JP2014206891A - 放熱構造 - Google Patents

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【課題】電子部品等が発する熱の放熱効率がよく、アンテナの通信性能が低下しにくい放熱構造を提供する。【解決手段】アンテナ200を表面または内部に備えた基板(アンテナ基板230)に平面的に重なるように配置された平板状の熱拡散材(グラファイトシート240)は、平面的にみてアンテナ200と交差するように設けられた切り欠き700を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、通信装置の放熱構造に関する。
近年、情報を電子的に記憶することができるICチップ等の電子部品と、電子部品と外部との間で情報の受け渡しをするインターフェースとを備えたRFID(Radio Frequency Identification)システムが提案されている。RFIDシステムは、小型の記録媒体(カードやタグ)と記録媒体に読み書きを行うリーダライタ装置との組み合わせによって、様々な場面での固体認証やデータの送受信を行うことができる。リーダライタ装置にはアンテナが設けられており、このアンテナとカード(RFIDカードやICカード)やタグ(RFIDタグ)に設けられたアンテナとの間で、非接触にて情報の送受信が行われる。
ICチップ等の電子部品を有するリーダライタ装置の、基板のアンテナが設けられている一面の反対側の他面に、磁性部材と金属製(例えばアルミニウム製)のシールド部材とを備えたアンテナコイルが、特許文献1に開示されている。この構成によると、基板の他面側に金属(例えば回路基板の金属部品)が存在する場合であっても、通信距離の劣化を防止することができる。特にシールド部材にスリットが設けられていると、外部からのノイズに強くなることに加えて、シールド部材内に発生する起電力による渦電流が抑制されて反磁界が抑えられ、アンテナの通信距離が長くなる。
プラスチック等のベースの一面上に通信用のアンテナとICチップ等の電子部品とが設けられ、電子部品上に電子部品と熱的に接触するように積層された熱拡散材が設けられたRFIDタグが、特許文献2に開示されている。高い熱伝導性を有する熱拡散材が設けられていることによって、電子部品等が発する熱が効率的に拡散される。
特開2008−131115号公報 特開2006−172190号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたアンテナを有するリーダライタ装置では、電子部品等が発する熱がリーダライタ装置の内部に籠りやすく、これによって電子部品の動作不良が引き起こされるおそれがある。電子部品の動作不良は、リーダライタ装置とRFIDカード及びRFIDタグとの間の固体認証やデータの送受信時に不具合を引き起こしてしまう。
また、特許文献2に開示されたRFIDタグでは、熱拡散材が設けられていることで放熱性が向上する。また、この構成では、特許文献1において問題視した通信距離の劣化の原因となるシールド部材が設けられていないにも関わらず、リーダライタ装置とRFIDタグとの間の通信性能が著しく低下する場合がある。
これらのように、ICチップ等の電子部品は、駆動することによって熱を発する。通信装置において、電子部品は、特許文献1、2の構成のようにアンテナが設けられているのと同じ基板に設けられたり、アンテナが設けられているのとは別の基板に設けられたりして、様々な用途で数多く用いられている。そのため、それぞれの電子部品が発する熱が通信装置内に籠ることによって、電子部品の動作不良が引き起こされやすくなり、電子部品が動作不良を起こすことを抑制する必要がある。
そこで本発明の目的は、前記した問題を解決して、電子部品等が発する熱の放熱効率がよく、アンテナの通信性能が低下しにくい放熱構造を提供することにある。
前記した目的を達成するために、本発明の通信装置の放熱構造は、アンテナを表面または内部に備えた基板に平面的に重なるように配置され、平面的にみてアンテナと交差するように設けられた切り欠きを有する平板状の熱拡散材を含むことを特徴とする。
また、本発明の通信装置の放熱構造は、アンテナを表面または内部に備えた基板に平面的に重なるように、かつ平面的にみて互いの間に隙間が存在するように並べて配置された複数の熱拡散材からなる熱拡散層を含み、隙間は、平面的にみて、アンテナと交差するように設けられていることを特徴とする。
さらに、本発明の放熱方法は、アンテナを表面または内部に備えた基板と、基板に平面的に重なるように配置された、回路を備えた実装基板と、の少なくとも一方に設けられた電子部品が発する熱を、基板と実装基板との間に配置され、平面的にみて、アンテナと交差するように設けられた切り欠きを有する熱拡散材に伝達し、熱拡散材から携帯型電子機器の外部へ熱を放出することを特徴とする。
加えて、本発明の放熱方法は、アンテナを表面または内部に備えた基板と、基板に平面的に重なるように配置された、回路を備えた実装基板と、の少なくとも一方に設けられた電子部品が発する熱を、基板と実装基板との間に配置され、平面的にみて、互いの間に隙間がアンテナと交差するように配置された複数の熱拡散材からなる熱拡散層に伝達し、熱拡散層から携帯型電子機器の外部へ熱を放出することを特徴とする。
様々な電子部品等が発する熱を通信装置の外部へ放熱しやすくなる。また、通信装置の通信可能な距離(範囲)が拡大する。
本発明の第1の実施形態の非接触通信装置を備えた携帯型電子機器と対向カードとの間で通信を非接触で行う状態を示す側面図である。 (a)は第1の実施形態の非接触通信装置を示す平面透視図、(b)は非接触通信装置を示す側面図である。 第1の実施形態の非接触通信装置のグラファイトシートの表面上に渦電流が発生する状態を模式的に示す斜視図である。 関連する技術を用いた非接触通信装置のグラファイトシートの表面上に渦電流が発生する状態を模式的に示す斜視図である。 (a)は関連する技術を用いた非接触通信装置を示す平面透視図、(b)は非接触通信装置を示す側面図である。 関連する技術を用いた非接触通信装置のアンテナが発するデータ及び渦電流により発生する反磁界の電圧と時間の関係を示すグラフである。 関連する技術を用いた非接触通信装置の実際のデータの電圧と時間の関係を示すグラフである。 関連する技術を用いた非接触通信装置の通信距離を示すグラフである。 第1の実施形態の非接触通信装置のアンテナが発するデータ及び渦電流により発生する反磁界の電圧と時間の関係を示すグラフである。 第1の実施形態の非接触通信装置の実際のデータの電圧と時間の関係を示すグラフである。 第1の実施形態の非接触通信装置の通信距離を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態の非接触通信装置を示す平面透視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態である非接触ICカードリーダライタ装置110(非接触通信装置)を備えた携帯型電子機器100と、アンテナやICチップ等が形成された対向カード130と、の間で非接触通信を行っている様子を示す側面図である。携帯型電子機器100は、表面または内部に非接触ICカードリーダライタ装置110が設けられている筐体120(図2(b)参照)を有している。
図2(a)は、第1の実施形態である非接触ICカードリーダライタ装置110を示す平面図で、図2(b)は、筐体120の表面または内部に設けられた非接触ICカードリーダライタ装置110を示す側面図である。非接触ICカードリーダライタ装置110は、アンテナ基板210と、グラファイトシート240(熱拡散材)からなる放熱構造と、磁性体シート230(磁性部材)と、ICチップ等の複数の電子部品260を備えた実装基板250と、から構成されている。
放熱構造は、アンテナ基板210に平面的に重なるように配置されたグラファイトシート240を含む。金属等の導電性の素材からなり渦巻き状に形成されたアンテナ基板210は、後述する磁性体シート230の一面に両面テープ220にて接着されている。グラファイトシート240は、後述する実装基板250のICチップ等の電子部品260が発する熱を放熱するために設けられ、熱伝導率の高いグラファイトからなる平板状のシートである。このグラファイトシート240は、平面的にみて、アンテナ基板210のアンテナ200と交差する切り欠き700を有している。この切り欠き700は、グラファイトシート240の一辺から伸びており、対向する一辺に届かない範囲で長く形成されていることが好ましい。また、グラファイトシート240は、磁性体シート230の、アンテナ基板210が接着されていない面に、両面テープ220を介して接着されている。磁性材料からなる磁性体シート230は、後述する実装基板250等の金属のアンテナへの影響を軽減するために設けられており、軟磁性金属やアモルファスやフェライトの粉末(又はフレーク)と、プラスチックやゴムとの複合材等とからなる。グラファイトシート240の、磁性体シート230に接着されていない面には、ICチップ等の電子部品260や回路を備えた実装基板250が設けられている。
グラファイトシート240を構成しているグラファイトは、非常に高い熱伝導率を有しており、具体的には、700〜1750W/(m・K)(パナソニック社製:PGS(登録商標)グラファイトシート)の熱伝導率を有している。このように、グラファイトは、銅の2〜4倍、アルミの3〜7倍の熱伝導率を有しているため放熱性に優れており、本実施形態の非接触ICカードリーダライタ装置110にグラファイトシート240が設けられていることで高い放熱効果が得られる。尚、グラファイトシート240は放熱を目的としているため、グラファイトと同等の放熱性を有する材料で代替構成されてもよい。
図3を参照して、本発明の第1の実施形態の放熱構造について説明する。
本実施形態によると、グラファイトシート240が設けられていることによって、様々な電子部品等が発する熱を通信装置の外部へ放熱しやすくなる。また、アンテナ200に電流が流れることによって発生する磁界によるグラファイトシート240の表面上の渦電流が発するアンテナの磁界と反対向きの反磁界が、グラファイトシート240に切り欠き700が設けられていることで乱されて弱まる。その結果として、アンテナ200が発する磁界が打ち消されにくくなり、アンテナ200が発する磁界が遠くまで届き、通信装置の通信可能な距離(範囲)が拡大する。
次に、図1に示すように、非接触ICカードリーダライタ装置110を備えた携帯型電子機器100をアンテナやICチップ等の電子部品が形成された対向カード130に近接させた際に、非接触ICカードリーダライタ装置110における作動プロセスを説明する。
携帯型電子機器100の非接触ICカードリーダライタ装置110は、対向カード130とデータの送受信をするために、図4に模式的に示すように、アンテナ200に電流が流れる。アンテナ200に電流が流れると、アンテナ200を構成している金属線を中心として、磁界が発生する。この磁界を対向カード130に設けられているアンテナ(不図示)が捉えて、電磁誘導によって対向カード130のアンテナに電流が流れることによって、非接触ICカードリーダライタ装置110と対向カード130との間でデータの送受信が行われる。
しかしながら、図5に示す関連する技術を用いた切り欠きのない非接触ICカードリーダライタ装置110では、通信性能が下がってしまう。そこで本発明者は、その原因を検討し、アンテナ基板210のアンテナ200が発する磁界の起電力によって、グラファイトシート240の表面上に渦電流310(図4参照)が発生してしまうことを見出した。このとき、グラファイトシート240の表面上に発生する渦電流310は、アンテナ200に流れる電流の向きと反対方向に流れるため、アンテナ200が発する磁界と反対向きの反磁界を発生させる。これにより、反磁界とアンテナ200の磁界とが干渉してしまうことによって、アンテナ200の磁界が弱まってしまう。具体的には、図6に示すように、アンテナ200が発する磁界によるデータ波形400と反磁界によるデータ波形410との位相が反転しているため、互いに打ち消し合ってしまう。そのため、図7に示すように、アンテナ200が発する磁界によるデータ波形400と反磁界によるデータ波形410との総和である非接触ICカードリーダライタ装置110が実際に発するデータ波形500は減衰して、微弱になってしまう。その結果として、図8に示すように、例えば、周波数Aで非接触ICカードリーダライタ装置110と対向カード130とが通信した際には、非接触ICカードリーダライタ装置110と対向カード130とのデータ通信距離が短くなってしまう。そのため、実際の通信距離610は本来想定される通信距離600から大幅に劣化してしまい、非接触ICカードリーダライタ装置110が対向カード130に近接しないとデータの送受信ができなくなってしまっていた。よって、本発明者は、グラファイトシート240の表面上に発生する渦電流310(図4参照)を低下させる必要があると考えた。
本実施形態の非接触ICカードリーダライタ装置110には、グラファイトシート240に切り欠き700が、平面的にみて、アンテナ200と交差するようにして設けられている。この切り欠き700が設けられていることによって、図3に示すように、グラファイトシート240の表面上にアンテナ200の磁界の起電力によって発生する渦電流310が乱されて発生しにくくなる。そのため、渦電流310によって発生する反磁界が弱まり、反磁界とアンテナ200の磁界とが干渉しても、アンテナ200の磁界が減衰しにくくなる。具体的には、図9に示すように、アンテナ200が発する磁界によるデータ波形400と位相が反転している反磁界によるデータ波形410が小さい。さらに、本実施形態では、アンテナ200を有するアンテナ基板210とグラファイトシート240との間に磁性体シート230が設けられている。この磁性体シート230によって、グラファイトシート240の表面上に発生した渦電流310によって発生する反磁界が減衰させられる。そのため、アンテナ200が発する磁界に及ぼす影響が少ない。具体的には、図10に示すように、アンテナ200が発する磁界によるデータ波形400と反磁界によるデータ波形410との総和である非接触ICカードリーダライタ装置110が実際に発するデータ波形500が減衰しにくい。その結果として、図11に示すように、例えば、周波数Aで非接触ICカードリーダライタ装置110と対向カード130とが通信した際には、非接触ICカードリーダライタ装置110と対向カード130とのデータ通信距離が短くなりにくい。そのため、実際の通信距離610は本来想定される通信距離600からの劣化が少なく、非接触ICカードリーダライタ装置110が対向カード130に近接しなくとも、データの送受信が行える。
以上のようにして、非接触ICカードリーダライタ装置110のグラファイトシート240に切り欠き700が形成されていることによって、グラファイトシート240の表面上に、アンテナ200の磁界の起電力にて発生する渦電流310が弱まる。渦電流310が弱まることによって、渦電流310が発する反磁界が減衰し、アンテナ200の磁界に影響を及ぼしにくくなる。そのため、アンテナ200の磁界は減衰しにくくなり、非接触ICカードリーダライタ装置110の通信距離が劣化しにくくなる。加えて、グラファイトシート240に切り欠き700を設けるだけで非接触ICカードリーダライタ装置110の通信距離の劣化を抑制できるため、非接触ICカードリーダライタ装置110の製造コストが抑えられる。
さらには、グラファイトシート240が設けられていることによって、実装基板250に設けられているICチップ等の電子部品260や回路等が発する熱がグラファイトシート240に伝達される。グラファイトシート240に伝達された熱は、グラファイトシート240から非接触ICカードリーダライタ装置110や携帯型電子機器100の外部へ効率よく放出される。
(第2の実施形態)
図12は、第2の実施形態である非接触ICカードリーダライタ装置110を示す平面図である。
非接触ICカードリーダライタ装置110は、第1の実施形態の構成と同様にして、アンテナ基板210と複数のグラファイトシート240で構成された熱拡散層とからなる放熱構造と、磁性体シート230と、実装基板250と、から構成されている。熱拡散層は、アンテナ基板210に平面的に重なるように、かつ平面的にみて互いの間に隙間が存在するように複数のグラファイトシート240が並べて配置されている構成を有している。グラファイトシート240同士の間の隙間は、アンテナ基板210のアンテナ200と交差するように設けられ、複数の平板状のグラファイトシート240が磁性体シート230の他面に接着されている。
尚、その他の構成については、第1の実施形態と同様であるため省略する。
以上のように、複数のグラファイトシート240同士の間に隙間が設けられていることによって、この隙間が、第1の実施形態の切り欠き700と同様に、グラファイトシート240の表面上に、アンテナ200の磁界の起電力にて発生する渦電流310を弱める。渦電流310が弱まることによって、渦電流310が発する反磁界が減衰し、アンテナ200の磁界に影響を及ぼしにくくなる。そのため、アンテナ200の磁界は減衰しにくくなり、非接触ICカードリーダライタ装置110の通信距離が劣化しにくくなる。さらには、グラファイトシート240が設けられていることによって、実装基板250に設けられているICチップ等の電子部品260が発する熱が効率よく放熱される。
(付記1)
アンテナを表面または内部に備えた基板に平面的に重なるように配置され、平面的にみて前記アンテナと交差するように設けられた切り欠きを有する平板状の熱拡散材を含む通信装置の放熱構造。
(付記2)
アンテナを表面または内部に備えた基板に平面的に重なるように、かつ平面的にみて互いの間に隙間が存在するように並べて配置された複数の熱拡散材からなる熱拡散層を含み、前記隙間は、平面的にみて、前記アンテナと交差するように設けられている通信装置の放熱構造。
(付記3)
前記アンテナは渦巻き状に形成されていることを特徴とする付記1または2に記載の放熱構造。
(付記4)
前記熱拡散材はグラファイトからなることを特徴とする付記1から3のいずれか1項に記載の放熱構造。
(付記5)
付記1から4のいずれか1項に記載の放熱構造と、前記基板と、前記基板と前記熱拡散材との間に配置されている平板状の磁性部材と、前記熱拡散材の前記磁性部材が配置された面の反対側の面に設けられた、回路を備えた実装基板と、を有する通信装置。
(付記6)
付記5に記載の通信装置と、前記通信装置が表面または内部に設けられた筐体と、を含む携帯型電子機器。
(付記7)
アンテナを表面または内部に備えた基板と、前記基板に平面的に重なるように配置された、回路を備えた実装基板と、の少なくとも一方に設けられた電子部品が発する熱を、前記基板と前記実装基板との間に配置され、平面的にみて、前記アンテナと交差するように設けられた切り欠きを有する熱拡散材に伝達し、前記熱拡散材から携帯型電子機器の外部へ熱を放出する放熱方法。
(付記8)
前記切り欠きによって、前記熱拡散材に発生する電流による磁界の発生を抑制させつつ、前記熱拡散材から熱を放出する付記7に記載の放熱方法。
(付記9)
アンテナを表面または内部に備えた基板と、前記基板に平面的に重なるように配置された、回路を備えた実装基板と、の少なくとも一方に設けられた電子部品が発する熱を、前記基板と前記実装基板との間に配置され、平面的にみて、互いの間に隙間が前記アンテナと交差するように配置された複数の熱拡散材からなる熱拡散層に伝達し、前記熱拡散層から携帯型電子機器の外部へ熱を放出する放熱方法。
(付記10)
前記隙間によって、前記熱拡散層に発生する電流による磁界の発生を抑制させつつ、前記熱拡散層から熱を放出する付記9に記載の放熱方法。
(付記11)
前記アンテナは渦巻き状に形成されていることを特徴とする付記7から10のいずれか1項に記載の放熱方法。
(付記12)
前記熱拡散材はグラファイトからなることを特徴とする付記7から11のいずれか1項に記載の放熱方法。
100 携帯型電子機器
110 非接触ICカードリーダライタ装置
130 対向カード
200 アンテナ
210 アンテナ基板
230 磁性体シート
240 グラファイトシート
250 実装基板
310 渦電流

Claims (9)

  1. アンテナを表面または内部に備えた基板に平面的に重なるように配置され、平面的にみて前記アンテナと交差するように設けられた切り欠きを有する平板状の熱拡散材を含む通信装置の放熱構造。
  2. アンテナを表面または内部に備えた基板に平面的に重なるように、かつ平面的にみて互いの間に隙間が存在するように並べて配置された複数の熱拡散材からなる熱拡散層を含み、前記隙間は、平面的にみて、前記アンテナと交差するように設けられている通信装置の放熱構造。
  3. 前記アンテナは渦巻き状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放熱構造。
  4. 前記熱拡散材はグラファイトからなることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の放熱構造。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の放熱構造と、前記基板と、前記基板と前記熱拡散材との間に配置されている平板状の磁性部材と、前記熱拡散材の前記磁性部材が配置された面の反対側の面に設けられた、回路を備えた実装基板と、を有する通信装置。
  6. アンテナを表面または内部に備えた基板と、前記基板に平面的に重なるように配置された、回路を備えた実装基板との少なくとも一方に設けられた電子部品が発する熱を、前記基板と前記実装基板との間に配置され、平面的にみて、前記アンテナと交差するように設けられた切り欠きを有する熱拡散材に伝達し、前記熱拡散材から携帯型電子機器の外部へ熱を放出する放熱方法。
  7. アンテナを表面または内部に備えた基板と、前記基板に平面的に重なるように配置された、回路を備えた実装基板と、の少なくとも一方に設けられた電子部品が発する熱を、前記基板と前記実装基板との間に配置され、平面的にみて、互いの間に隙間が前記アンテナと交差するように配置された複数の熱拡散材からなる熱拡散層に伝達し、前記熱拡散層から携帯型電子機器の外部へ熱を放出する放熱方法。
  8. 前記アンテナは渦巻き状に形成されていることを特徴とする請求項6または7に記載の放熱方法。
  9. 前記熱拡散材はグラファイトからなることを特徴とする請求項67から811のいずれか1項に記載の放熱方法。
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