JP2009021970A - ブースターアンテナコイル - Google Patents

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Abstract

【課題】通信距離を十分に延長できるとともに、安定した通信距離を確保でき、所要スペースが小さいブースターアンテナを提供する。
【解決手段】所定の搬送周波数でRFIDタグ3と通信可能なRFIDリーダライタ1に、ブースターアンテナ2を備える。RFIDリーダライタ1のPコイル11とブースターアンテナ2のQコイル21によって、双峰特性が生じるように、結合共振回路を構成する。搬送周波数は、双峰特性の2つのピークの間に来る。結合共振回路の結合係数が、0.015〜0.1の磁気結合である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、RFID(無線周波数識別:Radio Frequency Identification)システムなどに、通信距離の延長のために用いられるブースターアンテナコイルに関する。
近年、情報を電子的に記憶することができるICチップと、このICチップと外部との間で情報をやり取りするインタフェースを備えたカードやタグを利用したシステムが、その多様な可能性から注目を集めている。かかるシステムは、一般的には、RFIDシステムと呼ばれ、小型の記録媒体(カードやタグ)とこれに読み書きを行うRFIDリーダライタとの組み合わせによって、様々な場面での固体認証やデータの送受信に利用することができる。
小型の記録媒体については、RFIDカード、ICカード、ワイヤレスカード、RFIDタグ、ICタグ等、種々の称呼がある。以下、RFIDタグと呼ぶが、特定の種類のものに限定する意図ではなく、上記のような種々のカードやタグ等を全て含む広い概念である。このようなRFIDタグは、従来のカードに用いられていた磁気記録方式のものに比べて、ICチップのメモリに大量の情報を記憶しておくことができ、偽造の防止も可能となるため、クレジットカード、電子マネー、電子乗車券、テレフォンカード、IDカード、貨物管理用タグ等として、広く利用されている。
また、RFIDリーダライタとの間で情報を送受信するための方式としては、RFIDタグの表面に設けられた電極接点とRFIDリーダライタに設けられた接触端子とを接触させる接触型、RFIDタグとRFIDリーダライタに設けられたアンテナコイルを介して無線により行う非接触型がある。特に、非接触型のRFIDタグは、接触による磨耗がないこと、RFIDリーダライタ側にRFIDタグを移動させる機構が必要ないこと、送受信の際の方向性の自由度が高いことなどから、高い耐久性と利便性を有するものとして、普及が期待されている。
ところで、上記のような非接触型のRFIDリーダライタとRFIDタグとの通信距離は、数cmである。しかし、上述のように、種々の用途が考えられるRFIDシステムは、多様な用途が考えられるものであり、適用分野によっては、通信距離をさらに延長できることが望ましい。これに対処するため、RFIDタグとRFIDリーダライタとの間に、ブースターアンテナを配置することが提案されている。これは、基本的には、共振用回路を含むRFIDリーダライタ用のアンテナコイル(以下、Pコイルと呼ぶ)と、共振用コンデンサを含むRFIDブースターアンテナコイル(以下、Qコイルと呼ぶ)とを用いる技術である。
例えば、Pコイルの法線方向にQコイルを配置して、通信距離を延長する技術が特許文献1に開示されている。また、RFIDタグの前方に、RFIDタグ用のQコイルを配置して、通信距離を延長する技術が特許文献2に開示されている。さらに、非接触ICカード用カードケースに、ブースターを設けたブースター付カードケースが、特許文献3に開示されている。
特開2000−138621号公報 特開2005−323019号公報 特開2005−332015号公報 電気工学ハンドブック、日本国、電気学会、再版3昭和46年(初版昭和42年)、132−133頁
ところで、上記のように、RFIDタグとRFIDリーダライタとの間にブースターアンテナを構成しても、通信距離の十分な延長を望めない場合が生じる。例えば、RFIDリーダライタ用のPコイルとブースター用のQコイルとによって構成される結合共振回路において、その結合係数が大きい場合には、共振周波数が2つに分かれることにより、いわゆる双峰特性を示す(非特許文献1参照)。この状態においては、ブースターアンテナを用いているにも係わらず、搬送周波数において電流が小さくなり、発生磁界強度が小さくなるため、通信距離の十分な延長ができない。
一方、結合係数を小さくすることにより、単峰特性を得ることができるが、その場合には、RFIDリーダライタ用のPコイルと、ブースター用のQコイルとの結合が小さくなり、通信距離が低下する。また、結合係数を小さくするためPコイルとQコイル間の距離を大きくすると、所要スペースが大きくなる。
さらに、上記のようなブースター用のコイルは、コイルのインダクタンスLとキャパシタの静電容量CによるLC共振であり、共振周波数は、部品の製造精度、L、Cの温度特性により変化する。そのため、コイルの共振周波数に誤差が生じた場合には、安定した通信距離が得られない可能性がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、通信距離を十分に延長できるとともに、安定した通信距離を確保でき、所要スペースが小さいブースターアンテナコイルを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、所定の搬送周波数により外部と通信可能な第1のアンテナコイルに対して、双峰特性が生じる結合共振回路を構成するように配設された第2のアンテナコイルを有し、前記双峰特性の2つのピークの間に搬送周波数が設定されているブースターアンテナコイルにおいて、以下のような特徴を有する。
(1) 前記結合共振回路の結合係数が、概ね0.015〜0.1の磁気結合である。
(2) 前記第2のアンテナコイルから発生する磁界強度に対し、前記第2のアンテナコイルがない場合に前記第1のアンテナコイルから発生する磁界強度の比の値が、1を超える。
(3) 前記第1のアンテナコイルと前記第2のアンテナコイルとの間に磁性部材が配置されている。
以上のような発明では、第1のアンテナコイルと第2のアンテナコイルにより構成される結合共振回路において、双峰特性の2ピークの間に搬送周波数を合わせるとともに、結合係数を0.015〜0.1に調整することで、第2のアンテナコイルに流れる電流が増加し、発生磁界強度が大きくなり、通信距離を十分延長できる。さらに、第2のアンテナコイルの共振周波数に誤差が生じても、安定した通信が得られる。これは、第2のアンテナコイルの磁界強度と、第2のアンテナコイルがない状態での第1のアンテナコイルの磁界強度との比が1を超えるように設定した場合も同様である。
なお、搬送周波数が双峰特性の2つのピークの外に外れている場合、第1のアンテナコイルと第2のアンテナコイルの共振周波数が異なっている場合であっても、磁界強度比が1を超える場合には通信距離の延長効果は期待できる。
また、第1のアンテナコイルと第2のアンテナコイルとの間に磁性部材を配置することで、両コイル間の結合係数をコントロールできるので、第1のアンテナコイルと第2のアンテナコイルとの間のスペースを縮小できる。
以上の通り、本発明では、通信距離を十分に延長できるとともに、安定した通信距離を確保でき、所要スペースが小さいブースターアンテナコイルを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態とする)を説明する。なお、各実施形態は、例えば、RFIDリーダライタに適用されるブースターアンテナであるが、RFIDリーダライタ及びこれと通信を行うRFIDタグの具体的構造については、特定のものには限定されないため、説明を省略する。
また、以下の説明では、各実施形態の基本構成を説明し、それぞれに対応して作製した実施例に基づく測定結果によって、各実施形態の作用効果を説明する。
[第1の実施形態]
[構成]
まず、本実施形態の基本構成を、図1及び図2を参照して説明する。すなわち、本実施形態は、RFIDリーダライタ1側に設けられたPコイル11及び共振用回路12、ブースターアンテナ2を構成するQコイル21及びキャパシタ22、RFIDリーダライタ1との通信を行うRFIDタグ3等によって構成されている。
Pコイル11、Qコイル21は、導体が巻回するように形成された電波の送受信用のアンテナコイルであり、図示しないRFIDの回路に電気的に接続されている。このPコイル11及びQコイル21は、例えば、絶縁性の基板上に銅若しくはアルミニウム等によってエッチングや印刷等で形成したり、ワイヤやリードで構成することが考えられるが、これらには限定されない。
そして、Pコイル11及びQコイル21は、互いに法線方向がほぼ同一(同軸且つ平行)となるように配置されている。但し、Pコイル11及びQコイル21の位置関係はこれには限定されない。Pコイル11及びQコイル21の支持構造については、用途に応じて種々のものが考えられる。どのような形状及び材質のケース、フレーム等を用いるか、一部若しくは全部を外部へ露出するか否か、携帯型、可搬型若しくは設置型とするか等は、自由である。
上記のRFIDリーダライタ1とブースターアンテナ2によって構成される結合共振回路の一例を、図2の回路図に示す。共振周波数は、Pコイル11、Qコイル21、抵抗R1〜R3、キャパシタC1〜C3の仕様等に従うので、所望の共振周波数が得られる部品を選択する。例えば、Pコイル11、Qコイル21、抵抗R1〜R3の仕様を固定とすると、キャパシタC1〜C3の容量を選択することにより、各コイルの共振周波数を所望の値に変えることができる。可変コンデンサ等を用いることにより、所望の周波数への変更が容易となるように構成してもよい。実験の際には、可変コンデンサを用いることが便宜である。
本実施形態においては、双峰特性を示すように、共振回路の結合係数を大きく設定する。このとき、搬送周波数は双峰特性の2つのピークの間に来るようにして、結合係数は0.015〜0.1の磁気結合となるように設定する。
なお、Pコイル11とQコイル21の特性を求める式を示すと、以下の通りとなる。まず、Pコイル11とQコイル21の相互インダクタンスは、下記の条件によると、式1で表すことができる。
M:相互インダクタンス
Np:Pコイルの巻き数
Nq:Qコイルの巻き数
a:Pコイルの半径
b:Qコイルの半径
z:中心軸上の距離
k:結合係数
Figure 2009021970
したがって、結合係数kは、相互インダクタンスMに比例する。また、結合係数kは、下記の条件で、式2により表せる。
Lp:Pコイルのインダクタンス
Lq:Qコイルのインダクタンス
Figure 2009021970
したがって、Pコイル11とQコイル21の位置関係から、結合係数kを計算によって導くことができる。
さらに、Qコイル21の共振周波数foは、Qコイル21のインダクタンスLq、キャパシタの静電容量Cqである場合、式3で表すことができる。
Figure 2009021970
[作用効果]
以上のような本実施形態の作用効果を、実際に作製した複数の実施例と比較例に基づいて説明する。
[通信距離の安定…実施例1〜9]
まず、比較例1と、本実施形態を適用した実施例1〜9について、所定の入力電圧による磁界強度について、シミュレーションを行った結果のデータを示す。ここで、シミュレーションを磁界強度に着目して行ったのは、次の理由による。
まず、以下の式4に示すように、アンテナ中心軸上の磁界はアンテナコイル部分の電流に比例する。
Figure 2009021970
なお、式4における条件は、次の通りである。
Z:コイル中心からの距離(m)
a:コイルの半径
H(z):コイル中心からの距離Zでの磁界の強さ(A/m)
N:巻き数
I:コイル電流(A)
そして、以下の式5に示すように、RFIDタグ3の誘起電圧Vmは、磁界の強さHに比例する。つまり、磁界を強くすれば、それだけ誘起電圧が大きくなり、通信距離の更なる改善が見込める。従って、Qコイル21が有る場合と無い場合との磁界強度の差異を示すことによって、通信距離の長短が判断できることになる。
Figure 2009021970
なお、式5における条件は、次の通りである。
Vm:誘起電圧
F:周波数
N:巻き数
S:受信コイル断面積
H:磁界強度
μ:4π×10−7 T/(A/m)
α:比例定数
ここでは、下記のAに対応する比較例1、B〜Jに対応する実施例1〜9について、表1に示す条件、図2の回路図で、Pコイル11の電流I、Qコイル21の電流Iのシミュレーションを実行した(搬送周波数13.56MHz)。シミュレーションの入力電圧は1Vとした。
Figure 2009021970
そして、式4、表2に示す計算条件で、搬送周波数13.56MHzにおけるPコイル11及びQコイル21の磁界強度を計算した。
Figure 2009021970
さらに、磁界強度の相対値は、Qコイルから発生する磁界強度Hq(Z=50mm)をQコイルが無い状態での(Pコイルから発生する)磁界強度Hp(Z=50mm)で規格化して、式6のように求めた。
Figure 2009021970
以上のように求めた磁界強度(相対値)と結合係数との関係を、図3及び図4のグラフに示す。図3は、Qコイルの共振周波数が高周波側に変化した場合(B→C→E→G→I)を示すグラフである。図4は、Qコイルの共振周波数が低周波側に変化した場合(B→D→F→H→J)を示すグラフである。
この図3及び図4から明らかな通り、結合係数Kが約0.015〜0.1において、確実に磁界強度(相対値)が1を超える、つまりQコイル21がない場合よりも磁界が強くなるので、Qコイル21がない場合よりも通信距離を伸ばすことが期待できる。
そして、結合係数Kが約0.015〜0.1の範囲では、Qコイルの共振周波数が±0.5MHzずれていても、安定した通信が得られる。具体的なQコイルの共振周波数の誤差の範囲Xと、これに適した結合係数Kとの関係は、以下の通りである。
・X=13.56±0.05MHz → K=0.015が最適
・X=13.56±0.1MHz → K=0.015〜0.03が最適
・X=13.56±0.25MHz → K=0.03〜0.04が最適
・X=13.56±0.5MHz → K=0.04〜0.06が最適
なお、図3、図4によれば、結合係数Kが0.015よりも小さい場合や0.1よりも大きい場合であっても、上記の相対値が1を超える範囲が存在する。従って、かかる範囲も本発明に含まれ、結合係数Kは厳密に0.015〜0.1に限定されるわけではない。
[双峰特性の有無]
なお、上記の設定で、双峰特性が発生していることを実証するために、Qコイル22の共振周波数が13.56MHzの場合(上記のB)、Qコイル22に流れる電流Iqの周波数特性をシミュレーションした結果を、表3及び図5のグラフに示す。この表3及び図5から明らかな通り、結合係数が0.01の場合(B4)には単峰特性を示すが、0.01より大きい場合(B1〜B3)には、双峰特性となり、搬送周波数13.56MHzは、双峰特性の2つのピークの中間に来ていることが判る。
Figure 2009021970
[第2の実施形態]
[構成]
本実施形態は、上記の第1の実施形態とほぼ同様の構成を有している。但し、図6に示すように、Pコイル11とQコイル21との間に、磁性部材4を配置したことを特徴としている。この磁性部材4は、例えば、軟磁性フェライトゴムや軟磁性金属等のシートとすることが考えられるが、これらには限定されない。また、磁性部材4をPコイル11若しくはQコイル21から離すか、Pコイル11若しくはQコイル21に密着させるかも自由である。なお、図7は、磁性部材4の上にQコイル21を配置した例である。
[作用効果]
[通信距離の延長…実施例13〜16]
比較例3,4と、本実施形態の実施例13〜16について、通信距離の測定を行った結果のデータを、表4及び図8のグラフに示す。測定対象である比較例3,4、実施例13〜16は、以下の L,M1〜M4,Nである(搬送周波数13.56MHz)。
L:PコイルのみでQコイルがない場合(比較例3)
M1〜M4:PコイルとQコイルがあり、結合係数Kを変化させたもの(実施例13〜15)
N:PコイルとQコイルがあり、PコイルとQコイルの間に磁性部材を配置したもの(実施例16)
そして、Pコイル11、Qコイル21、磁性部材4の条件は、以下の通りである。
・Pコイル:半径3.5mm、巻き数7T、共振周波数13.56MHz
・Qコイル:半径18mm、巻き数3T、共振周波数13.56MHz
・磁性部材:軟磁性フェライトゴムシート、厚み500μm、大きさ半径20mm、Qコイルに密着
Figure 2009021970
この表4及び図8から明らかな通り、従来方法であるQコイル21を用いないでPコイル11のみとした比較例3の通信距離は40mmであり、Qコイル21を用いた場合でも、結合係数Kが0.15の比較例4では、通信距離が42mmと比較例3と同程度である。しかしながら、結合係数Kが0.1以下になると、通信距離が68〜78mmと飛躍的に伸びていることがわかる。
特に、Pコイル11とQコイル21との間に磁性シートを配置することによって、結合係数Kを下げ、Pコイル11とQコイル21との距離を短くしても、通信距離は72mmまで伸びている。したがって、小型化に有利である。
[通信距離の安定…実施例17〜26]
本実施形態の実施例17〜26について、通信距離の測定を行った結果のデータを、表5及び図9のグラフに示す。測定対象である実施例17〜26は、Pコイル11とQコイル21との間に磁性部材(磁性シート)を配置したものであり、以下の S1〜S7,T1〜T3に対応する(搬送周波数13.56MHz)。
S1〜S7:磁性シートとして、軟磁性フェライトゴムシートを用いたものであり、Qコイル21の共振周波数の誤差を、+0.46〜−0.44MHzとしたもの
T1〜T3:磁性シートとして、軟磁性金属シートを用いたものであり、Qコイル21の共振周波数の誤差を、±0.15MHzとしたもの
そして、Pコイル11、Qコイル21、磁性部材4の条件は、以下の通りである。
・Pコイル条件:半径3.5mm、巻き数7T、共振周波数13.56MHz
・Qコイル条件:外形38×26mm、巻き数3T
・PコイルとQコイルの距離:5mm
・磁性シート:大きさ40×28mm、Qコイルに密着
Figure 2009021970
この表5、図9から明らかな通り、Pコイル11とQコイル21との間に磁性シートを介在させることにより、Qコイル21の共振周波数が変化しても、安定した通信が得られる。具体的には、Qコイルの21の共振周波数が0.5MHzずれても、十分な通信距離が得られる。
[結合係数の調整…実施例24,27,28]
本実施形態の実施例24,27,28について、通信距離の測定を行った結果のデータを、表6及び図10のグラフに示す。測定対象である実施例24,27,28は、Pコイル11とQコイル21との間に磁性部材(磁性シート)を配置したものであり、以下の T1,T4,T5に対応する(搬送周波数13.56MHz)。
T1:上記の通り、磁性シートとして、軟磁性金属を用いたものであり、磁性シートの厚みを100μmとしたもの
T4:磁性シートとして、軟磁性金属を用いたものであり、磁性シートの厚みを250μmとしたもの
T5:磁性シートとして、軟磁性金属を用いたものであり、磁性シートの厚みを500μmとしたもの
そして、Pコイル11、Qコイル21、磁性部材4の条件は、以下の通りである。
・Pコイル条件:半径3.5mm、巻き数7T、共振周波数13.56MHz
・Qコイル条件:外形38×26mm、巻き数3T、共振周波数13.56MHz
・PコイルとQコイルの距離:5mm
・磁性シート:大きさ40×28mm、Qコイルに密着
Figure 2009021970
この表6、図10から明らかな通り、Pコイル11とQコイル21との間に介在させた磁性シートの厚みを変えることにより、結合係数を調整することができる。
[金属対応型アンテナへの適用…実施例13〜20]
Pコイル11に金属板が近付くと、アンテナコイルからの磁束によって渦電流が生じ、反対向きの磁界(反磁界)発生する。この反磁界の影響でアンテナコイルのL値が減少して、共振周波数が高周波側にシフトした場合でも同じ効果が得られる。これは、Qコイル21の共振周波数がシフトし(ズレ)ても安定した通信が得られることと同じ原理である。
上記の比較例3,4、実施例13〜20について、Pコイル11から2mm離れた場所に金属板を配置したもの(外部金属あり)と、金属板がないもの(外部金属なし)との通信距離の測定を行った結果を、表7に示す(搬送周波数13.56MHz)。金属板は、アルミニウム製の板で、厚さ2mm、大きさ120×120mmとした。なお、比較例3,4はL,M1に対応し、実施例13〜20は、M2〜M4、S1〜S4に対応する。
Figure 2009021970
この表7から明らかな通り、本実施形態によれば、Pコイル11の下に金属がある状態でも十分な通信距離を得られるため、金属対応型のアンテナとして用いることができる。また、Pコイル11の下に金属がある状態で、さらにQコイル21の共振周波数にズレが生じても、安定した通信が可能となる。
[第3の実施形態]
[構成]
本実施形態は、上記の第1の実施形態とほぼ同様の構成を有しているが、搬送周波数の設定範囲が異なっている。すなわち、上記の実施形態では、双峰特性の2つのピークの間に搬送周波数を設定している。しかし、2つのピークの外に外れた場合であっても、磁界強度比が1を超える場合には通信距離の延長効果は期待できる。
したがって、本実施形態においては、式6で示した磁界強度の比が、1を超える範囲に搬送周波数を設定することにより、通信距離の延長を図っている。例えば、図11〜13に示すように、磁界強度比が1を超える範囲に、搬送周波数を設定したものである。
ここで、図11は、双峰特性のピークが対称型である場合、図12は、双峰特性のピークが非対称型である場合、図13は、双峰特性のピークが対称型であるとともに、2つのピーク間においても、磁界強度比が1を越えている場合である。いずれも、図示した設定範囲内に搬送周波数が設定されていれば、通信距離の延長が可能となる。
[作用効果]
比較例1,5と、本実施形態の実施例29,30について、磁界強度の測定を行った結果のデータを、表8及び図14のグラフに示す。測定対象である比較例1,5、実施例29,30は、以下の L,R,T,Uである。
L:PコイルのみでQコイルがない場合(比較例1)
R:PコイルとQコイルがあり、Pコイル及びQコイルの共振周波数を13.56MHz、結合係数Kを0.12としたもの(比較例5)
U:PコイルとQコイルがあり、磁界強度比が1を超えるように、Pコイル及びQコイルの共振周波数を13.56MHz、結合係数を0.05としたもの(実施例29)
W:PコイルとQコイルがあり、磁界強度比が1を超えるように、Pコイル及びQコイルの共振周波数を14.32MHz、結合係数を0.12としたもの(実施例30)
そして、Pコイル11、Qコイル21の条件は、以下の通りである。
・Pコイル:半径3.5mm、巻き数7T
・Qコイル:半径15mm、巻き数3T
・搬送周波数:13.56MHz
・磁界強度の観察点:Qコイル中心から40mm
磁界強度の計算は、以下の手順により行った。図2の回路図にて、Qコイル21の出力電流Iqをシミュレーション(入力電圧は、1.0V)した。Qコイル21がない場合は、Pコイル11の出力電流Iqをシミュレーションした。式4によって、Qコイル21がない状態と、ある状態との磁界の強さを計算した。式6によって、磁界強度比を計算した。
Figure 2009021970
この表8及び図14に示すように、Pコイル11を配置するだけの比較例1では、磁界強度比が1のままである。また、比較例5は、Qコイル21を備えていても、磁界強度比が0.9の位置に搬送周波数が設定されている。
一方、実施例29,30では、Qコイル21を備え、Pコイル11とQコイル21の共振周波数、結合係数をコントロールすることで、磁界強度比が1を超える範囲に搬送周波数を設定している。実施例29では、磁界強度比が2.3の位置に搬送周波数が設定されている。この実施例29は、搬送周波数が、双峰特性の2つのピークの間となっているため、上記の第1の実施形態と同様である。実施例30では、磁界強度比が5.3の位置に搬送周波数が設定されている。この実施例30では、搬送周波数が、双峰特性の2つのピークから外れた位置となっている。
さらに、以上の比較例1,5と実施例29,30について、通信距離を実際に測定した結果のデータを、表9及び図15のグラフに示す。
Figure 2009021970
この表9及び図15から明らかな通り、従来方法であるQコイル21を用いないでPコイル11のみとした比較例1の通信距離は40mmであり、Qコイル21を用いた場合でも、磁界強度比が0.9の比較例5では、通信距離が40mmと比較例1と同じである。しかしながら、磁界強度比が1を超えるように設定すると、通信距離が飛躍的に伸びていることがわかる。つまり、実施例29では通信距離63mm、実施例30では通信距離78mmが得られる。特に、搬送周波数が双峰特性の2つのピークの外にある実施例30では、実施例29と比較しても、さらなる通信距離の延長効果が得られる。
[他の実施形態]
本発明は、上記のような実施形態に限定されるものではなく、各部材の材質、大きさ、形状、数、配置等は、適宜変更可能である。例えば、Pコイル、Qコイルの大きさや形状は、図1で例示したものには限定されない。従って、円形、楕円形、方形、その他の形状であってもよい。
また、各実施形態における具体的な数値は例示であり、本発明は上記の数値には限定されない。例えば、搬送周波数は、双峰特性の2つのピークの間のいずれかに設定されていればよく、周波数の具体的な値や、2つのピーク間のどの位置に来るようにするかは自由である。なお、安定した通信のためには、搬送周波数を2つのピークの間に設定することが望ましい。しかし、上述のように、搬送周波数が2つのピークの外に外れた場合であっても、磁界強度比が1を超える場合には通信距離の延長効果は期待できる。
また、PコイルとQコイルとの距離、位置及び方向の設定についても、本発明の効果が得られる限り、どのようなものであってもよい。したがって、必ずしも互いに平行である必要はなく、軸が一致している必要もない(例えば、一方が他方に対して傾斜して配置されていてもよいし、直交する方向で配置されていてもよい)。さらに、ブースターアンテナのQコイルを、RFIDタグ側に適用することも可能である。
本発明の第1の実施形態を適用したRFIDシステムを示す斜視図である。 図1の回路図である。 図1の実施形態を適用した実施例において、Qコイルの共振周波数が高周波側に変化した場合の結合係数と磁界強度との関係を示す説明図である。 図1の実施形態を適用した実施例において、Qコイルの共振周波数が低周波側に変化した場合の結合係数と磁界強度との関係を示す説明図である。 図1の実施形態を適用した実施例において、Qコイルの出力電流の周波数特性を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態を適用したRFIDシステムを示す斜視図である。 図6の実施形態のQコイルを配置した磁性部材複合型のブースタアンテナを示す平面図である。 図6の実施形態を適用した実施例とその比較例の結合係数と通信距離の関係を示す説明図である。 図6の実施形態を適用した実施例におけるQコイルの共振周波数と通信距離の関係を示す説明図である。 図6の実施形態を適用した実施例における磁性シートの厚みと通信距離の関係を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態における搬送周波数の設定範囲を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態における搬送周波数の設定範囲を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態における搬送周波数の設定範囲を示す説明図である。 本発明の第3の実施形態におけるQコイルの発生磁界強度比と搬送周波数との関係を示す説明図である。 図14の実施形態の磁界強度比と通信距離の関係を示す説明図である。
符号の説明
1…RFIDリーダライタ
2…ブースターアンテナ
3…RFIDタグ
4…磁性部材
11…Pコイル
21…Qコイル

Claims (5)

  1. 所定の搬送周波数により外部と通信可能な第1のアンテナコイルに対して、双峰特性が生じる結合共振回路を構成するように配設された第2のアンテナコイルを有し、前記双峰特性の2つのピークの間に搬送周波数が設定されているブースターアンテナコイルにおいて、
    前記第2のアンテナコイルから発生する磁界強度に対し、前記第2のアンテナコイルがない場合に前記第1のアンテナコイルから発生する磁界強度の比の値が、1を超えることを特徴とするブースターアンテナコイル。
  2. 所定の搬送周波数により外部と通信可能な第1のアンテナコイルに対して、双峰特性が生じる結合共振回路を構成するように配設された第2のアンテナコイルを有し、前記双峰特性の2つのピークの間に搬送周波数が設定されているブースターアンテナコイルにおいて、
    前記結合共振回路の結合係数が、概ね0.015〜0.1の磁気結合であることを特徴とするブースターアンテナコイル。
  3. 所定の搬送周波数により外部と通信可能な第1のアンテナコイルに対して、双峰特性が生じる結合共振回路を構成するように配設された第2のアンテナコイルを有するブースターアンテナコイルにおいて、
    前記第2のアンテナコイルから発生する磁界強度に対し、前記第2のアンテナコイルがない場合に前記第1のアンテナコイルから発生する磁界強度の比の値が、1を超えることを特徴とするブースターアンテナコイル。
  4. 所定の搬送周波数により外部と通信可能な第1のアンテナコイルに対して、双峰特性が生じる結合共振回路を構成するように配設された第2のアンテナコイルを有するブースターアンテナコイルにおいて、
    前記第1のアンテナコイルと前記第2のアンテナコイルの共振周波数が異なっており、
    前記第2のアンテナコイルから発生する磁界強度に対し、前記第2のアンテナコイルがない場合に前記第1のアンテナコイルから発生する磁界強度の比の値が、1を超えることを特徴とするブースターアンテナコイル。
  5. 前記第1のアンテナコイルと前記第2のアンテナコイルとの間に磁性部材が配置されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブースターアンテナコイル。
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