1締結具91は、支持ステー79の取付部81及び中間ステー83の固定部86に対し、取付孔94及びねじ孔95を介して、下側から上方向に挿通して締め付け固定されている。第2締結具92は、第1締結具91とは上下逆方向になるように、取付部材82の突出端側及び中間ステー83の取付部87に対し、取付孔97及びねじ孔98を介して、上側から下方向に挿通して締め付け固定されている。従って、第1締結具91と第2締結具92との支持ステー79及び中間ステー83又は中間ステー83及び取付部材82に対する挿通方向は互いに逆方向に設定され、第1締結具91及び第2締結具92の締め付けにより、ロータリジョイント67の上下方向中央部が、左右一対の支持ステー79及び中間ステー83を介して走行フレーム27の底板40に取り付けられている。取付孔94は、支持ステー79の取付部81に上下方向に貫通形成され、ねじ孔95は、中間ステー83の固定部86に上下方向に形成されている。取付孔97は、取付部材82の突出端側に上下方向に貫通形成され、ねじ孔98は、中間ステー83の取付部87に上下方向に形成されている。
上記実施の形態によれば、ロータリジョイント67を走行フレーム27に組み付ける場合は、走行装置3上に旋回体2を支持していない状態で、ロータリジョイント67を、走行フレーム27に上側の開口46から入れて、支持ステー79に載置して固定する。この際、支持ステー79に中間ステー83を載置して第1締結具91により締め付け固定しておき、この状態で、走行フレーム27に上側から入れたロータリジョイント67の取付部材82の突出端側を、中間ステー83の取付部87に載置し、これにより、ロータリージョイント67の重量を、中間ステー83及び支持ステー79を介して底板40に支持させた状態にし、その後に、第2締結具92を、取付部材82の突出端側及び中間ステー83の取付部87に対し、取付孔97及びねじ孔98を介して、上側から下方向に挿通して締め付け固定すればよく、第2締結具92を上側からレンチ等の工具を用いて簡単に回動操作することができ、ロータリジョイント67を走行フレーム27の底板40に簡単かつ確実に取り付けることができる。
また、メンテナンス等のためにロータリージョイント67を走行フレーム27から着脱する場合には、走行装置3上に旋回体2を支持したままで、ロータリージョイント67を走行フレーム27の下側から取り出したり取り付けたりすればよい。この際、底板40からカバー78を取り外し、開口77からレンチ等の工具を挿入して、第1締結具91を下側から回動操作して取り外した後、取付部材82に中間ステー83を取り付けた状態で、ロータリジョイント67をやや持ち上げながら、回動して、中間ステー83を支持ステー79から外して、ロータリジョイント67を開口77から走行フレーム27の下側に取り出せばよく、下側から第1締付具91を簡単に取り外して、ロータリージョイント67を下側に簡単に取り出すことができる。また、メンテナンス等の終了後に、ロータリジョイント67を取り付ける場合には、取付部材82に中間ステー83を取り付けた状態で、ロ
ータリジョイント67を開口77から走行フレーム27内に挿入して、中間ステー83の固定部86を、支持ステー79の取付部81に載置して、第1締結具91を、支持ステー79の取付部81及び中間ステー83の固定部86に対し、取付孔94及びねじ孔95を介して、下側から上方向に挿通して締め付け固定すればよく、下側から第1締付具91を簡単に締め付けて、ロータリージョイント67を簡単に取り付けることができる。
従って、ロータリジョイント67を上側から走行フレーム27に組み付ける場合も、メンテナンス等のために、ロータリージョイント67を下側から走行フレーム27対して取り外したり取り付けたりする場合も、第1締結具91又は第2締結具92をスムーズに回動操作して、ロータリジョイント67の取り付け及び取り外しを簡単になし得る。
また、ロータリジョイント67の上下方向中央部が、前記支持ステー79を介して走行フレーム27の底板40に取り付けられているので、ロータリジョイント67に回動トルクがかかると、この回動トルクが、ロータリジョイント67に対して上下方向中央部を支点に揺動させるように作用することになり、このため、ロータリージョイント67の底面側乃至上端側が揺動する大きさを半減することができ、この点からロータリージョイント67の揺動をうまく抑制することができる。また、このため、走行フレーム27の底板40のロータリジョイント67の取付部分や支持ステー79等に大きな強度を持たせる必要もなくなった。また、支持ステー79、中間ステー83及び取付部材82は、ロータリジョイント67の前後に一対設けられ、各支持ステー79へのロータリジョイント67の取付部材82は、互いに上下にずらされているので、ロータリージョイント67が特定位置を支点に揺動するのを効果的に防止することができ、この点からも、ロータリージョイント67の揺動を抑制することができる。また、締結具91,92等が緩んでも、ロータリジョイント67が回動トルクによって大きく揺動しなくなり、これによってロータリジョイント67に連結した油圧ホース75が破損するのを防止できるようになる。
なお、前記実施の形態では、ボルトにより構成した第1締結具91は、支持ステー79及び中間ステー83に対し、下側から上方向に挿通して締め付け固定され、ボルトにより構成した第2締結具92は、中間ステー83及び取付部材82に対し、下側から上方向に挿通して締め付け固定されているが、これに代え、第1締結具91を、支持ステー79及び中間ステー83に対し、上側から下方向に挿通して締め付け固定し、第2締結具92を、中間ステー83及び取付部材82に対し、上側から下方向に挿通して締め付け固定するようにしてもよい。また、第1締結具91及び第2締結具92は、ボルトに代えて、ボルトナット、締め付けピンその他の締結具で構成するようにしてもよいことは勿論である。
また、前記実施の形態では、支持ステー79、中間ステー83及び取付部材82は、ロータリジョイント67の前後にそれぞれ一対ずつ設けられているが、これに代え、支持ステー79、中間ステー83及び取付部材82を1個のみ設けるようにしてもよいし、また、中間ステー83及び取付部材82を3個以上ずつ設けるようにしてもよい。
本願発明の一実施の形態を示すバックホーの側面図である。 同バックホーの旋回台の平面図である。 同バックホーの旋回台の他の側面断面図である。 同バックホーの走行フレームの平面図である。 同ロータリジョイント部分の平面図である。 同ロータリジョイント部分の側面図である。
符号の説明
1 バックホー
2 旋回体
3 走行装置
27 走行フレーム
40 底板
67 ロータリジョイント
79 支持ステー
82 取付部材
83 中間ステー
91 第1締結具
92 第2締結具

Claims (4)

  1. 作業装置(7)を備えた旋回体(2)を、走行装置(3)上に上下方向の旋回軸心(X)回りに回動自在に備え、走行装置(3)の走行フレーム(27)の旋回軸心(X)上に、ロータリジョイント(67)が取り付けられた旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造において、
    走行フレーム(27)の底板(40)に支持ステー(79)が上方突設され、前記ロータリジョイント(67)に、取付部材(82)が突設され、支持ステー(79)と取付部材(82)との間に、中間ステー(83)が設けられ、支持ステー(79)に、中間ステー(83)が載置されて第1締結具(91)により締め付け固定され、ロータリジョイント(67)を前記支持ステー(79)及び中間ステー(83)を介して底板(40)に取り付けるように、中間ステー(83)に、取付部材(82)が載置されて第2締結具(92)により締め付け固定され、
    第1締結具(91)は、支持ステー(79)及び中間ステー(83)に対し、下側から上方向に又は上側から下方向に挿通して締め付け固定され、第2締結具(92)は、第1締結具(91)とは上下逆方向になるように、中間ステー(83)及び取付部材(82)に対し、上側から下方向又は下側から上方向に挿通して締め付け固定されていることを特徴とする旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造。
  2. ロータリジョイント(67)の上下方向中央部が、前記取付部材(82)、中間ステー(83)及び支持ステー(79)を介して走行フレーム(27)の底板(40)に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造。
  3. 前記支持ステー(79)、中間ステー(83)及び取付部材(82)は、ロータリジョイント(67)の前後にそれぞれ一対ずつ設けられ、一対の取付部材(82)は、ロータリジョイント(67)に互いに上下にずらされて前後に突設されていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造。
  4. 前記底板(40)に、ロータリジョイント(67)に対応して開口(77)が設けられ、底板(40)に、開口(77)を塞ぐようにカバー体(78)が着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の旋回作業機におけるロータリジョイントの取付構造。
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