JP4470570B2 - 解錠システム及び解錠制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ID情報を無線出力する携帯機と、その携帯機から受信したID情報に基づいて扉の解錠制御を行う解錠制御装置と、を備える解錠システムに関する。
従来より、解錠システムとしては、携帯機から無線出力されるIDコードを車両側で受信し、それを車両に予め登録されたIDコードと照合し、両IDコードが一致すると、車両ドアを解錠するキーレスエントリーシステムが知られている。また、キーレスエントリーシステムとしては、利用者が携帯機に設けられた解錠スイッチを押下することにより、携帯機からIDコードが送信されるものや、車両側から要求信号を送信すると、それを受信した携帯機からIDコードが送信されるものが周知である(例えば特許文献1参照)。
この種のキーレスエントリーシステムでは、ドアの解錠(アンロック)のためにキーをシリンダに挿入する必要がないため、大変便利である。特に、後者のキーレスエントリーシステムでは、利用者のスイッチ操作(解錠スイッチの押下等)を必要としないので、利用者の両手が塞がっている場合にも簡単に解錠を行うことができ、大変便利である。
特開2003−138817号公報
しかしながら、車両側から要求信号を送信することにより、携帯機との通信を確立し、携帯機からIDコードを取得する上記従来のキーレスエントリーシステムでは、要求信号の間欠的な無線出力を行うため、車両内で消費される暗電流が増加し、バッテリ上がりの可能性が高くなるといった問題があった。
また、暗電流を低減するために、要求信号の出力レベルを下げると、ノイズ等が原因で携帯機との通信を確立できず、携帯機からIDコードを取得することができなくなる可能性があった。その他、暗電流を低減するために、要求信号の出力間隔を広げると、解錠に係るシステムの応答性が悪くなるといった問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、要求信号を間欠的に無線出力する解錠システムにおいて、暗電流を抑えつつ、解錠に係るシステムの応答性を高めると共に、ノイズ耐性を高めることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた本発明の解錠システムは、ID情報を無線出力可能な送信手段を備える携帯機と、携帯機の送信手段が無線出力するID情報を受信可能な解錠制御装置と、を備える。
解錠制御装置は、間欠送信手段にて、上記携帯機に対する要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力すると共に、解錠対象の扉周囲の人の存在を検知する人検知手段の検知結果に基づき、検知送信手段にて、同様の要求信号を、車両外部に無線出力する。
携帯機は、解錠制御装置から送信されてくる要求信号を受信する受信手段、を備えており、その受信手段にて上記要求信号の受信が完了すると、送信制御手段が、当該携帯機の送信手段に、ID情報を無線出力させる。解錠制御装置は、この間欠送信手段又は検知送信手段の動作により携帯機から送信されてくるID情報を受信し、受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う。
即ち、この解錠システムによれば、間欠送信手段が、扉周囲の人の有無に依らず、間欠的に要求信号を送信し、それとは別に、検知送信手段が、扉周囲の人の有無に基づいて、要求信号を送信する。
間欠送信手段は、扉周囲の人の有無に依らず間欠的に要求信号を送信するため、携帯機を有する利用者が扉からある程度離れていても、携帯機との通信を確立して携帯機にID情報を送信させることができ、解錠に係るシステム応答性に貢献する。しかしながら、間欠送信には、消費電力が大きいといった欠点があり、要求信号の出力間隔を狭めるには、限界がある。このため、間欠送信では、携帯機が要求信号の受信に失敗してしまう可能性の高い環境下において、システム応答性が悪化する。
これに対し、検知送信手段は、扉周囲の人の有無に基づいて要求信号を送信するため、携帯機を有する利用者が扉周囲にいるのにも拘らず携帯機が要求信号の受信に失敗してしまう環境下では、間欠送信手段よりも高速に、要求信号を送信することができ、携帯機にID情報を送信させることができる。
即ち、携帯機は、間欠送信手段から送信されてくる要求信号の受信に失敗した場合、次の要求信号の出力時期が到来するまで、間欠送信手段から要求信号を受信することができないが、携帯機を有する利用者が扉に近づけば、検知送信手段の動作により、検知送信手段からの要求信号を受信することができ、ID情報を高速に解錠制御装置に提供することができる。
従来システムでは、解錠制御装置から要求信号を間欠的に送信する程度であったため、暗電流を抑えるために、要求信号の送信間隔を広げると、解錠に係るシステムの応答性が、要求信号の送信間隔に応じて悪化するといった問題があった。しかしながら、本発明によれば、間欠送信手段の送信間隔を広げても、携帯機を有する利用者が扉に近づけば、検知送信手段から要求信号が送信されるので、システムの応答性を高い水準に維持することができる。換言すると、本発明によれば、間欠送信手段による要求信号の送信間隔を広げて暗電流を抑えながら、周囲雑音が多く通信環境の好ましくない環境下での解錠に係るシステム応答性を高めることができる。
特に、請求項1記載の解錠システムにおける検知送信手段は、人検知手段が人の存在を検知する度に、要求信号を、車両外部に単発的に無線出力する。また、この検知送信手段は、要求信号を、間欠送信手段の出力レベルより高い出力レベルで、車両外部に無線出力する。
従って、請求項1記載の解錠システムによれば、暗電流を抑えて、周囲雑音が多く通信環境の好ましくない環境下での解錠に係るシステム応答性を一層高めることができる。
即ち、検知送信手段では高い出力レベルで要求信号を送信するので、周囲雑音(ノイズ)が激しい場合に、携帯機からID情報を取得することができず扉の解錠ができないといった問題が生じるのを十分に抑制することができる。また、上記検知送信手段によって周囲雑音(ノイズ)が激しい環境下での通信を保障することができるので、間欠送信手段にて送信する要求信号の出力レベルを下げることができ、暗電流を低減することができる。
但し、ここでいう「単発」とは、検知送信手段による要求信号の送信動作が予め定められた一連の動作で完結し、その一連の動作が、人検知手段の検知結果の変化なく、繰り返し行われないことを意味する程度の言葉である。従って、例えば、検知送信手段は、人検知手段が人の存在を検知する度に、規定回数の要求信号を送信する構成にされてもよいし、人検知手段が人の存在を検知する度に、所定期間、連続して要求信号を複数回送信する構成にされてもよい。複数回要求信号を送信するように解錠システムを構成すると、システムの消費電力は増加するものの、周囲雑音が多く通信環境の好ましくない環境下での解錠に係るシステム応答性を一層高めることができる。
ところで、検知送信手段での出力レベルを上げると、携帯機側でのSN比が向上するため、ノイズに対する当該解錠システムの耐性は高まるが、携帯機の受信感度を、要求信号の出力レベルの高低に拘らず一定にすると、携帯機が解錠制御装置から送信される要求信号を受信してID情報を送信する領域(以下、「受信可能領域」と表現する。)が広がるため、セキュリティ上の問題が発生する可能性がある。
即ち、この解錠システムでは、携帯機を所有する正当な利用者が、人検知手段が検知することのできない場所に居る場合でも、その場所が要求信号の受信可能領域内である場合には、正当な利用者とは別の者に対して人検知手段が反応して検知送信手段が動作し、扉の解錠が行われてしまう可能性がある。
従って、検知送信手段における要求信号の出力レベルを、間欠送信手段の出力レベルより高くする場合には、出力レベルの変化によって、要求信号の受信可能領域が変化しないよう、受信機の受信感度を変更するとよい。
請求項2記載の解錠システムでは、携帯機の受信手段が、要求信号の受信感度を変更可能な構成にされ、その受信手段により要求信号の受信が開始されると、判定手段が、その要求信号の初期信号に基づいて、受信手段により受信が開始された要求信号が、検知送信手段からの要求信号であるか否かを判定する。
また、判定手段により、上記受信が開始された要求信号が検知送信手段からの要求信号であると判定されると、感度設定手段が、受信手段の受信感度を、初期信号の受信時より低い受信感度に設定し、受信を開始した要求信号の未受信分について、初期信号より低い受信感度で、受信手段に、その信号を受信させる。
この解錠システムでは、要求信号の初期信号に送信元を表す情報を付しておくことで、携帯機に受信手段の受信感度を切り替えさせることができ、検知送信手段にて高い出力レベルで要求信号を送信する場合であっても、受信可能領域が広がるのを抑えることができる。従って、この発明によれば、解錠システムのセキュリティを高めることができる。即ち、正当な利用者の知らない間に扉が解錠されて、盗難等の事故が起こるのを防止することができ、出力レベルを上げることによる防犯上の問題を解決することができる。
また、当該解錠システムが車両に搭載されたバッテリにより動作するものである場合には、間欠送信手段を無制限に動作させると、バッテリが上がってしまい、エンジン始動ができなくなる等の問題が生じる。従って、当該解錠システムが車両に搭載されたバッテリにより動作するものである場合には、予め定められた第一の期間、扉の施錠が継続されると、間欠送信手段の動作が停止するように、システムを構成するとよい。また、その際には、間欠送信手段と連動して、検知送信手段の動作も停止されるとよい。
また、この場合には、間欠送信手段の動作停止と同時に検知送信手段の動作を停止してもよいが、当該解錠システムの稼動時間を長くするために、間欠送信手段の動作停止後、しばらくの間は、消費電力の少ない検知送信手段を動作させて、その後に、検知送信手段の動作を停止するとよい。
請求項3記載の解錠システムは、扉の施錠状態(扉が施錠された状態)が予め定められた第一の期間継続されると、間欠送信手段の動作を停止する第一停止手段と、第一停止手段による間欠送信手段の動作停止後、扉の施錠が予め定められた第二の期間継続されると、人検出手段の動作を停止して、検知送信手段の動作を停止する第二停止手段と、を備えるものである。
この解錠システムによれば、扉の施錠が予め定められた第一の期間継続された場合に、間欠送信手段の動作が停止されるので、暗電流を抑えることができ、バッテリ上がりを防止することができる。また、長時間、解錠システムを稼動させることができる。
その他、請求項4〜6記載の解錠制御装置は、要求信号を受信するとID情報を無線出力する携帯機、が無線出力するID情報を受信可能な構成にされ、携帯機から受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う解錠制御装置であって、携帯機への要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力する間欠送信手段と、扉の周囲の人の存在を検知する人検知手段と、人検知手段の検知結果に基づき、携帯機への要求信号を、車両外部に無線出力する検知送信手段と、を備えるものである。
具体的に、請求項4記載の解錠制御装置は、検知送信手段が、人検知手段が人の存在を検知する度に、要求信号を、間欠送信手段の出力レベルより高い出力レベルで、車両外部に単発的に無線出力するものであり、請求項6記載の解錠制御装置は、扉の施錠状態が予め定められた第一の期間継続されると、間欠送信手段の動作を停止する第一停止手段と、第一停止手段による間欠送信手段の動作停止後、扉の施錠状態が予め定められた第二の期間継続されると、人検出手段の動作を停止して、検知送信手段の動作を停止する第二停止手段と、を備えるものである。そして、請求項5記載の解錠制御装置は、請求項4記載の解錠制御装置において、更に、第一停止手段及び第二停止手段を備えるものである。
請求項4,5記載の解錠制御装置によれば、請求項1記載の解錠システムを構成することができ、請求項6記載の解錠制御装置によれば、請求項3記載の解錠システムを構成することができる。
以下に本発明の実施例について、図面とともに説明する。図1は、本発明の解錠システムが適用されたキーレスエントリーシステム1の構成を表すブロック図である。
本実施例のキーレスエントリーシステム1は、車両10に搭載された送信機11、受信機13、スマートキーECU15、車両ドアのロック/アンロック装置17、及び、人センサ19と、携帯機30と、からなる。
車両10に設けられた送信機11及び受信機13は、携帯機30と双方向に無線通信を行うためのものである。送信機11は、車両外部に向けて、各種要求信号を送信し、受信機13は、車両外部の携帯機30から送信されてくる信号(ACK信号、IDコード等)を受信する。送信機11には、無線信号の出力レベルを切り替えるための切替部21が設けられており、この切替部21は、スマートキーECU15からの指令に基づいて、送信機11に設けられた送信信号を増幅するアンプ23のゲイン(信号増幅率)をHigh(高)又はLow(低)に切り替える。
スマートキーECU15は、CPU25、ROM27、及び、RAM29を備えるコンピュータとして構成されている。ROM27は、CPU25が実行する各種プログラムやIDコード等を記憶するものであり、RAM29は、CPU25によるプログラム実行時に作業用メモリとして使用される。
このスマートキーECU15が備えるCPU25は、ROM27に格納されたプログラムを実行することにより、送信機11及び受信機13を制御し、携帯機30との双方向通信を実現すると共に、ロック/アンロック装置17を制御し、ロック/アンロック装置17に、車両ドアの施錠及び解錠を実行させる。また、CPU25は、人センサ19の検知結果として、人センサ19から出力される車両ドア周囲における人の有無を表す人検知信号を取得する。
ロック/アンロック装置17は、車両ドアの施錠及び解錠を行うためのアクチュエータと、アクチュエータによって解錠位置と施錠位置との間を移動させられる錠と、によって構成されている。この他、人センサ19は、車両に設けられた各ドアのノブ近傍に設けられており、人の手がドアノブの近傍の所定領域内に入り込んだか否かによって、車両ドア周囲の人の存在を検知すると共に、ドアの開閉意思を検知する。
人センサ19は、例えば、熱線感知センサにより構成することができ、熱線感知センサにより人センサ19を構成する場合には、上述の領域内において人の体温を感知したか否かにより、人の存在を検知することができる。その他、人センサ19は、超音波センサにより構成することができ、超音波センサにより人センサ19を構成する場合には、上述の領域内において物体の侵入を超音波により検出することにより、人の存在を検知することができる。また、人センサ19として、ドアノブには、人がドアノブに触れたことを検出するタッチセンサを設けてもよい。
一方、携帯機30は、車両10の送信機11から送信されてくる各種要求信号を受信可能な受信機31と、起動要求信号に対するACK信号(肯定応答信号)や、当該携帯機30固有のIDコード等を車両10に向けて送信(無線出力)する送信機33と、解錠スイッチ・施錠スイッチ等を備える操作部35と、当該携帯機30固有のIDコードを記憶すると共に当該携帯機30各部を統括制御する制御部37と、からなり、所謂スマートキー(電子キー)として機能する。
携帯機30の制御部37は、車両10から送信されてくるID要求信号を受信機31を介して受信すると、送信機33を介して上述のIDコードを車両10側に送信する。当該携帯機30は、この動作により、ID要求信号を受信可能な領域(受信可能領域内)において、利用者による操作部35の操作無しに車両ドアの解錠を実現する。
受信機31には、車両10から送信されてくるID要求信号の受信感度を切替可能な感度切替部39が設けられており、制御部37は、この感度切替部39を制御することによって、受信機31の受信感度を、車両10側から送信されてくるID要求信号の出力レベルに応じた感度に設定し、車両10側から送信されてくるID要求信号の出力レベルが切り替えられても、車両10を起点とした携帯機30のIDコードの出力範囲(換言すると、携帯機30によって車両10の解錠が実現される範囲)が、略一定に保たれるようにする。
尚、本実施例の感度切替部39は、受信機31の受信感度を、High(高)又はLow(低)に切替可能な構成にされている。具体的に、受信機31は、当該受信機31に内蔵された図示しない受信レベル検出部(RSSI:Received Signal Strength Indicator)が検出する受信信号の受信レベルが、基準値以上となったときに受信判定して、受信結果を制御部37に入力する構成にされており、感度切替部39は、この基準値を、第一の値に設定することにより、受信感度をHighに設定し、基準値を第一の値より大きい第二の値に設定することにより、受信感度をLowに設定する。
また、この携帯機30の制御部37は、操作部35の施錠スイッチや解錠スイッチが押下されると、その操作情報(施錠指令信号又は解錠指令信号)と共に、IDコードを送信し、スマートキーECU15を介して、車両10のロック/アンロック装置17に、施錠又は解錠を実行させる。
即ち、スマートキーECU15は、受信機13で施錠指令信号又は解錠指令信号を受信すると、それと共に携帯機30から送信されてくるIDコードを受信し、このIDコードと、ROM27に予め登録されているIDコードとを照合し、両IDコードが一致すると、照合に成功したとして、受信信号が施錠指令信号である場合には、ロック/アンロック装置17に車両ドアの施錠を実行させ、受信信号が解錠指令信号である場合には、ロック/アンロック装置17に車両ドアの解錠を実行させる。
続いて、スマートキーECU15のCPU25が実行する機能オン/オフ処理及びポーリング照合処理並びにトリガ照合処理と、携帯機30の制御部37が実行するID送信処理と、について説明する。本実施例のキーレスエントリーシステム1は、これらの処理を実行することにより、スマートキーシステムとしての機能を実現する。
尚、図2は、携帯機30の制御部37が繰り返し実行するID送信処理を表すフローチャートである。また、図3は、スマートキーECU15のCPU25が実行する機能オン/オフ処理を表すフローチャートであり、図4は、CPU25が実行するポーリング照合処理を表すフローチャートである。また、図5は、CPU25が実行するトリガ照合処理を表すフローチャートである。
携帯機30の制御部37は、ID送信処理を実行すると、感度切替部39を制御して、受信機31の受信感度を、初期値としてのHighに設定する(S110)。その後、車両10から送信されてくる起動要求信号を受信機31を介して受信するまで待機し(S120)、起動要求信号を受信すると(S120でYes)、起動要求信号に対する肯定応答信号としてのACK信号を、送信機33を介して車両10側に送信する(S130)。
また、起動要求信号に含まれるモード情報に従って、受信した起動要求信号が、後述するポーリング照合処理にて車両10側から送信された第一モードでの動作を指定する起動要求信号であるか、それとも、トリガ照合処理にて車両10側から送信された第二モードでの動作を指定する起動要求信号であるのかを判別する(S140)。ここで、起動要求信号がポーリング照合処理にて車両10側から送信された第一モードでの動作を指定する起動要求信号であると判断すると、制御部37は、受信機31の受信感度をHighに保持した状態で、S160に移行する。一方、起動要求信号がトリガ照合処理にて車両10側から送信された第二モードでの動作を指定する起動要求信号であると判断すると、制御部37は、感度切替部39を制御して、受信機31の受信感度を、起動要求信号の受信時より低い受信感度であるLowに設定(S150)した後、S160に移行する。
S160において、制御部37は、所定期間ID要求信号の受信を待機し、所定期間内にID要求信号を、受信機31を介して車両10側から受信できなかったと判断すると(S160でNo)、S110に移行して、受信機31の受信感度をHighに設定した後、再び起動要求信号の受信を待機する(S120)。
一方、所定期間内にID要求信号を、受信機31を介して車両10から受信すると(S160でYes)、制御部37は、そのID要求信号の受信完了後、自身が記憶するIDコードを、送信機33を介して車両10側に送信する(S170)。その後、当該ID送信処理を終了する。
続いて、車両10側の動作について説明する。スマートキーECU15のCPU25は、ロック/アンロック装置17から出力される状態信号や、車両10に搭載された他のECUの出力信号に基づき、スマートキーシステムの起動条件が満足されたか否か判断し、満足されたと判断すると、図3に示す機能オン/オフ処理を実行する。
機能オン/オフ処理を実行すると、CPU25は、人センサ19をオン(起動)した後(S210)、ポーリング照合処理及びトリガ照合処理の実行を開始する(S220)。
ポーリング照合処理を実行すると、CPU25は、後述のフラグ等に関する初期化処理を実行した後(S310)、起動要求信号の出力時期が到来したか否か判断し(S320)、起動要求信号の出力時期が到来していないと判断すると(S320でNo)、終了条件が満足されたか否か判断し(S325)、終了条件が満足されていないと判断すると(S325でNo)、出力時期が到来するか、終了条件が満足されるまで待機する。尚、本実施例では、上記出力時期が、一定間隔おきに、間欠的に到来するようにされている。
終了条件が満足されたと判断すると(S325でYes)、CPU25は、当該ポーリング照合処理を終了する。ここでは、車両ドアがロックされた状態で予め定められた期間(例えば、数週間程度)が経過する、又は、車両ドアがアンロックされると、終了条件が満足されたとして、当該ポーリング照合処理を終了する。
一方、起動要求信号の出力時期が到来したと判断すると(S320でYes)、CPU25は、トリガ照合処理タスクにより当該ポーリング照合処理の動作禁止フラグがセットされているか否か判断する(S330)。ここで、ポーリング照合処理の動作禁止フラグがセットされていると判断すると(S330でYes)、S320に移行する。また、ポーリング照合処理の動作禁止フラグがセットされていないと判断すると(S330でNo)、トリガ照合処理の動作禁止フラグをセットする(S340)。
その後、CPU25は、切替部21を制御して、アンプ23のゲインをLowに設定し(S350)、携帯機30に対して第一モードでの動作を指定するモード情報を含む起動要求信号を、送信機11を介して車両外部に送信する(S360)。この際、アンプ23のゲインはLowに設定されているので、起動要求信号は、通常の低い出力レベルで、送信機11から無線出力される。
起動要求信号の送信が終了すると、CPU25は、所定期間、携帯機30から送信されてくるACK信号の受信を待機する(S370)。そして、受信機13を介して携帯機30からACK信号を受信すると(S370でYes)、送信機11を介して、車両外部にID要求信号を送信し(S380)、それに応答して携帯機30から送信されてくるIDコードを受信機13を介して受信する(S390)。尚、ID要求信号は、S360で送出される起動要求信号と同様に、通常の低い出力レベルで、送信機11から無線出力される。
また、所定期間内に携帯機30からACK信号を受信することができないと、CPU25は、携帯機30から応答がないと判断し(S370でNo)、トリガ照合処理の動作禁止フラグをリセット(S430)した後、S320に移行する。
S390での処理を終えると、CPU25は、S390で受信したIDコードと、ROM27に予め登録されているIDコードとを照合し、両IDコードが一致する場合には、照合に成功したと判断して(S400でYes)、S410に移行する。一方、両IDコードが一致しない、又は、IDコードが正常に携帯機30から受信できておらず照合ができない場合には、照合に失敗したと判断して(S400でNo)、トリガ照合処理の動作禁止フラグをリセット(S430)した後、S320に移行する。
S410に移行すると、CPU25は、人センサ19から入力される人検知信号に基づいて、人センサ19が人の存在を検知したか否か判断し(S410)、人センサ19が人の存在を検知していないと判断すると(S410でNo)、アンロック制御の中止条件が満足されたか否か判断する(S415)。尚、本実施例では、IDコードの照合に成功した後、予め定められた期間経過すると、アンロック制御の中止条件が満足されたと判断する。
CPU25は、この動作を、人センサ19が人の存在を検知するか、アンロック制御の中止条件が満足されるまで繰返し、アンロック制御の中止条件が満足されたと判断すると(S415でYes)、トリガ照合処理の動作禁止フラグをリセット(S430)した後、S320に移行する。一方、人センサ19が人の存在を検知したと判断すると(S410でYes)、CPU25は、ロック/アンロック装置17を制御し、ロック/アンロック装置17に、車両ドアの解錠を実行させる(S420)。その後、当該ポーリング照合処理を終了する。
また、S220でトリガ照合処理を実行すると、CPU25は、フラグ等に関する初期化処理を実行した後に(S510)、人センサ19の人検知信号に基づき、人センサ19が車両ドア周囲において人の存在を検知したか否か判断する(S520)と共に、終了条件が満足されたか否か判断し(S525)、人センサ19が人の存在を検知するか、終了条件が満足されるまで待機する。そして、終了条件が満足されたと判断すると(S525でYes)、トリガ照合処理を終了する。尚、ここでは、人センサ19がオフにされている、又は、車両ドアがアンロックされていると、終了条件が満足されたと判断し、トリガ照合処理を終了する。
一方、人センサ19が車両ドア周囲において人の存在を検知したと判断すると(S520でYes)、CPU25は、ポーリング照合処理タスクにより当該トリガ照合処理の動作禁止フラグがセットされているか否かを判断する(S530)。そして、トリガ照合処理の動作禁止フラグがセットされていると判断すると(S530でYes)、S520に移行する。反対に、トリガ照合処理の動作禁止フラグがセットされていないと判断すると(S530でNo)、CPU25は、S540に移行し、ポーリング照合処理の動作禁止フラグをセットする。
その後、CPU25は、切替部21を制御して、アンプ23のゲインをHighに設定し(S550)、携帯機30に対して第二モードでの動作を指定するモード情報を含む起動要求信号を、送信機11を介して車両外部に送信する(S560)。この際、アンプ23のゲインはHighに設定されているので、起動要求信号は、通常(ポーリング照合処理における送信時)より高い出力レベルで、送信機11から無線出力される。
起動要求信号の送信が終了すると、CPU25は、所定期間、携帯機30から送信されてくるACK信号の受信を待機する(S570)。そして、受信機13を介して携帯機30からACK信号を受信すると(S570でYes)、送信機11を介して、車両外部にID要求信号を送信し(S580)、それに応答して携帯機30から送信されてくるIDコードを受信機13を介して受信する(S590)。尚、S580での処理実行時において、アンプ23のゲインはHighに設定されているので、ID要求信号は、起動要求信号と同様に、通常(ポーリング照合処理における送信時)より高い出力レベルで、送信機11から無線出力される。
一方、所定期間内に携帯機30から応答がなく携帯機30からACK信号を受信することができなかったと判断すると(S570でNo)、CPU25は、ポーリング照合処理の動作禁止フラグをリセット(S610)した後、S520に移行する。
S590での処理を終えると、CPU25は、S590で受信したIDコードと、ROM27に予め登録されているIDコードとを照合する(S600)。ここで、両IDコードが一致しない場合、又は、IDコードが正常に携帯機30から受信できておらず照合ができない場合には、照合に失敗したと判断し(S600でNo)、ポーリング照合処理の動作禁止フラグをリセット(S610)した後、S520に移行する。
これに対し、両IDコードが一致する場合には、照合に成功したと判断して(S600でYes)、ロック/アンロック装置17を制御し、ロック/アンロック装置17に、車両ドアの解錠を実行させる(S620)。その後、当該トリガ照合処理を終了する。
CPU25は、このようなトリガ照合処理及びポーリング照合処理の実行を開始すると(S220)、その後、ポーリング照合処理が終了するまで待機する(S230)。尚、上述したように、ポーリング照合処理は、ドアがアンロックされるか、ドアがロックされた状態で予め定められた期間(第一の期間)が経過すると終了される。
ポーリング照合処理が終了すると(S230でYes)、CPU25は、ドアがアンロックされているか否か判断し(S240)、ドアがアンロックされていると判断すると(S240でYes)、人センサ19をオフにし(S270)、当該機能オン/オフ処理を終了する。
一方、ドアがアンロックされていないと判断すると(S240でNo)、CPU25は、スマートキーECU15に設けられた時間計測カウンタ(図示せず)を用いて、時間計測を開始し(S250)、ドアがロックされた状態で、予め定められた所定時間が経過するか(S260でYes)、ドアがアンロックされる(S265でYes)まで、時間計測を継続する。
そして、ドアがロックされた状態で、予め定められた所定時間が経過し、計測時間が予め定められた上限値を超えると、S260でYesと判断して、人センサ19をオフにし(S270)、これによりトリガ照合処理を終了させて、当該機能オン/オフ処理を終了する。また、ドアがアンロックされた場合にも(S265でYes)、人センサ19をオフにし(S270)、その後、当該機能オン/オフ処理を終了する。
図6,7は、このように動作するキーレスエントリーシステム1の各処理と、利用者の行動との対応関係を示したシーケンスフローである。尚、図6は、車両周囲の通信環境が良好で、ポーリング照合処理によりドアのアンロック制御を行うことが可能な状態でのシーケンスフローである。一方、図7は、ノイズ等の影響で車両周囲の通信環境が好ましくなく、ポーリング照合処理により、アンロック制御を行うことができない場合のシーケンスフローである。
図6に示すように、車両周囲の通信環境が良好である場合には、携帯機30を所持する利用者が車両10に近づき、起動要求信号の受信可能領域内に侵入した後、起動要求信号が車両10から最初に送出された時点で、携帯機30がその起動要求信号を受信し、ACK信号を車両10に送信する。また、後続の処理によって携帯機30からIDコードが車両10側に送信される。
このため、携帯機30が車両10に対応するIDコードを有する正当な携帯機である場合には、その携帯機30を所持する利用者が起動要求信号の受信可能領域内に侵入した後、起動要求信号が車両10から最初に送出された時点で、ただちに車両ドアがアンロック準備状態に入る。従って、利用者がドアノブに手を伸ばすまでに、照合が完了する程度の間隔で、起動要求信号を、間欠的に送信するようにポーリング照合処理を構成すれば、利用者がドアノブに手を伸ばし、ドアを開けようとした時点で、ただちに車両ドアを解錠することができる。
しかしながら、車両周囲の通信環境が良好ではない場合には、受信信号においてノイズ成分が多くなるため、通信環境が良好である場合に予想される受信可能領域内に携帯機30を所持した利用者が侵入しても、携帯機30は、車両10から送信された起動要求信号を正しく受信することができず、ACK信号を送信することができない。
従って、車両10の暗電流を抑えるため、通信環境が良好な状態で利用者がドアノブに手を伸ばす頃に、照合が完了する程度の間隔で、起動要求信号を間欠的に送信するようにポーリング照合処理を構成すると、通信環境が好ましくなく、通信環境が良好である場合での受信可能領域内で、携帯機30が起動要求信号の受信に失敗した場合に、ポーリング照合処理のみでは、利用者がドアを開けようとした時点で、ただちに車両ドアを解錠することができない可能性がある。
即ち、図7に示すように、利用者がドアを開けようとした時点で、起動要求信号が携帯機30側で受信されていない事態が予想される。この場合、ポーリング照合処理では、出力時期が到来するまで起動要求信号を送信しないため、ポーリング照合処理のみでスマートキーシステムを実現すると、利用者は、起動要求信号の出力時期が到来し、ドアが解錠されるのを待つ必要ある。
換言すると、ポーリング照合処理のみで、アンロック応答性の良好なスマートキーシステムを実現しようとすると、通信環境が良好でない場合を考慮して、起動要求信号の出力間隔を短く調整したり、起動要求信号の出力レベルを高くする必要ある。しかしながら、そのようにすると、車両10での暗電流が増え、車両10のバッテリが上がる可能性が高くなる。また、起動要求信号の出力レベルを安易に上げると、アンロック応答性は向上するものの、消費電力が高くなると共に、通信環境が良好である場合の受信可能領域が広がり、車両盗難等に巻き込まれる可能性が高くなる。
これに対し、本実施例のキーレスエントリーシステム1では、スマートキーECU15のCPU25にて、ポーリング照合処理に加え、トリガ照合処理を実行し、人センサ19が車両周囲の人の存在を検知する度に、S520でYesと判断して、携帯機30に向け起動要求信号を単発的に送信するようにしているので、ポーリング照合処理による起動要求信号の出力間隔が長くても、それがアンロックの応答性に影響を与えるのを十分抑えることができる。
特に、本実施例のキーレスエントリーシステム1では、トリガ照合処理実行時に、起動要求信号及びID要求信号の出力レベルを、ポーリング照合処理時の出力レベルに対して高く設定するので、通信環境が非常に悪い状態であっても、車両10−携帯機30間の通信を実現することができ、ノイズ等が原因でスマートキーシステムが機能しないといった問題が発生するのを防止することができる。また、要求信号の出力レベルが上がると、携帯機30の制御部37が受信機31の受信感度を低く設定するので、要求信号の出力レベルを高くしたことにより、不適切な動作が生じるのを防止することができる。
即ち、トリガ照合処理では、通常より高い出力レベルで起動要求信号及びID要求信号を送信するため、携帯機30の受信感度が要求信号の出力レベルに対して一定であると、通信環境が良好である場合に、携帯機30による起動要求信号の受信可能領域が必要以上に広くなる。
トリガ照合処理は、通信環境が良好でない場合のアンロック応答性を高めるためのものであるが、正当な携帯機30を持った利用者が受信可能領域内にいれば、正当な利用者とは別の悪意の者がドアノブに手を伸ばしても、ドアがアンロックされてしまうため、不必要に起動要求信号の受信可能領域が広がると、悪意の者の動作によって、ドアロックが解除されてしまうことになり、セキュリティ上好ましくない。
これに対し、本実施例では、要求信号の出力レベルが上がると、携帯機30の制御部37が受信機31の受信感度を低く設定するので、要求信号の出力レベル増加に伴って、不必要に受信可能領域が広がることがなく、上述したような利用者の意思に反した動作が車両10側で実行されてしまうのを防止することができ、キーレスエントリーシステム1のセキュリティを高めることができる。
その他、本実施例のキーレスエントリーシステム1では、ポーリング照合処理を予め定められた期間(第一の期間)に限定して実行し、その期間内にアンロックがなされない場合には、ポーリング照合処理を終了してトリガ照合処理のみを実行し、更に、そのポーリング照合処理終了後の所定時間(第二の期間)内にアンロックがなされない場合には、人センサ19への電源供給を止めて人センサ19を停止し、同時にトリガ照合処理も終了するようにしたので、暗電流により、バッテリ上がり等が起こるのを防止することができる。
以上、本実施例のキーレスエントリーシステム1について説明したが、本発明の解錠制御装置は、車両10に搭載された送信機11、受信機13、スマートキーECU15、車両ドアのロック/アンロック装置17、及び、人センサ19からなる。また、携帯機30の受信手段は、受信機31に相当し、送信制御手段は、携帯機30の制御部37が実行するID送信処理(S160以降)にて実現されている。また、本発明の解錠制御装置が送信する要求信号は、初期信号としての起動要求信号と、後続信号としてのID要求信号と、からなる。
その他、解錠制御装置の間欠送信手段は、送信機11とCPU25が実行するポーリング照合処理とにより実現されている。また、解錠制御装置の人検知手段は、人センサ19に相当し、検知送信手段は、送信機11とCPU25が実行するトリガ照合処理とにより実現されている。また、携帯機30が備える判定手段は、制御部37が実行するID送信処理のS140にて実現され、感度設定手段は、感度切替部39と制御部37が実行するID送信処理のS150にて実現されている。
その他、第一停止手段は、CPU25が実行するポーリング照合処理のS325にて実現されており、第二停止手段は、CPU25が実行する機能オン/オフ処理のS240〜S270の処理と、トリガ照合処理のS525の処理とにより実現されている。
また、本発明の解錠システム及び解錠制御装置は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施例では、ポーリング照合処理において、照合成功後、人センサ19が人を検知した後に、ドアのアンロックを行うようにしたが、照合成功後、人センサ19が人を検知したか否かに拘らず、ただちにドアのアンロックを実行するようにしてもよい。
本発明が適用されたキーレスエントリーシステム1の構成を表すブロック図である。 携帯機30の制御部37が実行するID送信処理を表すフローチャートである。 スマートキーECU15のCPU25が実行する機能オン/オフ処理を表すフローチャートである。 CPU25が実行するポーリング照合処理を表すフローチャートである。 CPU25が実行するトリガ照合処理を表すフローチャートである。 キーレスエントリーシステム1の各処理と、利用者の行動との対応関係を示したシーケンスフローである。 トリガ照合処理が機能する場合のキーレスエントリーシステム1の各処理と、利用者の行動との対応関係を示したシーケンスフローである。
符号の説明
1…キーレスエントリーシステム、10…車両、11…送信機、13…受信機、15…スマートキーECU、17…ロック/アンロック装置、19…人センサ、21…切替部、23…アンプ、25…CPU、27…ROM、29…RAM、30…携帯機、31…受信機、33…送信機、35…操作部、37…制御部、39…感度切替部

Claims (6)

  1. ID情報を無線出力可能な送信手段を備える携帯機と、
    該携帯機の送信手段が無線出力するID情報を受信可能な構成にされ、前記携帯機の送信手段から受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う解錠制御装置と、
    を備える解錠システムであって、
    前記携帯機は、
    前記解錠制御装置から送信される要求信号を受信する受信手段と、
    該受信手段による前記要求信号の受信完了後、前記送信手段に、ID情報を無線出力させる送信制御手段と、を備え、
    前記解錠制御装置は、
    前記携帯機への要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力する間欠送信手段と、
    前記扉の周囲の人の存在を検知する人検知手段と、
    該人検知手段が人の存在を検知する度に、前記携帯機への要求信号を、車両外部に単発的に無線出力する検知送信手段と、を備え、
    前記検知送信手段は、前記要求信号を、前記間欠送信手段の出力レベルより高い出力レベルで、車両外部に無線出力すること
    を特徴とする解錠システム。
  2. ID情報を無線出力可能な送信手段を備える携帯機と、
    該携帯機の送信手段が無線出力するID情報を受信可能な構成にされ、前記携帯機の送信手段から受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う解錠制御装置と、
    を備える解錠システムであって、
    前記携帯機は、
    前記解錠制御装置から送信される要求信号を受信する受信手段と、
    該受信手段による前記要求信号の受信完了後、前記送信手段に、ID情報を無線出力させる送信制御手段と、を備え、
    前記解錠制御装置は、
    前記携帯機への要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力する間欠送信手段と、
    前記扉の周囲の人の存在を検知する人検知手段と、
    該人検知手段の検知結果に基づいて、前記携帯機への要求信号を、車両外部に無線出力する検知送信手段と、を備え、
    更に、
    前記解錠制御装置の検知送信手段は、前記要求信号を、前記間欠送信手段の出力レベルより高い出力レベルで、車両外部に無線出力する構成にされ、
    前記携帯機の受信手段は、前記要求信号の受信感度を変更可能な構成にされており、
    前記携帯機は、前記受信手段及び前記送信手段並びに前記送信制御手段に加えて、
    前記受信手段により前記要求信号の受信が開始されると、前記要求信号の初期信号に基づいて、前記受信手段により受信が開始された要求信号が、前記検知送信手段からの要求信号であるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段により前記受信が開始された要求信号が前記検知送信手段からの要求信号であると判定されると、前記受信手段の受信感度を、前記初期信号の受信時より低い受信感度に設定する感度設定手段と、
    を備えることを特徴とする解錠システム。
  3. ID情報を無線出力可能な送信手段を備える携帯機と、
    該携帯機の送信手段が無線出力するID情報を受信可能な構成にされ、前記携帯機の送信手段から受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う解錠制御装置と、
    を備える解錠システムであって、
    前記携帯機は、
    前記解錠制御装置から送信される要求信号を受信する受信手段と、
    該受信手段による前記要求信号の受信完了後、前記送信手段に、ID情報を無線出力させる送信制御手段と、を備え、
    前記解錠制御装置は、
    前記携帯機への要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力する間欠送信手段と、
    前記扉の周囲の人の存在を検知する人検知手段と、
    該人検知手段の検知結果に基づいて、前記携帯機への要求信号を、車両外部に無線出力する検知送信手段と、を備え、
    更に、当該解錠システムは、
    前記扉の施錠状態が予め定められた第一の期間継続されると、前記間欠送信手段の動作を停止する第一停止手段と、
    前記第一停止手段による前記間欠送信手段の動作停止後、前記扉の施錠状態が予め定められた第二の期間継続されると、前記人検出手段の動作を停止して、前記検知送信手段の動作を停止する第二停止手段と、
    を備えることを特徴とする解錠システム。
  4. 要求信号を受信するとID情報を無線出力する携帯機、が無線出力する該ID情報を受信可能な構成にされ、該携帯機から受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う解錠制御装置であって、
    前記携帯機への要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力する間欠送信手段と、
    前記扉の周囲の人の存在を検知する人検知手段と、
    該人検知手段が人の存在を検知する度に、前記携帯機への要求信号を、車両外部に単発的に無線出力する検知送信手段と、
    を備え
    前記検知送信手段は、前記要求信号を、前記間欠送信手段の出力レベルより高い出力レベルで、車両外部に無線出力すること
    を特徴とする解錠制御装置。
  5. 前記扉の施錠状態が予め定められた第一の期間継続されると、前記間欠送信手段の動作を停止する第一停止手段と、
    前記第一停止手段による前記間欠送信手段の動作停止後、前記扉の施錠状態が予め定められた第二の期間継続されると、前記人検出手段の動作を停止して、前記検知送信手段の動作を停止する第二停止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の解錠制御装置。
  6. 要求信号を受信するとID情報を無線出力する携帯機、が無線出力する該ID情報を受信可能な構成にされ、該携帯機から受信したID情報に基づいて、扉の解錠制御を行う解錠制御装置であって、
    前記携帯機への要求信号を、車両外部に間欠的に無線出力する間欠送信手段と、
    前記扉の周囲の人の存在を検知する人検知手段と、
    該人検知手段の検知結果に基づいて、前記携帯機への要求信号を、車両外部に無線出力する検知送信手段と、
    前記扉の施錠状態が予め定められた第一の期間継続されると、前記間欠送信手段の動作を停止する第一停止手段と、
    前記第一停止手段による前記間欠送信手段の動作停止後、前記扉の施錠状態が予め定められた第二の期間継続されると、前記人検出手段の動作を停止して、前記検知送信手段の動作を停止する第二停止手段と、
    を備えることを特徴とする解錠制御装置。
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