JP2010031589A - スマートキーシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の周辺におけるノイズレベルが高い場合でも、携帯機と制御装置との双方向通信の成功確率の向上を図ることができるスマートキーシステムを提供する。
【解決手段】本発明のスマートキーシステムによれば、携帯機1と車両制御装置2との通信が妨げられる程度に車両周辺の通信環境が悪い場合、車両制御装置2による同期信号の送信継続期間が延長される。これにより、車両周辺の通信環境が悪い状況において有効アンテナを通じて指定期間内における同期信号の送信継続期間の終了が認識されなくなるので、有効アンテナが指定されなおされる。そして、先の有効アンテナとは異なる受信アンテナが有効アンテナとして指定されうる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、携帯機と、この携帯機との双方向通信の成功を要件として車両に搭載されている機器の動作を制御する車両制御装置とを備えているスマートキーシステムに関する。
スマートキーシステムにおいて、電磁波ノイズの影響により携帯機および車両制御装置の双方向通信が失敗することを回避するため、携帯機に内蔵されている指向性が異なる3つの受信アンテナのうち、受信強度が高い1つを優先的に選択して用いる手法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−072972号公報
しかし、車両の周辺におけるノイズレベルが高いために一の受信アンテナを通じた受信信号のレベルが高くなり、当該一の受信アンテナが有効アンテナとして指定された場合、携帯機および制御装置の通信がこのノイズによって妨げられて失敗に終わる可能性が高い。その一方、前記のように受信信号のレベルの高低に基づいて有効アンテナが指定される以上、有効アンテナの指定をいったん解除してもそれまでと同じ受信アンテナが有効アンテナとして再度指定されてしまい、有効アンテナが切り替えられない状態が継続する。
たとえば、図5右側上段、中段および下段のそれぞれに示されている波形信号が第1、第2および第3受信アンテナのそれぞれにより受信されうる状況を考える。図5右側上段、中段および下段のそれぞれに示されている波形信号は、図5左側上段、中段および下段のそれぞれに示されている同期信号および起動コードと車両周辺のノイズとの重畳信号である。この状況で時刻t1において図5右側に示されている各受信アンテナによる受信信号のレベルが測定された場合、当該レベルが最高の第1受信アンテナが有効アンテナとして指定される。しかるに、第1受信アンテナを通じた受信信号においてはノイズ波形が妨げとなって同期信号の送信継続期間の終了が認識されえないので有効アンテナの指定しなおしが必要であると判定される(図5右側上段/NG1参照)。そこで、時刻t2(>t1)において図5右側に示されている各受信アンテナによる受信信号のレベルが再び測定された場合、ノイズレベルが高いための当該レベルがなおも最高の第1受信アンテナが有効アンテナとして再び指定される。しかるに、第1受信アンテナを通じた受信信号においてはノイズ波形が妨げとなって同期信号の送信継続期間の終了の認識、ひいては、そこまでの通信が失敗したと判定される(図5右側上段/NG2参照)。
そこで、本発明は、車両の周辺におけるノイズレベルが高い場合でも、携帯機と制御装置との双方向通信の成功確率の向上を図ることができるスマートキーシステムを提供することを解決課題とする。
第1発明のスマートキーシステムは、携帯機と、前記携帯機との通信結果に基づいて車両に搭載されている機器の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記携帯機が前記車両制御装置による同期信号の送信継続期間の終了を検出したことに応じて前記車両制御装置との同期をとり、その後に前記車両制御装置から送信される第1信号を起動信号として認識するスマートキーシステムであって、前記携帯機が、指向性が異なる複数の受信アンテナと、送信アンテナとを備え、前記複数の受信アンテナのうち受信信号のレベルが最高の1つの受信アンテナを前記車両制御装置からの送信信号を受信するための有効アンテナとして指定するとともに、前記起動信号の認識に成功したことを要件として前記送信アンテナを通じて第2信号を送信する一方、指定期間における前記同期信号の送信継続期間の終了の認識に失敗した場合または前記起動信号の認識に失敗した場合には前記有効アンテナを指定しなおし、前記車両制御装置が前記第2信号を受信し、前記第2信号に基づいて前記携帯機の認証に成功したことを要件として前記機器を動作させ、前記車両の周辺におけるノイズレベルが閾値以上である場合、前記ノイズレベルが前記閾値未満である場合と比較して前記同期信号の送信継続期間を延長することを特徴とする。
第1発明のスマートキーシステムによれば、携帯機と車両制御装置との通信が妨げられる程度に車両周辺の通信環境が悪い場合、車両制御装置による同期信号の送信継続期間が延長される。これにより、車両周辺の通信環境が悪い状況において有効アンテナを通じて指定期間内における同期信号の送信継続期間の終了が認識されなくなると、有効アンテナが指定されなおされる。そして、先の有効アンテナとは異なる受信アンテナが有効アンテナとして指定されうるので、車両周辺におけるノイズレベルが高い場合でも、携帯機と車両制御装置との双方向通信の成功確率の向上が図られる。なお、車両搭載機器の動作とは、ドアのロックまたはアンロック等、車両の外に存在する携帯機と車両制御装置との双方向通信の成功(またはこれに伴う携帯機の認証成功)を要件として制御されるあらゆる車載機器の動作を意味する。
第2発明のスマートキーシステムは、第1発明のスマートキーシステムにおいて、前記車両制御装置が前記車両の周辺に存在する前記携帯機と通信するための車外用通信アンテナを備え、前記車外用通信アンテナにより検知される前記車両の周辺における電磁波強度に基づいて前記車両の周辺におけるノイズレベルを感知する、あるいは、前記機器が動作されない状態における前記機器を動作させる契機となるイベントの感知回数を前記ノイズレベルとして測定することを特徴とする。
第2発明のスマートキーシステムによれば、車外用通信アンテナによりノイズレベルが検知され、あるいは、機器が動作しない状態における機器動作の契機となるイベントの検知回数がノイズレベルとして測定される。そして、前記のようにノイズレベルに応じて先の有効アンテナとは異なる受信アンテナが有効アンテナとして指定されうるので、車外用通信アンテナにより検知される電磁波強度に基づいて感知される車両周辺におけるノイズレベルが高い場合でも、携帯機と車両制御装置との双方向通信の成功確率の向上が図られる。
本発明のスマートキーシステムの実施形態について図面を用いて説明する。図1に示されているスマートキーシステムは、携帯機1と、車両に搭載されている車両制御装置2とにより構成されている。
携帯機1は樹脂製ケース(図示略)に内蔵されている携帯機制御装置10と、受信回路11と、送信回路12と、選択回路102と、第1受信アンテナ111、第2受信アンテナ112および第3受信アンテナ113と、送信アンテナ120とを備えている。携帯機制御装置10はコンピュータ(CPU,ROM,RAM,I/O回路等により構成されている。)により構成されている。携帯機1のケースはたとえば矩形板状であり、3つのアンテナ111、112および113のそれぞれはケースの長辺方向(x方向)、短辺方向(y方向)および厚さ方向(z方向)等に平行に定義された、相互に直交する3つの方向のそれぞれへの指向性を有するように構成または配置されている。携帯機1は車両の運転者等のユーザにより衣類のポケットに入れられる等の形で携帯されうるように軽量かつコンパクトに形成されている。各受信アンテナの受信感度は同一であってもよく、第1受信アンテナ111の受信感度が第2受信アンテナ112の受信感度より高く、第2受信アンテナ112の受信感度が第3受信アンテナ113の受信感度より高い等、各受信アンテナの受信感度が相違していてもよい。受信回路11は有効アンテナを通じて信号を外部から受信し、この信号をパルス信号に復調して携帯機制御装置10に出力する。送信回路12は携帯機制御装置10から出力される信号を所定周波数の信号に変調し、送信アンテナ120を通じて外部に送信する。
携帯機制御装置10は3つの受信アンテナ111、112および113のうち1つを車両制御装置2からの送信信号を受信するための「有効アンテナ」として指定する。携帯機制御装置10は選択回路102に制御信号を送信することにより、選択回路102に有効アンテナを切り替えさせる。なお、選択回路102に加えてまたは代えて各受信アンテナ111〜113と携帯機制御装置10との連結および遮断を切り替える無効化回路が設けられ、当該無効化回路により有効アンテナが切り替えられてもよい。携帯機制御装置10は有効アンテナを通じた受信信号に基づいて指定期間内における同期信号の送信継続期間の終了の認識に失敗した場合には有効アンテナを指定しなおす。
車両制御装置2はECU(電子制御ユニット(CPU,ROM,RAM,I/O回路およびこれらを連結するデータバス等により構成されている。))により構成されている。車両には送信回路21と、受信回路22と、車外用送信アンテナ211と、車内用送信アンテナ212と、車外用受信アンテナ221と、車内用受信アンテナ222と、第1タスク実行機器241と、第2タスク実行機器242とが搭載されている。車外用送信アンテナ211は運転席ドアおよび助手席ドアに配設され、車内用送信アンテナ212は車両1の室内空間中央付近に配設されている。送信回路21は、車両制御装置2から出力された信号を所定周波数の信号に変調し、この信号を車外用送信アンテナ211または車内用送信アンテナ212を介して送信する。車外用受信アンテナ221は運転席ドアおよび助手席ドアに配置され、室内用受信アンテナ222は車両の室内空間中央付近に配置されている。受信回路22は、車外用受信アンテナ221または室内用受信アンテナ222を介して携帯機1から信号を受信し、この信号を復調して車両制御装置2に出力する。
車両制御装置2は車外用送信アンテナ211および車外用受信アンテナ221を通じた携帯機1との双方向通信の成功(または当該双方向通信に伴う携帯機1の認証成功)を要件として第1タスク実行機器(本発明の「車両に搭載されている機器」に該当する。)241に「第1タスク」を実行させる。たとえば「第1タスク」がドアのロックまたはアンロックである場合、車両制御装置2により第1タスク実行機器241としてのドアロックアクチュエータによりドアがロックまたはアンロックされる。また「第1タスク」がウィンドウの一部または全部開放である場合、第1タスク実行機器241としてのウィンドウアクチュエータによりウィンドウが開かれる。車両制御装置2は車内用送信アンテナ212および車内用受信アンテナ222を通じた携帯機1との双方向通信の成功(または当該双方向通信に伴う携帯機1の認証成功)を要件として第2タスク実行機器242に「第2タスク」を実行させる。たとえば「第2タスク」がエンジン始動である場合、第2タスク実行要素242としてのエンジンスタータによりエンジンが始動される。また「第2タスク」が車内温度の制御である場合、第2タスク実行要素242としてのエアコン装置により車内温度が制御される。車両制御装置2は車外用受信アンテナ221を通じて車両の周辺におけるノイズレベルを測定し、あるいは、ドアのロックまたはアンロックの契機となるイベントを感知し、ノイズレベルまたはイベントの感知回数が閾値以上である場合には車外用送信アンテナ211を通じた同期信号の送信継続期間を延長する。
前記構成のスマートキーシステムの機能について説明する。まず、携帯機1により実行される処理内容について説明する。各受信アンテナ111〜113の受信信号のレベルが測定される(図2/S102)。そして、受信信号のレベルが最高の一の受信アンテナが有効アンテナとして指定される(図2/S104)。たとえば、図4右側上段、中段および下段のそれぞれに示されている波形信号が第1受信アンテナ111、第2受信アンテナ112および第3受信アンテナ113のそれぞれにより受信されうる状況を考える。図4右側上段、中段および下段のそれぞれに示されている波形信号は、図4左側上段、中段および下段のそれぞれに示されている同期信号および起動コードと車両周辺のノイズとの重畳信号である。この状況で時刻t1において図4右側に示されている各受信アンテナ111〜113による受信信号のレベルが測定された場合、当該レベルが最高の第1受信アンテナ111が有効アンテナとして指定される。また、図5に示されている状況でも前記のように時刻t1における受信信号のレベルが最高の第1受信アンテナ111が有効アンテナとして指定される。
さらに、有効アンテナを通じた受信信号に基づき、指定期間における同期信号の送信継続期間の終了の認識の成否が判定される(図2/S106)。ここで、同期信号の送信継続期間の終了の認識に失敗したと判定された場合(図2/S106‥NO)、再び各受信アンテナ111〜113の受信信号のレベルが測定され(図2/S102)、有効アンテナが指定される(図2/S104)。たとえば、第1受信アンテナ111を通じた受信信号においては後述するように同期信号の送信継続期間が延長されることにより、図4左側上段に示されているように時刻t1において同期信号の送信継続期間の終了の認識に失敗したと判定される(図4右側上段/NG1参照)。そこで、時刻t2(>t1)において図4右側に示されている各受信アンテナ111〜113による受信信号のレベルが再び測定された場合、後述するように送信継続期間が延長された同期信号のレベルが最高の第3受信アンテナ113が第1受信アンテナ111に代わって有効アンテナとして指定される。
その一方、同期信号の送信継続期間の終了の認識に成功したと判定された場合(図2/S106‥YES)、有効アンテナを通じた受信信号に基づいて起動コード(第1信号)の認識の成否がさらに判定される(図2/S108)。たとえば、新たな有効アンテナである第3受信アンテナ113を通じた受信信号においては同期信号の送信継続期間の終了の認識が成功したと判定される(図4右側下段/OK参照)。
起動コードの認識が成功したと判定された場合(図2/S108‥YES)、送信アンテナ120を通じてIDコードが送信される(図2/S110)。有効アンテナを通じた受信信号に基づくチャレンジコード(後述するようにIDコードに基づく携帯機1の認証が成功したことを要件として車両制御装置2から送信される。)の認識の成否が判定される(図2/S112)。そして、チャレンジコードの認識が成功したと判定された場合(図2/S112‥YES)、送信アンテナ120を通じてレスポンスコード(第2信号)が送信される(図2/S114)。後述するように車両制御装置2によりレスポンスコードの受信に応じて第1タスク、すなわち、車両のドアのロックまたはアンロックが実行される。一方、起動コードの認識が失敗した場合(図2/S108‥NO)、または、チャレンジコードの認識が失敗した場合(図2/S112‥NO)、IDコードまたはレスポンスコードの送信がされないまま処理が終了する。
続いて、車両制御装置2により実行される処理内容について説明する。ドアのロックまたはアンロックの契機となるイベントの有無が感知される(図3/S202)。たとえば、ユーザがドアノブに手を近づけたときのドアまたはドアノブの静電容量の変化が当該イベントとして感知される。イベントが感知された場合(図3/S202‥YES)、車外用受信アンテナ221を通じて車両周辺のノイズレベルが測定され(図3/S204)、測定されたノイズレベルが閾値以上であるか否かが判定される(図3/S206)。ノイズレベルが閾値以上であると判定された場合(図3/S206‥YES)、車外用送信アンテナ211を通じて送信される同期信号の継続期間が延長される(図3/S208)。これにより、たとえば図5左側上段、中段および下段のそれぞれに示されている通常の同期信号よりも継続期間が長い、図4左側上段、中段および下段のそれぞれに示されている同期信号が車外用送信アンテナ211を通じて送信される。その一方、ノイズレベルが閾値未満であると判定された場合(図3/S206‥NO)、同期信号の送信継続期間は延長されない(図3/S210)。これにより、たとえば図5左側上段、中段および下段のそれぞれに示されているように通常の継続期間を有する同期信号が車外用送信アンテナ211を通じて送信される。なお、ノイズレベルに代えて、ドアのロックまたはアンロックの契機となるイベントの繰り返し感知回数自体が測定され、当該回数が閾値以上である場合に同期信号の継続期間が延長されるように構成されていてもよい。また、同期信号の終了認識失敗回数が指定回数以上になった場合に同期信号の送信継続期間が延長されるように構成されてもよい。
続いて、起動コード(第1信号)が車外用送信アンテナ211を通じて送信され(図3/S212)、前記のように起動コードに応じて携帯機1から送信されるIDコードの受信成否が判定される(図3/S214)。IDコードの受信が成功したと判定された場合(図3/S214‥YES)、IDコードに基づく携帯機1の認証成否が判定される(図3/S216)。具体的には、IDコードが車両制御装置1のメモリに格納されているIDコードに合致するか否かに応じて携帯機1の認証成否が判定される。携帯機1の認証が成功したと判定された場合(図3/S216‥YES)、チャレンジコードが車外用送信アンテナ211を通じて送信される(図3/S218)。また、前記のようにチャレンジコードに応じて携帯機1から送信されるレスポンスコード(第2信号)の受信成否が判定される(図3/S220)。そして、レスポンスコードの受信が成功したと判定された場合(図3/S220‥YES)、第1タスク実行機器241によってドアのロックまたはアンロックが実行される(図3/S222)。一方、IDコードの受信が失敗したと判定された場合(図3/S214‥NO)、IDコードの受信が失敗したと判定された場合(図3/S216‥NO)またはレスポンスコードの受信が失敗したと判定された場合(図3/S220‥NO)、通信が失敗した旨がユーザに対して報知される(図3/S224)。たとえば、車両に搭載されている音声出力装置を通じて携帯機1と車両制御装置2との双方向通信が失敗したことを示すメッセージや音声が出力され、これに加えてまたは代えて車両に搭載されているLEDが点灯される。なお、IDコードの受信が失敗したと判定された場合(図3/S214‥NO)、IDコードの受信が失敗したと判定された場合(図3/S216‥NO)またはレスポンスコードの受信が失敗したと判定された場合(図3/S220‥NO)、報知が省略され、一連の処理が単に終了されてもよい。
前記機能を発揮するスマートキーシステムによれば、携帯機1と車両制御装置2との通信が妨げられる程度に車両周辺の通信環境が悪い場合、車両制御装置2から送信される同期信号の継続期間が延長される(図3/S206‥YES,S208、図4および図5参照)。これにより、車両周辺の通信環境が悪い状況において有効アンテナを通じて指定期間内における同期信号の送信継続期間の終了が認識されなくなるので、有効アンテナが指定されなおされる(図2/S106‥NO,S102,S104,図4/NG,時刻t2参照)。そして、先の有効アンテナとは異なる受信アンテナが有効アンテナとして指定されうるので、車両周辺におけるノイズレベルが高い場合でも、携帯機1と車両制御装置2との双方向通信の成功確率の向上、ひいては、ドアのロックまたはアンロック等のタスクの成功確率の向上が図られる(図2、図3、図4/OK参照)。
本発明のスマートキーシステムの構成説明図 携帯機による実行処理内容を表わすフローチャート 車両制御装置による実行処理内容を表わすフローチャート スマートキーシステムの通信成功例に関する説明図 スマートキーシステムの通信失敗例に関する説明図
符号の説明
1‥携帯機、2‥車両制御装置、111〜113‥受信アンテナ、120‥送信アンテナ、211‥車外用送信アンテナ、212‥車内用送信アンテナ、221‥車外用受信アンテナ、222‥車内用受信アンテナ

Claims (2)

  1. 携帯機と、前記携帯機との通信結果に基づいて車両に搭載されている機器の動作を制御する車両制御装置とを備え、前記携帯機が前記車両制御装置による同期信号の送信継続期間の終了を検出したことに応じて前記車両制御装置との同期をとり、その後に前記車両制御装置から送信される第1信号を起動信号として認識するスマートキーシステムであって、
    前記携帯機が、指向性が異なる複数の受信アンテナと、送信アンテナとを備え、前記複数の受信アンテナのうち受信信号のレベルが最高の1つの受信アンテナを前記車両制御装置からの送信信号を受信するための有効アンテナとして指定するとともに、前記起動信号の認識に成功したことを要件として前記送信アンテナを通じて第2信号を送信する一方、指定期間における前記同期信号の送信継続期間の終了の認識に失敗した場合または前記起動信号の認識に失敗した場合には前記有効アンテナを指定しなおし、
    前記車両制御装置が前記第2信号を受信し、前記第2信号に基づいて前記携帯機の認証に成功したことを要件として前記機器を動作させ、前記車両の周辺におけるノイズレベルが閾値以上である場合、前記ノイズレベルが前記閾値未満である場合と比較して前記同期信号の送信継続期間を延長することを特徴とするスマートキーシステム。
  2. 請求項1記載のスマートキーシステムにおいて、
    前記車両制御装置が前記車両の周辺に存在する前記携帯機と通信するための車外用通信アンテナを備え、前記車外用通信アンテナにより検知される前記車両の周辺における電磁波強度に基づいて前記車両の周辺におけるノイズレベルを感知する、あるいは、前記機器が動作されない状態における前記機器を動作させる契機となるイベントの感知回数を前記ノイズレベルとして測定することを特徴とするスマートキーシステム。
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