JP2005313836A - 作業機における転輪の取付構造 - Google Patents

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好洋 加藤
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Abstract

【課題】転輪を支持する取付板のサイドフレームへの取付が容易で、かつ取付板の製造も簡単になり、しかも複数の転輪のピッチ寸法も容易に調整できるようにする。
【解決手段】走行フレーム27の両側部に、左右一対の側壁73,74を有する断面門型のサイドフレーム38が具備され、このサイドフレーム38に、複数の転輪32が前後方向に間隔をおいて下方突出状に支持された作業機における転輪の取付構造において、
サイドフレーム38の左右一対の側壁73,74間を連結すると共に転輪32を回転自在に支持する取付板95が、転輪32に対応して複数設けられ、該複数の取付板95は、サイドフレーム38の前後方向に互いに間隔をおいて断続的に配置されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、バックホー等の作業機における転輪の取付構造に関するものである。
例えば前後のアイドラと駆動輪とに亘ってクローラベルトが巻き掛けられた左右一対のクローラ走行部を備えるバックホー等の作業機には、走行フレームの両側部に、左右一対の側壁を有する断面門型のサイドフレームが具備され、このサイドフレームに、複数の転輪が前後方向に間隔をおいて下方突出状に支持されたものがあり、この種の従来の作業機における転輪の取付構造は、サイドフレームの左右一対の側壁の下部側に、取付板を、サイドフレームの下部側を塞ぐように複数の転輪間に亘って設け、この取付板に、各転輪に対応して転輪の下部側を下方突出させるための挿通孔を、各転輪に対応して設け、1つの取付板に各転輪を挿通孔から下方突出させた状態に左右軸廻りに回転自在に支持させるようにしていた(例えば特許文献1、特許文献2)。
特開2003−48577号公報 特開平11−278300号公報
従って、従来の場合、取付板が複数の転輪間に亘る一体型のものとされていたため、取付部材がサイドフレームの前後の長さに対応して前後方向に長くなり、このため、サイドフレーム乃至走行フレームの重量が重くなった。また、転輪に対応する挿通孔も1つの取付板に一体のものとして形成されるため、挿通孔同士の間隔の調整も困難で、取付板の加工が面倒でしかも転輪のピッチ寸法も精度が出しにくくなり、取付板の製造及びサイドフレームへの装着も面倒になった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、転輪を支持する取付板のサイドフレームへの取付が容易で、かつ取付板の製造も簡単になり、しかも複数の転輪のピッチ寸法も容易に調整できるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、走行フレーム27の両側部に、左右一対の側壁73,74を有する断面門型のサイドフレーム38が具備され、このサイドフレーム38に、複数の転輪32が前後方向に間隔をおいて下方突出状に支持された作業機における転輪の取付構造において、
サイドフレーム38の左右一対の側壁73,74間を連結すると共に転輪32を回転自在に支持する取付板95が、転輪32に対応して複数設けられ、該複数の取付板95は、サイドフレーム38の前後方向に互いに間隔をおいて断続的に配置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記複数の取付板95は、前後方向の一端側が開口した嵌合凹部96を有するコの字状に形成され、取付板95に、その嵌合凹部96から転輪32の一部が下方突出するように、転輪32が左右軸97廻りに回転自在に支持されている点にある。
本発明によれば、転輪を支持する取付板のサイドフレームへの取付が容易である。また、取付板の製造も簡単で、しかも複数の転輪のピッチ寸法も容易に調整できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1において、1は旋回作業機として例示するバックホーであり、該バックホー1は上部の旋回体2(機体)と、下部の走行装置3とから主構成されている。
なお、バックホー1の走行方向(図1の左右方向)を前後方向といい、この前後方向に直交する横方向(図1の紙面貫通方向)を左右方向という。
旋回体2は、走行装置3上に上下方向の旋回軸心X回りに旋回自在に支持された旋回台6と、旋回台6の前部に設けられた作業装置(掘削装置)7と、旋回台6に設けられた運転席と、エンジン、燃料タンク、油圧ポンプ、作動油タンク,コントロールバルブ、ラジエータ、オイルクーラ、リザーブタンク、バッテリー等の旋回台6に搭載された各種機器等とを備えて構成されている。
旋回台6は、走行装置3上に旋回ベアリング11を介して旋回軸心X廻りに旋回自在に支持された旋回基板12を備えると共にこの旋回基板12上に補強部材や、各種機器等を取付固定するための取付部材等を固定してなる旋回フレームと、この旋回フレームの後部に取付固定されていて旋回台6前部の作業装置7等に対する重量バランスを図ると共に旋回台6の後部を構成するカウンタウエイト13とから主構成されている。
旋回基板12の前部には、旋回台6から前方突出状した支持ブラケット16が設けられ、この支持ブラケット16に、揺動ブラケット17が上下軸廻りに左右揺動自在に支持されている。
揺動ブラケット17に横軸廻りに揺動自在に支持されたブーム18と、このブーム18の先端側に横軸廻りに揺動自在に支持されたアーム19と、このアーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に取り付けられたバケット20とから前記作業装置7が主構成されており、これらブーム18、アーム19、バケット20は、それぞれ油圧シリンダからなるブームシリンダ21、アームシリンダ22、バケットシリンダ23によって作動可能とされている。
図2〜図7において、走行装置3は、走行フレーム27を備え、走行フレーム27の左右両側に、後部に配置された駆動輪30、前部に配置されたアイドラ31(遊転輪)、これら駆動輪30とアイドラ31との間に配置された複数個の転輪32及びキャリアローラ33を回転自在に支持すると共に、これら駆動輪30、アイドラ31、キャリアローラ33及び転輪32にゴム製又は鉄製の無端ベルト状のクローラベルト34を巻き掛け、駆動輪30を油圧モータM等で駆動してクローラベルト34を循環回走させるように構成した左右一対のクローラ走行体36が設けられている。走行装置3の前部にはドーザ35が備えられている。
前記走行フレーム27は、図2〜図5に示すように、大別して、センタフレーム37と、このセンタフレーム37の左右両側に配置されたサイドフレーム38とを備えて構成されている。
センタフレーム37は、上板39と、底板40とを有し、これら上板39と底板40との対向内面間に立設されていて、その上下端縁が上板39及び底板40に固着された左右の側縦壁42と、後縦壁43と、前縦壁44とを有する。これら上板39、底板40、縦壁42,43,44は鉄板又は鋼板等で形成されている。すなわち、センタフレーム37の主要部は、上板39と底板40とを縦壁42,43,44によって連結した立体構造物を構成している。
センタフレーム37は、その主要部の中央部が平面視略矩形状に形成されていて、その上面に旋回ベアリング11を介して旋回体3を回転自在に支持するとともに、その前部にドーザ35を支持している。
具体的には、センタフレーム37の中央部における上板39には、上下方向に貫通する円形の開口46が形成されるとともに、この開口46の周りに、旋回ベアリング11を取り付けるためのボルト孔が多数形成され、この部分が旋回ベアリング11の受け部Aを構成している。
図10及び図11に示すように、センタフレーム37の上板39における開口46の内周面が、旋回ベアリング11のインナーギヤ48の歯底縁48a近傍に形成され、開口46の内周面が、旋回ベアリング11のインナーギヤ48の歯底縁48aよりも径方向外方に配置されると共に、開口46の内周面の上端側に、インナーギヤ48の歯底縁48a直下から開口46の内方に向けて下降傾斜した土だまり防止面49が形成されている。従って、旋回ベアリング11のインナーギヤ48側から落下した土は、上板39の開口46縁部上に落ちることなく、土だまり防止面49を滑り落ちて、開口46から落下するため、土が上板39の開口46縁部上に貯まることがなくなる。
また、センタフレーム37の中央部の前部には、左右方向中央部に支持ブラケット53が左右一対設けられていると共に、この支持ブラケット53の左右両側にも支持ブラケット54が左右一対ずつ設けられている。
中央部の支持ブラケット54には、ドーザ35を昇降するドーザシリンダ55の後端側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支されており、左右の支持ブラケット54には、ドーザ35の揺動フレームを構成する左右の支持アーム57の後端側が左右方向の軸心廻りに回動自在に枢支されている。
前記センタフレーム37の左右両側部には、中央部から左右方向外方へ突出して左右サイドフレーム38に連結される左右の脚部C1を有している。
なお、前記底板40は、センタフレーム37の中央部から脚部C1に亘って1枚の板材で形成されていて、該底板40の左右両側部分で脚部C1の下面を構成しており、これに対して、上板39は、旋回ベアリング受け部Aが形成される中央部分39Aと、脚部C1の上面を構成する板材からなる上部壁39Bとが別部材として形成され、それを溶接等で固着して一体とされている。
センタフレーム37の中央部はサイドフレーム38よりも高い位置に配置されており、前記脚部C1(センタフレーム37の外側部)は、図6に示すように、左右方向方に向かうにしたがって下方に移行する傾斜状に形成されている。
左右のサイドフレーム38は、図2、図5、図6に示すように、センタフレーム37の側方に配置されて脚部C1に連結された前後方向に長いメインフレーム59を備える。メインフレーム59の後端側に連結板60を介してモータケース61が後方突設され、メインフレーム59の前部側に連結板63を介してアイドラ保持部64が後方突設されている。
サイドフレーム38のメインフレーム59の上面は、センタフレーム37の外側部(脚部C1)の上面に連続するように、外側方に向けて徐々に下降するように傾斜されている。
サイドフレーム38(メインフレーム59)は、図7、図12に示すように、上壁72と、この上壁72の左右方向内端側から下方に延びる内側壁73と、上壁72の左右方向外端側から下方に延びる外側壁74とを備える断面門型に形成され、下端側が開口されている。
上壁72は左右方向外方に向かうにしたがって下方に移行する傾斜状に形成され、図6に示すように前記脚部C1上壁を構成する上部壁39B(板材)は、メインフレーム59の上壁72の内方側に重合されて溶接等によって固着されている。
図1、図3、図4に示すように、メインフレーム59の、内外側壁73,74間の下部に、前記転輪32が前後に間隔をおいて配置されていて、左右方向の軸心廻りに回動自在に支持されている。キャリアローラ33は、メインフレーム59の上壁72に左右方向の軸心廻りに回動自在に支持されている。
図2〜図5及び図6〜図9に示すように、アイドラ保持部64の上壁には、アイドラ31との干渉を避けるために、前方開放状で平面視U字形の切欠溝78が形成されており、アイドラ保持部64には、ヨーク86が前後方向摺動自在に支持されており、このヨーク86の前部にアイドラ31が左右方向の支軸87を介して回転自在に取り付けられ、アイドラ31はアイドラ保持部64の切欠溝78から上下及び前方に外方突出した状態に支持されている。
左右各メインフレーム59の前部には、クローラベルト34にテンションを与えるため及びそのテンションを調整するために、図2に示すテンション装置88が収納されている。
モータケース61は、左右方向内方側が開口した箱形に形成され、油圧モータMはモータケース61に取付用開口部68を介して内外突出状に支持されている。
モータケース61は、メインフレーム59よりも左右方向内方寄りに配置され、メインフレーム59の後端に、溶接、締結具その他の固定手段によって固定されている。その結果、モータケース61は、センタフレーム37の外側部の後端からサイドフレーム38のメインフレーム59の後端に亘って、後方突出状に取り付けられている。
前記モータケース61には駆動輪30を駆動する油圧モータMが左右方向外方に突出状に保持され、この突出部分に駆動輪30が取付固定されており、クローラベルト34は、サイドフレーム38を外囲いするように、駆動輪30,アイドラ31、転輪32及びキャリアローラ18に巻回されている。
駆動輪30は、油圧モータMによって正逆転自在に回転駆動され、図1において、駆動輪30の反時計回りの回転によりクローラベルト34が反時計回りに循環回走してバックホー1が前進し、駆動輪30の時計回りの回転によりクローラベルト34が時計回りに循環回走してバックホー1が後進する。
図3〜図5及び図12〜図14に示すように、サイドフレーム38(メインフレーム59)に、複数の転輪32が前後方向に間隔をおいて下方突出状に支持されている。転輪32を取り付ける取付板95は、転輪32に対応してサイドフレーム38の前後方向に複数設けられていて、サイドフレーム38の前後方向に互いに間隔をおいて断続的に配置されている。複数の取付板95は、前後方向の一端側が開口した嵌合凹部96を有する平面視コの字状に形成され、各取付板95は、サイドフレーム38の左右一対の側壁73,74の下端間を連結するように、サイドフレーム38に溶接等により装着(固定)されている。各取付板95の下面側に、転輪32を左右軸97廻りに回転自在に支持する支持体98がボルト等の固定具99により固定され、これにより、転輪32は嵌合凹部96から取付板95の上下に突出した状態で回転自在に支持されている。
図15及び図16において、走行装置3の左側のクローラベルト34の前端側に、鉄製のクローラベルト34を回動不能にロックするロック機構100が設けられている。このロック機構100は、コの字状のロックプレート101とロックシャフト102と施錠具103とロックピン104とを備える。ロックプレート101は、左右一対の側板部105と、側板部105の前端部同士を左右に連結する連結板部106とを有するコの字状に形成され、一対の側板部105に挿通孔111が設けられている。ロックプレート101は、クローラベルト34の前端部の前側と左右外側とを囲むように、クローラベルト34の前端部側に配置されている。ロックプレート101の左右一対の側板部105間にロックシャフト102が連結されている。ロックシャフト102は、挿通孔111を通して一方(左側)の側板部105の外側方から他方の側板部105に向けて左右方向に挿通され、アイドラ31の貫通孔109を介してアイドラ31を左右に貫通して、他方(右側)の側板部105を貫通するように挿入され、その外方突出した挿入端部に取付孔107を介して施錠具103の施錠杆108が挿入され、この状態で施錠具103が施錠されている。これにより、他方の側板部105に対してロックシャフト102を施錠具103によって抜け止めしている。
ロックプレート101の連結板部106に、ロックピン104が突設されており、ロックピン104は、クローラベルト34の開口孔110に挿通され、前記ロックシャフト102が、一方の側板部105、アイドラ31及び他方の側板部105に挿通して施錠具103により抜け止めすることにより、ロックピン104は、クローラベルト34の開口孔110に挿通された状態に保持されるようになっている。これにより、ロック機構100によって左側のサイドフレーム38に対してクローラベルト34が回動不能になるようにロックされている。
図2、図4、図5、図8及び図9において、走行装置3の走行フレーム27の旋回軸心X上に、ロータリジョイント117が設けられている。このロータリジョイント117の上端が上板39の開口46を介して旋回体2側に突出されている。ロータリジョイント117は、筒形のアウタースリーブ119と、このアウタースリーブ119に回動自在に挿入されるインナーシャフト120とから構成され、これらの内部に複数の油路が形成されている。
また、インナーシャフト120の頭部は旋回体3内に突出するとともに、旋回体3内の油圧ポンプからの油圧配管が制御弁を介して接続され、アウタースリーブ119の外周面には、接続口を介して左右の走行モータMやドーザシリンダ55等からの油圧ホース125が接続されている。
センタフレーム37の底板40には、センタフレーム37内の点検等に用いられる開口127が形成され、底板40に、前記開口127を下側から塞ぐようにカバー体128が着脱自在に取り付けられ、走行フレーム27の底板40に、前後一対の支持ステー129が上方突設されている。この一対の支持ステー129は、ロータリジョイント117の前後に配置されている。各支持ステー129は、コの字状の固定部130と該固定部130からL字状に上方突出したロータリジョイント取付部131とを有し、固定部130は底板40の開口127の前後に溶接又はボルト等の固定具により取り付けられている。ロータリジョイント117の上下方向中央部が、前記左右一対の支持ステー129を介して走行フレーム27の底板40に取り付けられている。
前記ロータリジョイント117の各支持ステー129への取付部135は、ロータリジョイント117の上下方向中央部の前後に、互いに上下にずらされて配置されている。前記ロータリジョイント117の前後に、側面視L字状の取付部材132が設けられている。この取付部材132は支持ステー129に対応して前後一対設けられ、一対の取付部材132の上部(一片)は、ボルト等の固定具133によりロータリジョイント117の一対の取付部135にそれぞれ固定されている。各取付部材132の(下部)他片は、各支持ステー129のロータリジョイント取付部131の水平な上部に、それぞれ載置してボルト等の固定具137により固定されている。
上記実施の形態によれば、バックホー1を盗難防止するには、図15及び図16に示すように、ロックプレート101を、走行装置3のクローラベルト34の前端部の前側と左右外側とを囲むように、クローラベルト34の前端部側に配置して、ロックピン104を、クローラベルト34の開口孔110に挿通し、その後、ロックシャフト102を、一方の側板部105の外側方から他方の側板部105に向けて左右方向に挿通し、アイドラ31を左右に貫通して、他方の側板部105を貫通するように挿入し、その外方突出した挿入端部に取付孔107を介して施錠具103の施錠杆108を挿入し、この状態で施錠具103を施錠すればよい。これにより、サイドフレーム38に対してクローラベルト34が回動不能になるように簡単にロックされ、バックホー1の盗難防止が図られる。
そして、ロック機構100のロックを解除するには、ロックシャフト102の挿入端部から施錠具103を取り外し、その後、ロックシャフト102を、一方の側板部105側に引いて、他方の側板部105、アイドラ31及び一方の側板部105側から抜き取って、その後、ロックプレート101を、前方に引っ張って、ロックピン104をクローラベルト34の開口孔110から抜けばよく、ロック機構100によるロックを簡単に外すことができる。
また、転輪32を取り付けるための取付板95がサイドフレーム38の前後方向に互いに間隔をおいて断続的に配置されているため、各取付板95は小型で軽量になって、各取付板95の製造が容易になるし、全ての取付板95の合計の重量も、複数の転輪32に対して一体型のものとされていた従来の取付板に比べて相当軽くなり、取付板95は取り扱いやすくサイドフレーム38への装着も簡単になる。また、転輪32に対応する嵌合凹部96も各々別個の取付板95に形成されるため、嵌合凹部96同士の間隔の調整も容易になし得、このため、転輪32のピッチ寸法も精度が出し易くなり、この点からも取付板95のサイドフレーム38への装着が容易になる。
また、ロータリジョイント117の上下方向中央部が、前記支持ステー129を介して走行フレーム27の底板40に取り付けられているので、ロータリジョイント117に回動トルクがかかると、この回動トルクが、ロータリジョイント117に対して上下方向中央部を支点に揺動させるように作用することになり、このため、ロータリージョイント117の底面側乃至上端側が揺動する大きさを半減することができ、この点からロータリージョイント117の揺動をうまく抑制することができる。また、このため、走行フレーム27の底板40のロータリジョイント117支持部分や支持ステー129等に大きな強度を持たせる必要もなくなった。また、支持ステー129は、ロータリジョイント117の前後に一対設けられ、各支持ステー129へのロータリジョイント117の取付部135は、互いに上下にずらされているので、ロータリージョイント117が特定位置を支点に揺動するのを効果的に防止することができ、この点からも、ロータリージョイント117の揺動を抑制することができる。また、ボルト等の固定具が緩んでも、ロータリジョイント117が回動トルクによって大きく揺動しなくなり、これによってロータリジョイント117に連結した油圧ホース125が破損するのを防止できるようになる。
図17は他の実施形態を示し、クローラベルトを、図15に示す鉄製に代えてゴム製のものを使用したものである。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成である。
図18は他の実施形態を示し、開口46の内周面が、旋回ベアリング11のインナーギヤ68の歯底縁48aよりも径方向内方に突出するように配置されると共に、開口46の内周面の上端側に、インナーギヤ68の歯底縁直下から開口46の内方に向けて下降傾斜した土だまり防止面49が形成されている。その他の点は、前記実施形態の場合と同様の構成である。この場合も、旋回ベアリング11のインナーギヤ68側から落下した土は、上板39の開口46縁部上に落ちることなく、土だまり防止面49を滑り落ちて、開口46から落下するため、土が上板39の開口46縁部上に貯まることがなくなる。
本願発明の一実施の形態を示すバックホーの側面図である。 同バックホーの旋回台の平面図である。 同バックホーの旋回台の側面断面図である。 同バックホーの旋回台の他の側面断面図である。 同バックホーの走行フレームの平面図である。 同バックホーの走行フレームの正面図である。 同バックホーの走行フレームの側面図である。 同ロータリジョイント部分の側面図である。 同ロータリジョイント部分の平面図である。 同センタフレーム前部の側断面図である。 同センタフレーム後部の側断面図である。 同図7のA−A線断面図である。 同転輪部分の側面図である。 同他の転輪部分の側面図である。 同ロック機構部分の平面断面図である。 同ロック機構部分の側面図である。 他の実施形態を示すロック機構部分の平面断面図である。 他の実施形態を示すセンタフレーム前部の上端部分の側断面図である。
符号の説明
1 バックホー
2 旋回体
3 走行装置
27 走行フレーム
32 転輪
38 サイドフレーム
39 上板
40 底板
73 内側壁
74 外側壁
95 取付板
96 嵌合凹部
97 左右軸
117 ロータリジョイント
129 支持ステー
132 取付部材
135 取付部

Claims (2)

  1. 走行フレーム(27)の両側部に、左右一対の側壁(73,74)を有する断面門型のサイドフレーム(38)が具備され、このサイドフレーム(38)に、複数の転輪(32)が前後方向に間隔をおいて下方突出状に支持された作業機における転輪の取付構造において、
    サイドフレーム(38)の左右一対の側壁(73,74)間を連結すると共に転輪(32)を回転自在に支持する取付板(95)が、転輪(32)に対応して複数設けられ、該複数の取付板(95)は、サイドフレーム(38)の前後方向に互いに間隔をおいて断続的に配置されていることを特徴とする作業機における転輪の取付構造。
  2. 前記複数の取付板(95)は、前後方向の一端側が開口した嵌合凹部(96)を有するコの字状に形成され、取付板(95)に、その嵌合凹部(96)から転輪(32)の一部が下方突出するように、転輪(32)が左右軸(97)廻りに回転自在に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の作業機における転輪の取付構造。
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