JP4472868B2 - オーディオ娯楽システムを備えた車両コンピュータ・システム - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、車両用オーディオ娯楽システムに関する。更に特定すれば、本発明は、オーディオ娯楽システムを実装した車両コンピュータ・システムに関するものである。
(発明の背景)
近年の車両には、通常、いくつかの独立した電子システムが装備されている。例えば、近年の車両は、その殆どがサウンド・システムおよびセキュリティ・システムを有する。また、最新モデルの車両の殆どには、車両のエンジン、トランスミッションおよび燃料システム、ならびにその他のコンポーネントの性能を分析する診断システムが組み込まれている(OBD IIでは1996年以降、OBD Iでは1993年以降)。最新モデルでは、車両にはナビゲーション・システムが装備されており、全地球測地システム(PGS)受信機を内蔵して衛星ネットワークからの信号を受信し、経度、緯度、および高度に関して車両の地表上での位置を突き止める座標を計算する。また、車両にはセルラ通信システムも追加されている。これらの通信システムにより、車両の運転手または乗員は、彼らの車両から通話(telephone call)を処理することが可能となっている。
【0002】
これら種々の電子システムは車両ユーザには有用であることが認められているが、これらのシステムには関連がなく互換性もないという欠点がある。各システムは別個に各社毎の専用プロセッサまたはASIC(特定用途集積回路)を採用し、互換性のない各社専用のソフトウエアを実行する。車両の所有者がセキュリティ・システムを彼/彼女の車両に追加したい場合、所有者はベンダの内の1社からセキュリティ・システム全体を購入し、特別にそれを設置させる必要がある。ナビゲーション・システムまたはサウンド・システムのような既存の電子システムに、セキュリティ機能性を追加する方法はない。
【0003】
Richard D.Beckert(リチャード D.ベッカート)、Mark M.Moeller(マーク M.ミュラー)、およびWilliam Wong(ウイリアム・ワン)の名義で1995年11月29日に出願した、”Vehicle Computer System”(車両コンピュータ・システム)と題する米国特許第08/564,586号は、これら種々の個別システムを統合化し、容易な拡張性をもたらす汎用計算機プラットフォームを提供することが可能な車両コンピュータ・システムについて記載する。この車両コンピュータ・システムは、オープン・ハードウエア・アーキテクチャを備え、オープン・プラットフォーム・オペレーティング・システムに対応する。オープン・プラットフォーム・オペレーティング・システムは、ソフトウエア・ベンダが供給可能な多数の異なるアプリケーションに対応する。例えば、オペレーティング・システムは、娯楽、ナビゲーション、通信、セキュリティ、診断、およびその他のことに関するアプリケーションに対応することができる。好適な実施態様では、オペレーティング・システムは、同時に多数のアプリケーションを実行可能な、マルチタスク・オペレーティング・システムである。
【0004】
本発明は、車両コンピュータ・システムによって実現するオーディオ娯楽システムを対象とする。
(発明の概要)
本発明は、車両コンピュータ・システムに関し、更に特定すれば、当該システムのオーディオ娯楽の面に関する。この車両コンピュータ・システムは3つのモジュール、即ち、サポート・モジュール、コンピュータ・モジュール、および面板モジュール(faceplate module)を有する。サポート・モジュールは、車両のダッシュボードまたはその他の場所に位置する、筐体の固定ベース・ユニットの一部として形成する。これは、それ自体のロジック・ユニットを有し、現場プログラム型ゲート・アレイ(FPGA:field programmable gate array)、特定用途集積回路(ASIC)、カスタム化プロセッサ等で実現することができる。また、サポート・モジュールは、オーディオ・ディジタル信号プロセッサ(DSP)のような、オーディオ信号プロセッサも有し、オーディオ・データのための信号処理を行なう。
【0005】
コンピュータ・モジュールは、サポート・モジュールに取り付けた別個のモジュールとするか、あるいはその機能性をサポート・モジュールに統合することができる。コンピュータ・モジュールは、オペレーティング・システムを走らせるプロセッサを有する。コンピュータ・モジュールおよびサポート・モジュールは、PCIバスのようなマルチビット・バスを用いてインターフェースする。面板モジュールは、取り外し自在にサポート・モジュールに接続する。面板モジュールは、それ自体のロジック・ユニットを有し、ディスプレイおよびキーパッドを制御し、オプションとしてセルラ・フォンや双方向ページャのようなRF送受信機も有する。面板モジュールおよびサポート・モジュールは、高速シリアル接続を用いて接続する。
【0006】
オーディオ娯楽システムには、主にサポート・モジュールのロジック・ユニットおよびDSPが対応する。サポート・モジュールは、CDプレイヤー、CD交換器、AM/FMチューナ、補助1、補助2、コンピュータ・ウェーブ出力およびマイクロフォンのような多数のオーディオ・ソースを扱うことができる。サポート・モジュールは、ソースからデータを受け取り、オーディオDSPにおいてそれを処理し、スピーカ・システム、あるいはコンピュータ・モジュール内のUSB周辺機器またはメモリのようなその他の宛先にデータを出力する。
【0007】
サポート・モジュールのロジック・ユニットは、内部アドレス/データ・バス構造を有する。これは、コンピュータ・モジュールの内部バスとは独立しており、別個である。このロジック・ユニットのバスは、周辺通信経路として機能するので、オーディオ・ソースからのデータは、コンピュータ・モジュールからの介入なく処理することができる。例えば、オーディオ・サウンドの発生、処理、および出力の全てをサポート・モジュールによって処理し、コンピュータ・モジュールの処理資源の使用を極力抑えることができる。
【0008】
本発明の一態様によれば、オーディオ娯楽システムは、I/Oメモリ内に1組のピン/ポン・バッファ(ping/pong buffer)を用い、これをサポート・モジュールのロジック・ユニットの内部アドレス/データ・バス構造に結合し、異なるオーディオ・デバイス間で伝達するデータを一時的に保持する。ロジック・ユニットは、オーディオ・デバイスの各々と連動する直接メモリ・アクセス(DMA)回路を有し、I/Oメモリの個々の記憶エリアを指定し、連動するデバイスから受けたデータ、および連動するデバイスに送るデータを保持する。オーディオ・データは、マッピング・オーバーレイ技法(mapping overlay technique)の使用によって交換する。この場合、2つのオーディオ・デバイスに対するDMA回路が同じメモリ・バッファの読み書きを行なう。1つのDMA回路が1つのデバイス(例えば、AM/FMチューナ、CDプレイヤー等)からのオーディオ・データでピン・バッファを満たしている間、他のDMA回路は、ポン・バッファからデータを読み出し、別のオーディオ・デバイス(例えば、オーディオ信号プロセッサ)に出力する。
【0009】
本発明の別の態様によれば、オーディオ娯楽システムは、48MHzクロックから得られるマスタ・クロック・レート、およびサポート・モジュール内のソフトウエア調節型分周レジスタによって決定する内部サンプリング・レート(例えば、44.1kHz)で、ディジタル・オーディオ・データを処理する。処理のためにバッファからオーディオDSPに転送するデータは、このレートでサンプリングする。しかしながら、オーディオ・ソース・デバイスがそれ自体のクロック信号で動作する場合でも、出力DMAクロック・レートには正確に一致しないレートで、メモリ・バッファにオーディオ・データを書き込むことができる。オーディオ娯楽システムのソフトウエアは、分周レジスタを調節し、CODECに対するマスタ・クロック・レートを操作し、ピン/ポン・バッファに対するデータ書き込みおよび読み出し動作の同期を取る。
【0010】
別の態様によれば、コンピュータ・システムは、オーディオ・マネージャAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)を備え、コンピュータ上で実行するアプリケーションが、基礎のサウンド・システムのハードウエアおよび実施態様の詳細を知ることなく、種々のオーディオ・ソースを制御することを可能にする。異なるオーディオ・デバイスおよびそのドライバが、等化、ボリューム制御およびサラウンド・サウンド復号というような、オーディオ・システムの異なる機能性を制御する。オーディオ・マネージャAPIは、アプリケーションが行なったコールを適切なデバイス・ドライバ(複数のドライバ)に転送する。
【0011】
本発明の別の態様は、マイクロフォンから受け取ったボイス・データを処理し、音声認識システムに入力する技法にも関する。マイクロフォンが取り込んだ音声の発音を、CODECが供給する44.1kHzのサンプリング・レートでサンプリングする。しかしながら、音声認識システムは、かなり低めの11kHzサンプリング・レートというような、異なるサンプリング・レートを採用する。マイクロフォン・データをサンプリングするために別個のA/D変換器を追加する代わりに(コストが上昇する)、オーディオDSPは、高い44.1kHzのサンプリング・レートからのマイクロフォン・データを所望の11kHzに変換する。このシステムは、オーディオDSPのSPI(シリアル周辺インターフェース)を利用し、コマンド/メッセージ・ストリームによってマイクロフォン・データをピギーバック(piggyback)する。DSPはデータ・ストリームに対して通常のロー・パス・フィルタリングおよびダウン・サンプリングを行い、次いでSPIを用いて、その新たな11kHzサンプリング・レートで、メッセージ・ストリームによってマイクロフォン・データをピギーバックして、送出し返送する。
(図面の簡単な説明)
図面全体にわたって、同様のコンポーネントおよび構造を引用する際には、同じ参照番号を用いることとする。
(好適な実施形態の詳細な説明)
本発明は、オーディオ娯楽システムのオーディオ・アーキテクチャを対象とする。本発明の態様は、特に車両娯楽システムに適したものである。論述の目的上、車両コンピュータ・システムと関連付けつつオーディオ・アーキテクチャについて説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施態様による車両コンピュータ・システム20を示す。車両コンピュータ・システム20は、集中コンピュータ22を有し、オプションのモニタ24、セキュリティ・センサ26、車両診断インターフェース28、スピーカ30、車両バッテリ32、バックアップ・バッテリ33、およびアンテナ(複数のアンテナ)34を含む、種々の外部周辺デバイスに結合してある。コンピュータ22は、従来の自動車用ステレオと同様に、車両のダッシュボード内に装着するサイズを有する、筐体36内に組み込む。好ましくは、筐体36は、単一のDIN(Deutsche Industry Normen:ドイツ工業規格)の形状係数を有する。しかし、これは、2DIN単位またはその他のOEM用特殊形状係数に収容することも可能である。
【0013】
コンピュータ22は、多数のアプリケーションに対応する、オープン・プラットフォーム・オペレーティング・システムを走らせる。オープン・プラットフォーム・オペレーティング・システムおよびオープン・コンピュータ・システム・アーキテクチャを用いる場合、独立したベンダが種々のソフトウエア・アプリケーションおよびハードウエア周辺機器を生産し、車両の購入後にこれらを車両に設置することが可能となる。これは、別々に設計した埋込みシステムのためにソフトウエア・アプリケーションを特別に構成する必要がないという利点がある。オープン・ハードウエア・アーキテクチャは、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを採用した、マルチタスク・オペレーティング・システムを走らせることが好ましい。好適なオペレーティング・システムの1つは、Microsoft Corporation(マイクロソフト社)が販売するWindows CEオペレーティング・システムである。マルチタスク・オペレーティング・システムは、多数のアプリケーションの同時実行を可能にする。
【0014】
コンピュータ22は、少なくとも1つの記憶ドライブを含み、車両ユーザは、記憶媒体からプログラムやデータをダウンロードすることができる。図示の実施態様では、コンピュータは、音楽、ビデオ、ゲーム、またはその他の種類の娯楽用CDだけでなく、アプリケーション関連CDも読み取るCD ROMドライブ38を有する。CD ROMドライブ38は、記憶ドライブおよび娯楽プレーヤという二重の役割を果たす。コンピュータ22は、オプションの3.5”フロッピ・ディスケット・ドライブ40、オプションのスマート・カード・リーダ42、およびPCカード・タイプI、IIおよびIII(以前の「PCMCIA」カード)を受け入れる二重PCカード・ソケット即ちコンパクト・フラッシュ(compact flash)44を有する。また、ハード・ディスク・ドライブ(図示せず)をコンピュータ22上に含ませ、アプリケーション・プログラムおよびユーザ・データ双方を格納することも可能である。DVD(ディジタル・ビデオディスク)プレーヤも、コンピュータ22に含ませることが可能である。
【0015】
記憶ドライバは、筐体36のベース・ユニット46内に装着する。ベース・ユニット46は、ダッシュボード内に装着するような構造およびサイズとする。オプションとして、このベース・ユニットは、ラップトップ・コンピュータと同様に、その関連するドッキング・ステーションから離脱可能とすることもできる。このハイ・エンド向きオプションでは、ユーザが彼の車両コンピュータを彼の家庭またはオフィスに携行し、彼の携帯PCとして機能することも可能である。
【0016】
筐体36は、取り外し可能な面板48を有し、ベース・ユニット46の前面に回動自在に取り付けられている。面板を回転させると、記憶装置に容易かつ便利にアクセスすることができる。面板ユニット48全体は、計算機プラットフォームに対する多機能周辺機器として動作する。
【0017】
面板48は、キーパッド52およびグラフィック・ディスプレイ54を有する。ディスプレイ54は、照明または表示に個々に選択可能な矩形の画素アレイを有するバックライト型LCDであることが好ましい。ディスプレイ・エレメントは、中程度の解像度のビットマップ・ディスプレイ・システムであり、少なくとも10,000画素を有する。説明中の実施態様では、画素アレイは、少なくとも縦64画素、横256画素のサイズを有する。ベース・ユニット46のオペレーティング・システムは、面板54をベース・モジュール52に取り付けると、周辺デバイスとしての面板キーパッド52および面板ディスプレイ54と相互作用を行う。
【0018】
面板48は、Windowsブランドのオペレーティング・システムではなじみのある「開始」(Start)ボタン機能を備える開始ボタン56を有する。また、面板48は、電源ボタン58、4位置アクチュエータ60、「入力」ボタン62、「エスケープ」ボタン64、「ヘルプ」ボタン66、「メニュー」ボタン68、およびボリューム制御入力70も有する。
【0019】
コンピュータ22は、音声認識システムを有し、ユーザは手や目を使わずに、口頭でコマンドを入力することができる。これらボイス・コマンドは、車両計算機プラットフォームの動作モードの殆どを制御するため、およびコンピュータ上で走るアプリケーションを制御するために用いることができる。ボイス入力ポート72がサポート・モジュールと接続してあり、バイザ(visor)またはその他の場所の上に装着し、ボイスを最適に取り込み音声認識システム(図3参照)に入力するようにすることが好ましい。また、コンピュータ22は、面板48上に装着した、IrDA(赤外線開発者連合)送受信ポートにも対応し、赤外線信号を用いてデータおよびプログラムの送信および受信を行なう。
【0020】
コンピュータ22にアプリケーションまたはデータをロードするには、車両ユーザは、CDまたはその他の媒体を適切なドライブ内に挿入し(アプリケーションがまだハード・ディスク上に収容されていない場合)、オペレーティング・システムはそこからアプリケーションまたはデータをダウンロードする。インストール・プロセスは、オペレーティング・システムによって、またはキーボパッド52上でキー入力したシーケンスの形態でユーザから入力したコマンドあるいはボイス認識デバイスを用いた口頭命令の補助によって、自動的に処理することができる。他の計算デバイスにデータまたはアプリケーションをロードしたり、データを転送する別の技法は、IrDA送受信ポート74、またはワイヤレス・インターネット・リンクの使用によるものである。
【0021】
一般に、車両コンピュータ・システム20は、多数の車両関連システムを1つのオープン・プラットフォーム・ハードウエアおよびソフトウエア・アーキテクチャ上に統合するために用いることができる。例えば、車両コンピュータ・システム20は、マルチメディア娯楽システム、ナビゲーション・システム、通信システム、セキュリティ・システム、および診断システムとして供することができる。更に、車両コンピュータ・システム20は、従来よりデスクトップおよびラップトップ・パーソナル・コンピュータと関連のある追加の機能性を備える。例えば、車両コンピュータ・システム20は、アドレス・ブック・アプリケーション、電子メール・プログラム、および約束/スケジュール・アプリケーションに対応することができる。更に、車両コンピュータ・システム20は、車両内の別の計算ユニットに対してサーバとして動作し、ゲーム、ビデオ・ムービー等を乗員に分配するように構成することも可能である。
【0022】
図2は、本発明の一実施態様によるコンピュータ22を示す。コンピュータ22は、3つの主要モジュール、即ち、面板モジュール80,サポート・モジュール82、およびコンピュータ・モジュール84を有する。コンピュータ・モジュール84は、マルチビット・バス86を通じてサポート・モジュール82に動作的に接続してある。好適な実施態様では、マルチビット・バスはPCI(周辺素子相互接続)バスである。サポート・モジュール82および面板モジュール80は、高速シリアル・データ通信に対応する、高速シリアル・インターフェース88を通じて相互接続してある。
【0023】
サポート・モジュール82は、USBシリアルI/Fコネクタ892を介して、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)ハブ90にも接続してある。USBハブ90は、多くの周辺デバイス(例えば、128デバイスまで)に対して接続を行なう。周辺デバイスの例には、OBD(車内診断)システム28、セキュリティ・システム26、ナビゲーション・システム94、インターネットへのワイヤレス・リンク96、CD−ROM交換器98、TVチューナ100、およびジョイスティック、キーボードまたはマウス102のようなユーザI/Oデバイスが含まれる。
【0024】
図3は、車両コンピュータ22の3つのモジュールを更に詳細に示す。サポート・モジュール82は、通常は固定したベース・ユニット46(図1)内に位置し、ベース・ユニット46は、車両のダッシュボードまたはその他の都合がよい場所に装着する。サポート・モジュール82は、周辺デバイス間の通信を容易に行い、車両コンピュータ・システム全体において用いるマスタ・オーディオ・クロック信号を確立し、コンピュータ・システムの娯楽機能性を調整するロジック・ユニット110を含む。ロジック・ユニット110は、FPGA(現場プログラム型ゲート・アレイ)として実施することができる。尚、FPGAのロジック・コードを開発するには、HVDL(IEEE規格1076−1993)のようなハードウエア記述言語を用い、ASIC(用途特定集積回路)アーキテクチャ用に再コンパイル可能であることを注記しておく。ロジック・ユニット110は、更に、マイクロプロセッサ、RISC(縮小命令集合計算)プロセッサ、またはその他の処理デバイスとしても実施可能である。
【0025】
サポート・モジュール82は、いくつかのハードウエア・インターフェースを有する。USBインターフェース112は、PCIバス86から駆動され、図2に示した種々のUSB周辺機器に対する相互接続を行なう。図示のように、取り付けた周辺機器の一部がのUSBを内蔵しておらず、サポート・モジュールが直接対応するよりも多くのUSB周辺機器が取り付けられている場合、別個のUSBが必要となる場合もある。オプションのVGAまたはその他のハイ・エンド・グラフィックス・コントローラ114をサポート・モジュール82に備え、オプションのディスプレイ24(図1)を駆動する。VGAコントローラ114は、PCIバスからも駆動する。IDEコントローラ115もサポート・モジュール内には備えてある。
【0026】
尚、USBインターフェース112およびVGAコントローラ114をロジック・ユニット110に組み込むことも可能であることを注記しておく。ATAPI−IDEインターフェース(CD−ROMまたはDVDプレーヤを駆動するために用いる)、およびPCIインターフェースは、ロジック・ユニット110の一部として実装する。多数のビデオ・スクリーンのような、高帯域幅ビデオ・アプリケーションに対応するためには、システムにP1394インターフェースを追加し、PCIインターフェースから駆動するか、あるいはロジック・ユニット110に組み込むことができる。
【0027】
また、サポート・モジュール82は、オーディオ信号プロセッサ116も含み、サウンド処理アルゴリズムを実行する。その中には、サウンド等化、ディジタル・クロスオーバ、バス、トレブル、ボリューム、サラウンド・サウンド、ドルビー・プロロジック(Dolby pro−logicTM)、AC−3、およびMPEG復号を含むことができる。また、オーディオ信号プロセッサ116は、6チャネル・オーディオ出力(図示せず)のためにディジタル/アナログ変換器を駆動する。オーディオ信号プロセッサ116は、Motorola DSP56009のようなDSP(ディジタル信号プロセッサ)として実施することが好ましい。また、サポート・モジュールは、AM/FMチューナ・モジュール118、車両の緯度、経度および高度測定のための衛星ナビゲーションを可能にするGPS(全地球測地システム)チップセット120、ならびに1つ以上のオーディオ・アナログ/ディジタル変換器およびディジタル/アナログ変換器(または「CODECS‘)122も含む。
【0028】
高速データI/Oメモリ130が、シリアル周辺デバイス間の高速データ通信バッファとして機能する。高速データ・メモリは、高速ピン/ポン・バッファを有する高速SRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモリ)として実施し、オーディオ・データまたはUSBデータの高速バッファリングおよび「ピンポン動作」(ping−ponging)を行い、プロセッサの双方向処理を極力抑えることが好ましい。好適な実施態様では、I/Oメモリ130は、高速データ・メモリ・バッファとして作用し、多くのデバイス間のデータ交換に対処する。
【0029】
面板モジュール80は、取り外し可能な面板48(図1)上に位置する。面板モジュール80は、面板48の主筐体36からの容易な取り外しを促進するコネクタを介して、サポート・モジュール82に接続する。面板モジュール80は、取り外し可能なコネクタを介して、高速シリアル相互接続部88によって、双方向データをサポート・モジュール82に伝達する。面板モジュール80は、FPGA、ASIC、またはその他のデバイスとして実施可能なロジック・ユニット140を含む。また、面板モジュール80は、キーパッド52、ディスプレイ54およびIrDAポートも含む。加えて、面板モジュール80は、セルフォン(cellphone)、双方向ページャ、二点間スペクトル拡散送受信機のような、オプションのプラグインRF送受信機144のためのスロットを内蔵する。
【0030】
通常、コンピュータ・モジュール84は、ダッシュボード装着型のベース・ユニット46内に位置し、IntelRx86型マイクロプロセッサのような、マイクロプロセッサ150の形態としたプロセッサを含む。差し込むと、コンピュータ・モジュール84はPCIバス86に接続し、サポート・モジュール82と通信を行なう。
【0031】
マイクロプロセッサ150は、Microsoft CorporationからのWindows CEオペレーティング・システムを走らせる。オペレーティング・システムは、サポート・モジュールのROM152またはフラッシュ・メモリ154内に格納する。コンピュータ・モジュール84は、車両ユーザが望み得る種々のあらゆるアプリケーションにも対応する。これらのアプリケーションもROM152、フラッシュ・メモリ154、DRAM156上、またはCD−ROM、カセット、PC−カード・フラッシュ・メモリ、PC−カード、ハード・ディスク・ドライブ、またはフロッピ・ディスケットのような、リムーバブル記憶媒体(図示せず)上に格納することができる。加えて、ユーザ・アプリケーションは、オプションのワイヤレス・インターネット接続からダウンロードすることも可能である。
【0032】
コンピュータ・モジュール84は、PC−カード・インターフェース158を有し、これは、タイプI、II、またはIIIPC−カード(例えば、外部メモリ、ハード・ディスク・ドライブ、モデム、RF送受信機、ネットワーク・アダプタ、またはその他のPC−カード周辺機器)に対応するPC−カード・ソケット即ちコンパクト・フラッシュを含む。また、コンピュータ・モジュール84は、オプションのスマート・カード・インターフェース160も有し、スマート・カードまたは同様の集積回路(IC)カードを受け入れる。
【0033】
車両コンピュータ・システムにおけるこれら3つのモジュールに関する更に詳細な説明は、Richard D.Beckert(リチャード D.ベッカート)、Mark M.Moeller(マーク M.ミュラー)、およびWilliam Wong(ウイリアム・ワン)の名義で1995年11月29日に出願した、”Vehicle Computer System”(車両コンピュータ・システム)と題する同時係属中の米国特許第08/564,586号において得られる。この出願はMicrosoft Corporationに譲渡され、この言及によりその内容が本願にも含まれるものとする。
【0034】
ロジック・ユニット110には、コンピュータ・モジュール84のマイクロプロセッサ150のバスとは別個に、それ自体のマルチビット・バス構造を構成している。ロジック・ユニット110およびマイクロプロセッサ150は、PCIバス86のようなバスを用いてインターフェースする。ロジック・ユニット110にそれ自体の内部バスを構成することによって、ロジック・ユニット110は、マイクロプロセッサ150からの介入には独立して、そのタスクをより良く実行することが可能となる。更に、ロジック・ユニット110の内部バスは、オーディオ・コンポーネントとその他のシリアル・デバイスとの間のデータ伝達を容易にしつつ、使用するマイクロプロセッサ130の処理リソースを極力抑える。
【0035】
ロジック・ユニット110の一実施態様の詳細な説明は、Richard D.Beckert(リチャード D.ベッカート)、Mark M.Moeller(マーク M.ミュラー)、Ron Randall(ロン・ランドール)およびWilliam Wong(ウイリアム・ワン)の名義で1996年6月24日に出願した、”Vehicle Computer System with High Speed Data Buffer and Serial Interconnect”(高速データ・バッファおよびシリアル相互接続を備えた車両コンピュータ・システム)と題する同時係属中の米国特許第08/668,781号において得られる。この出願はMicrosoft Corporationに譲渡され、この言及によりその内容が本願にも含まれるものとする。この開示内容に記載されているロジック回路は、オーディオ娯楽システムを実現するためにより具体化して製作した、ロジック・ユニット110の別の実施態様を表わす。
(オーディオ・アーキテクチャ)
コンピュータ・システム20は、オーディオ娯楽システムに対応する。先に記したように、サポート・モジュール82内のロジック・ユニット110は、オーディオ娯楽システムのための機能の多くを実行する。本発明は、コンピュータ・システム20内に実装するような、オーディオ娯楽システムのオーディオ・アーキテクチャを対象とする。
【0036】
図4は、ロジック・ユニット110とオーディオ信号プロセッサ116の相互接続、およびロジック・ユニット110と、CODEC112、AM/FMチューナ118、RBDSデコーダを含むI2Cバスによって制御されるその他のオーディオ・コンポーネントとの間の相互接続も加えて示す。この基準設計では、オーディオ信号プロセッサ116は、SPI(シリアル周辺インターフェース)スレーブ・モードのDSPとして構成する。
【0037】
ロジック・ユニット110は、2つのI2Sシリアル・ディジタル・オーディオ・ストリームDSPin0およびDSPin1をオーディオDSP116に出力する。同一のパラレル/シリアル変換回路が各ストリームを作成する。この回路は、保持レジスタからパラレル・ワードを読み取り、それを出力シフト・レジスタ内に置く。CODEC122によって外部で発生するI2Sシリアル・シフト・クロック(64×44.1kHz)が、シフト・レジスタをシフト・アウトする。保持レジスタからシフト・レジスタへのデータ転送は、CODEC122によって外部で発生するマスタSCLK信号(左、右クロック)と同期を取る。LRCK信号を用いて、データが左または右チャネル・オーディオ信号のどちらに関連するのかを示す。
【0038】
2つのステレオ・オーディオ・ストリームは、2つの別個のI2S入力チャネルを通じて、DSP116において受け取り、サラウンド・サウンドのような、多数のDSPオーディオ・アルゴリズムのいずれか1つをコールするために用いる。処理したオーディオ・データは、DSPoutインターフェースへの3つの別個のI2Sチャネルを通じて、DSP116からロジック・ユニット110に返送する。3つのDSP出力チャネルは、左前および右前スピーカのチャネルSD0、左後ろおよび右後ろスピーカのチャネルSD1を含み、SD2は中央およびサブ・ウーファである。各サウンド・チャネルは、32クロック・フレームに整合した20ビット・サウンドであり、MSB(最上位ビット)がI2SのMSBに対応し、12個の「0」が最下位ビットに続く。
【0039】
I/Oメモリ130内のピン/ポン・バッファ・ゾーンをオーバーレイする直接メモリ・アクセス(DMA)によって、サウンド・ソースをロジック・ユニット110内のDSPinチャネルの1つにリンクする。サウンド・ソースからのデータは、シリアル・インターフェースにおいて受け取り、ピン/ポンDMA回路172の1つに転送する。DMA回路172は、シリアル/パラレル変換器を含み、データをパラレル・フォーマットに変換し、ロジック・ユニットの内部バスを通じてI/Oメモリ110に転送する。
【0040】
このハードウエア実施態様の追加の機能は、全て並列に進む4つのステレオDMAプロセスを実行する能力である。ウェーブ・アウト(wave−out)およびCD−ROMのような2つのオーディオ・ソースは、DSPin0およびDSPin1のような、2つの宛先に供給することができる。前景オーディオ・ソース(foreground audio source)(ナビゲーション・システム命令等)は、車の前スピーカで再生することができ、一方背景オーディオ・ソース(background audio source)(CD音楽等)は車の後ろスピーカで再生することができる。
(全体的なDMA構造)
図5は、ピン/ポンDMA回路172を更に詳細に示す。ピン/ポンDMA回路は全て、同じ基本設計の変形である。論述の目的上、モノ・マイクロフォン受信機用DMA回路を示す。
【0041】
DMA回路172は、シリアル/パラレル変換器200を有し、関連するサウンド・ソース周辺デバイスから受け取ったシリアル・データをパラレル・フォーマットに変換する。パラレル・データは、最初に保持レジスタ202内に置かれる。保持レジスタ202が満杯になると、DMA要求および付与回路204に信号を送る。
【0042】
2つのロジック・コンポーネントからの出力、即ち、(1)上位DMAアドレス・ラインを含みI/Oメモリ130内の適切なバッファ・エリアを突き止め、保持レジスタ202から受け取ったデータを保持する開始アドレス・レジスタ206、および(2)バッファ・エリアの下位DMAアドレス・ラインを発生するアップ・カウンタ208からの出力によって、DMAアドレス・ポインタを形成する。コンピュータ・プロセッサは、アドレス・ポインタを開始アドレス・レジスタ206に書き込むことによって、DMAプロセスを初期化する。開始アドレス・ポインタは、下位アドレス・カウンタ208および上位アドレス・レジスタ206に同時に書き込む。上位アドレス・レジスタ・ポインタは、高速データ・メモリ110内のバッファ・エリアの先頭を規定する。この実施態様では、開始アドレス・レジスタ208における下位アドレス・ビットを用いて、最後の有効アドレス・レジスタと比較する。バッファ・エリアの開始アドレスは、ページ境界上にあり、バッファ・エリアのサイズは、ページ・サイズに対応して予め決められているサイズである。
【0043】
下位アドレス・カウンタ208は、I/Oメモリ130の指定されたバッファ・エリア内の特定ロケーションにアクセスする。カウンタ208内のビット数は、バッファ・エリアのサイズに対応する。この実施態様では、カウンタは9個のアドレス・ビットA2〜A10を用い、ビットA0およびA1を「0」にセットする。カウンタ208が出力するカウントを、保持レジスタ202内のデータを格納する特定ロケーションへのポインタとして用いる。一旦データを格納ロケーションに転送したなら、カウンタ208を増分し、次の適切なロケーションを示す。
【0044】
DMA回路172は、I/Oメモリの1つのバッファを規定する。これは、2つの半部分、「ピン」バッファおよび「ポン」バッファに分割されている。バッファの一方の半分は、モノ入力回路のような特定の周辺デバイスのバッファ・エリアの一部を表わし、その中に、デバイスからのデータを書き込んでいる。逆に、バッファの他方の半分は、データを読み出している、バッファ・エリアの別の部分、例えば、DSPin DMA回路を表わす。サウンド・ソースのI/Oバッファ・ゾーンは、DSPのDSPinデータ・ゾーンと同じ開始および終了点を有する。したがって、これらのゾーンは互いに「オーバーレイ」していると言う。ソースがピン・メモリ・バッファを満たしている間、ポン・バッファからはDSPin出力に読み出しを行なっている。ソースがピン・バッファを充填し終えると、ポン・バッファを満たし始める。同時に、DSPinシリアル出力プロセスは、ポン・バッファを読み出し終わり、ピン・バッファを読み出し始める。
【0045】
下位アドレス・カウンタ208の上位アドレス・ビットA10は、バッファ・エリアをピンおよびポン・バッファに分割する。上位カウンタ・ビットの遷移が発生すると、対応する割込マスクがイネーブルされている場合、割込を発生することができる。開始アドレス・ポインタをレジスタ206およびカウンタ208に書き込んだ後、プロセッサは「最後の有効アドレス」レジスタ210を初期化する。このレジスタは、下位アドレス・カウンタ208と同じサイズのラッチである。また、「最後の有効アドレス」レジスタ210は、イネーブルDMAビットも含み、これをアサートしてDMAプロセスを開始する。
【0046】
DMAプロセスは、初期開始アドレス・ポインタが示す位置から開始する。下位アドレス・カウンタ208内の値が、「最後の有効アドレス」レジスタ210内の値と等しいと比較器212が判定した場合、下位アドレス・カウンタ208を0にリセットし、割込を発生する。次に、DMAプロセスは、DMAバッファの先頭から続ける。これは、ページ境界上にあり、ページ・サイズはピン/ポン・バッファのサイズである。下位アドレス・カウンタの最上位ビットが遷移を行なったとき、割込を発生し(マスクされていない場合)、ピンおよびポン・バッファ空間間での変更を定義する。
【0047】
DMAプロセスは、ビット、ワード、または二重ワード・サイズのデータ・パケットに対して行なうように、予めセットしてある。一例として、IrDA DMA回路は、バイト・サイズのデータ・パケット(即ち、8ビット)を採用する。何故なら、これは受け取るデータの基本的なサイズであるからである。CD−ROMデータは、そのバス・サイズに適した、ワード・サイズ(即ち、16ビット)単位で転送する。I2S DMAデータは、二重ワード・サイズ(即ち、32ビット)で転送する。これは、1対の左/右16ビット・データを表わす。
【0048】
DMAアドレス・ビットA0およびA1は、適切なDMA回路によって制御する。これらのビットをデコードし、4バイト選択信号で置換する。転送がバイト幅である場合、バイト・アドレス・カウンタの下位2ビット(A0およびA1)を用いて、バイト選択ラインの1つを選択する。転送がワード幅である場合、カウンタの下位ビット(A1)を用いて、バイト選択ラインの上位対または下位対を選択する。この場合、2バイトの選択ラインを同時にアサートする。二重ワードの転送では、4つのバイト・イネーブルを全てアサートする。このように、DMAプロセスは、バイト、ワード、または二重ワード・サイズのデータ・パケットに対応する。
【0049】
シリアル受信プロセスの場合、周辺デバイスから受信したシリアル・データ・ストリームをシリアル/パラレル変換器200内でシフトし、長さが8、16、または32ビットの単位を形成する。適切な数のシフトの後、データをレジスタ202に転送する。データを保持レジスタ202に転送するプロセスによって、ピン/ポンDMA回路内においてREQ信号をセットする。
【0050】
保持レジスタ202が満杯のときはいつでも、ピン/ポンDMA回路12は、保持レジスタ20から次のオーディオ・ワードを捕獲し、これをI/Oメモリ・バッファ132に内に置く。DMAプロセスがピンまたはポンの境界を交差するときはいつでも、割込を発生する(マスクされていない場合)。これは、オーディオ・ソースのDMAプロセス、およびDSPinチャネルのDMAプロセス双方に当てはまる。その逆は、DSPIN0チャネルのような送信DMAプロセスの場合において、保持レジスタが空の場合、DMAピン/ポン回路はI/Oメモリから次のオーディオ・ワードを捕獲し、それを保持レジスタ内に置くことと意味する。
(共有ピン/ポン・バッファ上におけるDMAプロセスの同期)
再度図4を参照するが、オーディオ・アーキテクチャは、DMA回路172内で発生した割込を、同じピン/ポン・バッファ132を共有する2つのDMAプロセスの同期を取るための手段として用いる。一方のDMA回路からのデータを共有ピン/ポン・バッファ132に書き込み、続いてバッファから他のDMA回路に読み出す。オーディオ・ソースに応じて、DMA回路は、異なるレートで書き込みおよび読み出しを行なうことができる。説明中の実施態様では、出力DMA回路は、ロジック・ユニットが供給する44.1kHzのサンプリング・レートを用いる。しかしながら、入力DMA回路は、多少異なるデータ・レートを用いることも可能である。例えば、オーディオ・デバイスがそれ自体のクロック信号の下で動作し、USBに結合されている場合、正確に44.1kHzではないレートで、オーディオ・データをバッファ132に書き込むことができる。その結果、入力DMAクロック・レートは、出力DMAクロック・レートと正確には一致しない可能性がある。何故なら、これらは異なるクロック回路で制御されるからである。
【0051】
好適な実施態様では、異なるスレッドおよびデバイス・ドライバが、共有ピン/ポン・バッファの読み出しおよび書き込みDMAプロセスを制御する。オーディオ・ソースの設計者は、共有バッファをそのクロック・レートで満たすように構成しさえすればでよい。
【0052】
次の例について検討する。第1の場面では、書き込みおよび読み出しDMAプロセスは、双方とも44.1kHzマスタ・クロックを基本とする。この場面を例示するために、AM/FMチューナ118がオーディオ・データのソースであると仮定する。AM/FMチューナ118からのオーディオ・データ出力は、CODEC122によってディジタル化し、I2Sオーディオ・ストリームとしてロジック・ユニット110に出力する。ロジック・ユニット110は、I2Sストリームを16ビット・ワードの左右対に変換し、AM/FMチューナの第1DMA回路が、1対のワードを、DMAポインタが示すバッファの「ピン」部分に書き込む。AM/FMチューナのデータをピン・メモリに書き込んでいる間、第2DMA回路が同時にバッファ・メモリ・プロセスの対応する「ポン」部分からデータを読み出し、そのデータをDSPin出力に出力している。書き込みおよび読み出しプロセスは双方とも44.1kHzであるので、ピンおよびピン間のトグルは、着信データおよび出立データ双方において同時に行われる。着信および出立トグル双方によって発生する割込は、コンピュータがデータに何らかの興味を示さない限り(それをUSBまたはディスクに送る等)、無視することができる。
【0053】
第2の場面では、ソースが内部44.1kHzとは多少異なるレートでデータを書き込む。例えば、CD−ROMプレーヤがデータのソースであると仮定する。この場合、ピン/ポン・メモリ・バッファ132は、CD−ROMメモリ空間とDSPin出力のメモリ空間が重複するように構成する。CD−ROMと連動するDMA回路172が、オーディオ・データのバイトおよびサブチャネル・データのある数のワードで、「ピン」メモリ・バッファを満たす。同時に、DSPin出力のDMA回路は、44.1kHzレートで「ポン」メモリ・バッファからデータを読み出している。
【0054】
次に、CD−ROMプレーヤがCD−ROMディスクから44.1kHzのオーディオ・レートでオーディオ・データを読み出すと仮定する。このレートでは、CD−ROMプレーヤは、1秒の1/75毎に、1ブロック2.452バイトのオーディオ・データを作る。このブロックが準備できたとき、CD−ROMプレーヤハDMA要求ラインを活性化し、ブロック・データを素早く転送し、次のブロックを受け取るまで、ラインを不活性化する。DMA回路は、ブロック転送の終了時に割込を発生する。このプロセスの結果として、CD−ROMのオーディオ・データ・レートは、オーディオDSP116およびCODEC122を駆動する44.1kHzのマスタ・クロックとは多少異なる場合がある。
【0055】
これら2つのデータ・ストリームの同期を取るために、ソフトウエア・デバイス・ドライバはロジック・ユニット110を用いて、CD−ROMプレーヤのブロック・データ転送間の時間を測定し、サポート・モジュールのマスタ・オーディオ・クロックを調節し、CD−ROMデータ・レートと一致させる。
【0056】
図6は、ロジック・ユニット110内に実装したマスタ・クロック調節回路230を示す。マスタ・オーディオ・クロック調節器230は、基準レジスタ232、N分割レジスタ234、2つの比較器236、2つのラッチ238、および制御ロジック240を有する。2つの比較器236は、データをピン/ポン・バッファに書き込むレートを決定するのに役立つ。ホスト・コンピュータは、ポインタをラッチ238に書き込む。このポインタは、ピン/ポン・バッファ132のI/Oメモリ130内のアドレスに対応する。このアドレスにデータを書き込む動作が行われると、そのいずれもが、ホストに割込を発生する(マスクされていない場合)。割込が発生すると、コンピュータは、それがデータを読み出しているDMAプロセスのアドレス位置を読み出し、この位置に基づいて、入力データ・レートが出力レートと一致するか否かについて判定を行なう。
【0057】
レートが異なる場合、コンピュータは値を基準レジスタ232に送る。この値をN分割カウンタ234に入力し、サポート・モジュール上のディジタル・オーディオ・チャネルに対する基準オーディオ・クロックを発生する。通常では、基準オーディオ・クロックは44.1kHzである。しかしながら、コンピュータは、データを読み出すレートを高速化または低速化するために基準オーディオ・クロックを調節する値を出力し、着信オーディオ・ストリームのデータ・レートに同期させることができる。
【0058】
ソフトウエア設計では、単一の共有メモリ・バッファを多数の入力デバイスがデータを書き込むために用いたり、1つの出力デバイスのみがデータを読み出すために用いることができる。共有ピン/ポン・バッファの読み取りおよび書き込みDMAプロセスは、異なるスレッドおよびデバイス・ドライバによって制御する。この目的は、標準的な出力デバイス・ドライバを殆どのオーディオ・ソースに適合させることである。オーディオ・ソース・デバイス・ドライバは、共有バッファをそれ自体のレートで満たす場合にのみ必要となる。
【0059】
種々のオーディオ・ソース間で単一の共有バッファを使用することに対する代替案の1つは、オーディオ・ソースの対応するものに対して、多数の共有メモリ・バッファを有することである。各オーディオ・ソースはそれ自体のバッファを用い、出力デバイス・ドライバは、現オーディオ・ソースが変わるときに、異なる入力バッファ間で切り替えを行なう。この実施態様に伴う欠点は、必要なメモリ空間が多くなることである。加えて、新たなオーディオ・ソースが出力デバイス・ドライバに新たなオーディオ共有バッファについて通知することは必ずしも容易ではない。
【0060】
前述のように、書き込みスレッド(オーディオ・ソース・デバイス・ドライバによって制御する)は、おおまかに44.1kサンプリング・レートのデバイス制御クロック・レートで供給バッファを満たしている。読み出しスレッドも同じクロック・レート(例えば、無線)で動作している場合、問題はない。しかしながら、前述の周辺デバイス(CDおよびUSBデバイス等)では、クロック・レートが正確に一致しない。入力DMAおよび出力DMAは互いに追い付き、同じピン/ポン・バッファ・セクションにアクセスし始める可能性があるので、遅かれ早かれ出力ノイズが発生する。読み出しスレッドがそのクロックを適合化し書き込みスレッドと一致させるために、システムは書き込み通知割込(ピン/ポン・バッファの中央DWORDに書き込んだときにトグルする)を採用する。正規の読み出し終了割込およびこの書き込み通知割込を監視することによって、読み出しスレッドは、そのクロックを適合化し書き込みDMAに一致させることができる。
【0061】
読み出しスレッドが最初の書き込み割込を検出したとき、読み出しを開始することができる。結果的に書き込み割込が発生した場合はいつでも、現在バッファのどこから読み出しているのか見つけ出すことができる。この情報から、読み出しクロックを増減し、書き込みスレッドに一致させることができる。1回の書き込み割込もなく2回の読み出し割込を検出した場合、動作を自動停止することができる。
(バス・アービタ)
図7は、内部バスへのアクセスを制御するバス・アービタ回路250を示す。この内部バスは、PCIバスDMA回路とI/Oメモリとの間でアクセスするために用いる。バス・アービタ回路250は、PCIバス86から受け取ったバス要求と、ロジック・ユニット110内のDMA回路172から受け取ったDMA要求との間で、2対1マルチプレクサ252を前後にトグルする。バス・アービタ回路250は、PCIバス86に、内部バス上で使用可能な時間の半分を付与し、残りの半分の時間を8つのDMAプロセスの間で分配する。これらの全ては同時にイネーブルすることができる。将来、8DMAよりも多い対応を得る可能性もある。
【0062】
図示の例では、アービタ回路170は、8つのDMA回路、即ち、ステレオ、モノ、DSPout(即ち、オーディオ信号プロセッサ)、IrDA受信、DSPin0、DSPin1、IrDA送信、および面板に対応する。これら8つの回路は、内部バスへの残り半分の帯域幅を共有する。したがって、各DMA回路には、バス帯域幅の1/16が保証される。尚、CD−ROMはPCI DMAプロセスを用いて、I/Oメモリに書き込みを行なうことを注記しておく。
【0063】
2対1マルチプレクサ252がアクティブな要求をデコードした場合、トグル・プロセスを停止し、ロジック・ユニットのバスに対してバス・サイクル状態機械254を起動する。また、アクティブな要求は、内部ロジック・ユニット・バスをPCIバスまたは、デコーダ256によって選択した内部DMA回路の1つのいずれかに付与する。
【0064】
シフト・レジスタ258が、DMA回路からの保留中の要求全てをロードする。シフト・レジスタ258の出力は、カウンタ260へのイネーブルである。シフト・レジスタ258をシフトする毎に、カウンタ260はカウントする。シフト・レジスタ258からの出力がアクティブなDMA要求を示す場合、カウンタ260およびシフト・レジスタ258は停止する。2−1マルチプレクサがDMAデバイスにトグルすると、シフト・レジスタ258からのアクティブな要求はトグルを中止し、DMA要求に対するバス・サイクルを開始する。バス・サイクルの完了後、「終了」信号を適切なDMA回路に発生し、DMA要求ラインを解放し、2対1マルチプレクサ252、シフト・レジスタ258、およびカウンタ260は次のアクティブなDMA要求を探し続ける。
【0065】
(オーディオ・マネージャAPI)
コンピュータ・システム20は、オーディオ娯楽システムに対応する、十分な機能を有する汎用コンピュータである。システム20は、ラジオ、CD、補助入力、およびCD交換器のような、多数のオーディオ・ソースに対応するように設計してある。オーディオDSP116は、サウンド等化、サラウンド・サウンドの復号、およびボリューム/バランス/フェード制御を処理する。オーディオは、スピーカ・システム(例えば、6つのスピーカ)またはいずれかのUSBクライアントに再生することができる。
【0066】
コンピュータ・システム20は、オーディオ・マネージャAPI(アプリケーション・プログラム・インターフェース)を実装し、コンピュータ上で走るアプリケーションが、基礎のサウンド・システムのハードウエアや実装の詳細を知ることなく、種々のオーディオ・ソースを制御することを可能にする。異なるオーディオ・デバイスおよびそのドライバが、等化、ボリューム制御およびサラウンド・サウンド復号というような、オーディオ・システムの異なる機能性を制御する。オーディオ・マネージャAPIは、アプリケーションが行なったコールを、適切なデバイス・ドライバ(複数のドライバ)に転送する。
【0067】
図8は、アプリケーション/ハードウエアのアーキテクチャを示す。オーディオ・ハードウエア270は、このアーキテクチャにおける最下位レベルを形成する。オーディオ・ハードウエア・アブストラクション・レイヤ(HAL)272は、ハードウエア270のためのオーディオ関連ドライバとオーディオ・マネージャAPIレイヤ274との間に基本的なインターフェース・レイヤを定義する。オーディオ・マネージャπ274の上には、アプリケーション276がある。オーディオ・マネージャAPI274は、基礎のオーディオ・システムにアクセスし制御するAPIを定義する。
【0068】
オーディオ・マネージャAPI274は、5つの中核コンポーネント、即ち、オーディオ・ソース制御API278、ウェーブ・インおよびウェーブ・アウトAPI280、サラウンド・サウンド・デコーダAPI282、等化API284、およびボリューム/バランス/フェードAPI286を有する。異なるAPIは、オーディオ・システムの異なる面を制御する。これらは一体となって、アプリケーション276のために便利なAPIを提供する。
【0069】
オーディオ・ソースは、一般に2種類に分類される。即ち、前景オーディオ・ソースおよび背景オーディオ・ソースである。前景オーディオ・ソースは、コンピュータ・ウェーブ・ファイル出力およびテキスト/音声出力を含む。前景オーディオ・ソースをアクティブな背景オーディオ・ソースと混合する。前景オーディオ・ソースは、ウェーブ・アウトAPIによって制御する。対照的に、背景オーディオ・ソースは、AM/FMチューナ、CDプレーヤ、補助入力、およびUSBからのその他のソースを含む。背景ソースは、オーディオ・ソース制御APIによって制御する。
【0070】
オーディオ・システムは、スピーカ、USBデバイス、およびコンピュータというように、1つよりも多い宛先を有することができるが、主な宛先はスピーカである。したがって、選択した多数のオーディオ・ソースのいずれもが、最終的には1つのオーディオ宛先、即ち、スピーカ・システムに収束する。
【0071】
図9は、オーディオ・マネージャAPIモジュールがどのようにしてオーディオ・フロー経路を制御するかを示す。
【0072】
オーディオ・ソース制御API278を用いて背景オーディオ・ソースを選択する。これは、オーディオ・システムの異なる部分を制御する、異なるオーディオ・アプリケーション間でコーディネータとして機能する。例えば、AM/FMチューナが演奏している間にオペレータがCDの再生を選択した場合、オーディオ・ソース制御API278は、チューナを停止し、CDプレーヤを開始するように調整を行なう。表1は、オーディオ・ソース制御API278の機能を纏めたものである。
【0073】
【表1】
【0074】
表1:オーディオ・ソース制御API278
ウェーブ・インおよびウェーブ・アウトAPI280は、Windows CEオペレーティング・システムのSDKのような、標準的なWindows SKDに文書化されている、Win32 Wave APIと互換性がある。これらのAPIに関する更なる情報については、読者は先に記したSDKを参照のこと、
サラウンド・サウンドAPI282は、サラウンド・サウンド復号をイネーブルする。これは、SSDをイネーブルおよびディスエーブルし、サラウンド・サウンド遅延時間を設定し、サブウーファ・ロー・パス・フィルタのカットオフ周波数を設定するためのメンバ関数を含む。表2は、サラウンド・サウンドAPI282の機能を纏めたものである。
【0075】
【表2】
【0076】
表2:サラウンド・サウンドAPI282
等化API284は等化設定値を変更する。表3は等化API284の機能を纏めたものである。
【0077】
【表3】
【0078】
表3:等化API284
ボリューム/バランス/フェードAPI286は、ボリューム、バランス、およびフェードを変更する。表4は、ボリューム/バランス/フェードAPI286の機能を纏めたものである。
【0079】
【表4】
【0080】
表4:ボリューム/バランス/フェードAPI286
再度図8を参照すると、オーディオ・マネージャAPI274は、オーディオHALインターフェース272を介して、特定のデバイスに対するオーディオ・デバイス・ドライバと通信を行なう。アプリケーション276と共に動作するために、各デバイス・ドライバは、表5に纏めた以下の1組のインターフェースに対応する。
【0081】
【表5】
【0082】
表5:HAL272のインターフェース
あるオーディオ・ソースを演奏するには、通常1つよりも多いデバイスが関与する。例えば、CDを再生するには、最初に共有バッファ・デバイスを用意し、その後CDドライバがオーディオ・データを共有バッファに送る。デバイス間に何らかの依存性を確立する場合、全てのオーディオ関連デバイスは、それ自体を登録し、それが依存するデバイス・ドライバはどれであるか指定する。
【0083】
あるアプリケーションがあるオーディオ・ソースを再生したい場合、オーディオ・ソースIDをそのパラメータとして、SelectSourceをコールする。オーディオ・マネージャAPIは現オーディオ・ソースを全て選択解除し、アプリケーションが要求したソースを選択する。現オーディオ・ソースの選択を解除するには、オーディオ・マネージャAPIは、リンク・リスト構造をくまなく調べ、各ソースまたは依存するデバイスにその終了を通知する。新たなソースを選択するには、当該ソースおよび依存するデバイスにその開始を通知する。
(マイクロフォン・インターフェースのDSP SPI)
コンピュータ・システム20は、制御およびコマンド、離散音声認識システムのような、音声認識システムに対応する。マイクロフォン・ジャック72が取り込んだ音声の発音を含む全てのオーディオ・データを、CODECが供給する44.1kHzのサンプリング・レートでサンプリングする。しかしながら、音声認識システムは、異なるサンプリング・レートを用いる場合もある。説明中の実施態様では、音声認識システムは、かなり遅めの11kHzサンプリング・レートを用いる。マイクロフォン・データのためだけに追加のA/D変換器を付加する代わりに(コストが上昇する)、システム20は、高い方の44.1kHzサンプリング・レートから所望の11kHzにマイクロフォン・データを変換する。
【0084】
1つの手法は、コンピュータに44.1kHzでデータを記録し、ホスト・コンピュータにサンプリング・レートの変換を行なわせることであろう。しかしながら、この手法は、コンピュータの資源を消費するので、余り望ましくない。
【0085】
より好適な手法は、オーディオDSP116またはロジック・ユニット110内においてサンプリング・レート変換を行なうことである。しかしながら、I2Sインターフェースは全て何らかのことに専用となっているので、本発明の一態様では、オーディオDSPのSPI(シリアル周辺インターフェース)において受け取ったコマンド/メッセージ・ストリームによってマイクロフォン・データをピギーバックする。ホストCPUからのコマンドによってマイクロフォン・データをピギーバックし、SPIを介してDSP内に送り込む。DSPは、通常のロー・パス・フィルタリングおよびダウン・サンプリングをデータ・ストリームに実行し、次いでSPIを用いてマイクロフォン・データをその新たな11kHzサンプリング・レートで、メッセージ・ストリームによってピギーバックして返送する。
【0086】
図10は、マイクロフォン・データをホストCPUに渡し音声認識処理を行なうまでのフローを示す。マイクロフォン72が発生したアナログ信号を増幅器290において増幅し、CODEC122のモノ・チャネルに入力する。CODEC122は、アナログ・マイクロフォン信号を20ビットの分解能および44.1kHzのサンプリング・レートでディジタル化する。20ビットを32クロック・フレーム内で整合する。MSBがI2SのMSBに対応し、最下位ビットの後に12個の0が続く。CODECは、20ビットのマイクロフォン・データをI2S内のロジック・ユニット110に送る。
【0087】
ロジック・ユニット110は、シリアルI2Sデータを受け取り、図5に示すように、モノDMA回路172においてパラレル・データに変換する。モノDMA回路172は、20ビットのモノ・データをSPIモジュール292に渡し、このモノ・データを24ビットのSPIシリアル・トランザクションに変換し、オーディオDSP116に送る。尚、DSP116は、合計3つのオーディオ入力ストリームに対して、DSPinTXピン/ポンDMAから2チャネルのI2Sオーディオを同時に受け取ることができ、コマンド/メッセージ・ストリームによってモノ・オーディオ・ストリームをピギーバックすることを注記しておく。
【0088】
オーディオDSP116は、バンドパス・フィルタ294をモノ・データに適用し、次いで、各4フィルタ出力サンプル毎に1サンプルを保持し、残りの3サンプルを破棄することによって、データを11kHzストリームに間引く。3サンプル置きのSPIモノ・トランザクションの後、DSPは有効なフィルタリング済みモノ出力データをロジック・ユニット110に返す。各44.1kHz期間毎に、マイクロフォン・データ・ワードをDSPに送る。しかしながら、4番目のマイクロフォン・ワードを送った後でのみ、フィルタリングしたマイクロフォン・ワードをDSPから戻し、新たな11kのサンプリング・レートのマイクロフォン・データを表わす。DSPに送るワード毎に、1ワードを戻す。言い換えると、DSPに送る4ワード毎に、DSPは、フィルタリングしたワードと印した1ワードと、無効データと印した3ワードとを返す。
【0089】
SPIモジュール292は、フィルタリングしたモノ・データの上位側16ビットをパラレルに変換し、これらをモノDMA回路172に返送する。
【0090】
モノDMA回路172は、フィルタリングした2つの連続16ビット・ワードをその保持レジスタに格納した後に、DMA要求信号をアサートする。データは、マルチプレクサ256を介してピン/ポン・バッファ132に転送される。ピン・バッファが満杯の場合、ホストCPUに割込を発生する。PCIDMA回路296は、PCIコントローラ298からの命令に応答して、I/Oメモリ130内のピン・バッファからモノ・データを読み出し、ローカル・ホスト・メモリ152内のバッファ300にこのデータをダンプする。音声認識ソフトウエア302は、バッファ300からモノ・データのブロックを検索し、処理する。
【0091】
ホストがコマンドをロジック・ユニット110内のSPIデータ・レジスタに書き込むと、SPIインターフェース・ロジックは、次のマイクロフォン・データ・トランザクションに続いて直ちに、このコマンド・ワードをオーディオDSP116に送る。モノ・オーディオ・データはSPIバスの帯域幅全体を利用しないので、コマンド/メッセージ・ストリームは、モノ・データとインターリーブすることができる。オーディオDSPをリセットした後、SPIポートから512(24ビット)ワードをロードすることが予測される。これらのワードは、その実行可能なプログラムまたはより大きな実行可能プログラムにロードするためのプログラムを含む。この状況では、SPI制御レジスタは、マイクフォロン・データのフィードをディスエーブルし、SPIデータ・ポートに書き込んだデータを直接DSPに送ることを可能にするビットを含む。このモードでは、DSPから受け取ったデータ全てを無視する。
【0092】
以上、構造的特徴および/または方法論的ステップに特定の言葉で本発明について説明したが、添付した特許請求の範囲に規定した発明は、記載した具体的な構造やステップに必ずしも限定される訳ではないことは理解されよう。逆に、これら具体的な構造およびステップは、特許請求する発明を実現する形態の一例として開示したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車両コンピュータ・システムの概略図である。
【図2】 多数の外部周辺デバイスとインターフェースする車両コンピュータ・システムの概略図である。
【図3】 面板モジュール、サポート・モジュール、およびコンピュータ・モジュールを有する一実施態様による、車両コンピュータ・システムのブロック図である。
【図4】 コンピュータ・システムのサポート・モジュール内に実装したロジック・ユニットおよびオーディオDSPのブロック図である。
【図5】 周辺デバイスからのデータをピン/ポン・バッファにマップするメモリ・アクセス回路のブロック図である。
【図6】 マスタ・クロック調節回路のブロック図である。
【図7】 バス・アービタ回路のブロック図である。
【図8】 オーディオ・ソフトウエア/ハードウエア・インターフェース・アーキテクチャを示す。
【図9】 オーディオ・マネージャAPIにおけるオーディオ・データ・フローを示す機能図である。
【図10】 オーディオDSPおよびロジック・ユニット間においてボイス・データを交換する際のSPIポートの使用を示すブロック図である。
Claims (9)
- 車両用の娯楽システムであって、
車両のダッシュボード内に搭載するのに適したサイズの筐体と、
前記筐体に取り付けられた面板上に位置する面板モジュールと、
周辺オーディオ・ソースを制御する1つ以上のアプリケーションを実行するように構成されたプロセッサを有し、前記面板モジュールに設けられた入力手段と相互作用するコンピュータ・モジュールと、
前記筐体内に設けられたサポート・モジュールであって、通信バスを介して前記コンピュータ・モジュールおよび前記面板モジュールと接続されたサポート・モジュールと
を備え、
前記サポート・モジュールが、
1つ以上のピン/ポン・バッファを含むデータ・メモリと、
オーディオ・データを処理するディジタル信号プロセッサと、
各々が前記特定の周辺オーディオ・ソースに関連付けられている1つ以上のオーディオ・ソース直接メモリ・アクセス(DMA)回路および前記ディジタル信号プロセッサに関連付けられたディジタル信号プロセッサ直接メモリ・アクセス(DMA)回路を有するロジック・ユニットであって、各オーディオ・ソースDMA回路を用いて、1つ以上のオーディオ・ソースからオーディオ・データを受け取るように構成されたロジック・ユニットと
を備え、
前記オーディオ・ソースDMA回路の各々は、前記ディジタル信号プロセッサDMA回路が前記データ・メモリ内のストレージ・エリアから以前に書き込まれたオーディオ・データを読み出す間に、当該オーディオ・ソースDMA回路に関連付けられている周辺オーディオ・ソースから受け取った前記オーディオ・データを前記データ・メモリ内のストレージ・エリアに書き込むように構成され、
前記ディジタル信号プロセッサDMA回路は、前記以前に書き込まれたオーディオ・データを前記ディジタル信号プロセッサに転送するように構成され、
前記ディジタル信号プロセッサが、前記オーディオ・ソースDMA回路、前記ピン/ポン・バッファ、ディジタル信号プロセッサDMA回路を介して受け取った前記1つ以上のオーディオ・ソースからの前記オーディオ・データを処理するように構成された、
車両用の娯楽システム。 - 更に、前記オーディオ・ソースDMA回路が前記オーディオ・データを前記データ・メモリに書き込む第1レートを、前記ディジタル信号プロセッサDMAが前記以前に書き込まれたオーディオ・データを前記データ・メモリから読み出す第2レートと同期させる同期回路を備える請求項1記載の車両用の娯楽システム。
- 前記ロジック・ユニットは、多数のアプリケーションの同時処理のために、当該ロジック・ユニットの内部バスの帯域幅を分配することにより、多数の異なるオーディオ・ソースから前記ディジタル信号プロセッサにオーディオ・データを同時に転送する請求項1記載の車両用の娯楽システム。
- 前記1つ以上のオーディオ・ソースDMA回路は、前記ディジタル信号プロセッサDMA回路が前記ストレージ・エリア内のポン・バッファから以前に書き込まれたオーディオ・データを読み出す間に、前記ストレージ・エリア内のピン・バッファに前記オーディオ・データを書き込む、請求項1記載の車両用の娯楽システム。
- 更に、前記オーディオ・データを前記ピン・バッファに書き込む第1レートをモニタし、第2レートで前記ポン・バッファから以前に書き込まれたオーディオ・データを読み出す前記ディジタル信号プロセッサDMA回路に関連した基準オーディオ・クロックを、前記第1レートが前記第2レートと同じになるように、調整するように構成されたマスタ・クロック調整回路を備える、請求項4記載の車両用の娯楽システム。
- 前記1つ以上のオーディオ・ソースは、
セキュリティ・システム、
ナビゲーション・システム、
CD−ROM交換器、および
TVチューナ
の1つ以上を含む、請求項1記載の車両用の娯楽システム。 - 前記面板モジュールと前記サポート・モジュールを接続する前記通信バスは高速シリアル接続を含み、前記サポート・モジュールと前記コンピュータ・モジュールを接続する通信バスはマルチビット・バスを含む、請求項1記載の車両用の娯楽システム。
- 前記ロジック・ユニットは更に、当該娯楽システム全体において用いるマスタ・オーディオ・クロック信号を確立するように構成されている、請求項1記載の車両用の娯楽システム。
- 車両コンピュータ・システムであって、
ベース・ユニットおよび面板を備えた筐体と、
前記面板に配され、面板モジュールを構成する第1のプロセッサと、
周辺オーディオ・ソースを制御する1つ以上のアプリケーションを実行するように構成された第2のプロセッサを有し、前記面板モジュールに設けられた入力手段および前記第1のプロセッサと相互作用するコンピュータ・モジュールと、
前記ベース・ユニットに設けられ、通信バスを介して前記コンピュータ・モジュールおよび前記面板モジュールと接続されたサポート・モジュールであって、
前記周辺オーディオ・ソースであるAM/FMチューナ・モジュールと、
1つ以上のピン/ポン・バッファを含むデータ・メモリと、
ディジタル信号プロセッサと、
前記AM/FMチューナ・モジュールに関連付けられているオーディオ・ソース直接メモリ・アクセス(DMA)回路および各々が特定の周辺オーディオ・ソースに関連付けられている1つ以上の他のオーディオ・ソース直接メモリ・アクセス(DMA)回路、ならびに前記ディジタル信号プロセッサに関連付けられた少なくとも1つのディジタル信号プロセッサ直接メモリ・アクセス(DMA)回路を有し、前記AM/FMチューナ・モジュールおよび1つ以上のオーディオ・ソースからそれぞれ前記オーディオ・ソースDMA回路および前記1つ以上の他のオーディオ・ソースDMA回路を介して1つ以上のオーディオ・データを受け取るように構成されたロジック・ユニットと、
を備えたサポート・モジュールと、
を備え、
前記オーディオ・ソースDMA回路および前記1つ以上の他のオーディオ・ソースDMA回路の各々は、前記ディジタル信号プロセッサDMA回路が前記データ・メモリからオーディオ・データを読み出す間に、オーディオ・データを前記データ・メモリに書き込むように構成され、
前記ディジタル信号プロセッサが、前記オーディオ・ソースDMA回路、前記1つ以上の他のオーディオ・ソースDMA回路、前記ピン/ポン・バッファ、前記ディジタル信号プロセッサDMA回路を介して受け取った前記1つ以上のオーディオ・ソースからの前記オーディオ・データを処理するように構成された、
車両コンピュータ・システム。
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