JP4481139B2 - 扉用ラッチ - Google Patents

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    • E05C19/06Other devices specially designed for securing wings, e.g. with suction cups in which the securing part if formed or carried by a spring and moves only by distortion of the spring, e.g. snaps
    • E05C19/063Released by pull or pressure on the wing
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B9/00Lock casings or latch-mechanism casings ; Fastening locks or fasteners or parts thereof to the wing
    • E05B9/08Fastening locks or fasteners or parts thereof, e.g. the casings of latch-bolt locks or cylinder locks to the wing

Description

本発明は、部屋や箱体の如き開口付の物体の開口を閉じる扉とこの扉が閉じられたときに扉が衝合する物体の壁との間に取り付けて扉が物体から不本意に開くことがないように保持する扉用ラッチに関し、特に一方の雄又は雌のラッチ部材がそれに結合されるべき他方の雌又は雄のラッチ部材に対して変位してその結合を容易にすることができる扉用ラッチの改良に関するものである。
一般に、扉用ラッチは、箱体の如き開口付の物体の開口を閉じる扉とこの扉が閉じられたときに扉が衝合する物体の壁とにそれぞれ取り付けられる第1と第2のラッチユニットとから成り、一方のラッチユニットは、ホルダーに固定して保持された雄又は雌のラッチ部材を有し、他方のラッチユニットは、ホルダーに変位自在に保持されて一方のラッチユニットの雄又は雌のラッチ部材に抜け止めされるように弾性的に結合すべき雌又は雄のラッチ部材を有している(特許文献1乃至3参照)。
これらの従来技術の扉用ラッチにおいて、変位自在なラッチ部材を保持するラッチユニットは、そのラッチ部材を保持するホルダーの正面に開口を有する溝を備え、ラッチ部材は、その基部をこの開口を通して溝内に挿入し、この溝内で変位することができるように抜け止めしつつ保持されている。ラッチ部材は、その基部がホルダーの溝内を左右に変位したり(特許文献1及び2参照)、溝内で首振りしたりして(特許文献3参照)変位することができるようになっている。なお、ホルダー内を左右に変位するラッチ部材は、その両側に配置されたばねによって通常では溝の中央に位置するように付勢されている。
左右に変位自在なラッチ部材は、ホルダーの溝から抜け出すことがないように溝の開口の壁に係止する抜止片を基部に有するが、この抜止片は、ラッチ部材をホルダーの溝に挿入する際に、撓ませながら挿入しなければならないため、ラッチ部材の組立が面倒であり、また首振り自在なラッチ部材は、その軸部をホルダーの溝内に撓ませながら挿入しなければならないので、同様にして組立てが面倒であった。
これらのラッチ部材は、いずれ抜止片や軸部を撓ませながらホルダーの正面の開口を通して挿入されるが、この挿入方向は、2つのラッチユニットの結合方向と同じ方向であるので、ラッチ部材の結合が強いと、扉を開く際に、相手方のラッチ部材が抜止片や軸部を撓ませながらホルダーから抜け出て、ラッチの機能が阻害される欠点があった。
実開昭53−57099号公報 実開昭53−57100号公報 実公昭54−27796号公報
本発明が解決しようとする課題は、変位自在なラッチ部材をホルダー内に容易に挿入して組み立てることができ、且つラッチ部材がホルダーから不本意に抜け出ることがないようにした扉用ラッチを提供することにある。
本発明が解決しようとする他の課題は、変位自在なラッチ部材をワンタッチでホルダーに組み付けることができる扉用ラッチを提供することにある。
本発明の課題解決手段は、
開口付の物体の開口を閉じる扉と前記扉が閉じられたときに前記扉が衝合する前記物体の壁Wとにそれぞれ取り付けられる第1および第2のラッチユニットら成り、かつ、ホルダーに固定して保持された雄又は雌のラッチ部材を前記一方のラッチユニットがするものであるとともに、その一方のラッチユニットの雄又は雌のラッチ部材抜け止めするように弾性的に結合するものであってホルダーに変位自在に保持された雌又は雄の変位ラッチ部材を前記他方のラッチユニットが有するものである扉用ラッチにおいて、
前記他方のラッチユニットにおけるホルダーが、一対の側壁とその両側壁の後端にわたる背壁とを有するものであること、および、当該ホルダーの内部には両側壁の内面より突出する一対の壁が形成されているとともに、この一対の壁の突出端部が相対間隔をおいて互いに対向していること、および、前記一方のラッチユニットと対面するこの一対の壁の外面には係止部がそれぞれ形成されていること、および、当該ホルダーにはこの構造に基づく溝があり、その溝は、両ラッチユニットの結合方向とは異なる方向に開口するものであって一対の壁と背壁との間に存在する挿入口と、前記一方のラッチユニットに対して開口するものであって一対の壁の対向部間に存在する貫通口とを含むものであること、ならびに、
前記他方のラッチユニットの相応する変位ラッチ部材が、前記ホルダーの溝の挿入口を通て前記溝に挿入される基部とその基部から延び前記ホルダーの溝の貫通口を貫通する首部とを有するものであること、および、当該変位ラッチ部材が前記首部の前方の両側に弾性爪を有するものであり、この弾性爪が前記ホルダーにおける一対の壁の係止部と係止自在に対応していること、ならびに、
前記他方のラッチユニットにおけるホルダーと変位ラッチ部材との相対関係において、前記変位ラッチ部材が前記ホルダーの溝の所定位置に挿入されると前記変位ラッチ部材が挿入方向から抜け止めされるように前記弾性爪が前記ホルダーの係止部に係止されてその変位ラッチ部材が変位自在に前記ホルダー内に保持されるものであること
を特徴とする扉用ラッチを提供することにある。
本発明の課題解決手段において、
前記変位ラッチ部材の基部が切欠きを有するものであり、その切欠きについては、前記変位ラッチ部材が前記ホルダーの溝に挿入される前に前記弾性爪が係止方向とは反対方向に撓むように弾性変形してその弾性爪が前記ホルダーの壁に係合するのを許すものであることが好ましい。
本発明によれば、上記のように、変位ラッチ部材を有する他方のラッチユニットのホルダーは、一方のラッチユニットの結合方向とは異なる方向に開口する挿入口とこの一方のラッチユニットに対して開口する貫通口とを含む溝を有し、変位ラッチ部材は、ホルダーの溝の挿入口を通して溝に挿入される基部とこの基部から延びホルダーの溝の貫通口を貫通する首部とを有するので、変位ラッチ部材は、その基部を撓ませることなくそのままホルダーの溝に挿入するだけでホルダーに組み付けることができ、従ってラッチユニットの組み立てが容易である。
また、変位ラッチ部材は、基部が溝の壁に引っ掛かって堅固に抜け止めされるので、扉を開くときに、ラッチ部材相互の結合が強くても変位ラッチ部材がホルダーの貫通口から抜け外れることがない。
変位ラッチ部材の首部の前方に設けられた弾性爪は、変位ラッチ部材がホルダーの溝の所定位置に挿入されると変位ラッチ部材が挿入方向から抜け止めされるので、変位ラッチ部材がホルダーの挿入口から抜けることがなく、ラッチを安定して使用することができる。
また、この変位ラッチ部材の基部は、この変位ラッチ部材がホルダーの溝に挿入される前に弾性爪が係止方向とは反対方向に撓むように弾性爪がホルダーの壁に係合するのを許す切欠きを有すると、弾性爪をホルダーの壁を利用して展開しながら基部を溝内に挿入し、この基部が溝内の所定位置に挿入されると、弾性爪がその復元力によってホルダーの係止部に係止するので、弾性爪を手で広げるなどの面倒な作業を行うことなく、変位ラッチ部材をホルダーにワンタッチで組み付けることができ、ラッチユニットの組立てを容易に行うことができる。
本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に述べると、図1乃至図4は、本発明に係る扉用ラッチ10の一例を示し、この扉用ラッチ10は、建物の部屋や家具その他の箱体の如き開口付の物体1の開口1Aを閉じる扉2とこの扉2が閉じられたときに扉2が衝合する物体1の壁1Wとにそれぞれ取り付けられる第1と第2のラッチユニット20、30とから成っている。
図示の形態では、扉2は、物体1の開口の下辺にヒンジ止めされており(図示せず)、扉2の上縁2UEを物体1の壁1Wに衝合するように持ち上げて物体1の開口1Aを閉じるようになっているが、本発明は、横開きその他の適宜の開閉形式のものに適用することができる。
一方のラッチユニット(図示の例では第1のラッチユニット)20は、平板状のホルダー22に固定して保持された雄又は雌のラッチ部材、図示の例では雄のラッチ部材24を有し、他方のラッチユニット(図示の例では第2のラッチユニット)30は、ホルダー32に変位自在に保持されて一方のラッチユニット20の雄又は雌のラッチ部材24に抜け止めされるように弾性的に結合すべき雌又は雄のラッチ部材、図示の例では雌のラッチ部材34を有する。これらの第1及び第2のラッチユニット20、30は、プラスティック、金属その他適宜の材料から作ることができる。
第1のラッチユニット20のホルダー22は、その両端にねじ貫通孔22Hを有し、この第1のラッチユニット20は、ねじ貫通孔22Hを貫通するねじ26を扉2にねじ込んで扉2に取り付けられている。
第2のラッチユニット30のホルダー32は、背壁32Bと1対の側壁32S、32S’とを有して上面から見て逆U字状に形成され、また側壁32S、32S’の開口側の端部から外向きに延びる鍔32F、32F’と側壁32S、32S’の外面に形成された係止爪32PW、32PW’とを有する。この第2のラッチユニット30は、図3に示すように、鍔32F、32F’を把持して側壁32S、32S’を窄めるようにして物体1の壁1Wの取付口1WHに挿入し、鍔32F、32F’が物体1の壁1Wに衝合したときに鍔32F、32F’を解放して第2のラッチユニット30のホルダー32を物体1の壁1Wに保持している(図2(A)(B)参照)。なお、第2のラッチユニット30も第1のラッチユニット20と同様にねじ止めしてもよい。
第2のラッチユニット30のホルダー32は、第1と第2のラッチユニット20、30の結合方向(図2(A)の水平な矢印方向Y1)とは異なる方向(図8C”の垂直な矢印方向Y2、即ちY1とは直角の方向)に開口する挿入口32GIと第1のラッチユニット20に対して開口する貫通口32GEとを含む溝32Gを有する。図4から解るように、溝32Gの底32GBは、貫通口32GEに対応する部分32GBHで開いており、また、溝32Gを形成し貫通口32GEの両側の壁32GWの下半部の外面には後に述べる弾性爪が係止するへこみ状の係止部32GWRを有する。
第2のラッチユニット30の相応するラッチ部材(以下変位ラッチ部材と称する)34は、ホルダー32の溝32Gの挿入口32GIを通して溝32Gに挿入される平板状の基部34Bとこの基部34Bから延びホルダー32の溝32Gの貫通口32GEを貫通する首部34Nとを有し、変位ラッチ部材34は、この基部34Bによって貫通口32GEから抜け止めされる。雌の形態のラッチ部材34の本体34Mは、首部34Nの前方に一体に形成されている。
図示の例では、変位ラッチ部材34の基部34Bの幅寸法は、ホルダー32の溝32Gよりも小さく、また変位ラッチ部材34の首部34Nの幅寸法は、ホルダー32の溝32Gの貫通口32GEの幅寸法よりも小さく設定されて変位ラッチ部材34の基部34B及び首部34Nと溝32G、貫通口32GEとの間に変位ラッチ部材34を左右方向に変位するのを許す隙間を形成している(図5の矢印Y3参照)。なお、これら隙間を設けることなく、ラッチ部材34の本体34Mが首部34Nにユニバーサルジョイントの如き首振り自在な手段を介して取り付けられていてもよい。
図示の形態では、変位ラッチ部材34は、首部34Nの前方の鍔部34NFの両側に弾性爪34PW、34PW’を有し(特に図4、図8及び図9参照)、これらの弾性爪34PW、34PW’は、変位ラッチ部材34がホルダー32の溝32Gの所定位置に挿入されると、変位ラッチ部材34が挿入方向(図8C”のY2方向)から抜け止めされるようにホルダー32の係止部32GWRに係止されるようになっている。図9の寸法sは、この係止部32GWRの深さを表す。
この場合、変位ラッチ部材34の基部34Bは、この変位ラッチ部材34がホルダー32の溝32Gに挿入される前に、弾性爪34PW、34PW’が係止方向(図8Cの展開位置から図8Dのすぼんだ位置へすぼむ方向)とは反対方向(図8Bのすぼんだ位置から図8Cの展開位置)に撓むように弾性爪34PW、34PW’がホルダー32の壁32GWの上縁に係合するのを許す切欠き34BNを有する(図8B’参照)。
次に、上記の扉用ラッチ10の第2のラッチユニット30の組立方法を述べると、図8(A)(A’)に示すように、変位ラッチ部材34を把持してその基部34Bの切欠き34BNによってホルダー32の壁32GWに干渉しないようにしてこの壁32GWに変位ラッチ部材34の弾性爪34PW、34PW’を押し付けてこれらの弾性爪34PW、34PW’を展開しつつ(図8B、B’から図8C及びC’参照)変位ラッチ部材34の基部34Bをホルダー32の溝32Gに整合させる(図8C、C’参照)。
この状態から図8C”に示すように、変位ラッチ部材34を矢印Y2方向に移動して基部34Bをホルダー32の溝32Gに挿入する。変位ラッチ部材34の基部34Bが溝32Gに完全に挿入されると、変位ラッチ部材34の弾性爪34PW、34PW’がホルダー32の壁32GWの下半部の係止部32GWRに対向するので、これらの弾性爪34PW、34PW’が係止部32GWRに係入するように復元して変位ラッチ部材34が溝32Gから抜け出すのを阻止する。
このようにして第2のラッチユニット30が組立てられた状態が図5、図8D及びD’並びに図9及び図10に示され、また第1及び第2のラッチユニット20、30が物体1及び扉2に取り付けられた状態が図2Aに示されている。
このようにしてラッチ10が取り付けられた状態で、扉2を物体1に閉じると、図2Aから図2Bに示すように、扉2側の第1のラッチユニット20の雄ラッチ部材(ストライカー)24が物体1側の第2のラッチユニット30の雌ラッチ部材(キャッチャー)34に弾性的に入り込んで扉2はラッチ10によって物体1の壁1Wに掛け止めされる。なお、雌ラッチ部材34は、ホルダー32の幅方向に変位することができるので、第1と第2のラッチユニット20、30の取り付け精度が低くても第2のラッチユニット30の雌ラッチ部材34が第1のラッチユニット20の雄ラッチ部材24に寸法誤差を吸収して両者を確実に結合することができる。
扉2を開くと、ラッチ10の第2のラッチユニット30の雌ラッチ部材34を開きながら第1のラッチユニット20の雄ラッチ部材24を雌ラッチ部材34から抜け出し、扉2と物体1との結合を解除することができる。
本発明の他の実施の形態が図11乃至図13に示されており、この実施の形態では、第1のラッチユニット20のラッチ部材24が雌の形態であり、第2のラッチユニット30の変位ラッチ部材34が雄の形態であるのが示されている。この形態のラッチ10は、雄と雌が逆であることを除いて図1乃至図10の実施の形態と同じであるので詳細な説明は省略する。
なお、上記の形態では、変位ラッチ部材34を有する第2のラッチユニット30が物体1側に取り付けられ、固定ラッチ部材24を有する第1のラッチユニット20が扉2側に取り付けられているが、これとは逆に、変位ラッチ部材34を有する第2のラッチユニット30が扉2側に取り付けられ、固定ラッチ部材24を有する第1のラッチユニット20が物体1側に取り付けられていてもよい。
上記のように、第2のラッチユニット30の変位ラッチ部材34の基部34Bは、撓ませることなくそのままの状態でホルダー32の溝32Gに挿入することができるので、従来技術のように、ホルダーの溝内に撓ませながら挿入する面倒な作業を必要とすることがなく、変位ラッチ部材を有するラッチユニット組立て作業が容易となることが解る。
また、変位ラッチ部材34は、基部34Bがホルダー32の溝32Gの壁32GWに引っ掛かって堅固に抜け止めされるので、扉2を開くときに、ラッチ部材24、34相互の結合が強くても変位ラッチ部材34がホルダー32の貫通口32GEから抜け外れることがない。
変位ラッチ部材34の弾性爪34PW、34PW’は、ホルダー32の係止部32GWRに係止して変位ラッチ部材がホルダー32の溝32Gから抜け止めしているこれらの弾性爪34PW、34PW’については、変位ラッチ部材34の挿入時にホルダー32の壁32GWの外面を利用して広げながら変位ラッチ部材34をホルダー32の溝32G内に挿入することができるので、弾性爪34PW、34PW’を手で広げるなどの面倒な作業を行うことなく、変位ラッチ部材34をホルダー32にワンタッチで組み付けることができる。
本発明によれば、変位自在なラッチ部材をホルダーの溝内に挿入する際に挿入部分を撓ませる必要がなくラッチユニットの組み立てを容易にし、またラッチ部材の溝内に挿入する方向がラッチユニット相互の結合方向とは異なるので、扉の開放時に、ラッチ部材がホルダーから不本意に抜け出ることがなく、産業上の利用性が向上する。
本発明の1つの形態による扉用ラッチの取付け状態の斜視図である。 図1のラッチの取付状態を示し、同図(A)扉が物体を開いてラッチが非結合状態の上面図、同図(B)扉が物体を閉じた状態の上面図である。 図1のラッチの第2のラッチユニットを物体の壁に取付ける状態を説明する上面図である。 図1のラッチの第2のラッチユニットを分解した状態の斜視図である。 図4と同じであるが、第2のラッチユニットを組立状態の斜視図である。 図1のラッチの第2のラッチユニットのホルダーを示し、同図(A)その上面図、同図(B)その正面図、同図(C)その右側面図、同図(D)同図(A)のD−D線断面図である。 図1のラッチの第2のラッチユニットのラッチ部材を示し、同図(A)その上面図、同図(B)その正面図、同図(C)その右側面図、同図(D)同図(A)のD−D線断面図である。 図1のラッチの第2のラッチユニットの組み立て状態を説明する図であり、同図(A)組み立ての第1の工程にある状態の上面図、同図(A’)同図(A)のA’−A’線断面図、同図(B)組み立ての第2の工程にある状態の上面図、同図(B’)同図(A’)と同じであるが同図(A)の状態の断面図、同図(C)組み立ての第3の工程にある状態の上面図、同図(C’)は、同図(A’)と同じであるが同図(C)の状態の断面図、同図(C’’)同図(A’)と同じであるが同図(C’)の状態よりも更に深くラッチ部材を挿入した状態の断面図、同図(D)組み立ての最終の工程にある状態の上面図、同図(D’)同図(A’)と同じであるが同図(D)の状態の断面図である。 図1のラッチの第2のラッチユニットを拡大して示し、同図(A)その上面図、同図(B)同図(A)のB−B線断面図である。 図9(A)と同じであるが一半部を水平断面にして示す上面図である。 本発明の異なる形態による扉用ラッチの第2のラッチユニットを分解した状態の斜視図である。 図11の扉用ラッチに用いられる第2のラッチユニットの組み立て状態の斜視図である。 図11の扉用ラッチの非結合状態の上面図である。 図11の扉用ラッチの結合状態の上面図である。
1 開口付き物体(箱体等)
1A 開口
1W 壁
1WH 取付口
2 扉
2UE 扉の上縁
10 扉用ラッチ
20 第1のラッチユニット
22 ホルダー
22H ねじ貫通孔
24 ラッチ部材
26 ねじ
30 第の2ラッチユニット
32 ホルダー
32B 背壁
32S 側壁
32S’ 側壁
32F 鍔
32F’ 鍔
32PW 係止爪
32PW’ 係止爪
32G 溝
32GB 底
32GI 挿入口
32GE 貫通口
32GW 壁
32GWR 係止部
34 ラッチ部材(変位ラッチ部材)
34M 本体
34B 基部
34BN 切欠き
34N 首部
34NF 鍔
34PW 弾性爪
34PW’ 弾性爪
34BN 切欠き

Claims (2)

  1. 開口付の物体の開口を閉じる扉と前記扉が閉じられたときに前記扉が衝合する前記物体の壁Wとにそれぞれ取り付けられる第1および第2のラッチユニットら成り、かつ、ホルダーに固定して保持された雄又は雌のラッチ部材を前記一方のラッチユニットがするものであるとともに、その一方のラッチユニットの雄又は雌のラッチ部材抜け止めするように弾性的に結合するものであってホルダーに変位自在に保持された雌又は雄の変位ラッチ部材を前記他方のラッチユニットが有するものである扉用ラッチにおいて、
    前記他方のラッチユニットにおけるホルダーが、一対の側壁とその両側壁の後端にわたる背壁とを有するものであること、および、当該ホルダーの内部には両側壁の内面より突出する一対の壁が形成されているとともに、この一対の壁の突出端部が相対間隔をおいて互いに対向していること、および、前記一方のラッチユニットと対面するこの一対の壁の外面には係止部がそれぞれ形成されていること、および、当該ホルダーにはこの構造に基づく溝があり、その溝は、両ラッチユニットの結合方向とは異なる方向に開口するものであって一対の壁と背壁との間に存在する挿入口と、前記一方のラッチユニットに対して開口するものであって一対の壁の対向部間に存在する貫通口とを含むものであること、ならびに、
    前記他方のラッチユニットの相応する変位ラッチ部材が、前記ホルダーの溝の挿入口を通て前記溝に挿入される基部とその基部から延び前記ホルダーの溝の貫通口を貫通する首部とを有するものであること、および、当該変位ラッチ部材が前記首部の前方の両側に弾性爪を有するものであり、この弾性爪が前記ホルダーにおける一対の壁の係止部と係止自在に対応していること、ならびに、
    前記他方のラッチユニットにおけるホルダーと変位ラッチ部材との相対関係において、前記変位ラッチ部材が前記ホルダーの溝の所定位置に挿入されると前記変位ラッチ部材が挿入方向から抜け止めされるように前記弾性爪が前記ホルダーの係止部に係止されてその変位ラッチ部材が変位自在に前記ホルダー内に保持されるものであること
    を特徴とする扉用ラッチ。
  2. 前記変位ラッチ部材の基部が切欠きを有するものであり、その切欠きについては、前記変位ラッチ部材が前記ホルダーの溝に挿入される前に前記弾性爪が係止方向とは反対方向に撓むように弾性変形してその弾性爪が前記ホルダーの壁に係合するのを許すものである請求項1に記載の扉用ラッチ。
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