JP4478135B2 - アンテナコイル - Google Patents

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本発明は、例えば、RFID(無線周波数識別:Radio Frequency Identification)技術を用いたICカード、識別タグなどに用いられるアンテナコイルに関する。
近年、情報を電子的に記憶することができるICチップと、このICチップと外部との間で情報をやり取りするインタフェースを備えたカードやタグを利用したシステムが、その多様な可能性から注目を集めている。かかるシステムは、一般的には、RFIDシステムと呼ばれ、小型の記録媒体(カードやタグ)とこれに読み書きを行うリーダライタとの組み合わせによって、様々な場面での固体認証やデータの送受信に利用することができる。
小型の記録媒体については、RFIDカード、ICカード、ワイヤレスカード、RFIDタグ、ICタグ等、種々の称呼がある。以下、RFIDカードと呼ぶが、特定の種類のものに限定する意図ではなく、上記のようなカードやタグ等を全て含む広い概念である。このようなRFIDカードは、従来のカードに用いられていた磁気記録方式のものに比べて、ICチップのメモリに大量の情報を記憶しておくことができ、偽造の防止も可能となるため、クレジットカード、電子マネー、電子乗車券、テレフォンカード、IDカード、貨物管理用タグ等として、広く利用されている。
また、リーダライタとの間で情報を送受信するための方式としては、RFIDカードの表面に設けられた電極接点とリーダライタに設けられた接触端子とを接触させる接触型、RFIDカードとリーダライタに設けられたアンテナコイルを介して無線により行う非接触型がある。特に、非接触型のRFIDカードは、接触による磨耗がないこと、リーダライタ側にRFIDカードを移動させる機構が必要ないこと、送受信の際の方向性の自由度が高いことなどから、高い耐久性と利便性を有するものとして、普及が期待されている。
ところで、上記のようにアンテナコイルを介して送受信を行う非接触型のRFIDリーダライタは、裏面に金属が有る場合、その通信距離が著しく低下する。これに対処するため、アンテナコイルと平行に平板状の磁性部材と金属製のシールド部材が配置されたものが提案されている(特許文献1〜3参照)。
特開2004−304370号公報 特開2005−340759号公報 特開2006−13976号公報
以上のような従来技術によれば、アンテコイルと平行に平板状の磁性部材と金属製のシールド部材を配置する(以下、3層構造と呼ぶ)ことにより、アンテナコイルの裏面に金属がある場合でも、通信距離の劣化を防止することができる。しかしながら、このような3層構造であっても、アンテナコイルの裏面に金属がなく、アンテナコイルのみの場合と比較すると、その通信距離は短い。このため、3層構造においても、さらに通信距離を伸ばす必要性がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、裏面に金属がある場合であっても、金属がない場合と同等以上に通信距離を伸ばすことができるアンテナコイルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、平面内で渦巻き状に巻回されたコイル部と、平板状の磁性部材と、金属製のシールド部材とを備えたアンテナコイルにおいて、前記シールド部材の面積は、前記コイル部の巻回内部を含む巻回面の面積と略同じ大きさであり、前記シールド部材にスリットが設けられ、前記スリットは、前記コイル部の中心部分を貫くように設けられるとともに、スリットの長さが前記コイル部の長径の半分程度以上であることを特徴とする。
さらに、本発明は、次のような技術的特徴を有する。
(1)前記スリットは、前記シールド部材の一方の辺を出発点として直線状に伸びて前記コイル部の中心部分を貫きつつ、対向する辺に達しない長さで形成され、前記スリットとは、別に、前記スリットが出発点とする辺と反対の辺を出発点として、前記スリットの両側に2本の他のスリットが形成されている。
(2)前記スリットとは、別に、前記コイル部の中心部分で、前記スリットと中心が直交する他のスリットが形成され、この他のスリットは、前記シールド部材の辺よりも短く形成されている。
以上の通り、本発明では、コイル部、磁性部材及びシールド部材の3層構造における金属製のシールド部材にスリットを設けることにより、渦電流が低減され、通信距離を伸ばすことができる。また、アンテナコイルと磁性部材との間に間隙を設けることにより、さらに通信距離を伸ばすことが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態とする)を説明する。なお、本実施形態は、例えば、組込み型RFIDに適用されるアンテナコイルであるが、RFIDの具体的構造については、特定のものには限定されないため、説明を省略する。
[第1の実施形態]
[構成]
本発明の第1の実施形態の構成を、図1及び図2を参照して説明する。すなわち、図1に示すように、本実施形態のアンテナコイル1は、空芯コイル2が設けられた基板3と、磁性部材4、シールド部材5を、互いに平行に積層することによって構成されている。
空芯コイル2は、図2に示すように、平面内に形成された電波の送受信用のコイルであり、図示しないRFIDの回路に電気的に接続されている。この空芯コイル2の材質は、例えば、銅若しくはアルミニウム等で形成することが考えられるが、これには限定されない。
基板3は、空芯コイル2が配設された絶縁性の部材である。基板3の材質は、例えば、ポリイミド等によって形成することが考えられるが、これには限定されない。磁性部材4は、磁芯として機能する材質で構成された平板状の部材である。磁性部材4の材質は、例えば、軟磁性金属、アモルファス若しくはフェライトの粉末(又はフレーク)と、プラスチック若しくはゴムとの複合材を用いることが考えられるが、これには限定されない。
シールド部材5は、通信距離を向上させるために配設された金属製の平板である。シールド部材5の材質は、例えば、アルミニウム等にすることが考えられるが、これには限定されない。さらに、シールド部材5には、厚み方向に貫通した直線状のスリット6が設けられている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した複数の実施例と比較例に基づいて説明する。
[スリット長の異なる実施例]
まず、スリット長の異なる複数の実施例を作製した。基板3、磁性部材4及びシールド部材5の大きさは、75×70mmとした。シールド部材5は、アルミニウム板で、厚さ1.0mmのものを用いた。そして、スリット6の深さは、1.0mm(厚み方向に貫通)、幅0.8mmとして、スリット6の長さ(この例では、図1に示すようなシールド部材5の一辺を一端とする直線状の距離)について異なる実施例1〜7を作製した。実施例1〜7は、それぞれスリット6の長さを、1、2、3、4、5、6、7.5cmとした。なお、基板3と磁性部材4との間には間隙はない。
また、比較例1として、シールド部材5のスリット6がない(スリット長0.0mm)以外は、実施例1〜7と同様のものを作製した。さらに、シールド部材5がない以外は、実施例1〜7と同様のものも作製した(磁性シートのみ)。
[スリット長とコイル特性]
以上の実施例1〜7におけるスリット長とコイル特性との関係を表1に示し、スリット長とL値、ΔLの関係を図3のグラフに示す。
Figure 0004478135
ここで、ΔLは、シールド部材5がないもの(表1中、「磁性シートのみ」)のL値をLo、シールド部材5があるときのL値をLsとしたとき、ΔL=Lo−Lsと定義される。このようなΔLは、金属板中の渦電流から発生した反磁界の大きさを表すものであり、ΔLが大きいほど反磁界が大きくて、L値の低下も大きくなると考えられる。
表1及び図3から明らかなように、磁性部材4の下にシールド部材5を入れると、シールド部材5を構成する金属中に発生する渦電流が逆向きの磁界(反磁界)を発生させるので、アンテナコイル1のL値は減少する(比較例1で最小)。この渦電流の流れを絶つために、スリット6を入れる。スリット6を入れた実施例1〜7においては、スリット長が長くなるに従ってL値が増加していることから、スリット6の存在によって渦電流を低減できることが分かる。このように、スリット6が渦電流の流れを絶つことにより、電力のロスが無くなり、かつ、反磁界が小さくなりより遠くに磁束が届くようになって、後述の測定結果が示すように、通信距離が伸びる。また、下面側からのノイズにも強くなる。
[スリット長と通信距離]
次に、上記の比較例1と実施例1〜7について、外部に金属があるものと無いものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表2、図4のグラフに示す。
Figure 0004478135
この表2及び図4から明らかなように、外部に金属がない状態であっても、外部に金属がある状態であっても、スリット6の長さが増加すると、通信距離も伸びることが分かる。また、図2に示すように、スリット6の始点から空芯コイル2の内側まで0.5mmある場合に、空芯コイル2の内側(図4の「アンテナコイル内」で示す範囲)では、スリット6が1cm長くなると、通信距離も1〜2mm程度伸びることが分かる。
[スリット幅の異なる実施例]
次に、スリット幅の異なる複数の実施例を作製した。各部材は、上記の実施例と同様のものを用いた。そして、図5に示すように、スリット6の深さを1.0mm(厚み方向に貫通)、長さ7.5cm(2つに分割)の一定として、幅が0.1〜3.0mmまでの異なる実施例8〜18を作製した。なお、基板3と磁性部材4との間には間隙はない。また、比較例2として、シールド部材5のスリット6がない(0.0mm)以外は、実施例8〜18と同様のものを作製した。
[スリット幅と通信距離]
以上の実施例8〜18と比較例2について、外部に金属があるものと無いものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表3、図6のグラフに示す。
Figure 0004478135
この表3及び図6から明らかなように、外部に金属がない状態であっても、外部に金属がある状態であっても、スリット幅が大きくなると通信距離が増加し、0.8mm以上でほぼ飽和するが、スリット6を入れることによって、通信距離が1〜5mm延びることが分かる。
[第2の実施形態]
[構成]
本発明の第2の実施形態の構成を、図7を参照して説明する。すなわち、本実施形態のアンテナコイル1は、空芯コイル2が設けられた基板3と、磁性部材4との間に空隙が形成されるように、スペーサ7が挿入されている。スリット6は、図2に示したものと同様である。その他の構成についても、上記の第1の実施形態と同様である。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した複数の実施例と比較例に基づいて説明する。
[空隙の異なる実施例]
まず、空隙の異なる複数の実施例を作製した。基板3、磁性部材4及びシールド部材5の大きさは、75×70mmとした。磁性部材4の厚さは2.0mm、アルミニウム製のシールド部材5の厚さは1.0mmとした。スリット6の深さは、1.0mm(厚み方向に貫通)、幅0.8mm、長さ70mmとした。そして、基板3と磁性部材4との空隙が異なる実施例20を作製した。空隙は、0、2.4、4.0、7.2mmとした。なお、空隙が0のものは、上記の第1の実施形態と同様である。
また、比較例3として、図8及び図9に示すように、シールド部材5が無い以外は、実施例20と同様のものを作製した。図8は、スペーサ7が無いもの(スペーサ高さ0mm)である。比較例4として、図10及び図11に示すように、スリット6が無い以外は、実施例20と同様のものを作製した。図10は、スペーサ7が無いもの(スペーサ高さ0mm)である。
[空隙と通信距離]
上記の比較例3(A)、比較例4(B)と実施例20(C)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表4に示す。また、表4における空隙(スペーサ高さ)が0mmの場合の通信距離の比較を、図12のグラフに示す。さらに、表4をグラフ化したものを、図13に示す。
Figure 0004478135
この表4、図12及び図13から、以下のことが分かる。すなわち、磁性部材4のみ(A:比較例2)は、外部の金属がある状態では通信距離が著しく低下する。この解決法として、磁性部材4の下に金属製のシールド部材5を配置する方法(B:比較例3)があり、外部に金属がある状態での通信距離は伸びるが、十分ではない。
そこで、金属製のシールド部材5にスリット6を入れることで、無い時に比べて通信距離が伸ばせる(C:実施例20)。さらに、この構造において、基板3と磁性部材4との間にスペーサ7を挿入して空隙を設けることで、通信距離をより一層伸ばすことができる(図13)。
[第3の実施形態]
[構成]
本発明の第3の実施形態の構成を、図14〜図17を参照して説明する。すなわち、本実施形態は、基本的には上記第1の実施形態(スペーサ7無し)、第2の実施形態(スペーサ7有り)と同様の構成である。但し、本実施形態は、図14及び図15に示すように、シールド部材5のスリット6が、複数本形成されている点に特徴を有している。
図14の例では、シールド部材5の一方の辺から直線状に伸びて、対向する辺に達しない長さのスリット6が、交互に3本形成されている。図15の例では、シールド部材5を2分割する直線上の1本と、これに直交するがシールド部材5の辺よりも短い1本のスリット6が形成されている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した複数の実施例に基づいて説明する。
[スリット形状の異なる実施例]
まず、図2に示したように、長さ60mmの1本のスリット6を形成したものを実施例21(D)とし、図14に示すように、長さ60mmの3本のスリット6を、空芯コイル2の内側とスリット6及びスリット6同士の間隔lが、16mmとなるように形成したものを実施例22(E)とした。
また、図5に示したように、長さ70mm(2つに分割)の1本のスリット6を形成したものを実施例23(F)とし、図15に示すように、シールド部材5を分割する1本のスリット6と互いの中央で直交する1本のスリット6を形成したものを実施例24(G)とした。分割するスリット6と空芯コイル2の内側との間隔をL/2、これに直交するスリット6の半分の長さを2L/3とした。
さらに、それぞれの実施例21〜24について、図16に示すように、基板3と磁性部材4との空隙が無いもの(スペーサ高さ0mm)と、図17に示すように、スペーサ7の挿入により、基板3と磁性部材4との空隙が異なるもの(スペーサ高さ2.4、4.0、7.2mm)を作製した。
[スリット形状と通信距離]
以上の実施例21〜24について、外部に金属があるものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表5に示す。また、外部に金属があるものを作製し、それぞれにおけるスペーサ高さ(空隙)と通信距離の関係を測定した結果を、図18のグラフに示す。
Figure 0004478135
この表5、図18から、以下のことが分かる。すなわち、外部の金属がある場合には、スリット6の本数が多いほど、スリット6が長いほど、通信距離が伸びている。また、このような構造においても、基板3と磁性部材4との間に空隙を設けることで、さらに通信距離を伸ばすことができる。シールド部材5を2分割したもので、さらにスリット6を入れたものであっても、同様に通信距離を伸ばすことができる。
[第4の実施形態]
[構成]
本発明の第4の実施形態の構成を、図19及び図20を参照して説明する。すなわち、本実施形態は、基本的には上記第1の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態は、図19及び図20に示すように、シールド部材5のスリット6が、貫通型ではなく、ハーフカット型となっている点に特徴を有している。
図19の例では、シールド部材5の対向する2辺間を結ぶ1本の直線状のスリット6が、厚み方向には貫通しないように形成されている。また、図20の例では、図19と同様のスリット6に加え、これに直交するように、対向する2辺間を結ぶ1本の直線状のスリット6が、厚み方向には貫通しないように形成されている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した複数の実施例に基づいて説明する。
[ハーフカット型のスリットの実施例]
まず、図19に示すようなスリット6を、幅1.0mm、深さ0.5mmで形成したものを実施例25(H)、図20に示すような十字のスリット6を、幅1.0mm、深さ0.5mmで形成したものを実施例26(I)とした。基板3と磁性部材4との空隙は、0mm、シールド部材5の大きさは、75×70mm、厚さ1.0mmである。比較例としては、上記のスリット6の無い比較例3(B)のうち、基板3と磁性部材4との空隙が0mmのものを用いた。
[ハーフカット型のスリットと通信距離]
以上の実施例25(H)、実施例26(I)、比較例3(B)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表6に示す。また、表6をグラフ化したものを、図21に示す。
Figure 0004478135
この表6、図21から、以下のことが分かる。すなわち、スリット6をハーフカット型にした場合も、スリット6が無い場合と比べて、通信距離を伸ばすことができる。特に、スリット6を複数本設けることによって、より一層通信距離を伸ばすことができる。
[第5の実施形態]
[構成]
本発明の第5の実施形態の構成を、図22を参照して説明する。すなわち、本実施形態は、ケース8の底面に、シールド部材5を固定して、磁性材料を含んだ樹脂でポッティングすることにより磁性部材4を形成し、空芯コイル2が設けられた基板3を積層することによって構成されている。シールド部材5には、厚み方向に貫通した直線上のスリット6が設けられている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した実施例と比較例に基づいて説明する。
[ポッティング型の実施例]
まず、ポッティング型の実施例を作製した。ケース8の大きさは100×75mm、磁性部材4のポッティングの厚さは2mm、シールド部材5は大きさ75×70mm、厚み1mmで、スリット6の長さ70mm、幅0.8mmとしたものを、実施例27(K)とした。また、シールド部材5のスリット6がない以外は、実施例27と同様のものを作製して、比較例5(J)とした。その断面図を、図23に示す。
[ポッティング型と通信距離]
上記の実施例27(K)と比較例4(J)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれ通信距離を測定した結果を、表7、これをグラフ化したものを図24に示す。
Figure 0004478135
この表7及び図24から明らかなように、ポッティング型のアンテナコイル1においても、シールド部材5にスリット6を入れることにより、通信距離を伸ばすことができる。なお、ポッティング型のアンテナコイル1の他の例としては、上記の実施形態で示したように、基板3と磁性部材4との間にスペーサ7を挿入して空隙を形成したもの(図25)、基板3と磁性部材4との間に磁性材料を含まない樹脂層9を形成したもの(図26)が考えられるが、これらについても、同様の効果が得られる。
[第6の実施形態]
[構成]
本発明の第6の実施形態の構成を、図27を参照して説明する。すなわち、本実施形態は、磁性部材4の内部に、シールド部材5を埋め込んだ複合磁性シートを作製して、空芯コイル2が設けられた基板3を積層することによって構成されている。シールド部材5には、厚み方向に貫通した直線上のスリット6が設けられている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した実施例と比較例に基づいて説明する。
[複合磁性シート型の実施例]
まず、複合磁性シート型の実施例を作製した。複合磁性シートの大きさは、75×70mm、厚さは3mm(磁性部材2mm)であり、使用したシールド部材5は、大きさ75×70mm、厚み1mmで、スリットは長さ70mm、幅0.8mmとしたものを、実施例28(M)とした。また、比較例として、シールド部材5のスリット6がない以外は、実施例28と同様のものを作製して、比較例5(L)とした。その断面図を、図28に示す。
[複合磁性シート型と通信距離]
上記の実施例28(M)と比較例5(L)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれ通信距離を測定した結果を、表8、これをグラフ化したものを図29に示す。
Figure 0004478135
この表8及び図29から明らかなように、複合磁性シート型のアンテナコイル1においても、シールド部材5にスリット6を入れることにより、通信距離を伸ばすことができる。なお、複合磁性シート型のアンテナコイル1の他の例としては、上記の実施形態で示したように、基板3と磁性部材4との間にスペーサ7を挿入して空隙を形成したもの(図30)、基板3と磁性部材4との間に磁性材料を含まない樹脂層9を形成したもの(図31)が考えられるが、これらについても、同様の効果が得られる。
[第7の実施形態]
[構成]
本発明の第7の実施形態の構成を、図32を参照して説明する。すなわち、本実施形態は、基本的には、上記の第1の実施形態と同様の構成である。但し、本実施形態のアンテナコイル1は、図32に示すように、導体板11上に置かれた基板3上で、電力伝送を損失なく伝達するため、インピーダンスマッチングを行う(以下、マッチング作業と言う)点に特徴を有している。シールド部材5には、厚み方向に貫通した直線上のスリット6が設けられている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した実施例と比較例に基づいて説明する。
[マッチング型の実施例]
まず、導体板11上でマッチング作業を行う実施例を作製した。シールド部材5は大きさ75×70mm、厚み1mmで、スリットの長さ70mm、幅0.8mmとし、導体板11上で、50Ωのマッチング作業を行ったものを、実施例29(O)とした。また、図33に示すように、絶縁体(非導体)10上に積層してマッチング作業を行う以外は、実施例29と同様のものを作製して、比較例6(N)とした。
[マッチング型と通信距離]
上記の実施例29(O)と比較例6(N)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれ通信距離を測定した結果を、表9、これをグラフ化したものを図34に示す。
Figure 0004478135
この表9及び図34から明らかなように、導体板11上でマッチング作業を行うことで、アンテナコイル1の通信距離を伸ばすことができる。
[第8の実施形態]
[構成]
本発明の第8の実施形態の構成を、図35を参照して説明する。本実施形態は、例えば、RFIDリーダライタを小さく形成するときに、金属部品を実装している回路基板がアンテナコイルの下に配置される場合に適用されるものである。すなわち、図35に示すように、本実施形態は、ケース8の底面に、金属部材を実装している回路基板12を備え、その上方に、シールド部材5、磁性部材4、空芯コイル2が設けられた基板3を積層することによって構成されている。シールド部材5には、厚み方向に貫通した直線上のスリット6が設けられている。
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した実施例と比較例に基づいて説明する。
[金属部品実装型の実施例]
まず、金属部品実装型の実施例を作製した。ケース8の大きさは55×40mm(外形)、51×36mm(内形)、高さ15mm、金属部品を実装した回路基板12の大きさ42×35mm、基板3の大きさ50×20mm、磁性部材4の大きさ50×35mm、厚さ1mm、シールド部材5の大きさ50×20mm、厚さ1mmで、スリット6の長さ45mm、幅0.8mmとしたものを、実施例30(Q)とした。また、シールド部材5のスリット6がない以外は、実施例30と同様のものを作製して、比較例7(P)とした。その断面図を、図36に示す。
[金属部品実装型と通信距離]
上記の実施例30(Q)と比較例7(P)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれ通信距離を測定した結果を、表10、これをグラフ化したものを図37に示す。
Figure 0004478135
この表10び図37から明らかなように、金属部品を実装している回路基板12をアンテナコイル1の下に配置すると、回路基板12の金属部品の影響を受けて通信距離が著しく低下する。これに対して、アンテナコイル1と回路基板12との間に磁性部材4とスリット6入りのシールド部材5を配置することにより、通信距離を著しく伸ばすことができる。
なお、金属部品実装型のアンテナコイル1の他の例としては、基板3と磁性部材4との間にスペーサ7を挿入して空隙を形成したもの(図38)、基板3と磁性部材4との間に磁性材料がない部分(例えば、磁性材料を含まない樹脂層9)を形成したもの(図39)が考えられるが、これらについても、同様の効果が得られる。
第1の参考例
[構成]
本発明の第1の参考例の構成を、図40を参照して説明する。すなわち、本参考例は、基本的には上記第1の実施形態と同様の構成である。但し、本参考例は、図40に示すように、シールド部材5のスリット6が、間隔を空けて形成されている点に特徴を有している。この図40の例では、スリット6は、シールド部材5の一方の辺と対向する辺から、それぞれ直線状に伸びていて、中央部分において途切れているいるため、スリット6が無い部分(長さX)が存在する。
[作用効果]
以上のような本参考例の作用効果を、実際に作製した複数の実施例に基づいて説明する。
[スリット形状の異なる実施例]
まず、スリット6が無い部分の長さXが異なる実施例を作製した。基板3、磁性部材4及びシールド部材5の大きさは、75×70mm、磁性部材4の厚さ2.0mmとした。シールド部材5は、アルミニウム板で、厚さ1.0mmのものを用いた。そして、スリット6の深さは、1.0mm(厚み方向に貫通)、幅0.8mmとして、スリットが無い部分の長さXを、5.0、4.0、3.0、2.5、2.0、1.0、0.0cmとしたものを実施例31〜37とした。なお、実施例37は、図5と同様に、スリット6をシールド部材5の全長に亘って形成したものである。
また、比較例8として、スリット6が全く無い(X=7.5cm)以外は、実施例31〜37と同様のものを作製した。さらに、比較例9として、スリット6が空芯コイル2の内側に無い(X=6.0cm)以外は、実施例31〜37と同様のものを作製した。
[スリット形状と通信距離]
以上の実施例31〜37と比較例8、9について、外部に金属があるものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表11に示し、これをグラフ化したものを、図41に示す。
Figure 0004478135
この表11、図41から、以下のことが分かる。すなわち、スリット6が無い部分が短いほど(スリット6が長いほど)、通信距離は伸びているが、中心付近にスリット6がなくても、一定の効果は得られる。これは、渦電流は中心で零となるため、中心部分についてはスリット6が存在しなくても、通信距離を伸ばす効果はあるからである。また、スリット6は、空芯コイル2の内側にある場合に通信距離を伸ばす効果があり、外側のみにある場合には効果はないことが分かる。
なお、本参考例は、図1と同様に構成したもの以外にも、図7に示したように、基板3と磁性部材4との間にスペーサ7を挿入して空隙を形成したものであっても、同様の効果が得られる。
第2の参考例
[構成]
本発明の第2の参考例の構成を、図42を参照して説明する。すなわち、本参考例は、基本的には上記第2の実施形態と同様の構成である。但し、本参考例は、図42に示すように、間隔を空けたスリット6が、シールド部材5に直交する方向に形成されている点に特徴を有している。この図42の例では、一方のスリット6の間隔(スリット6が無い部分の長さ)をX1、他方のスリット5の間隔(スリット6が無い部分の長さ)をX2とする。
[作用効果]
以上のような本参考例の作用効果を、実際に作製した実施例に基づいて説明する。
[スリット形状の異なる実施例]
まず、スリット6が無い部分の長さX1、X2が同じ実施例を作製した。基板3、磁性部材4及びシールド部材5の大きさは、75×70mm、磁性部材4の厚さ2.0mmとした。シールド部材5は、アルミニウム板で、厚さ1.0mmのものを用いた。そして、スリット6の深さは、1.0mm(厚み方向に貫通)、幅0.8mmとして、スリットが無い部分の長さX1、X2を、いずれも1.0cmとしたものを、実施例38(S)とした。また、比較例10(R)として、スリット6が全く無い以外は、実施例38と同様のものを作製した。
[スリット形状と通信距離]
以上の実施例38(S)と比較例10(R)について、外部に金属があるものを作製し、それぞれにおける通信距離を測定した結果を、表12に示し、これをグラフ化したものを、図43に示す。
Figure 0004478135
この表12、図43から、以下のことが分かる。すなわち、間隔を設けたスリット6が直交する場合には、スリット6がないものよりも通信距離を伸ばす効果があることが分かる。なお、本参考例は、図1と同様に構成したもの以外にも、図7に示したように、基板3と磁性部材4との間にスペーサ7を挿入して空隙を形成したものであっても、同様の効果が得られる。
[他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではなく、各部材の材質、大きさ、形状、数、配置等は、適宜変更可能であり、以下に説明する通り、種々の態様を含むものである。例えば、上記の第1の実施形態において、磁性部材として、あらかじめ作製された平板状の部材を用いたが、磁性材料を含んだ樹脂をシールド部材上に印刷若しくは塗布することにより、磁性部材を形成してもよい。シールド部材についても、導電性塗料を印刷若しくは塗布することににより構成してもよい。
また、磁性材料として、シールド特性を改善するために、扁平状の磁性粉末を用いる場合がある。そこで、これを利用して、図44に示すように、磁性部材4を、球状磁性材料層4aと、扁平状磁性材料層4bとの2層構造とすることも可能である。また、図45に示すように、磁性部材4と基板3との間を、磁性材料を含まない樹脂層9としてもよい。さらに、図46に示すように、磁性部材4を、球状磁性材料層4aと扁平状磁性材料層4bの2層構造とするとともに、磁性部材4と基板3との間を、磁性材料を含まない樹脂層9としてもよい。
本発明の第1の実施形態のアンテナコイルを示す断面図である。 図1の実施形態におけるシールド部材の平面図(a)及び断面図(b)である。 図1の実施形態におけるスリット長とL、ΔLとの関係を示す説明図である。 図1の実施形態におけるスリット長と通信距離との関係を示す説明図である。 図1の実施形態における分割型のスリットを入れたシールド部材の平面図(a)及び断面図(b)である。 図1の実施形態におけるスリット幅と通信距離との関係を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態のアンテナコイルを示す断面図である。 図7の実施形態の比較例(空隙無し)を示す断面図である。 図7の実施形態の比較例(空隙有り)を示す断面図である。 図7の実施形態の比較例(空隙無し)を示す断面図である。 図7の実施形態の比較例(空隙有り)を示す断面図である。 図7の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 図7の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態のアンテナコイルにおけるシールド部材を示す平面図(a)及び断面図(b)である。 本発明の第3の実施形態のアンテナコイルにおけるシールド部材を示す平面図(a)及び断面図(b)である。 図14及び図15の実施形態のアンテナコイル(空隙無し)を示す断面図である。 図14及び図15の実施形態のアンテナコイル(空隙有り)を示す断面図である。 図14及び図15の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 本発明の第4の実施形態のアンテナコイルにおけるシールド部材を示す平面図(a)及び断面図(b)である。 本発明の第4の実施形態のアンテナコイルにおけるシールド部材を示す平面図(a)及び断面図(b)である。 図19及び図20の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 本発明の第5の実施形態のアンテナコイルを示す断面図である。 図22の実施形態の比較例を示す断面図である。 図22の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 図22の実施形態における他の例を示す断面図である。 図22の実施形態における他の例を示す断面図である。 本発明の第6の実施形態のアンテナコイルを示す断面図である。 図27の実施形態の比較例を示す断面図である。 図27の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 図27の実施形態における他の例を示す断面図である。 図27の実施形態における他の例を示す断面図である。 本発明の第7の実施形態のアンテナコイルを示す断面図である。 図32の実施形態の比較例を示す断面図である。 図32の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 本発明の第8の実施形態のアンテナコイルを示す断面図である。 図35の実施形態における比較例を示す断面図である。 図35の実施形態における実施例と比較例との通信距離を示す説明図である。 図35の実施形態における他の例を示す断面図である。 図35の実施形態における他の例を示す断面図である。 第1の参考例におけるシールド部材の平面図(a)及び断面図(b)である。 図40の参考例におけるスリットが無い部分の距離と通信距離との関係を示す説明図である。 本発明の第2の参考例におけるシールド部材の平面図(a)及び断面図(b)である。 図42の参考例における実施例と比較例との通信距離の比較を示す説明図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態を示す断面図である。
符号の説明
1…アンテナコイル
2…空芯コイル
3…基板
4…磁性部材
4a…球状磁性材料層
4b…扁平状磁性材料層
5…シールド部材
6…スリット
7…スペーサ
8…ケース
9…樹脂層
10…絶縁体
11…導体板
12…回路基板

Claims (2)

  1. 平面内で渦巻き状に巻回されたコイル部と、平板状の磁性部材と、金属製のシールド部材とを備えたアンテナコイルにおいて、
    前記シールド部材の面積は、前記コイル部の巻回内部を含む巻回面の面積と略同じ大きさであり、
    前記シールド部材にスリットが設けられ、
    前記スリットは、前記コイル部の中心部分を貫くように設けられるとともに、スリットの長さが前記コイル部の長径の半分程度以上であり、
    前記スリットは、前記シールド部材の一方の辺を出発点として直線状に伸びて前記コイル部の中心部分を貫きつつ、対向する辺に達しない長さで形成され、
    前記スリットとは、別に、前記スリットが出発点とする辺と反対の辺を出発点として、前記スリットの両側に2本の他のスリットが形成されたことを特徴とするアンテナコイル。
  2. 平面内で渦巻き状に巻回されたコイル部と、平板状の磁性部材と、金属製のシールド部材とを備えたアンテナコイルにおいて、
    前記シールド部材の面積は、前記コイル部の巻回内部を含む巻回面の面積と略同じ大きさであり、
    前記シールド部材にスリットが設けられ、
    前記スリットは、前記コイル部の中心部分を貫くように設けられるとともに、スリットの長さが前記コイル部の長径の半分程度以上であり、
    前記スリットとは、別に、前記コイル部の中心部分で、前記スリットと中心が直交する他のスリットが形成され、
    この他のスリットは、前記シールド部材の辺よりも短く形成されたことを特徴とするアンテナコイル。
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