JP2018011111A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導電体に開口部を設けなくても動作可能なアンテナ装置を提供する。
【解決手段】電子機器30に組み込まれ、外部機器40と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置1であって、その開口部12bを介して導線を2次元状に巻回して設けられ、外部機器(リーダライタ)40と誘導結合されるアンテナコイル12と、アンテナコイル12の外部機器40との対向面にアンテナコイル12と重畳するように設けられる導電体11とを備え、導電体11には、アンテナコイル12と少なくとも一部が重畳するようにスリット18が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に組み込まれ、発信器等の外部機器と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置に関する。
携帯電話機等の電子機器において、近距離非接触通信の機能を搭載するため、RFID(Radio Frequency Identification)用のアンテナモジュールが用いられている。このアンテナモジュールは、リーダライタ等の発信器に搭載されたアンテナコイルと誘導結合を利用して通信を行っている。すなわち、このアンテナモジュールは、リーダライタからの磁界をアンテナコイルが受けることによって、それを電力に変換して通信処理部として機能するICを駆動させることができる。
アンテナモジュールは、確実に通信を行うため、リーダライタからのある値以上の磁束をアンテナコイルで受ける必要がある。そのために、従来例に係るアンテナモジュールでは、携帯電話機等の筐体にループコイルを設け、このコイルでリーダライタからの磁束を受けている。携帯電話機等の電子機器に組み込まれたアンテナモジュールは、機器内部の基板やバッテリパック等の金属がリーダライタからの磁界を受けることによって発生する渦電流のために、リーダライタからの磁束が跳ね返されてしまう。例えば、携帯電話機の筐体表面で考えると、リーダライタから来る磁界は、筐体表面の外周部分が強くなり、筐体表面の中央付近が弱くなる傾向にある。
通常のループコイルを用いるアンテナの場合では、ループコイルは、その開口部が上述した筐体表面の外周部分を通過する磁界をあまり受けられない携帯電話機の中央部分に位置している。このため、通常のループコイルを用いるアンテナでは、磁界を受ける効率が悪くなっている。
例えば特許文献1には、外部アンテナから放射された所定周波数の電磁波を受信することで通信を行うアンテナコイルが筐体内部に組み込まれた携帯機器であって、アンテナコイルの通信面よりも電磁波の入射側に金属層を設けることで、外部アンテナと筐体内部のアンテナコイルとの近接時における通信の不具合を抑制することが記載されている。
また、特許文献2には、巻回中心部をコイル開口部とするループ状または渦巻き状のコイル導体と、コイル導体よりも通信相手側のアンテナに近接する側に配置された導体層とを備え、導体層は、導体開口部、及び導体開口部と外縁との間を連接するスリット部を備え、コイル導体を平面視したとき、コイル導体と導体層とが重なっているアンテナ装置が記載されている。
特開2006−270681号公報 特許第4687832号公報
リーダライタからの磁束を跳ね返してしまうような金属カバー下でNFCアンテナを動作させるためには、例えば、金属カバーに開口部を設ける必要があった。しかしながら、金属カバーに開口部を設けることによって、金属カバーの強度の低下やデザイン上の制約といった問題が生じていた。
特許文献1では、アンテナコイルと金属層の一部が重畳している携帯機器は記載されているが、アンテナコイルの全部が金属層と重畳している携帯機器については記載されていない。
また、特許文献2には、コイル開口部と導体開口部とが少なくとも一部で重なっているアンテナ装置が記載されているが、開口部のない実施形態については記載されていない。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、導電体に開口部を設けなくても動作可能なアンテナ装置を提供する。
本発明の一態様は、電子機器に組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置であって、その開口部を介して導線を2次元状に巻回して設けられ、外部機器と誘導結合されるアンテナコイルと、アンテナコイルの外部機器との対向面に該アンテナコイルと重畳するように設けられる導電体と、を備え、導電体には、アンテナコイルと少なくとも一部が重畳するようにスリットが形成されている。
本発明の一態様によれば、導電体に、アンテナコイルと少なくとも一部が重畳するようにスリットが形成されることにより、該スリットを通してアンテナコイルから発生した磁場が導電体から漏れ出ることができるため、導電体に開口部を設けなくても動作可能なアンテナ装置を実現することができる。
このとき、本発明の一態様では、スリットは、アンテナコイルの少なくとも1辺と平面視で交差するようにしてもよい。
スリットを、アンテナコイルの少なくとも1辺と平面視で交差するように形成すれば、アンテナコイルから発生した磁場が導電体から漏れ出る領域が増すため通信特性が良くなる。
また、このとき、本発明の一態様では、スリットが複数形成されているようにしてもよい。
スリットを複数形成することで、その分アンテナコイルから発生した磁場が導電体から漏れ出る領域が増すため通信特性が良くなる。
また、本発明の一態様では、複数形成されているスリットのうち、少なくとも2本のスリットが直交しているようにしてもよい。
2本のスリットが直交することによって、スリットがアンテナコイルの4辺と平面視で交差するようになるため、4方向に対する磁場の分布を均一にすることができる。
また、本発明の一態様では、スリットは少なくとも一端が導電体の端部にかけて形成されているようにしてもよい。
スリットを端部にかけて形成することで渦電流の発生を防止することができる。
また、本発明の一態様では、アンテナコイルは、開口部を介して幅方向に対向する導線が互いに近接するように巻回して設けられているようにしてもよい。
アンテナコイルを、開口部を介して幅方向に対向する導線が互いに近接するようにすることで、アンテナコイルの各辺がスリットに近くなるため、通信特性がさらに良くなる。
本発明によれば、アンテナコイルを遮蔽する導電体に、アンテナコイルと少なくとも一部が重畳するようにスリットが形成されることで、導電体に開口部を設けなくても、動作可能なアンテナ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るアンテナ装置が適用される無線通信システムの概略構成を示す斜視図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置を備える電子機器の内部の一例を示す斜視図であり、(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の導電体(金属カバー)に形成されるスリットと、アンテナコイルとの配置を説明するための斜視図である。 (A)乃至(C)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置におけるスリットの配置を説明するための平面図である。 (A)乃至(C)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置におけるスリットの配置を説明するための平面図である。 (A)及び(B)は、比較例となるアンテナ装置における態様を説明するための平面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価方法の説明図であり、(A)は斜視図であり、(B)は平面図である。 実施例1に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。 実施例2に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。 実施例3に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。 実施例4に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置が適用される無線通信システムの概略構成を示す斜視図であり、図2(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置を備える電子機器の内部の一例を示す斜視図であり、図2(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の導電体(金属カバー)に形成されるスリットと、アンテナコイルとの配置を説明するための斜視図である。
本実施形態に係るアンテナ装置1は、電子機器30に組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信する装置であって、例えば、図1に示すようなRFID用の無線通信システム100に組み込まれて使用される。
無線通信システム100は、図1に示すように、電子機器30に備わるアンテナ装置1と、アンテナ装置1に対するアクセスを行う外部機器となるリーダライタ40とを含む。ここで、アンテナ装置1とリーダライタ40とは、図1に示す三次元直交座標系XYZのXY平面において互いに対向するように配置されているものとする。
リーダライタ40は、XY平面において互いに対向するアンテナ装置1に対して、Z軸方向に磁界を発信する発信器として機能し、具体的には、アンテナ装置1に向けて磁界を発信するアンテナ41と、アンテナ41を介して誘導結合されたアンテナ装置1と通信を行う制御基板42とを備える。
すなわち、リーダライタ40は、アンテナ41と電気的に接続された制御基板42が配設されている。この制御基板42には、一又は複数の集積回路チップ等の電子部品からなる制御回路43が実装されている。この制御回路43は、アンテナ装置1から受信されたデータに基づいて、各種の処理を実行する。
例えば、制御回路43は、アンテナ装置1に対してデータを送信する場合、データを符号化し、符号化したデータに基づいて、所定の周波数(例えば、13.56MHz)の搬送波を変調し、変調した変調信号を増幅し、増幅した変調信号でアンテナ41を駆動する。また、制御回路43は、アンテナ装置1からデータを読み出す場合、アンテナ41で受信されたデータの変調信号を増幅し、増幅したデータの変調信号を復調し、復調したデータを復号する。
なお、制御回路43では、一般的なリーダライタで用いられる符号化方式及び変調方式が用いられ、例えば、マンチェスタ符号化方式やASK(Amplitude Shift Keying)変調方式が用いられている。また、以下では、非接触通信システムにおけるアンテナ装置等について説明をするが、Qi(チー)等の非接触充電システムについても同様に適用することができるものとする。
アンテナ装置1は、例えばリーダライタ40とXY平面において対向するように配置される携帯電話機等の電子機器30の筐体の内部に組み込まれる。本実施形態では、アンテナ装置は、誘導結合されたリーダライタ40との間で通信可能となるアンテナコイル12が実装されたアンテナ基板3を有するアンテナモジュール2と、アンテナコイル12に流れる電流により駆動し、リーダライタ40との間で通信を行う通信処理部13と、例えば筐体として金属等からなる導電体とを備える。
アンテナモジュール2は、電子機器30の筐体(導電体)の内部に設けられ、誘導結合されたリーダライタ40との間で通信を行う。本実施形態では、図2(A)、(B)に示すように、アンテナモジュール2は、導電体11と、アンテナコイル12と、バッテリパック15と、プリント基板16と、SIMスロット17を有するような携帯端末10等で用いられる。
アンテナ基板3には、例えばフレキシブルプリンテッドサーキットなどの可撓性の導線12aにパターンニング処理などをすることによって形成されるアンテナコイル12と、アンテナコイル12と通信処理部13とを電気的に接続する端子部14とが実装されている。
アンテナコイル12は、リーダライタ40から発信される磁界を受けると、リーダライタ40と誘導結合によって磁気的に結合され、変調された電磁波を受信して、端子部14を介して受信信号を通信処理部13に供給する機能を有する。アンテナコイル12は、例えば、図2(A)に示すように略矩形状をなし、外形に沿ってアンテナコイル12の1本の導線12aが周回されており、その中心側が開口部12bとなっている。すなわち、アンテナコイル12は、その開口部12bを介して導線12aを2次元状に巻回して設けられる。また、アンテナコイル12は、導線12aが周回する主面が通信時にリーダライタ40と図1に示すXY平面において対向するように配置される。
通信処理部13は、アンテナコイル12に流れる電流により駆動し、リーダライタ40との間で通信を行う。具体的に、通信処理部13は、受信された変調信号を復調し、復調したデータを復号して、復号したデータを、当該通信処理部13が有する内部メモリに書き込む。また、通信処理部13は、リーダライタ40に送信するデータを内部メモリから読み出し、読み出したデータを符号化し、符号化したデータに基づいて搬送波を変調し、誘導結合によって磁気的に結合されたアンテナコイル12を介して変調された電波をリーダライタ40に送信する。なお、通信処理部13は、アンテナコイル12に流れる電力ではなく、電子機器内に組み込まれたバッテリパックや外部電源などの電力供給手段から供給された電力によって駆動してもよい。
導電体11は、例えば電子機器30の筐体となる金属カバーとして設けられ、外部機器となるリーダライタ40に対向する第1の導電体となる。導電体は、その他にも例えば、バッテリパック15のように、携帯電話やスマートフォン、又はタブレットPC等の電子機器の筐体内に設けられ、アンテナモジュール2の通信時にリーダライタ40に対向する第2の導電体を構成するものがある。このように、導電体は、例えば、スマートフォンの筐体の内面に貼付されたメタルカバーや、スマートフォン内に収納されたバッテリパックの金属筐体、あるいは、タブレットPCの液晶モジュールの裏面に設けられた金属板等で使用されている。
導電体11は、電気を比較的よく流すので、外部から交流磁界が加わると渦電流が発生し、磁界を跳ね返してしまう。筐体内部に設けられるバッテリパック15のような第2の導電体に対しては、その端部にアンテナ装置を配置することで通信特性を向上させる先行技術が存在する。
しかしながら、電子機器30の筐体に金属カバーとしての導電体11を設ける場合には、導電体11(金属カバー)に開口部を設ける従来例があるが、導電体11(金属カバー)に開口部を設けることによって、導電体11(金属カバー)の強度の低下やデザイン上の制約といった問題が生じていた。
そこで、本実施形態に係るアンテナ装置1は、上記課題を解決するために、図2(B)に示すように、開口部12bを介して導線を2次元状に巻回して設けられ、外部機器(リーダライタ)40と誘導結合されるアンテナコイル12と、アンテナコイル12の外部機器40との対向面にアンテナコイル12と重畳するように設けられる導電体11とを備え、導電体11には、アンテナコイル12と少なくとも一部が重畳するようにスリット18が形成されている。
このように、アンテナコイル12を遮蔽する導電体11に、アンテナコイル12と少なくとも一部が重畳するようにスリット18が形成されることにより、該スリット18を通してアンテナコイル12から発生した磁場が導電体11から漏れ出ることができるため、導電体11に開口部を設けなくても動作可能なアンテナ装置10を実現することができる。
導電体11は、例えば、携帯端末の金属カバー等である。金属の場合、その種類は特に限定されない。導電体11は、アンテナコイル12と外部機器40との対向面にアンテナコイル12と重畳するように設けられる。
スリット18は、アンテナコイル12と少なくとも一部が重畳するように導電体11上に形成される。スリット18は、導電体11を貫通していれば、そこから磁場が漏れ出すことが可能となるため、幅はごく狭いものでよく、特に限定されない。スリット18は、アンテナコイル12と少なくとも一部が重畳していれば、アンテナコイル12から発生した磁場がスリット18を介して漏れ出ることで外部機器(リーダライタ)40との通信が可能となる。以下、スリット18の形成態様について、いくつかの実施形態を挙げながら説明する
図3(A)乃至(C)、図4(A)乃至(C)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置におけるスリットの配置を説明するための平面図である。また、スリットの配置を説明するために、便宜的に図3(A)に示すように、アンテナコイル52を上辺52a、下辺52b、左辺52c、右辺52d及び開口部52hに分けて示す。
図3(A)に示すように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置50では、スリット58は、アンテナコイル52の少なくとも1辺(図3(A)では右辺52d)と平面視で交差するように形成することができる。スリット58を、アンテナコイル52の少なくとも1辺を横切るように形成することでスリット58を介して、アンテナコイル52から発生した磁場が導電体から漏れ出る領域が増すため通信特性が向上する。特に、通信特性を良くするためには、スリット58の一端は、アンテナコイル52の開口部52hの中心まで形成されていることが好ましい。なお、図3(A)では、スリット58は、アンテナコイル52の右辺52dと平面視で交差するように形成されているが、上辺52a、下辺52b、左辺52c、右辺52dのいずれと交差するように形成してもよい。
また、図示はしないが、スリット58は、導電体51上に複数形成されているようにしてもよい。スリット58を複数形成することで、その分アンテナコイル52から発生した磁場が導電体から漏れ出る領域が増すため通信特性が良くなる。スリット58はアンテナコイル52の1辺に複数形成されていてもよいし、上辺52a、下辺52b、左辺52c、右辺52dのいずれかに分散して形成されていてもよい。あるいは、スリット58は、アンテナコイル52の1辺と平面視で斜めに交差するように形成されていてもよい。
また、図3(B)に示すように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置60では、スリット68はアンテナコイル62の2辺(図3(B)では左辺62c及び右辺62d)と平面視で交差するように形成することができる。スリット68がアンテナコイル62の2辺(図3(B)では左辺62c及び右辺62d)と平面視で交差することにより、アンテナコイル62の左辺62c側と、右辺62d側から磁場がスリット68を介して漏れ出るようになるため、漏れ出る磁場の分布を対称にすることができる。スリット68は、図3(B)のように、1本のスリット68がアンテナコイル62の左辺62c及び右辺62dを横切るように形成されることが好ましいが、2本の別々のスリットによりそれぞれがアンテナコイル62の左辺62c及び右辺62dを横切るように形成してもよい。
また、図3(C)に示すように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置70では、2本のスリット(便宜的に、図3(C)において、第1のスリット78、及び、第2のスリット79とする。)がアンテナコイル72の4辺と平面視で交差するように形成することができる。すなわち、第1のスリット78がアンテナコイル72の左辺72c及び右辺72dを横断するように形成され、第2のスリット79がアンテナコイル72の上辺72a及び下辺72bを縦断するように形成されている。第1のスリット78と第2のスリット79は直交して略十字型を形成することが好ましいが、必ずしもこの態様に限定されるわけではない。2本のスリット78、79が直交してアンテナコイル72の4辺と平面視で交差するように形成することで、4方向に対する漏れ出る磁場の分布を均一にすることができる。
次に、図4(A)乃至(C)において、他の取りうる実施形態についても説明する。図4(A)に示すように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置110では、アンテナコイル112の少なくとも1辺(図4(A)では右辺112d)と平面視で交差するスリット118は、その一端が導電体111の端部にかけて形成されるようにすることができる。導電体111の端部にかけてスリット118を形成することで、通信時に導電体111に流れる渦電流のループを遮断し、渦電流が生じるのを防止することができ、通過する磁束の損失を抑制することができる。
または、図4(B)に示すように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置120では、スリット128がアンテナコイル122の2辺(図4(B)では左辺122c及び右辺122d)を横断し、スリット128の両端が導電体121の端部に達していてもよい。この場合にも、スリット128が通信時に導電体121に流れる渦電流のループを遮断し、渦電流が生じるのを防止することができ、通過する磁束の損失を抑制することができる。なお、今まで形成するスリットの配置について説明してきたが、電子機器30に既にスリットが形成されている場合には、当該スリットに合わせてアンテナコイル122を配置するようにしてもよい。例えば、携帯端末10のヒンジ部に形成されるようなスリット状の隙間に対応するようにアンテナコイル122を配置するようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係るアンテナ装置においては、アンテナコイルの形状は略正方形や略矩形状のものには限定されず、例えば六角形、八角形等の多角形、円形、楕円形や内形が曲線状のアンテナコイルであってもよい。その中でも、図4(C)に示すように、アンテナコイル132は、開口部132hを介して幅方向に対向する導線が互いに近接するように巻回して設けられているようにすることが好ましい。すなわち、アンテナコイル132の形状が長手方向に細長い略短冊形状とすることが好ましい。アンテナコイル132を、開口部132hを介して幅方向に対向する導線が互いに近接するようにすることで、アンテナコイル132の各辺がスリット138に近くなるため、通信特性がさらに良くなる。また、スリット138の形成については、上述したアンテナ装置50、60、70、110、120におけるスリットの形成と同様であるが、例えば、図4(C)に示すように、スリット138は、略短冊形状のアンテナコイル132の短辺(図4(C)では左辺132c及び右辺132d)を横断するように形成することが好ましい。また、略短冊形状のアンテナコイル132を用いることにより、省スペース化を実現することもできる。
なお、以上説明したアンテナ装置において、アンテナコイル12のリーダライタ40との対向面と反対側には、アンテナコイル12と重畳するように、磁性シートが設けられていてもよい。磁性シートは、酸化鉄や酸化クロム、コバルト、フェライト等の磁性体から形成され、アンテナ装置1の通信特性を高めるために、アンテナ装置1の通信時にリーダライタ40から送られる磁束をアンテナコイル12の中心側に向けて誘導する機能を有する。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置では、導電体に開口部を設けなくても、十分な通信特性を得ることができ、強度の面やデザイン性の観点からも優れたアンテナ装置とすることができる。
以下に、本発明の実施例及び比較例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例によって何ら限定されるものではない。
本発明の一実施形態に係るアンテナ装置にいくつかの形態のスリットをアンテナコイルと重畳する導電体上に形成した際における作用・効果を以下の実施例1〜4及び比較例1、2を用いて検証した。
(実施例1)
実施例1では、外形20mm×20mmで1.0mmピッチで4ターンのコイルを外形100mm×100mmで厚み0.3mmのアルミ板の下に0.05mmのギャップで配置した。アンテナコイルの下にはアンテナコイル外形と同一サイズで厚さ0.1mmのフェライトシート(磁性シート)を貼り付けた。アルミ板には、アンテナコイルの1辺を横切るスリット(30mm×0.5mm)を設けた(図3(A)参照)。
(実施例2)
実施例2では、アルミ板にアンテナコイルの2辺を横切るスリット(50mm×0.5mm)を設けた(図3(B)参照)こと以外は、実施例1と同様のアンテナ装置を用いた。
(実施例3)
実施例3では、アルミ板にアンテナコイルの4辺を横切る2本のスリット(各50mm×0.5mm)を十字形に設けた(図3(C)参照)こと以外は、実施例1と同様のアンテナ装置を用いた。
(実施例4)
実施例4では、外形40mm×10mmで1.0mmピッチで4ターンのコイルを用い、アルミ板にアンテナコイルの短辺の2辺を横切るスリット(50mm×0.5mm)を設けた(図4(C)参照)こと以外は、実施例1と同様のアンテナ装置を用いた。
(比較例1)
比較例1では、アルミ板201のアンテナコイル202の内側と重畳する部分に10mm×10mmの開口部203を設けた(図5(A)参照)こと以外は、実施例1と同様のアンテナ装置200を用いた。
(比較例2)
比較例2では、アルミ板211のアンテナコイル212の外側と重畳する部分に、アンテナコイル212の外形と略同一の20mm×20mmの開口部213を設けた(図5(B)参照)こと以外は、実施例1と同様のアンテナ装置210を用いた。
図6は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価方法の説明図であり、(A)は、斜視図であり、(B)は、平面図である。実施例1〜4及び比較例1、2のそれぞれについて、図6(A)及び(B)に示すように、対向するリーダライタを所定の方向に移動させた場合の結合係数kをシミュレーションで求めた。
具体的な評価条件としては、次のようにした。すなわち、リーダライタのアンテナ301は、xy軸方向で規定される外形直径が70mmの2巻コイル321aとした。リーダライタのアンテナ301を、実施例1〜4及び比較例1、2の各アンテナ装置と対向させ、リーダライタのアンテナ301を図6(B)に示すようにx軸方向(図6(B)の下方向)及びy軸方向(図6(B)の右方向)に移動させて、アンテナ装置のアンテナ312とリーダライタ側のアンテナコイル321aの相対的な位置関係を変化させたときの通信特性(結合係数k)について評価した。なお、z軸方向で規定されるリーダライタのアンテナコイル321aとアンテナ装置のアンテナコイル312との距離は、20mmとした。
図7は、実施例1に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。比較例1のように、アルミ板の開口部がアンテナコイルの内径より小さい場合には、アルミ板の開口部を通して磁束がほとんど漏れ出ないため、結合係数kはほぼ0に近い値となった。また、比較例2のように、アルミ板の開口がアンテナコイルの外形と同じ場合、アルミ板の開口部を通して磁束が漏れ出すことができ、結合係数kが0.003〜0.007の間で推移していた。これに対して、実施例1にかかるアンテナ装置では、アルミ板にアンテナコイルの1辺を横切るスリットを設けることにより、比較例2を超える通信特性が得られていることが分かった。なお、実施例1では、スリットは、アンテナコイルの1辺を横切るように形成されているため、結合係数kの分布の中心がシフトしていた。
図8は、実施例2に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。実施例2にかかるアンテナ装置においても、アルミ板にアンテナコイルの2辺を横切るスリットを設けることにより、比較例2を超える通信特性が得られていることが分かった。また、実施例2では、スリットがアンテナコイルの2辺を横切る事で、実施例1と比較して、結合係数kの分布が対称になっていることが分かった。
図9は、実施例3に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。実施例3にかかるアンテナ装置においても、アルミ板にアンテナコイルの4辺を横切るスリットを設けることにより、比較例2を超える通信特性が得られていることが分かった。また、実施例3では、スリットがアンテナコイルの4辺を横切る事で、実施例1や実施例2と比較して、x軸及びy軸方向のいずれの変位についても結合係数kの分布が対称になっていることが分かった。
図10は、実施例4に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための通信性能の評価結果を示すグラフであり、(A)はリーダライタのアンテナをx軸方向に移動させた場合のグラフであり、(B)はリーダライタのアンテナをy軸方向に移動させた場合のグラフである。実施例4に係るアンテナ装置のように、略短冊形状のアンテナコイルを用いることにより、正方形状のアンテナコイルにスリットを形成した実施例2よりも優れた通信特性を有することが分かった。
このように、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置は、導電体に開口部を設ける必要がないため、強度的にも優れており、またデザイン性の面でも制約の少ない、優れた通信特性を有するアンテナ装置とすることができる。
1、50、60、70、110、120、130、200、210 アンテナ装置、2 アンテナモジュール、3 アンテナ基板、10 携帯端末、11、51、61、71、111、121、131、201、211 導電体、12、52、62、72、112、122、132、202、212 アンテナコイル、12a 導線、12b 開口部、13 通信処理部、14 端子部、15 バッテリパック、16 プリント基板、17 SIMスロット、18、58、68、78、79、118、128、138 スリット、30 電子機器、40 外部機器(リーダライタ)、41 アンテナ、42 制御基板、43 制御回路、52a、62a、72a、112a、122a、132a 上辺、52b、62b、72b、112b、122b、132b 下辺、52c、62c、72c、112c、122c、132c 左辺、52d、62d、72d、112d、122d、132d 右辺、52h、62h、72h、112h、132h 開口部、100 無線通信システム、203、213 開口部、301 リーダライタのアンテナ、312 アンテナ装置のアンテナコイル、321a リーダライタのアンテナコイル

Claims (6)

  1. 電子機器に組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置であって、
    その開口部を介して導線を2次元状に巻回して設けられ、前記外部機器と誘導結合されるアンテナコイルと、
    前記アンテナコイルの前記外部機器との対向面に該アンテナコイルと重畳するように設けられる導電体と、を備え、
    前記導電体には、前記アンテナコイルと少なくとも一部が重畳するようにスリットが形成されているアンテナ装置。
  2. 前記スリットは、前記アンテナコイルの少なくとも1辺と平面視で交差する請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記スリットが複数形成されている請求項1又は請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 複数形成されている前記スリットのうち、少なくとも2本のスリットが直交している請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記スリットは少なくとも一端が前記導電体の端部にかけて形成されている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 前記アンテナコイルは、前記開口部を介して幅方向に対向する前記導線が互いに近接するように巻回して設けられている請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
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