JP4468982B2 - 車載用ブザー音圧制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、特に他励式圧電振動板で構成された車載用圧電ブザーの音圧レベルを、意図する音圧に制御する車載用ブザー音圧制御装置に関するものである。
他励式圧電振動板で構成された圧電ブザーにおいて音圧制御を行う方式として、例えば、特許文献1では、PWM方式を用いることで音圧レベルを切替える方式が述べられている。
また、PWM方式を用いない方式として、特許文献2では、ブザー印加電流を調整することで音圧レベルを切替える方式が述べられている。
特開平11−153994号公報 特開2002−14680号公報
一般に、圧電ブザーは圧電素子および共鳴箱が周囲温度の影響を受けやすいため、外気温度によってブザーの音圧レベルが左右される。したがって、特許文献1で述べられている音圧レベルの切替え方式だけでは、意図する音圧レベルを維持することは困難である。
この発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、PWM制御及び温度条件を組み合わせることにより、意図するブザーの音圧レベルを維持出力する装置を提供することを目的とする。
この発明の車載用ブザー音圧制御装置は、車両に搭載された外気温センサーと、当該車両に搭載された圧電ブザーとを備え上記圧電ブザーのPWM駆動信号のデューティー比を変えることにより、デューティー比に応じた音圧レベルのブザー音を出力するようにした車載用ブザー音圧制御装置において、上記各PWM駆動信号のデューティー比を、上記外気温センサーで検出した外気温度に基づいて当該車両のエンジン制御またはエアコン制御を行う機器制御部から、車載LAN通信回線を用いて取得した外気温度の情報に応じて補正し、上記音圧レベルが意図する音圧レベルに維持されるよう上記圧電ブザーを駆動する補正制御・駆動部を備えたことを特徴とするものである。
また、上記装置において、上記外気温度の情報は、車両に搭載された外気温センサーで検出した外気温度に応じて、当該車両のエンジン制御またはエアコン制御を行う機器制御部から車載LAN通信回線を用いて取得するようにしたことを特徴とするものである。
この発明によれば、周囲温度の変動に関わらず、所望のブザー音圧を精度良く出力することを可能とする車載用ブザー音圧制御装置を提供することができる。
また、車両のエンジン制御またはエアコン制御を行う既設の温度センサーからの温度情報を利用することにより、最小の部品で装置を実現できる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施形態について、図を用いて説明する。図1は、この発明に係る車載用ブザー音圧制御装置を示す構成図、図2は圧電ブザーの駆動電流を示す図、図3、図4は各外気温度における駆動信号のデューティー(DUTY)比と音圧レベルの関係を示したDUTY比−温度−音圧マップ、図5はブザー駆動要求が発生した場合の音圧制御出力手順を示すフローチャートである。
図1において、実施の形態1に係る車載用ブザー音圧制御装置は、補正制御・駆動部1と、車両に搭載され、補正制御・駆動部1により駆動される他励式圧電ブザー2と、車両に搭載された外気温センサー14による外気温信号を受けて当該車両のエンジンやエアコンの制御信号を出力する機器制御部10と、この機器制御部10の制御信号を補正制御・駆動部1に伝える車載LAN通信回路20とからなる。上記他励式圧電ブザー2は、駆動回路からブザー特性に応じた方形波信号を印加することで吹鳴音を発生する。
補正制御・駆動部1は、ブザー音圧制御並びに温度補正を行うためのCPU3を備え、このCPU3に、車載LAN通信回路20に接続された車載LAN通信インターフェース4を通して外気温度に応じた制御信号が入力される。CPU3では、外気温度に応じた制御信号に基づいて出力信号を補正処理し、圧電ブザー駆動回路5に供給する。圧電ブザー2に電流を供給するための圧電ブザー駆動回路5は、CPU3の指令により、PWM制御されたDUTY比の異なる出力電流30〜32のいずれかを出力し、圧電ブザー2を駆動する。
圧電ブザー駆動回路5の出力電流である30〜32は、方形波信号であって、図2に示すように、圧電ブザー2に供給される電流のDUTY比が、意図する音圧によってPWM制御される。30は音圧が大の、ON DUTYが50%時の圧電ブザーDUTY駆動電流値、31は音圧が中の、ON DUTYが30%時の圧電ブザーDUTY駆動電流値、32は音圧が小の、ON DUTYが10%時の圧電ブザーDUTY駆動電流値を示す。これら各駆動電流は、必要に応じてCPU3により切替えられる。
機器制御部10は、外気温センサー14の情報を用いて制御を行うエンジン制御装置またはエアコン制御装置で、通常はどの車両にも設置されており、車載LAN通信インターフェース11、エンジン制御またはエアコン制御を司るCPU12、および外気温センサー14の温度情報を入力するためのセンサー信号入力インターフェース13を備えている。
補正制御・駆動部1に設けられた車載LAN通信インターフェース4は、同じ車両に搭載されているエンジン制御装置又はエアコン制御装置の車載LAN通信インターフェース11と、LAN通信回線20を介して接続され、エンジン制御装置またはエアコン制御装置つまり機器制御部10に接続されている外気温センサー14の温度情報を、補正制御・駆動部1が受信する形態になっている。
なお、本実施の形態1ではエンジン制御装置またはエアコン制御装置を、機器制御部10として車載用ブザー音圧制御装置の一要素に利用しているが、後述する実施の形態2に示すように、機器制御部10を利用せず、外気温センサー14を直接補正制御・駆動部1に接続してもよい。
図3は圧電ブザー駆動出力電流値の各DUTY比(10%〜50%)について、温度−音圧レベルを示したマップである。一般に圧電ブザーの音圧は、約20℃の室温時を音圧のピークとして、高温側、低温側に推移すると低下する傾向にある。図4は、図3のマップ情報を基に、各外気温度T(20℃、40℃、0℃、85℃、−40℃)について、DUTY比−音圧レベルを示したマップであり、補正制御・駆動部1のCPU3内部の不揮発性メモリーには本マップが記憶されている。
この発明の車載用ブザー音圧制御装置に使用する補正制御・駆動部1のCPU3は、同一周期でDUTY比を切替えた信号を出力することが可能であり、CPU3中の不揮発性メモリーには、外気温度−音圧レベル−DUTY比の相関関係をメモリーマップとして予め記憶しており、ユーザーが指定した音圧レベルPiに対して、外気温度Tをパラメータとして、出力信号のDUTY比が得られるようになっている。
以下、動作を、図5を用いて説明する。圧電ブザー駆動要求が発生した場合、ステップS1において補正制御・駆動部1のCPU3に記憶されている目標出力音圧値Piを読み込む。ステップS2において、外気センサー14で検出した外気温度情報Tを、LAN通信回線20を介して、LAN通信回線20に接続されている機器制御部10から読み込む。ステップS3において、外気温度と目標出力音圧値に対応するブザー駆動電流用DUTY比Vdを算出する。ステップS4において、算出されたDUTY比Vdを用いて圧電ブザー駆動回路5から駆動電流を出力し、圧電ブザー2を駆動する。その結果、圧電ブザー2は、DUTY比が補正された駆動電流で駆動される。
従来は、外気温度に対する圧電ブザー駆動用電流の制御補正を行っていないため、所望の音圧より低い音圧、或いは逆に高い音圧を出力することになり、出力音圧が安定しなかったが、この発明のように外気温度情報を用いて駆動用出力電流のDUTY比を補正することにより、常に一定且つ所望の出力音圧を得ることができる。
通常、車両には、外気温度を検出してエンジン制御またはエアコン制御を行う装置、および車内LAN通信回線を備えているから、車載用ブザー音圧制御装置の外気温度情報の取得には、上記装置の外気温度検出およびLAN回線による伝送がそのまま利用できる。このように、本実施の形態1における車載用ブザー音圧制御装置は最小限の部品で実現可能である。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2を示す構成図である。この実施の形態では、補正制御・駆動部1にセンサー信号入力インターフェース6を設け、外気温センサー14で検出した外気温度情報を直接読み込むことにより、エンジン制御装置或いはエアコン制御装置である機器制御部10とLAN通信回線20を省略して、上記実施の形態1と同様の作用を得ることができる。センサー信号入力インターフェース6以外の補正制御・駆動部1並びに圧電ブザー2の構成は実施の形態1と同じであるので、説明を省略する。
この発明の実施形態1に係る車載用ブザー音圧制御装置の構成を示す図である。 実施の形態1の圧電ブザーの駆動電流(駆動信号)を示す図である。 各DUTY駆動信号における外気温度と音圧の関係を示すマップである。 各外気温度におけるDUTY駆動信号と音圧の関係を示すマップである。 実施の形態1の動作手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2に係る車載用ブザー音圧制御装置の構成を示す図である。
符号の説明
1 補正制御・駆動部、
2 圧電ブザー、
3 CPU、
4 車載LAN通信インターフェース、
5 圧電ブザー駆動回路、
6 センサー信号入力インターフェース、
10 機器制御部、
11 車載LAN通信インターフェース、
12 CPU、
13 センサー信号入力インターフェース、
14 外気温センサー、
20 LAN通信回線、
30 音圧大時の圧電ブザーDUTY駆動電流値、
31 音圧中時の圧電ブザーDUTY駆動電流値、
32 音圧小時の圧電ブザーDUTY駆動電流値。

Claims (1)

  1. 車両に搭載された外気温センサーと、当該車両に搭載された圧電ブザーとを備え上記圧電ブザーのPWM駆動信号のデューティー比を変えることにより、デューティー比に応じた音圧レベルのブザー音を出力するようにした車載用ブザー音圧制御装置において、上記各PWM駆動信号のデューティー比を、上記外気温センサーで検出した外気温度に基づいて当該車両のエンジン制御またはエアコン制御を行う機器制御部から、車載LAN通信回線を用いて取得した外気温度の情報に応じて補正し、上記音圧レベルが意図する音圧レベルに維持されるよう上記圧電ブザーを駆動する補正制御・駆動部を備えたことを特徴とする車載用ブザー音圧制御装置。
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